JPH02204564A - 押出中空パネル建材の施工方法 - Google Patents
押出中空パネル建材の施工方法Info
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- JPH02204564A JPH02204564A JP2091089A JP2091089A JPH02204564A JP H02204564 A JPH02204564 A JP H02204564A JP 2091089 A JP2091089 A JP 2091089A JP 2091089 A JP2091089 A JP 2091089A JP H02204564 A JPH02204564 A JP H02204564A
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は、押出中空パネル建材を建物の躯体や壁面等に
取付ける取付金物に関する。
取付ける取付金物に関する。
r従来の技術]
従来、一般に建築物等の外装に用いる石材、人造石、結
晶化ガラス等の施工には第7図に示す横道が用いられ、
その取付金具は第8図に示すようなアングル23.接続
金具24から構成されている。
晶化ガラス等の施工には第7図に示す横道が用いられ、
その取付金具は第8図に示すようなアングル23.接続
金具24から構成されている。
このような従来の石材の取付構造は次の通りである。
第7図、第8図に示すように、躯体のコンクリート壁2
1にアンカーボルト22を打っておき、これにアングル
23を取付け、そのアングル23に接続金具24を取付
ける。石材などの外装材25aにはダボピン26の入る
穴27を開け・ておき、接続金具24のタボビン孔28
と外装材25aのタボ孔27にダボピン26を通し、外
装材25のダボ孔にダボピン26を挿入し下から上へ順
次取付けていく工法である。仕上げ面(外装材の外表面
)の出入りの調整のため、接続金具24は、ボルト通し
穴29及びダボピン孔28がそれぞれルーズホールにな
っていて、目地幅及び外装材表面の出入りを調整するこ
とができる。また、外装材側のダボ穴27には、エポキ
シ樹脂や速硬セメント等を注入して、ダボピン26を固
定する。外装材1枚についてほとんどの場合、この取付
金具により上下2箇所づつを建築物の躯体などに取付け
る。
1にアンカーボルト22を打っておき、これにアングル
23を取付け、そのアングル23に接続金具24を取付
ける。石材などの外装材25aにはダボピン26の入る
穴27を開け・ておき、接続金具24のタボビン孔28
と外装材25aのタボ孔27にダボピン26を通し、外
装材25のダボ孔にダボピン26を挿入し下から上へ順
次取付けていく工法である。仕上げ面(外装材の外表面
)の出入りの調整のため、接続金具24は、ボルト通し
穴29及びダボピン孔28がそれぞれルーズホールにな
っていて、目地幅及び外装材表面の出入りを調整するこ
とができる。また、外装材側のダボ穴27には、エポキ
シ樹脂や速硬セメント等を注入して、ダボピン26を固
定する。外装材1枚についてほとんどの場合、この取付
金具により上下2箇所づつを建築物の躯体などに取付け
る。
この石材の外装取付構造を中空パネル建材に応用する場
合、外装用中空パネルや窯業系の中空パネル等では軽量
化するために薄肉としたものが多(、ダボ穴が中空パネ
ルの薄い肉を貫通してしまう場合がほとんどである。
合、外装用中空パネルや窯業系の中空パネル等では軽量
化するために薄肉としたものが多(、ダボ穴が中空パネ
ルの薄い肉を貫通してしまう場合がほとんどである。
このまま従来の石材などと同様に取付けた場合、地震等
の震動や衝撃が加わると、中空パネル側のダボ穴が破損
したり、あるいは中空パネルに亀裂が発生したりするお
それがある。
の震動や衝撃が加わると、中空パネル側のダボ穴が破損
したり、あるいは中空パネルに亀裂が発生したりするお
それがある。
また石材等ではダボピンを固定するためにエポキシ樹脂
や速硬セメントをダボ穴内に注入するが、中空パネル建
材の場合、これらの接着剤は中空孔内に拡がり、これら
を大量に使用しないとダボピンを固定することができな
いので無駄である。
や速硬セメントをダボ穴内に注入するが、中空パネル建
材の場合、これらの接着剤は中空孔内に拡がり、これら
を大量に使用しないとダボピンを固定することができな
いので無駄である。
〔発明が解決しようとする課題J
本発明は以上に述べたような、一般に広く利用されてい
る石材の取付金具を、押出中空パネル建材を横張にする
施工に利用しようとするものである。この場合中空パネ
ル建材ではダボピン固定部の強度の問題や上下の連結に
問題があり、また。
る石材の取付金具を、押出中空パネル建材を横張にする
施工に利用しようとするものである。この場合中空パネ
ル建材ではダボピン固定部の強度の問題や上下の連結に
問題があり、また。
ダボピンの固定方法に難点がある。また、中空パネル建
材では衝撃その他により破損した場合ばらばらになって
落下するおそれがある。
材では衝撃その他により破損した場合ばらばらになって
落下するおそれがある。
本発明は以上の問題点を除去した押出中空パネル建材の
取付金物を提供することを目的とする。
取付金物を提供することを目的とする。
r課題を解決するための手段]
本発明は押出中空パネル建材の施工方法を第1〜3図を
参照して説明する。第3図は一枚の中空パネル建材1の
全体取付関係を示す骨格図で、第2図はその取付部の詳
細、第1図は施工手順を示している。
参照して説明する。第3図は一枚の中空パネル建材1の
全体取付関係を示す骨格図で、第2図はその取付部の詳
細、第1図は施工手順を示している。
(a)中空パネル建材lの幅方向の板端から!=約約1
50mm買置厚さ′方向中心位置に、施工高さの上から
下まで錐2によってd 1 = 6 m mφの孔を穿
設してパネルの上下間に貫通させる。
50mm買置厚さ′方向中心位置に、施工高さの上から
下まで錐2によってd 1 = 6 m mφの孔を穿
設してパネルの上下間に貫通させる。
(b)次にこの貫通孔3の上、下端部の孔4の孔径をd
2=7.2mmφに拡孔する。拡孔する深さは後述のダ
ボピン固定金具の装入長さである。
2=7.2mmφに拡孔する。拡孔する深さは後述のダ
ボピン固定金具の装入長さである。
(C)中空パネル建材lの中空孔1aにパネル脱落防止
金具IOを装入する。この脱落防止金具10は、ステン
レス薄板などから成り、中空孔laに入る縦寸法を有し
、中空孔1aの横壁に接触するように多数のひだ状の曲
屈を付した薄板であって中空孔1aの一端から他端に至
る長さを有する。その両端部はコの字状に折曲げてフッ
ク11を形成させてあり、(第6図)このフック11内
を以下に述べる連結ロッドが通るようにしである。この
パネル脱落防止金具10は、中空パネル建材lが外力等
により損傷を受けたとき、これらがばらばらになって落
下するのを防止して支えるものであって、その両端のコ
の字部のフック11を鋼製の連結ロッド5に係止するよ
うにしておく。
金具IOを装入する。この脱落防止金具10は、ステン
レス薄板などから成り、中空孔laに入る縦寸法を有し
、中空孔1aの横壁に接触するように多数のひだ状の曲
屈を付した薄板であって中空孔1aの一端から他端に至
る長さを有する。その両端部はコの字状に折曲げてフッ
ク11を形成させてあり、(第6図)このフック11内
を以下に述べる連結ロッドが通るようにしである。この
パネル脱落防止金具10は、中空パネル建材lが外力等
により損傷を受けたとき、これらがばらばらになって落
下するのを防止して支えるものであって、その両端のコ
の字部のフック11を鋼製の連結ロッド5に係止するよ
うにしておく。
(d)ダボピン固定金具6に連結ロッド5を取りつける
。ダボピン固定金具6は円筒状の金具であって、円筒の
一端側からダボピン挿入孔9を穿設し、他端側から連結
ロッド取付めねじ8を形成したものである。(第5図)
、連結ロッド5は両ねじ7を設けた丸棒でその両端に、
上下のダボピン固定金具6をねじ止めするものである。
。ダボピン固定金具6は円筒状の金具であって、円筒の
一端側からダボピン挿入孔9を穿設し、他端側から連結
ロッド取付めねじ8を形成したものである。(第5図)
、連結ロッド5は両ねじ7を設けた丸棒でその両端に、
上下のダボピン固定金具6をねじ止めするものである。
(第4図参照)
(e)連結ロッド5を中空パネル建材lに加工した縦穴
3(6ミリφ)に挿通し、ダボピン固定金具6を縦穴の
一方の拡孔部4に嵌込む、第1図(f)は挿入された状
態を示す縦断面図である。
3(6ミリφ)に挿通し、ダボピン固定金具6を縦穴の
一方の拡孔部4に嵌込む、第1図(f)は挿入された状
態を示す縦断面図である。
(f)連結ロッド5の他端に別のダボピン固定金具6を
ねじ込む。
ねじ込む。
これによって、押出中空パネル建材の上下端にダボピン
装入孔が設けられた。
装入孔が設けられた。
(g)第2図に示すようにダボピンによって上下に隣接
する押出中空パネル1.1aを連結し、そのダボピンを
連結金具23.24によって躯体コンクリートに取付け
る。第3図(a)は1枚の押出中空パネル建材の取付全
体関係を示しくa)は側面図、(b)は正面図である。
する押出中空パネル1.1aを連結し、そのダボピンを
連結金具23.24によって躯体コンクリートに取付け
る。第3図(a)は1枚の押出中空パネル建材の取付全
体関係を示しくa)は側面図、(b)は正面図である。
[作用]
本発明によって施工された押出中空パネル建材では、ダ
ボピン固定金具を連結ロッド5で結合しているので、ダ
ボピンから伝わる力は連結ロッドが負担する。従って、
押出中空パネル建材のダボピンの周囲の部分が破損する
ことが防止される。
ボピン固定金具を連結ロッド5で結合しているので、ダ
ボピンから伝わる力は連結ロッドが負担する。従って、
押出中空パネル建材のダボピンの周囲の部分が破損する
ことが防止される。
ダボピンを固定するために、従来使われているエポキシ
樹脂、あるいは速硬セメント等の使用量が石材などの場
合とほとんど同じ程度ですむ。
樹脂、あるいは速硬セメント等の使用量が石材などの場
合とほとんど同じ程度ですむ。
石材などの施工方法に加えて、補強ロッドを中空パネル
建材の中空孔に挿入する工程が加わるだけなので、ほか
に難しい操作も必要とせず特定の職人も必要としない。
建材の中空孔に挿入する工程が加わるだけなので、ほか
に難しい操作も必要とせず特定の職人も必要としない。
また、押出中空パネル建材Iが外力等によって破損した
場合、落下防止金具lOは中空パネル建材がばらばらに
なって落下するのを防止する。
場合、落下防止金具lOは中空パネル建材がばらばらに
なって落下するのを防止する。
[実施例]
第1図〜第3図に本発明の施工例を示した。
実施例の押出中空パネル建材lは、中空セラミックスパ
ネルであって、長さ2000mm、幅300mm、厚さ
26mmで中空孔が9個あり、各部の肉厚が約6mm程
度である。中空セラミックスパネルlの端部から、9=
150mmの位置に、両端面に平行に厚さ中心に直径d
l=6mmの貫通孔3をドリルで開けた1次いでこの貫
通孔3の両端部をd2=7.2mmψの孔4に拡孔した
6次にこの中空パネル建材lの中空孔に脱落防止金具l
Oを挿入した1次いで、6mmの連結ロッドの一方にダ
ボピン固定金具をねじ込み、このロッドを貫通孔3内に
挿通し、他端にもダボピン固定金具6を取りつけた。
ネルであって、長さ2000mm、幅300mm、厚さ
26mmで中空孔が9個あり、各部の肉厚が約6mm程
度である。中空セラミックスパネルlの端部から、9=
150mmの位置に、両端面に平行に厚さ中心に直径d
l=6mmの貫通孔3をドリルで開けた1次いでこの貫
通孔3の両端部をd2=7.2mmψの孔4に拡孔した
6次にこの中空パネル建材lの中空孔に脱落防止金具l
Oを挿入した1次いで、6mmの連結ロッドの一方にダ
ボピン固定金具をねじ込み、このロッドを貫通孔3内に
挿通し、他端にもダボピン固定金具6を取りつけた。
ダボピン金物のダボピン挿入孔9にダボピン14を差し
込み、エポキシ樹脂等の接着剤でダボピン26を固定し
た。このダボピン26に躯体との取付金具24を取付け
ると共に隣接する中空パネルを互いに接合した。
込み、エポキシ樹脂等の接着剤でダボピン26を固定し
た。このダボピン26に躯体との取付金具24を取付け
ると共に隣接する中空パネルを互いに接合した。
この中空セラミックスパネル建材lを縦3枚、横2枚の
計6枚を本発明方法の取付施工法によって取付施工した
。ダボピン(4mmφ、50mm1りは、先端にエポキ
シ系の接着剤を付はダボピン固定金物6に挿入した。躯
体21との取付は第2図に示すように従来の石材等の取
付と同様である。
計6枚を本発明方法の取付施工法によって取付施工した
。ダボピン(4mmφ、50mm1りは、先端にエポキ
シ系の接着剤を付はダボピン固定金物6に挿入した。躯
体21との取付は第2図に示すように従来の石材等の取
付と同様である。
本発明の施工方法は至って簡単であり、経験のない職人
でもスムーズに施工することができた。
でもスムーズに施工することができた。
〔発明の効果J
本発明によれば、中空パネル建材を建築物の躯体に容易
に取付けることができ、震動、衝撃その他の荷重による
取付部の破損等を完全に防止することができ、また、市
販の金具を用いて、安価容易に施工することができる。
に取付けることができ、震動、衝撃その他の荷重による
取付部の破損等を完全に防止することができ、また、市
販の金具を用いて、安価容易に施工することができる。
また、脱落防止金具を連結ロッドに係合させて押出中空
パネル建材内に挿入しであるので、パネルが破損した場
合にばらばらになって落下することが防止される。
パネル建材内に挿入しであるので、パネルが破損した場
合にばらばらになって落下することが防止される。
第1図は本発明の実施例の工程図、第2図は実施例の中
空パネル取付部の構造図、第3図は中空パネル全体の取
付骨格図、第4図は連結ロッドの正面図、第5図はダボ
ピン取付金具を示し、(a)は一部切欠側面図、(b)
は斜視図、第6図は脱落防止金具の端部斜視図、第7図
、第8図は従来の石材の取付構造を示す説明図である。 1・−・中空パネル建材 2・・・ドリル 3・・・貫通孔 4・・・拡孔 5・・・連結ロッド 6・・・ダボピン固定金具 7・・・ねじ 8・・・めねじ 9・・・ダボピン挿入孔 10・・−説落防止金具 11・・−係止部 21・・・躯体 23・・・アングル 24・・・接続金具 26・・・ダボピン 出 代 願 理 人 三菱鉱業セメント株式会社 人 弁理士 小 杉 佳 男 第 図 フ7 第 図
空パネル取付部の構造図、第3図は中空パネル全体の取
付骨格図、第4図は連結ロッドの正面図、第5図はダボ
ピン取付金具を示し、(a)は一部切欠側面図、(b)
は斜視図、第6図は脱落防止金具の端部斜視図、第7図
、第8図は従来の石材の取付構造を示す説明図である。 1・−・中空パネル建材 2・・・ドリル 3・・・貫通孔 4・・・拡孔 5・・・連結ロッド 6・・・ダボピン固定金具 7・・・ねじ 8・・・めねじ 9・・・ダボピン挿入孔 10・・−説落防止金具 11・・−係止部 21・・・躯体 23・・・アングル 24・・・接続金具 26・・・ダボピン 出 代 願 理 人 三菱鉱業セメント株式会社 人 弁理士 小 杉 佳 男 第 図 フ7 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 押出中空パネル建材を横張りして建築物躯体に取付
けるに当り、該中空パネルの幅方向両端近傍の板厚中心
位置に板幅両端に平行な貫通孔を穿設し、次いで該貫通
孔の両端部を拡孔し、前記貫通孔内に連結ロッドを挿入
しその両端に前記拡孔内に収納されるダボピン固定金具
を取りつけ、上下に隣接する押出中空パネル建材と相互
にダボピンを嵌挿して連結し、該ダボピンを躯体取付金
具を介して躯体に取付けることを特徴とする押出中空パ
ネル建材の施工方法。 2 貫通孔内に連結ロッドを装入する前に、中空パネル
の中空孔内に、2本の連結ロッドにそれぞれ係止する係
止部を有する脱落防止金具を予め装入することを特徴と
する請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2091089A JPH02204564A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 押出中空パネル建材の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2091089A JPH02204564A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 押出中空パネル建材の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204564A true JPH02204564A (ja) | 1990-08-14 |
JPH0567754B2 JPH0567754B2 (ja) | 1993-09-27 |
Family
ID=12040379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2091089A Granted JPH02204564A (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 押出中空パネル建材の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02204564A (ja) |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP2091089A patent/JPH02204564A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0567754B2 (ja) | 1993-09-27 |
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