JPS5943005A - 可溶性のハロメチル化ヒドロキシスチレン系重合体の製法 - Google Patents

可溶性のハロメチル化ヒドロキシスチレン系重合体の製法

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JPS5943005A
JPS5943005A JP15436882A JP15436882A JPS5943005A JP S5943005 A JPS5943005 A JP S5943005A JP 15436882 A JP15436882 A JP 15436882A JP 15436882 A JP15436882 A JP 15436882A JP S5943005 A JPS5943005 A JP S5943005A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規化合物であるしロメチル基で置換された可
溶性のヒドロキシスチレン系重合体およびその製法に係
シ、更に詳細には本発明方法は眸ドロキシスチレン系重
合体を有機溶媒中にて、ハロメチルγルキル王−テルに
よりハロメチル化反応を行ないハロメチル基を導電する
ことを特徴とするハロメチル基で置換された可溶性のヒ
ドロキシスチレン系重合体の製紐ic係歪ものである。
本発明のハロメチル基を有する可溶性のヒドロキシスチ
レン系重合体は、キレート剤、高分子マトリックス剤、
高分子触暉、高分子金属錯体、高感度の感光性樹脂.ガ
スバリヤ−性ジイルム、水処理膜、有機液体処1用膜等
の専用製品?原料であり、さらにこのハロメチル化ヒド
ロキシスチレン系重合体を第3級アミく化合惣によりイ
ンシュドキン反応さすることによす第四級アンモニウム
基を含むカチオン型高分子電解質を合成することが出来
、これは導電処理剤(特開昭49−66579)。
凝集剤(特公昭55−16688)、ポリイオンコンプ
レックス膜(特公昭57−2362)等として有用であ
る。
ディー・アイ・パラカム(D、I、Packham)は
ジビニルベンゼンとパラヒドロキシスチレン共重合体で
、ある架橋型(不溶性)ヒドロキシスチレン系課重合株
帖溶媒不存在下、無触媒下で、クロロメチルメチルエー
テノ(によりクロロメチル化反応させて、不溶性のクロ
・メチ2化ヒドロキシスチレン系合体を既に得ている(
ジャーナル・オプ・デ・ケミカルeンサエテ4−(Jo
urnal of the Chemi−cal 5o
ciety)、1964巻、2620.2623頁)。
しかしなが鳴可溶性のクロロイチル化ヒドロキシスチレ
ン系重合体は未だ得られていない。−橋型(不溶性)で
はなく;可溶性のクロロメチル化ヒドロキシスチレン系
車合体を製造することが出来れば、フィルム、朕に容易
に成形することが出来、さらにこの可溶性クロロメチル
北上ドロキシスチレン系重合体をアミン化合物によるメ
ンシュドキン反応により第四級アンモニウムメチル基を
含むカチオン型高分子電解質にすれば、水処理剤、有機
液体処理剤としても用いることが出来、可溶性のクロロ
メチル化等ノロメチル化されたヒドロキシスチレン重合
体を得ることは強く望まれて来た重要な課題である。ま
た、感光性樹脂原料としての用途を考える時、可溶性樹
脂は非感光部分を適当な溶媒で溶解除去出来、感光部分
の像を残すことが出来る点で架橋不溶化した樹脂に比べ
て顕著な利点を有する。
本発明者等は上記の観点から可溶性のノロメチル基を有
するヒドロキシスチレン系重合体を製造すべく鋭意研究
した結果、ヒドロキシスチレン系重合体に、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、アセトニトリル等の有機溶媒存
在下に、ノロメチルアルキルエーチルを反応させるとと
により上記の目的を達成し得ることを見い出して本発明
を完成した。
本発明方法の実施に描っては、有機溶媒の存在下に反応
を行なうことが肝要であって、有機溶媒の不存在下に反
応を行なうと架郷が起って可溶性の目的物は得られない
本発明の可溶性のハロメチル化ヒドロキシスチルン系重
合体の構造は以下の式で示される。
ここにおいて、0<p<2であり、nは3以上であシ、
CMはビニル系単量体であり、Xはハロゲンであり、そ
してtはOを誉む任意の数である。
本発明方法の出発物質であるヒドロキシスチレン系重合
体はyヒドロキシスチレンの単独重合体。
本るいはヒドロキシスチレンと他のビニル系単量体の共
重合体であり得て、重合単位のヒドロキシスチレンはい
ずれの異性体であってもよいが、パラ体あるいはメタ体
が好ましい。また、共重合体の他のビニル系単量体の例
としては、スチレン。
α−メチルスチレン、アクリロニトリル、塩化ビニル、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、無水マレ
イン酸、あるいは各種有機酸のビニ明方法で用いるヒド
ロキシ哀チレン系重合体は、任意の方法で製造されたも
のであり得て、その来歴は問わない。例えばパラヒドロ
キシスチレン単独重合体であるポリパラヒドロキシスチ
レンはしラヒドロキシスチレンをカチ芽ン重合、ラジカ
し重合、有機酸による重合、あるいは熱重合するととに
よって容易に調整される。有機酸による重合では重量平
均分子量が千から数十万の重合体が得られ、カチオン重
合では致方から数十万の重合体が得られ、熱重合では数
千から致方の重合体が得られ、またパラアモトキシスチ
レンのラジカル重合の後加水分解により数十万から20
0万程度のポリパラヒドロキシスチレンが得られる。
本発明方法で用いる有機溶媒としては、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等の環状エーテル、アセトニトリル等
の非ゾロトン性極性有機溶媒が好ましく用いられる。
また、本発明方法で用いる/ロメチルアルキルエーテル
としては、下記式で示されるものが適描である。
XCH20−R この式中、Xはハロゲンであり、好ましくは塩素。
臭素、ヨウ素であり、またRは炭素数が1〜5のナルギ
ル基+=b、このアルギル基は塩素、臭素。
白つ電尋のレロゲシでミーされそ必てもよく、その置換
位置は酸素と結合していない炭素であるととが好ましい
。このハロメチルアルキルエーテルの例を示騒はハロゲ
ンが塩素、臭素またはヨウ素であるところのハロメチル
エーテル、ハロメチルエチルエー亨ル、ハロメチルプロ
ピルエーテル、ハロメチルブチルエーテル、ノロメチル
アミルニー妬し、ハロメチルハロゾロビルエーテ)、ハ
ロメチルハロブチルエーテルなどがあげられ、こQ?の
中で塩クロロメチルメチルエーテル。
ブロモ−与ルメチルエーテル、クロロメチルクロニブチ
ルニー咲ルが好ましく用いられる。また、本発明方法で
用い東ハロメチルアルキルエーテルは必ずしも精製され
たものである必要はなく、例えばクロロメチルメチルエ
ーテルは、一般にホルムアルデヒド類り塩化水素iよび
メタノールとの反応によって得られるが、このクロロメ
チルメチルエーテルを得るための反応の生成物をそあま
ま用いること本出来る。
本発明方法におけるヒドロキシスチレン系重合体のハロ
メチル化反応は、上記のような有機溶媒を用い、触媒と
して、塩化水素、酢酸、シ―つ酸。
チオグリコール酸、マレイン酸等のプレンステッド酸の
存在または不存在下で行なわれ、好ましくは触媒として
少量の酢酸、あるいはシンウ酸を用いると、ハロメチル
基のヒドロキシスチレン系重合体への導入率が向上する
。触媒としてルイス酸を用いることは、フエノール性水
酸基と結合して好ましくない。反応温度はOC〜150
r、好ましくは40p〜80Cの範凹円で、反応時間は
10分〜100時間、好ましくは1時間〜10時間で行
なわれる。
ハロメチルアルキルエーテルの仕込みモル比は原料のヒ
ドロキシスチレン系重合、体のフェノール核1個当り0
.05〜50モル、好ましくは0.5〜10モルの範囲
内、溶媒中のヒドロキシスチレン系重合体の濃度は重量
パーセントで50係以内、好ましくは30%以内の範囲
内、触媒なi用する一合には、触媒の使用モル比は原料
のヒドロキシメチレン系重合体dフェノール核1個当り
0.01〜10モル、好ましくは2モル以下の範囲内の
条件でハロメチルアルキルエーテルによりヒドロキシス
チレン巣重釡体めハロメチル化反応が行なわる□。
反応終了後、・・ロメチル化反応生成物を非溶紬例えば
エーテル、石油ニーテル、ヘヤサン、ぺンゼン等ヶ扇い
て再沈殿させる等6手段やよってLロメヂル化ヒトロキ
シスチレン系重合体を単離するこ履が出莱乞。また反応
終了後、未反応の・・ロメチチルアルキルエーテルをエ
バポレーターにより除去しキ、溶液状のハロメチ・・化
反応生成物をそあままその各種組違に供することも出来
本。
妃□本発明のハロメチル化反応においては、ヒ篩キシ哀
チレン単位の水酸基の一部が原料めハロメチルアルキル
エーテルと反応し一0CH20Rニ変換する場合もある
が、この副反応の割合は低く□ロメチルiの導入率の2
0%以下、そして通常は10係以下である。本明がこの
ような副生する不純物を含む門合をも柘含していること
は勿論去ある。
以下に実施例、参考例を示して本発門を更に説明するが
、これはあく箕でも単なる例示にすぎない。
参考例] M量平均分子量5.200のポリパラヒドロキシスチレ
ン129を温度計1滴下ロート、還流冷却器付の300
meの四ツロフラスコに入れ、室温で攪拌下にて、クロ
ロメチルメチルエーテル75.7m1(80,517)
を滴下ロートより5分間で添加した。
添加終了後攪拌を止めて静置してみるトキ澄液は薄黄だ
いだいに着色したが、大部分のポリパラヒドロキシスチ
レンは固体のま捷であり、おうと茶色に着色し声。その
後、室温で1時間55分、攪拌反応させると、大部分の
ポリパラヒドロキイスチレンは固体のま捷であり、茶苛
色に着色した。
これを一部取り出し濾過しだ後のポリパラヒドロギシス
チレン反応物!メタノー歳あるいはテトラヒドロフラン
に不溶であった(中発物質であるポリパラヒドロキシス
チレンはメ(ノールあるいはテトラヒドロフランに易溶
でやる)。その後、更に55Cに温度を上げ5時間攪拌
反応させ、静置すると上澄液φ主茶色透嬰溶液となった
が、大部分のホリパラヒドロギシスチレンは薄茶色固体
のマ捷であった。この固体を戸別し、テトラヒドロフラ
ン159m1を入れて室温で1時間攪拌後、炉別すると
茶色固体となり、テトラヒドロフランに殆んど溶解しな
かった。すなわち、架橋反応を起とこしゲル化し溶媒不
溶になってしまっていた。尚、反応F液と反応物のテト
ラヒドロフラン抽出ろ液は、両者とも、大量の石油エー
テルに投入すると、極少量の肌白色懸濁沈殿が生ずるだ
けであり、ポリパラヒドロキシスチレンあるいはこれの
クロロメチル化反応物は殆んど含まれていなかった。
実施例1 重量平均分子量5.200のポリパラヒドロキシスチレ
ン(丸善石油(株制・商品名レシンM)127を温度計
2滴下ロート、還流冷却器付の300meの四ツロフラ
スコに入れ、100m1のテトラヒドロフランを入れて
室温で均−に攪拌溶解させた。溶液は赤かっ色物−透明
溶液となった。この溶液に滴下ロートよp2.88m1
の酢酸を室温で攪拌下に添加した後、さらに滴下ロート
より、37.87mlのクロロメチルメチルエーテルを
室温で攪拌下に少しずつ添加していくと、少し濃い茶か
っ色物−透明溶液となった。10分間で滴下終了した後
、更に室温で攪拌下1時間反応させた後、温度を66C
に上昇させて沸点還流を5時間行なうと焦茶かっ色物−
透明溶液となった。この反応溶液を室温声で冷却し、7
50meの石油エーテルと750mlのエチルエーテル
の混合溶媒中に投入することにより革おうどポリマーが
得られた。これを濾過しだ後、十分にエチルエーテルと
石油ニーチッソより洗ソ、乾燥することにより、薄おう
ど色ポリマー14.C1が得られた。この重合体は元素
4析の結果Ct含有量12.3係であり、下記のIR,
、Hと13C−NMR分析の結果とから、1.ポリ−3
−クロロメチルT4−ヒドロキシスチレンであることが
確認された。
クロロメチル基の導今率は、ポリパラヒドロキシスチレ
ンのフェノール核1個当!0.50個テ今シ、メタノー
ルあるいはテトラヒドロフランに易溶であつた。
■R結果;■3rペレット法 1490cm−1 1268cm−1 1118cm−1 890Cn−1 孤立Hの芳香族δCH面外750cm
−1 νC−Cz(−CH2Cz)680cm−1 が新しく認められた。
1H−NMR結果;30幅重′THF中270(内部標
準1M8)において、 δ1=1.6ppm(0,7〜2.6)に主鎖プロトン δ2=4.56ppm(4.3〜4.8)にクロロメチ
ル基−CH2Ctのプロトン δ3=6.55ppm(5.5〜7.8) Kフェノー
ル核Dプロトン δ4−7.3jpm(7.1〜7.8)にフェノール性
■−のプロトン (δ2/2)/{(δ3+δ4+δ2/2)/5}=0
.50(プロトン比) 13C−NMR結果;30%重THP中27e(O点ハ
TMSプロトン)において δ5”42.Opptにクロロメチル基″C−2Czの
13Cが存在していた。
尚、 δ5=58.0rrmに一〇−C−2−0−CHaの1
3C2δ7=92.0ppmに−o=cn2−0−Rの
」3Cが一部存在していた。
生成物の1]スペクトルを第1図に、’H−NM%スペ
クトルを第2図に、そして13C−NMR扶ベクトルを
第3図に示した。
実施例2 重量平均分子量5.2OOのポリパラヒドロキシスチレ
ン121を温度計2滴下ロート、還流冷却器付の300
m60四ツロフラスコに入れ、100m1のテトラヒド
ロフランを入れて室温で均一に攪拌溶解させた。この溶
液にシーウ酸381を添加して攪拌溶解させると溶液は
茶赤かっ色均−透明溶液となつた。どの溶液に滴下o−
hより7.67ml(8,05g)のクロロメチルメチ
ルエーテル室温で攪拌下に少しずつ添加−1約]0分で
滴下終了したン更に室温で50分間攪拌下で反応させた
後、温度を66Cに羊昇させて沸点還流を5時間行なう
と濃赤かっ色透明溶液となつ産。この反応溶液を室温ま
で冷却し、750m1のエチルエーテルと756m1i
石油エーテルの混合溶媒中に投入するととにより茶払ポ
リマーが得られた。これを瀘過しだ後、十分にエチルエ
ーテルと石油エーテルにより洗い乾燥することにより、
薄茶色ポリマー]3].gが得られた。この重合体は元
素分析の結果、Ct含有量6.2%であり、IR,NM
a分析の結果とからポリー3−クロロメチル−4−ヒド
ロキシスチレンであることが確認された。り0ロメチル
基の導入率はフェノール核1個肖り0,23個であり、
メタノールあるいはテトラヒドロフランに易溶であった
実施例3 実施例2の中でシーウ酸の代りに酢酸を1.73m1(
1,8S)用い、反応温度50cで8時間反応させた他
は全て実施例2と同様にして反応を行なった。精製乾燥
後12.5gの薄おうど色ポリマーが得られた。この重
合体は元素分析の結果Cλ含有量3.4%であり、IR
,NMR分析の結果とからポリ−3−クロロメチル−4
−ヒドロキシスチレンであることが確認された。クロロ
メチル基の導入率はフェノール核1個尚りo、l2個で
あり、メタノールあるいはテトラヒドロフランに易溶で
あった。
実施例4 実施例1の中で酢酸を添加しないの谷で他は全て実施例
1と同様にして反応を行なった。精製乾燥後12、87
の薄おうど色ポリマーが得られた。
この重合体は元素分析の結果Ct金含有量6.0%であ
り、IR,NMR分析の結果とからポリ−3−クロロメ
チル−4−ヒドロキシスチレンであルコトが確認された
。フロロメチル基の導入率はフェノール核1個肖り04
22個であシ、メタノールあるいはテトラヒドロフラン
に易溶で4グた=実施例5 実施例1の中で酢酸を添加せず、しかもり□ロメチルメ
チルー−チルの量を75.7ml(80,51’)用い
、他は全て実施例1と同様にして反応藝行なった。精製
乾燥後13.61の肌色ポリ→−殖得られた。この重合
体は元素分析の結果Ct含有量9.0%であり、iR,
NMr分析の結果とからポリ−3−クロロメチル−4−
ヒト占キシスチレンであることが確認された。クロロメ
チル基の導入率はフェノール核1個当り0235個であ
り、メ)ノールあるいはテトラヒドロフランに易溶であ
った。
実施例6 実施例1の中で酢酸を添加せず、しかもクロロメチルメ
チルエーテルの量を22.8ml(24,2ケ)用い、
他は全て実施例1と同様にして反応ヲ打なった。精製乾
燥後127′?のおうど色ポリマーカ得られた。この重
合体は元素分析の結果Ct含有量4.1%であり、IR
,NMR分析の結果とからポリ−3−クロロメチル−4
−ヒドロキシスチレンであることが確認された。クロロ
メチル基のi人率はフェノール核1個当りO,15個で
あり、メタノールあるいはテトラヒドロフラン顛易溶で
あった。
実施例7 実施例1の中で酢酸を添加せず、しかも溶媒をテトラヒ
ドロフランの代りにp−ジオキサン100meを用い、
クロロメチルメチルエーテル5.08m!を用いて反応
温度89Cで他は実施例1と同様にして反応を行なった
。精製瞥燥後12.3Pの薄口おうど色ポリマーが得ら
れた。この重合体は元素分析の結果ct含有量31.1
%であり、IR,NMR分析の結果とからポリ−3−ク
ロロメチル−4−ヒドロキシスチレンであることが確認
された。クロロメチル基の導入率はフェノール核1個当
り0.11個であり、メタノールあるいはテトラヒドロ
フランに易溶であった。
実施例8 実施例2の中でシュウ酸の代りにマレイン酸を3.43
7用い、他は全て実施例2と同様にして反応を行なった
。n製乾燥後12.8iの薄チョコレート色ポリマーが
得られた。この重合体は元素分析の結果Ct含有量4.
6%であり、I田mNMR分析の結果とからポリ−3−
クロロメチル−4−ヒドロキシスチレンであることが確
認された。クロロメチル基の導入率はフェノール核1個
当り0.17個であり、メタノールあるいはテトラヒド
ロフランに易溶であった。
実施例9 実施例2の中でシ二つ酸の代りにチオグリコ−ル酸2.
09m1(2,76P)用い、他は全て実施例2と同様
にして反応を行なった。精製乾燥後12.5Hの薄チョ
コレート色ポリマーが得られた。この重合体は元素分析
の結果Ct含有量3,1係であり、1R、NMR分析の
結果とからポリ−3−クロロメチル−4−ヒト・キシス
チレンであることが確認された6クロロメチル基の導入
率はフェノール核1個当り0.11個でありメタノール
あるいはテトラヒヂドロフランに易溶であった。
実施例10 重量平均分子量5.000のポリメタヒドロキシスチレ
ン121を温度計2滴下ロート、還流冷却器付の300
m1の四ツ目フラスコに入れ、jOOmjのテトラヒド
ロフランを入れて、室温で均一に攪拌溶解させた。この
溶液にシュウ酸3.β1を添加し室温で攪拌溶解させた
。この溶液に滴下ロートより7、5qml(8,05?
)のクロロメチルメチルエーテルを室温で攪拌下に少し
ずつ添準し、約10分間で滴下終了した。更に室温で5
0分間攪拌下で反応させ色抜、温度を66Cに上昇させ
て沸点還流を10時間行なった。この反応溶液を室温ま
で冷却し、1沼の石油エーテルと509m4のエチル千
−テルの混合溶媒中に投入することにより、薄茶色ポリ
マーが得やれ象。これを戸埠した後、十分に石油エーテ
ルにより洗い乾燥することにより、おうど色ポリマー1
3.25%が得られた。この重合体は元素分析の結果C
t含有量6.9%であシ、IR。
”I−−NMR分析の結果とからポリ−3−ヒドロキシ
−4−クロロメチルスチレンであることが確認された。
クロロメチル基の導入率はフェノール核1個当り0.2
6個であり、この重合体はメタノ−ルあるいはテトラヒ
ドロフランに易溶であった。
実施例11 重量平均分子量、6,500のポリパラヒドロキシスチ
レン125を温度計1滴下ロート、還流冷却器付)30
0mlの四ッC77ニアに入れ、100mlのf)ラヒ
ドロフランを入れて、室温で均一に溶解させだ。この溶
液に酢酸2.88mJを添加し、室温で攪拌溶解させた
。この溶液に滴下ロートより1−クロロー4−ブロモメ
トキシブタy(BrCH20−CH2−CH2−CH2
−CH2Cz、bp94Cl5mmHg)100,8?
を室温で攪拌下に少しずつ添加し、約30分で滴下終了
した。更に室温で30分間攪拌下で反応させた後、温度
を60Cにして10時間反応を行なった。反応終了後、
反応溶液を室温まで冷却し、1!のエチルエーテルと5
00m1の石油エーテルの混合溶媒中に投入することに
より、茶色ポリマーが得られた。これを涙過した後、十
分にエチルエーテルにより洗い乾燥することによ)、薄
茶色ポリマー15.3yが得られた。この重合体は元素
分析の結果、Br含有量19.5%であシ、ブロモメチ
ル基がフェノール核1個当り038個導入されたポリ−
3−ブロモメチル−4−ヒドロキシスチレンであること
が’l、 1H−NM几分析の結果より確認′された。
この重合体はテトラヒドロフランに易溶。
メタノールにも易溶であった。
実施例】2 ノぐラヒドロキシスチレンとスチレンとのラジカル共重
合体17.9i(パラヒドロキシスチレン含有闇67モ
ル%)を温度計、滴下ロート、還流冷却器付の300m
1の四ツロフラスコに入れ、150m1のiトラヒドロ
フランを入れて室温で均一に攪拌溶解させた。この溶液
にシーウ酸3.8gを添加し室雫で攪拌溶解させた。こ
の溶液に滴下ローオより7、57m1(8,05i)の
クロロメチルメチルエーテルを室温で攪拌下に少しずつ
添加し、約10分で滴下終了した。更に室温で50分間
攪拌下で反応させた後、温度を66Cに上昇させて沸点
還流を5時間行なった。この反応溶液を室温まで冷却口
13のエチルエーテルと500mgの石油エーテルの混
合溶媒中に投入することにより、薄茶色ポリマーが得ら
れた。どれをp過した後、十分にエチルエーテルにより
洗い乾燥することによりおうど色1ポリマー18.9i
が得られた。この重合体は元素分析の結果Ct含有量4
.3%であり、りクロロメチル基はヒドロキシスチレン
1個当り0.22個導入されており、スチレン部分には
導入されていなかった。このクロロメチル化されたパラ
ヒドロキシスチレンとスチレン共重合体はテトラヒドロ
フランに易溶であり、インプロパツールに可溶であった
参考例2 実施例】で得られたポリ−3−クロロメチル−4−ヒド
ロキシスチレン(クロロメチル基の導入率はヒドロキシ
スチレン単位1個当り0.50個)6.5zを温度計1
滴下ロート、還流冷却器付の200m!の四ツロフラス
コに入れ、40meのテトラヒドロフランを入れて、室
温で攪拌溶解させた。
これに室温にて、トリエチルアミン]5.f2を滴下ロ
ートより一滴ずつ滴下して10分間で滴下した。
温度を40tに、上昇させ1時間攪拌反応させた後、こ
の反応溶液な室温まで冷却し、200m1の石油エーテ
ルと200mgのエチルニーナルの混合溶媒中に投入す
ることによりおうど白色ポリマー8,7fが得られた。
この重合体は元素分枡の結果、N含有量3.59%、C
t含有量9.10%であり、IR,NMR分析とからポ
リ−4−ヒドロキシスチレン−3−トリスエチルアンモ
ニウムメチルクロリドであることが確認された。すなわ
ち某反応のクロロメチル基は検出されず、全て、トリス
エチルアンモニウムメチルクロリド革に変iれていた。
尚、汽のポリ−4−ヒドロキシスチレンイ3−トリス王
チルアンモニウムメチルクロすFはメタノールやるいは
テトラヒドロフランに易溶であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた生成物のIR夏ベクトル、
第2図はそのIHNMRス々クトルそして第3図はその
13C−NMRスペクトルである。 特許出願人 丸善石油株式会社 代理人 弁理士 加藤孝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)″ド°キシチ′、、7系重合体を有機溶媒の存在
    下にハロメチルアルキルエーテルによリノロメチル岱反
    応させることを特徴とする可溶性のハロメチル化ヒドロ
    キシスチレンー重合体の製法0
  2. (2)該出発原料のヒドロキシスチレン系重合体がで表
    わされ、ハロメチルアルキルエーテルがX、CH20R
    であシ、生成物のハロメチル化ヒドロキシス岬しン系重
    合体が式(11) で表わされる特許請求の範囲第1項に記載の製法(ここ
    においてXはCL、BrまたはI。 O<p<2、CMはビニル系単量体、tは0を含む任意
    の数、nは3以上そしてRは炭素数1〜5のアルキル基
    である)。
  3. (3)有機溶媒が非ゾロトン性有機溶媒である特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の製法。
  4. (4)下記式(II)で表わされる可溶性ハロメチル化
    ヒドロキシスチレン系重合体 (ここにおいてXはハロケリ、O<pく2JCMはビニ
    ル系単量体、tはOを含む任意の数そしCnは3以上で
    ある)χ
  5. (5)Xが塩素、臭素またはヨ多素である特許請求の範
    囲第4項に記載の重合体。
JP15436882A 1982-09-04 1982-09-04 可溶性のハロメチル化ヒドロキシスチレン系重合体の製法 Granted JPS5943005A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146912A (ja) * 1987-12-04 1989-06-08 Idemitsu Kosan Co Ltd 新規スチレン系重合体およびその製造方法

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