JPH0191908A - 熱鋼片のスケール除去装置 - Google Patents
熱鋼片のスケール除去装置Info
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- JPH0191908A JPH0191908A JP24733787A JP24733787A JPH0191908A JP H0191908 A JPH0191908 A JP H0191908A JP 24733787 A JP24733787 A JP 24733787A JP 24733787 A JP24733787 A JP 24733787A JP H0191908 A JPH0191908 A JP H0191908A
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- heating furnace
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims description 33
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、連続鋳造された熱鋼片をそのまま熱延工程
に搬送する場合において、加熱炉に装入する前に行うス
ケール除去装置に関する。
に搬送する場合において、加熱炉に装入する前に行うス
ケール除去装置に関する。
［従来技術］
連続鋳造方法において製造した鋼片は、鋼片の欠陥（表
面割れ、ブローホール）を手直しするために常温にまで
空気冷却される。この冷却の際に鋼片の表面にスケール
が形成されるが、このスケールは鋼片の冷却後コールド
スカーフおよびハンドスカーフにより除去されていた。
面割れ、ブローホール）を手直しするために常温にまで
空気冷却される。この冷却の際に鋼片の表面にスケール
が形成されるが、このスケールは鋼片の冷却後コールド
スカーフおよびハンドスカーフにより除去されていた。
そして、スケールが除去された鋼片は熱間圧延工程の搬
送ラインに乗せられ、加熱炉に搬送され加熱された後に
、圧延機により圧延される。ところが、近年鋼片の欠陥
が減少したとともに省エネルギーのために、連続鋳造さ
れた鋼片は常温まで冷却されずに、そのまま熱間圧延工
程に搬送され、圧延される。この場合、連続鋳造された
鋼片は保熱のために台車上に３段から４段に積まれて、
熱間圧延工程の搬送ラインに搬送されるが、その搬送の
間に空冷されて鋼片の表面温度が３００〜８００℃前後
に低下してしまう。このような表面の温度低下にともな
う酸化により鋼片表面に厚いスケール（約ｌｌ１ｌＩＩ
＋の厚み）が形成されてしまうが、そのまま加熱炉にこ
の鋼片を搬送している。
送ラインに乗せられ、加熱炉に搬送され加熱された後に
、圧延機により圧延される。ところが、近年鋼片の欠陥
が減少したとともに省エネルギーのために、連続鋳造さ
れた鋼片は常温まで冷却されずに、そのまま熱間圧延工
程に搬送され、圧延される。この場合、連続鋳造された
鋼片は保熱のために台車上に３段から４段に積まれて、
熱間圧延工程の搬送ラインに搬送されるが、その搬送の
間に空冷されて鋼片の表面温度が３００〜８００℃前後
に低下してしまう。このような表面の温度低下にともな
う酸化により鋼片表面に厚いスケール（約ｌｌ１ｌＩＩ
＋の厚み）が形成されてしまうが、そのまま加熱炉にこ
の鋼片を搬送している。
しかし、このように鋼片の表面にスケールが形成された
状態で鋼片が加熱炉に装入されると、スケールの断熱作
用のためにスケールが付着した部分の温度が充分上昇せ
ず鋼片表面の温度分布にむらが生じる。このように鋼片
の温度が充分に上昇されないと、その部分の鋼片中のア
ルミニュウムと窒素の固溶が充分でないから材質異常が
発生し、更に仕上げ温度がＡｒ３変態温度以下となるた
め表面に粗大粒が発生するという問題が生じる。この問
題に対処するため、加熱炉内の温度を上昇させることに
よってスケール付着部分を含めて温度を上昇させている
が、この場合、燃料費が増加するという欠点があった。
状態で鋼片が加熱炉に装入されると、スケールの断熱作
用のためにスケールが付着した部分の温度が充分上昇せ
ず鋼片表面の温度分布にむらが生じる。このように鋼片
の温度が充分に上昇されないと、その部分の鋼片中のア
ルミニュウムと窒素の固溶が充分でないから材質異常が
発生し、更に仕上げ温度がＡｒ３変態温度以下となるた
め表面に粗大粒が発生するという問題が生じる。この問
題に対処するため、加熱炉内の温度を上昇させることに
よってスケール付着部分を含めて温度を上昇させている
が、この場合、燃料費が増加するという欠点があった。
したがって、加熱炉の手前で、熱鋼片の温度をできるか
ぎり下げずに熱鋼片の表面に生じたスケールを除去する
ことが望ましい。これを目的とした公開文献は無いが、
熱間圧延ロールの手前でスケール除去するものとして実
開昭５７−１６２０７がある。これは、省エネルギーを
計り、かつスケール除去を行おうとするもので圧延ロー
ルの高圧デスゲーリングヘッダーの手前にワイヤーブラ
シロールを設けたものである。
ぎり下げずに熱鋼片の表面に生じたスケールを除去する
ことが望ましい。これを目的とした公開文献は無いが、
熱間圧延ロールの手前でスケール除去するものとして実
開昭５７−１６２０７がある。これは、省エネルギーを
計り、かつスケール除去を行おうとするもので圧延ロー
ルの高圧デスゲーリングヘッダーの手前にワイヤーブラ
シロールを設けたものである。
［発明が解決しようとする問題点］
従来、連続鋳造された熱鋼片をそのまま熱延工程に搬送
して圧延する場合、スケール除去することなく加熱炉に
装入していた。この場合、スケール付着によって鋼片表
面の温度分布にむらが生じないように加熱炉の温度を高
く設定しなければならないという問題があり、また、加
熱炉の温度を低く設定すると圧延製品の品質（例えば深
絞り性）が悪くなるという問題があった。
して圧延する場合、スケール除去することなく加熱炉に
装入していた。この場合、スケール付着によって鋼片表
面の温度分布にむらが生じないように加熱炉の温度を高
く設定しなければならないという問題があり、また、加
熱炉の温度を低く設定すると圧延製品の品質（例えば深
絞り性）が悪くなるという問題があった。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、以上の問題点を解決しようとするもので加熱
炉の手前に設けられ、搬送される熱鋼片の表面に圧接し
、且つ上下動可能に設けられたブラシロールと該ブラシ
ロールによって熱鋼片表面から剥離され、飛散するスケ
ールに向がって水を霧化して噴霧する水噴霧装置とから
なる熱鋼片のスケール除去装置である。
炉の手前に設けられ、搬送される熱鋼片の表面に圧接し
、且つ上下動可能に設けられたブラシロールと該ブラシ
ロールによって熱鋼片表面から剥離され、飛散するスケ
ールに向がって水を霧化して噴霧する水噴霧装置とから
なる熱鋼片のスケール除去装置である。
［作用コ
本発明では、加熱炉の手前にブラシロールを設けてスケ
ールを除去するようにしたから、加熱炉の温度を高く設
定しなくとも熱鋼片の温度分布にむらを生じることがな
くなり、製品の品質を悪くすることがなく、省エネルギ
ーが可能となる。ブラシロールでスケールを除去する時
粉塵が発生して周囲の環境を悪くするが、発生粉塵に対
して霧化した水を噴霧するようにしたので、粉塵の発生
が抑制され環境がよくなる。しかも、発生粉塵はブラシ
ロールで除去されていないスケールの表面に散布し、そ
こで霧化した水の噴霧を受けるので、熱鋼片自体の温度
の低下は少ない。
ールを除去するようにしたから、加熱炉の温度を高く設
定しなくとも熱鋼片の温度分布にむらを生じることがな
くなり、製品の品質を悪くすることがなく、省エネルギ
ーが可能となる。ブラシロールでスケールを除去する時
粉塵が発生して周囲の環境を悪くするが、発生粉塵に対
して霧化した水を噴霧するようにしたので、粉塵の発生
が抑制され環境がよくなる。しかも、発生粉塵はブラシ
ロールで除去されていないスケールの表面に散布し、そ
こで霧化した水の噴霧を受けるので、熱鋼片自体の温度
の低下は少ない。
［発明の実施例コ
本発明の実施例を図面に基づいて以下に説明する。第１
図、第２図において、１は加熱炉、５は熱鋼片でテーブ
ルローラー６で加熱炉１に装入される。２はスケールを
除去するために加熱炉１の手前に設けられたブラシロー
ルで、エアシリンダー３で熱鋼片５の表面に押圧される
ようになっている。。ブラシロール２はステンレス鋼線
製で、駆動軸８で熱鋼片５の進行方向と逆向きに回転駆
動され熱鋼片５の表面のスケールを剥離、除去する。４
は噴霧ノズルでブラシロール２でスケールの剥離、除去
により発生する粉塵１０に水を霧化して噴霧する。この
実施例では噴霧ノズル４はローラーテーブルの幅方向に
１列あたり２個のものを２列設けである。７は除去され
たスケールを回収するコンベアーである。
図、第２図において、１は加熱炉、５は熱鋼片でテーブ
ルローラー６で加熱炉１に装入される。２はスケールを
除去するために加熱炉１の手前に設けられたブラシロー
ルで、エアシリンダー３で熱鋼片５の表面に押圧される
ようになっている。。ブラシロール２はステンレス鋼線
製で、駆動軸８で熱鋼片５の進行方向と逆向きに回転駆
動され熱鋼片５の表面のスケールを剥離、除去する。４
は噴霧ノズルでブラシロール２でスケールの剥離、除去
により発生する粉塵１０に水を霧化して噴霧する。この
実施例では噴霧ノズル４はローラーテーブルの幅方向に
１列あたり２個のものを２列設けである。７は除去され
たスケールを回収するコンベアーである。
噴霧ノズル４の噴霧水量は熱鋼片の温度をできるだけ下
げずに発生粉塵を抑制する水量にすることが望ましい。
げずに発生粉塵を抑制する水量にすることが望ましい。
ブラシロールは押圧力が過大になるとブラシ素線が腰折
れしてしまうのでこれを防ぐために、エアシリンダーに
背圧をがけるとがブラシロールのスライド軸受け１］の
下方に押し下げ量を調節する調節ボルトを設けておくと
よい。
れしてしまうのでこれを防ぐために、エアシリンダーに
背圧をがけるとがブラシロールのスライド軸受け１］の
下方に押し下げ量を調節する調節ボルトを設けておくと
よい。
［発明の効果コ
本発明は以上のように構成されたものであるから、従来
のように加熱炉の温度を高く設定する必要がないから燃
料原単位が低減できる。また、圧延機前での熱鋼片の温
度分布にむらが生じないから圧延製品の品質が悪くなる
こともない９また、水噴霧装置の設置により粉塵の発生
を抑制するから、環境も良くなる。
のように加熱炉の温度を高く設定する必要がないから燃
料原単位が低減できる。また、圧延機前での熱鋼片の温
度分布にむらが生じないから圧延製品の品質が悪くなる
こともない９また、水噴霧装置の設置により粉塵の発生
を抑制するから、環境も良くなる。
第１図は本発明装置の取付状況を示す図、第２図はブラ
シロール装置の正面図である。 １・・・加熱炉、２・・・ブラシロール、３・・・エア
シリンダー、４・・・噴霧ノズル、５・・・熱鋼片、６
・・・テーブルローラ。
シロール装置の正面図である。 １・・・加熱炉、２・・・ブラシロール、３・・・エア
シリンダー、４・・・噴霧ノズル、５・・・熱鋼片、６
・・・テーブルローラ。
Claims (1)
- 加熱炉の手前に設けられ、搬送される熱鋼片の表面に圧
接し、且つ上下動可能に設けられたブラシロールと該ブ
ラシロールによって熱鋼片表面から剥離され、飛散する
スケールに向かつて水を霧化して噴霧する水噴霧装置と
からなる熱鋼片のスケール除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24733787A JPH0191908A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 熱鋼片のスケール除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24733787A JPH0191908A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 熱鋼片のスケール除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0191908A true JPH0191908A (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=17161906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24733787A Pending JPH0191908A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 熱鋼片のスケール除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0191908A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003022475A1 (de) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Brammenreinigung vor dem rollenherdofen einer mini-mill |
| KR100563261B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2006-03-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 변형된 열연강편 슬래브의 스케일 제거장치 |
| JP2007044728A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Kobe Steel Ltd | 熱間鋼材のメカニカルデスケーリング方法及びその装置 |
| KR100779713B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2007-11-26 | 주식회사 포스코 | 선재 조압연시 분진 제거장치 |
| CN106269933A (zh) * | 2016-08-20 | 2017-01-04 | 孔兵 | 一种自带传动机构的除锈刷辊装置 |
| CN109201759A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-15 | 陕西龙门钢铁有限责任公司 | 一种钢坯出炉轧制前的除磷装置及除磷方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716207B2 (ja) * | 1975-10-31 | 1982-04-03 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP24733787A patent/JPH0191908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716207B2 (ja) * | 1975-10-31 | 1982-04-03 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003022475A1 (de) * | 2001-09-07 | 2003-03-20 | Sms Demag Aktiengesellschaft | Brammenreinigung vor dem rollenherdofen einer mini-mill |
| KR100779713B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2007-11-26 | 주식회사 포스코 | 선재 조압연시 분진 제거장치 |
| KR100563261B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2006-03-27 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 변형된 열연강편 슬래브의 스케일 제거장치 |
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| CN106269933A (zh) * | 2016-08-20 | 2017-01-04 | 孔兵 | 一种自带传动机构的除锈刷辊装置 |
| CN109201759A (zh) * | 2018-09-19 | 2019-01-15 | 陕西龙门钢铁有限责任公司 | 一种钢坯出炉轧制前的除磷装置及除磷方法 |
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