JPS58153631A - 中芯がプラスチツク製の段ボ−ルおよびその製造方法 - Google Patents

中芯がプラスチツク製の段ボ−ルおよびその製造方法

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JPS58153631A
JPS58153631A JP3627082A JP3627082A JPS58153631A JP S58153631 A JPS58153631 A JP S58153631A JP 3627082 A JP3627082 A JP 3627082A JP 3627082 A JP3627082 A JP 3627082A JP S58153631 A JPS58153631 A JP S58153631A
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JP
Japan
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core
corrugated
plastic
liner
plate
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JP3627082A
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Inventor
石崎 由夫
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ISHIZAKI SANGYO KK
Original Assignee
ISHIZAKI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は中芯がプラスチック製の段ボールおよびその
製造方法に関する。
段ボーμの一般的構造はコルゲート加工された中芯に表
裏ライナーを貼シ合わせたもので、この中芯の波設形状
によって様々な物理的特性が発揮される。ところが従来
のプラスチック製膜ボーμはかへる構造ではなく、全体
が押出しによシ一体に成形され、しかも表裏ライナー間
に直角に連結片を有し梯子状断面構造で番って波設が存
在しないため、腰が非常に弱く緩衝性に劣シ潰れ中すく
、また表裏ライナーは空間部で直接対向する構造である
ので断熱性に劣るという欠点があった。
そこで仁の発明は中芯がプラスチック板をコルゲート加
工され九段ボーμを提供せんとするものである。しかし
プラスチック板をコルゲート加工するに線種々の難点が
あつ九。例えばプラスチック板をコルゲートマレンの段
ローμに掛ける際に段ロールがそのプラスチックの加工
に適した温度を常に保持しておれば問題はないが、殊に
段ロールの加熱に温度変化の激しい水蒸気を用いる間係
もあって、あらゆる条件下で一定温度を保持させること
は困離であシ、段ロー〜の温度が低過ぎてプラスチック
板が波膜状に加工されず、あるいは高過ぎてプラスチッ
ク板が溶融し段ローμに付着する等、正常な波膜形成を
阻害する現象が頻繁に発生し九。
この発明は上記問題点の解決を図るために鋭意研兜と爽
験を重ね九結果、中芯がプラスチック板をコルゲート加
工されている該理想的なデツスチツク製段ボーA/シよ
びその二通りの製造方法を提供することに成功したもの
である。
すなわちこの発明の段ボーμはコルゲート加工されたプ
ラスチック製の中芯にライナーを接着したものである。
またこの第1の発明の段ボーA/II造方法は、コμゲ
ートマVンにおいて、段ローμを強制的に加熱しておき
、中芯原板に表裏両面が耐熱層で被覆された熱可塑性プ
ラスチック板を使用し、その中芯原板を段ロー〜に掛け
るととにより中芯原板にコルゲート加工を施し、コルゲ
ート加工された中芯にライナーを接着するものである。
また第2の発明の段ボーlv製造方法は、コ〃ゲートマ
Vンにシいて、段ロー〃を強制的に冷却しておき、中芯
原板に熱可塑性プラスチック板を使用し、その中芯原板
を予め塑性変形可能に加熱して段ローμに掛けることに
よ)◆芯原板にコルゲート加工を施し、コルゲート加工
された中芯にライナーを接着するもやである。
耐熱層線中芯のプラスチック材料の溶融温度に耐える材
質があればよく、例えば紙の接着、耐熱塗料の塗布、ア
μミの蒸着等によって形成することができる。
中芯原板のプラスチック材料として紘、ポリエチレン、
ポリプロピレン、AB8樹脂、*化ビ=−N等の熱可塑
性樹脂をその機械的性質、熱的性質、物理的性質を考慮
し用途に応じて選択する。
例えばフォークリフトで荷役する場金に使用するパレッ
ト用には機械的強度゛に一優れたAB8樹脂や強化プラ
スチックが適当である。また耐熱層形成用の紙としては
その材質が特に制限されるヒとはないが普通に段ボーμ
に使用されているクラフト紙が適している。
ライナーとしては単なるプラスチック板のはか、単なる
フィルム、紙にフィルムをラミネートしたもの、プラス
チック繊維のクロス等を用いる。特にライナーの内面を
紙にし九場合は接着剤に澱粉糊を使用できるので、従来
の一般的な紙製段ボールの製造横波を使用できて好都合
である@またライナーの内面に熱溶着フィルムを接着し
た場舎はその熱溶着によシ接着剤なしで中芯に接着でき
る。
次にこの発明を実施例の図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一笑施例のプラスチック製膜ボーμ
の断面構造を示しえものである。
段ボーstFはコルゲート加工された中芯10表裏両面
にライナー2.3が接着されている。そのうち中81は
材料として塩化ビニ−μが用いられ、その表裏両面にク
ラフト紙4.4の接着で耐熱層tが形成されている@ま
たライナー2.3%岡じくその′材料として塩化ビニ−
μが用いられ、その内面にタヲフ)紙5が接着されてい
る。
第2図線上記段ボー〃の製造方法の実施に使用した装置
の概略を示したものであって、中芯原板1m、表裏ライ
ナー原板24 、34紘それぞれtfi/ローμスタン
ド6.7.8にローfi/にシて供給されている。
中芯原板1mは第5図に示すように中芯となる未加工の
塊化ビニー〜板Pの両面にクラフト紙4゜4がビニール
系接着剤で接着されている。またライナー原板2m 、
 3gは内面にクラフト紙5が接着されている。
−teでミ〃ロー/I/スタンド6から繰シ出された中
芯原板11紘水蒸気で約180℃に加熱され九一対の段
ローfi/9.10間に挾み込まれる。その段ローA/
9.10間を通ってコルゲート加工された中芯lは糊ロ
ールで片側の段頂に澱粉糊が塗布される。
また表ライナー原板2aFiミμp−μスタンド7から
プレスロー*12によって中芯lに合流するように繰9
出される0そしてプレスローμ12と一方の段ロール1
0間に中芯lと表ライナー原板21が挾み込まれ、中芯
lの段頂に表ライナー原板2mが接着され片面段ボーA
/F、が形成される。このプレスロー 14/12は約
150℃に加熱しておいた0このようにして形成され九
片面段ボールF1はライダーローA/13とその下の糊
口−μ14との間に挾み込まれ、中芯lの他方の段頂に
澱粉糊が塗布される。1次にこの中芯lはミ〜ローμス
タンド8から繰り出された裏ライナー原板31と合流す
る。そしてコルゲーデイングペAz)15jその下の約
180℃に加熱され九プレスローA/16との間に挾み
込まれ、中芯IK裏ラフイナー原板3a ーμ形状となる。次いで加熱部17と冷却部18を通り
最後にカッター19で所定寸法に切断される。
なお20は冷却装置であって、段ローμm0とプレスロ
ー*12から出された片面段ボー*F,は速やかに冷却
し中芯1のコルゲート加工形状を安定させることが望ま
しい。
このようにして得られた段ボーfi/Fは、中芯lが普
通の紙製段ボーμと同様に正常な波膜形状に形成されて
おり、中芯lと表裏ライナー2.3との接着も非常に良
好で普通の紙製段ボー〃以上の大きな接着強度を示し九
段ローfi/9.10の加熱温度はプラスチック板Pの
適正加工温度よりも20℃乃至sO℃高めにセラFする
。単に適正加工温度の範囲にセットすると、クッ7)紙
の断熱性によシ七ット温度がそのままプラスチック板に
伝導されない九め、段ローA/9。
lOの温度低下が生ずると加工性が不良となることツあ
.。    :′・ ま九クラフト紙4.5の接着剤には被接着物のプラスチ
ック板Pやライナー2.3と同じ熱可塑性のビニール系
のものを使用し九が、加工中におけるクラフト紙の剥離
を防止する丸めに溶融温度の高い材質の接着剤を使用す
ることが望ましい。
あるいは熱硬化性の接着剤を使用してもよい。
第4図は中芯lに耐熱層が形成されていない段ボールの
製造装置の概略を示し九もので、同図に基づき第2の発
明による段ボー〃の製造方法を説明する。
同装置は第2図に示し友前記装置とほり同様であるので
、同符号を付して詳細な説明線省略する。
中芯原板laKは熱可塑性の単なるプラスチック板を使
用し、それはミμローμスタンド6に供給されている0
段ローA’90手前にはプレヒーター30 、 30が
設けられ、ミμロー!スタンド6から繰り出された中芯
原板11は段ローlv9.10に掛けられる前に塵性変
形可能に加熱される。ま九段ロール9.lOは冷却装置
によ)常時冷却されている。
なおこの冷却装置は特別のものを要せず、従来のコルゲ
ートマVンでは水蒸気の代プに空気を段ローμ9.lO
に吹き込めばよい。
そこで中芯原板la紘段ローfi/s,1o6cよりコ
ルゲート加工が施されるが、段ローフL/9.10が冷
却されているため、それに中芯厚板11が付着すること
はない。
またプレスロー/I/12 、 16紘常時加熱されて
おり、ミμロー〜スタンド7、8から繰り出されたプラ
スチックフィルムのライナー原板Qa,3afd,プレ
スローμm2 、 16により中芯1の段頂に熱溶着さ
れる。
なお31a冷却装置である。
以上説明したようにこの発明のプラスチック製膜ポーA
/aS中芯がプラスチック板をコルゲート加工したもの
であるから、腰が強く優れ九緩衝性を有し、圧縮強さ,
破裂強度.引張り強さ等の各種強度を兼ね備え、特に平
面圧力に対しては強力な復元力を保有する。また従来の
押出し成形されたデヲスチック製段ボーA/に比し断熱
性は非常に良好である。しかも防湿防水性を有するから
各種商品の梱包資材として極めて有用であるばかシか、
特に強度を必要とする葡役用パレット、建築資材。
コンクリート施工用型枠勢にも有用に使用できる。
を九金属製の段ボールに比し軽量であシ、焼却可能で使
い捨てにも適する。
またこの両発明方法は中芯がプラスチックである上記段
ボー〃を製造することに成功したものである。またこの
両発明方法によれば従来の紙製段ボー〜の製造機械をわ
ずかに改良して使用し所望のデフスチツク製段ボー〃を
量産できるので経済的に非常に有利である等の効果があ
る。
なお段ローμにテフロン加工を施しておいてもプラスチ
ックの溶着を防止することができ九〇
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のデフスチック製段ボーμの一部を斜
めから見た断面図、第2図はこの発明方法の実施に使用
した段ボール製造装置の概略を示す正面図、第5図は第
1図段ボールの中芯厚板を示す断面図、第4図は他の発
I!り法の実施に使用した段ポー1%/製造装置の概略
を示す正面図である。 F・・・段ボーA/P・・・プラスチック板 t・・・
耐熱1・・・中芯 2.3・・・ライナー 4.5・・
・クツフ)紙9.10・・・段ローμ 12・・・プレ
スローμm5・・・コ〜ゲーテイングベ!)  16・
・・プレスロー〃30・・・デVヒーター

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コルゲート加工されたプラスチック製の中芯にライ
    ナーを接着し九ことを特徴とする中芯がプラスチ−ツク
    製の段ボール0 2)中芯の表裏両面に耐熱層を形成し、表裏ライナーを
    耐熱層で接着しであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の中芯がプラスチック製の段ボール。 3)コルゲートマシンにおいて、段ロー〜ヲ強制的に加
    熱しておき、中芯原板に表裏両面が耐熱層で被覆された
    熱可塑性プラスチック板を使用し、その中芯原板を段ロ
    ールに掛けることにより中芯原板にコルゲート加工を施
    し、コルゲート加工された中芯にライナーを接着するこ
    とを特徴とする中芯がプラスチック製膜ポーμの製造方
    法。 )4)コルゲートマシンにおいて、段ローpを強制的に
    冷却しておき、中芯原板に熱可塑性プラスチック板を使
    用し、その中芯原板を予め塑性変形可能に加熱して段ロ
    ー〜に掛けることにより中芯原板にコルゲート加工を施
    し、コルゲート加工された中芯にライナーを接着するこ
    とを特徴とする中芯がプラスチック製の段ボー〜の製造
    方法。
JP3627082A 1982-03-08 1982-03-08 中芯がプラスチツク製の段ボ−ルおよびその製造方法 Pending JPS58153631A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252732A (ja) * 1988-08-17 1990-02-22 Tanakaya:Kk 空気小房を備えたシート材及びその製造方法
JPH04214336A (ja) * 1990-12-11 1992-08-05 Crown Package:Kk 樹脂層を備えた段ボールとその製造方法
JPH0679371U (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 東洋アルミホイルプロダクツ株式会社 簡易食器用トレイ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414631U (ja) * 1977-07-01 1979-01-30

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