JPH02208029A - 複合段ボールの製造方法 - Google Patents

複合段ボールの製造方法

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JPH02208029A
JPH02208029A JP2918389A JP2918389A JPH02208029A JP H02208029 A JPH02208029 A JP H02208029A JP 2918389 A JP2918389 A JP 2918389A JP 2918389 A JP2918389 A JP 2918389A JP H02208029 A JPH02208029 A JP H02208029A
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JP
Japan
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foamed resin
resin sheet
corrugated board
laminated
liner paper
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JP2918389A
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Jun Maeda
純 前田
Yoichi Inoue
洋一 井上
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KYOWA DAN BOARD KK
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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KYOWA DAN BOARD KK
Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野) 本発明は1発泡樹脂シートを積層接着した複合段ボール
の製造方法に関し、発泡樹脂シートを段ボールのライナ
ー紙上に加熱接着する段階で該発泡樹脂シートが異常に
加熱され、その溶融し過ぎによって起こり易い気泡の圧
潰を防止できるように改良したものである。 【従来の技術】 段ボールに耐水性及び断熱性を付与する目的で、段ボー
ルの表面側(ライナー紙)に発泡樹脂シートを積層接着
することが従来より行なわれている。 この発泡樹脂シート層を有する複合段ボールの製造技術
としては、板紙製である波形中芯にライナー紙を接着す
る際の水系接着剤(例えば澱粉糊)の加熱盤による加熱
時の熱エネルギーを有効に利用する方法が、本出願人に
よって既に提案されている(特開昭62−71634号
公報を参照)、 そして、この提案された製造方法は1
発泡樹脂シートの片面に予め積層接着されている熱可塑
性樹脂フィルム(例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合
体フィルム)を上記水系接着剤の加熱乾燥時における加
熱盤の熱によって溶融させ、この溶融樹脂層を介して発
泡樹脂シートを段ボールのライナー紙上に一体に積層接
着するものである。
【発明が解決しようとする課題】
複合段ボールの製造において、予め熱可塑性樹脂フィル
ムを積層接着した発泡樹脂シートを加熱盤の設置側で波
形中芯と接着して走行してくるライナー紙上に積層接着
すると、水系接着剤(例えば澱粉糊)の加熱盤による加
熱乾燥時の熱が高温(160〜180℃)であるため、
ポリスチレンやポリエチレンのような樹脂の融点が10
0〜134℃である低融点の樹脂の発泡シートが異常に
加熱されて溶融し、冷却ロールによる冷却段階で発泡樹
脂シートの気泡が圧潰してしまうといった不具合の起る
ことが往々にしである。 そこで、本発明の目的は水系接着剤の加熱盤による加熱
乾燥時の熱エネルギーを1発泡樹脂シートの積層接着段
階では該発泡樹脂シートを過剰に溶融させない程度に緩
和させ、発泡樹脂シートを異常に加熱しないで複合段ボ
ールの製造ができるように改良した製造方法を提供する
ことにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の特徴とする複合段
ボールの製造方法はライナー紙と波形中芯とを水系接着
剤によって接着し、この水系接着剤を加熱盤により加熱
乾燥して段ボール体を形成する段階で、予め接着用の熱
可塑性樹脂フィルムが積層接着されている発泡樹脂シー
トを加熱盤の設置側でライナー紙上に積層し、上記加熱
乾燥時の熱を利用し1て熱可塑性樹脂フィルムを溶融さ
せ、この溶融した樹脂層により発泡樹脂シートを段ボー
ル体のライナー紙上に一体化して接着する複合段ボール
の製造方法において、水系接着剤の加熱乾燥により加熱
されたダンボール体を加熱盤に臨んでいるライナー紙側
から冷却し、該ライナー側の温度を発泡樹脂シートの融
点近くまで下げ、この温度降下時点で、上記ライナー紙
上に発泡樹脂シートを積層すると共に、該ライナー紙の
降下した上記温度の熱によって発泡樹脂シートの熱可塑
性樹脂フィルム層を溶融させ1発泡樹脂シートをライナ
ー紙上に接着するものである。
【実 施 例】
以下に、本発明に係る複合段ボールの製造方法を添付図
面に示す製造装置を参照しながら説明する。 なお、第
1図に示す製造装置は段ボールの両面に発泡樹脂シート
を積層接着した複合段ボールを製造する装置の1例であ
るが、本発明は、特に加熱盤の設置側に臨んだ段ボール
のライナー紙上に発泡樹脂シートを積層接着する複合段
ボールの製造に適用するものである。 片面に熱可塑性樹脂フィルム2を積層接着した発泡樹脂
シート1はロール状物として支持体3に繰り出し自在に
支持されており、この発泡樹脂シート1は、図上で波形
中芯4の両面にライナー紙5.6が接着されている段ボ
ール体7の走行通路の下側から繰り出される。 波形中
芯4の素材である板紙4aはロール状物として支持体8
により。 一方のライナー紙5はロール状物として支持体9により
、また他方のライナー紙6はロール状物にして支持体1
1によりそれぞれ繰り呂し自在に支持されている。 先ず、支持体8より繰り出した板紙4aをコルゲータ1
2のフルゲートロール12a、12bの間で波形状に賦
形し、次いで、この賦形された波形中芯4の片面の波形
頂部に糊付は機13によって水系接着剤である澱粉糊を
塗布し、片側のコルゲートロール12bと案内ロール1
4の間で、支持体9より繰り出した一方のライナー紙5
と波形中芯4とを重合接着して、片面段ボール状の連続
体15を形成する。 次に、走行する連続体15の波形
中芯4の露出する波形頂部(図上で連続体15の下面側
)に案内ロール16と対をなす糊付は機17によって水
系接着剤である澱粉糊を塗布し、この波形頂部に支持体
11より繰り呂した他方のライナー紙6を案内ロール1
8上で接合させ、該ライナー紙6を波形中芯4に接着し
て段ボール体7の連続物を形成する。 そして、段ボー
ル体7の連続物を加熱機21に導入し、この段ボール体
7を、図上でその走行通路の上側に設置した抑圧用無端
ベルト22と図上で下側に設置した加熱盤23の間に通
し、水系接着剤を160〜180℃に加熱された加熱盤
23によって加熱乾燥する。 この場合、抑圧用無端ベ
ルト22は1対の駆動口−ラ24a、24bによって走
行自在に支持され、その下側走行部分22aに当てた複
数個の当てロール25により段ボール体7を押圧してい
る。 次に、加熱盤23を通過した段ボール体7を予備冷却用
無端ベルト26によって予備的に冷却し、該段ボール体
7の温度を、図上で下側のライナー紙6上に積層される
発泡樹脂シート1の融点+10℃より低い温度に下げる
。 そして1段ボール体7が予備冷却用無端ベルト26
を通過した時点で、支持体3より繰り出された発泡樹脂
シート1をライナー紙6上に積層し、この積層体が冷却
用無端ベルト27に沿って走行する過程で発泡樹脂シー
ト1の熱可塑性樹脂フィルム2層をライナー紙6の熱に
よる加熱作用で溶融させ、この溶融樹脂層により発泡樹
脂シート1をライナー紙6に接着する。 次いで1発泡
樹脂シート1が積層されている段ボール体1を冷却用無
端ベルト27の一方の支持ロールとして機能している先
方側の冷却ロール27a(手前の支持ロールは符号27
bにより示す)により冷却し、段ボール体7に発泡樹脂
シート1を一体的に積層接着した複合段ボール31を製
造する。 本製造方法の実施には、発泡樹脂シート1として融点が
100〜120℃である発泡ポリエチレンシートや発泡
ポリスチレンベーパー等を、また接着層用の熱可塑性樹
脂フィルム2として低密度ポリエチレンフィルムやエチ
レン・酢酸ビニル共重合体フィルム等をそれぞれ用いる
ことができる。 そして、本製造方法による複合段ボー
ルの製造では、発泡樹脂シート1側にアルミニウム箔や
アルミニウム蒸着フィルムを積層することも可能である
。 更に1発泡樹脂シート1や熱可塑性樹脂フィルム2にゼ
オライト、大谷石等のエチレン吸収剤フィラーやカーボ
ンブラック等の導電性フィラーを配合してもよい。 しかして、第1図には段ボール体7の両面に発泡樹脂シ
ートを積層接着する製造例が示されており1図上で段ボ
ール体7の上面側に積層接着される発泡樹脂シート41
は段ボール体7の走行通路の上側から繰り出され、この
発泡樹脂シート41には予め接着層用の熱可塑性樹脂フ
ィルム2′が積層接着(第4図に示す製品参照)されて
おり、ロール状物として支持体42に支持されている。 そして、予備冷却用無端ベルト26では段ボール体7を
所定の温度に下げられない場合、第2図に示すように冷
却ロール29aと29bを予備冷却用無端ベルト26の
前方(図上で右側)に設けて、これにより段ボール体7
の温度を下げ、案内ロール30を介して発泡樹脂シート
1を積層接着する。 なお、図中38は発泡樹脂シート1の案内ロール、26
a、26bは予備冷却用無端ベルト26の支持ロール、
28a、28bは送りロール、32a、32bは冷却ロ
ール29a、29bにそれぞれ対向させて設けた案内ロ
ール、43a、43bは発泡樹脂シート41の案内ロー
ルである。
【発明の効果】
本発明は上記の如くであって、段ボール体のライナー紙
上に発泡樹脂シートを積層接着するときに、加熱盤によ
り加熱された段ボール体の温度を該発泡樹脂シートの融
点近くまで下げるようにしたので、段ボール体に積層接
着した発泡樹脂シートの気泡圧潰の原因となる発泡樹脂
シートの溶融過剰といった不具合の生ずる心配が全面的
に解消し、耐水性及び断熱性に優れた複合段ボールを製
造できる。 また1発泡樹脂シートの積層接着には波形
中芯とライナー紙を接着する水系接着剤の加熱乾燥用の
熱を利用するので、複合段ボールを経済的に製造できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施に用いる製造装置の略伝的側
面図、第2図は第1図の一部を変更した要部の略伝的側
面図、第3図は本発明方法により製造され、片面側のみ
に発泡樹脂シートを積層接着した複合段ボールの断面図
、第4図は同様にして製造され、両面に発泡樹脂シート
を積層接着した複合段ボールの断面図である。 図中、1は発泡樹脂シート、2は熱可塑性樹脂フィルム
、4は波形中芯、5,6はライナー紙、7は段ボール体
、23は加熱盤、26は予備冷却用無端ベルトである。 第3 第4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ライナー紙と波形中芯とを水系接着剤によって接着し、
    この水系接着剤を加熱盤により加熱乾燥して段ボール体
    を形成する段階で、予め接着用の熱可塑性樹脂フィルム
    が積層接着されている発泡樹脂シートを加熱盤の設置側
    でライナー紙上に積層し、上記加熱乾燥時の熱を利用し
    て熱可塑性樹脂フィルムを溶融させ、この溶融した樹脂
    層により発泡樹脂シートを段ボール体のライナー紙上に
    一体化して接着する複合段ボールの製造方法において、
    水系接着剤の加熱乾燥により加熱されたダンボール体を
    加熱盤に臨んでいるライナー紙側から冷却し、該ライナ
    ー側の温度を発泡樹脂シートの融点近くまで下げ、この
    温度降下時点で、上記ライナー紙上に発泡樹脂シートを
    積層すると共に、該ライナー紙の降下した上記温度の熱
    によって発泡樹脂シートの熱可塑性樹脂フィルム層を溶
    融させ、発泡樹脂シートをライナー紙上に接着すること
    を特徴とする複合段ボールの製造方法。
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