JPS6088008A - キレ−ト樹脂の製法 - Google Patents

キレ−ト樹脂の製法

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JPS6088008A
JPS6088008A JP19681883A JP19681883A JPS6088008A JP S6088008 A JPS6088008 A JP S6088008A JP 19681883 A JP19681883 A JP 19681883A JP 19681883 A JP19681883 A JP 19681883A JP S6088008 A JPS6088008 A JP S6088008A
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JP
Japan
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polymer
acid
reaction
polyamine
chelating resin
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Pending
Application number
JP19681883A
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English (en)
Inventor
Takafumi Yamamizu
山水 孝文
Fumiaki Kawakami
川上 文明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキレート樹脂の新規な製造法に関する。
キレート樹脂は金属の捕捉剤として工業的に広く利用さ
れている。その代表として特公昭&J −,3t/9A
号公報などに記載されているイミノジ酢酸型のものがあ
る。これは、クロルメチル基を有する重合体にイミノジ
酢酸またはそれらの塩を反応させる方法によって製造さ
れている。一方、金属に対する選択性を改良する見地か
ら、ジエチレントリアミン四酢wL屋のキレ−1・樹脂
も知られており、例えば、特開昭!rO−40317号
公報などに記載されている。この樹脂の製造法としては
、クロルメチルスチレン重合体にジエチレントリアミン
四酢酸エステル類を反応させる方法が知られている。し
かるにこの方法は、極めて反応率が低いという根本的な
問題を有する他に、原料合成が複雑であるなどの問題が
あった。
本発明者らはかかる見地から鋭意研究を重ねた結果、四
酢酸型のキレート樹脂の新規な製造法を見い出し、本発
明を完成するに至った。すなわち、本発明は四酢酸型キ
レート樹脂の新規な製造法に関する。
本発明の製造法は大きくλつの工程に分けられる。第1
の工程は、ハロゲンを有する重合体(以下原料ポリマー
という)とポリアミンを反応させる工程であり、第2の
工程は、上記反応物にα−ハロ酢酸またはその塩もしく
はエステル類を反応させる工程である。
原料ポリマーは、ハロゲン原子を有するものであり、ア
ミンと脱ハpゲン化反応し得るものであればよい。塩化
ビニルやアリールクロリド、アリールプロミド、塩化ビ
ニリデン、クロロメチルスチレン、りpルスチレン、ブ
ロムスチレン等の重合体がその例として挙げられるが、
この中でもりRRメチル基を有するものが好ましく、中
でもりPRメチルスチレンは好ましい例である。原料ポ
リマーは三次元重合体であることが好ましい。
三次元重合体とする為に用いる架橋剤に特に制限はなく
、二官能または多官能性上ツマ−であれば良く、例えば
、ジビニルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルキシ
レン、ジビニルエチルベンゼン、トリビニルベンゼン、
シヒニルジフェニル、ジビニルジフェニルメタン、シヒ
ニルジペンジル、ジビニルフェニルエーテル、シヒニル
ジフェニルスルフイド、ジビニルジフェニルメタン、ジ
ビニルスルホン、ジビニルケトン、ジビニルピリジン、
7タル酸ジアリル、マレイン酸ジアリル、フマル酸ジア
リル、フマル酸ジアリル、シュウ酸ジアリル、アジピン
酸ジアリル、七ノ2シン酸ジアリル、ジアリルアミン、
トリアリルアミン、N、N’−エチレンジアクリル7ミ
ド、N、N’−メチンンジアクリルアミド、N、N’−
メチレンジメタクリルアミド。
エチレングリコールジメタクリレート、エチレングリコ
ールジアクリレート、/、3−プチレングリプールジ7
クリレート、トリアリルイソシアヌレート、クエン酸ト
リ7リル、トリメリド酸トリアリル、シアヌル酸トリア
リルなどがある。これらの架橋剤は複数種用いても何ら
さしつかえない。
原料ポリマー中のこれらの架橋重合単位の含有量は、/
−!rO重量%が好ましく、さらに好ましくは1〜30
重量−である。原料ポリマーはさらにこれらの他に第3
成分として他の重合単位を含んでいても何らさしつかえ
ない。
これらの第3成分としてはスチレン、ビニルトルエン、
エチルスチレン、クロロメチルスチレン、ブタジェン、
メタクリル酸、アクリル酸、メタクリル酸メチル、エチ
レンイミン、酢酸ビニルなどをはじめとする公知の単量
体に相当する重合単位の他、従来公知のイミノジ酢酸型
の重合単位を挙げることができる。
原料ポリマーは相当する単量体を必要に応じ、他の架橋
性単量体などと共重合することによって得ることができ
る。
この原料ポリマーを合成する段階において、懸濁重合、
乳化重合などの手法を用いたり、あるいは、重合体を破
砕する様な手法により粒状体としておくことは好ましい
態様である。
原料ポリマー中のハ1ゲンはCIまたはBrであること
が好ましい。
本発明で用いるポリアミンとは、次式で表わされるアミ
ンを言う。
H2N + CH2CTlz N HW H(nは1以
上の整数) これらの例としては、エチレンジアミン、ジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペ
ンタミンなどが挙げられる。
次に、原料ポリマーとポリアミン類との反応について述
べる。
ポリアミン類の使用量は原料ポリマー中のハロゲン原子
に対し、at〜10倍モルであるのが好ましい。反応の
温度と時間に特に制限はないが、好ましい温度は70〜
100℃、好ましい反応時間は、2〜24時間である。
反応は、ポリアミン類をそのまま溶媒として用いて行な
うことができるが、場合により溶媒としての不活性液体
の存在下に行なっても良い。この様な不活性液体の例と
しては、水、及び、メタノール、エタノール、フロパノ
ール、ブタノール、コーエチルヘキシルアルコールなど
のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの
芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなど
の脂肪族炭化水素類、クロロベンゼン、プロ七ベンゼン
、ニド−ベンゼンなどの置換芳香族化合物、クロロホル
ム、ジクpルエタンなどのハロゲン化炭化水素、メチル
エチルケトン、′アセトンなどのケ)71m、ジエチル
エーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフランなど
のエーテル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシド、スルホ
ランなどを用いることができる。これらの不活性液体は
2種以上を混合して用いても何らさしつかえない。
この反応においては、別に、塩基性物質を添加して反応
させるのも良い方法である。
次に、この様にして得られたアミン化重合体と、α−ハ
ロ酢酸またはその塩あるいはエステル類と反応させる方
法について述べる。
α−ハロ酢酸の塩とはアルカリ金属塩であって、例えば
、ナトリウム塩、カリウム塩などである。
α−ハロ酢酸のエステルに特に制限はなく、メチルエス
テル、エチルエステル、フェニルエステルなどが通常用
いられる。
これらのα−ハロ酢酸またはその塩あるいはエステル類
の量はアミノ化重合体中の活性アミン水素に対し、10
〜10倍モル用いることが好ましい。
反応の温度と時間に特に制限はないが、反応の温度とし
ては、 、yo−ioo℃、反応時間としては、S〜2
q時間程度が好ましい。反応に際しては不活性液体の存
在下に行なっても良く、これらの例としては、第1工程
における不活性液体の例が挙げられる。
第コニ程の反応においても、塩基性物質の共存下におい
て行なうことが好ましく、特にα−ハロ酢酸の場合はそ
の効果がIi著である。塩基性物質の例としては、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどの無機アルカリ金属塩をはじめ、有機アミ
ン化合物を挙げることができる。これらの塩基性物質の
使用量は、アミノ化ポリマーの活性アミン水素に対し、
05〜5倍モルが好ましく、更に好ましくは10〜3倍
モルである。
また、この反応においてはヨウ素イオンを共存させるの
が好ましい。ヨウ素イオンは一般的にどんな形でも良い
が、通常、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムなどが用
いられる。ヨウ素イオンの量は、活性アミン水素に対し
、0.1〜3倍モルが好ましく、更に好ましくは、07
〜05倍モルである。
α−ハロ酢酸のエステルにて反応を行なった際にはエス
テルの加水分解反応を行なって所望のカルボン酸屋とす
ることができる。加水分解の条件はアルカリ条件など公
知の方法によることができる。
以下に実施例を示すが、これらは発明の範囲を制限する
ものではない。
参考例1 m−ジビニルベンゼン+2o2、クロロメチルスチレン
 got、m−キシレン100?、コ、コ′−7ゾビス
イソプチロニトリル alvの混合液を通常の懸濁重合
の方法により重合を行ない生成物を得た。
このものの収量及び赤外吸収スペクトル、元素分析から
仕込み組成と同じモルチで重合物が得られていることが
わかった。
実施例一 温度計、還流器及び攪拌器を備えたsoowtのダロフ
ラスコに、ジエチレントリアミン gofを溶解させた
純水200−を入れた。この溶液に参考例1で得られた
重合物201を加え90’Cで/S時間攪拌反応させた
。反応後生酸物を沢別し水洗した。生成物のアニオン交
換容量を測定したところ&! 7 meq/?であった
。次に、この様にして得られた7ミノ化重合体10.O
fを温度計、還流器及び攪拌器を備えた300−のダロ
フラスコに入れ、純水100−を加える。攪拌しながら
更に、りロロ酢酸ソーダ233り(θコ(1)mol)
及びヨウ化カリウム744f (O#)mol)を加え
90℃に加熱してls時間反応させた。途中反応液のp
I(を7程度に保つように微粉化した炭酸カリウム27
6f (02111+mol )を徐々に加えていく操
作をとった。反応後、生成物をp別し水洗した。生成物
の弱酸性イオン交換容量はlAs ? meq/fであ
った。
実施例ユ プロモ酢酸/9.Of (/J?mmol)を63−の
水に溶解させIcに冷却した。この溶液に温度を&℃程
度に保ちながら、l規定水酸化す) IJウム溶液/3
7tdを攪拌下滴下した。この反応液に実施例/の様に
して得られたアミノ化重合体 sof及びヨウ化カリウ
ム0.!r ? ? (、Z4(mmol )を加えて
SO℃に加熱した。この温度にて77時間攪拌下反応を
続けた。途中反応液のpHを7程度に保つ様に微粉化し
た炭酸カリウム 3Ot(コz?mmol)を徐々に加
えていく操作をとった。反応後、生成物をE別して水洗
した。生成物の弱酸性イオン交換容量を測定したところ
、弘りImeq/9であった。
実施例3 実施例−で得られた重合体の金g−yレート能を調べる
為に下記の実験を行なった。即ち、塩化第二銅の14 
mrm1/l の溶液にこの重合体hotを添加し、攪
拌下29時間経過後、溶液をp別し、銅イオン渋皮を測
定したところ、Oθ0 / mmol/7 以下の濃度
となっていた。
特許出願人 旭化成工業株式会社 代理人弁理士 凰 野 透

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、ハロゲンを有する重合体にポリアミン類、次い
    でα−ハロ酢酸またはその塩もしくはエステルを順次反
    応させることを911とするキレート樹脂の製造法。
JP19681883A 1983-10-20 1983-10-20 キレ−ト樹脂の製法 Pending JPS6088008A (ja)

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