JPH02206546A - 粘着性シリコーンゴム構造体 - Google Patents

粘着性シリコーンゴム構造体

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JPH02206546A
JPH02206546A JP2678389A JP2678389A JPH02206546A JP H02206546 A JPH02206546 A JP H02206546A JP 2678389 A JP2678389 A JP 2678389A JP 2678389 A JP2678389 A JP 2678389A JP H02206546 A JPH02206546 A JP H02206546A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粘着性構造体に関し、特に耐候性、耐熱性及び
耐寒性に優れた粘着性構造体に関する。
(従来の技術) 電気配線の端末処理等の用途に対する電気絶縁用テープ
としては、通常、塩化ビニル粘着テープ(粘着層:ポリ
イソブチレン、5BR) 、ポリエステル粘着テープ(
粘着層ニアクリル系、ゴム系)等が使用されている。こ
の場合、ゴム系の粘着剤としては天然ゴム、SBR、ブ
チルゴム等のゴムにテルペン樹脂、ロジンエステル、石
油樹脂などの粘着付与樹脂を加えたものが用いられてお
り、比較的低温においても初期粘着力が出るという長所
を有しているが高温での凝集力に劣り耐熱性が不充分で
あるという欠点があった。
これに対し、アクリル系の粘着剤はメタアクリル酸の高
級アルコールエステルを主成分としており、比較的高温
においても凝集力及び耐熱性があるが、低温における初
期粘着力が低いという欠点がある。また塩化ビニル、ポ
リエステル等の基材自体も耐候性、耐熱性、耐寒性に劣
るため、長期使用中に劣化することがある。
一方、耐熱温度が180°Cクラス(H種)の電気絶縁
テープとしては、基材にガラスクロス、ポリイミドフィ
ルム、フッ素フィルム等を用い、粘着層にシリコーン粘
着剤を用いたものがある。この場合のシリコーン粘着剤
は低温及び高温において初期粘着力・凝集力に優れ、は
とんどの被着体に対して粘着力があるという長所を有し
ている反面、離型層(セパレータ)として特殊なものが
必要であり、粘着層からセパレータを剥離する際に要す
る力が大き過ぎるという欠点がある。特に長期間保存し
た後においては剥離時に粘着層やセパレータが破壊する
こともある。又被着体に一度貼りつけると剥がすことが
極めて困難であるので作業上の問題がある。
更に、ゴム系自己融着テープとして架橋又は未架橋のブ
チルゴム系またはエチレンプロピレンゴム系のテープ、
ポリエチレンテープとブチルゴム系粘着層とを貼り合わ
せたテープ、又はシリコーンゴムにホウ酸を添加してか
ら硬化させ、自己融着性を付与したテープ等が知られて
いる。しかしながらこれらの自己融着テープは、融着後
に補修のためテープを剥がす必要が生じた場合にはテー
プを破壊しなければならず、−皮剥がすと再使用できな
いという欠点がある。またシリコーンゴム以外のものの
場合には耐候性、耐熱性及び耐寒性に劣るという欠点が
ある。
本発明者等は、従来の係る欠点を解決すぺ(鋭意検討し
た結果、基材としてシリコーンゴムを採用し、従来のシ
リコーン粘着剤以外の粘着性を有するシリコーンゴム層
を設けることにより通常のセパレータを使用することが
できる上、粘着力を調整することができること、及び基
材並びに粘着層が共にシリコーンゴムであるので、耐候
性、耐熱性及び耐寒性の点で従来の粘着性構造体より著
しく改善することができることを見出し、本発明に到達
した。
(発明が解決しようとする課題) 従って本発明の第1の目的は、耐候性、耐熱性及び耐寒
性に優れた粘着性構造体を提供することにある。
本発明の第2の目的は、耐候性、耐熱性、耐寒性と共に
作業性にも優れた粘着性構造体を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記の諸口的は、シリコーンゴム基材及び該シ
リコーンゴム基材の少なくとも一方の面に設けられた、
SiO<z*単位を含まない液状又は溶液状シリコーン
ゴムを硬化させてなる粘着性を有するシリコーンゴム層
とから成ることを特徴とする粘着性シリコーンゴム構造
体によって達成された。
本発明のシリコーンゴム基材におけるシリコーンゴムコ
ンパウンドとしては、通常使用されているものの中から
適宜選択して使用することができるが、これらは一般式 %式% (式中Rは水素原子又はメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、シクロヘキシル基等のアルキル基、フェ
ニル基、トリル基等のアリール基、ビニル基、アリル基
等のアルケニル基又は、これらの基の水素原子の一部又
は全部をハロゲン原子等で置換したクロロメチル基、ト
リフルオロプロピル基等を示し、aは1.98〜2.0
2のl[’ある。)で表されるオルガノポリシロキサン
を主成分とし、これにシリカヒドロゲル、シリカエアロ
ゲル等の補強性シリカを添加したものである。
上記オルガノポリシロキサンはオイル状から生ゴム状ま
での何れであっても良いが、通常25°Cにおける動粘
度が1,0OOcs以上であることが好ましい、このシ
リコーンゴムコンパウンドには、導電性付与剤としてカ
ーボンブラック、グラファイト、銀、ニッケル等の金属
粉、ガラスピーズ、シリカ、フェノール樹脂粉等に銀、
ニッケル等をコーティングした複合導電粉、カーボン繊
維、ニッケル繊維等の導電性繊維、酸化チタン、ベンガ
ラ、酸化セリウム等の耐熱向上剤その他、無機充填剤と
して石英粉、ケイソウ土等を添加しても良く、更に着色
のため顔料等を添加してもよい。
本発明においては、上記顔料等の添加剤を含有するシリ
コーンゴムコンパウンドに有機過酸化物を加え、又は白
金系触媒によるビニル基含有シロキサンとオルガノハイ
ドロジエンポリシロキサンとの付加反応により、前記シ
リコーンゴムコンパウンドを硬化させて基材を形成する
。この場合ガラスクロス等により基材を補強しても良い
本発明の粘着性シリコーンゴムとしては、上記のシリコ
ーンゴム基材におけるシリコーンゴムコンパウンドと同
様のオルガノポリシロキサンを主成分とするが、特に (−0−3i −0−) 単位を含まないものを選択する。
この粘着性シリコーンゴムは硬化前、液状又は溶液状で
あるが、液状の場合、25°Cにおけるオルガノポリシ
ロキサンの動粘度をtoo、oo。
cs(粘度100,000cp)以下にすることが好ま
しい。
基材の場合と同様にこのオルガノポリシロキサンには補
強性シリカ、導電性付与剤、耐熱性向上剤、無機充填剤
、顔料等を添加しても良い。
又、このオルガノポリシロキサンと硬化剤及び任意に添
加される各種充填剤からなるシリコーンゴムコンパウン
ドを溶液状にする場合には、例えばトルエン、キシレン
、トリクロルエチレン等の有機溶剤で溶解しコーティン
グに適する粘度に調整する。
次に、本発明の特徴である粘着性をシリコーンゴムに与
えるためには、シリコーンゴムの架橋密度を通常の場合
より小さ(することが好ましい。
このような硬化方法としては有機過酸化物の添加による
架橋反応、白金系触媒によるビニル基を有するシロキサ
ンとハイドロジエンポリシロキサンとの付加反応、又は
有機スズ系触媒等によるオルガノポリシロキサン末端の
シラノール基とアルコキシ基、アセトキシ基、アルケニ
ルオキシ基、若しくはケトオキシム基等の加水分解性基
を有する有機けい素化合物との縮合反応等を利用する方
法が挙げられる。これらの方法の内、架橋密度のコント
ロールが容易であること、及び硬化速度が速いことから
、特にビニル基を有するポリシロキサンとハイドロジエ
ンポリシロキサンとの付加反応が最適である。
二の最適の反応系は、末端及び/又は側鎖にビニル基を
有するオルガノポリシロキサンと一分子中、けい素原子
に結合した水素原子を2個以上有するオルガノハイドロ
ジエンポリシロキサンと白金系触媒からなるものであり
、粘着性を出すためにビニル基とSiH基のモル比Si
H/5t(CH=CH,’)を1以下にするのが好まし
く、特にS i H/S i (CH=CHz )は0
.02〜0゜8の範囲が好ましい、このモル比が0.8
以上では粘着力が弱すぎ、0.02以下では所定の強度
が得られない。
次に本発明の粘着性シリコーンゴム構造体の製造方法に
ついて詳述する。
シリコーンゴム基材は所定のシリコーンゴムコンパウン
ドに硬化剤を添加してからゴム押出し機あるいはカレン
ダロール等によりシート状又はテープ状に成形し、加熱
炉により熱硬化させて製造する。この際、PETフィル
ム等の上に硬化剤を添加したシリコーンゴムコンパウン
ドをのせて成形してもよい。
次に所望のS iH/S i (CH−CI(! )比
に配合し且つ粘度をコーティングやディッピングに適す
る10〜50,000cpに調整した粘着性シリコーン
ゴムを、得られたシリコーンゴム基材にエアードクター
コーター、ブレードコーターナイフコーター、含浸コー
ター等の後計量法或いはリバースロールコータ−、グラ
ビアコーターキスロールコーター、キャストコーター、
スプレィコーター等の前計量法により片面あるいは両面
にコーティングし、有機溶剤が含まれている場合には前
乾燥してから加熱炉に入れて熱硬化させる。
この粘着性シリコーンゴム構造体をポリエチレン(PE
)やポリエステル(PET)フィルム等のセパレータと
ともに巻取り、これをスリッター等により所定の幅にカ
ットして製品とする。この場合、シリコーンゴム基材と
粘着性シリコーンゴムの接着を強化するため、基材に公
知のプライマーを塗布してから粘着層を設けても良い。
この粘着性シリコーンゴム構造体はシート状のものだけ
でなく、金型等により成形したシリコーンゴム成形品の
表面に粘着性シリコーンゴム層を設けても良い。
第1図〜第3図に構造体の代表的な実施形態の断面構成
を示す。
第1図はシリコーン基材の片面に粘着性シリコーン層を
有する場合、第2図は両面に粘着性シリコーンゴム層を
有する場合、第3図はガラスクロスで強化したシリコー
ンゴム基材を使用した場合である。
本発明の粘着性シリコーンゴム構造体を用いて実際に作
業を行う場合、単にそれを巻き付けるだけでよく、自己
融着テープの場合に必要とされる保持時間が不要なため
作業時間を短縮することができる。また補修の際簡単に
剥がすことができるにもかかわらず粘着性が維持される
ので再使用が可能である。
本発明においては、粘着性を有するシリコーンゴム層の
粘着力を低温及び高温下でもその粘着力を維持すること
ができるようにコントロールすることができる。又、凝
集力が強いため、粘着層同士を貼り合わせても剥離して
再使用することができる。更に粘着層のオルガノポリシ
ロキサンとして (−0−3i −0−) 単位を含む通常のシリコーン粘着剤を使用しないので特
殊なセパレータを必要とせず、通常のPE、PET、塩
ビフィルム等のセパレータを用いることができる。
本発明の粘着性シリコーンゴム構造体は種々の用途に利
用できる0例えば、耐熱性、耐寒性、電気特性に優れて
いるため、電線の端末処理テープ、電気絶縁テープ又は
シート、建築シーリング用テープ又はシート、低温用の
ラベル等に使用することができる。又、シリコーンゴム
基材及び粘着性シリコーンゴムにカーボンブラック、グ
ラファイト、金属粉等の導電性付与剤を添加し導電化し
たものは、心電図、脳波測定等に使用する生体1を極と
して使用できる。
(発明の効果) 本発明の粘着性構造体はシリコーンゴムを基材として、
その少なくとも一面に粘着性を有するシリコーンゴム層
を設けたものであるので、全体が耐候性、耐熱性、耐寒
性に優れる上、伸縮性、柔軟性があるので、被覆体への
追従が良く、十分に密着させることができるのみならず
、−度粘着した後に剥がして再使用することができるの
で極めて作業性が良好である。
(実施例) 以下本発明を実施例により更に詳述するが、本発明はこ
れによって限定されるものではない。
実施例1゜ シリコーンゴムコンパウンドKE151u(商品名:信
越化学工業■製)100部に有機過酸化物C−2(信越
化学工業■製 商品名)を1.2部二本ロールで添加混
合した。これをシリンダー内径40mmのゴム押出機に
より、厚さ1mm、幅20mmのテープ状に3m/分の
速度で押出し成形した後、温度250℃、長さ1mの加
熱炉を通し、シリコーンゴムテープを硬化させた。この
テープを熱風乾燥機中で200°C14時間熱処理し、
シリコーンゴム基材とした。
次にジメチルシロキサン単位95モル%、メチルビニル
キロキサン単位5モル%とからなる動粘度10,0OO
csのメチルビニルポリシロキサン100部と石英粉(
平均粒径1μ)42部をゲートミキサで混練し、150
°Cで2時間熱処理を行った後ミキシング三本ロールで
均一化した。こノヘース100部に塩化白金酸のイソプ
ロピルアルコール溶液(白金量2重量%)0.2部とア
セチレンアルコール0.1部及び式 で示されるメチルハイドロジエンポリシロキサン3部を
添加し混合した。S iH/S i (CH−CHl)
の比は0.090であった。この液状シリコーンゴムの
粘度は27.000cpであった。
この液状シリコーンゴムを前記シリコーンゴム基材の片
面にロッドコーターによりコーティングし、200℃で
10分間加熱し、て厚さ50μmの粘着性シリコーンゴ
ム層を設けた。
上記の如くして得られた粘着性シリコーン構造体を室温
で48時間放置した後、粘着性シリコーンゴム構造体を
厚さ100μmのPETシートに粘着させ、JIS−Z
O237記載の2kg荷重のゴムローラーを1往復させ
て圧着した後、引張り試験機を用いて、剥離角180°
、剥離速度0゜3m/分でPETシートを剥離させ、接
着力(初期粘着力)を測定したところ16g/20mm
であった。
次に、粘着性シリコーンゴム構造体の粘着面同士を貼り
合わせ、室温及び80°Cで夫々40g/dの一定荷重
下で48時間保存した後、同様な方法で接着力(ブロッ
キング力)を測定したところ、室温の場合は40g/2
0mmであり、80″Cの場合は170g/20mmで
あった。更に、剥離後の構造体を厚さ1100aのPE
Tシートに粘着させ、同様な方法で接着力(再粘着力)
を測定したところ室温の場合、80℃の場合共に15g
/20mmであり、初期粘着力とほぼ等しい良好な接着
力を有していた。
実施例2゜ 使用するメチルハイドロジエンポリシロキサンの量を2
.5部とし、S i H/S i  (CH−CHt)
の比を0.075とした他は全(実施例1と同様にして
粘着性シリコーンゴム構造体を作製し同様の評価を行っ
たところ、初期粘着力は20g/20mm、室温及び8
0°Cにおけるブロッキング力は夫々49g/20mm
及び220 g/20mm、室温及び80℃における再
粘着力は夫々20g/20mm及び18g/20mmで
あり、実施例1の場合と同様の良好な結果が得られた。
比較例 シリコーン粘着剤KR−130(商品名:信越化学工業
■製〕100部に有機過酸化物としてベンゾイルパーオ
キサイド1.2部を添加混合し、実施例1で得たシリコ
ーンゴム基材の片面にロッドコーターによりコーティン
グし、200″Cで10分間加熱して、厚さ60μmの
シリコーン粘着層を設けた。このようにして得られた粘
着性構造体について実施例1の場合と同様にして各種の
評価を行ったところ、初期粘着力は325g/20mm
と大きく、ブロッキング力は、80°Cの場合はもとよ
り室温の場合も粘着層が破壊したために測定不可能であ
った。
以上の実施例比較例の結果を表1にまとめた。
表1の結果から本発明の粘着性シリコーンゴム構造体は
、従来のシリコーン粘着剤を用いたものに比べ、初期粘
着力は小さいが、粘着面同士を貼り合わせてもブロッキ
ング°せず、剥離後も粘着力が維持されることが実証さ
れた。
実施例3 導電性シリコーンゴムコンパウンドKE3611u(商
品名:信越化学工業■製〕100部に有機過酸化物2.
5−ジメチル−2,5−ジ(1−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン0.8部を二本ロールで添加して均一化し、これ
を温度170 ’C1圧力100kg/cdの条件で1
0分間圧縮成形して厚さ1mmのシートを作り、熱風乾
燥機中で200°C14時間熱処理して導電性シリコー
ンゴム基材を作製した。
次にジメチルシロキサン単位95モル%、メチルビニル
シロキサン単位5モル%とからなる動粘度10.000
csのメチルビニルシロキサン100部にアセチレンブ
ラック25部を添加し、ゲートミキサで混合し、さらに
塩化白金酸のイソプロピルアルコール溶液0.1部、ア
セチレンアルコール0.05部、及び式 %式%) で示されるメチルハイドロジエンポリシロキサン1.1
部(S i H/S i (CH−CHt )比:0゜
12〕を添加混合した0次に、トルエン100部を添加
して塗布に好都合な粘度に調整し、これを導電性シリコ
ーンゴム基材の片面にロッドコーターによりコーティン
グし、30分間風乾した後、200 ’Cで10分間加
熱して厚さ150部mの導電粘着性シリコーンゴム層を
設けた。
実施例1及び2と同様な方法で初期粘着力を測定したと
ころ15g/20mmであり、皮膚に貼りつけてもよく
密着した。又、この導電粘着性シリコーンゴム構造体を
直径50mmの円形に打抜いてこれを銅板上に貼りつけ
、上から直径10mmの銅電極をあてて電極間の抵抗を
デジタルマルチメーターで測定したところ、1.5Ωで
あった。
これによって生体用電橋として利用できることが実証さ
れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、シリコーンゴム基材の片面のみに粘着性シリ
コーンゴム層を設けた場合の、本発明の構造体の一実施
態様を表わす断面図である。 第2図は、シリコーンゴム基材の両面に粘着性シリコー
ンゴム層を設けた場合の、本発明の構造体の一実施態様
を表わす断面図である。 第3図は、シリコーンゴム基材として、ガラスクロスで
強化されたシリコーンゴム基材を用いた場合において片
面のみに粘着性シリコーンゴム層を設けた場合の、本発
明の構造体の一実施態様を表わす断面図である。 特許出願人    信越化学工業株式会社セパレータ 粘着性シリコーンゴム ガラスクロス シリコーンゴム基材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリコーンゴム基材及び該シリコーンゴム基材の少なく
    とも一方の面に設けられた、SiO_4_/_2単位を
    含まない液状又は溶液状シリコーンゴムを硬化させてな
    る粘着性を有するシリコーンゴム層とから成ることを特
    徴とする粘着性シリコーンゴム構造体。
JP1026783A 1989-02-07 1989-02-07 粘着性シリコーンゴム構造体 Expired - Lifetime JPH0624800B2 (ja)

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