JPH02203600A - 電子部品の供給兼位置矯正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、電子部品をプリント基板上に搭載する装置に
電子部品を供給するのに好適に用いられる装置に係り、
特に電子部品を供給搬送すると共にその位置規正を行う
ことのできる装置に関する。

［従来の技術］ 従来の装置は１例えば特開昭６１−２６５２３０号公報
に記載のように、電子部品供給装置から吸着ヘッドで真
空吸着されてきた電子部品を一旦部品位置矯正スチージ
ョンに降して位置規正し、その後に再び吸着してプリン
ト基板上へ搭載するようにしたものである。これと同様
の装置として、特開昭６１−２６５２２３号公報記載の
ものがある。

また、特開昭６２−４２５９７号公報に記載されている
例では、電子部品を真空吸着する吸着ヘッドが電子部品
の位置規正装置を具備している。この例においては搭載
タクトタイムは向上する。位置規正装置付きの吸着ヘッ
ドの例としては、例えば特開昭６１−２７６２９３号公
報がある。

さらに、Ｓ　ＯＰ　（ｓｍａｌｌ　ｏｕｔｌｉｎａ　ｐ
ａｃ’ｋａｇｅ）彫型子部品の様に、電子部品の本体モ
ールド部に封止材のパリがでている形状のものを爪で挟
持して位置矯正する手段の例として１例えば特開昭６１
−２８１５９１号公報がある。これは、ＳＯＰ形電子電
子部品−ドを４方向から挟持することにより、本体モー
ルド部に形成されている封止材のパリの影響を受けずに
位置規正するものである。

Ｃ発明が解決しようとする課題］ ＩＴＪ記特開昭６１−２６５２３０号、同昭６１−２６
５２２３号公報記載の様な装置においては、部品位置矯
正ステーションにおける所要時間の為に、プリン１一基
板への電子部品の搭載タクトタイムが向上できないとい
う欠点がある。

また、特開昭６２−４２５９７号公報、間開６１−２７
６２９号公報記載のものにおいては、位置規正装置付き
吸着ヘッドが複雑で重くなり、該吸着ヘッドを保持する
ＸＹロボットの剛性が低下すると共に、高速で味動でき
ないという欠点がある。

また、前記特開昭６１−２８１５９１号公報記載のもの
についていえば、リードの長さがｌｌＩｎにも満たない
ＳＯＰ形電子電子部品合にはそのリードを挟持すること
が難しいこと、リードが直角方向からの力を受けるため
曲がり易いこと等の欠点がある。

本発明の目的は、吸着ヘッドの複雑化や重量増加を招く
ことなくプリント基板への電子部品の搭載タイムタクト
を向上させるべく、吸着ヘッドへの電子部品の供給搬送
と同時に電子部品の位置規正をも実行し得る電子部品供
給兼位置決め装置を提供するにある。

〔課題を解決するための手段］ 本発明は、電子部品の搬送路と、該搬送路の端部に配置
された位置規制用ストッパと、電子部品を上記搬送路上
にて該位置決め用ストッパに向って推進し且つ該ストッ
パに当接させるカを電子部品を及ぼすための力付与手段
と、上記位置決め用ストッパに当接した状態の電子部品
をその両側にて挟持する位置規正用挟持４１！情と、を
備えたことを特徴とする電子部品の供給兼位置矯正装置
を提供するものである。

［作　　　用コ 本発明によれば、電子部品は推進力によって供給搬送さ
れてくる電子部品は供給搬送路上の端に在るストッパに
該推進力により当接して停止された状態になる。その状
態において、搬送方向とは直角方向に移動可能な一対の
電子部品挟持部材によって電子部品の両側部が挟持され
、かくて、上記ストッパおよび上記電子部品挟持部材に
よって電子部品が位置規正される。このように電子部品
は供給搬送路端において位置規正されて待機しており、
この電子部品は次いで電子部品搭載機の１１着ノズルに
吸着され、その後は位置規正のための中間ステーション
で停止する必要なく、そのままプリント基板に搭載され
ることが可能であり、それ故、電子部品のプリント基板
への搭載タクトタイムは短縮される。電子部品を回転さ
せてプリント基板に搭載する必要がある場合には吸着ノ
ズルの回転機構を具がＵすればよく、吸着ノズルを軽量
でコンパクトなものにできる。

尚、電子部品がＳＯＰ形部品である場合には、上記スト
ッパの電子部品が当接する箇所に、ＳＯＰ形部品の本体
モールド部の封止材バリを逃げる為の溝を形成しておく
ことにより、封止材バリによって位置規正精度が悪化す
ることを防ぐことができ、ｓｏｐ形電子電子部品−ド部
を挟持することもないので、リード部に負偏を与えるこ
ともない。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図により説明す
る。第１図は本実施例による電子部品供給兼位置矯正装
置の全体斜視図を示す。第２図（ａ）は、第１図中の１
対の部品挟持爪を含む要部を第１図の矢印Ａ方向から見
た立面構造図を示し、第２図（ｂ）はその平面図を、第
２図（Ｃ）はその裏面図を示す。第３図（ａ）および（
ｂ）は第２図を夫々左および右から見たときの立面図を
示す。第４図は、第１図の中の押子１０に係る部分を第
１図の矢印Ｂ方向から見た立面構造図を示す。

第５図（ａ）、　（ｂ）はＳＯＰ形電子電子部品面図お
よび正面図を示す。ＳｏＰ形電子電子部品１第５図に示
す如く、本体モールド部２の一対の辺に複数のリード３
を突出させた構造であり、２ａはモールド部を成す封止
材のパリである。

第１図において、４はＳＯＰ形電子電子部品数個収納し
たマガジンで、図示されないカセットにより本電子部品
供給兼位置矯正装置に図示の如くセットされている。マ
ガジン４より自重によって落下してくるＳＯＰ形電子電
子部品斜面搬送路Ｓ上を滑り降り、水平搬送路６へ達す
るようになっている。これら搬送路５．６はベース３１
に固定されている。斜面搬送路５の上空には、ピストン
棒の先端にＳＯＰ形電子電子部品するストッパ７を有す
るシリンダ８とシリンダ９が配置されており、これらは
不図示の支持手段を介してベース３１に支持されている
。斜面搬送路５と水平搬送路６（およびその下部のベー
ス３１）には夫々切欠溝５ａと６ａが形成されており、
その溝５ａ。

６ａを電子部品の押子１０が通過できるようになってい
る。

押子１０は、第４図に明示されているように。

ボルト１１によってスライドベアリング１２に固定され
ており、スライドベアリング１２は、プレート１３に固
定された一対の軌道台１４．１４によってプレート１３
に対して相対的水平移動可能に保持されている。また、
スライドベアリング１２は、プレート１３に設けたバネ
受け１５とスライドベアリング１２との間に挿入された
圧縮バネ１６によって前方へ附勢され、かつプレート１
３に設けたピン１７に当接して停止している。

プレート１３は、ロッドレスシリンダ１９上の可動ブロ
ック２０にブラケット１８によって接続されている。ロ
ッドレスシリンダ１９はベース３１に支持されている。

ロッドレスシリンダ１９は、ロンドの無いピストンを内
蔵しており、このピストンが空気圧によりシリンダ１９
内を移動せしめられると、該ピストンに設けられた磁石
と可動ブロック２０に設けられた磁石との磁気吸引力に
より、可動ブロック２０をシリンダ１９に沿って移動せ
しめるように機能するものである。

２１は、ｓｏｐ形電子電子部品するストッパで、ベース
３１の角孔２１′を通り、ボルト２２によってスライド
ベアリング２３に固定されており、スライドベアリング
２３は、ベース３１に固定支持されたブラケット２４′
に固定された一対の軌道台２５．２５によって水平方向
移動可能に保持されている。２６はストッパ２１を前後
に移動させる為のシリンダであり、不図示の手段でベー
ス３１に支持されている。゛ ２７．２７はＳｏＰ形電子電子部品１持する為の一対の
挟持爪であり、各々ボルト２８．２８によってスライド
ベアリング２９．２９に固定されている。スライドベア
リング２９．２９は夫々−対の軌道台３０．３０によっ
て水平方向移動可能に保持されている。これら軌道台３
０はベース３１に固定されている。スライドベアリング
２９゜２９の裏面には夫々ベース３１の角孔４５ａ。

４５ｂを通っているピンブロック３２ａ、３２ｂが各々
固定されており、ピンブロックに固定されたビン３３ａ
、３３ｂは、ベース３１に固定されている軸３４に回転
自在に枢支されている揺動レバー３５の両端部に形成さ
れている長溝３５ａ、３５ｂに摺動可能に係合している
。ピン３３ａと、ベース３１に固定されているボルト３
６との間には引張バネ３７が懸架されている。また、ピ
ンブロック３２ｂにはＬ形金具３８が固定されており、
このＬ形金具３８は、ブラケット３９によってベース３
１に支持固定されたシリンダ４０のピストン棒４４から
力を受けられるように配置されているＪさらに、水平搬
送路６とベース３１には挟持爪２７．２７間の個所にて
真空孔４１が慣通しており、配管４２によって真空発生
装ｆｉ４３に接続されている。

次に、本実施例の動作について説明する。

まず、第２図および第３図を使用して、一対の挟持爪２
７，２７の動作を説明する。一対の挟持爪２７，２７を
開くには、シリンダ４０のピストン棒４４を突出させる
ように動作させる。すると、シリンダ４０のピストン棒
４４は金具３８を押すことになり、ピンブロック３２ｂ
はスライドベアリング２９と共に、軌道台３０に案内さ
れて移動する。これと同時に、ピンブロック３２ｂのピ
ン３３ｂに長溝３５ｂによって摺動可能に係合している
揺動レバー３５は軸３４を中心に半時針方向に回転し、
これに伴い、揺動レバー３５の長溝３５ａに係合してい
るピン３３ａを介してピンブロック３２ａは、引張バネ
３７の力に抗してピンブロック３２ｂと反対方向に移動
することになり、かくて一対の挟持爪２７．２７は互い
に遠ざかる、すなわち開くことになる。逆に、一対の挟
持爪２７．２７閉じるには、シリンダ４ｏのピストン棒
を引き戻すように動作させる。すると、ピンブロック３
２ａは、引張りバネ３７の力によってスライドベアリン
グ２９と共に、軌道台３０に案内されて移動する。これ
と同時に、ピンブロック３２ｂのピン３３ａに長ＦＪ３
５ａによって摺動可能に係合している揺動レバー３５は
軸３４を中心に時計方向に回転し、これに伴い、揺動レ
バーの長ｉ％１３５ｂに係合しているピン３３ｂを介し
て、ピンブロック３２ｂは、引張バネ３７の力によりピ
ンブロック３２ａとは反対方向に移動することになり、
かくて、一対の挟持爪２７．２７は互いに近接する、す
なわち閉じることになる。

一対の挟持爪２７，２７が互いに近接する途上で電子部
品を挟持する訳であるが、挟持すべき電子部品がない時
、ピンブロック３２ｂは、ベース３１に形成されている
角穴４５ｂの一方の端面４６ｂに当接して停止する構造
になっている。尚、この時、ピンブロック３２ａとベー
ス３１に形成された角穴４５ａの一方の端面４６ａとの
間には隙間が残るように設計されている。

次に、電子部品の供給搬送および位置規正動作について
説明する。

装置各部の初期位置は次の通りである。シリンダ８のピ
ストンロッドは下降してストッパ７はストップ位置にあ
る。シリンダ９のピストンロッドは上昇している。ロン
ドシリンダ１９の可動ブロック２ｏは後退端（第１図で
右端）にあり、押子１０は斜面搬送路５の切欠溝５ａの
内部に退避している状態にある。ストッパ２１はシリン
ダ２６により前進位置（第１図で右方に寄った位置）に
ある。一対の挟持爪２７．２７は開いており、搬送され
てくるＳＯＰ形電子電子部品は入れられる状態にある。

さて、以上の状態において、マガジン４に収納されてい
る複数個のＳＯＰ形電子電子部品重によって斜面搬送路
５上を滑り降り、１番目のＳＯＰ形電子電子部品トッパ
７によって停止される。この状態で、シリンダ９のピス
トンロッドを下降させ、連らなっている複数個のＳＯＰ
形電子電子部品番目のものをシリンダ９のビスｌ−ンロ
ソドのり凸端で押えることにより、２番目以上のＳＯＰ
形電子電子部品面搬送路５上に止めた上で、シリンダ８
のピストンロットを」二昇させてストッパ７を解除する
と、最下端の１番目のＳ　ＯＩ）彫型子部品のみが１個
だけ落下して水平搬送Ｎ６の上に達することになる。そ
の後直ちに、シリンダ８のピストンロッドを下降させて
ス１−ツバ７をストップ位置にすると共にシリンダ９の
ピストンロッドを上昇させることにより、２番目以上の
ＳＯＰ形電子部品を斜面搬送路５上にストッパ７で停止
させておく。

さて、次にロッドレスシリンダ１９上の可動ブロック２
ｏを前進させると、水平搬送路６上のｓｏｐ＠電子部品
は押子１０によって推進され、押子１ｏとストッパ２１
とによって挟持されて停止する。この時、真空孔４１は
該ＳＯＰ形電子電子部品下にくる位置関係となっている
為、ＳＯＰ形電子電子部品空力によって水平搬送路６上
に密着安定される。また、押子１０は圧縮バネ１６を介
して可動ブロック２０と接続されている為、ＳＯＰ形電
子電子部品法のバラツキがあっても、圧縮バネ１６の作
用によってストッパ２１の当接面を基準としてこれを挟
持することが可能である。

ＳＯＰ形電子電子部品トッパ２１の当接面を基準として
ストッパ２１と押子１０とによって挟持さねている状態
で、一対の挟持爪２７．２７を閉じることによって、Ｓ
ＯＰ形電子電子部品置規正が完了する。

その後、可動ブロック２０のみを後退させて押子１０を
切欠溝５ａ内に退避させる。他方、上記の位置規正され
ているＳｏＰ形電子電子部品図示されない真空吸着ノズ
ルが吸着しに来るのを待つことになる。真空吸着ノズル
が下降してきて１位置規正されたＳＯＰ形？ヒ子部品を
吸着保持した時、一対の挟持爪２７．２７を開き、スト
ッパ２１を後退させ、真空発生装置４３をＯＩｉ”　Ｆ
することにより１位置規正されたままのＳＯＰ形電子電
子部品空吸着ノズル側へ移し換えられる。

その後、勇び先述のようにシリンダ８，９を動作させて
次の１個のＳＯＰ形電子電子部品平搬送路６まで滑降さ
せて上記の動作を繰返すことにより、マガジン４に収納
されているＳＯＰ形電子電子部品１個づつ供給搬送され
、かつ、位置規正されて真空吸着ノズルで逐次持ち去ら
れることになる。

第６図は、ストッパ２１のＳＯＰ形電子電子部品当接面
の形状を示すものである。ＳＯＰ形電子電子部品１体モ
ールド部２の端面には封圧材のバリ２ａが形成されてい
ることが多いので、該バリ２ａによる位置規正精度の悪
化を防止する為に、ストッパ２１のＳＯＰ形電子電子部
品当接面にはバリ２ａを逃げるためのＶｙｆ３溝２１ａ
が成形されている。

以上の実施例では、電子部品を供給搬送路端まで推進し
且つそこに在るストッパ２１に当接させる力を与える手
段として押子１０を用いたが、これに代えて、ベルトコ
ンベアで電子部品をストッパ２１へ搬送し、電子部品と
ベルトコンベアとの滑り摩擦力で電子部品をストッパ２
１と当接させるようにしてもよい。或いはまた。電子部
品を重力によってストッパに当接させる実施例も可能に
ある。

［発明の効果コ 本発明によって以下の効果が得られる。

■供給搬送される電子部品がその搬送端で位置規正され
て吸着ノズルの到来を待つので、プリント基板への電子
部品の搭載タクトタイムを短縮できる。

■電子部品吸着ヘッドが電子部品位置規正機構を具備す
る必要がない為、吸着ヘッドのコンパクト化・軽量化が
できる。

■電子部品の位置規正をするためのストッパに電子部品
を当接させる力が、供給搬送路上にて該ストッパまで電
子部品を推進する推進力を兼ねるので、位置規正機構を
簡素化できる。

■ストッパに逃げ溝を設けることによって、ＳＯＰ形電
子電子部品体モールド部の封止材バリによる位置規正精
度の悪化を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図（ａ）　ｌ
　（ｂ）　、　（Ｃ）は、夫々、第１図の電子部品挟持
爪の近傍部分の側面図、上面図および下面図、第３図（
ａ）、１（ｂ）は第２図を夫々左および右から見た図、
第４図は第１図中の押子１０に関する部分の側面図、第
５図（Ｑ）、（ｂ）はＳＯＰ形電子電子部品面図と側面
図、第６図はＳＯＰ形電子電子部品止材バリの影響を避
けるようにしたストッパ２１の形を示す側面図である。 ４・・・マガジン　　　　５，６・・・供給搬送路・・
ストッパ　　　　８，９・・・シリンダ０・・・押子　
　　　　１９・・・ロッドレスシリンダ０・・・可動ブ
ロック　２１・・・ストッパ６・・・シリンダ　　　２
７・・・挟持爪９・・・スライドベアリング Ｏ・・・軌道台　　　　３１・・・ベース２・・・ピン
ブロック　３５・・・揺動レバー０・・・シリンダ　　
　４１・・・真空孔（ｂ） ３１−−−ペース ３４−　　軸 ３５−−一揺シルバー ３７−−−引ＦＪ、Ｉネ ４０−−−シリンダ 献は

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　電子部品の搬送路と、該搬送路の端部に配置された
   位置規制用ストッパと、電子部品を上記搬送路上にて該
   位置決め用ストッパに向って推進し且つ該ストッパに当
   接させる力を電子部品を及ぼすための力付与手段と、上
   記位置決め用ストッパに当接した状態の電子部品をその
   両側にて挟持する位置規正用挟持機構と、を備えたこと
   を特徴とする電子部品の供給兼位置矯正装置。 ２　前記力付与手段は前記搬送路上の電子部品をストッ
   パの方へ押す押子よりなり、該押子と前記位置決め用ス
   トッパとで電子部品を挟持するようにした請求項１記載
   の電子部品の供給兼位置矯正装置。 ３　前記押子は、その推進用駆動体に弾性体を介して連
   結され且つ該推進用駆動体に対して相対的移動可能であ
   る請求項２記載の電子部品の供給兼位置矯正装置。 ４　前記力付与手段は電子部品を摩擦力により推進する
   ベルトコンベアである請求項１記載の電子部品の供給兼
   位置矯正装置。 ５　前記力付与手段が自重落下刃を付与する手段である
   請求項１記載の電子部品の供給兼位置矯正装置。 ６　前記ストッパに当接した電子部品に対向する位置に
   おいて前記搬送路に穴を設け、該穴を真空源に連結させ
   、位置規正される電子部品を該穴による真空吸引力によ
   り搬送路上に密着安定させるようにした請求項１ないし
   ５のいずれかに記載の電子部品の供給兼位置矯正装置。 ７　前記位置規正用ストッパの電子部品と当接する面に
   電子部品に形成されている封止材バリを逃げる為の溝を
   設けた請求項１ないし６のいずれかに記載の電子部品の
   供給兼位置矯正装置。