JPH02207051A - 1―クロロ―2,2,3,3―テトラフルオロプロパン系共沸及び共沸様混合物 - Google Patents

1―クロロ―2,2,3,3―テトラフルオロプロパン系共沸及び共沸様混合物

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JPH02207051A
JPH02207051A JP8925689A JP2568989A JPH02207051A JP H02207051 A JPH02207051 A JP H02207051A JP 8925689 A JP8925689 A JP 8925689A JP 2568989 A JP2568989 A JP 2568989A JP H02207051 A JPH02207051 A JP H02207051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixture
weight
dichloromethane
azeotrope
r244ca
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8925689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Samejima
鮫島 俊一
Tateo Kitamura
健郎 北村
Naohiro Watanabe
渡辺 直洋
Akio Asano
浅野 昭雄
Toru Kamimura
徹 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8925689A priority Critical patent/JPH02207051A/ja
Publication of JPH02207051A publication Critical patent/JPH02207051A/ja
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  • Detergent Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1代替フロンとして使用できるとともに溶剤等
として優れた特性を有する新規なフッ素化炭化水素系共
沸及び共沸様混合物に関するものである。
[従来の技術] フッ素化炭化水素系化合物(以下単にフロンという)は
、毒性が少なく不燃で化学的に安定なものが多く、標準
沸点の異なる各種フロンが入手できることから、これら
の特性を活かして溶剤、発泡剤、プロペラントあるいは
冷媒等として1.1.2−トリクロロ−1,2,2−)
リフルオロエタン(R113)が、発泡剤としてトリク
ロロモノフルオロメタン(R11)が、プロペラントや
冷媒としてジクロロジフルオロメタン(R12)が使わ
れている。
[発明が解決しようとする課題] 化学的に特に安定なR11,R12、R113は対流圏
内での寿命が長く、拡散して成層圏に達し、ここで太陽
光線により分解して発生する塩素ラジカルがオゾンと連
鎖反応を起こし、オゾン層を破壊するとのことから、こ
れら従来のフロンの使用規制が実施されることとなった
。このため、これらの従来のフロンに変わり、オゾン層
を破壊しにくい代替フロンの探索が活発に行なわれてい
る。
本発明は、従来のフロンと同等な種々の優れた特性を有
しており代替フロンとして有用な炭素数が3の新規な含
水素クロロフルオロプロパン系フロンを含む組成物を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は1−クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロ
プロパン(R244ca)、1.1−ジクロロ−1−フ
ルオロエタン(R141b)、及びジクロロメタンから
なるフッ素化炭化水素系共沸及び共沸様混合物に関する
ものである0本発明の混合物は不燃性であるとともに共
沸組成が存在し、特に洗浄溶剤として従来の R113
単体よりも洗浄力が高いため、R113代替として極め
て有用なものである。
更に、リサイクルしても組成の変動が少ないこと、又従
来の単一フロンと同じ使い方ができ、従来技術の大幅な
変更を要しないこと等の利点かある。
本発明の混合物としてはR244caが6・〜31重量
%、R141bが38〜90重量%、及びジクロロメタ
ンが3〜40重量%、好ましくは、R244caが11
〜21重量%、1141bが64〜74重量%、及びジ
クロロメタンが11〜21重景%で重量、さらに好まし
くは、R244caの約16重量%、R141bの約6
8重量%及び、ジクロロメタンの約16重量%からなる
共沸混合物である。
本発明の混合物には、用途に応じてその他の成分を更に
添加混合することができる0例えば、溶剤としての用途
においては、ペンタン、イソペンタン、ヘキサン、イン
ヘキサン、ネオヘキサン、ヘプタン、イソへブタン、2
,3−ジメチルブタン、シクロペンタン等の炭化水素類
、ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロプロパン等のニ
トロアルカン類、ジエチルアミン、トリエチルアミン、
イソプロピルアミン、ブチルアミン、イソブチルアミン
等のアミン類、メタノール、エタノール、n−プロビル
アルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアル
コール、i−ブチルアルコール、S−ブチルアルコール
、t−ブチルアルコール等のアルコール類、メチルセロ
ソルブ、テトラヒドロフラン、1.4−ジオキサン等の
エーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルブ
チルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸プロピル、
酢酸ブチル等のエステル類、trans−1,2−ジク
ロロエチレン、cis−1,2−ジクロロエチレン、2
−ブロモプロパン等のハロゲン化炭化水素類、その他、
1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフルオロエタン等
の本発明以外のフロン類等を適宜添加することができる
R244ca、  R141b及び、ジクロロメタンか
らなる本発明の共沸及び共沸様混合物は、従来のフロン
と同様、熱媒体や発泡剤等の各種用途に使用でき、特に
溶剤として用いた場合、従来のR113より高い溶解力
を有するため好適である。溶剤の具体的な用途としては
、フラックス、グリース、油、ワックス、インキ等の除
去剤、塗料用溶剤、抽出剤、ガラス、セラミックス、プ
ラスチック、ゴム、金属製各種物品、特にIC部品、電
気機器、精密機械、光学レンズ等の洗浄剤や水切り剤等
を挙げることができる。洗浄方法としては、手拭き、浸
漬、スプレー 揺動、超音波洗浄、蒸気洗浄等を採用す
ればよい。
[実施例コ 以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1 下記の組成からなる溶剤混合物1000gを蒸留フラス
コに入れ、理論段数20段の精留塔を用い、大気圧下で
蒸留を行なった。
(組成)          (重量%)R244ca
 (沸点54℃)15 R141b  (沸点32℃)70 ジクロロメタン(沸点39.8℃)15その結果、留分
)90gを得た。このものをガスクロマトグラフで測定
した結果、次の組成であった。
(組成)          (重量%)R244ca
            16R141b      
      68ジクロロメタン       16 実施例 2 本発明の混合物(R244ca/R141b/ジクロロ
メタン=16重量%/68重量%/16重量%)を用い
て機械油の洗浄試験を行なった。
5O3−304のテストピース(25mmX 30mm
+X 2m+n厚)を機械油(日本石油製CQ−30)
中に浸漬した後、本発明の前記混合物に5分間浸漬した
。その結果、機械油は、R113と同様、良好に除去で
きることが確認された。
実施例 3 実施例2の混合物(R244ca/R141b/ジクロ
ロメタン=16重量%/68重量%/16重量%)を用
いてフラックスの洗浄試験を行なった。
プリント基板全面にフラックス(タムラ製作所製り15
−AL−4)を塗布し、200℃の電気炉で2分間焼成
後、本発明の前記混合物に1分間浸漬した。その結果、
フラックスは良好に除去できることが確認された。
実施例 4 実施例2の混合物(R244ca/R141b/ジクロ
ロメタン=16重量%/68重景%/16重量%)につ
いてタグ式測定法(J Is−に2265 )に従って
測定したところ引火点がなく不燃であることが確認され
た。
[発明の効果] 本発明のフッ素化炭化水素系混合物は、不燃性で従来の
フロン類が有している優れた特性と同等以上の特性を有
する。又、共沸点が存在する、リサイクル時に組成変動
が少なく、従来の単一フロンと同じ使い方ができ、従来
技術の大幅な変更を必要とせず、そのまま適用できる等
の利点がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1−クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロ
    パン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、及びジ
    クロロメタンからなるフッ素化炭化水素系共沸混合物。 2、1−クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロ
    パン16重量%、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタ
    ン68重量%、及びジクロロメタン16重量%からなる
    請求項1に記載の混合物。 3、1−クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロ
    パン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、及びジ
    クロロメタンからなるフッ素化炭化水素系共沸様混合物
    。 4、1−クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロプロ
    パン6〜31重量%、1,1−ジクロロ−1−フルオロ
    エタン38〜90重量%、及びジクロロメタン3〜40
    重量%からなる請求項3に記載の混合物。
JP8925689A 1989-02-06 1989-02-06 1―クロロ―2,2,3,3―テトラフルオロプロパン系共沸及び共沸様混合物 Pending JPH02207051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5213707A (en) * 1991-11-26 1993-05-25 Allied-Signal Inc. Azeotrope-like compositions of 1-chloro-3,3,3-trifluoropropane and a mono- or dichlorinated C1 or C3 alkane

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5213707A (en) * 1991-11-26 1993-05-25 Allied-Signal Inc. Azeotrope-like compositions of 1-chloro-3,3,3-trifluoropropane and a mono- or dichlorinated C1 or C3 alkane

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