JPH02200911A - 高分子系塗膜防水材の硬化を促進する機能性シートを用いた通気塗膜防水工法 - Google Patents

高分子系塗膜防水材の硬化を促進する機能性シートを用いた通気塗膜防水工法

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JPH02200911A
JPH02200911A JP1756689A JP1756689A JPH02200911A JP H02200911 A JPH02200911 A JP H02200911A JP 1756689 A JP1756689 A JP 1756689A JP 1756689 A JP1756689 A JP 1756689A JP H02200911 A JPH02200911 A JP H02200911A
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JP
Japan
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sheet
water
proof
hardening
expediting
Prior art date
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Pending
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JP1756689A
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English (en)
Inventor
Akira Kajikawa
梶川 侃
Taiki Kotani
小谷 大紀
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Individual
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (B1上の利用分野) 本発明は、土木建築に使用される塗膜防水工法に関する
ものである。
(従来の技術) 高分子化合物で塗膜防水を施工する場合、高分子系塗膜
防水材が水分又は溶剤分を蒸発し、又は噴縮合反応を起
すことにより硬化し、’?![9を形成するのにかなり
の長時間を要するのが行道である。乾燥・塗膜形成に要
する時間は、塗膜の厚さ、気温、湿度或は硬化反応速度
等の影響を受ける。JISA−6021に記載されてい
るl!!膜防水材を例にとれば、厚さ1〜I 、 5 
 Kg/m”の塗膜形成に要する時間を見ると、エマル
ジョン型のゴムアスファルト及びアクリル樹脂の場合。
夏季は7〜8時間、冬季では24時間以上かかる。又ウ
レタンゴムの場合、縮合硬化に要する時間は同じ厚みで
前記より史に長い。
塗膜硬化時間の短縮は、/j!1業者の等しく望むとこ
ろである。そうかと言って、g4えばエマルジョン型の
塗膜防水材の中に、エマルジヨンブレーカ−を添加して
おくと、塗布それ自身不可能である。又ウレタンゴムの
中に縮合硬化を促進するような物質、例えば、アミン化
合物、i肪酸金属塩、r4機錫系化合物等を添加してお
くと、塗布以前に縮合硬化反応を起し、いわゆるポット
ライフを短縮するので、苫しく作業手順を狂わすばかり
でなく、材料の損失にもつながる。
このように塗膜防水工法は、シート防水1法に比較して
幾多の利点を口しながら、塗膜形成時間の大巾な短縮は
、防水上地より発生する水分または水蒸気によるふくれ
の防■−とともにこの工法の大きな課題である。
(光用が解決しようとする5I題) 既述した説明から明らかなように1発明者らは■高分子
系’f!IIQ防水材の硬化時間の短縮、■防水F地よ
り発生する水分又は水蒸気によるふくれ発生の防ロー、
併せて■機能性シートを防水上地に敷きならし接着する
際。
捲きこんだ空気を垂直方向へ逃がし空気溜りの解消によ
るふくれ発生の防+L、ならびに。
■機能性シートの防水下地及び9!膜との接着を強国に
すること等r!!股防水の幾つかの課題を同時に解決し
ようとした。
(課題を解決するための手段) 1) 発明者らは、塗膜防水材の硬化を促進するため、
あらかじめ機能性シートの中間層にエマルジョン型塗膜
防水材にあっては、脱水、またはエマルジョンブレーカ
−として、例えばポリアクリル酸ソーダ、無水と硝、第
■族または第+V族金属の珪弗化物を、又ウレタンゴム
のような縮合型塗膜防水材にあっては、縮合硬化触媒と
して、低級又は高級脂肪酸の金属塩、例えば、オクチル
酸、ラウリン酸又はステアリン酸の周期律表第【I族又
は1■族の金属塩、または有機錫の脂肪酸エステルを添
加することにより5機能性シートの1−層を形成するポ
リオレフィンの不織布層を通じて1iiI記桑削をr?
!膜防水材と接触せしめ、その目的を達成せしめた。
2) 又防水下地より発生する水分又は水蒸気を分散脱
気して、ふくれを防止するためには、機能性シートの裏
面にポリオレフィン不織布のバルキー層を設けた。
3)機能性シートの上下2層をポリオレフィン不織布で
構成することにより、このシートを防水下地に接nする
際、空気溜りをなくし、かつ、防水下地及び塗膜層との
接着を強固ならしめた。
(作用) 本発明にかかわる機能性シートを、塗膜防水工法に使用
すると、このシートの上下2層を形成する材料の材質即
ちポリオレフィン。
及びその構造即ち不織布のバルキー性が、上下2層の間
に添加された高分子系rj膜防水材の硬化を促進する藁
剤と相俟って、極めて短時間で塗膜形成が可能であるば
かりでなく、ふくれ発生の原因となる機能性シートを防
水下地に接着する際の空気溜りをなくすと同時に、防水
上地より発生する水分又は水蒸気をシート下面で通気し
て脱気盤又は脱気筒な用いて系外に排出しふくれを防止
できる。
(実施例) 実施例1 上層は50 g/m”、下層は80 g/m”のポリオ
レフィン不織布層の間に、接着材としてエチレン・酢酸
ビニルの共重合体を、水分吸収材としてポリアクリル酸
ソーダを、またエマルジョンブレーカ−として無水芒硝
を、それぞれ20 g/m”の割合で、出来るだけ均一
になるよう添加したものを、加熱プレスして一体化し、
本発明にかかわる機能性シート(以下本発明のシートi
11 と称す)を作成する。
この本発明のシートの表面に、ゴムアスファルト防水材
を、1 にgets”の割合で出来るだけ均一に塗Oi
 L 、室温に放置して、乾燥硬化時間を測定する。乾
燥硬化の終点は、現場での天作業に対応するよう、指で
強く押してもゴムアスファルトが指につかなくなる迄の
時間とする。実施例1の場合乾燥硬化時間は約1時間で
あった5 比較例1 実施例1における薬剤を含まない本発明シー ト+1)
の」二面に前記と同様にゴムアスファルト乳剤を塗布し
、ゴムアスファルト乳剤の乾燥時間を測定した結果、約
7時間を要した。
″Xk例2 上層は50 g/s”、下層は80 g、/m”のポリ
オレフィン不織布層の間に、接着材としてエチレン・酢
酸ビニルの共重合体を20 g/+w”の割合で出来る
だけ均〜になるよう添加し、またウレタンの縮合硬化触
媒として、オクチル酸鉛をミネラルスピリットで稀釈し
鉛含有量20%に調整した金属石けん液を出来るだけ均
一にスプレーしたものを加熱プレスして一体化して作成
したシートc以下本発明のシート(2)と称す)の表面
に、ウレタン防水材をl  Xglo”の割合でできる
だけ均一に塗布したところ、硬化に約3時間を要した。
比較例2 実施例2における桑削を含まない本発明シート(2)の
上面に前記と同様に、ウレタン防水材を塗布し、ウレタ
ン防水材の硬化時間を測定した結果、約10時間を要し
た。
(発明の効果) 塗膜防水工法において、塗膜の硬化に長時間を要するこ
とは、この工法の一大欠点であった。これが本発明にか
かわる機能性シートを用いることにより、大巾に短縮さ
れることは、塗膜防水工法にとって一大福音と言うべき
で、その効果は絶大である。
又、特筆すべきことには1本発明にかかわる機能性シー
トは、上記の利点の他、このシートを防水下地に接着す
る際、空気溜りを起さず、又防水下地より発生する水分
又は水蒸気を通気し、ふくれの発生防止にも貢献する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)上下2層のポリオレフィン不織布の間に、高分子系
    塗膜防水材の硬化を促進する薬剤を添加し、この2層を
    接着材、又は熱融着で一体化したシートを、防水下地に
    接着し、このシートの表面に高分子系塗膜防水材を塗布
    し、必要に応じてはこれを何層も積層することにより、
    塗膜硬化の時間を短縮すると同時に防水下地より発生す
    る水分または水蒸気を分散通気することにより、ふくれ
    の発生を防止することを特徴とする通気塗膜防水工法
JP1756689A 1989-01-30 1989-01-30 高分子系塗膜防水材の硬化を促進する機能性シートを用いた通気塗膜防水工法 Pending JPH02200911A (ja)

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JPH02200911A true JPH02200911A (ja) 1990-08-09

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ID=11947466

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JP1756689A Pending JPH02200911A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 高分子系塗膜防水材の硬化を促進する機能性シートを用いた通気塗膜防水工法

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JP (1) JPH02200911A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03158555A (ja) * 1989-11-17 1991-07-08 Toyobo Co Ltd 塗膜防水工事用下張り緩衝材並びにそれを用いた防水工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03158555A (ja) * 1989-11-17 1991-07-08 Toyobo Co Ltd 塗膜防水工事用下張り緩衝材並びにそれを用いた防水工法

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