JPH02203199A - フィン付熱交換器 - Google Patents

フィン付熱交換器

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JPH02203199A
JPH02203199A JP1022881A JP2288189A JPH02203199A JP H02203199 A JPH02203199 A JP H02203199A JP 1022881 A JP1022881 A JP 1022881A JP 2288189 A JP2288189 A JP 2288189A JP H02203199 A JPH02203199 A JP H02203199A
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尚夫 楠原
Shoichi Yokoyama
昭一 横山
Hachiro Koma
小間　八郎
Kaoru Kato
薫 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 座業上の利用分野 本発明は、主として空気調和機等に用いられているフィ
ン付熱交換器に関するものである。
従来の技術 従来のフィン付熱交換器を第４図〜第６図に示す。
第４図に示すように、熱交換器１はアルミ材で形成され
たフィン２が所定間隔で多数枚併設され、このフィン群
に複数本の伝熱管３を貫通させ１貫通部を拡管手段等に
て密着している。このフィン２は、熱交換性能を上げる
ため切り起こし加工が施されている。
切り起こし加工による従来の切り起こし形状の一例を第
６図ないし第６図に示す。
従来この種のフィンとしては、特公昭６３−１１６９７
号公報で知られるような第５図のような切り起こし形状
もしくは５特開昭４８−５８４３４号公報で知られるよ
うな第６図のような切り起こし形状がある。
まず第５図ａの切り起こし形状について説明する。各切
り起こしは、気流主流方向ムに対して直角であり、フィ
ン表面に対して第５図すでは表側にのみ設けた切り起こ
しよりなり、また第Ｓ図Ｃでは表裏両側に交互に設けた
切り起こしよりなる。
次に第６図ａの切り起こし形状について説明する。各切
り起こしは、気流主流方向ムに対して直角であり、フィ
ン表面に対して第６図すでは表側にのみ設けた切り起こ
しよりなり、また第ｅ図Ｃでは表裏両側に交互に設けた
切り起こしよりなる。
発明が解決しようとする課題 第６図すでは、同一フィン上の切り起こし６゜６．７．
８のそれぞれの間で水滴が滞留し、また第５図Ｃでは、
隣り合うフィンの切り起こし６６．７．８のそれぞれの
間で水滴がブリッジ状に滞留する。そして、いずれの場
合にも水滴が相当の大きさにならないと落下しない。
また第６図すも同様であり、同一フィン上の切り起こし
９，１０，１１　．１２，１３．１４のそれぞれの間で
水滴が滞留し、また第６図Ｃでは。
隣り合うフィンの切り起こし９．１０’、１１゜１２’
、１３．１４’のそれぞれの間で水滴がブリッジ状に滞
留する。この場合は、先の従来例と比べると、中央部に
水切り通路１６が配されているため、水滴の滞留は少な
いものの、熱交換性能としては劣化する。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、蒸発時に
於ける通風抵抗の改善及び熱交換性能の向上を図ること
を目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために１本発明は空気調和機の通風
回路内に、所定間隔で平行に併設され、その間を気流が
流動するフィン群と、このフィン群に直角に挿入され、
内部を流体が作動する少なくとも１列以上の伝熱管群と
を有し、前記フィン群の各フィンには切り起こし加工が
施されたフィン群に於て、各列の上下２つの伝熱管間の
気流と垂直方向の切り起こし形状を中央より左右に行く
にしたがって次第に切り起こしを気流と垂直方向に長く
配設するとともに、前記各切り起こしの立ち上がり片を
空気流れ方向に対して傾斜させ、さらに前記各列の上下
２つの伝熱管間のほぼ中央に気流と垂直方向に切９起こ
しを形成しない水切り通路部で構成している。
さらに本発明は、前記フィン群の各フィンには切り起こ
し加工が施されたフィン群に於て、下部の段における切
り起こしの数を、上部の段における切り起こしの数より
少なく構成している。
さらに本発明は、各列の少なくとも最上段以外の段にお
いて、前記各列の上下２つの伝熱管間のほぼ中央に気流
と垂直方向に切り起こしを形成しない水切り通路部で構
成している。
さらに本発明は、下部の段における切り起こしの数を、
上部の段における切り起こしの数より少なく（疎切り起
こし部）し、かつ前記疎切り起こし部のほぼ中央に切り
起こしを配し、その両側に、大きく間隔を設けて切り起
こしを配して構成され前記疎切り起こし部の前記ほぼ中
央に切り起こしの両側を、水切り通路としている。
作用 かかる構成をもつ熱交換器を蒸発器として使用した場合
以下の作用をなす。
フィンの中央部に水切り通路を配し、各切り起こしの立
ち上がり片を空気流れ方向に対して傾斜させることでフ
ィンに付着した水滴はフィン中央に案内されやすくなる
。
上部切り起こしを密に、下部切り起こしを疎に設けるこ
とにより水滴はフィンを伝って落ちやすく通風抵抗は少
なくなり、従って風量低下による熱交換能力の極端な低
下はなくなる。
さらに上部切り起こしを密に、下部切り起こしを疎に設
け、フィンの中央部に水切り通路を配し、各切り起こし
の立ち上がり片を空気流れ方向に対して傾斜させること
でフィンに付着した水滴はフィン中央に案内されやすく
、水滴はフィンを伝って落ちやすく通風抵抗は少なくな
り、より一層風量低下による熱交換能力の極端な低下は
なくなる。
さらに各切り起こし間の水切り通路を、広くとることで
水滴のブリッジを少なく出来、より通風抵抗は少なくな
り、従って熱交換能力はさらに向上する。
実施例 以下１本発明の実施例のフィン付熱交換器の構成を第１
図ないし第３図に基づいて説明する。
先ず、第１図により、本発明の第１の実施例について説
明する。
第１図において、空気は矢印ムより矢印Ｂへ流れる。
気流上流側から１列目の切り起こしは、気流入口側を長
辺とする台形状の切り起こし１７ｂを、第１図すに於て
は、フィン２に対して表側に設けると共に、その内側に
平行四辺形状の切り起こし１７ａ　、　Ｉ　Ｔｏをフィ
ン２に対して切り起こし１了すと同側に配した３つの切
り起こしより成る。
２列目の切り起こしは、フィン２に対して切り起こし１
７ｂと同方向の２つの平行四辺形状の切り起こし１８１
Ｌ　、　１　ａｂより成る。
さらに、フィン中央部の水切り通路１６を介して３列目
に、フィン２に対して切り起こし１７ｂと同方向の２つ
の平行四辺形状の切り起こし１９１Ｌ　、　１９ｂが配
されている。
また、４列目の切り起こしは気流出口側を長辺とする台
形状の切り起こし２０ｂを、フィン２に対して表側に設
け、その両側に平行四辺形状の切り起こし２０１Ｌ　、
２００をフィン２に対して切り起こし２０ｂと同側に配
した３つの切り起こしより成る。
第１図Ｃでは、第１列と第３列の切り起こし１７１Ｌ　
　、１７ｂ’　　、１７０　．１９＆’、１９ｂ’はフ
ィン２に対して裏側に設けている。
いずれの場合も各隣り合う切り起こし間で水滴が発生す
るが、切り起こし部１８１Ｌおよび１９ａまたは、１９
＆′の上面より切り起こし部１７１Ｌまたは１７！Ｌ’
および２０＆の上面が上にあるため、さらには切り起こ
し部１７＆または１７＆　　および１８＆および１９ａ
または１９ａ′および２０１Ｌの切り起こし片が空気流
れに対して傾斜しているため、さらにはフィン中央部の
水切り通路１６により、水滴は水切り通路１６を伝って
下方向に流れる。
次に、第２図により、本発明の第２の実施例について説
明する。
第２図ａに示すように、フィン上半分は、切り起こしが
等間隔で密に配列してあり、第１の実施例における水切
り通路１６の位置に台形状の切り起こし２１．２２が配
設されている。また、フイン下半分は、第１の実施例の
切り起こし形状であり中央部に水切り通路１６を持つ。
第２図す、第２図Ｃは、切り起こしがフィン２に対して
全て表側にある場合で第２図ｄ、第２図Ｃは、切り起こ
しが表裏交互にある場合である。フィンの下半分にのみ
、水切り通路があるのは、フィンの上部で生じた水滴が
下部へ落下する際、下方で発生した水滴をとりこみ、水
滴の流路がより大きく必要なためである。
さらに、第３図により、本発明の第３の実施例について
説明する。
第３図ａに示すように、フィン上半分は、切り起こしが
等間隔で密に配列してあり、第１の実施例における水切
り通路１５の位置に台形状の切り起こし２１．２２が配
設されており、第２の実施例のフィン上半分と同じであ
る。また、フィン下半分は、ほぼ中央に切り起こし２１
を配し、その左右に水切り通路１６を介して切り起こし
１７ａ。
１ｖｂ　、１７０および１ｇａ、１ｇｂが配設されてい
る。第３図す、第３図Ｃは、切り起こしがフィン２に対
して全て表側にある場合で第３図ｄ第３図ｅは、切り起
こしが表裏交互にある場合である。この場合、第２の実
施例に比べてフィンの下部で水切り通路が切り起こし間
に隈なく配設されており、水滴が落下しやすいのに加え
て、切り起こし間で１間隔が取っであるため、切り起こ
しによる境界層前縁効果により、熱交換性能は増加する
。
発明の効果・ 以上のように本発明は、かかる構成をもつ熱交換器を蒸
発器として使用した場合、（１）水切り通路を配するこ
とでフィンに付着した水滴はフィン中央に案内されやす
＜　、　（２）上部切り起こしを密に。
下部切り起こしを疎に設けることにより水滴はフィンを
伝って落ちやすく通風抵抗は少なくなり、従って風量低
下による熱交換能力の極端な低下はなくなる。さらに（
３）上部切り起こしを密に、下部切り起こしを疎に設け
、フィンの中央部に水切り通路を配し、各切り起こしの
立ち上がり片を空気流れ方向に対して傾斜させることで
フィンに付着した水滴はフィン中央に案内されやすく、
水滴はフィンを伝って落ちやすく通風抵抗は少なくなり
、より一層風量低下による熱交換能力の極端な低下はな
くなる。さらに（４）各切り起こし間の水切り通路を、
広くとることで水滴のブリッジを少なく出来、より通風
抵抗は少なくなり、従って熱交換能力は増加し、加えて
、切り起こし間で、間隔が取っであるため、切り起こし
による境界層前縁効果により、−層熱交換性能は増加す
る。
【図面の簡単な説明】
第１図、第２図および第３図はそれぞれ本発明の実施例
によるフィン付熱交換器のフィンの正面図および側面図
、第４図は従来及び本発明のフィン付熱交換器の斜視図
、第Ｓ図および第６図は従来のフィン付熱交換器のフィ
ンの正面図と側面図である。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・フィン、３・
・・・・・伝熱管、４・・・・・・エンドプレート、６
〜１４　、１７１Ｌ〜２００．２１〜２２・・・・・・
切り起こし、１６・・・・・・水切り通路。 第１図 第 図 （α７ 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）空気調和機の通風回路内に、所定間隔で平行に併
    設され、その間を気流が流動するフィン群と、このフィ
    ン群に直角に挿入され、内部を流体が作動する少なくと
    も１列以上の伝熱管群とを有し、前記フィン群の各フィ
    ンには切り起こし加工が施されたフィン群に於て、各列
    の上下２つの伝熱管間の気流と垂直方向の切り起こし形
    状を、前記各列の上下２つの伝熱管間の中央より左右に
    行くにしたがって次第に切り起こしを気流と垂直方向に
    長く配設するとともに、前記各切り起こしの立ち上がり
    片を空気流れ方向に対して傾斜させ、さらに前記各列の
    上下２つの伝熱管間のほぼ中央に気流と垂直方向に切り
    起こしを形成しない水切り通路部で構成されたフィン付
    熱交換器。
  2. （２）空気調和機の通風回路内に、所定間隔で平行に併
    設され、その間を気流が流動するフィン群と、このフィ
    ン群に直角に挿入され、内部を流体が作動する少なくと
    も１列以上の伝熱管群とを有し、前記フィン群の各フィ
    ンには切り起こし加工が施されたフィン群に於て、下部
    の段における切り起こしの数を、上部の段における切り
    起こしの数より少なく構成したフィン付熱交換器。
  3. （３）空気調和機の通風回路内に、所定間隔で平行に併
    設され、その間を気流が流動するフィン群と、このフィ
    ン群に直角に挿入され、内部を流体が作動する少なくと
    も１列以上の伝熱管群とを有し、前記フィン群の各フィ
    ンには切り起こし加工が施されたフィン群に於て、各列
    の上下２つの伝熱管間の気流と垂直方向の切り起こし形
    状を中央より左右に行くにしたがって次第に切り起こし
    を気流と垂直方向に長く配設するとともに、各列の少な
    くとも最上段以外の段において、前記各列の上下２つの
    伝熱管間のほぼ中央に気流と垂直方向に切り起こしを形
    成しない水切り通路部で構成されたフィン付熱交換器。
  4. （４）空気調和機の通風回路内に、所定間隔で平行に併
    設され、その間を気流が流動するフィン群と、このフィ
    ン群に直角に挿入され、内部を流体が作動する少なくと
    も１列以上の伝熱管群とを有し、前記フィン群の各フィ
    ンには切り起こし加工が施されたフィン群に於て、下部
    の段における切り起こしの数を、上部の段における切り
    起こしの数より少なく（疎切り起こし部）し、かつ前記
    疎切り起こし部のほぼ中央に切り起こしを配し、その両
    側に、大きく間隔を設けて切り起こしを配して構成し、
    前記疎切り起こし部の前記ほぼ中央の切り起こしの両側
    を、水切り通路部としたフィン付熱交換器。
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