JPH02198903A - 物品の取り出し方法及びその装置 - Google Patents

物品の取り出し方法及びその装置

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JPH02198903A
JPH02198903A JP1564989A JP1564989A JPH02198903A JP H02198903 A JPH02198903 A JP H02198903A JP 1564989 A JP1564989 A JP 1564989A JP 1564989 A JP1564989 A JP 1564989A JP H02198903 A JPH02198903 A JP H02198903A
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Hirotoshi Tawara
宏俊 田原
Nobuhiro Tanaka
信博 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、開口部を有する段ボール箱等の容器から物品
を取り出す物品の取り出し方法及びその装置に関するも
のであり、特に、容器の底面を支承することによって、
容器に収納された物品の配列を乱すことなく物品を取り
出すことのできる物品の取り出し方法及びその装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
物品の取り出し方法及びその装置に関連する従来の技術
としては、特公昭50−16238号公報、特公昭5B
−27179号公報に記載のもの等が知られている。
上記公報に記載されている従来の技術について説明する
と、特公昭50−16238号公報には、ケース(容器
)に詰められた壜等を該ケースより仕切ることなく取り
出すための壜等の取り出し装置が記載されている。
また、特公昭5B−27179号公報には、横伸縮式コ
ンテナを反転装置により反転せしめて内容物(物品)を
排出する内容物排出装置が記載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題点
を有していた。
即ち、特公昭50−16238号公報に記載の壜等の取
り出し装置、或いは特公昭5B−27,179号公報に
記載の内容物排出装置は、反転装置によって物品を取り
出す技術を開示するに虐ぎず、容器の底面を支承した状
態で仕切りの先端を容器の開口部から挿入させ、容器内
に収納された物品をその収納状態の配列に対応させて仕
切って取り出すことについては記載されておらず、何ら
の示唆もない。
しかも、取り扱われる容器の強度、容器の保持方法等に
よっては、容器の底面が第7図に示す如く反り返り、容
器に収納されている物品の配列に乱れが生じることがあ
り、その状態のままでは、挿入されるべき仕切りが物品
に当たってしまい、仕切りを挿入することができない。
従って、本発明の目的は、開口部を有する段ボール箱等
の容器の底面を支承して、容器に一定の配列で収納され
た物品を、その収納状態を乱すことなく確実に取り出す
ことができる物品取り出し方法及びその装置を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、開口部を有する容器に一定の配列で収納され
た物品を、該物品の収納状態の配列に対応させて、上記
容器から取り出す物品の取り出し方法であって、上記容
器の底面を略平面状に支承した後、支承された上記容器
の開口部を、上記物品の収納状態の配列に対応させて形
成された仕切りを備えた物品取り出し具に重ね合わせる
ことを特徴とする物品の取り出し方法を提供することに
よって上記の目的を達成したものである。
また、本発明は、上記発明方法を実施するための好まし
い装置として、開口部を有する容器に一定の配列で収納
された物品を、該物品の収納状態の配列に対応させて、
上記容器から取り出す物品の取り出し装置であって、上
記容器の開口部に先端が挿入されて、上記物品の収納状
態の配列に従って仕切る仕切りを備えた物品取り出し具
と、該物品取り出し具の仕切りの先端を上記容器の開口
部を介して挿入させ、上記容器と上記物品取り出し具と
を重ね合わせる重ね合わせ装置とを備えると共に、上記
重ね合わせ装置が上記容器の底面を支承する容器受は台
を備えることを特徴とする物品の取り出し装置を提供す
るものである。
尚、重ね合わされた物品取り出し具と容器とを反転させ
て、仕切りに則して上記容器に収納された物品を上記物
品取り出し具に取り出す反転装置を備えることが好まし
い。
〔作用〕
本発明の物品取り出し方法及びその装置によれば、容器
の底面を支承して、物品取り出し具に容器の開口部を重
ね合わせると物品取り出し具の仕切りが、容器に一定の
配列で収納された物品を、その収納状態を乱すことなく
仕切り、その収納状態のまま確実に取り出す。
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の物品取り出し装置の一実施例につ
いて説明する。尚、本実施例は開口部を備える容器から
台所洗剤、衣料用洗剤、ジャンプ、リンス等のボトル形
状の物品を取り出すのに適したものである。
第1図(a)、(b)、(C)は物品取り出し装置の一
実施例を示す斜視図で、同図(a)は物品の取り出し装
置を適用した装置を示す図、同図(b)は物品の取り出
し装置の反転装置により容器と物品取り出し具とを物品
切り出し具側に反転させた状態を示す図、同図(C)は
物品の取り出し装置の要部斜視図、第2図は第1図(a
)における側面を示す図である。
本実施例の物品取り出し装置Aは、第1図(a)、第2
図に示す如く、容器10に収納された物品Bを保管する
保管設OICから、容器10を取り出して、物品の供給
装置りに容器10内の物品Bのみを移し替えるもので、
保管設備Cと物品の供給装置りの間に位置させて配設さ
れている。
而して、物品の取り出し装置Aは、容器10に収納され
ている複数個の物品Bの収納状態の配列に対応し、物品
Bを1個ずつ仕切る交叉状に配設された仕切り21を備
えると共に、仕切り21の交叉部の先端より突出させ上
記容器10に収納された物品3間に上記仕切り21を案
内するガイド部材27を設けた物品取り出し具20と、
保管設備Cから容器10を取り出す容器取り出し装置3
0と、物品取り出し具20と容器10とを重ね合わせる
重ね合わせ装置f41を有する反転装置40と、これら
容器取り出し装置30、反転装置40を搭載したキャリ
ッジ50と、キャリッジ50を昇降自在に支持するスタ
ッカークレーン60とを備えて構成されている。
また、保管設@Cは、後述する複数列、複数段の流動棚
70を備え、物品の供給装置りは、物品の取り出し装置
tAから物品Bを切り出す物品切り出し具80を備えた
スパイラルシュート90を主体に構成されている。
次に上記各構成要素について更に詳述する。
先ず、物品の取り出し装置Aを構成する物品取り出し具
20、容器取り出し装置30、反転装置40などについ
て説明する。
物品取り出し具20は、第3図(a)に示す如く、交叉
状に配設された仕切り21、上部を円錐状に形成したガ
イド部材27、シ中ツタ22等を備えた可搬筺体23と
して構成され、仕切り21は、物品取り出し具20の可
搬筺体23の開口端に沿う基部24から外方に突出し、
その先端が鋸歯状に形成されている。また、仕切り21
の交叉部の先端にガイド部材27が突出するように設け
られている。そして仕切り21の突出した先端部分及び
ガイド部材27を第3図(C)、(d)に示す如く容器
10の開口部lL側に反転して、物品取り出し具20を
容器10に重ね合わせた状態にしようとすると、まず物
品取り出し具20のガイド部材27が4個の物品Bによ
って形成される隙間12へ入り込み、続いて仕切り21
の先端が物品Bと他の物品Bとの間に挿入されるように
形成されている。
そして仕切り21は、第3図(a)に示す如く、容器1
0に収納されている物品Bの配列(4行×3列)に従っ
て物品Bを1個ずつ収納する物品収納部26として仕切
るように構成されている。また、シャッタ22は、1枚
の板からなり、全ての物品Bを略同時に、後述する物品
の供給装置りの物品切り出し具80に移し替えることが
できるよう物品取り出し具20の仕切り21の基端部側
に対し開閉自在に取り付けられ、物品取り出し具20か
ら物品切り出し具80に物品Bが移し替えられた後は、
ピンキング指令に従って、物品Bをシュート91を介し
てスパイラルシュート9oに切り出して荷揃えするよう
に構成されている。
また、容器取り出し装置30は、後述する反転装置40
の走行台42上に固定設置され、ホイールコンベヤ31
と、枢支点32において容器取り出し側を上下に揺動可
能とした揺動コンベヤ33と、ホイールコンベヤ31及
び揺動コンベヤ33を駆動するための駆動装置(図示省
略)とを備え、走行台42の走行によってその揺動コン
ベヤ33が流動棚70に進出するように構成されている
また、反転装置40は、スタッカークレーン60のキャ
リッジ50上を流動棚70に格納された容器10の流動
方向、即ち、流動FIA70を基準にすれば前後方向に
沿って走行する走行台42と、走行台42上に立設され
たフレーム43と、フレーム43の上端近傍に支持され
た回転軸44と、回転軸44の軸線方向(以下、左右方
向と云う)に開閉し、物品取り出し具20を把持する第
1把持ハンド45と、第1把持ハンド45の基端から先
端側に僅かにオフセットし大位置から回転軸44の軸芯
を中心として第1把持ハンド45の垂下方向に対して時
計方向に略90°の方向に垂下する案内部材46と、案
内部材46に沿って容器IOを把持した状態で昇降させ
、第1把持ハンド45の把持した物品取り出し具20に
容器10を重ね合わせる第2把持ハンド47等を備えて
構成されている。これらのうち、第11第2把持ハンド
45.47及び案内部材46によって重ね合わせ装置4
1が構成され、反転装置40は、回転軸44を支点とし
て重ね合わせ装置41を一体に回動させるように構成さ
れている。而して、第1把持ハンド45.45は、アー
ム43a、43aを介して回転軸44に対して垂直に取
り付けられて回転軸44と共に回転し得るように構成さ
れている。
また、一対のアーム43a、43a間には回転軸44に
平行させたスクリュー軸48、即ち軸中央から一方に右
螺子が、他方に左螺子が形成されたスクリュー軸48が
架設されてスクリュー軸48の駆動によって一対のアー
ム43a、43aの間隔を拡縮させて一対の第1把持ハ
ンド45.45を開閉し得るように構成されている。ま
た、第1把持ハンド45の内側には、物品取り出し具2
0の開口端両側の基部24の近傍に形成された係合凹部
25と係合する保合凸部45aが設けられており、第1
把持ハンド45が物品取り出し具20を確実に把持でき
るようになされ、しかも反転中に物品取り出し具20が
落下することのないように構成されている。また、第2
把持ハンド47は、容器10の底面を略平面状に支承す
る孔空きプレートからなる容器受は台47aと、容器受
は台47aの上方を左右方向に移動する一対の把持板4
7b、47bと、把持板47b、47bを開閉するため
のスクリュー軸47c、即ち軸中央から一方に右螺子が
、他方に左螺子が形成されているスクリュー軸47cと
によって構成され、把持板47b、47bを所望の把持
間隔まで左右方向に移動して両者の間隔を拡縮して容器
10を把持するようになしである。また、容器受は台4
7aが降下端に位置したときには容器受は台47aの孔
部にホイールコンベヤ31のホイールが嵌入して孔部か
ら突出するように構成されている。また、案内部材46
には、案内部材46に沿ってスクリュー軸46aが設け
られており、スクリュー軸46aを駆動することによっ
て、第2把持ハンド47を案内部材46に沿って昇降さ
せることにより容器10を物品取り出し具20に重ね合
わせるようになしである。
また、スタッカークレーン60は、各流動l!A70の
取り出し間ロア1に沿って配設された第1図(a)に示
す走行レール61を走行するように構成され、キャリッ
ジ50に搭載された容器取り出し装置30と反転装置4
0とを昇降可能に備えて構成されている。
次に保管設備Cを構成する流動棚70、物品の供給装置
りを構成する物品切り出し具80、スパイラルシュート
90について夫々説明する。
保管設備Cの流動棚70は、複数列、複数段の傾斜ロー
ラコンベヤからなり、その傾斜前端に取り出し間ロア1
が形成され、且つ、傾斜ローラコンベヤの前端部にはス
トッパ72が設けられ、供給された容器10が自重によ
って傾斜ローラコンベヤを滑落してストッパ72で係止
するように構成されている。
また、物品の供給装置りの物品切り出し具80は、物品
取り出し具20から移し替えられた物品Bを収納し、1
個ずつ切り出し得るように構成された筐体81で、物品
Bをスパイラルシュート90に案内するシュート91の
上部に固定設置されている。そして、物品取り出し具2
0の仕切り21に対応して、物品Bを1個ずつ仕切る仕
切り82と、収納された物品Bを1個ずつ切り出しシュ
ー)91に落下させるためのシャッタ83(第4図参照
)とを備えて構成されている。また、物品切り出し具8
0上に物品取り出し具20を円滑に重ね合わせるように
案内するガイド板84が物品切り出し具80の上端に設
けられている(第2図参照)。
また、スパイラルシェード90は、複数個のシュー1−
91を介して、夫々の物品切り出し具80から切り出さ
れた物品Bを所望のコンテナ等(図示省略)に搬送、供
給するように構成されている。
また、スパイラルシュート90と物品切り出し具80と
の間に形成される空間には、物品の移し替え装置Aの反
転装置40によって反転させて物品取り出し具20を物
品切り出し具80に重積した状態下にある容器10と略
同じ高さ位置に合わせた空容器排出コンベヤ100が配
設されており、空になった容器10を、第2把持ハンド
47の容器受は台47aによって押し出して空容器排出
コンヘヤ100に移載して、空になった容器10を系外
へ排出するように構成されている。
また、容器10は、第3図(b)に示す如く、天面部に
開口部11を有する段ボール箱等である場合には、その
まま流動棚70に供給すれば良いが、容器10が段ボー
ル箱等で包装されている場合には、天面部を予め切断す
る等して開口部11を形成してから、流動棚70に供給
するようにすれば良い。
次に、本発明の物品取り出し方法の一実施態様を、上述
の物品の取り出し装置Aを用いた場合の実施態様に基づ
いて説明する。
保管設備Cにおける流動棚7oの各取り出し間ロア1に
は、夫々1種類の物品Bを収納している容器10が複数
個格納されている。
一方、物品取り出し具20に収納されていた物品Bが、
物品切り出し具80に移し替えられると、反転装置t4
0がスタッカークレーン60の走行とキャリッジ50の
昇降とにより、空になった物品取り出し具20に対向す
る位置まで移動すると共に、空になった容器10を第2
把持ハンド47の容器受は台47aの先端によって空容
器排出コンベヤ100に突き出す、即ち、第2把持ハン
ド47の昇降により容器受は台47aを容器10の側面
の高さに位置させた状態で、走行台42を空容器排出コ
ンベヤ100方向に進め、つまり流動棚70を基準とす
れば、後進させることにより、空になった容器10を空
容器排出コンベヤ100に移載する。また、空になった
容器10が移載されると、第1把持ハンド45が物品取
り出し具20の係合凹部25の外側に位置しているので
、第1把持ハンド45を閉じて物品取り出し具20を把
持する。第1把持ハンド45が物品取り出し具20を把
持すると、第1把持ハンド45が、第2図に示す側面図
において時計方向に略10”回転した後、走行台42が
流動棚70方向に、同図において実線で示す位置まで前
進し、第1把持ハンド45が、その状態で更に時計方向
に略170°回転し、第1把持ハンド45が、第2図に
おいて実線で示した状態になる。
更に、スタッカークレーン60の走行とキャリッジ50
の昇降とにより、反転袋ff40が所望の位置に移動す
ると共に、容器取り出し装置30が所望の取り出し間ロ
ア1に格納されている容器10を取り出す、即ち、スタ
ッカークレーン60のキャリッジ50が所望の位置に停
止すると、走行台42が取り出し間ロア1に向かって前
進し、揺動コンベヤ33が枢支点32を中心として容器
取り出し側を上方に揺動させることにより、容器10を
1個取り出すと、ホイールコンベヤ31の所定位置に容
器lOを搬入する。このとき、容器受は台47aを予め
降下端に位置させであるため、搬入された容器10の下
方に容器受は台47aが位置している。
然る後、第2把持ハンド47が案内部材46に沿ってセ
ンタリング位置、即ち容器受は台47aの上面がホイー
ルコンベヤ31の形成する上面より高い位置まで上昇す
ると、容器受は台47aが、取り出された上記容器10
の底面を略平面状に支承しながら、スクリュー軸47c
の駆動により把持板47b、47bが所望の間隔まで閉
じることによって容器10の側面を把持すると共にセン
タリングする。センタリング後、第2把持ハンド47は
、案内部材46に沿って上昇することによって把持した
容器IOを物品取り出し具2oの基部24近傍まで持ち
上げて、第3図(C)、(d)に示す如(、基部24か
ら下方に突出した仕切り21の先端及びガイド部材27
を容器lOに挿入した状態にして、停止する。従って、
容器受は台47aが容器10の底面を略平面状に支承し
ているので、容器IOの収納された物品βの収納状態を
乱すことなく、仕切り21を容器lOの開口部11に対
してスムースに挿入できる。尚、容器10と物品取り出
し具20とのセンタリングが多少ずれていても、隙間1
2に先ずガイド部材27が挿入され物品Bの収納状態を
矯正しながら、続いて仕切り21の先端が挿入されるの
で、容器lOに収納された物品Bを確実に個々に仕切る
ことができる。
また、物品取り出し具20と容器10とが重ね合わされ
るとき、第3図(C)に示す如く、略5mの隙間δをあ
けると、物品Bを容器10から物品取り出し具20にス
ムースに移し替えることができる。
上述の如くして、物品取り出し具20の基部24と容器
10の開口部11とが重ね合わされると、反転装置40
が駆動して、物品取り出し具20と容器10とを第1図
ら)に示す如く反転させる。即ち、回転軸44を支点と
して、第1.第2把持ハンド45.47と案内部材46
とが第2図において反時計方向に反転する。この反転動
作を更に詳述すると、第1把持ハンド45が反時計方向
に略1706回転した後、走行台42が後進して、反転
過程にある物品取り出しil、20を物品切り出し具8
0の路上部に位置させた後、更に第1把持ハンド45が
反時計方向に略10°回転し、物品切り出し具80上に
物品取り出し具20と容器lOが重ね合わされる。この
反転動作により、容310に収納されていた物品Bは、
仕切り21によって1個ずつ仕切られた状態で、物品取
り出し具20に移し替えられる。
物品切り出し具80上に物品取り出し具20と容器10
とが重なり合うと、第1把持ハンド45が開いて物品取
り出し具20を解放すると共に、第2把持ハンド47も
開いて容器10を解放した後、走行台42が前進して、
次の物品Bの移し替えに備えて待機する。
物品切り出し具80に収納されていた物品Bが、物品列
に対応したシャッタ83を順次開放して、物品Bをシェ
ード91に落とし込み、全ての物品Bが物品切り出し具
80から切り出されると、引き続き、物品取り出し具2
0のシャッタ22を第4図矢示方向に開放して物品取り
出し具20に収納されている物品Bを全て物品切り出し
具80に自動的に移し替える。
上述の如くして、物品切り出し具80に移し替えられた
物品Bを、ピッキング指令の所望の個数に応じて、例え
ば第4図に示す如くシャッタ83を開放して物品Bを順
次切り出すと、切り出された物品Bは、シュート91.
スパイラルシェード90を介して所望のコンテナ等(図
示省略)迄搬送される。尚、複数個のシュート91が1
個のスパイラルシュート90に高さを異にして夫々繋が
っているので、複数個の物品切り出し具80から夫々種
類を異にする物品Bを略同時に1個のコンテナ等に自動
的に荷揃えすることができる。
以上、本発明の物品取り出し装置の一実施例及び物品の
取り出し方法の一実施anについて説明したが、本発明
はこれらの実施例及び実施JII様に制限されるもので
なく、例えば第4図乃至第5図に示す物品取り出し具2
0を用いても良い。
即ち、第4図は、物品取り出し具20の第2の実施例を
示す図で、第3図に示した物品Bとは別形状の物品B1
即ち偏平形状のプラスチックボトルの頭部にキャップが
螺締された物品Bを移し替えるための物品取り出し具2
0と物品切り出し具80とを重ね合わせた状態の概略を
示す斜視図であり、物品Bを切り出すときの状態を示し
ている。
尚、4行×2列に配列されて容器10に収納された物品
Bの上部(キャップ側)において、ある程度の隙間12
を有し、容器10を横転等させると配列に乱れを生じ易
く、それがために物品取り出し具20の仕切り21は、
基部24から突出し、物品取り出し具20を容器10に
重ね合わせた状態になると、仕切り21の先端及びガイ
ド部材27が、物品Bの肩部より下方に到達するように
形成されている。従って、容器lOに収納された物品B
の隙間12によって容器10内で物品Bの配列に多少の
乱れがあっても、物品Bを取り出すときには、物品取り
出し具20に容器10が重ね合わされる際に、先ず隙間
12にガイド部材27が挿入され、引き続いて仕切り2
1の先端が挿入されて物品Bを本来の配列状態に矯正し
ながら仕切り21が引き続いて挿入されるので、容器l
Oに収納された物品Bを確実に個々に仕切って物品取り
出し具20の可搬筺体23内に取り出すことができる。
また、第5図は、物品取り出し具20の第3の実施例を
示す斜視図であり、第4図に示した物品Bと同じ物品B
を容器10から取り出すための物品取り出し具20であ
り、第4図に示す物品取り出し具20と異なりシャッタ
22が基部24近傍に設けられており、物品収納部26
及び可搬筺体23を省略し、従って第4図に示す仕切り
21の先端部のみから形成された仕切り21を備えた物
品取り出し具20として構成されている。該物品取り出
し具20と容器10とが第5図に示す如く反転すると、
物品Bは突出した仕切り21によって仕切られてシャッ
タ22上に載置され、容器10に収納されたままの状態
で物品取り出し具20に取り出され、物品切り出し具8
0に物品Bを移し替えるのを待機する。つまり、容器1
0が上述した各物品取り出し具20における可搬筺体2
3の役割を果たしていることになる。而して、物品切り
出し具80への移し替え指令があると、シャッタ22が
開放し、容器10に収納されている物品Bは物品切り出
し具80に移し替えられる。
尚、第6図に示す如く、容器受は台47aを櫛歯状に形
成し、ホイールコンベヤ31の代t)リニ複数のチェー
ンコンヘヤ31aを櫛歯状の隙間に臨ませるようにして
も良い。
また、容器取り出し装置30を走行台42上に設けずキ
中リッジ50上に独立させて設け、走行台42とは別に
独立して走行するようにしても良い。
また、物品Bが容器10に多段に収納されていても良く
、また、仕切り21が、容器10に収納されている物品
Bを2個以上ずつ仕切るようにしても良い。
〔発明の効果〕
本発明の物品取り出し方法及びその装置は、上述の如く
、容器の底面を支承して、容器に一定の配列で収納され
た物品を、その収納状態を乱すことなく確実に取り出す
ことができる。
また、反転装置を備えることによって、取り出された物
品を物品切り出し具等に確実に移し替えることができる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(ロ)、(C)は本発明の物品の取り出
し装置の一実施例を示す斜視図で、同図(a)は物品の
取り出し装置を適用した装置を示す図、同図(ロ)は物
品の取り出し装置の反転装置により容器と物品取り出し
具を物品切り出し具側に反転させた状態を示す図、同図
(C)は反転装置を部分的に破断して示す図、第2図は
第1図(a)における側面を示す図、第3図(a)は物
品の取り出し装置を構成する物品取り出し具の第1の実
施例を示す斜視図、同図(b)は物品を収納した容器を
示す斜視図、同図(C)は同図(a)に示す物品取り出
し具と同図(ロ)に示す容器とが重ね合わせ装置によっ
て重ね合わされた状態を示す正面図、同図(d)は同図
(C)の側面図、第4図は第2の実施例の物品取り出し
具を示す図で、第3図(b)に示す物品とは別形状の物
品を収納した容器と物品取り出し具とを反転して物品切
り出し具に重ね合わせた状態を示す斜視図、第5図は第
3の実施例の物品取り出し具を示す図で、第4図に示す
物品と同じ物品を容器から取り出すための物品取り出し
具であり、この物品取り出し具を物品切り出し具に重ね
合わせた状態を示す斜視図、第6図は物品の取り出し装
置を構成する容器取り出し装置と容器受は台の第2の実
施例を示す要部斜視図、第7図は容器の底面を略平面状
に支承し得ない場合の容器の変形状態を説明する正面図
である。 10;容器       11i開口部20;物品取り
出し具  21;仕切り40;反転装置 41;重ね合わせ装置 47a;容器受は台    B;物品 第3図 (a) ([)) 第3図 (C) (d) 第4図 第6図 手続補正書 1゜ 2゜ 3゜ 4゜ 事件の表示 特願平1−15649号 発明の名称 物品の取り出し方法及びその装置 補正をする者 事件との関係  特許出願人 (091)花王株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口部を有する容器に一定の配列で収納された物
    品を、該物品の収納状態の配列に対応させて、上記容器
    から取り出す物品の取り出し方法であって、上記容器の
    底面を略平面状に支承した後、支承された上記容器の開
    口部を、上記物品の収納状態の配列に対応させて形成さ
    れた仕切りを備えた物品取り出し具に重ね合わせること
    を特徴とする物品の取り出し方法。
  2. (2)開口部を有する容器に一定の配列で収納された物
    品を、該物品の収納状態の配列に対応させて、上記容器
    から取り出す物品の取り出し装置であって、 上記容器の開口部に先端が挿入されて、上記物品の収納
    状態の配列に従って仕切る仕切りを備えた物品取り出し
    具と、 該物品取り出し具の仕切りの先端を上記容器の開口部を
    介して挿入させ、上記容器と上記物品取り出し具とを重
    ね合わせる重ね合わせ装置とを備えると共に、 上記重ね合わせ装置が上記容器の底面を支承する容器受
    け台を備えることを特徴とする物品の取り出し装置。
  3. (3)重ね合わされた物品取り出し具と容器とを反転さ
    せて、仕切りに則して上記容器に収納された物品を上記
    物品取り出し具に取り出す反転装置を備える、請求項(
    2)記載の物品の取り出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04352629A (ja) * 1991-05-22 1992-12-07 Shoji Yuyama 搬送ラインにおける反転移送装置

Citations (2)

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JPH01279034A (ja) * 1988-04-28 1989-11-09 Kao Corp 物品の移し替え方法及びその装置
JPH0479899A (ja) * 1990-07-13 1992-03-13 Amdl Inc ヒト及び動物における環状粒子及び悪性腫瘍の存在を検出する生体外の方法及びプローブ

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