JPH02202870A - タキステロール化合物のプロビタミンd化合物への及びトランス―ビタミンd化合物のシス―ビタミンd化合物への光化学的転化法 - Google Patents

タキステロール化合物のプロビタミンd化合物への及びトランス―ビタミンd化合物のシス―ビタミンd化合物への光化学的転化法

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JPH02202870A
JPH02202870A JP1320423A JP32042389A JPH02202870A JP H02202870 A JPH02202870 A JP H02202870A JP 1320423 A JP1320423 A JP 1320423A JP 32042389 A JP32042389 A JP 32042389A JP H02202870 A JPH02202870 A JP H02202870A
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JP1320423A
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Eric J Goethals
エリック・ジエイ・ゲタルス
Sebastianus J Halkes
セバスチヤヌス・ジエイ・ハルケス
Robert B Koolstra
ロベルト・ビー・コールストラ
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Duphar International Research BV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、約300〜約1.OOOnm(7)光を照射
することによるタキステロール化合物のプロビタミンD
化合物への光化学的転化法に関する。
更に本発明は、トランス−ビタミンD化合物の、対応す
るンスービタミンD化合物への光化学的転化を含む。
要するに、本発明は、適当な溶媒系に溶解した、タキス
テロール化合物及びトランス−ビタミンD化合物を、そ
れぞれ光化学的転化のために適当な増感剤を共有結合し
て含有する重合体鎖(「主鎖」)からなる重合体光増感
剤の存在下に、好ましくは約300〜約11000nの
波長の光に露呈し、次いで得られた、プロビタミンD化
合物及びシス−ビタミンD化合物をそれぞれ単離するこ
とにより、照射の影響下にタキステロール化合物をプロ
ビタミンD化合物へ及びトランス−ビタミンD化合物を
シス−ビタミンD化合物へ光化学的に変換する方法にお
いて、重合体光増感剤が照射への露呈中ば溶媒系に溶解
するが、冷却時に溶液から沈殿し且つ分離することがで
き、或いは該重合体鎖がアミノ基を含有する場合には適
当な酸物質でプロトン化しそして後処理で除去すること
ができるように、重合体鎖がポリエーテル鎖、アミノ基
含有重合体鎖及びポリエーテルセグメント及び/又はア
ミノ基含有重合体セグメントを含有するブロック共重合
体鎖からなる群から選択された重合体増感剤を用いるこ
とを特徴とする方法に関する。
更に本発明は該方法に用いるために使用しうる重合体光
増感剤に関する。
米国特許第4,686,023号によれば、タキステロ
ール、又はタキステロール、は、光増感剤としてのアン
トラセンの存在下に光照射することにより光化学的に高
収率でプロビタミンD2又はプロビタミンD3に転化す
ることができる。得られるプロビタミンD化合物は、熱
の影響下に容易ニヒタミンD化合物、例えばビタミンD
2及びビタミンD、に異性化する。他の増感剤も上述の
光化学的変換を刺激することが知られている。
しかしながら、ビタミンD化合物の製造に光増感剤を用
いることは、その用いた光増感剤を最終生成物から分離
するのが難しいという欠点をもつ。
意図する用途と関連して、即ち人間又は動物に投与する
ためには、ビタミンD化合物は有害な副生成物を伴うこ
となく製造されるべきである。これは、光化学的転化後
に得られるビタミンD生成物から容易に且つ完全に光増
感剤が除去できねばならないということを意味する。
スレモン(S lemons ヨーロッパ特許第252
゜740号)は、この問題を認識し、そして解決策とし
て増感剤をある架橋されていない重合体に結合させるこ
とを提案した。斯くして得られる重合体光増感剤は、製
造されるビタミンD化合物又はプロビタミンD化合物と
異なる溶解特性を有するので、光化学的転化後に所望の
生成物から分離することができる。上述したヨーロッパ
特許によると、この分離は、2種の異なる溶媒、即ちプ
ロビタミンD反応生成物及び重合体光増感剤の双方が溶
解するもの及びプロビタミンD反応生成物は溶解するが
重合体光増感剤は溶解しないものを用いることによって
行なわれる。この方法により、重合体増感剤を光化学的
転化後に反応混合物から分離することができる。
実際上、タキステロール化合物のプロビタミンD化合物
への上述したような光化学的転化は、特にビタミンD2
及びビタミンD3の製造においては大規模に行なわねば
ならない。これは、この方法が多量の溶媒を必要とする
ことを意味する。そのような大規模な製造における数種
の溶媒の使用は、多量の溶媒を用いる余分な操作を必要
とするので重大な欠点である。事実、溶媒は、例えば蒸
留によって互いに分離し、続くバッチにおける再使用を
可能にしなければならない。更に都合の悪い場合には、
用いる溶媒が共瀦混合物を形成し、結果として不可能で
ないまでも所望の分離がより困難となる。
本発明の目的は、上述の不都合の起こらない、適当な溶
媒系に溶解した、タキステロール化合物及びトランス−
ビタミンD化合物を、それぞれ光化学的転化のために適
当な増感剤を共有結合して含有する重合体鎖(「主鎖」
)からなる重合体光増感剤の存在下に、好ましくは約3
00〜約11000nの波長の光に露呈し、次いで得ら
れた、プロビタミンD化合物及びシス−ビタミンD化合
物をそれぞれ単離することにより、照射の影響下にタキ
ステロール化合物をプロビタミンD化合物へ及びトラン
ス−ビタミンD化合物をシス−ビタミンD化合物へ光化
学的に転化する方法を提供することにある。
本発明によると、この目的は、重合体光増感剤として、
照射への露呈中は溶媒系に溶解するが、冷却時に溶液か
ら沈殿し且つ分離することができ、或いは該重合体鎖が
アミノ基を含有する場合には適当な酸物質でプロトン化
しそして後処理で除去することができるように、重合体
鎖がポリエーテル鎖、アミノ基含有重合体鎖及びポリエ
ーテルセグメント及び/又はアミノ基含有重合体セグメ
ントを含有するブロック共重合体鎖からなる群から選択
された重合体増感剤を用いることによって達成すること
ができる。
今回、上述した重合体鎖の1つを有する光増感剤は、1
種の単独溶媒系が光化学的転化後に光増感剤を溶液から
容易に分離するのに十分であるような、好都合な溶解挙
動を示す、ということが発見された。ここに溶媒系は、
単独の有機溶媒、例えばエーテル例えばジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン又はメチルt−ブチルエーテル
、(シクロ)アルカン例えばシクロヘキザン、アルコー
ル例えばエタノール又はメタノール、エステル例えば酢
酸メチル又は酢酸エチルなどのみならず、統<ハツチに
おいて個々の成分に分離しないで再使用することができ
る溶媒混合物、例えば上述した溶媒の2種又はそれ以上
の混合物をも意味するものと理解すべきである。この場
合、光増感剤の溶液からの分離は、照射への露呈後に溶
液を冷却すると、重合体光増感剤が沈殿し、従って濾過
又は遠心分離によって分離できるから、非常に容易に実
現することができる。この方法で分離され且つ回収され
た重合体光増感剤は、続くバッチで再使用してもよい。
また、アミノ基を含む重合体光増感剤は、適当な酸物質
でプロトン化し、そして後処理で除去することができる
。重合体光増感剤をビタミンD生成物から除去するこの
別法は、その簡単さ及びその効率からより好適でさえあ
る。
事実、水と混和しない溶媒中での照射後、反応生成物は
、希酸での簡単な抽出によって容易に光増感剤を分離す
ることが可能である。これは、以後に更に詳細に説明さ
れよう。重合体光増感剤は、所望により適当な塩基で脱
プロトン化することによって水性相から容易に回収する
ことができる。
本発明による転化のために使用しうる適当な重合体光増
感剤は、ポリオキシ(C2〜C6)アルキレン鎖を有す
る光増感剤である。ポリオキシエチレン鎖又はポリオキ
シテトラメチレン鎖を有する光増感剤は、そのような重
合体光増感剤が容易に入手しうるから好適である。この
重合体光増感剤の溶解挙動は、ポリオキシエチレン鎖の
重合度を適当に選択することによって調節しうる。ポリ
オキシエチレン化合物の水中への良好な溶解性の結果と
して、ポリオキシエチレン鎖を有する光増感剤の最後の
痕跡量も、一般に水での簡単な後処理によって生成物か
ら除去することができる。
最適な操作条件の選択のためには、重合体光増感剤の溶
解特性を最も適当な溶媒系に適応させることができれば
好都合である。これは、ポリエーテルセグメント及び/
又はアミノ基含有セグメントが随意に選択された他の重
合体セグメントと交互になっているブロック共重合体鎖
を有する光増感剤を用いることによって可能である。こ
れらの「他の」重合体セグメントの正しい選択、即ち化
学組成及び該重合体セグメントの長さの選択によって、
所望の溶解特性と結晶化性が更に満足され、「誂えの」
重合体鎖とすることができる。これらの「他の」重合体
セグメントの例は、種々の単量体例えばスチレン、スチ
レン誘導体、メタクリル酸エステル又はアミド、及び他
の適当な不飽和物質の重合生成物である。適当な重合体
光増感剤は、ポリオキシCcx〜c6)アルキレンセグ
メント、好ましくはポリオキシエチレンセグメント又は
ポリオキシテトラメチレンセグメントを前述した「他の
」重合体セグメントと交互に含むブロック共重合体鎖を
有する光増感剤である。
本発明による転化のために使用しうる重合体光増感剤は
、アミノ基含有重合体鎖例えばポリアミノ鎖も含有しう
る。これらの光増感剤は、そのような光増感剤が希酸で
抽出しうるという大きな利点を有するので好適である。
事実、アミノ基は酸性媒体中でプロトン化され、その後
生成したポリアンモニウム化合物は、水に容易に溶解す
る。この方法により、水と混和しない溶媒に溶解した最
後の痕跡量の光増感剤でさえ、希酸での簡単な後処理に
よって生成物から容易に除去することができる。そのよ
うな後処理においては、ポリ酸例えばポリアクリル酸又
はポリスチレンスルホン酸も成功裏に使用することがで
き、生成した重合体の電解質錯体は沈殿し、濾過によっ
て容易に除去される。この最後の方法は、特に水と混和
する溶媒系で行なわれた照射反応に対して適当である。
ポリチミン鎖を有する重合体光増感剤は、二級アミノ又
は三級アミノで構成しうる。利用可能性及び結晶性を含
む溶解特性と関連して、重合体鎖がポリイミノエチレン
鎖及びポリ−N−(C,〜C8)アルキレンイミノエチ
レン鎖からなる群から選択される光増感剤は好適である
。実施例から明らかになるように、ポリ−N −ter
t−ブチルイミノエチレン鎖を有する重合体光増感剤は
、非常に適当であることがわかった。
本発明による転化に使用しうる重合体光増感剤において
、ポリアミノもブロック重合体の鎖として同様に有利に
使用しうる。そのようなポリアミノセグメントのほかに
、ポリエーテルセグメントも該ブロック共重合体鎖中に
導入しうる。該ブロック共重合体鎖に適当なポリアミノ
セグメントは、ポリイミノエチレン及びポリ−N  (
c 1〜c8)アルキルイミノエチレンから選択される
セグメントである。ポリ−N −tert−ブチルイミ
ノエチレンセグメントを含むブロック共重合体鎖を有す
る重合体増感剤は、非常に適当である。
他の適当なアミノ基含有重合体鎖は、アミノ基含有重合
体例えばアミノ基含有ポリメタクリレートに由来し、こ
れはアミノ基を有する又はアミノ基の導入できる官能基
を有する単量体の重合によって得ることができる。
光化学的転化反応に適当であり且つ重合体鎖に共有結合
している増感剤は、前述したヨーロッパ特許第252,
740号に記載されている。そのような増感剤は、本発
明による光化学的転化反応を効果的に接触し、一方前述
した重合体鎖に結合させるのに適当である。本発明によ
る光化学的転化に使用しうる重合体光増感剤は、好まし
くはアントラセン、アントラセン化合物又は置換チオフ
ェン化合物に由来する増感剤を含有する。アントラセン
化合物の例は、ハロゲン化アントラセン例えば塩素化及
び臭素化アントラセン、アルキル化アントラセン例えば
メチル化アントラセン、ニトロ化アントラセン及びカル
ボニル置換基、カルボキシ基、ハロアルキル基、スルホ
ニル基、アミノ基、アルコキシ基、アミノカルボニル基
などを有するアントラセンである。置換チオフェン化合
物の例は、置換基がアントラセン化合物について述べた
置換基から及び芳香族置換基例えば置換された又はされ
てないフェニル、ピリジル、チエニルなどから選択され
てよい置換されたチオフェン、ビチェニル及びターチェ
ニルである。所望の重合体光増感剤を製造しうるために
、増感剤分子は適当な反応性基を有さねばならない。ア
ントラセン及びアントラセン化合物並びに置換チオフェ
ン化合物に適当な反応性基の例は、カルボキシ、ハロメ
チル、アミノ、低級アミノアルキル、クロルスルホニル
などである。
本発明は、前述した光化学的転化反応に使用しうる重合
体光増感剤にも関する。本発明による光増感剤は、ポリ
オキシ(C2〜c6)アルキレン鎖、アミノ基含有重合
体鎖、及びポリオキシ(C2〜C6)アルキレン及びア
ミノ基含有重合体からなる群から選択されるセグメント
を含有するブロック共重合体鎖からなる群から選択され
る重合体鎖を含有する。本発明による重合体光増感剤は
、好ましくはポリオキシエチレン鎖、ポリオキシテトラ
メチレン鎖、ポリ−N −tert−ブチルイミノエチ
レン鎖、アミノ基含有ポリメタクリレート鎖、及びポリ
オキシエチレンセグメント及び/又はポリオキシテトラ
メチレンセグメントを含んでなるブロック共重合体鎖か
ら選択される重合体鎖を含有する。そのような重合体光
増感剤に適当な増感剤は、アントラセン、アントラセン
化合物又は置換チオフェン化合物に由来する。
本発明による非常に適当な重合体光増感剤の例は、重合
体鎖が随時他の重合体セグメント例えばポリテトラヒド
ロフラン(THF)セグメントのようなポリエーテルセ
グメントによって中断されていてもよい2つのアントリ
ル基又はターチェニル基を有するポリ−N −LerL
−ブチルアミノエチレンからなる重合体状化合物である
。実施例から明らかになるように、そのような実施例光
増感剤は、随時前述したような他の重合体セグメントの
存在下にtert−ブチルアジリジンを重合させること
によって製造しうる。N −tert−ブチルアジリジ
ンの重合は、例えばアントリル基又はターチェニル基を
含有する適当な開始剤系を用いて開始することができる
。開始剤系としては、例えばハロメチルアントラセンと
非親核性酸の銀塩との組合せが使用される。重合後活性
中心は、この目的に適当な他の化合物例えばアントラセ
ンカルボン酸のようなアントラセン化合物或いはターチ
ェニル化合物で停止させることができる。得られる末端
に2個のアントリル基又はターチェニル基を有し且つ随
時他の重合体セグメント、例えばポリTHEセグメント
の介在するポリ−N −tert−ブチルイミノエチレ
ンは、例えばこの重合体溶液を、生成した重合体光増感
剤が不溶である液体媒体中に注ぐことにより、或いは適
当な溶媒から結晶化させることにより精製することがで
きる。同様に適当な方法によれば、重合体光増感剤は、
重合反応を増感剤の不存在下に行ない、次いで生成した
、一端又は両端に活性中心を有する重合体鎖を、適当な
アントラセン化合物又はターチェニル化合物との反応で
停止させることによって製造してもよい。この方法も実
施例で例示される。
本発明は、続く特別な実施例に関して更に詳細に記述さ
れよう。
実施例工 σ、ω−ジアントリル末端のポリTBA−ポリTHFブ
ロック共重合体の製造 本合成反応は、反応式Aで示される: ・2CF3SO30 +2”CF35O3H” ベンゾフェノンを添加した時淡青色が残るまでテトラヒ
ドロフラン(THF)をナトリウム金属の存在下に還流
して乾燥した。このように乾燥したTHF l 00m
gを、磁気撹拌棒を含む乾燥した2ツロフラスコ中に直
接蒸留した。この2ツロフラスコには、蒸留中は開けて
おきそして塩化カルシウム管で大気の水分から遮断され
ているガラス製コックを取りつけた。蒸留後、CaC1
2管を乾燥窒素のためのゴム又はPVCと管にとりかえ
た。軽い窒素流のもとで、フラスコを蒸留装置から取り
外し、そして底部に磁気撹拌板のついた20’Oの定温
浴中に入れた。10分間撹拌してTHFの温度を20°
Cにした後、トリフルオルメタンスルホン酸無水物28
6mg (170μ6)を、ピペット又は注射針により
且つ激しく撹拌しながら窒素流下にTHF中へ注入した
。2分後に、撹拌を続けながらこの溶液に無水の新しく
蒸留したN−tert−ブチルアジリジン(TEA)8
gを窒素流下に添加した。10分後に、この溶液にアン
トラセン−9−メチルアミノ1gを添加した。30分後
、この溶液を滴下濾斗に移し、氷冷し且つ磁気撹拌機で
激しく撹拌しているメタノールl(1にゆっくりと(1
0分間で)添加した。すべてを添加した後、混合物を撹
拌せずに1時間O′Cに保った。沈殿をガラスフィルタ
ー上に集めた。2個のアントリル末端基を有するセグメ
ント質量4000−800−4000 (計算値)のA
BA型ブロック共重合体ポリTBA−ポリTHF−ポリ
TBA8.5gを得た。
得られたブロック共重合体をNMR及びGPC(ゲル濾
過クロマトグラフィー)で同定した。アントリル末端基
を含めてずべての関連する基かNMRスペクトルで観察
された。この分子量は、計算値と一致した:約9000
゜得られたブロック共重合体の溶解性をT HF中及び
THFとエタノールとの混合物中で決定した。このブロ
ック共重合体は、50°Cで容易に溶解した(〉lO%
W/■)。これは0°Cまで冷却した時に再び結晶化し
た。
実施例■ 本実施例の反応は反応式Bで示される:+  ”CF、
5O1H” 以下の反応は、実施例工に記載した装置中で行なった。
塩化メチレン中2−ブロムメチルアントラセン2ミリモ
ル及び銀トリフレート(トリフルオルメタンスルホン酸
銀)2ミリモルの溶液を20°Cで30分間撹拌した。
生成した臭化銀の沈降後、透明な溶液を窒素流下に反応
フラスコに移し、その後N −tert−ブチルアジリ
ジン100ミリモルを添加した。但しこれらの操作のす
べては無水及び無酸素の条件下に行なった。実施例■に
記載したように、20°Cで10分間重合さぜた後、末
端の反応中心を塩化メチレンに溶解したアントラセン−
9−カルボン酸2.5ミリモルで処理した。
反応混合物を実施例■に記載したように処理した後、2
つのアントリル末端基を有するポリTEA約9gを得た
。同定は、NMR及びGPCを用いて行なった。得られ
た重合体は、約5000の分子量を有した。
実施例■ α、ω−シアントリル末端ポリエチレンオキサイド(P
 E O)の合成 少くとも4000の分子量を有する市販のポリエチレン
グリコールを出発物買上して使用した。
これを、R,デポス(de Vos)及びE、ゲタルス
(c oethals) 、マクロモル・ケム、ラピッ
ド・コミュン(Makromol、Chem、、 Ra
pid Commun、)6.53 (1985)に記
述されている方法で、対応するジトシレートに転化した
。シアントリル誘導体への転化は、次のように行なった
ニア七トニトリル20mQ、中9−アミノメチル−アン
トラセン5.5gの溶液を、無水アセトニトリル30m
Q中PE0−ジトシレートlogの溶液に添加した。こ
の混合物を穏やかな窒素流下に2時間還流させた。溶媒
を真空(185mmHg)下に除去し、残分を40℃に
加熱することによって無水エタノール40m(lに溶解
し、次いで溶液を一150Cまで冷却した。5時間後に
沈殿を、冷却ジャケット(−15°C)つきのガラスフ
ィルターで濾別し、冷エタノールで洗浄し、そして40
°Cで無水エタノール40mQに再び溶解した。この溶
液を再度−15°Cまで冷却し、9時間後に沈殿を同一
の方法で濾別し、冷エタノールで洗浄し、室温で真空乾
燥した。α、ω−ジアントリル末端PEOが9.5g得
られた。
NMRスペクトルは、アントリル末端基を含めてすべて
の関連する基が得られた重合体中に存在することを示し
た。上述の結晶化実験から、得られる重合体増感剤が高
温40°Cにおいて用いた溶媒即ちエタノール中に溶解
するが、−15°Cまで冷却した時にこの溶媒から沈殿
するということが明白に判る。この重合体増感剤は、3
5°Cにおいてでさえ容易に溶解しく 20 w / 
v%)、そして20°Cまで冷却した時にそれから回収
することができた。
実施例■ タキステロールのプロビタミンDへの光化学的異性化 ポリTHF−ポリTBAブロック共重合体光増感剤を実
施例■に記載したように合成した。重合体光増感剤の全
分子量は、ポリスチレン基準のGPCで測定して400
0であった。THF/TBAの比は約27/73であっ
た。UV分析によると、この重合体光増感剤は、重合体
1g当りアントラセン約g Qmgを含んだ。
典を的な照射実験において、重合体光増感剤250mg
をメチルtert−ブチルエーテル(MTBE)に溶解
した。この混合物に、ヘキサン中タキステロール約20
0mgの溶液を添加した。タキステロールは、窒素下で
のけん化によりその3゜5−ジニトロベンゾエートエス
テルから新しく調製した。次いで全容量をMTBEで1
00+nQにした。次いでメリーゴーランド型装置中に
おいて窒素雰囲気中4°Cで照射を行なった。光源は、
高圧水銀灯(フィリップスHPK−125)であった。
300nm以下の波長を、水中NaBr。
Ag、SO,及びHg5O,からなるフィルター溶液を
用いて除いた。光化学的反応は、HPLC分析で監視し
た。第A表参照。
笈人虜 重合体光増感剤は、単に0.IN塩酸で洗浄することに
より照射混合物から除去できた。この洗浄後、有機相は
、光増感剤を含まなかった。
実施例■ アントラセン含有ポリエチレンイミンの合成市販のポリ
エチレンイミン(PEI)の50%水溶液を、3元素エ
タノール/トルエン/水中での共沸蒸留によって乾燥し
た。乾燥工程後、得られたPE14.8gを無水エタノ
ール50gに溶解し、モして9−クロルメチル−アント
ラセン0゜485gを添加した。この混合物を9時間還
流させた。次いで室温で3日間放置した後、未反応の出
発物質を沈殿させ、濾別した。重合体生成物をエタノー
ル溶液として貯蔵した。乾燥重合体光増感剤1gは、U
V分析によると、アントラセン約70mgを含んだ。こ
の重合体光増感剤は、希塩酸に良く溶解し、従って非水
混和性溶媒例えばメチルtert−ブチルエーテルに溶
解した最終生成物から、希酸での洗浄により簡単に除去
できた。
実施例■ ターチェニルを含むポリTHF−ポリTEAブロック共
重合体の合成 無水THF (水素化カルシウムで乾燥し、そして使用
前にナトリウム線を入れて蒸留)70mQに、トリフル
オルメタンスルホン酸無水物144μ0を室温で添加し
た。2分後にTEAl、81gを添加し、温度を室温に
保った。10分後に5アミノメチル−2,2’: 5’
、2“−ターチェニル3.0ミリモルを添加した。10
分後に反応混合物の温度を35℃まで上昇させた。15
分間反応させた後、反応混合物を冷メタノール700m
rl上に注いだ。沈殿を濾別し、乾燥した。これはター
チェニル末端基を含むポリTHF−ポリTBAブロック
共重合体と同定された。この希酸に対する挙動は実施例
Vに記載したものに等しかつIこ。
実施例■ 重合体鎖に連結したスペーサーを介してアントラセンを
含有するポリオキシエチレンの合成ポリオキシエチレン
グリコール(平均分子量4000 : PEG−400
0)を60’Oで3時間真空乾燥した。このように乾燥
したPEG−4000の1.6 gを60℃のベンゼン
25mαに溶解し、次いでヘキサメチレンジイソシアネ
ート3.4gを添加した。反応は窒素雰囲気中60’O
で2日間行なった。中間体、即ちHMD IのPEG−
4000との反応生成物を乾燥エチルエーテルからの沈
殿により分離した。濾過後、中間体を再び乾燥ベンゼン
に溶解し、冷ジエチルエーテル中に注いだ。沈殿を濾別
し、乾燥ジエチルエーテル50++o2で5回洗浄した
。この中間体の精製は窒素下で行なった。
得られたHMDIとPEG−4oooとの反応生成物を
乾燥ベンゼン50mQに溶解し、9−アミノメチルアン
トラセン0.48gを添加した。
溶液の粘度は直ぐに上昇した。反応を室温で30分間行
なった。ベンゼン25+++ffでの希釈後、混合物を
乾燥ジエチルエーテル中に注いだ。沈殿を濾別し、再び
乾燥ベンゼンに溶解し、乾燥ジエチルエーテルに注き、
そして濾過後に乾燥ジエチルエーテル50+++ffで
5回洗浄した。この重合体生成物を1時間真空乾燥した
。UV分析によれば、得られた重合体光増感剤は、重合
体g当りアントラセン約80mgを含有した。実施例4
における如き(エタノールをMTBEの代りに溶媒とし
て用いることによる)照射実験は、HPLCで決定して
次の結果を与えた:第B表。
」璃 得られた重合体光増感剤の溶解特性は、実施例■に記載
した生成物のそれと対比できた。
実施例■ ポリ(N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレト−コ
ボリマー−9−アントリルメチルメタクリレート)の合
成 N、N−ジメチルアミノエチルメタクリレート(圧力l
mmHg、沸点40°C下で蒸留することにより精製)
9.5g、9−アントリルメチルメタクリレ−1−0,
5g、2.2’−アゾビス(ブチロニトリル)0.1g
(メタノールから再結晶)及び乾燥トルエンlomQを
、球入り凝縮器を備えたフラスコ中で一緒にした。この
フラスコを0℃まで冷却し、水流アスピレータ−で脱気
し、次いでアルゴンの軽い正圧をかけた。この工程を5
回繰返しく全部で6回)、脱気した溶液にアルゴンの正
圧をかけた。
フラスコの内容物を60°Cで40時間撹拌した。
室温まで冷却後、溶液をトルエン20m(lで希釈し、
そして−20°Cまで冷却した激しく撹拌しているヘキ
サン0.6Qに滴下した。沈殿した共重合体を濾別し、
トルエン30mflに溶解し、−20°Cまで冷却した
激しく撹拌しているヘキサン0゜5Qに再び添加し、濾
別した。この工程を2回繰返した。濾過後、残存する溶
媒を真空留去し、ガラス状共重合体7.2gを得た。共
重合体をベンゼンに溶解し、凍結乾燥によって乾燥した
場合、乾燥物は、真空下に溶媒を蒸発させることによっ
て得た場合よりも取り扱い易い粉末であった。共重合体
の平均分子量(Mn)は蒸気圧滲透比法で決定して18
500であった。標題の共重合体のUV分析は、共重合
体が共重合体g当りアントラセン約30mgを含むこと
を示した。共重合体の0.1N  HCI及びMTBE
(メチルtert−ブチルエーテル)間の分配係数は、
UV分析によると、約25であった。結果として、この
重合体光増感剤は希酸での簡単な洗浄で容易に除去する
ことができた。
本発明の特徴及び態様は以下の通りである:1、適当な
溶媒系に溶解した、タキステロール化合物及びトランス
−ビタミンD化合物を、それぞれ光化学的変換のために
適当な増感剤を共有結合して含有する重合体鎖(「主鎖
」)からなる重合体光増感剤の存在下に、好ましくは約
300〜約11000nの波長の光に露呈し、次いで得
られた、プロビタミンD化合物及びシス−ビタミンD化
合物をそれぞれ単離することにより、照射の影響下にタ
キステロール化合物をプロビタミンD化合物へ及びトラ
ンス−ビタミンD化合物全シス−ビタミンD化合物へ光
化学的に転化する方法において、重合体光増感剤として
照射への露呈中は溶媒系に溶解するが、冷却時に溶液か
ら沈殿し且つ分離することができ、或いは該重合体鎖が
アミノ基を含有する場合には適当な酸物質でプロトン化
しそして後処理で除去することができるように、重合体
鎖がポリエーテル鎖、アミノ基含有重合体鎖及びポリエ
ーテルセグメント及び/又はアミノ基含有重合体セグメ
ントを含有するブロック共重合体鎖からなる群から選択
された重合体増感剤を用いることを特徴とする方法。
2、ポリオキシ(C2〜C6)アルキレン鎖を有する、
好ましくはポリオキシエチレン鎖又はポリオキシテトラ
メチレン鎖を有する重合体光増感剤を使用する上記lの
方法。
3、ポリオキシ(C2〜CS)アルキレンセグメント、
好ましくはポリオキシエチレンセグメント又はポリオキ
シテトラメチレンセグメントを含んでなるブロック共重
合体鎖を有する重合体光増感剤を使用する上記■の方法
4、重合体鎖がポリイミノエチレン鎖、ポリ−N−(C
,〜C8)アルキルイミノエチレン鎖、及びアミノ基含
有ポリメタクリレート鎖から選択される重合体光増感剤
を使用する上記1の方法。
5、ポリ−N −tert−ブチルイミノエチレン鎖を
有する重合体光増感剤を使用する上記4の方法。
6、ポリイミノエチレン、ポリ−N−(C,〜CM)ア
ルキルイミノエチレン及びアミノ基含有ポリメタクリレ
ートから選択されるセグメントを含んでなるブロック共
重合体鎖を有する重合体光増感剤を使用する上記l又は
2の方法。
7、増感剤がアントラセン、アントラセン化合物又は置
換チオフェン化合物に由来する上記1〜6のいずれかの
方法。
8、光化学的転化のために適当な増感剤を共有結合して
いる重合体を含有する、但し該重合体鎖がポリオキシ(
C2〜C6)アルキレン鎖、アミノ基含有重合体鎖、及
びポリオキシ(C2〜C6)アルキレン及びアミノ基含
有重合体からなる群から選択されるセグメントを含んで
なるブロック共重合体鎖からなる群から選択される上記
1の方法に用いるだめの重合体光増感剤。
9、光増感剤がポリオキシエチレン鎖、ポリオキシテト
ラメチレン鎖、ポリ−N −tert−ブチルイミノエ
チレン鎖、アミノ基含有ポリメタクリレート鎖、及びポ
リオキシエチレンセグメント及び/又はポリオキシテト
ラメチレンセグメントを含有するブロック共重合体鎖か
ら選択される重合体鎖を含有する上記8の重合体光増感
剤。
lO1光増感剤がアントラセン、アントラセン化合物又
は置換チオフェン化合物に由来する増感剤を含んでなる
上記8の重合体光増感剤。
11、光増感剤がポリーN−tert−ブチルアミノエ
チレン又はポリ−N −tert−ブチルアミノエチレ
ンセグメントを有するブロック共重合体を含有し、且つ
これが2個のアントリル基又は置換チエニル基を有する
上記9の重合体光増感剤。
12、アントリル基又は置換チエニル基を含有する開始
剤系で開始させつつN −tert−ブチルアジリジン
を重合させ、そして重合後に活性中心を適当なアントラ
セン化合物又は置換チオフェン化合物で停止させる上記
11の重合体光増感剤の製造法。
13、N−tert−ブチルアジリジンを重合させ、そ
して重合鎖の一端の活性中心又は両端の活性中心を適当
なアントラセン化合物又は置換チオフェン化合物で停止
させる上記11の重合体光増感剤の製造法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、適当な溶媒系に溶解した、タキステロール化合物及
    びトランス−ビタミンD化合物を、それぞれ光化学的転
    化のために適当な増感剤を共有結合して含有する重合体
    鎖(「主鎖」)からなる重合体光増感剤の存在下に、好
    ましくは約300〜約1000nmの波長の光に露呈し
    、次いで得られた、プロビタミンD化合物及びシス−ビ
    タミンD化合物をそれぞれ単離することにより、照射の
    影響下にタキステロール化合物をプロビタミンD化合物
    へ及びトランス−ビタミンD化合物をシス−ビタミンD
    化合物へ光化学的に転化する方法において、重合体光増
    感剤として照射への露呈中は溶媒系に溶解するが、冷却
    時に溶液から沈殿し且つ分離することができ、或いは該
    重合体鎖がアミノ基を含有する場合には適当な酸物質で
    プロトン化しそして後処理で除去することができるよう
    に、重合体鎖がポリエーテル鎖、アミノ基含有重合体鎖
    及びポリエーテルセグメント及び/又はアミノ基含有重
    合体セグメントを含有するブロック共重合体鎖からなる
    群から選択された重合体増感剤を用いることを特徴とす
    る方法。 2、光化学的転化のために適当な増感剤を共有結合して
    いる重合体を含有し、且つ、該重合体鎖がポリオキシ(
    C_2〜C_6)アルキレン鎖、アミノ基含有重合体鎖
    、及びポリオキシ(C_2〜C_6)アルキレン及びア
    ミノ基含有重合体からなる群から選択されるセグメント
    を含んでなるブロック共重合体鎖からなる群から選択さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の方法に用いるための重
    合体光増感剤。 3、アントリル基又は置換チエニル基を含有する開始剤
    系で開始させつつN−tert−ブチルアジリジンを重
    合させ、そして重合後に活性中心を適当なアントラセン
    化合物又は置換チオフェン化合物で停止させる特許請求
    の範囲第2項記載の重合体光増感剤の製造法。
JP1320423A 1988-12-12 1989-12-09 タキステロール化合物のプロビタミンd化合物への及びトランス―ビタミンd化合物のシス―ビタミンd化合物への光化学的転化法 Pending JPH02202870A (ja)

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