JPH02206665A - 被覆用組成物 - Google Patents

被覆用組成物

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JPH02206665A
JPH02206665A JP2399089A JP2399089A JPH02206665A JP H02206665 A JPH02206665 A JP H02206665A JP 2399089 A JP2399089 A JP 2399089A JP 2399089 A JP2399089 A JP 2399089A JP H02206665 A JPH02206665 A JP H02206665A
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pts
copolymer resin
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hydrolyzable silyl
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Masahiro Shimoi
下井 昌宏
Yoshinori Iwamoto
岩本 良則
Yoshinori Onose
芳則 小野瀬
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NIPPON YUPIKA KK
Japan U-Pica Co Ltd
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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NIPPON YUPIKA KK
Japan U-Pica Co Ltd
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗料、表面処理剤、接着剤として有用な、分子
内に加水分解性シリル基を有するビニル系共重合樹脂を
含む常温架橋型の被覆用組成物に関する。
〔従来の技術〕
分子内に加水分解性シリル基を有するビニル系共重合樹
脂を塗料として使用することは例えば特開昭54−36
395号公報から公知である。
しかしながら、常温架橋型被覆組成物として使用するた
めには塗料としての安定性が良好で、塗装後速やかに架
橋反応が進行することが必要であることはいうまでもな
い。しかるに加水分解性シリル基を有する共重合樹脂の
みでは反応性に乏しく、常温架橋型樹脂として十分な特
性を発揮し得ない。 そこで、通常、各種金属塩、アミ
ン塩等が硬化促進剤として使用されるが、かかる促進剤
を使用したものは大気中の水分に対して極めて敏感で、
ポットライフが短く、短時間で増粘、ゲル化等不安定化
するため取り扱い上非常に不便である。また各種金属に
対する付着性、耐水性等塗膜物性においても満足し得る
性能を発揮し得ない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そこで本発明者らは、大気中の水分に対して安定で、ポ
ットライフが長く、各種金属に対する付着性、耐水性に
すぐれた塗膜を得るべく種々検討し、本発明を完成した 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち本発明は、分子内に加水分解性シリル基を有す
るビニル系共重合樹脂100重量部と、有機カルボン酸
錫化合物1〜25部、アミノシラン1〜30部、グリシ
ドキシシラン1〜40部およびアルコキシシラン5〜6
0部を炭素数2〜4のアルコール10〜60部を必須溶
剤として反応させて得られる硬化促進剤3〜50重量部
とからなる常温硬化型被覆用組成物である。
本発明で用いられる加水分解性シリル基含有ビニル系共
重合樹脂は、分子内に加水分解可能なシリル基を有する
単量体と他の共重合可能な単量体の少なくとも一種から
なる共重合体である。これらの共重合樹脂は単独で使用
してもあるいは複数種組合せて使用してもよい。
加水分解性シリル基含有単量体としては、ビニルトリメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
ス (β−メトキシエトキシ)シラン、T−メタクリロ
イルオキシプロピルトリメトキシシラン、α−メタクリ
ロイルオキシメチルトリメトキシシラン、ビニルアセト
キシシラン、ビニルメチルジェトキシシラン、等があげ
られる。
また前記の他の共重合可能な単量体としては、−紋穴 %式% (R,は水素またはメチル基、R2は炭素数1〜18の
アルキル基)で示されるアクリル酸またはメタクリル酸
エステル、スチレンおよびその誘導体、酢酸ヒニル、ア
クリロニトリル、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート等があげられる。
本発明の加水分解性シリル基含有ビール系共重合樹脂を
製造するに当たって、上記加水分解性シリル基含有単量
体は全単量体中1〜40%の範囲内で存在させるよう使
用することが必要である。加水分解性シリル基含有単量
体と他の共重合可能な単量体との共重合は公知の重合開
始剤の存在下で溶液重合法、懸濁重合法、塊状重合法等
それ自体公知の方法により行われる。 本発明の被覆用
組成物においては前述したシリル基含有共重合樹脂は単
独で使用してもあるいは他の変性樹脂との組合せで使用
してもよい。このような変性樹脂としては例えばニトロ
セルローズ、セルローズアセテートブチレート、塩化ビ
ニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル
樹脂等があげられる。
本発明の被覆用組成物を構成するもう一つの成分である
硬化促進剤は有機カルボン酸錫化合物1〜25部(重量
部、以下同じ)、アミノシラン1〜30部、グリシドキ
シシラン1〜40部およびアルコキシシラン5〜60部
を炭素数2〜4のアルコール10〜60部を必須溶剤と
して反応させることにより得られる。反応温度は通常、
70〜90℃、反応時間は通常、6時間ないし8時間で
ある。
有機カルボン酸錫化合物として、例えばオクチル酸第−
錫、ジブチル錫ジオクトエート、ジブチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫マレエ・−ト等があげられる。有機カル
ボン酸錫化合物は塗膜の硬化促進に有効であり、常温架
橋反応を迅速に行わしめる。
アミノシラン(アミノ基含有アルコキシシラン)として
は、例えばT−アミノプロピルトリエトキシシラン、r
−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシ
ラン、r−(2−アミノメチル)アミノプロピルメチル
ジメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−゛
γミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン
、T−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−フェニ
ル−T−アミノプロピルトリメトキシシラン、アミノブ
チルジメチルメトキシシラン、r−アミノプロピルメチ
ルジェトキシシラン、N−メチルアミノプロピルトリメ
トキシシラン、1−トリメトキシシリル−2−(p、 
mアミノメチル)フェニルエタン、トリメトキシシリル
プロピルジエチレントリアミン等があげられる。アミノ
シランは塗膜の硬化促進と金属への付着向上の効果を有
している。
またグリシドキシシランとしては、例えばγ−グリシド
キシプロビルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロビルメチルジェトキシシラン、T−グ
リシドキシブロビルジメチルエトキシシラン等があげら
れる。グリシドキシシランは塗膜の耐水性向上に有効で
ある。
アルコキシシランとしては、例えばテトラメトキシシラ
ン、テトラエトキシシラン、メチルトリエトキシシラン
、メチルトリメトキシシラン、ジエチルジェトキシシラ
ン、ジメチルジェトキシシラン、ジメチルジメトキシシ
ランがあげられる。
アルコキシシランは塗膜の硬化促進と塗料の保存安定性
向上に有効である。
必須溶剤として使用される炭素数2〜4のアルコールと
しでは、例えばエタノール、イソプロパツール、ノルマ
ルプロパツール、イソブタノール、セカンダリ−ブタノ
ール、ノルマルブタノール等があげられる。炭素数2〜
4のアルコールは塗料の保存安定性の向上と硬化促進剤
の着色抑制に有効である。これらのアルコールは単独で
使用しても、複数種混合して使用してもよい。また他の
有機溶剤と併用しても何らさしつかえない。その際、全
溶剤中に占めるアルコール成分の割合が30%以上であ
ることが望ましい。他の有機溶剤としてはトルエン、キ
シレン等の芳香族炭化水素、酢酸エステル類、ケトン、
セロソルブ等のエーテル類があげられる。
〔発明の効果〕
本発明の被覆用組成物は大気中の水分に対して安定であ
り、ポットライフが長く、かつ各種金属に対する付着性
、耐水性に優れた塗膜を与える。
本発明の被覆用組成物を塗装後常温で放置すると、溶剤
の揮発と共に大気中の水分の影響で架橋反応が起こり、
数分で指触乾燥に達し、自然乾燥により耐薬品性、耐有
機溶剤性に優れた強靭な塗膜が形成される。勿論、加熱
乾燥することにより架橋反応を促進することは何らさし
つかえない。
〔実施例〕
以下に実施例等をあげて説明する。
参考例1 撹拌機、還流コンデンサー、温度計を付した21の通常
の重合装置を用い、その内部を窒素置喚して後に660
部のキシレンを入れ昇温し、撹拌しつつ還流させる。次
いで定量ポンプを用いて500部のメタクリル酸メチル
、100部のスチレン、100部のメタクリル酸ノルマ
ルブチル、200部のアクリル酸ノルマルブチル、10
0部のT−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、7部のターシャリ−ブチルパーオキシイソプロ
ピルカーボネートの混合液を3時間で滴下注入し、重合
反応を進め、滴下終了後型に5時間撹拌下に還流を続は
重合を行った。重合率99%で不揮発分60%、ガード
ナーホルツ気泡粘度(25℃)ZIの樹脂溶液を得た。
参考例2〜A 撹拌機、冷却器、温度計を付した21のガラス製4つ目
フラスコに510部のノルマルブタノール、82部のオ
クチル酸第−錫、101部のγ−(2−アミノエチル)
アミノプロピルトリメトキシシラン、107部のT−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、200部のテ
トラエトキシシランを入れ、温度80℃で7時間撹拌し
つつ反応させると、ガードナーヘリーゲ色数5〜6、比
重(25℃)0.98の低粘度液状の硬化促進剤が得ら
れた。
参考例2−8 撹拌機、冷却器、温度計を付した2βのガラス製4つロ
フラスコに300部のイソプロパツール、82部のオク
チル酸第−錫、203部のγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン、215部のグリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、200部のテトラエトキシシランを入れ、
温度80℃で7時間撹拌しつつ反応させると、ガードナ
ーヘリーゲ色数4、比重(25℃)0.97の低粘度液
状の硬化促進剤が得られた。
参考例2−C 撹拌機、冷却器、温度計を付した21のガラス製4つロ
フラスコに715部のキシレン、82部のオクチル酸第
−賜、99部のγ−(2−アミノエチル)アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、105部のグリシドキシプロピ
ルトリメトキシシランを入れ、温度80℃で7時間撹拌
しつつ反応させると、ガードナーヘリーゲ色数14、比
重(25℃)0.98の低粘度液状の硬化促進剤が得ら
れた。
実施例1 参考例1で得られたシリル基含有共重合樹脂溶液100
部に対し、参考例2−Aで得られた硬化促進剤20部、
及びキシレン20部を加え均一に溶解しクリヤーワニス
を得た。
実施例2 参考例1で得られたシリル基含有共重合樹脂溶液100
部に対し、参考例2−8で得られた硬化促進剤20部、
及びキシレン20部を加え均一に溶解しクリヤーワニス
を得た。
比較例1 参考例1で得られたシリル基含有共重合樹脂溶液100
部に対し、参考例2−Cで得られた硬化促進剤20部及
びキシレン20部を加え均一に溶解しクリヤーワニスを
得た。
コーターを用い塗膜を作成し、常温(23℃150%R
H)で所定時間乾燥後、塗膜をはがし、沸騰アセトン中
で7時間抽出を行い、アセトン不溶分であるゲル分率を
測定した。
またクリヤーワニスの安定性を測定するため、100r
nlのプリンカップに実施例1.2、及び比較例1出口
得られたクリヤーワニスを入れ、室温で開放状態で放置
し、時間の経過による皮張りの有無を調べた。結果を第
1表に示す。
実施例1、実施例2および比較例1のクリヤーワニスを
No、 26のバーコーターを用いて各種金属板に塗布
し、常温(23℃150%R11> 7日間乾燥後の付
着性、耐温水性を調べた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分子内に加水分解性シリル基を有するビニル系共重合樹
    脂100重量部と、有機カルボン酸錫化合物1〜25部
    、アミノシラン1〜30部、グリシドキシシラン1〜4
    0部およびアルコキシシラン5〜60部を炭素数2〜4
    のアルコール10〜60部を必須溶剤として反応させて
    得られる硬化促進剤3〜50重量部とからなる常温硬化
    型被覆用組成物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7781525B2 (en) * 2004-12-28 2010-08-24 Kaneka Corporation Curable composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63134783A (ja) * 1986-09-03 1988-06-07 ドイターク・ドイチエ・テイーフボール‐アクチエンゲゼルシヤフト ボーリングタワー装置

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