JPH04214336A - 樹脂層を備えた段ボールとその製造方法 - Google Patents

樹脂層を備えた段ボールとその製造方法

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JPH04214336A
JPH04214336A JP40965890A JP40965890A JPH04214336A JP H04214336 A JPH04214336 A JP H04214336A JP 40965890 A JP40965890 A JP 40965890A JP 40965890 A JP40965890 A JP 40965890A JP H04214336 A JPH04214336 A JP H04214336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin layer
liner
corrugated board
core
inner core
Prior art date
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Pending
Application number
JP40965890A
Other languages
English (en)
Inventor
Morizou Sakou
佐光 守蔵
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Crown Package Co Ltd
Original Assignee
Crown Package Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Crown Package Co Ltd filed Critical Crown Package Co Ltd
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Publication of JPH04214336A publication Critical patent/JPH04214336A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂層を備えた段ボー
ルの構造、及び該構造に係る段ボールの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】段ボ−ル材は包装の箱等に広汎に使用さ
れていて、紙材よりなる波状形状の中芯の両面又は、片
面に平板形状の同様に紙材よりなるライナーを配設した
ものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来からの段
ボ−ルでは、該段ボールをパッケージ製品として食料品
に使用した場合には、該パッケージ製品の素材としての
段ボールが単に紙材で形成されているので、保温及び保
冷性に欠け、また、当然のことながら水や油に弱いとい
う欠点があり、更には、その強度が弱いという欠点もあ
る。そのような特性を得るためには、従来ではプラスチ
ック製品によることが考えられるが、その場合には、廃
棄した後の公害問題が生じることになる。
【0004】そこで、本発明は、保温、保冷、耐水、耐
油、緩衡性に優れ、強度を得ることができる段ボールと
その製造方法を開発することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一に、ライ
ナー、中芯の何れかの内部又はそれらの任意の組合わせ
のそれぞれの内部に樹脂層を設けてなる樹脂層を備えた
段ボールである。また、第二に、ライナー、中芯の何れ
かの片面若しくは両面又はそれらの任意の組合わせのそ
れぞれの片面若しくは両面に樹脂層を設けてなる樹脂層
を備えた段ボールである。さらに、第三に、 ライナー
の少なくとも一方の面又は中芯の表面に樹脂層を設け、
該樹脂層を加熱し、該ライナーと中芯を溶着することに
より形成する樹脂層を備えた段ボールの製造方法により
、上記の目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】すなわち、本発明の段ボ−ルにおいては、ライ
ナー、中芯の何れかの内部又は複数の場合としては、該
ライナーと中芯の任意の組合わせのものの各ライナー、
中芯の内部に樹脂層を設けてあるので、該樹脂層が熱交
換を遮断し、保温、保冷に寄与する。
【0007】また、該樹脂層は紙材とは違い水や油を透
過しないので、耐水性、耐油性を有することになる。更
には、樹脂層は一定の強度を有するので、紙材のみより
も強度の大きい段ボールを提供する。
【0008】以上は、ライナー、中芯の何れかの片面若
しくは両面又は、複数の場合には該ライナーと中芯の任
意の組合わせのものも各ライナー、中芯の片面若しくは
両面に樹脂層を設けた場合も同様である。
【0009】上述のような段ボールは、その一つの方法
として、該樹脂層が加熱すると溶解することに着目し、
予めライナーの少なくとも一方の面又は中芯の表面に樹
脂層を設け、該樹脂層を加熱することにより該樹脂層を
溶解させ、該ライナーと中芯を溶着せしめることにより
製造する。
【0010】
【実施例】引き続き、本発明の要旨を明確にするため図
面を用いて一実施例を説明する。第1図を使用して第一
実施例を説明する。樹脂層を備えた段ボール材Aは、紙
材よりなる中芯2の両面に同様に紙材よりなるライナー
11、12を配設せしめてなる、いわゆる両面段ボール
であって、その上部に設けたライナー11の内部に、O
PPフィルムを層状にOPPフィルム層3として配設さ
せたものである。このOPPフィルム層により保温、保
冷、耐水、耐油、緩衡性を有する段ボールを得ることが
でき、また、該フィルムが紙材よりなるライナー11、
12中芯2よりも強い強度を有するものになることから
、従来の段ボールより強度の優れた段ボールを得ること
ができる。
【0011】続いて、第2図を使用して第二実施例を説
明する。樹脂層を備えた段ボールBは、第一実施例の場
合と同様に、紙材よりなる中芯2の両面に、同様に紙材
よりなるライナー11、12を配設せしめたいわゆる両
面段ボールであるが、第一実施例とは異なり、中芯2の
内部にOPPフィルム層3を配設せしめたものである。
【0012】続いて、第3図に示すように、第三実施例
としての樹脂層を備えた段ボールCは、ライナー11、
12、中芯2とよりなる段ボールの、中芯2の一方の面
にOPPフィルム層3を添着せしめたものであり、この
場合は第一実施例、第二実施例の場合とは異なり一方の
面に添着せしめるのみであるので、上記実施例より製造
は容易である。また、中芯2とライナー11とは、該O
PPフィルム層3が加熱すると溶解し粘着性を有する点
に着目し、摂氏120°程度に熱し溶着することにより
接着し、製造していく。なお、この場合ライナー12と
中芯2は通常の方法で溶着する。
【0013】次に、第四実施例として示す樹脂層を備え
た段ボールDは、第4図に示すように、ライナー11、
12の一方の面にOPPフィルム層31、32を添着せ
しめたものであり、製造に際しては、OPPフィルム層
31、32に熱を与えて第三実施例の場合に説明したよ
うに中芯2とライナー11、12を溶着する。このよう
に、第三実施例、第四実施例の場合のようにすれば該O
PPフィルム層を保温、保冷、耐水、耐油、緩衡性等の
効果を得るものとしてだけではなく、溶着機能を持つも
のとしても使用することができ便利である。
【0014】なお、本発明は、本実施例に限定されるも
のではなく、例えば、第一実施例においてはOPPフィ
ルム層を内設せしめたのはライナー11のみであるが、
他のライナー、中芯に内設せしめてもよく、更には、任
意の組合わせによるそれぞれに内設せしめてもよく、又
、紙材も任意のものでよい等、本発明の目的、作用及び
後述する発明の効果の奏する範囲内において任意に定め
られてよく、それらの変更は、本発明の要旨を何ら変更
するものでないことはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明におけ
る段ボールは、第一の発明においては、そのライナー、
中芯の何れかの内部又はそれらの任意の組合わせのそれ
ぞれの内部に樹脂層を設けてあり、第二の発明において
は、ライナー、中芯の何れかの片面若しくは両面又はそ
れらの任意の組合わせのそれぞれの片面若しくは両面に
樹脂層を設けてあることから、樹脂層が熱伝導を妨げる
ので保温、保冷に優れ、また、該樹脂層が水や油の透過
を妨げるので耐水、耐油性に優れたものとなり、また、
そのような樹脂が一様に層をなしているので一定の強度
を有する段ボールを形成することができ、例えば、該段
ボールをパッケージ製品に使用した場合には、該パッケ
ージ製品により食料品をパックすると該食料品の保温等
を保つことができ、雨等に濡れても収容物を保護するこ
とができ、従来より強度の強いパッケージを作ることが
できる等、様々の分野で応用が可能である。
【0016】また、ライナーの少なくとも一方の面又は
中芯の表面に樹脂層を設け、該樹脂層を加熱し、該ライ
ナーと中芯を溶着することにより形成すると、該樹脂層
が保温、保冷、耐水、耐油性等の効果を有するものとし
てではなく、溶着機能を有するものとしても利用できる
ので、二重の効果を得られることができ至便となる。以
上本発明は、独特の効果を奏するものであり実用上まこ
とに優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の要部を示す断面図である。
【図2】第二実施例の要部を示す断面図である。
【図3】第三実施例の要部を示す断面図である。
【図4】段ボールの一部断面図である。
【符号の説明】
A  樹脂層を備えた段ボール B  樹脂層を備えた段ボール C  樹脂層を備えた段ボール D  樹脂層を備えた段ボール 11  ライナー 12  ライナー 2  中芯 3  樹脂層 31  樹脂層 32  樹脂層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ライナー、中芯の何れかの内部又はそ
    れらの任意の組合わせのそれぞれの内部に樹脂層を設け
    てなることを特徴とする樹脂層を備えた段ボール。
  2. 【請求項2】  ライナー、中芯の何れかの片面若しく
    は両面又はそれらの任意の組合わせのそれぞれの片面若
    しくは両面に樹脂層を設けてなることを特徴とする樹脂
    層を備えた段ボール。
  3. 【請求項3】  ライナーの少なくとも一方の面又は中
    芯の表面に樹脂層を設け、該樹脂層を加熱し、該ライナ
    ーと中芯を溶着することにより形成することを特徴とす
    る樹脂層を備えた段ボールの製造方法。
JP40965890A 1990-12-11 1990-12-11 樹脂層を備えた段ボールとその製造方法 Pending JPH04214336A (ja)

Priority Applications (1)

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JP40965890A JPH04214336A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 樹脂層を備えた段ボールとその製造方法

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JP40965890A JPH04214336A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 樹脂層を備えた段ボールとその製造方法

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JPH04214336A true JPH04214336A (ja) 1992-08-05

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ID=18518969

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JP40965890A Pending JPH04214336A (ja) 1990-12-11 1990-12-11 樹脂層を備えた段ボールとその製造方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5575418A (en) * 1993-09-30 1996-11-19 The University Of British Columbia Corrugated paperboard package systems with gas-permeable plastic membranes for modified atmosphere packaging of fresh fruits and vegetables and cut flowers
US5609293A (en) * 1992-04-27 1997-03-11 The University Of British Columbia Lined and coated corrugated paperboard package systems for modified atmosphere packaging of fresh fruits and vegetables

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58153631A (ja) * 1982-03-08 1983-09-12 石崎産業株式会社 中芯がプラスチツク製の段ボ−ルおよびその製造方法

Patent Citations (1)

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