JPH02202890A - 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物 - Google Patents

新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

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JPH02202890A
JPH02202890A JP1320749A JP32074989A JPH02202890A JP H02202890 A JPH02202890 A JP H02202890A JP 1320749 A JP1320749 A JP 1320749A JP 32074989 A JP32074989 A JP 32074989A JP H02202890 A JPH02202890 A JP H02202890A
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formula
compound
methyl
hydrogen
group
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JP1320749A
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English (en)
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Francis David King
フランシス・デビッド・キング
Julian Anthony Gregory
ジュリアン・アントニー・グレゴリー
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Beecham Group PLC
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/08Bridged systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D498/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D498/08Bridged systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/06Antimigraine agents

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は薬理活性を有する新規化合物、それらの製法お
よびそれらの製造用中間体、並びに医薬としてのそれら
の使用に関する。
Group p。1゜C0)は−群のエキソ−9−ブザ
ー3−オキサビシクロ〔3゜2.1〕ノン−7−イルア
ミド誘導体を開示している。
EP−A−158265,EP−A−200444゜E
P−A−247266、EP−A−235878,EP
−A254584、EP−A−255297,EP−A
−289170゜およびEP−A−315390(Be
echam Groupp、 1. c、 )、 EP
−A−158532(A、 H,RobinsCoxn
pany、 Inc、 )。EP−A−67770(M
errellToraude et Compagni
e)、 GB(英国特許)2125398AおよびGB
 2145416A (SandozLimited)
、EP−A−322016(Dupharintern
ational Re5earch B、 V、)。
EP−A−307172(Elf Li1ly and
Company入EP−A−323077、EP−A−
306148およびGB 2208385A(John
 Wyeth and13rother Lim1te
d入EP−A−234872(AdriaLabora
tories  Inc、入EP−A−294292(
Adir  et  Compagnie)、EP−A
−339950(Rorer  Internatio
nal(overseas)、Inc、)。
EP−A−309423(Instttuto  de
  AngeliS、p、A、)、EP−A−3133
93(吉富薬品工業)およびEP=A−328200(
Merck 5harp andDohme Lim1
ted)はトロパニル、グラナチルまたはキヌクリジニ
ルのような飽和アザニ環式基を有し且つ5  HTs 
レセプター拮抗薬である化学物群を開示している。
(発明の構成) 飽和アザニ項式基がエンド−9−アザ−3−(オキサ/
チア)−ビシクロ[3,2,1:)ノン−7−イルであ
る新規化合物群が開発きれた。これらの化合物は5  
HTsレセプター拮抗薬としての活性を有している。
従って、本発明は式(I) 〔式中、Xはフェニル基または5員もしくは6負の単環
式ヘテロアリール基であり、これらの基はいずれも飽和
または不飽和の5〜7員炭素環もしくは複素環に場合に
よ多縮合されていてもよく;Aは結合基であシ; 2は酸素または硫黄であシ;そして Rはメチルまたはエチルである〕 で表され、5−HT3レセプター拮抗薬としての活性を
有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩を提供す
る。
Xは置換されていないか、または通常ハロゲン、C,−
aアルコキシ、CI−IIアルキルチオ、C1−6アル
キル、ヒドロキシ、アミノ%C16アルキルアミノ、C
I−’I アルカノイルアミノから選ばれる1個以上の
置換基で置換されておシ、あるいは(Xが縮合されてい
る場合)Xの2個の置換基は連結して、飽和または不飽
和の、場合によ多置換された炭素環を形成することがで
きる。
ヘテロアリールおよび複素環式基のへテロ原子は酸素、
窒素および硫黄から選ばれる1、Xは芳香族炭素原子で
Aに結合きれるか、または(Xが縮合されている場合)
炭素環炭素原子もしくは複素環炭素または窒素原子でA
に結合される。
Xが縮合されておシ、且つAが芳香族炭素原子に結合さ
れる場合、それは好ましくは”縮合“炭素原子に隣接し
た芳香族炭素原子(式(1)の複素環0へヶ。原子よ結
合ヶゎ、い、1ゝ“ゝXはまた、Y RIGがN−B=
Nである場合、以下で式(IA)において定義する通シ
のAに結合することもできる。
Xの適当な例は5−HTaレセプター拮抗薬に関する前
記特許に記載されておシ、その主題は参照によシここに
引用されるものとする。
Aの適当な例はC0NH(アミド)、C00(エステル
)、NHCONH(ウレイド) 、C0NHCONH(
延長ウレイド)、または構造(h):〔ここで点線の円
は5員項の任意の位置での2個の二重結合を表し;G、
Hおよび■のうち2つは酸素、硫黄、窒素および炭素か
ら選ばれ、そして残シの1つは酸素、硫黄または窒素で
あシ;そしてEは結合またはぐフェニルもしくはヒドロ
キシで場合によ多置換された)C1−sアルキレンであ
る〕の基でちる。
疑問点をなくすために、前記特許に記載される式(I)
中の適当なXは、飽和アザニ猿弐部分とA(Aは先に挙
げた適当な例の1つである)を除いたときにあとに残る
構造の部分である。
本発明は、ある特定の面において、式(IA):〔式中
、YはNHまたはOであυ(あるいは下記定義通シのR
IOに結合しておシ): Xlは式(&)、(b)、(e)、(d)、(e)、(
f)または(g):c8 Rtt (式中、Ra−”ReおよびRgは水素、ハロゲンまた
はヒドロキシから選ばれ; R1は水素であシ且つR2は水素または01〜4アルキ
ルであるか、あるいはR1とR2は一緒になって単結合
を形成し; R3−R7は独立して水素またはC1〜6アルキルであ
るが、Rtが水素であるとき、R4はR2と一緒になっ
てC2〜7ポリメチレンを形成することができ; RsおよびR9は独立して水素またはC1〜6アルキル
から選ばれるか、あるいはR8とR9は一緒になってC
2〜6ポリメチレンまたは一〇−が介在しているC2〜
5ポリメチレンを形成し;RIOは01〜6アルコキシ
であるか、あるいはRIOはYに結合して、Y−R1(
1がN−B=N(ここでBはNまたはCH)を形成し; R11は水素であシ; R12は01〜6アルキル基で場合により置換されたア
ミノ、またはC1〜7アルカノイルアミノであシ;そし
て R□3はハロゲンまたは01〜6アルキル、チオである
;か、あるいは R1(1は水素であシ; R11li ハ0ゲン、C1〜6アルコキシまたはC1
〜6アルキルであシ; R12は水素または01〜6アルコキシであシ;そして R13はハロゲン、C1〜6アルコキシまたはC1〜6
アルキルであシ; R14は水素またはCt〜6アルキルであシ;LはOH
またはNである)の基であシ;2はOまたはSであシ;
そして Rはメチルまたはエチルである〕 で表される化合物またはその薬学的に許容しうる塩を提
供する。
R,−R1,におけるアルキル基またはアルキル含有基
の例にはメチル、エチル、n−およびイソ−プロピル、
n−、イソ−8ee−およびt−ブチルが含まれ、好ま
しくはメチルである。
R2とR4またはR8とR9が結合したときの適轟な例
にはC鵞、C3、C4、C5またはC6ポリメチレンが
含まれ、好ましくはC2、Cs 、 C4またはCSポ
リメチレンである。
Ra−1eおよびRgは好ましくは水素、フルオロ、ク
ロロおよびヒドロキシから選ばれ、最も好ましくは水素
である。Rbは5−6−または7−クロロもしくはフル
オロであルうる。
Xが式(jL)で表される場合% R1およびR3のう
ち一方は好ましくは水素であp、R鵞およびR4のうち
一方または両方(最も好ましくは両方)はメチルのよう
なアルキル基であるか、あるいは−緒に結合してC2−
7ポリメチレンを形成する。R3およびR4の一方が水
素である場合、他方は好ましくはエチルまたはn−もし
くはイソ−プロピルである。
Xが式(b)で表される場合、R5は好ましくは水素ま
たはメチルもしくはエチル基である。
Xが式(e)で表される場合、C0−YおよびR6の一
方は1位に結合し、他方は3位に結合する。R6は好ま
しくはメチルまたはエチルである。
Xが式(d)で表される場合%R7は好ましくはメチル
である。
Xが式(e)で表される場合、ReおよびR9は好まし
くは両方ともメチル基である。
Xが式(f)で表され、Rleが01−6アルコキシで
あるか、またはYに結合される場合、R1!は好ましく
はアミノであり、R13は好ましくはクロロまたはブロ
モ(最も好ましくはクロロ)である。R1(1がC!−
6アルコキシである場合、それは好ましくはメトキシで
ある。
Xが式(f)で表され、R1,が水素である場合、R9
およびR11は好ましくはクロロまたはメチルであ夛、
そしてRu1eは好ましくは水素である。
Xが式(2)で表される場合、R14は好ましくは水素
またはメチルである。
Xは式(e)の基であるのが好適である。
Yは好ましくはNHである。
式(1)の化合物の薬学的に許容しうる塩は塩酸、臭化
水素酸、ホウ酸、リン酸、硫酸のような慣用酸あるいは
酢酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、コハク酸、安息
香酸、アスコルビン酸、メタンスルホン酸、α−ケトグ
ルタル酸、α−グリセロリン酸、グルコース−1−リン
酸のような薬学的に許容しうる有機酸との酸付加塩を含
む。一般に、式(1)の化合物の薬学的に許容しうる塩
は塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、クエン酸、酒石酸
、乳酸および酢酸との酸付加塩である。好ましくは、酸
付加塩は塩酸塩である。
薬学的に許容しうる塩の例には式(1)の化合物の四級
誘導体、例えば化合物RニーT(ここでR工はC1−6
アルキル、フェニルC16アルキル、またはCs−7シ
クロアルキルで#D、Tは酸のアニオンに相当するラジ
カルである)によって四級化された化合物が含まれる。
Rxの適邑な例はメチル、エチル、n−およびイソ−プ
ロピル、ベンジル、フェネチルなどである。Tの適尚な
例はクロライド、ブロマイドおよびヨーダイトのような
ハライドである。
薬学的に許容しうる塩の例にはN−オキシドのような分
子内塩も含まれる。
式(I)の化合物およびそれらの薬学的に許容しうる塩
(第四級誘導体およびN−オキシドを含む)はさらに水
和物のような溶媒和物を形成することもでき、これらの
薬学的に許容しうる溶媒和物は、式(I)の化合物また
はその塩について本明細書中で言及するときはいつでも
含めて考えられる。
いくつかの式(1)の化合物はキラルまたはプロキラル
中心をもち、それゆえに鏡像体を含む多数の立体異性体
として存在しうろことが、もちろん理解されるであろう
。本発明は個々の立体異性体(鏡像体を含む)およびそ
れらの混合物(ラセミ体を含む)に及ぶものである。個
々の立体異性体は慣用方法を用いて相互に分離可能であ
る。
本発明はまた式(1)の化合物の製造方法を提供し、そ
の方法は化合物X’  Alを式(I):A1およびA
2の適当な例は前記特許に記載されている。
式X’−At の中間体は前記特許によシ知られている
か、または構造的に関連した既知化合物の製法と類似し
た方法を用いて製造できる。
式(IDの中間体は一般に式(■): の化合物と反応させ〔上記各式中、AlおよびA2は、
通常アミドまたはエステル結合によって、あるいは先に
定義した複素環(ロ)を形成すべく縮合することによっ
て、−緒に反応して先に定義したAを形成する基であシ
;xはX″またはそれに転換しうる基であシ;そしてR
′は先に定義したR/lたは水添分解可能な保護基であ
る〕;その後、所望によシ又は必要に応じて、X′をX
へ転換し、R以外のR′をRへ転換し、そして場合によ
シ式(1)の化合物の薬学的に許容しうる塩を形成する
;ことから成っている。
の化合物から製造される。式(III)の中間体(ただ
し2は酸素であシ R/はメチルである) C,I、。
Zirkle et、 al、、 J、 Org、 C
hem、 26.395゜1961によって製造されて
いる。
本発明はさらに、ある特定の面において、式(IA)の
化合物の製造方法を提供し、その方法は式(lメ): Xs’ −C0QI         (IJ)の化合
物を式(V) : の化合物またはYがOである場合はその反応性誘導体と
反応させ〔上記各式中、Xl′はX14たはそれに転換
しうる基であり;Qtは離脱基であシ;R′は先に定義
したRまたは水添分解可能な保護基であシ:そして残シ
の記号は先に定義した通シである〕;その後、場合によ
’)Xs’をXlに転換しくRa、 Rb、 Re、 
Rd、 Re、 RgまたはRlo 、 R11。
R11゜Rts 、 R14基のうちの任意の基を別の
このような基へ転換することを含む)、R以外のR′を
Rへ転換し、そして場合によシ式(IA)の化合物の薬
学的に許容しうる塩を形成する;ことから成っている。
求核試薬によって置換可能な離脱基Q10例にハハロケ
ン(例、クロロおよびブロモ)、Ct−4アルコキシ(
例、CHsO−およびCzHsO)、pho−1または
活性化ヒドロカルビルオキシ(例、Cis Cs Ot
たはCIs CO−)が含まれる。
基Q1がハライドである場合、この反応は好ましくは不
活性の非ヒドロキシル性溶媒(例、ベンゼン、ジクロロ
メタン、トルエン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン(THF)tたはジメチルホルムアミド(DMF)
)中で極端な温度をさけて行われる。また、好ましくは
酸受容体、例えば有機塩基、特に第三アミン、例えばト
リエチルアミン、トリメチルアミン、ピリジンまたはピ
コリンの存在下で行われ、このうちのいくつかは溶媒と
しての役目′も果たす。これとは別に、酸受容体は炭酸
カルシウム、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムのよう
な無機物質であってもよい。0〜100℃の温度、特に
10〜80℃が適当である。
基Q1が01−4アルコキシ、フェノキシまたは活性化
ヒドロカルビルオキシである場合、反応はトルエンやジ
メチルホルムアミドのような不活性極性溶媒中で行うの
が好ましい。基QlがCIs Co−であって、反応を
トルエン中還流温度で行うのも好適である。
r96) Yが0である場合、式(V)の化合物はその反応性誘導
体の形をしておシ、シばしばリチウム、ナトリウムまた
はカリウム塩のような塩であシうる。
通常XI’はXlであるが、式(IA)においてR1゜
がYに結合される場合、X1′は式(f)で表され、そ
の際R1゜はニトロまたはアミン(これらの基はEP−
A−315390に記載されるように、その後Yに結合
させることができる)である。
Ra−Re、RgまたはRIO% R14基を別のこの
ような基へ転換しうる式(IA)の化合物は有用な新規
中間体であることが明らかであるだろう。
すなわち、水素置換基は慣用のノ・ロゲン化剤を用いて
ハロゲン化することによジノ・ロゲン置換基に転換可能
であり、マたci−7アルカノイルアミノ置換基は通常
の加水分解によってアミノ基へ転換可能である。
R以外のR′は水添分解可能な保護基であって、ハロゲ
ン%C1〜4アルコキシおよびCl−4アルキルから選
ばれる1個または2個の基で場合によ多置換されたベン
ジルであシ得る。この種のベンジル基は、Ra”” R
es Rg %R11〜R14がノ・ロゲンでない場合
、例えば通常の遷移金属触媒による水添分解により除去
されて式(■): 〔式中、各記号は式CIA)において定義した通シであ
る〕の化合物を与える。
本発明はまた、式(M)  の化合物をN−アルキル化
し、その後場合によシ式(IA)の化合物の薬学的に許
容される塩を形成することから成る、式(IA)の化合
物またはその薬学的に許容される塩を製造するための別
法を提供する。
本発明のこの別法において、“N−アルキル化”は式(
Vl)中のN原子を先に定義した基Rで置換することか
ら成っている。これは化合物RQs(ここでRは先に定
義した通シであ’り、Qsは離脱基である)との反応に
よって達成できる。
適当なC3は求核試薬によって置換される基、例えば0
1%Br、I、OS Ox C:E(a  または08
Ox Cs Ha pCHsである。好適なC3はCI
Brtたは工である。
この反応は通常のアルキル化条件下で、例えばジメチル
ホルムアミドのような不活性溶媒中で炭酸カリウムのよ
うな酸受容体の存在下に行われる。
一般には、この反応は極端な温度をさけて、例えば周囲
温度またはそれよシ少し高い温度で実施される。
別法として、″′N−アルキル化”は通常の還元的アル
キル化条件下で行ってもよい。
式(V)の化合物中ORの相互転換は、式(IV)の化
合物とのカップリングの前に行うこともできる。
この種の相互転換は上記条件下で有利に行われる。
Rの相互転換に先立って、酸加水分解によって容易に除
去し得る基(例えばC2−7アルカノイル基)でアミン
官能基を保護することが望ましい。
式(V)の化合物の製造においては、メチレン基が−C
O−で置換されている対応化合物、またはRがメチルで
ある場合、そのメチル基がアルコキシカルボニルで置換
されている対応化合物を製造するのが往々にして有利で
ある。この種の化合物はその後水素化アルミニウムリチ
ウムのような強力な還元剤を用いて式(V)の対応化合
物へ還元される。
式(mV)の化合物は知られているか、または既知化合
物と同様に、あるいは既知化合物から常法によシ製造で
きる。
R′が定義通υのRである式(ロ)の化合物は、Yが/
10であり、zがOであり、そしてR′がメチルである
化合物を除いて、新規であり、本発明の一面を構成する
式(1)の化合物はまた前記の欧州特許に記載された方
法によっても製造できる。
式(1)の化合物において、−A−はそれが結合してい
る二環式部分の環に対してエンド配向を有することが認
められるであろう。式(I)の化合物のエンドおよびエ
キソ異性体の混合物を非立体特異的に合成して、その混
合物から目的の異性体を慣例的に(例えばクロマトグラ
フィーによシ)分離することかできる。あるいは別法と
して、エンド異性体を所望によシ式(IOの化合物の対
応するエンド形から合成することもできる。
本発明化合物の薬学的に許容しうる塩は慣例的に形成し
得る。塩は例えば式(1)の塩基化合物と薬学的に許容
しうる有機酸または無機酸との反応によって形成される
本発明化合物は5−HT3レセプター拮抗薬であり、そ
れ故に片頭痛、群発性頭痛および三叉神経痛、内臓痛の
治療または予防に、あるいは制吐薬として、特にがん療
法や乗物酔いに伴う嘔吐および悪心を抑えるのに使用で
きると考えられる。このようながん療法の例には細胞毒
性を有する薬剤(例えばシスプラチン、ドキソルビシン
およびシクロホスファミド、特にシスプラチン)を用い
るもの、および放射線療法が含まれる。5  HTsレ
セプター拮抗薬である化合物はまた不安、精神病、老年
痴呆症および薬物依存症のようなCNS疾患;不整脈;
肥満症;および過敏性腸症候群のような胃腸疾患の治療
にも使用できると考えられる。
本発明はさらに式(1)の化合物またはその薬学的に許
容しうる塩、および製剤学的に許容しうる担体を含有す
る薬剤組成物を提供する。
この種の組成物は混合によって調整され、通常経口また
は非経口投与に適しておシ、そしてそれ自体が錠剤、カ
プセル剤、経口液体製剤、粉剤、顆粒剤、ロゼンジ剤、
用時調製粉剤、注射用および輸液用溶液剤または懸濁剤
、もしくは廃剤の形であシ得る。経口的に投与しうる組
成物は、一般的使用によシ便利であるので、好適である
経口投与用の錠剤およびカプセル剤は通常単位用量で提
供され、そして結合剤、充填剤、希釈剤、打錠剤、滑沢
剤、崩壊剤、着色剤、香味剤および湿潤剤のような慣用
賦形剤を含有する。錠剤は当分野でよく知られた方法を
用いて、例えば腸溶皮で、被覆することができる。
使用に適した充填剤はセルロース、マンニトール、ラク
トースおよび他の類似物質である。適当な崩壊剤はデン
プン、ポリビニルピロリドン、およびナトリウムデンプ
ングリコレートのようなデングン誘導体である。適当な
滑沢剤は例えばステアリン酸マグネシウムである。適当
な製剤学的に許容しうる湿潤剤は例えばラウリル硫酸す
)IJウムである。
経口液体製剤は、例えば、水性または油性の懸濁剤、溶
液剤、乳剤、シロップ剤、またはエリキシル剤の形態で
アシ得、また使用前に水や適当なビヒクルで再調製され
る乾燥製剤として提供されてもよい。この種の液体製剤
は懸濁化剤(例、ソルビトール、シロップ、メチルセル
ロース、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲ
ル、または水素化食用脂)、乳化剤(例、レシチン、ソ
ルビタンモノオレエート、またはアラビアゴム)、非水
性ビヒクル(食用油を含む)(例、アーモンド油、分留
ヤシ油、グリセリンのエステルのような油性エステル類
、グロビレングリコール、またはエチルアルコール)、
防腐剤(例、p−ヒドロキシ安息香酸メチルまたはプロ
ピル、もしくはソルビン酸)、および所望によシ香味剤
または着色剤のような慣用添加剤を含むことができる。
経口組成物は混合、充填または打錠の慣用方法によって
製剤化しうる。反復混合操作は大量の充填剤を用いるこ
れらの組成物に均一に活性薬剤を分布させるために行わ
れる。この種の操作はもちろん当分野で慣例的である。
非経口投与用の液状単位投与形態は本発明化合物と無菌
ビヒクルを含むよう調製される。本化合物は、ビヒクル
および濃度に応じて、懸濁されるか又は溶解される。非
経口溶液剤は一般に化合物をビヒクルに溶解し、濾過滅
菌し、その後適当なバイアルまたはアンプルに充填・密
封することによシ製剤化される。有利には、局所麻酔剤
、防腐剤および緩衝剤のような補助剤もビヒクル中に溶
解される。安定性を高めるために、組成物はバイアルに
充填後凍結して、水を真空除去してもよい。
非経口懸濁剤は実質的に同じ方法で製剤化されるが、化
合物はビヒクルに溶解される代わシに懸濁され、そして
無菌ビヒクルに懸濁する前にエチレンオキシドにさらし
て滅菌される。有利には、界面活性剤や湿潤剤を組成物
中に配合して、本発明化合物の均一分布を促進する。
本発明はさらに、有効量の式(I)の化合物またはその
薬学的に許容しうる塩を投与することから成る、ヒトの
ような哺乳動物における片頭痛、群発性頭痛、三叉神経
痛、内臓痛、CNS疾患および/または嘔吐の治療また
は予防方法を提供する。
上記疾患を治療するのに有効な量は本発明化合物の相対
的効力、治療しようとする疾患の性質および重症度、並
びに哺乳動物の体重に左右される。
しかしながら、70Kg成人に対する単位用量は通常0
.05〜1000■(例えば0.5〜500〜)の本発
明化合物を含むであろう。単位用量は1日に1回゛ま゛
、たは゛それ以上、例えば1日に2.3または4回(通
常1日に1〜3回)投与され、約o、oooi〜50H
i/Kg/日(通常0.0002〜25■/Kg1日)
の範囲であるだろう。
上記投与量範囲において、本発明化合物は有害な副作用
を全く示さなかった。
本発明はさらに、活性治療物質として使用するための、
特に片頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、内臓痛、CNS
疾患および/または嘔吐の治療に用いるための、式(1
)の化合物またはその薬学的に許容しうる塩を提供する
以下の実施例は式(I)の化合物の製造を示し、以下の
製造例は中間体の製造を示すものである。
製造例1 水22−中のオキシジアセトアルデヒドビス(ジエチル
アセタール) 23.2 f (J、 Orf、 Ch
em。
1961゜26,395)の懸濁液に酢酸6 ttrl
を加えて45分間還流下に加熱した。冷却した溶液、ア
セトンジカルボン酸35.Ofおよびメチルアミン塩酸
塩14.5Fを水30〇−中のオルトリン酸ニナトリウ
ム94.5tおよびクエン酸24.6fの溶液に加えた
。pHを40%NaOH水溶液を用いて5〜5.5に調
節し、全部の反応容量を600−とじ、この混合物を2
日間攪拌した。
反応混合物をpH1に酸性化し、その後エーテルで洗っ
た。水層はpH14に塩基性化し、ジクロロメタンで一
晩連続抽出した。有機層を乾燥しくNa2804 )s
  炉遇し、溶媒を蒸発させた。残留物はクロロホルム
に対するジクロロメタンの勾配溶出を用いて塩基性アル
ミナを通して濾過し、これによシ表題ケトン5.9fを
得た。
製造例2 にヒドロキシルアミン塩酸塩2.81を加え、2時間還
流下に加熱した。この反応混合物を冷却し、エーテルを
加えた。沈澱物6.7fを回収した。
NMR(ds −DMSo 、 270MHz )δ:
11.6(s、IH)、10.55(s、IH)、2.
4−4.2 (m、 9H)、 3.35 (s、 3
H)。
製造例3 3.1)ノナン−7−オンオキシム塩酸塩(D2 )エ
タノール125−中のD15.9F  の攪拌溶液N2
下で0℃に冷却した、THF125−中のLiAIH+
 1.9Fの懸濁液に濃硫酸1.9−を滴下し、1時間
攪拌した。THF75−中のD!(遊離塩基)2.9f
の溶液を滴下し、この反応混合物を一晩還流下に加熱し
、た。水1.9−1101NaOH水溶液2.9−およ
び水5.8−を順次滴下して反応を止め、その後白色の
沈殿物が生じるまで攪拌した。反応混合物を濾過し、溶
媒を蒸発させた。残留物は減圧下で蒸留してアミン0.
56fを得た。160〜170℃(5mH1’)。
MS  156(M”、40%)、140(M−NHz
、15)。
125 (M−HO=CH2、35)。
実施例1 1〇−中のD30.56yおよびE ts N O,5
ゴの溶液を滴下し、この反応混合物をN2下で一晩攪拌
した。混合物を飽和NaHCOs水溶液で洗い、乾燥し
くNIL、 804 ) s 濾過し、溶媒を蒸発させ
た。
残留物はジクロロメタンから2チメタノール/クロロホ
ルムまでの勾配溶出を用いて塩基性アルミナを通して濾
過し、これによジアミド0.74Fを得た。
実施例2 ジクロロメタン25−中の塩化4−アセトアミ)’j−
5−クロロー2−メトキシベンゾイル0.881の攪拌
溶液に、0℃においてジクロロメタンエタノール25 
me中のElo、74Fの溶液に10%NaOH水溶液
1,9コを加え、この反応混合物を還流下で2時間加熱
した。溶媒を蒸発させ、残留物を水に溶解し、ジクロロ
メタンで抽出した。有機層を乾燥し、濾過し、溶媒を蒸
発させた。残留物はジクロロメタンからクロロホルムま
での勾配溶出を用いて塩基性アルミナを通して濾過した
粗生成物を塩酸塩として結晶化させた。収量0.13F
融点 190−198℃(E t OH/E tz O
)NMR(CDCl g 、 270MHz )δ:8
.1 (8,IH)、 6.28 (8,IH)、 ’
4.8 ((1゜IH)。4.32CB、2H)、3.
99(d、2H)。
3.83(s、3H)、3.7−3.9(m、2H)。
2.4−2.75(m、4H)、2.54(s、3H)
1.45(m、2H) MS:  339(M+、42%)、307(8)、2
68(13)。
184(ArCO九54)、94(100)実施例3〜
5 以下の化合物はそれぞれEP−A−235878、tA
l) EP−A−200444およびEP−A−247266
に記載される方法と類似した方法によJD3から製造し
た0 融点 153〜155℃(Et鵞O) NMR(CDCIg、250MHz)δ:8.02−8
.10(m、IH)、7.20(巾広、IH)。
6.80−a98(m、3H)、6−65(巾広、IH
)。
4.40(dt、IH)、3.98(巾広、2H)。
3.88(s、3H)、3.75(d、2H)、2.5
3(巾広、2H)、2.40−2.55(m、5H,2
,52゜s、3Hを含む)s  1.46(d、2H)
エンド−N−(9−メチル−9−アザ−3−オキサビシ
クロ(3,3,1)ノナン−7−イル)(E5) ミ  ド (E 4 ) 融点212〜220℃ NMR(CDC1s。250MHz)δ:9.32(巾
IQ  IH)、8.39(d、IH)、7.20−7
.45(m、3H)、4.80(dt、IH)。
4.05−4.17(m、5H,4,10g、3Hを含
む)。
3.90(d、2H)。2.76(巾広、  2I()
、  2.50−2.65(m、5H,2,60,s、
3Hを含む)。
1.58(d、2H) 融点115〜120℃ NMR(CDCl2,250MHz)  δニア、94
(d、IH)、7.49(巾広、IH)。
7゜17(t、II()、7.09(d、IH)、6.
92(t、IH)、4.46(dt、1)()、4.0
5(巾広、2H)、3.79(巾広。2H)、3.58
(s、IH)、2.72(巾広、2H)、2.40−2
.60(m、5H,2,56,s、3Hを含む)。
1.50(巾広、  2H)、  1.32 (s、 
 6H)〔発明の効果〕 薬理実験 フォノ・ベツオルトーヤーリツシュ(van13ezo
ld −−Jarisch)  反射の拮抗作用本発明
化合物は次の方法に従って麻酔したラットにおける5−
HTによシ誘発きれたフォノ・ベツオルトーヤーリツシ
ュ反射の拮抗作用について評価した: 体重250〜350?の雄ラットをウレタン(1,25
t/Kl腹腔内)で麻酔し、Fozard  J、R。
etal、。J、 Cardiovasc、Pharm
acol、  2゜229−245(1980)に記載
の通りに血圧と心拍数を記録した。極量以下の5−HT
(通常6pt/Kq)を静脈経路で反復投与し、心拍数
の変化を定量化した。化合物は静脈投与し、その後5−
4HTにより誘発された応答を対照の応答の50%に軽
減するのに要する濃度(EDso)を測定した。
実施例2の化合物は0.09μf/Kg(静脈)のED
5゜値を与え、化合物E3、E4およびE5は1μt/
b (静脈)の用量で活性でおった。
代理人 弁理士  秋 沢 政 光 信1名 自1発手(V)nネ甫正鴫Y 4べ2年1月26日 4寄■午JJ−長′1J役 1、事件の表示 特願早1 −320ワ49号 2、発明の名称 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物3、補
正をする者 事件との関係  出 願 人 住 所 イギリス国、ミドルセックス州、ブレンドフォ
ード、グレートウェストロード、ビーチャムハウス(番
地なし)名 称 ビーチャム・グループ・ビーエルシー
4、代理人 居 所 東京都中央区日本橋兜町12番1号太洋ビル5
、補正により増加するシ11求項の数 す・シロ、補正
の対象  明 細 書 7、補正の内容  別紙の通り、手宙明細四のタイプ浄
書自LI填1−亦11f台1 )      、−一一
自発手続補正書 補正の内容 平成2年1月30日

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xはフェニル基または5員もしくは6員の単環
    式ヘテロアリール基であり、これらの基はいずれも飽和
    または不飽和の5〜7員炭素環もしくは複素環に場合に
    より縮合されていてもよく;Aは結合基であり; Zは酸素または硫黄であり;そして Rはメチルまたはエチルである〕 で表され、5−HT_3レセプター拮抗薬としての活性
    を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
  2. (2)AはCONH、COO、NHCONH、CONH
    CONHまたは構造(h): ▲数式、化学式、表等があります▼(h) 〔ここで点線の円は5員環の任意の位置での2個の二重
    結合を表し;G、HおよびIのうち2つは酸素、硫黄、
    窒素および炭素から選ばれ、そして残りの1つは酸素、
    硫黄または窒素であり;Eは結合または(フェニルもし
    くはヒドロキシで場合により置換されていてもよい)C
    _1_−_5アルキルである〕の基である、請求項1記
    載の化合物。
  3. (3)式( I A): ▲数式、化学式、表等があります▼( I A) 〔式中、YはNHまたはOであり(あるいは下記定義通
    りのR_1_0に結合しており); X_1は式(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、
    (f)または(g):▲数式、化学式、表等があります
    ▼(a) ▲数式、化学式、表等があります▼(b) ▲数式、化学式、表等があります▼(c) ▲数式、化学式、表等があります▼(d) ▲数式、化学式、表等があります▼(e) ▲数式、化学式、表等があります▼(f) ▲数式、化学式、表等があります▼(g) (式中、Ra〜ReおよびRgは水素、ハロゲンまたは
    ヒドロキシから選ばれ; R_1は水素であり且つR_2は水素またはC_1_−
    _4アルキルであるか、あるいはR_1およびR_2は
    一緒になつて単結合を形成し; R_3〜R_7は独立して水素またはC_1_−_6ア
    ルキルであり、但し、R_1が水素であるとき、R_4
    はR_2と一緒になつてC_2_−_7ポリメチレンを
    形成することができ; R_8およびR_9は独立して水素またはC_1_−_
    6アルキルから選ばれるか、あるいはR_8とR_9は
    一緒になつてC_2_−_6ポリメチレンまたは−O−
    が介在しているC_2_−_5ポリメチレンを形成し;
    R_1_0はC_1_−_6アルコキシであるか、ある
    いはR_1_0はYに結合されて、Y−R_1_0がN
    −B=N(ここでBはNまたはCH)を形成し; R_1_1は水素であり; R_1はC_1_−_6アルキルで場合により置換され
    ていてもよいアミノ、またはC_1_−_7アルカノイ
    ルアミノであり;そして R_1_3はハロゲンまたはC_1_−_6アルキルチ
    オである;か、あるいは R_1_0は水素であり; R_1_1はハロゲン、C_1_−_6アルコキシまた
    はC_1_−_6アルキルであり; R_1_2は水素またはC_1_−_6アルコキシであ
    り;そして R_1_3はハロゲン、C_1_−_6アルコキシまた
    はC_1_−_6アルキルであり; R_1_4は水素またはC_1_−_6アルキルであり
    ;LはCHまたはNである)の基であり; ZはOまたはSであり;そして Rはメチルまたはエチルである〕 で表される請求項1記載の化合物、またはその薬学的に
    許容される塩。
  4. (4)X_1は式(a)で表され、R_1およびR_3
    のうち一方は水素であり、そしてR_2およびR_4は
    両方ともC_1_−_6アルキルであるか、またはR_
    2およびR_4は一緒に結合してC_2_−_7ポリメ
    チレンを形成する、請求項3記載の化合物。
  5. (5)X_1は式(b)で表され、R_5は水素、メチ
    ルまたはエチルである、請求項3記載の化合物。
  6. (6)X_1は式(d)で表され、R_7はメチルであ
    る、請求項3記載の化合物。
  7. (7)X_1は式(f)で表され、R_1_0はメトキ
    シ、R_1_2はアミノ、およびR_1_3はクロロま
    たはブロモである、請求項3記載の化合物。
  8. (8)ZはOである、請求項1〜7のいずれか1項記載
    の化合物。
  9. (9)次の化合物: ¥エンド¥−4−アミノ−5−クロロ−2−メトキシ−
    N−(9−メチル−9−アザ−3−オキサビシクロ〔3
    .3.1〕ノナン−7−イル)ベンズアミド; エンド−N−(9−メチル−9−アザ−3−オキサビシ
    クロ〔3.3.1〕ノナン−7−イル)−N′−(2−
    メトキシフェニル)尿素; エンド−N−(9−メチル−9−アザ−3−オキサビシ
    クロ〔3.3.1〕ノナン−7−イル)−1−メチル−
    1H−インダゾール−3−カルボキサミド; エンド−N−(9−メチル−9−アザ−3−オキサビシ
    クロ〔3.3.1〕ノナン−7−イル)−3,3−ジメ
    チル−1−インドリンカルボキサミド、および前記化合
    物の薬学的に許容しうる塩類より成る群から選ばれる化
    合物。
  10. (10)請求項1記載の化合物の製造方法であつて:化
    合物X′−A_1を式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) の化合物と反応させ〔上記各式中、A_1およびA_2
    は通常アミド結合またはエステル結合によつて、あるい
    は請求項2で定義した通りの複素環(b)を形成すべく
    縮合することによつて、一緒に反応して請求項1で定義
    した通りのAを形成する基であり;X′はXまたはそれ
    に転換しうる基であり;そしてR′は請求項1で定義し
    た通りのRまたは水添分解可能な保護基である〕; その後、所望により又は必要に応じて、X′をXへ転換
    し、R以外のR′をRへ転換し、そして場合により式(
    I )の化合物の薬学的に許容しうる塩を形成すること
    から成る上記方法。
  11. (11)請求項3記載の化合物の製造方法であつて:式
    (IV): X_1′−COQ_1(IV) の化合物を式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の化合物またはYがOである場合はその反応性誘導体と
    反応させ〔上記各式中、X_1′はX_1またはそれに
    転換しうる基であり;Q_1は離脱基であり;R′は請
    求項1で定義した通りのR、または水添分解可能な保護
    基であり;そして残りの可変基は請求項3で定義した通
    りである〕; その後、場合によりX_1′をX_1へ転換し(Ra、
    Rb、Rc、Rd、Re、RgまたはR_1_0、R_
    1_1、R_1_2、R_1_3、R_1_4基のうち
    の任意の基を別のこのような基へ転換することを含む)
    、R以外のR′をRへ転換し、そして場合により式(
    I A)の化合物の薬学的に許容しうる塩を形成すること
    から成る上記方法。
  12. (12)YがOであり、ZがOであり、R′がメチルで
    ある式(V)の化合物を除いた、請求項11で定義した
    通りのR′がRである式(V)の中間体化合物。
  13. (13)エンド−7−アミノ−9−アザ−3−オキサ−
    9−メチルビシクロ〔3.3.1〕ノナン。
  14. (14)請求項1〜9のいずれか1項記載の化合物、お
    よび製剤学的に許容しうる担体を含有する薬剤組成物。
  15. (15)活性治療物質として用いるための、請求項1〜
    9のいずれか1項記載の化合物。
  16. (16)片頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、内臓痛、C
    NS疾患および/または嘔吐の治療に用いるための、請
    求項1〜9のいずれか1項記載の化合物。
  17. (17)片頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、内臓痛、C
    NS疾患および/または嘔吐の治療用医薬を製造するた
    めの、請求項1〜9のいずれか1項記載の化合物の使用
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