JPH02209309A - 可動体搬送設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、法例を走行自在な台車や天井側を走行自在な
トロリ装置など、非駆動式の可動体を一定経路上で搬送
するのに利用される可動体搬送設備に関するものである
。

従来の技術 従来、非駆動式の台車を一定経路上で搬送するに、たと
えば実公昭５９−２８６５号公報に見られるように、台
車の下部から引かけ片を垂設し、そして一定経路に沿っ
てチェノを配設するとともに、このチェノの複数箇所、
に、前記引かけ片に係合自在なブツシャ用突起を設けた
構成が提案されている。

発明が解決しようとする課題 上記のような従来形式によると、一定経路の全長に亘っ
てチェノを配設しなければならないことから、この一定
経路の全長が繁雑となり、また台車には引かけ片を閉度
よく取付けなければならない。さらに台車の搬送ピッチ
はブツシャ用突起の取付はピッチに基づくことから、こ
れら台車の前後端間に隙間が生じ、効率的な搬送を行え
ない。

本発明の目的とするところは、一定経路の一部にのみ設
置１ればよくて残りの大部分は繁雑さを解消し得、さら
に可動体には受動用の部材を設ける必要がなり、シかも
可動体間に隙間が生じることなく搬送を行える可動体搬
送設備を提供する点にある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の可動体搬送設備は、
可動体が走行自在な一定経路の上手に可動体搬送装置を
設けるとともに、下手にブレーキ装置を設け、前記可動
体搬送装置を、可動体の側面に当接自在な左右一対の送
りローラと、これら送りローラにＭｖＪし、かつ送りロ
ーラに送り回転力を付与する回転駆ａｌｌ装置とから構
成し、前記ブレーキ装置を、可動体の側面に当接自在な
左右−対のブレーキローラと、これらブレーキローラに
運動し、かつブレーキローラに逆送り回転力を付与する
トルクモータとから構成し、前記送り回転力を逆送り回
転力よりも大に設定している。

作用 かかる本発明の構成によると、可動体を一定経路上で可
動体搬送装置に対向して位置させる。そして両回転駆動
装置により両送りローラを送り回転方向に強制回転させ
ると、この送りローラが可動体の両側面に当接されてい
ることから可動体に大きな推進力を与えることになり、
以って可動体は一定経路上で搬送される。その際に可動
体は、先行し停止している可動体群を後押しして搬送す
ることになる。一定経路の下手においては、逆送り回転
されているブレーキローラが可動体の両側面に当接され
ていることから、この可動体に逆搬送方向の推進力が作
用するが、ここで送り回転力が逆送り回転力よりも大で
あることから、その差に相応してブレーキローラが送り
回転側に回転され、そのときの負荷はトルクモータによ
り吸収される。これにより下手の可動体は、ブレーキ作
用を受けた状態で搬送されることになり、したがって可
動体群は前後端間に隙間を生じめることなく密な後押し
状態で搬送される。

実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

１は可動体の一例である法例を走行自在な台車で、本体
２の５部に複数個の車輪３を遊転自在に有する。この台
車１は、左右一対のレール４上に車輪３を介して載置さ
れ、以って一定経路５上で走行自在となる。この一定経
路５の始端部に、定経路５の方向に適当間隔を置いて搬
入用の可動体搬送装置６と主搬送用の可動体搬送装置７
とが配設され、そして一定経路５の終端部に搬出用の可
動体搬送装置８が配設されるとともに、これよりも少し
上手にブレーキ装置９が配設される。

次に前記ブレーキ装置９の詳刺を説明する。すなわち前
記レール４の下方を通るベース板１０の両端には、前記
一定経路５の両側に位置する架台１１Ａ、　１１３が設
けられる。これら架台１１Ａ、　１１３には、それぞれ
取付は部材１２Ａ、　１２Ｂを介して縦軸１３Ａ、　１
３３が立設され、そして縦軸１３Ａ、　１３３には軸受
１４Ａ、　１４３を介して支持台１５Ａ、　１５Ｂが縦
軸心１６Ａ、　１６Ｂの周りに揺動自在に取付けられる
。前記支持台１５Ａ、　１５Ｂを下方から受止めて揺動
を日清に行わせる複数個の受はローラ１７Ａ。

１７３が、それぞれブラケット１８Ａ、　１８３を介し
て架台ＩｔＡ、　１１３上に配設される。前記支持台１
５Ａ。

１５Ｂ上にはトルクモータ１９Ａ、　１９３が配設され
、その駆動軸は歯車伝？［１！！２０Ａ、　２０３を介
して支ｉ台１５Ａ、　１５Ｂ上の１速１２１Ａ、２１８
に：連ｖＪ連結している。この減速１１２１Ａ、　２１
３から上方へ取出した出力軸２２Ａ、　２２Ｂに、たと
えばウレタン製のブレーキローラ２３Ａ、　２３Ｂが固
定される。前記出力軸２２Ａ、２２Ｂは縦軸心１６Ａ、
ｊ６Ｂに対して設定距離りを離して位置される。両支持
台１５Ａ、　１５３を揺動させるストローク式の揺動駆
動装置はたとえばシリンダ装置２４Ａ、　２４３であっ
て、その本体２５Ａ、　２５Ｂは架台１１Ａ、　１１Ｂ
からのブラケット２６Ａ、　２６３に縦ビン２７Ａ、　
２７Ｂを介して取付けられ、そしてピストンロッド２８
Ａ、　２Ｊ３３の先端が前記支持台１５Ａ、１５３から
・の連結部材２９Ａ、　２９Ｂに連結ビン３０Ａ、　３
０３を介して連結される。前記ピストンロッド２８Ａ、
　２８Ｂの基端は本体２５Ａ、　２５Ｂから後方に突出
し、この突出した基端にストローク調整具３１Ａ、　３
１３がボルト・ナツト３２Ａ、　３２Ｂを介して取付け
られる。ストローク調整具３１Ａ。

３１［３は本体２５Ａ、２５３の後端面に当接すること
などによりストロークを規制するもので、その規制層（
ストローク）は、ボルト・ナツト３２Ａ、３２Ｂの操作
で種々な岸さのストローク調整具３１Ａ。

３１３を取りかえることにより、またはシム状に順次厚
さを増減させることにより、あるいはピストンロンド２
８Ａ、　２８Ｂに対する固定位置を変えることにより、
任意に調整し得る。そしてストローク調整具３１Ａ、３
１Ｂ内に圧力式の負荷検出装置を設けることで過負荷の
検出を行える。なおトルクモータ１９Ａ、　１９３は前
記ブレーキローラ２３Ａ、　２３Ｂに逆送り回転力Ａを
付与する。

前記可動体搬送装置６〜８は同様の構造であって、それ
ぞれ、前記本体２の側面２ａ、２ｂに対して当接離間自
在な左右一対の送りローラ３３Ａ。

３３３と、これら送りローラ３３Ａ、３３Ｂに運動し、
かつ送りローラ３３Ａ、　３３Ｂに送り回転力Ｂを付与
する回転駆動装置３４Ａ、　３４３とから構成される。

なお回転駆動装置３４Ａ、３４３はサーボモータなどか
らなり、その送り回転力Ｂは前記トルクモータ１９Ａ、
　１９３の逆送り回転力Ａよりも大に設定しである。

次に上記の実施例において台車１の搬送作業を説明する
。

一定経Ｍ５の始端部に供給された台車１は、その前端が
搬入用の可動体搬出装＠６に入るように手押しなどで投
入される。そして台車１は一定経路５上を少し搬送され
て主搬送用の可動体搬送装ｆ１７に渡される。このとき
可動体搬送装置７における両送りローラ３３Ａ、　３３
３は互いに鮒間動じており、したがって台車１の搬入は
何んら支障なく行われる。そして搬入俊、両送りローラ
３３Ａ。

３３Ｂを互いに接近動させて側面２ａ、２ｂに圧接させ
るのであるが、このとき両送りローラ３３Ａ。

３３Ｂは回転駆動装置３４Ａ、３４３によって回転駆動
されている。したがって強制回転されている送りローラ
３３Ａ、　３３Ｂを側面２ａ、２ｂに圧接させることで
、その送りの回転力Ｂにより台車１に走行力を与えるこ
とになり、以って台Ｒ１７は一定経路５上で搬送Ｃされ
る。この台車１は、先行し停止している台車１群を後押
しすることになる。可動体搬送装置７による台車１の送
り伍はエンコーダにより検出され、成る送り堡を検出し
たときに送りローラ３３Ａ、　３３３が離間して搬送作
業が停止される。一定経路５の終端側に達した台車１に
対してブレーキ装置９によってブレーキがかけられてい
る。すなわち可動体搬送装置７による台車１の搬送作業
が停止しているとき、ブレーキ装置９における両シリン
ダ装置２４Ａ、　２４Ｂは収縮され、支持台１５Ａ、　
１５Ｂを縦軸心１６Ａ、　１６Ｂの周りで互いに外方に
揺動させ、以ってブレーキローラ２３Ａ。

２３Ｂは第２図仮想線で示すように互いに離間している
。そして可動体搬送装置７の搬入動に運動して、上述と
は逆作用によって両ブレーキローラ２３Ａ、　２３Ｂを
互いに接近動させ、本体２の側面２ａ、２ｂに圧接させ
るのであるが、このときブレーキローラ２３Ａ、　２３
Ｂは、送りローラ３３Ａ。

３３Ｂとは反対側に回転駆動されている。すなわちトル
クモータ１９Ａ、　１９３の駆動により減速機２１Ａ。

２１Ｂなどを介して出力軸２２Ａ、　２２Ｂが互いに逆
方向に回転され、両ブレーキローラ２３Ａ、　２３Ｂを
互いに逆方向に強制回転させている。したがって強制回
転されているブレーキローラ２３Ａ、　２３Ｂを側ｆｆ
１２ａ、２ｂに圧接させたとき、その逆送り回転力へに
よって台車１に逆搬送方向りの推進力が作用するが、こ
こで送り回転力Ｂが逆送り回転力Ａよりも大であること
から、その差に相応してブレーキローラ２３Ａ、　２３
３が送り回転側に回転ヒされ、そのときの負荷はトルク
モータ１９Ａ、　１９Ｂにより吸収される。これにより
下手の対応した台車１は、ブレーキ作用を受けた状態で
搬送されることになり、したがって可動体搬送装置７か
らブレーキ装置９の間では、複数台の台車１が、その前
後端間に隙間を生じめることなく密に後押し状態で整列
されることになる。このような後押しによってブレーキ
装置９から押し出された台車１は、搬出用の可動体搬送
装置８によって次工程へと搬出される。前記シリンダ装
置２４Ａ、　２４Ｂによる支持台１５Ａ、　１５３の内
方への最大揺動量は、ストローク調整具３１Ａ、３１Ｂ
が本体２５Ａ、２５３の後端面に当接するストッパ作用
で規制される。これにより側面２ａ、２ｂに対するブレ
ーキローラ２３Ａ、　２３３のくい込み力がくい込み過
ぎにならないように調整され、そして過負荷を防止する
ことになる。このようなブレーキ装置９によるブレーキ
作用は、可動体搬送装置７による搬送停止に相前後して
停止される。

なお各可動体搬送装置６〜８において、対応する回転駆
動装［３４Ａ、　３４３間、ならびにブレーキ装置９に
おいて、対応するトルクモータ１９Ａ。

１９Ｂ間は電気的に周期される。

上記実施例では可動体の側面として本体１の両側面２ａ
、２ｂを示したが、これは、たとえば本体１の下面中央
から受圧体を垂設し、この受圧体の両側面を利用する形
式であってもよい。

上記実施例では可動体として床走行する台車１を示した
が、これは天井レールに支持案内されるトロリ装置（台
車形式などの）などであってもよい。

発明の効果 上記構成の本発明によると、両回転駆動装置により両送
りローラを送り回転方向に強制回転させると、この送り
ローラが可動体の両側面に当接されていることで、互い
に逆方向に強制回転している両送りローラによって可動
体に推進力を与えることができ、以って可動体を一定経
路上で確実に搬送することができる。その際に可動体は
、先行し停止している可動体群を後押しして搬送できる
。

これにより、可動体搬送装置は一定経路の一部にのみ設
置すればよくて残りの大部分は繁雑さを解消でき、さら
に可動体には受動用の部材を設ける必要がなく簡素化で
きる。また一定経路の下手においては、逆送り回転して
いるブレーキローラが可動体の両側面に当接しているこ
とから、この可動体に逆搬送方向の推進力が作用するが
、ここで送り回転力が逆送り回転力よりも大であること
がら、その差に相応してブレーキローラが送り回転側に
回転され、そのときの負荷はトルクモータにより吸収す
ることができる。これにより下手の可動体は、ブレーキ
作用を受けた状態で搬送することができ、したがって可
動体群を、前後端間に隙間を生じめることなく密な後押
し状態で効率よく搬送することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は要部の正面図
、第２図は同平面図、第３図は同一部切欠き側面図、第
４図は全体の概略平面図である。 １・・・台車（可動体）、２・・・本体、２ａ、２ｂ・
・・側面、５・・・一定経路、６，７．８・・・可動体
搬送装！、９・・・ブレーキ装置、１１Ａ、　１１３・
・・架台、１３Ａ。 １３３・・・縦軸、１５Ａ、　１５Ｂ・・・支持台、１
６Ａ、　１６３・・・縦軸心、１９Ａ、　１９３・・・
トルクモータ、２１Ａ、　２１Ｂ・・・減速機、２３Ａ
、　２３Ｂ・・・ブレーキローラ、２４Ａ。 ２４Ｂ・・・シリンダ装置（揺動駆動装置）　、３１Ａ
。 ３１Ｂ・・・ストローク調整具、３３Ａ、　３３３・・
・送りローラ、３４Ａ、　３４３・・・回転部ｖＪ装置
、Ａ・・・逆送り回転力、Ｂ・・・送り回転力。 代理人　　　森　　本　　義　　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、可動体が走行自在な一定経路の上手に可動体搬送装
   置を設けるとともに、下手にブレーキ装置を設け、前記
   可動体搬送装置を、可動体の側面に当接自在な左右一対
   の送りローラと、これら送りローラに運動し、かつ送り
   ローラに送り回転力を付与する回転駆動装置とから構成
   し、前記ブレーキ装置を、可動体の側面に当接自在な左
   右一対のブレーキローラと、これらブレーキローラに運
   動し、かつブレーキローラに逆送り回転力を付与するト
   ルクモータとから構成し、前記送り回転力を逆送り回転
   力よりも大に設定したことを特徴とする可動体搬送設備
   。