JPH0220866A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH0220866A
JPH0220866A JP63170544A JP17054488A JPH0220866A JP H0220866 A JPH0220866 A JP H0220866A JP 63170544 A JP63170544 A JP 63170544A JP 17054488 A JP17054488 A JP 17054488A JP H0220866 A JPH0220866 A JP H0220866A
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JP
Japan
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aliphatic
color
emulsion
coupler
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JP63170544A
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English (en)
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Nobuo Seto
信夫 瀬戸
Masakazu Morigaki
政和 森垣
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3003Materials characterised by the use of combinations of photographic compounds known as such, or by a particular location in the photographic element
    • G03C7/3005Combinations of couplers and photographic additives
    • G03C7/3008Combinations of couplers having the coupling site in rings of cyclic compounds and photographic additives
    • G03C7/301Combinations of couplers having the coupling site in pyrazoloazole rings and photographic additives
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明はピラゾロアゾール系マゼンタカプラーと、この
カプラーにより形成される色像画像の光堅牢性を改良す
るのに特に有効な特定の色素安定剤を組合せたハロゲン
化銀カラー写真感光材料に関するものである。
〔従来の技術] 従来マゼンタ色画像形成カプラーとして広く実用に供さ
れ、研究が進められていたものはほとんど5−ピラゾロ
ン類であった。5−ピラゾロン系カプラーから形成され
る色素は、熱、光に対する堅牢性が優れているが430
nm付近に黄色成分を有する不要吸収が存在していて、
色にごりの原因となっていることが知られていた。
この黄色成分を減少させるマゼンタ色画像形成カプラー
骨核として古くから英国特許1,047゜612号に記
載されるピラゾロベンズイミダゾール骨核、米国特許3
,770.447号に記載されるインダシロン骨核、ま
たは米国特許3.725.067号に記載されるピラゾ
ロトリアゾール骨核が提案されている。
本発明者らは黄色不要吸収の少なく、発色性良好なマゼ
ンタカプラーとしてイミダゾ〔1,2b〕ピラゾール類
、ピラゾロ(1,5−b)[12,4)  トリアゾー
ル類、ピラゾロ(1,5−d)テトラゾール類、ピラゾ
ロ(1,5−d)ベンズイミダゾール類、ピラゾロピラ
ゾール類のピラゾロアゾール系マゼンタカプラーを開発
した。
ところが、このようなピラゾロアゾール系マゼンタカプ
ラーから形成されるアゾメチン色素の光や温熱に対する
堅牢性は比較的低く、長期間光にさらしたり、高温高湿
下に保存したりすると、色素画像の退色や変色をひき起
こし、画質の劣化をきたす、このような画像の退色は記
録材料にとって致命的ともいえる欠点である。これらの
欠点を除去する方法として、退色性の小さいカプラーを
選択して用いたり、光による退色を防止する退色防止剤
を用いる工夫が提案されている。
なかでも退色防止剤による画像劣化防止効果は大きく、
このようなピラゾロアゾール系マゼンタカプラーから形
成される色素には、フェノール系水酸基をエーテル化し
た化合物の効果が優れていることがすでに知られている
0例えば、ハイドロキノン類等をジエーテル化したジエ
ーテル系化合物(米国特許第4,588,679号、特
開昭59−125732号、同60−262159号、
同61−282845号、同61−292144号、同
61−275842号等)、メチレンジオキシベンゼン
類(特開昭61−269154号)、エチレンジオキシ
ベンゼン類(特開昭63−13041号)、スピロイン
ダン類(米国特許第4360.589号、特開昭61−
282840号、同62−244046号等)、スピロ
クロマン(特開昭62−244045号)などが知られ
ている。
これらの化合物は色素画像の退色や変色の防止剤として
は優れているものの、時代の変遷と共に色素画像の堅牢
化に対する要求もますます強まり、今となっては不十分
のものとなってしまった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は一般式(1)で表わされるピラゾロアゾ
ール系カプラーから形成される色画像の光や温熱に対す
る堅牢性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料
を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段] 本発明者等はピラゾロトリアゾール系マゼンタカプラー
から形成されるマゼンタ色画像の堅牢化を達成すべく前
記特許等で提案してきたフェノールおよびハイドロキノ
ン類をエーテル化した化合物をさらに詳細に種々検討し
た。
この結果、おどろくことに、2位、3位のいずれにも置
換基を有するハイドロキノンジエーテル化合物は、公知
の他のハイドロキノンジエーテル系化合物では達成でき
ない極めて特異的に高い堅牢性の改良効果があることを
見出した。これにより本発明の目的を達成することがで
きた。
すなわち、本発明は下記−数式([)で表わされるピラ
ゾロアゾール系カプラーの少なくとも1種と下記−数式
(II)で表わされる化合物の少なくとも1種とを含有
することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料
である。
−数式〔!〕 a、ZbあるいはZcがWtaメチンであるときはその
置換メチンで2員体以上の多量体を形成する場合も含む
、〕 一般式(U) 〔式中、R1は水素原子または置換基(この具体例は後
に述べるR2の具体例と同義である)を表わし、Xは水
素原子または芳香族第一級アミン現像薬酸化体とのカッ
プリング反応により離脱しうる基を表わし、Za、Zb
およびZcはメチン、置換メチン、−N−または−NH
−を表わし、Za−Zb結合とZb−Zc結合のうち一
方は二重結合であり、他方は単結合である。Zb−Zc
が炭素−炭素二重結合の場合はそれが芳香環の一部であ
る場合を含み、さらにR+またはXで2ft体以上の多
量体を形成する場合も含み、また、ZOR++ (式中、R1゜およびRoは脂肪族基、または芳香族基
を表わし、互いに同じであっても、異なっていてもよい
*RIgおよびR1,は脂肪族基、脂肪族オキシ基、芳
香族オキシ基、脂肪族チオ基、芳香族チオ基、含、窒素
へテロ環、アシルアミノ基、脂肪族アミノ基、芳香族ア
ミノ基を表わし、互いに同じであっても、異なっていて
もよく、互いに結合し5.6員へテロ環を形成してもよ
い、ここで表わす「脂肪族Jや「芳香族Jとは、置換基
を有しているものであってもよい、) 以下、本発明の詳細な説明する。
一般式(1)において多量体とは1分子中に2つ以上の
一般式(1)であられされる基を有しているものを意味
し、ビス体やポリマーカプラーもこの中に含まれる。こ
こでポリマーカプラーは一般式(1)であられされる部
分を有する単量体(好ましくはビニル基を存するもの、
以下ビニル単量体という)のみからなるホモポリマーで
もよいし、芳香族−級アミン現像薬の酸化生成物とカン
プリングしない非発色性エチレン係単量体とともにコポ
リマーを作ってもよい。
一般式〔!〕で表わされる化合物は5日環−5員環縮合
窒素複素環型カプラーであり、その発色母核はナフタレ
ンと等電子的な芳香族性を示し、通常アザペンタレンと
総称される化学構造となっている。一般式〔I〕で表わ
されるカプラーのうち好ましい化合物は、I H−イミ
ダゾ〔1,2b〕ピラゾール類、IH−ピラゾロ(5,
1−c)(1,2,4)  トリアゾール類、IH−ピ
ラゾロ(1,5−b)ピラゾール類、IH−ピラゾロC
I、5−b)(1,2,4))リアゾール類、IH−ピ
ラゾロ(1,5−d)テトラゾール類及びlH−ピラゾ
ロ(1,5−alベンズイミダゾール類であり、それぞ
れ−数式(r−1)、  (1−2)、 (r−3)、
 (1−4)、 (1−5)及び(,1−6)で表わさ
れる。これらのうち、好ましい化合物は(1−1)、 
 (1−3)と(1−4)である、特に好ましい化合物
は(1−4)である。
〔■ 1〕 〔夏 −3〕 −数式(1−1)〜(1−6)までのR,、R。
及びR4は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリ
ール基、ヘテロ環基、シアノ基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カル
バモイルオキシ基、シリルオキシ基、スルホニルオキシ
基、アシルアミノ基、アニリノ基、ウレイド基、イミド
基、スルファモイルアミノ基、カルバモイルアミノ基、
アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニ
ルアミノ基、スルホンアミド基、カルバモイル基、アシ
ル基、スルファモイル基、スルホニル基、スルフィニル
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、を表わし、Xは水素原子、ハロゲン原子、カルボ
キシ基、または酸素原子、窒素原子もしくはイオウ原子
を介してカップリング位の炭素と結合する基でカップリ
ング離脱する基を表わす。
Rz 、Rs 、RaまたはXが2価の基となり、ビス
体を形成する場合も含まれる。また、−数式(f−1)
〜(f−6)で表わされる部分がビニル単量体の中にあ
るときは、Rffi、R,またはR4が単なる結合また
は連結基を表わし、これを介して一般式(,1−,1)
〜(1−6)で表わされる部分とビニル基が結合する。
Rt、  Rs、R4(単量体を形成する場合やビス体
を形成する場合)、Xおよびコポリマーを形成する場合
の非発色性エチレン様コモノマーの詳細については、米
国特許第4,540,654号明細書の第2カラム第4
1行〜第8カラム第27行に記載のものが適用される。
なかでも好ましいピラゾロアゾール系カプラーの例とし
ては、特開昭61−65245号に記載されたような分
岐アルキル基(例えばt−ブチル基、イソプロピル基や
これらの基に更にバラスト基が置換したもの)がピラゾ
ロトリアゾール環の2.3又は6位に直結したピラゾロ
トリアゾールカプラー、特開昭61−65246号に記
載されたような分子内にスルホンアミド基を含んだピラ
ゾロアゾールカプラー、特開昭61−147254号に
記載されたようなアルコキシフェニルスルホンアミドバ
ラスト基をもつピラゾロアゾールカプラーや欧州特許(
EP)第226,849号に記載されたような6位にア
ルコキシ基やアリールオキシ基(これらの基は更に置換
されていてもよい)をもつピラゾロトリアゾールカプラ
ーを挙げることができる。
また、特開昭61−275842号明t4I1書り第1
1頁等に記載されているような一般式〔×1]で表わさ
れる化合物も使用できる。
一般式(+3のピラゾロアゾール系カプラーに於いて、
Xの好ましい具体例としては、R2がアルキル基など炭
素原子でピラゾロアゾール環に結合する場合にはハロゲ
ン原子(特に塩素原子)が好ましく、またR8がアルコ
キシ基やアリールオキシ基などのようにヘテロ原子でピ
ラゾロアゾール環に結合する場合にはハロゲン原子やそ
の他酸素原子、窒素原子または硫黄原子を離脱原子とす
るカップリング離脱基が好ましい。
上記(I−1)から(1−6)までの−数式で表わされ
るカプラーの化合物例や合成法等は、以下に示す文献等
に記載されている。
一般式(1−13の化合物は、特開昭59−!62.5
48等に、−数式(1−23の化合物は、特開昭60−
143,659等に、−数式[1−3]の化合物は特公
昭47−27411等に、数式(1−4)の化合物は、
特開昭59−171956および同60−172,98
2等に、−数式(1−5)の化合物は、特開昭60−3
3552等に、また、−数式(1−6)の化合物は、米
国特許3,061,432等にそれぞれ記載されている
また、特開昭58−42045、特開昭59−177.
553、同59−177.554および同59−177
557等に記載されている高発色性バラスト基は、上記
−数式(1−13〜(1−6)の化合物のいずれにも適
用される。
本発明に用いるピラゾロアゾール系カプラーの具体例を
以下に示すが、これらに限定されるものではない。
(M−5) (M−6) (M−7) C*Ly(t) CJ+t(t) (M (M (M−12) (M−13) OCJ* CJw CsH+t(t) (M−10) (M CaL CJ+y(t) (M (M−16) (M (M−21) x:yり50 : 50 (M−18) (M−22) x:y−50:50 :y=50:50(重量比。
以下同じ) ニア−55745 −数式(II)を詳細に説明する。
本願明細書で使用する「脂肪族」とは、直鎖状、分岐状
もしくは環状のいずれでも良く、アルキル基、アルケニ
ル基、アルキニル基など飽和および不飽和のものを包含
し、また「芳香族」とは単環式および多環式の基を包含
する。これらはいずれも1つ以上の置換基を有していて
もよく、置換基を含めた好ましい炭素数範囲は脂肪族基
が1〜32、芳香族基が6〜32である。脂肪族基とし
ては、例えば、メチル基、ブチル基、オクチル基、テト
ラデシル基、シクロヘキシル基、アリル基などが挙げら
れ、芳香族基としては例えば、フェニル基、ナフチル基
などが挙げられる。これらの基に許容される置換基はア
ルキル基、芳香族基、複素環基、アルコキシ基(例えば
、メトキシ基、2−メトキシエトキシ基など)、アリー
ルオキシ基(例えば、2.4−ジーtert−アミルフ
ェノキシ基、2−クロロフェノキシ基、4−シアノフェ
ノキシ基など)、アルケニルオキシ基(例えば、2−プ
ロペニルオキシ基など)、アシル基(例えば、アセチル
基、ベンゾイル基など)、エステル基(例えば、ブトキ
シカルボニル基、フェノキシカルボニル基、アセトキシ
基、ベンゾイルオキシ基、ブトキシスルホニル基、トル
エンスルホニルオキシ基なと)、アミド基(例えば、ア
セチルアミノ基、メタンスルホンアミド基、ジプロピル
スルファモイルアミノ基など)、カルバモイル基(例え
ばジメチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基など
)、スルファモイル基(例えば、ブチルスルファモイル
基など)、イミド基、(例えば、サクシンイミド基、ヒ
ダントイニル基なと)、ウレイド基(例えば、フェニル
ウレイド基、ジメチルウレイド基など)、脂肪族もしく
は芳香族スルホニル基(例工ば、メタンスルホニル基、
フェニルスルホニル基など)、脂肪族もしくは芳香族チ
オ基(例えば、エチルチオ基、フェニルチオ基など)、
ヒドロキシ基、シアノ基、カルボキシ基、ニトロ基、ス
ルホ基、ハロゲン原子などであるsRI!およびR13
が互いに結合した基としては例えばメチレンジオキシ基
、エチレンジオキシ基などが挙げられる。
一般式(rl)の好ましい化合物としては、R1ff1
およびR13が脂肪族基、または脂肪族オキシ基のもの
である。
本発明に用いる一般式(It)で表わされる化合物の具
体例を以下に示すが、これらに限定されるものではない
(A−1)           (A−2)(A−5
) (A−6) (A−7) (A−8) (A−3) (A−4) (A−9) (A−10) OC+4Htv 0にH。
C4H9 0に@ly (A−11) OC1ltCHxCHCJ* C霞Hs (A−13) (A−15) CRs (A−25) (A−27) C5Hrv (A−12) (A−14) (A−16) すしt++n富1 (A−26) (A−28) UL;ll5 (A−17) (A−29) (A−31) (A−33) (A−18) (A−30) (A−32) Js (A−34) CaH90 −数式(ff)で表されるこれらの化合物は、新実験化
学講座第14巻574頁、550頁(1977)、テト
ラヘドロン(Tetrahedron)第30巻288
7頁(1974年)、特公昭59−21846、特公昭
59−21014シンセシス(Synthesis) 
569頁(1986年)、等に記載の方法に準じて合成
することができる。
本発明の一般式Cm)の化合物は一般式N)で表わされ
るピラゾロアゾール系マゼンタカプラーを添加した乳剤
層に添加するのが特に好ましい。
本発明を実施する際には、他の公知の退色防止剤を併用
することもできる。
公知の退色防止剤としてはハイドロキノン類、フェノー
ル類、クロマノール類、クマラン類、ヒンダードアミン
類、錯体などがあり、例えば特開昭59−83162号
、同5B−24141号、同52−152225号、米
国特許3698909号、同4268593号、英国特
許2069162(A)号、同2027731号などの
明細書に記載されている。また特開昭61−27584
2号明細書第32頁〜67頁に記載の一般式rA)〜(
M)及び(J)、rK)で示される化合物も併用できる
本発明の一般式(If)の化合物の使用量は、組合せて
用いるカプラーの種類により異な葛が、カプラー(1)
Tz対して0.5〜300重量%、好ましくは2〜25
0重量%(1〜600モル%、好ましくは4〜500モ
ル%に対応)の範囲で使用するのが適当である。この範
囲より少ないと退色防止の効果が小さい。また多すぎる
と現像進行が阻害され、発色濃度低下をおこす恐れがあ
る。
本発明のカプラーは銀1モルあたり、2X10−’モル
ないし5X10−’モル、好ましくはI Xl0−”モ
ルないし5X10−’モル添加される。
本発明のカプラーおよび色像安定剤は、感光材料に求め
られる特性を満足するために同一層に二種類以上を併用
することもできるし、同一の化合物を異なった2層以上
に添加することも、もちろん差し支えない。
本発明に使用する一般式(1)および(II)の化合物
は、種々の公知分散方法により感光材料中に導入でき、
例えば固体分散法、アルカリ分散法、好ましくはポリマ
ー分散法や水中油滴分散法などを典型例として挙げるこ
とができる。
ポリマー分散法としては、有機溶媒可溶性且つ水不溶性
ポリマーを高沸点有機溶媒の共存化でまたは不存在下で
疎水性化合物を分散させる方法と、ローダプルラテック
ス(loadable 1atex)に疎水性化合物を
含浸させる方法が代表的である。前記の有機溶媒可溶性
且つ水不溶性ポリマーのうち、国際公開番号−0881
0072号明細書の第12頁〜30頁に記載のポリマー
は、カラー画像安定化剤として有用である。
水中油滴分散法では、沸点が約175℃以上の高沸点有
機溶媒および低沸点のいわゆる補助溶媒のいずれか一方
の単独液または両者混合液に溶解した後、界面活性剤の
存在下に水またはゼラチン水溶液など水性媒体中に微細
分散する。高沸点有機溶媒の例は米国特許第2,322
,027号などに記載されている。分散には転相を伴っ
てもよく、また必要に応じて補助溶媒を蒸留、ヌードル
水洗または限外炉適法などによって除去または減少させ
てから塗布に使用してもよい。
高沸点有W1溶剤の具体例としては、フタル酸エステル
!(ジブチルフタレート、ジシクロへキシルフタレート
、ジー2−エチルへキシルフタレート、デシルフタレー
トなど)、リン酸またはホスホン酸のエステル!IW(
トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート
、2−エチルへキシルジフェニルホスフェート、トリブ
チルホスフェート、トリシクロヘキシルホスフェート、
トリー2−エチルへキシルホスフェート、トリノニルホ
スフェート、トリデシルホスフェート、トリブトキシエ
チルホスフェート、トリクロロプロピルホスフェート、
ジー2−エチルへキシルフェニルホスホネートなど)、
安息香酸エステル類(2−エチルへキシルベンゾエート
、ドデシルベンゾエート、2−エチルへキシル−p−ヒ
ドロキシベンゾエートなど)、アミドIf(ジエチルド
デカンアミド、N−テトラデシルピロリドンなど)、ア
ルコール類またはフェノール類(インステアリルアルコ
ール、21.4−ジーtert−アミルフェノールなど
)、脂肪族カルボン酸エステルI(ジオクチルセバケー
ト、ジオクチルアゼレート、グリセロールトリブチレー
ト、イソステアリルラクテート、トリオクチルシトレー
トなど)、アニリン誘導体(N、N−ジプチル−2−ブ
トキシ−5−tert−オクチルアニリンなど)、炭化
水素$1(パラフィン、ドデシルベンゼン、ジイソプロ
ピルナフタレンなど)などが挙げられる。また補助溶剤
としては、沸点が約30℃以上、好ましくは50℃以上
約160℃以下の有機溶剤などが使用でき、典型例とし
ては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン、2−エトキシエ
チルアセテート、ジメチルホルムアミドなどが挙げられ
る。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許第4,199゜363号、西独
特許出e(OLS)第2,541゜274号および同第
2.541,230号などに記載されている。
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層には、臭
化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀の
いずれのハロゲン化銀を用いてもよい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶体を有するいわゆるレギエ
ラー粒子でもよく、また球状などのような変則的な結晶
形を持つもの、双晶面などの結晶欠陥を持つものあるい
はそれらの複合形でもよいが、立方体や十四面体などの
規則的な結晶体の使用が好ましい。
ハロゲン化銀の粒径は、0.1ミクロン以下の微粒子で
も投影面積直径が10ミクロンに至る迄の大サイズ粒子
でもよく、狭い分布を有する単分散乳剤でも、あるいは
広い分布を有する多分散乳剤でもよいが単分散乳剤の使
用が好ましい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、公知の方
法で製造でき、例えばリサーチ・ディスクロージャー(
RD)、Na17643 (1978年12月)、22
〜23頁、“r、乳剤製造(Emulsion pre
paration and types)″および同、
Nα18716 (1979年11月) 、648頁に
記載の方法に従うことができる。
本発明に用いられる写真乳剤は、グラフーキデ著「写真
の物理と化学」、ポールモンテル社刊CP、G1afk
ides、 Chi+*ie et Physique
 PhotographiquePaul Monte
l+ 1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」、フォ
ーカルプレス社刊(G、 F、 Duffin、 Ph
otogra−phic Emulsion Chem
istry (Focal Press+ 1966)
、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布J、フォーカ
ルプレス社刊(V、 L、 Zelikman et 
al+ Makingand Coatin@ Pho
tographic Emulsion+ Focal
 Press+1964)などに記載された方法を用い
て調製することができる。すなわち、酸、性法、中性法
、アンモニア法等のいずれでもよく、また可溶性根塩と
可溶性ハロゲン塩を反応させる形式としては片側混合法
、同時混合法、それらの組合わせなどのいずれを用いて
もよい。粒子を銀イオン過剰の下において形成させる方
法(いわゆる逆混合法)を用いることもできる。なかで
も同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生成す
る液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわちいわゆる
コンドロールド・ダブルジェット法を用いるのが好まし
い。
この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイズが均一
に近いハロゲン化銀乳剤が得られるからである。
別々に形成した2種以上のハロゲン化銀乳剤を混合して
用いてもよい。
前記の規則的な結晶粒子からなるハロゲン化銀乳剤は、
粒子形成中のPAgとPHを制御することにより得られ
る。詳しくは、例えばフォトグラフィック・サイエンス
・アンド・エンジニアリング(Photographi
c 5cience and Br+gineerin
g)第6巻、159〜165頁(1962)iジャーナ
ル・オプ・フォトグラフィック・サイエンス(Jour
nalof Photographic 5cienc
e)+ 12巻、242〜251頁(1964)、米国
特許第3,655,394号および英国特許第1,41
3,748号に記載されている。
また単分散乳剤としては、平均粒子直径が約0.1ミク
ロンより大きいハロゲン化銀粒子で、その少なくとも9
5重量%が平均粒子直径の±40%内にあるような乳剤
が代表的である。平均粒子直径が0.25〜2ミクロン
であり、重量%又は数量で少な(とも95%のハロゲン
化銀粒子が平均粒子直径の±30%以内、特に±20%
の範囲内にあるような乳剤を使用するのが好ましい、こ
のような乳剤の製造方法は米国特許第3,574,62
8号、同第3,655,394号および英国特許筒1.
 413.748号に記載されている。また特開昭48
−8600号、同51−39027号、同518309
7号、同53−137133号、同54−48521号
、同54−99419号、同58−37635号、同5
B−49938号などに記載されている。
このような単分散乳剤同士を二種以上混合した場合や単
分散乳剤と多分散乳剤を混合した場合の混合乳剤の単分
散度は、先に記載した数値範囲に入る必要はないが、該
数値範囲内に入るのが好ましい。
また、アスペクト比が5以上であるような平板状粒子も
本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォト
グラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング
(Gutoff、 PhotographicScie
nce and Il!ngineering)+第1
4巻、 248〜257頁(1970年);米国特許第
4,434,226号、同4,414.310号、同4
,433゜048号、同4,439.520号および英
国特許筒2.112.157号などに記載の方法により
簡単に調製することができる。平板状粒子を用いた場合
、増感色素による色増感効率の向上、粒状性の向上およ
び鮮鋭度の上昇などの利点のあることが、先に引用した
米国特許第4,434,226号などに詳しく述べられ
ている。
結晶構造は−様なものでも、内部と表面部とが異質なハ
ロゲン組成からなる物でもよく、層状構造をなしていて
もよい、これらの乳剤粒子は、英国特許筒1,027,
146号、米国特許第3゜505.068号、同4,4
44,877号および特開昭60−143331号等に
開示されている。また、エピタキシャル接合によって組
成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよく、また
例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合
物と接合されていてもよい、これらの乳剤粒子は、米国
特許第4,094,684号、同4゜142.900号
、同4,459,353号、英国特許筒2.038,7
92号、米国特許第4゜349.622号、同4,39
5.478号、同4.433,501号、同4,463
,087号、同3,656,962号、同3.852.
067号、特開昭59−162540号等に開示されて
いる。
特に有用なハロゲン化銀粒子は粒子の表面に孤立して、
または層状に臭化銀局在相をもつ塩臭化銀粒子である。
このようなハロゲン化銀については、特願昭62−31
9741号明細書に詳しく記載されている。
本発明に用いる乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成およ
び分光増感を行ったものを使用する。このような工程で
使用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャーN1
117643および同k18716に記載されており、
その該当個所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できるその他の写真用添加剤も上記の2つ
のリサーチ・ディスクロージャーに記載されており、後
掲の表に記載個所を示した。
l 化学増感剤 2 感度上昇剤 3 分光増感剤、 強色増感剤 4 かふり防止剤 および安定剤 5 光吸収剤、フ イルター染料 紫外LA吸収剤 6 スティン防止 剤 7硬膜剤 8 バインダー 9、可塑剤、潤滑剤 io  塗布助剤、表面 活性剤 11  スタチック 23頁 23〜24頁 24〜25頁 25〜26頁 25頁右欄 26頁 26頁 27頁・ 26〜27頁 27頁 648頁右欄 同上 648頁右欄〜 649頁右欄 649頁右欄 649右欄〜 650左欄 65050頁 右欄 651頁左欄 同上 650右欄 同上 同上 本発明には種々のカラーカプラーを併用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
RD)8[L17643、■−C〜Gに記載された特許
に記載されている0色素形成力プラーとしては、減色法
の三原色(すなわち、イエロー、マゼンタおよびシアン
)を発色現像で与えるカプラーが重要であり、耐拡散性
の、4当量または2当量カプラーの使用が好ましく、そ
の具体例は前述RD17643、■−Cおよび0項記載
の特許に記載されたカプラーの外、下記のものを本発明
で好ましく使用できる。
本発明に併用できるイエローカプラーとしては、バラス
ト基を有し疎水性のアシルアセトアミド系カプラーが代
表例として挙げられる。なかでも米国特許筒4.622
,287号や同4,623゜616号に記載のα−ピバ
ロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性、
特に光堅牢性が優れており、一方、米国特許筒3,40
8,194号や同3,933.501号などに記載のα
−ベンゾイルアセトアニリド系カプラーは高い発色濃度
が得られる。
ピバロイルアセトアニリド型イエローカプラーの具体例
としては、前述の米国特許4,622゜287号明細書
の第37欄〜54欄に記載の化合物例(Y−1)〜(Y
−39)を挙げる事ができ、なかでも(Y−1)、(Y
−4)、(Y−6)、(Y−7)、(Y−15)、(Y
−21)、(Y−22)、(Y−23)、(Y−26)
、(Y−35)、(Y−3(Y−37)、(Y−38)
、(Y−39)、などカリましい。
また前述の米国特許4,623,616号明1書の第1
9欄〜244IllIの化合物例(Y−1)〜(YB2
)を挙げる事ができ、なかでも(Y−2)、(Y−7)
、(Y−8)、(Y−12)、(Y−2(Y−21)、
(Y−23)、(Y−29)、などカリましい。
その他、好ましいものとしては、米国特許3゜408.
194号明細書の第6欄に記載の典型f具体例(34)
、同3,933.501号明細書(第8欄に記載の化合
物例(16)や(19) 、同4゜046.575号明
細書の第7〜8欄に記載の化合物例(9)、同4,13
3,958号明細書の第5〜nilに記載の化合物例(
1)、同4,401.752号明細書の第5欄に記載の
化合物例1、及び下記の化合物a)〜g)を挙げること
ができる。
本発明に使用するピラゾロアゾール系カプラーと併用で
きるマゼンタカプラーとしては、5−ピラゾロン系カプ
ラーが挙げられる。5−ピラゾロン系カプラーは3−位
がアリールアミノ基もしくはアシルアミノ基で置換され
たカプラーが、発色色素の色相や発色濃度の観点で好ま
しく、その代表例は、米国特許第2,311,082号
、同2゜343.703号、同第2,600,788号
、同第2,908.573号、同第3,062,653
号、同第3,152,896号および同第3゜936.
015号などに記載されている。二当景の5−ピラゾロ
ン系カプラーの離脱基として、米国特許第4,310,
619号に記載された窒素原子離脱基または米国特許第
4,351,397号に記載されたアリールチオも特に
好ましい、また欧州特許73,636号に記載のバラス
ト基を有する5−ピラゾロン系カプラーは高い発色濃度
が得られる。
併用しうるシアンカプラーとしては、フェノール系シア
ンカプラーとナフトール系シアンカプラーが最も代表的
である。
フェノール系シアンカプラーとしては、米国特許2,3
69.929号、同4,518,687号、同4,51
1.647号や同3,722,002号などに記載の、
フェノール核の2位にアシルアミノ基をもち、かつ5位
にアルキル基をもつもの(ポリマーカプラーも含む)が
あり、その代表的具体例としては、カナダ特許625,
822号に記載の実施例2のカプラー、米国特許3,7
72.002号に記載の化合物(1)、同4,564゜
590号に記載の化合物(1−4)や(1−5)、特開
昭61−39045号に記載の化合物(夏)、(2)、
(3)や(24)、同62−70846号に記載の化合
物(C−2)を挙げる事ができる。
フェノール系シアンカプラーとしては、また米国特許2
,772,162号、同2,895,826号、同4,
334,011号、同4,500゜653号や特開昭5
9−164555号に記載の2.5−ジアシルアミノフ
ェノール系カプラーがあり、その代表的具体例としては
、米国特許2゜895.826号に記載の化合物(V)
、同4゜557.999号に記載の化合物07)、同4
,565.111号に記載の化合物(2) ヤ02)、
同4.124.396号に記載の化合物(4)、同4,
613゜564号に記載の化合物(1−19)等を挙げ
る事ができる。
フェノール系シアンカプラーとしては、また米国特許4
,327.173号、同4,564,586号、同4,
430,423号、特開昭61−390441号や特願
昭61−100222号に記載の、含窒素複素環がフェ
ノール核に縮合したものがあり、その代表的具体例とし
ては、米国特許4,327,173号に記載のカプラー
(+)や(3)、同4,564,586号に記載の化合
物(3)とaω、同4,430.423号に記載の化合
物(1)や(3)、及び下記化合物を挙げる事ができる
Cl C5H11n CI。
Cj! フェノール系シアンカプラーとしては、その他米国特許
4,333,999号、同4,451゜559号、同4
,444,872号、同4,427.767号、同4,
579.813号、欧州特許(EP)067.689B
1号などに記載のウレイド系カプラーがあり、その代表
的具体例としては、米国特許4,333,999号に記
載のカプラー(7)、同4,451,559号に記載の
カプラー(1)、同4,444,872号に記載のカプ
ラーa釈同4,427,767号に記載のカプラー(3
)、同4,609,619号に記載のカプラー(6)や
(24)、同4,579,813号に記載のカプラー(
1)や(II)、欧州特許筒(BP)867.689B
1号に記載のカプラー(45)や(50)、特開昭61
−42658号に記載のカプラー(3)等を挙げる事が
できる。
ナフトール系シアンカプラーとしては、そのナフトール
核の2位にN−アルキル−N−アリールカルバモイル基
をもつもの(例えば米国特許2゜313.581+)、
2位にアルキルカルバモイル基をもつもの(例えば米国
特許2,474,293号、同4,282.312号)
、2位にアリールカルバモイル基をもつもの(例えば特
公昭50−14523号)、5位にカルボンアミド又は
スルホンアミド基をもつもの(例えば特開昭60−23
7448号、同61−145557号、同61−153
640号)、やアリールオキシ離脱基をもつもの(例え
ば米国特許3,476.563号)、置換アルコキシ離
脱基をもつもの(例えば米国特許4,296.199号
)、グリコール酸離脱基をもつもの(例えば特公昭60
−39217号)などがある。
また、その他のシアンカプラーとしては、欧州特許出願
公開番号249,453A2号明細書に記載のジフェニ
ルイミダゾール類も使用できる。
その具体例を以下に列挙する。
CJ* C5Htt(t) NHCOCRl OC’sH+? C1H+t(t) 発色々素の不要吸収を補正するために、撮影用のカラー
感材にはカラードカプラーを併用しマスキングを行うこ
とが好ましい。米国特許第4.163.670号および
特公昭57−39413号などに記載のイエロー着色マ
ゼンタカプラーまたは米国特許第4,004,929号
、同第4. 138.258号および英国特許筒1,1
46,368号などに記載のマゼンタ着色シアンカプラ
ーなどが典型例として挙げられる。その他のカラードカ
プラーは前述RD17643、■−G項に記載されてい
る。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなカプラーは、
米国特許第4,366.237号および英国特許筒2,
125,570号にマゼンタカプラーの具体例が、また
欧州特許筒96,570号および西独出願公開箱3,2
34,533号にはイエロー、マゼンタもしくはシアン
カプラーの具体例が記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは二量体以
上の重合体を形成してもよい、ポリマー化された色素形
成カプラーの典型例は、米国特許第3,451,820
号および同第4.080゜211号に記載されている。
ポリマー化マゼンタカプラーの具体例は、英国特許筒2
.102,173号および米国特許第4.367.28
2号に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは前述RD17643、■−
F項に記載された特許のカプラーが有用である。
本発明との組合わせで好ましいものは、特開昭57−1
51944号に代表される現像液失活型;米国特許4,
248,962号および特開昭57−154234号に
代表されるタイミング型;特開昭60−184248号
に代表される反応型であり、特に好ましいものは、特開
昭57−151944号、同5B−217932号、特
開昭60−218644号、同60−225156号、
および同60−233650号等に記載される現像液失
活型DIRカプラーおよび特開昭60−184248号
等に記載される反応型DIRカプラーである。
本発明に使用できる適当な支持体は、例えば、前述のR
D、漱17643の28頁および同、N1118716
の647頁右欄から648頁左欄に記載されているが、
なかでも反射支持体が好ましい。
次に本発明のカラー感材に適用されるカラー現像処理に
ついて説明する。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノ−N、N−ジエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−ア
ミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−メトキシエチルアニリン及びこれらの硫酸塩、塩
酸塩もしくはP−1−ルエンスルホン酸塩が挙げられる
。これらの化合物は目的に応じ2種以上併用することも
できる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物塩、沃化物塩、
ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメ
ルカプト化合物のような現像抑制剤またはカプリ防止剤
などを含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒド
ロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫酸
塩ヒドラジン類、ヒドラジド類、フェニルセミカルバジ
ド類、トリエタノールアミン、カテコールスルホン酸類
、トリエチレンジアミン(1,4−ジアザビシクロE2
,2,2]オクタン)類の、如き各種保恒剤を添加する
のが好ましい、なかでもヒドラジン類やヒドラジド類の
使用が好ましく、これらの化合物は特願昭63−112
95号明細書の一般式(II)で表わされる化合物に該
当し、またその具体例は前記出願明細書の第27頁〜4
7頁に列記された化合物である。これらの化合物の添加
量は現像ン夜12当り0.01〜50gが好ましく、さ
らには0、1〜30gが好ましい。また、ヒドロキシル
アミン類の添加量は現像filffi当り0g−10g
が好ましく、更に好ましくは0g〜5gである。カラー
現像液の安定性が保たれるならば添加量は少ない方が好
ましい。
発色現像液へのその他の添加剤としては、エチレングリ
コール、ジエチレングリコールのような有機溶剤、ベン
ジルアルコール、ポリエチレングリコール、四級アンモ
ニウム塩、アミン類のような現像促進剤、色素形成カプ
ラー、競争カプラーナトリウムボロンハイドライドのよ
うなカプラセ剤、1−フェニル−3−ピラゾリドンのよ
うな補助現像主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸
、アミノポリホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホ
ノカルボン酸に代表されるような各種キレート剤、例え
ば、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチ
レントリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸
、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチ
リデン−1,1ジホスホン酸、ニトリロ−N、N、N−
)リメチレンホスホン酸、エチレンジアミン−N、N、
N’N′−テトラメチレンホスホン酸、エチレングリコ
−ル(O−ヒドロキシフェニル酢#)及びそれらの塩を
代表例として上げることができる。
本発明におけるカラー現像液の処理温度は、30°C〜
50°Cが好ましく、更に好ましくは33°C〜42°
Cである。補充量は感光材料1rrf当り2000mj
!以下好ましくは1500ml!以下である。廃液量低
減の観点で、これらの補充量は少ない方が好ましい。
本発明における発色現像液において、環境汚染またはカ
ラー画像の保存性、スティンの発生などで不利なベンジ
ルアルコールを実質的に含まない発色現像液による迅速
化が好ましく、そのためには、特願昭61−25979
9号に記載の発色現像主薬の酸化体に対する復元剤と復
元剤の酸化体の捕獲剤を併用する発色現像系を構成させ
るがよい。
また本発明における発色現像液はヨウトイオンを実質的
に含まないことが好ましい。ここでヨウトイオンを実質
的に含まないとは1■/2未満のヨウトイオンを含むこ
とをいう、また本発明における発色現像液は亜硫酸イオ
ンを実質的に含まないことが好ましく、ここで亜硫酸イ
オンを実質的に含まないとは亜硫酸イオン含料が0.0
2モル/l以下であることをいう。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい。さらに二槽の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(■)、コバル) ([
[l)、クロム(■)、銅(n)などの多価金属の化合
物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。
代表的漂白剤としてはフェリシアン化物;重クロム酸塩
;鉄(III)もしくはコバルI−(Ill)の有機錯
塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイ
ミノニ酢酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコ
ールエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボ
ン酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩
;過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベンゼ
ン類すどを用いることができる。これらのうちエチレン
ジアミン四酢酸鉄(I[Hf塩を始めとするアミノポリ
カルボン酸鉄(I[[)錯塩及び過硫酸塩は迅速処理と
環境汚染防止の観点から好ましい。さらにアミノポリカ
ルボン酸鉄(I[l)錯塩は漂白液においても、漂白定
着液においても特に有用である。
これらのアミノポリカルボン酸鉄(mitt塩を用いた
漂白液又は漂白定着液のpHは通常5.5〜8であるが
、処理の迅速化のために、さらに低いpHで処理するこ
ともできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明細書に記載されて
いる:米国特許第3,893.858号、西独特許第1
,290,812号、特開昭53−95630号、リサ
ーチ・ディスクロージャーNα17.129号(197
8年7月)などに記載のメルカプト基またはジスルフィ
ド結合を有する化合物;特開昭50−14,029号に
記載のチアゾリジン誘導体;米国特許第3.706,5
61号に記載のチオ尿素誘導体;特開昭58−16゜2
35号に記載の沃化物塩;西独特許第2,748.43
0号に記載のポリオキシエチレン化合物類;特公昭45
−8836号記載のポリアミン化合物;臭化物イオン等
が使用できる。なかでもメルカプト基またはジスルフィ
ド基を存する化合物が促進効果が大きい観点で好ましく
、特に米国特許第3.893,858号、西独特許第1
,290.812号、特開昭53−95,630号に記
載の化合物が好ましい。更に、米国特許第4.552.
834号に記載の化合物も好ましい。これらの漂白促進
剤は感材中に添加してもよい。撮影用のカラー感光材料
を漂白定着するときこれらの漂白促進剤は特に有効であ
る。
定着剤としてはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオエー
テル系化合物、チオ尿素類、多量の沃化物塩等をあげる
ことができるチオ硫酸塩の使用が一+a的であり、特に
チオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用できる。漂白定
着液の保恒剤としては、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、スルフ
ィン酸類あるいはカルボニル重亜硫酸付加物が好ましい
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urna 1of the 5ociety of M
otion Picture and Televis
ionEngineers第64巻、P、 248−2
53  (1955年5月号)に記載の方法で、求める
ことがでる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題が生じる0本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題の解決策として、
特願昭61−131.632号に記載のカルシウムイオ
ン、マグネシウムイオンを低減させる方法を極めて肴効
に用いることができる。また、特開昭57−8,542
号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール
類、塩素化インシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌
剤、その他ベンゾトリアゾール類、堀口博著「防菌防黴
剤の化学」、衛生技術会場[微生物の滅菌、殺菌、防黴
技術」、日本防閑防黴学会編「防菌防黴剤事典」に記載
の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4−
9であり、好ましくは5−8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15−45°Cで20秒−1B分、好ましくは
25−40℃で30秒−5分の範囲が選択される。更に
、本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定液に
よって処理することもできる。このような安定化処理に
おいては、特開昭57−8.543号、5B−14,8
34号、60−220,345号に記載の公知の方法は
すべて用いることができる。
又、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合も
あり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴と
して使用される、ホルマリンと界面活性剤を含有する安
定浴を挙げることができる。
この安定浴にも各種キレート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等信の工程において再利用することもでき
る。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い、内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい0例えば米国特許第3,342,59
7号記載のインドアニリン系化合物、同第3,342.
599号、リサーチ・ディスクロージャー14,850
号及び同15,159号記載のシッフ塩基型化合物、同
13.924号記載のアルドール化合物、米国特許第3
,719.492号記載の金属塩錯体、特開昭53−1
35,628号記載のウレタン系化合物を挙げることが
できる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1フェニル−3−
ピラゾリドン類を内蔵しても良い。典型的な化合物は特
開昭56−64,339号、同57−14.4547号
、および同58115.438号等記載されている。
本発明における各種処理液は10℃〜50°Cにおいて
使用される。通常は33℃〜38℃の温度が標準的であ
るが、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮した
り、逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の
改良を達成することができる。
また、感光材料の節銀のため西独特許第2,226.7
70号または米国特許第3,674,499号に記載の
コバルト補力もしくは過酸化水素補力を用いた処理を行
ってもよい。
本現像処理工程においては、発色現像から、脱銀、水洗
、そして乾燥までを120秒以内で行うことができる。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、ス・ラ
イド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラー
ペーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパ
ーなどを代表例として挙げることができる0本発明はま
た、リサーチ・ディスクロージャー!7123 (19
78年7月)などに記載の三色カプラー混合を利用した
白黒感光材料にも適用できるが、好ましくはカラーペー
パーやカラー反転ペーパーなどの反射型カラー感材であ
る。
〔実施例〕
以下、具体例に基づいて本発明を説明するが、これらに
限定されることはない。
実施例1 マゼンタカプラー−1−(2,4,6−1−リクロロフ
ェニル) −3−((2−クロロ−5−テトラデカンア
ミド)アニリノ)−2−ピラゾリン−5−オン(a)1
0gをトリクレジルホスフェート20111、および酢
酸エチル20dに溶解させ、この溶液を1%ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム水溶液8Idを含むゼラチ
ン溶液80gに乳化分散させた。
次にこの乳化分散物を緑感性の塩臭化銀乳剤(Br50
モル%)  145g (Agで7g含有)に混合し、
塗布助剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
を加えポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に
塗布した。
カプラー塗布量は400mg/ rrfに設定した。こ
の層の上にゼラチン保護層(ゼラチン1 g/rrr)
を塗布し、試料1・Aをつくった。
同様の方法で、上記の乳化分散物をつくる際に第1表に
示すように本発明の一般式(1)のカプラーと本発明の
一般式(It)の化合物および比較化合物の組合せをつ
くった。−数式(n)の化合物および比較化合物は使用
するカプラーに対して100モル%加え、カプラーと色
像安定剤の変更以外は試料1・Aと同様の方法で塗布し
た試料1・B〜1・Qをつくった。
上記感光材料を化学くさびを通して露光後、次の工程で
処理した。
処理1互     1−度    称−皿カラー現像 
    37°C3分30秒漂白定着      33
°C1分30秒水   洗      24〜34°C
3分乾  燥      70〜80℃    1分各
処理液の組成は以下の通りである。
左l二里像丘 水                      80
0 mlジエチレントリアミン五酢酸     1.0
 gニトリロ三酢酸           2.0 g
ベンジルアルコール          15−ジエチ
レングリコール         10aN亜硫酸ナト
リウム          2.0g臭化カリウム  
           1.0 g炭酸カリウム   
          3ON−レチルーN−(β−メタ
ンス   4.5ルホンアミドエチル)−3−メ チル−4−アミノアニリン硫酸 塩 ヒドロキシルアミン硫fli塩s、。
螢光増白剤(−旧TEX4B、住友化学製)1.0この
ようにして色素像を形成した各試料に400nm以下を
カットする富士フィルム紫外線吸収フィルターをつけて
、キセノンテスター(照度20万ルツクス)で6日間退
色テストをした。測定はマクベス濃度計RD−514型
(ステータスAAフィルター)で行ない初濃度2.0と
1.0の濃度部分の残存濃度を測定した。その結果を第
1表に示す。
水を加えて pH(25℃) 塁頁定1複 水 チオ硫酸アンモニウム(70%) 亜硫酸ナトリウム エチレンジアミン四酢酸鉄(III) モニウム 1000 Idl 10.25 00d 150mffi 8  g アン 55 g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム 水を加えて pH(25°C) 6.70 比較化合物(D) OC311? 特開昭62−244046号記載の化合物比較カプラー
(a) 比較化合物(A) OC,H? 特開昭60−262159号記載の化合物比較化合物(
B) 0■ OC1+3 英国特許2066975 (B)号記載の化合物 比較化合物(C) 144号記載の化合物 この結果から本発明の試料は公知の退色防止剤を用いた
場合に比し優れた光退色防止性能を示すことがわかり、
特に高濃度部では顕著な効果を示すことがわかる。
実施例2 マゼンタカプラーとしてM−3を用い以下に示す方法で
重層試料2・Aを作製した。一方、この試料に準じて第
2表に示すような比較化合物、あるいは本発明の色像安
定剤を第3層にカプラーに対して100モル%含有する
重層試料2・B〜2Gを作製した。
青感性ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀乳剤(1)を
以下の様にして調製した。
(1液) Ht OO1000tnl NaCj!           8.8gゼラチン 
         25 g(2液)硫酸(IN)  
        20Id(3液)下記の化合物(1%
)      3 tyrlC)13 CHs 14.01  g 1.72  g 30II1 5  g 13〇 − 56,03g 6.88  g 1.0  d 85  d 00  g d 85  d (3液)を を40分間 (6液) (4液)KBr Na CI H,Oを加えて (5液) A g N 0s HxOを加えて (6液)KBr Na Cj! Kt  I r C1−(0,001χ)H,Oを加え
て (7液) A g N O3 NH= NO3(50χ) HzOを加えて (I液)を75°Cに加熱し、(2液)と添加した。そ
の後、(4液)と(5液)費やして同時添加した。さら
に10分後、と(7液)を25分分間中して同時添加し
た。添加5分後、温度を下げ、脱塩した。水と分散ゼラ
チンを加え、pHを6.2に合わせて、平均粒子す1′
ズ1.01μm、変動係数(標準偏差を平均粒子サイズ
で割った値; s / d ) 0.08.臭化銀80
モル%の単分散立方体塩臭化銀乳剤(1)を得た。この
乳剤にトリエチルチオ尿素で表面潜像型乳剤が得られる
ように最適に化学増感を施した。
青感性ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀乳剤(2)、
さらに緑感性ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀乳剤(
3)、(4)および赤感性ハロゲン化銀乳剤層のハロゲ
ン化銀乳剤(5)、(6)についても同様の方法により
、薬品け、温度および添加時間を適宜変えることで調製
した。
ハロゲン化銀乳剤(1)〜(6)の形状、平均粒子サイ
ズ、ハロゲン組成および変動係数は以下に示した通りで
ある。
(1)立方体 1.01   80     0.0B
(2)立方体 0.70   80     0.07
(3)立方体 0.52   80     0.08
(4)立方体 0.40   80     0.09
(5)立方体 0.44   70     0.09
(6)立方体 0.36   70     0.08
ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体の上に、以
下に示す層構成の多層カラー写真感光材料を作製した。
塗布液は下記のようにして調製した。
第−層塗布液調製 イエローカプラー(E x Y) 19.1gおよび色
像安定剤(Cpd−1)1.91g、カブリ防止剤(C
pd−2)0.46gに酢酸エチル27.2ccおよび
溶媒(So  Iv−1)  3.8ccS ?8媒 
(Solv−2)3、8 ccを加え溶解し、この溶液
を10%ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム8cc
を含む10%ゼラチン水溶液185ccに乳化分散させ
た。一方ノ10ゲン化銀乳剤(1)とハロゲン化銀乳剤
(2)の6:4混合乳剤に下記に示す青感製増感色素を
銀1モル当たす5. OxlO−’モル加えたものを8
1目製した。
前記の乳化分散物とこの乳剤とを混合溶解し、以下に示
す組成となるように第−層塗布液を調製した。
第二層から第七層用の塗布液も第−層塗布液と同様の方
法で調製した。
各層のゼラチン硬化剤としては、!−オキシ35−ジク
ロロ−5−)リアジンナトリウム塩を用いた。
各層の分光増感色素としては下記のものを用いた。
青感性乳剤層; (CH2)4 (CHz)4sOJ−N(CJs:h SO5 (乳剤1モル当たり5.0XIO−’モル)SO3H−
N(CJs)s (乳剤1モル当たり4.0XIO−’モル)および(乳
剤1モル当たり?、0X10−’モル)赤感性乳剤層; (乳剤1モル当たり0.9X10−’モル)赤感性乳剤
層に対しては、下記の化合物をハロゲン化銀1モル当た
り2.6X10−’モル添加した。
また青感性乳剤層、緑感性乳剤層に対し、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a、?−テトラザインデン
をそれぞれハロゲン化銀1モル当たり1.2 Xl0−
”モル、1. I Xl0−”モル添加した。
また緑感光性乳剤層に対し、1−(5−メチルウレイド
フェニル)−5−メルカプトテトラゾールをハロゲン化
tff1モル当たり1.0XIO−’モル添加した。
また赤感性乳剤層に対し、2−アミノ−5−メルカプト
−1,3,4−チアジアゾールをハロゲン化銀1モル当
たり3.0X10−’モル添加した。
またイラジェーション防止染料として、下記の染料T−
1とT−2を用いた。
および 以下に各層の組成を示す、数字は塗布量(g/ボ)を、
ハロゲン化銀乳剤は銀換算塗布量を示す。
(層構成) 支持体 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体[第一層側
のポリエチレンに白色顔料(T i O□)と青味染料
(群青)を含む] 第−層(青感層) ハロゲン化銀乳剤(1)+(2)     0.26ゼ
ラチン              1.20イエロー
カプラー(ExY)        0.66色像安定
剤(Cpd−1)        0.07カブリ防止
剤(Cpd−2)       0.02溶媒(Sol
v  l)          0.13溶媒(S o
 I v−2)          0.23第二層(
混色防止層) ゼラチン               1.34退色
防止剤(Cpd−3)        0.04溶媒(
So 1 v−3)          0.10溶媒
(Solv−4) 第三層(緑感層) ハロゲン化銀乳剤(3)+ (4) ゼラチン マゼンタカプラー(M−4) スティン防止剤(Cpd−11) スティン防止剤(Cpd −12) 溶媒(Solv−3) 溶媒(Solv−5) 第四層(紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤(UV−1) 混色防止剤(Cpd−2) 溶媒(Solv−2) 第五層(赤感N) ハロゲン化銀乳剤(5)+ (6) ゼラチン シアンカプラー(ExC−1) シアンカプラー(ExC−2) 色像安定剤(Cpd−1) 0.10 0.14 1.30 0.27 G、025 0.032 0.21 O133 1,44 0,53 0,05 0,26 色像安定剤(Cpd〜7) カプリ防止剤(Cpd−2) 溶媒(Solv−1) 第六層(紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤(UV−1) 溶媒(Solv−2) 第七層(保護層) ゼラチン ポリビニルアルコールのアクリル 変性共重合体(変性度17%) 流動パラフィン 0.20 0.89 0.13 0.16 0.27 0.07 0.0! 0.19 0.47 0.17 0.08 ■、25 0.05 0.02 (ExY) イエローカプラー (Cpd ■)色像安定剤 −ECHz−CHh C0NIC,H4(t) 平均分子量; 60.000 (ExC−1) シアンカプラー (Cpd−2)カプリ防止剤 し記 UI′I (ExC−2) シアンカプラー (CPd−3)混色防止剤 CsH++(t) (Cpd−4)色像安定剤 (Cpd−11)スティン防止剤 (Cpd 12)スティン防止剤 (Solv−1)溶媒 (Sol 2)7容媒 (Sol v−3)i8媒 (Solv−4)  ?8媒 (Solv−5)溶媒 (Cpd 7)色像安定剤 l の4 : 2 :55混物(重量比) (UV−1) 紫外線吸収剤 の12:101混合物(重量比) これらの試料に実施例1に示したと同様に露光を与え、 処理を施した。
このようにして得られた 各試料の発色色素像に螢光灯退色器(1,5万ルツクス
) で4週間曝光し、退色テストを行ない、初 濃度2.0の濃度部分の残存濃度を測定した。
その 結果を第2表に示す。
第 表 この結果から本発明の試料は公知の退色防止剤を用いた
場合に比し、 特に優れた光堅牢性向上効 果を示すことがわかる。
比較化合物(E) 特開昭60−262159号に記載の化合物実施例3 マゼンタカプラーとしてM−4を用い、以下に示す方法
で重層試料3・Aを作製した。一方、この試料に準じて
第3表に示すような比較化合物、あるいは本発明の色像
安定剤を第3層にカプラーに対して100モル%含有す
る重層試料3・B〜3・Iを作製した。
青感性塩臭化銀乳剤層のハロゲン化銀乳剤(1)を以下
のようにして調製した。
(l液) (2液) 硫酸(IN) (3液) 下記の化合物(1%) 0  cc   cc HI CH。
(4液) (5′$1) (6液) (7液) (1液)を60°Cに加熱し、(2液)と(3液)を添
加した。その後、(4液)と(5液)を60分分間中し
て同時添加した。(4液)と(5液)添加終了10分後
に、(6液)と(7液)を25分分間中して同時添加し
た。添加5分後、温度を下げ、脱塩した。水と分散ゼラ
チンを加え、pHを6.0に合わせて、平均粒子サイズ
1. Op m変動係数(標準偏差を平均粒子サイズで
割った値Bs/d)0.11、臭化銀1モル%の単分散
立方体塩臭化銀乳剤を得た。この乳剤にトリエチルチオ
尿素を添加し、表面潜像型乳剤が得られるように最適に
化学増感を施した。さらにその後、下記の分光増感色素
(Sen−1)をハロゲン化銀乳剤1モル当たり7Xl
O−’モル添加した。
緑感性塩臭化銀乳剤層の塩臭化銀乳剤(2)および赤感
性塩臭化銀乳剤層の塩臭化銀乳剤(3)についても上記
と同様の方法により、薬品量、温度および添加時間を適
宜変えることで調製した。
塩臭化銀乳剤(2)に対して分光増感色素(Sen−2
)を乳1PII モル当たり5XIO−’モ/I/添加
し、塩臭化銀乳剤(3)に対しては分光増感色素(Se
n−3)を乳剤1モル当たり0.9 X 10−’モル
添加した。
塩臭化銀乳剤(1)〜(3)の形状、平均粒子サイズ、
ハロゲン組成および変動係数は以下に示した通りである
(1)立方体 1.00    1.0    0.1
1(2)立方体 0.45    1.0    0.
09(3)立方体 0.34    1.8    0
.10(Sen−1) (CH,)。
(CHz)asOJ ’ N(ClO2)3(Sen−
2) (Sen−3) 調製した塩臭化銀乳剤(1)〜(3)を用いて、以下に
示す層構成の多層カラー写真感光材料を作製した。塗布
液は下記のようにして調製した。
第−N塗布液調製 イエローカプラー(E x Y) 19.1gに酢酸エ
チル27.2ccおよび溶媒(Solv−1)3.8c
cを加え溶解し、この溶液を10%ト′デシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム8ccを含む10%ゼラチン水溶
液185 ccに乳化分散させた。一方、塩臭化銀乳剤
(1)に青感性増感色素(Sen−1)を銀1モル当た
り5.0X10−’モル加えたものを調製した。
前記の乳化分散物とこの乳剤とを混合溶解し、以下に示
す組成となるように第−層塗布液を調製した。
第二層から第七履用の塗布液も第−層塗布液と同様の方
法で調製した。
各層のゼラチン硬化剤としては、1−オキシ−3,5−
ジクロロ−S−トリアジンナトリウム塩を用いた。
赤感光性乳剤層に対しては、下記の化合物を塩臭化!1
1モル当たり1.9X10−3モル添加した。
また、青感性乳剤層に対し、4−ヒドロ゛キシ−6−メ
チル1,3.3a、7−チトラザインデンを塩臭化銀1
モル当たり!、0X10−”モル添加した。
また青感性乳剤層および緑感光性乳剤層に対し1−(5
−メチルウレイドフェニル)−5−メルカプトテトラゾ
ールをそれぞれ塩臭化銀1モル当たり1. OXl0−
’モル、1.5X10−’モル添加した。
また赤感光性乳剤層に対し、2−アミノ−5−メルカブ
ト−1,3,4−チアジアゾールを塩臭化銀1モル当た
り2.5 X 10−’モル添加した。
以下に各層の組成を示す。
(層構成) 支持体 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体[第一層側
のポリエチレンに白色顔料:TiOっ(2,7g/rr
r)と青味染料(群青)を含む〕第−層(青感層) 塩臭化銀乳剤(1)          0.26ゼラ
チン              1.13イエローカ
プラー(ExY)       0.66溶媒(Sol
v−4) 第二層(混色防止層) ゼラチン 混色防止剤(Cpd−3) 溶媒(Solv−4・) 溶媒(Solv−3) 染料(T−3) 第三層(緑感層) 塩臭化銀乳剤(2) ゼラチン マゼンタカプラー(M−4) 色像安定剤(Cpd−5) 色像安定剤(Cpd−6) 色像安定剤(Cpd−8) 溶媒(Solv−3) 溶媒(Solv−5) 第四層(紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤(UV−1) 混色防止剤(Cpd−3) 0.28 0.89 0.08 0.20 0.20 o、oos 0.15 0.51 0.27 O,0S O2O3 0,01 0、■9 0.15 1.42 0.52 0.06 溶媒(Solv−2) 染料(T−2) 第五層(赤感層) ハロゲン化銀乳剤(3) ゼラチン シアンカプラー(Exc−1) シアンカプラー(Exc−2) 色像安定剤(Cpd−1) 色像安定剤(Cpd−7) 溶媒(Solv−2) 溶媒(Solv  6) 溶媒(Solv−7) 第六層(紫外線吸収層) ゼラチン 紫外線吸収剤(UV−1) 溶媒(Solv−2) 染料(T−2) 第七層(保護層) ゼラチン ポリビニルアルコールのアクリル 0.26 o、ots 0.22 1.06 0.16 0.13 0.32 0.1B 0.10 0.10 0.11 変性共重合体(変性度17%) 流動パラフィン           0.03上記の
添加剤の記号は実施例2のそれと同義であるが、その他
の記号は以下に示す化学構造式を表わす。
(Cpd−5)色像安定剤 (Cpd−6)色像安定剤 0.48 0.18 0.08 o、oos し■3 し113 1.33 0.05 (Cpd−8)色像安定剤 (Solv−6)を8媒 (C11□)I C2H5 C00CRZCIIC489 Js (ExC−1)シアンカプラー (Solv−7)溶媒 し記 (T−3) (ExC−2)シアンカプラー 5υコに :iu3に 上記感光材料を光学くさびを通して露光後、次の工程で
処理した。
延慝工程    益−度     称−肌カラー現像、
35°c       45秒漂白定着    30〜
36°c      45秒安定■  30〜37℃ 
  20秒 安定■  30〜37°c    20秒安定■  3
0〜37°c    20秒安定■  30〜37°C
30秒 乾   燥     70〜85°C60秒(安定■→
■への4タンク向流力式とした。)各処理液の組成は以
下の通りである。
友立二瓜像戒 水                      80
0 mlエチレンジアミン四酢酸      2.0g
トリエタノールアミン        8.0g塩化ナ
トリウム           1.4g炭酸カリウム
            25 gN−エチル−N−(
β−メタンスル 5.0gホンアミドエチル)−3−メ
チル 4−アミノアニリン硫酸塩 N、N−ジエチルヒドロキシルアミ  4.2gン 5.6−シヒドロキシベンゼンー1. 0.3g2.4
−)リスルホン酸 螢光増白剤(4,4’ −ジアミノス 2.0 gチル
ベン系) 水を加えて           1000 dp H
(25’C)          10.10盪頁足l
撒 水                    400−
チオ硫酸ア゛ンモニウム(70χ)      100
mff1亜硫酸ナトリウム          18 
gエチレンジアミン四酢酸鉄(III)    ssg
アンモニウム エチレンジアミン四酢酸二ナトリウ  3gム 氷酢酸               8g水を加えて
           1000 dpH(25°(:
)           5.5皮定辰 ホルマリン(37χ)           0.1 
gホルマリン−亜硫酸付加物     0.7g5−ク
ロロ−2−メチル−4−イソ0.02 gチアゾリン−
3−オン 2−メチル−4−イソチアゾリン 0.01 g=3−
オン 硫酸銅             0.005 g第3
表 水を加えて           1000 Idp 
H(25’C)           4.0このよう
にして得られた各試料の発色色素像に螢光灯退色器(1
,5万ルツクス)で5週間曝光し、退色テストを行ない
、初濃度2.0の濃度部分の残存濃度を測定した。その
結果を第3表に示す。
この結果から本発明の試料は公知の退色防止剤を用いた
場合に比し、特に優れた光堅牢性向上効果を示すことが
わかる。
実施例−4 実施例3の第3層のマゼンタカプラーM−4の変わりに
M−3,M−5,M−9,M−11を用いて、実施例3
と同様な試験をしたところ、本発明の化合物は、実施例
3と同様に優れた光堅牢性向上効果を示した。
実施例5 実施例内と4で作成した塗布試料をそれぞれ光学くさび
を通して露光後、次の上程で処理し、実施例3と同様な
試験をしたところ、本発明の化合物は実施例3.4と同
様に優れた光堅牢性向上効果を示した。
く処理工程〉 発色現像 漂白定着 安定■ 安定■ 安定■ 乾   燥 肱… 〈処理時間〉 45秒 45秒 30秒 30秒 30秒 60秒 〈温 度) 35℃ 35°C 35°C 35℃ 35℃ 75°C 母液  補充液 水                   800d 
  800IR1エチレンジアミン−N、N、   3
.0g  3.0gN’ 、N’ −テトラメチレン ホスホン酸 トリエタノールアミン     g、og塩化ナトリウ
ム        1,4g炭酸カリウム      
   25gN−エチル−N−(β−メタ 5.Ogン
スルホンアミドエチル) 3−メチル−4−アミノアニ リン硫酸塩 N、N−ビス(カルボキシメ  5.0gチル)ヒドラ
ジン 蛍光増白剤(チバガイギー社 1.Og製UVITEX
 CK) 水を加えて         1000m1p H(2
5°C)10.05 儂頁定青直 水 チオ硫酸アンモニウム溶液(700g/ e )亜硫酸
アンモニウム エチレンジアミン四酢酸第2鉄アン モニウム 2水塩 2g o、3g 5g 7.0g 6.0g 2.0g 700  ml 00m1 8  g 5  g エチレンジアミン四酢酸2ナトリウ  3gム塩 臭化アンモニウム          40 g氷酢酸
               8g水を加えて   
        1000 mpH(25℃)5.5 水洗液 水道水をイオン交換樹脂によりカルシウム、マグネシウ
ムを各々a pp+w以下にまで処理して使用。
(25’Cでの導電率は5μs/cmであった。)〔発
明の効果〕 本発明による特定のマゼンタカプラー(−数式〔f〕)
とジアルコキシベンゼン誘導体(−数式〔■〕)との組
み合わせによって、写真画像の品質保存性が極めて向上
した。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料を処理するこ
とによって得られるマゼンタ色画像は光に対して、顕著
に高い堅牢性を示す。
手続補正書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式〔 I 〕で表わされるピラゾロアゾール系カ
    プラーの少なくとも1種と下記一般式〔II〕で表わされ
    る化合物の少なくとも1種とを含有することを特徴とす
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は水素原子または置換基を表わし、Xは
    水素原子または芳香族第一級アミン現像薬酸化体とのカ
    ップリング反応により離脱しうる基を表わし、Za、Z
    bおよびZcはメチン、置換メチン、=N−または−N
    H−を表わし、Za−Zb結合とZb−Zc結合のうち
    一方は二重結合であり、他方は単結合である。Zb−Z
    cが炭素−炭素二重結合の場合はそれが芳香環の一部で
    ある場合を含み、さらにR_1またはXで2量体以上の
    多量体を形成する場合も含み、またZa、Zbあるいは
    Zcが置換メチンであるときはその置換メチンで2量体
    以上の多量体を形成する場合も含む。) 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1_0およびR_1_1は脂肪族基、また
    は芳香族基を表わし、互いに同じであっても、異なって
    いてもよい。R_1_2およびR_1_3は脂肪族基、
    脂肪族オキシ基、芳香族オキシ基、脂肪族チオ基、芳香
    族チオ基、含窒素ヘテロ環基、アシルアミノ基、脂肪族
    アミノ基、芳香族アミノ基を表わし、互いに同じであっ
    ても、異なっていてもよく、また互いに結合し5〜6員
    ヘテロ環を形成してもよい。ここで表わす脂肪族、芳香
    族とは、置換基を有しているものであってもよい。)
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