JPH0220935Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220935Y2 JPH0220935Y2 JP7617884U JP7617884U JPH0220935Y2 JP H0220935 Y2 JPH0220935 Y2 JP H0220935Y2 JP 7617884 U JP7617884 U JP 7617884U JP 7617884 U JP7617884 U JP 7617884U JP H0220935 Y2 JPH0220935 Y2 JP H0220935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- grain
- valve
- lifting cylinder
- operating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、穀粒タンクの揚穀筒を油圧シリンダ
によつて機体内外に傾斜角度変更自在並びに揚穀
筒の上部筒部分を下部筒部分に対して筒軸芯まわ
りで回転自在に構成してあるコンバインの穀粒搬
出装置に関する。
によつて機体内外に傾斜角度変更自在並びに揚穀
筒の上部筒部分を下部筒部分に対して筒軸芯まわ
りで回転自在に構成してあるコンバインの穀粒搬
出装置に関する。
従来、スクリユー式の穀粒搬出装置において
は、揚穀筒の上部筒部分を下部筒部分に対して油
圧シリンダで起伏揺動するとともに、手動ハンド
ルの回転操作で上部筒部分を下部筒部分に対して
筒軸芯周りに回動して上端吐出口の位置を任意に
変更できるようにしたものがある(例えば実開昭
57−82143号公報)。
は、揚穀筒の上部筒部分を下部筒部分に対して油
圧シリンダで起伏揺動するとともに、手動ハンド
ルの回転操作で上部筒部分を下部筒部分に対して
筒軸芯周りに回動して上端吐出口の位置を任意に
変更できるようにしたものがある(例えば実開昭
57−82143号公報)。
しかし、上記従来構造においては、上部筒部分
を起伏駆動する油圧シリンダの作動を司る人為操
作弁と、上部筒部分を回動するハンドルを別個に
操作して吐出口の位置を調節するために操作具の
持ち直しが必要となり、トラツクの荷台上に揚上
穀粒を均一に放出するために吐出口の位置を荷台
上で前後左右に移動させたい場合、頻繁に操作具
の持ち直しを行わねばならず煩わしいものであつ
た。
を起伏駆動する油圧シリンダの作動を司る人為操
作弁と、上部筒部分を回動するハンドルを別個に
操作して吐出口の位置を調節するために操作具の
持ち直しが必要となり、トラツクの荷台上に揚上
穀粒を均一に放出するために吐出口の位置を荷台
上で前後左右に移動させたい場合、頻繁に操作具
の持ち直しを行わねばならず煩わしいものであつ
た。
本考案は、1つの操作具を持つたままで吐出口
を任意に移動させることができる穀粒搬出装置を
構造簡単なものとして提供することを目的とした
ものである。
を任意に移動させることができる穀粒搬出装置を
構造簡単なものとして提供することを目的とした
ものである。
上記目的を達成するための本考案特徴構成は、
揚穀筒角度変更用の前記油圧シリンダの作動を司
る人為操作バルブを前記揚穀筒の上部筒部分に取
付けるとともに、このバルブの操作具の操作方向
を上下方向に設定し、もつて前記バルブ操作具の
横方向への操作によつて前記揚穀筒の上部筒部分
を前記バルブと共に筒軸芯まわりに回転可能に構
成した点にある。
揚穀筒角度変更用の前記油圧シリンダの作動を司
る人為操作バルブを前記揚穀筒の上部筒部分に取
付けるとともに、このバルブの操作具の操作方向
を上下方向に設定し、もつて前記バルブ操作具の
横方向への操作によつて前記揚穀筒の上部筒部分
を前記バルブと共に筒軸芯まわりに回転可能に構
成した点にある。
上記構成によると、バルブ操作具を上下方向に
動かすことで揚穀筒を内外に角度調節できるとと
もに、その操作具を上下中立位置で横方向に移動
させることで上部筒部分を直接回転させることが
できる。
動かすことで揚穀筒を内外に角度調節できるとと
もに、その操作具を上下中立位置で横方向に移動
させることで上部筒部分を直接回転させることが
できる。
つまり、バルブ操作具を上部筒部分の回転用把
手として利用できるので、操作具の持ち直しを行
う必要なく、適確迅速に吐出口を所望の位置に移
動操作することが可能となつた。
手として利用できるので、操作具の持ち直しを行
う必要なく、適確迅速に吐出口を所望の位置に移
動操作することが可能となつた。
しかも、力を要する揚穀筒の揺動にのみ油圧を
用い、比較的軽く動かしやすい上部筒部分の回転
は人為操作力で直接行う形態を採用したので、両
作動を共に油圧駆動方式にして1つの操作具の二
次元移動で二つのバルブを操作する考えに比較し
て構造的にも簡単で安価に構成しやすく、実用上
の効果が高いものである。
用い、比較的軽く動かしやすい上部筒部分の回転
は人為操作力で直接行う形態を採用したので、両
作動を共に油圧駆動方式にして1つの操作具の二
次元移動で二つのバルブを操作する考えに比較し
て構造的にも簡単で安価に構成しやすく、実用上
の効果が高いものである。
第2図乃至第4図に示すように、機体の前部
に、植立穀稈を引き起こすと共に刈取り、刈取り
穀稈を後方に搬送する刈取部1と、操縦部2とを
並設し、前記操縦部2の座席2a下部にエンジン
3を設け、前記刈取部1の後部に脱穀部4を設け
ると共に、前記脱穀部4の後部に、脱穀排ワラを
細断する細断処理部5を設け、さらに、前記操縦
部2の後部で、且つ、前記脱穀部4の横側方に前
記脱穀部4からの穀粒を貯留する穀粒タンク6を
設けてコンバインを構成してある。
に、植立穀稈を引き起こすと共に刈取り、刈取り
穀稈を後方に搬送する刈取部1と、操縦部2とを
並設し、前記操縦部2の座席2a下部にエンジン
3を設け、前記刈取部1の後部に脱穀部4を設け
ると共に、前記脱穀部4の後部に、脱穀排ワラを
細断する細断処理部5を設け、さらに、前記操縦
部2の後部で、且つ、前記脱穀部4の横側方に前
記脱穀部4からの穀粒を貯留する穀粒タンク6を
設けてコンバインを構成してある。
前記操縦部2と穀粒タンク6との間に穀粒タン
ク6の揚穀筒7を位置させて配設すると共に、こ
の穀粒タンク6の揚穀筒7は、タンク6底部に沿
つて機体前後方向に配設された穀粒搬出用のスク
リユーコンベア8の回転軸芯まわりで機体内外に
傾斜角変更可能に取付けられている。
ク6の揚穀筒7を位置させて配設すると共に、こ
の穀粒タンク6の揚穀筒7は、タンク6底部に沿
つて機体前後方向に配設された穀粒搬出用のスク
リユーコンベア8の回転軸芯まわりで機体内外に
傾斜角変更可能に取付けられている。
さらに、前記揚穀筒7は、スクリユーコンベア
8の端部に付設した回転羽根8aを覆う下部筒部
分7bに対して穀粒吐出口を有する上部筒部分7
aが筒軸芯まわりで相対回転自在に取付けられて
いる。
8の端部に付設した回転羽根8aを覆う下部筒部
分7bに対して穀粒吐出口を有する上部筒部分7
aが筒軸芯まわりで相対回転自在に取付けられて
いる。
そして、前記穀粒タンク6の外壁と前記揚穀筒
7の下部筒部分7bとに渡つて油圧シリンダ9が
掛け渡され、この油圧シリンダ9の伸縮によつて
前記揚穀筒7の傾斜角変更が行なわれるべく構成
されている。
7の下部筒部分7bとに渡つて油圧シリンダ9が
掛け渡され、この油圧シリンダ9の伸縮によつて
前記揚穀筒7の傾斜角変更が行なわれるべく構成
されている。
前記油圧シリンダ9はスプール式の3位置切換
操作バルブ10によつて操作され、そのスプール
式の操作バルブ10は、その操作具10aの操作
方向が上下方向に設定された状態で前記揚穀筒7
の上部筒部分7aに付設され、前記操作具10a
を下方に操作することによつて前記油圧シリンダ
9を伸張させ、操作具10aを上方に操作するこ
とによつて前記シリンダ9を収縮させ、中立位置
に操作することによつて、シリンダ9が油圧ロツ
クされるべく構成されている。
操作バルブ10によつて操作され、そのスプール
式の操作バルブ10は、その操作具10aの操作
方向が上下方向に設定された状態で前記揚穀筒7
の上部筒部分7aに付設され、前記操作具10a
を下方に操作することによつて前記油圧シリンダ
9を伸張させ、操作具10aを上方に操作するこ
とによつて前記シリンダ9を収縮させ、中立位置
に操作することによつて、シリンダ9が油圧ロツ
クされるべく構成されている。
前記操作バルブ10は座席2aに位置する操縦
者が身体を拗つて後方を振り向いて操作バルブ1
0の操作具10aを操作できる高さ位置に設けて
あり、前記操作バルブ10の操作具10aを横方
向に操作することによつて、上部筒部分7aが下
部筒部分7bに対して筒軸芯まわりに回転され
る。
者が身体を拗つて後方を振り向いて操作バルブ1
0の操作具10aを操作できる高さ位置に設けて
あり、前記操作バルブ10の操作具10aを横方
向に操作することによつて、上部筒部分7aが下
部筒部分7bに対して筒軸芯まわりに回転され
る。
前記下部筒部分7bに対して相対回転された上
部筒部分7aは、筒嵌合部分での摩擦により、そ
の相対姿勢が保持される。尚、図中の4Aは、前
記脱穀部4の穀粒を前記穀粒タンク6に搬入する
為の揚穀装置である。
部筒部分7aは、筒嵌合部分での摩擦により、そ
の相対姿勢が保持される。尚、図中の4Aは、前
記脱穀部4の穀粒を前記穀粒タンク6に搬入する
為の揚穀装置である。
尚、上記実施例では、回転体8aによる跳ね上
げによつて穀粒を揚穀筒7から搬出するスロワ型
式のものを例示したが、前記揚穀筒7の内部にス
クリユーコンベアを配設して穀粒を搬出すべく構
成したコンバインの穀粒搬送装置に適用できる。
又、油圧シリンダ9の作動を司る操作バルブ10
はスプール式の他にロータリ型3位置切換え操作
バルブを利用してもよい。
げによつて穀粒を揚穀筒7から搬出するスロワ型
式のものを例示したが、前記揚穀筒7の内部にス
クリユーコンベアを配設して穀粒を搬出すべく構
成したコンバインの穀粒搬送装置に適用できる。
又、油圧シリンダ9の作動を司る操作バルブ10
はスプール式の他にロータリ型3位置切換え操作
バルブを利用してもよい。
図面は本考案に係るコンバインの穀粒搬出装置
の実施例を示し、第1図は要部の一部切欠き斜視
図、第2図はコンバインの全体を示す側面図、第
3図は同平面図、第4図は第3図における−
線矢視図、第5図は油圧シリンダの駆動回路図で
ある。 6……穀粒タンク、7……揚穀筒、7a……上
部筒部分、7b……下部筒部分、8……スクリユ
ーコンベア、9……油圧シリンダ、10……バル
ブ、10a……操作具。
の実施例を示し、第1図は要部の一部切欠き斜視
図、第2図はコンバインの全体を示す側面図、第
3図は同平面図、第4図は第3図における−
線矢視図、第5図は油圧シリンダの駆動回路図で
ある。 6……穀粒タンク、7……揚穀筒、7a……上
部筒部分、7b……下部筒部分、8……スクリユ
ーコンベア、9……油圧シリンダ、10……バル
ブ、10a……操作具。
Claims (1)
- 穀粒タンク6の揚穀筒7を油圧シリンダ9によ
つて機体内外に傾斜角変更自在並びに揚穀筒7の
上部筒部分7aを下部筒部分7bに対して筒軸芯
まわりで回転自在に構成してあるコンバインの穀
粒搬出装置において、前記油圧シリンダ9の作動
を司る人為操作バルブ10を前記揚穀筒7の上部
筒部分7aに取付けるとともに、このバルブ10
の操作具10aの操作方向を上下方向に設定し、
もつて前記バルブ操作具10aの横方向への操作
によつて前記揚穀筒7の上部筒部分7aを前記バ
ルブ10と共に筒軸芯まわりに回転可能に構成し
てあることを特徴とするコンバインの穀粒搬出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7617884U JPS60190234U (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | コンバインの穀粒搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7617884U JPS60190234U (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | コンバインの穀粒搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190234U JPS60190234U (ja) | 1985-12-17 |
JPH0220935Y2 true JPH0220935Y2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=30618082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7617884U Granted JPS60190234U (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | コンバインの穀粒搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190234U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015083651A1 (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社クボタ | コンバイン |
CN105792632A (zh) * | 2013-12-03 | 2016-07-20 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP7617884U patent/JPS60190234U/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015083651A1 (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 株式会社クボタ | コンバイン |
CN105792632A (zh) * | 2013-12-03 | 2016-07-20 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60190234U (ja) | 1985-12-17 |
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