JPH09294449A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH09294449A
JPH09294449A JP11143596A JP11143596A JPH09294449A JP H09294449 A JPH09294449 A JP H09294449A JP 11143596 A JP11143596 A JP 11143596A JP 11143596 A JP11143596 A JP 11143596A JP H09294449 A JPH09294449 A JP H09294449A
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JP
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lowering
raising
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pretreatment device
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JP11143596A
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Shigeo Sato
茂夫 佐藤
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な操作で刈取前処理装置とリールとを使
用姿勢と格納姿勢との切換ができるようにする。 【解決手段】 刈取昇降用アクチュエータ12で昇降操
作自在な刈取前処理装置6に、リール8をリール昇降用
アクチュエータ13で相対的に昇降操作自在に設け、両
アクチュエータ12,13の作動を制御する制御手段1
6を設け、該制御手段16を、上昇指令が指令される
と、刈取前処理装置6を刈取処理用の使用位置から格納
位置に上昇させ、且つ、リール8を刈取前処理装置6に
対して掻き込み用の使用位置から格納位置に加工させる
格納用昇降制御を実行し、下降指令が指令されると、刈
取前処理装置6を格納姿勢から刈取処理用の使用位置へ
下降させ、且つ、リール8を刈取前処理装置6に対して
格納位置から掻き込み用の使用位置に上昇させる作業用
昇降制御を実行するように構成してあるコンバイン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体に刈取昇降用
アクチュエータによって昇降操作自在に装備した刈取前
処理装置に、穀稈掻き込み用のリールをリール昇降用ア
クチュエータによって相対的に昇降操作自在に設け、前
記刈取昇降用アクチュエータ及び前記リール昇降用アク
チュエータの作動を制御する制御手段を設けたコンバイ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインにあっては、
刈取作業を行っている使用状態から刈取作業を行わない
非使用状態へ、つまり格納姿勢へ、刈取前処理装置とリ
ールとを姿勢切換するのに、刈取前処理装置とリールと
のそれぞれを各別に人為的に昇降操作するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来構造
のものにあっては、各別に刈取前処理装置の昇降操作
と、リールの昇降操作とを行わなければならないから、
操作に手間がかかる不都合があった。又、通常、リール
を刈取前処理装置に対して相対的に高く位置させた状態
で刈取作業するので、誤って先に刈取前処理装置を上昇
させて格納姿勢に切り換えると、リールが相対的に後方
及び上方に位置することになって、運転部等にリールが
接触する虞れ、特にキャビン付きの場合、そのキャビン
にリールが接触する虞れがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、簡易な操作で刈取前処理装置とリールとを使
用姿勢から格納姿勢に、又はそれとは逆の姿勢に切り換
えることができることを目的とする。又、リールの運転
部等への接触を容易に回避できることを別の目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかるコンバインは、機
体に刈取昇降用アクチュエータによって昇降操作自在に
装備した刈取前処理装置に、穀稈掻き込み用のリールを
リール昇降用アクチュエータによって相対的に昇降操作
自在に設け、前記刈取昇降用アクチュエータ及び前記リ
ール昇降用アクチュエータの作動を制御する制御手段を
設けたコンバインであって、上昇指令を指令する手動式
の上昇指令手段と、下降指令を指令する手動式の下降指
令手段とを設け、前記制御手段を、前記上昇指令が指令
されると、前記刈取前処理装置を刈取処理用の使用位置
から格納位置へ上昇させ、且つ、前記リールを前記刈取
前処理装置に対して掻き込み用の使用位置から格納位置
に下降させる格納用昇降制御を実行し、前記下降指令が
指令されると、前記刈取前処理装置を格納位置から刈取
処理用の使用位置へ下降させ、且つ、前記リールを前記
刈取前処理装置に対して格納位置から掻き込み用の使用
位置に上昇させる作業用昇降制御を実行するように構成
してあることを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、上昇指令が指令されると先ずリールを下降さ
せて格納姿勢にした後刈取前処理装置を上昇させて格納
姿勢にするようにしているから、単一の上昇指令のみ発
するように操作すれば良いとともに、又、格納姿勢から
使用姿勢へ切り換える場合には、単一の下降指令を指令
させるだけで、先に刈取前処理装置が使用姿勢へ下降
し、次いでリールが使用姿勢へ上昇する昇降操作が成さ
れることになる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、各別に刈取前処理装置及びリールを
昇降操作しなくても、使用姿勢から格納姿勢へ、また逆
に格納姿勢から使用姿勢に切り換えるには、単一の上昇
指令又は下降指令を発するように操作するだけで良いの
で、きわめて簡易な作業で所望の姿勢切換ができる。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかるコン
バインは、請求項1記載のものにおいて、前記制御手段
は、前記上昇指令に基づいて、前記リールを前記刈取前
処理装置に対して下降させる操作を先に実行し、該リー
ルが下降作動してから一定時間経過すると、前記刈取前
処理装置を上昇させる操作を実行するように構成してあ
ることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、上昇指令に基づいて、使用姿勢から格納姿勢
へ切り換える際に、リールの下降させる操作を、刈取前
処理装置を上昇させる操作よりも一定時間先に行うよう
にしているから、刈取前処理装置に対して相対的にリー
ルを高く位置させたまま刈取前処理装置を上昇させるこ
とはないものとなる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項2にか
かる構成によれば、使用姿勢から格納姿勢へ切り換える
際に、先にリールを刈取前処理装置側に下降させてから
刈取前処理装置を上昇させるものであるから、リールが
操縦部等に接触するという不具合を回避できるととも
に、時間差により順序動作するように昇降制御するもの
であるから、簡易な制御構成にできるに至った。
【0011】(構成) 本発明の請求項3にかかるコン
バインは、請求項1記載のものにおいて、前記制御手段
は、前記上昇指令に基づいて、前記リールを前記刈取前
処理装置に対して下降させる操作を先に実行し、該リー
ルが前記刈取前処理装置に対して一定高さ以下に下降す
ると、前記刈取前処理装置を上昇させる操作を実行する
ように構成してあることを特徴構成とする。
【0012】(作用) 本発明の請求項3にかかる構成
によれば、上昇指令に基づいて、使用姿勢から格納姿勢
へ切り換える際に、リールの下降させる操作を、刈取前
処理装置を上昇させる操作よりも先に行って、リールが
一定高さ以下に下降すると刈取前処理装置を上昇させる
ようにしているから、刈取前処理装置に対して相対的に
リールを高く位置させたまま刈取前処理装置を上昇させ
ることはないものとなる。
【0013】(効果) 従って、本発明の請求項3にか
かる構成によれば、使用姿勢から格納姿勢へ切り換える
際に、リールが不当に操縦部寄りに位置しないようにな
っているので、リールが操縦部に接触するような不具合
を良好に回避できるに至った。
【0014】(構成) 本発明の請求項4にかかるコン
バインは、請求項1、2又は3記載のものにおいて、前
記上昇指令手段並びに前記下降指令手段として、操作さ
れる毎に昇降用指令信号を発する1つの復帰式スイッチ
を設け、前記制御手段を、前記作業用昇降制御の実行後
において前記昇降用指令信号が指示されると、前記格納
用昇降制御を実行し、前記格納用昇降制御の実行後にお
いて前記昇降用指令信号が指示されると、前記作業用昇
降制御を実行するように構成してあることを特徴構成と
する。
【0015】(作用) 本発明の請求項4にかかる構成
によれば、1つの復帰式スイッチにより上昇指令も下降
指令も指示することができるようになっているので、こ
れらの各指令を各別に指示するよう2個のスイッチを設
ける必要はなく、操作もワンタッチのスイッチング操作
で良い。
【0016】(効果) 従って、本発明の請求項4にか
かる構成によれば、上昇指令も又下降指令も1つのスイ
ッチの操作のみで行えるから、スイッチング操作が極め
て簡易なものになるとともに、スイッチの設置個数が少
ないことによる部品コストの低減も図ることができるに
至った。
【0017】(構成) 本発明の請求項5にかかるコン
バインは、請求項1、2、3又は4記載のものにおい
て、前記穀稈掻き込み用のリールの上昇指令、下降指
令、及び、昇降停止指令を指令する手動式のリール昇降
指令手段と、前記リールの前記刈取前処理装置に対する
昇降位置を検出するリール用昇降位置検出手段と、前記
上昇指令が指令されたときの、前記昇降位置検出手段が
検出する昇降位置を記憶する記憶手段とを設け、前記制
御手段を、前記作業用昇降制御の実行において、前記記
憶手段にて記憶されている昇降位置を前記掻き込み用の
使用位置として、前記リールを上昇操作するように構成
し、前記刈取前処理装置の前記機体に対する目標昇降位
置を変更設定する手動操作式の設定手段と、前記刈取前
処理装置の機体に対する昇降位置を検出する刈取用昇降
位置検出手段とを設け、前記制御手段を、前記作業用昇
降制御の実行において、前記設定手段にて設定されてい
る目標昇降位置を前記刈取処理用の昇降位置として、前
記刈取前処理装置を下降操作するように構成してあるこ
とを特徴構成とする。
【0018】(作用) 本発明の請求項5にかかる構成
によれば、リール昇降指令手段によって適宜にリールの
高さを設定して使用できるとともに、上昇指令が指令さ
れたときのリール用昇降位置検出手段により検出された
リールの昇降位置を記憶手段に記憶させておくことで、
次に刈取前処理装置及びリールを格納姿勢から使用姿勢
に変更する際に、リールの使用姿勢での昇降位置を元の
位置に丁度復帰できるから、手動操作でわざわざリール
を所望の使用姿勢に変更しなくても良い。
【0019】(効果) 従って、本発明の請求項5にか
かる構成によれば、格納姿勢から使用姿勢に刈取前処理
装置及びリールを切り換える際に、手動でリール位置を
修正しなくても適宜な位置にリール高さが設定されるか
ら、その修正を行うという煩わしい作業を解消できて、
作業能率を向上できるに至った。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、全稈投入型のコンバイン
を示している。このコンバインは、左右一対のクローラ
走行装置1,1に支持された機体を構成する機体フレー
ム2に、脱穀装置3、搭乗操縦部4、グレンタンク5等
を搭載装備するとともに、機体フレーム2の前端部に、
横軸芯P1周りで揺動昇降自在に刈取前処理装置6を装
着して構成している。
【0021】図1に示すように、刈取前処理装置6は、
前記横軸芯P1周りで昇降自在に機体フレーム2に支持
されたケースフレーム7、該ケースフレーム7に横軸芯
P2周りで揺動昇降自在に設けた穀稈掻き込み用のリー
ル8、掻き込まれた穀稈を刈り取るバリカン型刈取装置
9、刈取穀稈を横一がわに移送するオーガ10、オーガ
10から刈取穀稈を脱穀装置3へ送り込むコンベア11
を備えて構成している。そして、刈取前処理装置6の横
軸芯P1周りでの昇降操作は刈取昇降用アクチュエータ
としての第1油圧シリンダ12で行われるとともに、リ
ール8の刈取前処理部6に対する横軸芯P2周りでの昇
降はリール昇降用アクチュエータとしての第2油圧シリ
ンダ13で行われる。第1油圧シリンダ12並びに第2
油圧シリンダ13への圧油の給排は、図2に示すよう
に、それぞれ第1電磁制御弁14、第2電磁制御弁15
により油路切換がなされて行われるように構成してい
る。そして、第1電磁制御弁14及び第2電磁制御弁1
5への油路切換操作用の信号は制御手段としての制御装
置16から出力されるようにしている。また、キャビン
Cで覆われた搭乗操縦部4の操縦パネル部には、刈取前
処理装置16及びリール8を刈取作業を行うときの使用
姿勢と、その使用姿勢より上方に位置する格納姿勢とに
切り換えるための指令を発する押しボタン式で復帰式
(スイッチング操作を解除するとスプリングにより自動
的に元の状態に復帰するもの)の切換スイッチ17を配
設している。この切換スイッチ17からの信号は前記制
御装置16に入力される。さらに、操縦パネル部には、
刈取前処理装置16の機体に対する昇降方向での姿勢を
設定するボリューム18と、リール8を手動で刈取前処
理装置6に対して昇降及び停止操作するためのリール昇
降指令手段としての手動スイッチ19とを配設してい
る。ボリューム18及び手動スイッチ19からの信号も
制御装置16に入力されるようにしている。そして、刈
取前処理装置16の機体フレーム2に対する横軸芯P1
周りでの相対揺動角度を検出する第1ポテンショメータ
20を設けているとともに、リール8のケースフレーム
7に対する横軸芯P2周りでの相対揺動角度を検出する
第2ポテンショメータ21も設けている。そして、これ
ら第1、第2ポテンショメータ20,21の検出信号は
制御装置16に入力される。
【0022】制御装置16では以下のように制御を行っ
ている。図3に示すように、刈取前処理装置6等を使用
姿勢にしているときに、操縦者が切換スイッチ17を一
度押し操作すると、その押し操作によるスイッチング信
号が入力され(ステップS1)、それに基づいて、刈取
前処理装置6及びリール8を使用姿勢から格納姿勢に姿
勢変更するための信号を第1電磁制御弁14及び第2電
磁制御弁15に出力する。詳述すると、切換スイッチ1
7からスイッチング信号が入力されると、まずリール8
を刈取前処理装置6に対する具体的にはケースフレーム
7に対する予め設定された相対高さの低い下降位置(所
定位置)に下降させるよう第2電磁制御弁15へ信号を
出力し、そのリール8が下降位置に下降したことを第2
ポテンショメータ21で検出し、その検出信号が入力さ
れると、リール8の下降を停止するとともに、刈取前処
理装置6を予め設定された格納位置に上昇させるよう第
1電磁制御弁14へ信号を出力する(ステップS4〜ス
テップS6)。そして、刈取前処理装置6が格納位置に
達すると刈取前処理装置6の上昇操作を停止させる(ス
テップS7,S8)。また、リール8を下降させる時点
のリール8のケースフレーム7に対する角度姿勢と、上
昇させる時点の刈取前処理装置6の機体フレーム2に対
する角度姿勢とをそれぞれ第2ポテンショメータ21、
第1ポテンショメータ20で検出してそれらの検出情報
が制御装置16に備えられた記憶手段22に記憶される
(ステップS3)。次に、刈取前処理装置6等が格納姿
勢のときに、操縦者が切換スイッチ17を一度押し操作
すると、その押し操作によるスイッチング信号入力さ
れ、それに基づいて、刈取前処理装置6及びリール8を
格納姿勢から使用姿勢に姿勢変更するための信号を第1
電磁制御弁14及び第2電磁制御弁15に出力する。詳
述すると、切換スイッチ17からスイッチング信号が入
力されると、まず刈取前処理装置6を記憶手段22に記
憶されている先の使用姿勢となるように下降操作する制
御信号を出力し、刈取前処理装置6が先の使用姿勢にな
ると下降を停止させる(ステップS9,S10,S1
1)。次いで、リール8を記憶手段22に記憶されてい
る先の使用姿勢となるように刈取前処理装置6に対して
上昇させ、その記憶手段22に記憶されている先の使用
姿勢となるとリールの上昇を停止させる(ステップS1
1,S12,S13)。
【0023】さらに、制御装置16は、刈取前処理装置
6を人為的に使用姿勢に設定するときには前記ボリュー
ム18を操作して適宜な高さに設定する。すなわち、ボ
リューム18の操作位置と刈取前処理装置6の機体フレ
ーム2に対する相対揺動角度をボリューム18によって
設定される対機体フレーム2角度に対応した設定角度信
号と、実際の前記第1ポテンショメータ20により検出
される角度信号とを対応させて刈取前処理装置6を設定
角度信号に対応した対機体フレーム角度に姿勢を維持す
るように制御している。
【0024】〔別の実施の形態〕 上述した実施の形態では、刈取前処理装置を使用姿
勢から格納姿勢にさせるのに、先にリールを所定位置ま
で下降させたことが検出されると刈取前処理装置を上昇
させるようにしたものを示したが、リールが所定位置ま
で下降したことを確認しなくても途中であっても刈取前
処理装置の上昇操作を開始するようにしても良く、その
制御を行うために、リール下降を開始させてから所定時
間後に刈取前処理装置を上昇させる制御を行うようにす
る。(図4参照) 上昇指令手段と下降指令手段とを別の手段で構成す
ること。例えば、操縦パネル部に上昇指令手段としての
スイッチを設置するとともに、このスイッチとは別に下
降指令手段としてのスイッチを設置すること。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】制御装置等を示すブロック図
【図3】刈取前処理装置及びリールの昇降制御を示すフ
ローチャート
【図4】別の実施の形態の刈取前処理装置及びリールの
昇降制御を示すフローチャート
【符号の説明】
2 機体 6 刈取前処理装置 8 リール 12 刈取昇降用アクチュエータ 13 リール昇降用アクチュエータ 16 制御手段 17 上昇指令手段,下降指令手段,復帰式スイッチ 18 設定手段 19 リール昇降指令手段 21 リール用昇降位置検出手段 22 記憶手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体に刈取昇降用アクチュエータによっ
    て昇降操作自在に装備した刈取前処理装置に、穀稈掻き
    込み用のリールをリール昇降用アクチュエータによって
    相対的に昇降操作自在に設け、前記刈取昇降用アクチュ
    エータ及び前記リール昇降用アクチュエータの作動を制
    御する制御手段を設けたコンバインであって、 上昇指令を指令する手動式の上昇指令手段と、下降指令
    を指令する手動式の下降指令手段とを設け、 前記制御手段を、前記上昇指令が指令されると、前記刈
    取前処理装置を刈取処理用の使用位置から格納位置へ上
    昇させ、且つ、前記リールを前記刈取前処理装置に対し
    て掻き込み用の使用位置から格納位置に下降させる格納
    用昇降制御を実行し、前記下降指令が指令されると、前
    記刈取前処理装置を格納位置から刈取処理用の使用位置
    へ下降させ、且つ、前記リールを前記刈取前処理装置に
    対して格納位置から掻き込み用の使用位置に上昇させる
    作業用昇降制御を実行するように構成してあるコンバイ
    ン。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記上昇指令に基づい
    て、前記リールを前記刈取前処理装置に対して下降させ
    る操作を先に実行し、該リールが下降作動してから一定
    時間経過すると、前記刈取前処理装置を上昇させる操作
    を実行するように構成してある請求項1記載のコンバイ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記上昇指令に基づい
    て、前記リールを前記刈取前処理装置に対して下降させ
    る操作を先に実行し、該リールが前記刈取前処理装置に
    対して一定高さ以下に下降すると、前記刈取前処理装置
    を上昇させる操作を実行するように構成してある請求項
    1記載のコンバイン。
  4. 【請求項4】 前記上昇指令手段並びに前記下降指令手
    段として、操作される毎に昇降用指令信号を発する1つ
    の復帰式スイッチを設け、前記制御手段を、前記作業用
    昇降制御の実行後において前記昇降用指令信号が指示さ
    れると、前記格納用昇降制御を実行し、前記格納用昇降
    制御の実行後において前記昇降用指令信号が指示される
    と、前記作業用昇降制御を実行するように構成してある
    請求項1、2又は3記載のコンバイン。
  5. 【請求項5】 前記穀稈掻き込み用のリールの上昇指
    令、下降指令、及び、昇降停止指令を指令する手動式の
    リール昇降指令手段と、前記リールの前記刈取前処理装
    置に対する昇降位置を検出するリール用昇降位置検出手
    段と、前記上昇指令が指令されたときの、前記昇降位置
    検出手段が検出する昇降位置を記憶する記憶手段とを設
    け、 前記制御手段を、前記作業用昇降制御の実行において、
    前記記憶手段にて記憶されている昇降位置を前記掻き込
    み用の使用位置として、前記リールを上昇操作するよう
    に構成し、 前記刈取前処理装置の前記機体に対する目標昇降位置を
    変更設定する手動操作式の設定手段と、前記刈取前処理
    装置の機体に対する昇降位置を検出する刈取用昇降位置
    検出手段とを設け、 前記制御手段を、前記作業用昇降制御の実行において、
    前記設定手段にて設定されている目標昇降位置を前記刈
    取処理用の昇降位置として、前記刈取前処理装置を下降
    操作するように構成してある請求項1、2、3又は4記
    載のコンバイン。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205540A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd コンバイン
JP2013081382A (ja) * 2011-10-05 2013-05-09 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd 汎用コンバイン
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JP2020080752A (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社クボタ 収穫機

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