JPH02198904A - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JPH02198904A
JPH02198904A JP1477689A JP1477689A JPH02198904A JP H02198904 A JPH02198904 A JP H02198904A JP 1477689 A JP1477689 A JP 1477689A JP 1477689 A JP1477689 A JP 1477689A JP H02198904 A JPH02198904 A JP H02198904A
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信博 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開口部を有する段ボール箱、プラスチックコ
ンテナ等の容器に収納された物品を容器ごとに保管設備
から出庫したり、収納されていた物品が取り出され空に
なった容器を効率よく排出するための移載装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
移載装置に関する従来の技術としては、特開昭63−1
7702号公報に記載のもの等が知られている。
上記公報に記載されている従来の技術について説明する
と、特開昭63−17702号公報には、複数の区画収
納空間に沿って走行する走行機体と、この走行機体に設
けた昇降台と、この昇降台に設けた出し入れ具と、この
出し入れ兵士のコンテナを保持自在な保持装置と、この
保持装置を回動させる回動装置等とからなる出し入れ装
置を設けた自動倉庫設備が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題点
を有していた。
即ち、特開昭63−17702号公報に記載の自動倉庫
設備は、コンテナに収納された部品(物品)がホッパに
取り出され上記コンテナが空になると、空になったコン
テナを区画収納空間の端部に設けられた荷受は台まで走
行機体の走行及び昇降台の昇降によって搬送して排出す
るようになしであるため、空コンテナの排出に多大の時
間を要し、その間は次のコンテナを取り出して部品をホ
ッパに供給することができないため、空コンテナの排出
を含めた全体としての処理能力が極めて低いものである
従って、本発明の目的は、開口部を有する段ボール箱、
プラスチックコンテナ等の容器に収納された物品を容器
ごとに保管設備から出庫したり、収納されていた物品が
取り出されて空になった容器を取り出し、取り出した位
置で走行体及び昇降台を停止したままで排出することが
できる移載装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、保管設備から物品の収納された容器を移載す
る容器移載装置及び該容器移載装置に移載された容器を
反転する反転装置を搭載し上記保管設備の方向に走行す
る走行台と、該走行台を走行自在に支承する昇降台と、
該昇降台を昇降自在に支持する走行体とを備えた移載装
置において、上記走行台と上記走行体とが互いに略直角
方向に走行するようにそれらを配設すると共に、上記昇
降台に上記容器を落下排出させる通路を設けたことを特
徴とする移載装置を提供することによって上記の目的を
達成したものである。
尚、容器を落下排出させる通路は、走行台の走行通路内
に設けられた貫通孔であることが好ましい。
また、上記貫通孔の下側に上記容器を落下案内するガイ
ド板を設けると共に、該ガイド板によって落下案内され
た容器を受けるシュートを上記走行体に設けであるとよ
り好ましい。
〔作用〕
本発明の移載装置によれば、物品を収納した開口部を有
する段ポール箱、プラスチックコンテナ等の容器を保管
設備から出庫することができると共に、空になった容器
を取り出した位置で効率良く落下排出することができる
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の移載装置の一実施例について説明
する。
第1図(81,(blは移載装置の一実施例を示す斜視
図で、同図(a)は移載装置を通用した装置を示す図、
同図(blは移載装置の反転装置により容器と物品取り
出し具を物品切り出し具側に反転させた状態を示す図、
第2図は第1図ta+における側面を示す図である。
本実施例の移載装置Aは、第1図(al、第2図に示す
如く、容器10に収納された物品Bを保管する保管設備
Cから、容器10を取り出し物品の供給装置り側に移載
して、物品の供給装置tDに容器10内の物品Bのみを
移し替えると共に、空になった容器10を物品の供給装
置り側から再び取り出して、取り出した位置で空になっ
た容器10を空容器回収コンベア100へ排出するもの
で、該移載装置Aは保管設備Cと物品の供給装置りの間
に位置させて配設されている。
而して、移載装置Aは、容器10に収納されている複数
個の物品Bの収納状態の配列に対応し、物品Bを1個ず
つ仕切る交叉状に配設された仕切り21を備えると共に
、仕切り21の交叉部に仕切り21の先端より突出させ
上記容器10に収納された物品8間に上記仕切り21を
案内するガイド部材27を設けた物品取り出し具20と
、保管設備Cから容器10を移載する(取り出す)容器
移載装M(容器取り出し装W)30と、物品取り出し具
20と容器10とを重ね合わせる重ね合わせ装置41を
有する反転装置40と、これら容器取り出し装置30、
反転装置40を搭載し、保管設備Cの方向に走行する走
行台42と、走行台42を走行自在に支承する昇降台(
キャリッジ)50と、キャリッジ50を昇降自在に支持
する走行体くスタッカークレーン)60とを備え、且つ
走打合42とスタッカークレーン60とが互いに略直角
方向に走行すると共に、キャリッジ50に容器10を落
下排出するための通路として貫通孔5Iを設けて構成さ
れている。
また、保管設備Cは、後述する複数列、複数段の流動棚
70を備え、物品の供給装置りは、移載装置Aから物品
Bを切り出す物品切り出し具80を備えたスパイラルシ
ュート90を主体に構成されている。
次に上記各構成要素について更に詳述する。
先ず、移載装置Aを構成する物品取り出し具20、容器
取り出し装置30、反転装置40、キャリッジ50等に
ついて説明する。
物品取り出し具20は、第3図1alに示す如く、交叉
状に配設された仕切り21、上部を円錐状に形成したガ
イド部材27、シャッタ22等を備えた可搬筐体23と
して構成され、仕切り21は、物品取り出し具20の可
搬筐体23開口端に沿う基部24から外方に突出し、そ
の先端が鋸歯状に形成されている。また、仕切り21の
交叉部の先端にガイド部材27が突出するように設けら
れている。そして仕切り21の突出した先端部分及びガ
イド部材27を第3図(C1、(dlに示す如く容器l
Oの開口部ll側に反転して、物品取り出し具20を容
器10に重ね合わせた状態にしようとすると、まず物品
取り出し興20のガイド部材27が4個の物品Bによっ
て形成される隙間12へ入り込み、続いて仕切り21の
先端が物品Bと他の物品Bとの間に挿入されるように形
成されている。
仕切り21は、第3rgJ(alに示す如く、容器lO
に収納されている物品Bの配列(4行×3列)に従って
物品Bを1個ずつ収納する物品収納部26として仕切る
ように構成されている。また、シャッタ22は、1枚の
板からなり、全ての物品Bを略同時に、後述する物品の
供給装置りの物品切り出し具80に移し替えることがで
きるよう物品取り出し具20の仕切り21の基端部側に
対し開閉自在に取り付けられ、物品取り出し具20から
物品切り出し具80に物品Bが移し替えられた後は、ピ
ンキング指令に従って、物品Bをシュート91を介して
スパイラルシュー)90に切り出して荷揃えするように
構成されている。
また、容器取り出し装置30は、後述する反転装置40
の走行台42上に設けられており、走行台42の保管設
(1)cの方向への走行によってその揺動コンベヤ33
が流動棚70に進出するように構成されている。即ち、
容器取り出し装置30は、走行台42上に設けられたパ
ンタグラフ式の昇降装置(図示省略)と、該昇降装置上
に載置されたコンベヤ31と、枢支点32において容器
取り出し側を上下に揺動可能とした揺動コンベヤ33と
を備えて構成されている。
また、反転装置40は、スタッカークレーン60のキャ
リッジ50上を流動棚70に格納された容器10の流動
方向、即ち、流動棚70を基準にすれば前後方向に沿っ
て走行する走行台42と、走行台42上に立設されたフ
レーム43と、フレーム43の上端近傍に支持された回
転軸44と、回転軸44の軸線方向(以下、左右方向と
云う)に開閉し、物品取り出し具20を把持する第1把
持ハンド45と、第1把持ハンド45の回転軸44側近
傍において垂下された案内部材46と、案内部材46に
沿って容器10を把持した状態で昇降し、第(1)!持
ハンド45の把持した物品取り出し具20に容器10を
重ね合わせる第2把持ハンド47等を備えて構成されて
いる。これらのうち、第1、第2把持ハンド45.47
及び案内部材46によって重ね合わせ装置41が構成さ
れ、反転装置40は、回転軸44を支点として重ね合わ
せ装置41を一体に回動させるように構成されている。
尚、第1把持ハンド45は、回転軸44に平行させてフ
レーム43に支持されたスクリュー軸48、即ち、軸中
央から一方に右螺子が、他方に左螺子が形成されている
スクリュー軸48の駆動によって開閉するように構成さ
れている。また、第1把持ハンド45の内側には、物品
取り出し具20の開口端両側の基部24の近傍に形成さ
れた係合凹部25と係合する保合凸部(図示省略)が設
けられており、第1把持ハンド45が物品取り出し具2
0を確実に把持できるようになされ、しかも反転中に物
品取り出し具20が落下することのないように構成され
ている。また、第2把持ハンド47は、案内部材46に
沿って昇降する把持ハンドベースをその一辺とする平行
四辺彫型のリンク機構(図示省略)によって構成され、
所望の把持間隔まで左右方向に移動して容器10を把持
するように構成されている。また、案内部材46の内側
にはスクリュー軸(図示省略)が設けられており、該ス
クリュー軸を駆動することによって、第2把持ハンド4
7を昇降するようにしている。
また、キャリッジ50は、容器増り出し装置30、反転
装置40を搭載した走行台42を保管設備Cに向けて前
後方向に走行するように支承して構成されている。そし
て、キャリッジ50には矩形状の貫通孔51が走行台4
2の走行通路内に設けられており、しかも、流動棚70
側に位置している。また、この貫通孔51の下側に2枚
のガイド板52.52を後述するスタンカークレーン6
0の走行レール61と平行に垂下させて設けて、後述す
る如く空になった容器10をシュート62へ円滑に落下
排出させるように構成されている。
更に、スタンカークレーン60は、各流動棚70の取り
出し間ロア1に沿って配設された走行レール61を走行
するように構成され、更にキャリッジ50を昇降自在に
支持するように構成され、該スタッカークレーン60に
は上述の如く貫通孔51と2枚のガイド板52.52の
下方に位置させたシェード62が設けられている。
次に保管設備Cを構成する流動棚70、物品の供給装置
りを構成する物品切り出し具80、スパイラルシュート
90について夫々説明する。
保管設備Cの流動棚70は、複数列、複数段の傾斜ロー
ラコンベヤからなり、その傾斜前端に取り出し間ロア1
が形成され、且つ、(頃斜ローラコンベヤの前端部には
ストッパ72が設けられ、供給された容器10が自重に
よって傾斜ローラコンベヤを滑落してストッパ72で係
止するように構成されている。
また、流動棚70の下部の空間には、空容器回収コンベ
ヤ100が配設されており、キャリッジ50に搭載され
た反転装置40によって容器取り出し装置30上に取り
出された空になった容器lOが、逆回転する容器取り出
し装置30、即ちコンベヤ31、下方に揺動された揺動
コンベヤ33によって貫通孔51に落とし込まれ、貫通
孔51からガイド板52.52及びシュート62を介し
て空容器回収コンベヤ100へ落下排出され、空容器回
収コンベヤ100によって下流の処理工程(図示省略)
へ搬送するように構成されている。
また、物品の供給装置りの物品切り出し具80は、物品
取り出し具20から移し替えられた物品Bを収納し、1
個ずつ切り出し得るように構成された筺体81で、物品
Bをスパイラルシュート90に案内するシェー)91の
上部に固定設置されている。そして、物品取り出し具2
0の仕切り21に対応して、物品Bを1個ずつ仕切る仕
切り82と、収納された物品Bを1個ずつ切り出しシュ
ート91に落下させるためのシヤツク83(第4図参照
)とを備えて構成されている。また、物品切り出し具8
0上に物品取り出し!20を円滑に重ね合わせるように
案内するガイド板84が物品切り出し具80の上端に設
けられている。
また、スパイラルシュート・90は、複数個のシェー)
91を介して、夫々の物品切り出し具80から切り出さ
れた物品Bを所望のコンテナ等(図示省略)に搬送、供
給するように構成されている。
また、容器10は、第3図(blに示す如く、天面部に
開口部1)を有する段ボール箱、プラスチックコンテナ
等である場合には、そのまま流動棚70に供給すれば良
いが、容器10が段ボール箱等で包装されている場合に
は、天面部を予め切断する等して開口部1)を形成して
から、流動棚70に供給するようにすれば良い。
次に、本発明の移載装置Aによる移載B様の一例につい
て説明する。
保管設(lICにおける流動棚70の各取り出し間ロア
1には、夫々1種類の物品Bを収納している容器10が
複数個格納されている。
一方、物品取り出し具20に収納されていた物品Bが、
物品切り出し具80に移し替えられると、スタッカーク
レーン60の走行とキャリッジ50の昇降とにより、空
になった容器10と物品取り出し具20に対向する位置
まで反転装置40を走行させると同時に、反転装置40
の第1把持ハンド45の間隔を物品取り出し具20の幅
より若干広げた位置に、また第2把持ハンド47の間隔
を容器10の幅より若干広げた位置に移動させた後、走
行台42を物品切り出し具80側へ移動させる。
尚、この際反転装置40は既に物品切り出し具80側を
向いて待機してるので、空になった容器IOと物品取り
出し具20の取り出しに先立って反転装置40を反転さ
せる必要はない。上述の如く、反転装置40を物品切り
出し具80側に進出させて既に開いた第1把持ハンド4
5及び第2把持ハンド47が各々物品取り出し具20の
係合凹部25の外側及び容器10の外側にそれぞれ位置
させると、第1把持ハンド45及び第2把持ハンド47
を閉じて空になった容器10及び物品取り出しM2Oを
それぞれ把持し、第1把持ハンド45及び第2把持ハン
ド47が、第2図に示す側面図において時計方向に略1
0°回転した後、走行台42が流動棚70方向に前進し
、第1把持ハンド45及び第2把持ハンド47が、その
状態で更に時計方向に略170°回転した後、走行台4
2を再び物品切り出し具80側の端部まで後進すること
によって第2図に示す如く走行台42の走行通路内に設
けられた貫通孔51を出現させる。そして、第2把持ハ
ンド47を開くことによりコンベヤ31上に解放された
空の容器10は、コンベヤ31と揺動コンベヤ33とが
排出方向に駆動されることにより、貫通孔51まで搬送
され、ガイド板52.52によって案内されながらシュ
ート62上に落下し、シュート62を経て空容器回収コ
ンベヤ100へ排出される。
空の容器10の排出が完了すると、スタンカークレーン
60の走行とキャリッジ50の昇降とにより、反転装置
40が所望の位置に移動すると共に、容器取り出し装置
30が所望の取り出し間ロア1に格納されている容器1
0を取り出す、即ち、スタフカークレーン60のキャリ
ッジ50が所望の位置に停止すると、走行台42が取り
出し間ロア1に向かって前進し、揺動コンベヤ33の先
端を取り出し間ロア1の中まで進出させ、その枢支点3
2を中心として揺動コンベヤ33の容器取り出し側を上
方に揺動させることにより、容器10を1個取り出すと
、走行台42を後進すると共に、コンベヤ31の所定位
置に容器10を搬入する。
然る後、コンベヤ31と揺動コンベヤ33とが図外のパ
ンタグラフ式の昇降装置を介してセンタリング位置まで
上昇すると、第2把持ハンド47が、取り出された上記
容器10の底面を支承しながらその側面を把持すると共
にセンタリングする。
センタリング後、第2把持ハンド47は、案内部材46
に沿って上昇することによって把持した容器lOを物品
取り出し具20の基部24近傍まで持ち上げて、第3図
(C1、+diに示す如く、基部24から下方に突出し
た仕切り21の先端及びガイド部材27を容器10に挿
入した状態にして、停止する。従って、容器IOに行列
状に配列された物品のうち4個の物品Bによって形成さ
れた隙間12に先ずガイド部材27が挿入され、続いて
仕切り21の先端が挿入されるので、容器10に収納さ
れた物品Bを確実に個々に仕切ることができる。
また、物品取り出し具20と容器10とが重ね合わされ
るとき、第3図(C)に示す如く、略51の隙間δをあ
けると、物品Bを容器lOから物品取り出し具20にス
ムースに移し替えることができる。
上述の如くして、物品取り出し具20の基部24と容器
10の開口部1)とが重ね合わされると、反転装置40
が駆動して、物品取り出し具20と容器10とを第1図
(b)に示す如く反転させる。即ち、回転軸44を支点
として、第1.第2把持ハンド45.47と案内部材4
6とが第2図において反時計方向に反転する。この反転
動作を更に詳述すると、第1把持ハンド45が反時計方
向に略170°回転した後、走行台42が後進して、反
転過程にある物品取り出し具20を物品切り出し具80
の路上部に位置させた後、更に第1把持ハンド45が反
時計方向に略10’回転し、物品切り出し具80上に物
品取り出し具20と容器10が重ね合わされる。この反
転動作により、容器IOに収納されていた物品Bは、仕
切り21によって1個ずつ仕切られた状態で、物品取り
出し14.20に移し替えられる。
物品切り出し具80上に物品取り出し具20と容器10
とが重なり合うと、第1把持ハンド45が開いて物品取
り出し具20を解放すると共に、第2把持ハンド47も
開いて容器10を解放した後、走行台42が前進して、
次の物品Bの移し替えに備えて待機する。
物品切り出し具80に収納されていた物品Bが、物品列
に対応したシャッタ83を順次開放して、物品Bをシェ
ード91に落とし込み、全ての物品Bが物品切り出し具
80から切り出されると、引き続き、物品取り出し具2
0のシャッタ22を第4図矢示方向に開放して物品取り
出し具20に収納されている物品Bを全て物品切り出し
具80に自動的に移し替える。
上述の如くして、物品切り出し具80に移し替えられた
物品Bを、ピッキング指令の所望の個数に応じて、例え
ば第4図に示す如くシャンク83を開放して物品Bを順
次切り出すと、切り出された物品Bは、シェード91、
スパイラルシュート90を介して所望のコンテナ等(図
示省略)迄搬送される。尚、複数個のシュート91が1
個のスパイラルシュート90に高さを異にして夫々繋が
っているので、複数個の物品切り出し具80から夫々種
類を異にする物品Bを略同時に1個のコンテナ等に自動
的に荷揃えすることができる。
以上、本発明の移載装置の一実施例及びその移載態様に
ついて説明したが、本発明はこれらの実施例及び実施態
様に制限されるものでなく、例えば第4図乃至第5図に
示す物品取り出し具20を用いても良い。
即ち、第4図は、物品取り出し具20の第2の実施例を
示す図で、第3図に示した物品Bとは別形状の物品B、
即ち偏平形状のプラスチックボトルの頭部にキャップが
螺締された物品Bを移し替えるための物品取り出し興2
0と物品切り出し具80とを重ね合わせた状態の概略を
示す斜視図であり、物品Bを切り出すときの状態を示し
ている。
尚、4行×2列に配列されて容器10に収納された物品
Bの上部(キャップ側)において、ある程度の隙間12
を有し、容器10を横転等させると配列に乱れを生じ易
(、それがために物品取り出し興20の仕切り21は、
基部24から突出し、物品取り出し!1.20を容器1
0に重ね合わせた状態になると、仕切り21の先端及び
ガイド部材27が、物品Bの肩部より下方に到達するよ
うに形成されている。従って、容器10に収納された物
品Bの隙間12によって容器10内で物品Bの配列に多
少の乱れがあっても、物品Bを取り出すときには、物品
取り出し具20に容器IOが重ね合わされる際に先ず隙
間12にガイド部材27が挿入され、引き続いて仕切り
21の先端が挿入されて物品Bを本来の配列状態に矯正
しながら仕切り21が引き続いて挿入されるので、容器
lOに収納された物品Bを確実に個々に仕切って物品取
り出し具20の可搬筐体23内に取り出すことができる
また、第5図は、物品取り出し具20の第3の実施例を
示す斜視図であり、第4図に示した物品Bと同じ物品B
を容器lOから取り出すための物品取り出し具20であ
り、第4図に示す物品取り出し具20と異なりシャッタ
22が基部24近傍に設けられており、物品収納部26
及び可搬筐体23を省略し、従って第4図に示す仕切り
21の先端部のみから形成された仕切り21を備えた物
品取り出し具20として構成されている。該物品取り出
し具20と容器10とが第5図に示す如く反転すると、
物品Bは突出した仕切り21によって仕切られてシャッ
タ22上に載置され、容器10に収納されたままの状態
で物品取り出し具20に取り出され、物品切り出し具8
0に物品Bを移し替えるのを待機する。つまり、容器1
0が上述した各物品取り出し具20における可搬筺体2
3の役割を果たしていることになる。而して、物品切り
出し具80への移し替え指令があると、シャッタ22が
開放し、容器10に収納されている物品Bは物品切り出
し具80に移し替えられる。
尚、流動棚70から容器10を取り出すときに、複数個
の容器10を同時に取り出し、取り出された複数個の容
器10を同時に物品切り出し具80に移し替えた後、空
になった複数個の容器10を同時に排出するようにして
も良い。
また、空になった容器IOを回収するためのシュート6
2を空容器回収コンベヤ100側に設置しても良く、ま
た空容器回収コンベヤ100を貫通孔51の下方に設置
しても良い。
また、上記容器10の開口部1)は、該容器10の側面
部に設けても良く、物品Bが容器10に多段に収納され
ていても良く、また、仕切り21が、容器10に収納さ
れている物品Bを2個以上ずつ仕切るようにしても良い
〔発明の効果〕
本発明の移載装置は、上述の如く、物品を収納した開口
部を有する段ボール箱、プラスチックコンテナ等の容器
を保管設備から出庫することができると共に、空になっ
た容器を取り出した位置で排出することができるので、
空になった容器を効率良く排出でき、全体としての移載
能力を極めて高くするこができる。
尚、貫通部を走行台の走行通路内に設けることによって
、空になった容器を取り出した位置で排出するようにし
てない移載装置と略同じ大きさの移載装置で、空になっ
た容器を取り出した位置で排出することができる。
また、貫通部の下側にガイド板を設けると共に、走行体
にシュートを設けることによって、物品の排出をより確
実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図181. (blは本発明の移載装置の一実施例
を示す斜視図で、同図ta+は移載装置を通用した装置
を示す図、同図(blは移載装置の反転装置により容器
と物品取り出し具を物品切り出し具側に反転させた状態
を示す図、第2図は第1図(alにおける側面を示す図
、第3図(alは物品取り出し具の第1の実施例を示す
斜視図、同図(′b)は物品を収納した容器を示す斜視
図、同図(C)は同図ta+に示す物品取り出し具と同
図(t+1に示す容器とが重ね合わせ装置によって重ね
合わされた状態を示す正面図、同図fdlは同図tc+
の側面図、第4図は第2の実施例の物品取り出し具を示
す図で、第3図(b)に示す物品とは別形状の物品を収
納した容器と物品取り出し具とを反転して物品切り出し
具に重ね合わせた状態を示す斜視図、第5図は第3の実
施例の物品取り出し具を示す図で、第4図に示す物品と
同じ物品を容器から取り出すた婚の物品取り出し具であ
り、この物品取り出し具を物品切り出し具に重ね合わせ
た状態を示す斜視図である。 10;容器 30;容器取り出し装置(容器移載装置)40;反転値
M    42;走行台 50;キャリフジ(昇降台) 51;貫通孔(容器を落下排出させる通路)52;ガイ
ド板 60;スタッカークレーン(走行体) 62;シュート    A;移載装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)保管設備から物品の収納された容器を移載する容
    器移載装置及び該容器移載装置に移載された容器を反転
    する反転装置を搭載し上記保管設備の方向に走行する走
    行台と、該走行台を走行自在に支承する昇降台と、該昇
    降台を昇降自在に支持する走行体とを備えた移載装置に
    おいて、上記走行台と上記走行体とが互いに略直角方向
    に走行するようにそれらを配設すると共に、上記昇降台
    に上記容器を落下排出させる通路を設けたことを特徴と
    する移載装置。
  2. (2)上記通路が、上記走行台の走行通路内に設けられ
    た貫通孔である、請求項(1)記載の移載装置。
  3. (3)上記貫通孔の下側に上記容器を落下案内するガイ
    ド板を設けると共に、該ガイド板によって落下案内され
    た容器を受けるシュートを上記走行体に設けた、請求項
    (2)記載の移載装置。
JP1477689A 1988-04-28 1989-01-24 移載装置 Expired - Lifetime JPH0699006B2 (ja)

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EP94106608A EP0621215B1 (en) 1988-04-28 1989-04-26 Method for shifting goods out of a goods storing device and a goods drop out device therefor
DE68928331T DE68928331T2 (de) 1988-04-28 1989-04-26 Verfahren zum Kommissionieren von Artikeln aus einem Regallager und Vorrichtung zur Freigabe dieses Artikels
DE68919261T DE68919261T2 (de) 1988-04-28 1989-04-26 Verfahren und Vorrichtung zum Kommissionieren von Artikeln bei Umdrehen einer Verpackung.
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