JPH02209418A - ローラー表面の研削装置 - Google Patents

ローラー表面の研削装置

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JPH02209418A
JPH02209418A JP3051889A JP3051889A JPH02209418A JP H02209418 A JPH02209418 A JP H02209418A JP 3051889 A JP3051889 A JP 3051889A JP 3051889 A JP3051889 A JP 3051889A JP H02209418 A JPH02209418 A JP H02209418A
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JP
Japan
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grinding
rollers
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hearth
roller
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JP3051889A
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JPH0717939B2 (ja
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Suetomi Ujita
宇治田 末富
Hirokazu Saito
斉藤 宏和
Shun Sawada
沢田 駿
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱処理炉のハースローラ−などのローラーの
表面の研削に有効な研削方法とその装置に関する。
〔従来の技術〕
厚鋼板を熱処理する場合、厚鋼板を熱処理炉内のハース
ローラ−上を搬送しながら熱処理することが行われてい
る。
熱処理炉のハースローラ−は、高温雰囲気に長時間さら
されるので、その表面の腐食が常に問題となる。ハース
ローラ−を長時間使用していると、ローラー表面が肌荒
れし、そこに各種酸化物などが堆積し、第6図のように
、いわゆるビルドアップBを生じる。このビルドアップ
が生じると、熱処理中に鋼板の表面に酸化物が転写し、
鋼板にピックアップ疵を生じさせ、表面品質を悪化させ
てしまう。
従来、かかる事態を防止するために、次のような各種の
方策が知られていた。
■ラインを停止し、炉温の低下を待って、ビルドアップ
を生じたローラーを新しいローラーに交換する、あるい
は手入れする方法。
■特開昭59−226113号、同60−56058号
に示されているように、ハースローラ−の表面に炭化物
や窒化物などの耐ビルドアツプ性に優れた被覆層を形成
する方法。
■特開昭57−29523号のように、ハースローラ−
にガスを吹き付け、スケールのワイピングを行う、ある
いは特開昭55−107720号のように、ハースロー
ラ−に接する直前の鋼板表面に還元性ガスを吹き付け、
酸化物との接触を断つ方法。
■特開昭59−31819号のように、ハースローラ−
の表面をバックアップロールまたは掻き板により、ビル
ドアップを除去する方法。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、まず■の方法では、ラインの停止および炉温の
低下に伴う、生産性の低下およびコスト増大があまりに
も大きい。
■の方法では、ビルドアップの防止の改善になるとして
も、母材と被覆層との材質の相違によって、熱膨張に伴
う被覆層の剥離が生じ易く、また耐衝撃性が小さく、耐
久性に難がある。さらに材質的にビルドアップを完全に
防止する被覆層は見出されていないのが現状である。か
くして、効果の割にコストが著しく嵩む。
■の方法では、ビルドアップ防止効果が不十分である。
すなわち、前者の場合、ガスワイピング性を幅方向に均
一化するのが難しく、かつ常時ガスを吹き付ける必要性
があり、コストの点で難点がある。後者の還元性ガスを
吹き付けるものにあって、熱処理対象が厚鋼板であると
きには、当該厚鋼板が還元性ガスによって昇温する速度
が遅いため、目的とする還元層の形成が十分でない。
■の方法では、炉内に掻取り装置を設けておくので、焼
き入れ炉など1000℃以上も昇熱する高温炉に対する
適用は耐熱性の点で難しく、せいぜい焼鈍炉程度にしか
適用できない。
そこで、本発明の主たる目的は、前記問題点を一挙に解
決し、ビルドアップを確実に防止し、もってピックアッ
プ疵の発生を防l二でき、しかも、炉温の低下をさせず
に、熱間でハースローラ−の表面を研削でき、さらに装
置の取扱が容易で操作性に優れる研削方法と装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決した本発明方法は、搬送方向に間隔を置
いて平行に配設されたローラー群の複数のローラー上に
設置され、下面に研削砥石を有する研削板体に、索引具
を取付け、この索引具の索引方向と反対方向に前記ロー
ラー群を転動させながら、前記索引具により前記研削板
体を索引してローラー群表面の研削を行うことを特徴と
するものである。
また、本発明装置は、板体と、この板体の下面に対して
取り付けられた複数の研削砥石と、前記板体と研削砥石
との間にあって研削砥石を弾性的に保持するクッション
材とを備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明に従って、炉の一方がわ外部において、研削板体
をローラー上に乗せたのち、ローラー群を他方がわに回
転させれば、研削板体が炉内に挿入される。その後、索
引具により研削板体を一方方向に索引すれば、研削板体
に取り付けられた研削砥石により各ローラー表面を研削
して、その表面に付着している酸化物などを除去できる
。したがって、酸化物の除去操作として、きわめて簡易
である。また、研削板体を前記−力方向に索引する際に
、各ローラー群を他方方向に転動することによってロー
ラー表面と研削砥石との接触摩擦が十分に作用し研削性
に優れるとともに、ローラー−表面が回転するため、全
表面を研削できる。
本発明の研削装置によると、研削砥石がクッション材を
介して弾性的に板体に対して保持されているので、研削
板体を動かすときにおける衝撃をクッション材で吸収で
き、研削砥石の破損およびローラー表面の傷付きを防止
できる。また、研削砥石は板体に対して複数取付けられ
ているので、より衝撃吸収性に優れ、かつ一つの研削砥
石が破損しても全体としての研削性に影響をあたえず、
耐用性に優れる。
〔実施例〕
以下本発明を図面に示す実施例によってさらに詳説する
1はハースローラ−で、鋼板の搬送方向に間隔を置いて
平行に多数配設されている。かかるハースローラ−群の
途中にたとえば熱処理炉2が設けられ、鋼板を搬送する
過程で熱処理をするようになっている。
本発明の研削装置は、板体3と、この板体3の下面に対
して取付けられた複数の研削砥石4,4と、板体3と研
削砥石4との間にあって研削砥石4を弾性的に保持する
クッション材5とを含む。
板体3は耐熱厚鋼板などからなり、適宜の幅を有し、そ
の長さはローラー1,1間の間隔よりかなり長い。研削
砥石4はたとえば千鳥状に配置され、取付は具6により
取り付けられている。この取付は具6は、実施例では研
削砥石4,4間に配されそれらを定着させるナツト体6
aと、これに螺合するボルト6bと、ワッシャー60と
ポルト6b頭部との間に介在された皿バネ6dとを備え
る。6eはキャップである。クッション材5は、耐熱ス
プリングや耐熱黒鉛シートなどからなる。
一方、板体3には、チェーン7などからなる索引具が取
付けられ、モータの出力軸に連結された巻取ドラム8に
巻き取るようになっている。
かかる研削装置を用いて、たとえば次のようにしてハー
スローラ−1表面に堆積したビルドアップが除去される
すなわち、第2図のように、好ましくは鋼板の搬送を一
時的に停止し、炉温の低下を可能な限り防止するために
速やかに、まず研削装置を炉2の右方の入側テーブル上
に乗せ、各ハースローラ−1,1,−を反時計方向に転
動させるとともに、ドラム8からチェーン7を巻き出し
、研削装置を炉2の左方の出側テーブルまで送り込む。
次いで、各ハースローラ−1を相変わらず反時計方向に
回転させながら、ドラム8を時計方向に回転させチェー
ン7を巻取り、研削装置を順次ハースローラ−1,1,
−・、上を滑らせ入側テーブルまで逆送し、その過程で
ハースローラ−1の表面研削を行う。
このような研削が終了したならば、研削装置をラインか
ら外し、あるいは鋼板の搬送に邪魔にならない部位に格
納し、鋼板の搬送を待つ。
上記例において、研削砥石4が千鳥状配置であっても、
幅方向に一部うツブしであるのは、常に一部の研削砥石
がローラーに接触するようになし、ローラーの無い個所
で研削装置ががたつき砥石の破損を防止するためである
。なお、研削砥石の板体に対する取付は手段、クッショ
ン材および索引具などは必ずしも上記例のものに限定さ
れない。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明によれば、ビルドアップを確実に
防止し、もってピックアップ疵の発生を防止でき、しか
も、炉温の低下をさせずに、熱間でハースローラ−の表
面を研削でき、さらに装置の取扱が容易で操作性に優れ
る研削方法と装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の研削方式の斜視図、第2図は研削設備
の概要正面図、第3図は研削装置の正面図、第4図はそ
の底面図、第5図は研削砥石の取付状態の要部断面図、
第6図はビルドアップの生成状態正面図である。 ・ハースローラ−2・・・熱処理炉 ・板体  4・・・研削砥石 ・クッション材  6・・・取付具 ・チェーン  8・・・巻取ドラム 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送方向に間隔を置いて平行に配設されたローラ
    ー群の複数のローラー上に設置され、下面に研削砥石を
    有する研削板体に、索引具を取付け、この索引具の索引
    方向と反対方向に前記ローラー群を転動させながら、前
    記索引具により前記研削板体を索引してローラー群表面
    の研削を行うことを特徴とする研削方法。
  2. (2)板体と、この板体の下面に対して取り付けられた
    複数の研削砥石と、前記板体と研削砥石との間にあって
    研削砥石を弾性的に保持するクッション材とを備えたこ
    とを特徴とする研削装置。
JP1030518A 1989-02-09 1989-02-09 ローラー表面の研削装置 Expired - Lifetime JPH0717939B2 (ja)

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JPH02209418A true JPH02209418A (ja) 1990-08-20
JPH0717939B2 JPH0717939B2 (ja) 1995-03-01

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ID=12306032

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JPH0418648U (ja) * 1990-05-31 1992-02-17
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