JPH0219845A - オペーク装置 - Google Patents

オペーク装置

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JPH0219845A
JPH0219845A JP63170139A JP17013988A JPH0219845A JP H0219845 A JPH0219845 A JP H0219845A JP 63170139 A JP63170139 A JP 63170139A JP 17013988 A JP17013988 A JP 17013988A JP H0219845 A JPH0219845 A JP H0219845A
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Masaaki Matsuo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) 本発明は、製版用フィルム等における画像部分である必
要な光透過部分または反射部分あるいは不要な部分(非
画像部分)を検出し2画像部分以外の全部または一部、
あるいは不要部分を遮光手段に指示して遮光層を設ける
オペーク装置に関する。
(従来の技術) 従来、製版の作業において、使用されているノリや版下
台紙の汚れ、n光器の汚れ等が原因で発生する不要な光
透過部分または反射部分(欠陥部分)を遮光する作業で
ある。あるいは画線を色毎に区分けする作業である。製
版用フィルム等の遮光方法(オペーク)としては、マス
クシート利用法および修正液塗布方法が知られている。
マスクシート利用法においては、剥離可能な赤色層等を
ポリエチレンテレフタレートフィルム上に形成せしめた
ものを、切抜等により遮光するものである。マスクシー
ト利用法においては、゛遮光対象となる製版用フィルム
等の大きさに合うように、該シートを切断し、双方の見
当位置合せ用のピン穴を付与して作業に用いられる。
このマスクシート利用法は非常に簡便であり、製版用フ
ィルム等の必要部分相当について見当位置へピン穴で保
持したまま切抜き、赤色層部分の剥離を行うことにより
、不要な光透過部分または反射部分を比較的迅速に遮光
することができる。しかし、遮光する作業のほとんどが
手作業であり、マスクシート材の使用に伴う作業工数の
増加、マスクシートの切断および剥離作業の作業難度が
高いこと、マスクシートの厚みによる光拡散のため、製
版用フィルム等から形成される原稿や文字等の品質低下
発生という欠点を有する。さらにピンホール等の不要な
光透過部分または反射部分を遮光する手段としてはマス
クシートの価格や作業性の面で不向きである。
一方、修正液塗布法は、カーボンブランク等の遮光剤を
ベヒクル中へ含有せしめた遮光液(修正液)を使用する
ものである。この方法は、塗布された遮光層が薄い点で
マスクシート利用法に比べ優れている特徴を有する。こ
の修正液塗布法としては1例えば特開昭56−9123
6号、同57−6850号。
同57−108853号公報に記載されている。これら
は、従来より使用されている修正液に比較して硬い皮膜
形成を可能にしたこと、艶消し効果による塗布部分の目
視判定作業を容易にする点で、優れているが9毛筆等に
よる塗布作業のため細かな部分での遮光作業が困難であ
ること9時間のかかる手作業であり、遮光作業として労
力のかかる欠点を有している。
マスクシート利用法または修正液塗布性以外の遮光方法
としては、予め着色された粘着性を有するテープを遮光
部分への貼付する方法(マスキングテープ)あるいは光
を透過または反射しない紙等の遮光材料の製版用フィル
ムまたは印画紙等への貼付による方法がある。これらの
貼付による遮光方法は。
いずれも遮光そのものは達成できるが2手作業のため労
力がかかるという欠点を有しており1大きな部分の修正
しかできず、実際の製版作業には極く一部が適用されて
いるにすぎない。
すなわち、従来の製版用フィルム等における不要な光透
過部分または反射部分を遮光する手段としては、はとん
ど全て作業者の人手によらなければならず、これまでに
検討されている改良は、はとんど遮光膜の強化やほんの
一部に適用できる対応手段に留まっている。
さらに、製版用フィルム等の不要な部分の検出について
見ると9人間の目による検出であり9時間がかかること
1作業者の熟練、などの問題があった。
不要な部分は、一般にピンホールや線等であることが多
い。これらの不要な部分は、数が多いだけでなく、検出
に大変な労力がかかっているのが現状である。
なお、製版用フィルム等における不要な光透過部分また
は反射部分の検出という点について見ると。
印刷物検査装置またはプリント基板検査装置があるが、
これらの装置は検査用の見本となる試料を実物またはテ
レビカメラ等から入力された見本画像を電子的(電気的
)記憶手段にて装置内に保持し、各検査品ごとに構成画
像について順次走査または適当な方法にて見本となる試
料との比較・検証を実施して検査目的を達成するもので
ある。
これらの装置としては1例えば特開昭60−25095
7号、同60−250’958号、同61−12341
号、同61−12343号、同61−12345号公報
等に記載されている。これらは検査または検査用の情報
設定を迅速かつ安定に行い、印刷物の生産合理化を実現
せしめるという利点を一応有しているが、製版用フィル
ム等における不要な光透過部分または反射部分の検出に
は、検査見本が無いこと、つまり検査見本となるものが
版下台紙等のため、利用できない。つまり、標準となる
見本を必要とせずに不要な部分を遮光する装置が望まれ
ていた。
さらに、特開昭62−275265号公報、特開昭63
−32552号公報のようにオペーク作業を自動化しよ
うとする装置も検討されているが、検査見本を必要とす
る。または従来の修正液塗布作業の改良である。装置で
あり、必ずしも自動化または簡易化した装置とは言い難
い。
先に2かかる従来法が有する欠点を考慮し、製版用フィ
ルム等における不要な光透過部分または反射部分を遮光
する製版作業に関する装置を開発した。
例えば1画像形成された製版用フィルムまたは印画紙等
の対象物の画像部分である必要な光透過部分または反射
部分以外を遮光する装置であって、対象物の存在を検知
する手段、対象物を搬送する手段。
搬送されている対象物を露光する手段、露光された対象
物からの透過光または反射光を受光する手段。
受光手段からの情報を対象物の所望領域につき記憶する
手段、該記憶手段に蓄えられた情報により画像部分また
は不要部分を検出する手段、該検出手段を通過し、搬送
されている対象物を検知する手段、検出された画像部分
以外または不要部分を遮光する手段、を有する自動オペ
ーク装置である。この装置により、オペーク作業が自動
化され、省力化および品・質安定化を可能とした。
この装置では、遮光手段の1つとして感熱転写装置が使
用できるが、感熱転写装置によるオペーク作業では、感
熱転写を行った対象物が静電気を帯び。
搬送、排出等の感熱転写後の作業に支障を来すことが、
季節、天候によっては生ずることがあった。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明は5画像形成された製版用フィルム等の対象プラ
スチックフィルムの画像部分を検出またはビ遮光材料を
設ける装置が感熱転写装置であり、感熱転写を行った対
象プラスチックフィルムに対し静電気除去を行う手段を
設けてなるオペーク装置である。
さらには、静電気除去を行う手段が、導電性ローラまた
は導電性ブラシであるオペーク装置である。
なお、オペーク装置として、検出手段も自動化されてい
るこが望ましいが1人間の目による検出を行い、感熱転
写装置に指示してもよい。
オペーク装置の例についての説明の詳細は、昭和63年
4月22日出願の特願昭63−99559号「自動オペ
ーク装置および方法」に譲るが、以下に簡単に説明する
画像形成された製版用フィルムまたは印画紙等の対象物
の画像部分である必要な光透過部分または反射部分以外
を遮光する装置であって、対象物の存在を検知する手段
、対象物を搬送する手段、搬送されている対象物を露光
する手段、露光された対象物からの透過光または反射光
を受光する手段、受光手段からの情報を対象物の所望領
域につき記憶する手段該記憶手段に蓄えられた情報によ
り画像部分または不要部分を検出する手段、該検出手段
を通過し、搬送されている対象物を検知する手段、検出
された画像部分以外または不要部分を遮光する手段、を
有するオペーク装置である。
検出手段が、対象物の所望領域の透過光または反射光か
らの情報を記憶する手段および得られた情報に基づき画
素単位に応じた検出ピンチで、隣接する画素を比較する
ことより検出を行う手段であり、遮光手段の前に設けら
れた対象物を検知する手段により、基準位置を予め設定
することなく、遮光が行えるオペーク装置である。
上記装置を使用し、対象物の存在を検知する手段および
検出手段による情報、検出手段を通過した対象物を検知
する手段による情報、ならびに搬送距離およびもしくは
搬送速度により、予め遮光する位置を決めることを必要
とせずに、遮光すべき部分に遮光を行う自動オペークで
きる。
製版用フィルム等における不要な光透過部分または反射
部分の遮光には、形成されている画像(必要な部分)を
検出し、それ以外の部分、つまり不要な部分を遮光すれ
ばよいことに着目し、あるいはピンホール等の不要な部
分を検出し、この不要部分を遮光すればよいことに着目
し、従来のマスクシート利用法または修正液塗布法に比
較し、簡便、迅速かつ精度よく製版(オペーク)でき、
また熟練者によらなくとも作業できる装置である。
オペーク装置は、遮光対象物を、検知、搬送、露光、受
光、情報の記憶、検出、検知、遮光、を行う装置である
。つまり、対象物を検知し1画像部分または不要部分を
検出して遮光部分を求め、該遮光すべき部分を塗りつぶ
すものである。
検知手段としては、小型の光源とフォトトランジスター
の組み合わせによる対象物が光を遮る手段マイクロスイ
ンチを対象物が触れて作動させる手段。
あるいは対象物がローラを押し上げることでマイクロス
イッチを作動させる手段等である。
搬送手段としては、パルスモータ−等の駆動手段で駆動
されるローラ、該ローラとニップを形成して対象物を搬
送する対向ローラ、による手段、などが例示できる。な
お、パルスモータ−に限らず、ロータリーエンコーダー
を利用したモーター駆動でもよい。
露光手段としては、所望の精度をもって露光、該露光に
よる情報入手、が可能な手段であればよ(。
例えば光源と対象物との間にスリットを設けて露光した
り、光源からの光がシャープに所望の幅を有する露光1
等により行われる。露光手段としては、受光素子で受光
できるものであれば、特に制限されるものではなく1例
えばLEDアレイ、タングステンランプ、螢光燈、キセ
ノンランプ等が使用できる。
受光手段としては9通常使用されている受光素子が使用
できる。受光素子としては1種々のものが使用可能であ
る0例えばCOD密着型イメージセンサ−、フォトマル
チプライヤ−、ビジコンに代表される光導電型撮像管、
フォトダイオード、フォトトランジスター、太陽電池等
が使用できる。特にCOD密着型イメージセンサ−5例
えば東芝製CIPS304MS 1は製版用フィルム等
が、予め設定されている検出部分を通過する速度につい
て高速化が実現できるため、優れた受光素子である。
検出に際し、必要に応じて適当な拡大または縮小のレン
ズ系を利用することができ、検出能力の向上や装置の簡
易化を図ることができる。これにより受光素子の解像力
、すなわち必要部分の検出程度を。
利用されるレンズ系との組合せによって種々な設定が可
能である。
製版用フィルム等の画素の検出は、複数の受光素子を使
用、または単一または複数の受光素子を使用し、透過光
または反射光を受けるべく、移動するものであってもよ
い。
受光手段により得られた情報を対象物の所望領域につき
記憶する手段としては、書き込みと読み出しが可能なメ
モリであればよい。
検出手段としては、コンピュータが使用できる。
遮光手段としては、感熱転写装置である。
本発明に係わる製版用フィルム等の対象プラスチックフ
ィルムとしては、製版用フィルムの他に。
ネガまたはポジのモノクロまたはカラーフィルム等が例
示される。
検出された画像部分または不要部分は位置情報となり、
この位置以外の部分または不要部分、つまり非画像部分
の位置に、サーマルヘッドにより、遮光が施される。な
お、遮光を行う際2画像部分と非画像部分とを正確に区
分けし、この区分けに従って遮光できるが、遮光の画像
形成が一般に製版用フィルム等の画像に比べ、鮮鋭性が
必要な部分である画像部分を太らせ、ひいては非画像部
分である遮光部分を若干細らせて遮光することが好まし
い。また、不要な部分を検出する場合には、安全を見越
し、かつ画像部分にかからないように若干太らせて遮光
することもできる。
本発明のオペーク装置の構成は、対象物の存在を検知す
る手段、対象物を搬送する手段、vIi送されている対
象物を露光する手段、受光手段、記憶手段。
検出手段、検知手段、遮光手段、を有するものであり、
これらの手段を含む、一体となった装置は勿論。
例えば検知手段ないし検出手段を含む装置に、検知手段
および遮光手段を組合せた装置であってもよく。
さらにはそれぞれの手段を含む装置を組合せてもよい。
また、必要に応じて2画素サイズや検出ピッチを予め設
定しておくのではなく、これらを変更する入力手段で、
その都度設定できるようにしておいてもよい。画素サイ
ズは通常受光素子によって決定されることが多いが、変
更できるようにすることもでき。
簡易には受光素子の大きさの倍数単位で調整出来るよう
にしてもよい。また、検出ピッチも画素毎に行う9画素
の何個かおきに検出することなども可能である。検出ピ
ッチを固定方式とすることは勿論、可変とすることもで
きる。
入力手段としては9画素サイズを入力できるものであれ
ば特に制限されないが、キーボードなどが使用できる。
この走査による情報を、少なくとも走査1ライン以上を
何らかの手段で保持し1例えば走査3ライン中での独立
していない画素が必要な光透過または反射部分であると
2.予め設定しておくことにより、検出が可能となる。
従って、走査1ラインまたは1ライン以上による画素情
報を適当な方法で調査・検証することによって、必要な
部分としての決定ができる。すなわち1本来必要部分で
ある画像は1本来の画像部分の画素が独立して存在する
ことはなく、独立して存在するものは不要な部分である
ため、走査による前後およびまたは左右の画素の情報か
ら判断できる。
また、単位画像2例えば文字のような一定の大きさの画
像、だけからなる製版用フィルム等では、単位画像より
大きな不要な部分は、単位画像が連続して画像として存
在した場合、つまり画素が連続して単位画像以上に存在
したとき、不要な部分として認定できる。
なお、製版用フィルム等での本来の画像部分は連続した
ものであり、製版用フィルム等から製版された印刷版に
おいては、網点となっているが、大雑把な言い方をすれ
ば、製版用フィルムまたは印画紙等での画素は、印刷版
の網点に相当する。
また、メモリには、イメージスキャナー等のタイミング
で記憶し、遮光装置のタイミングで読み出す。
さらに、メモリから遮光装置のタイミングで読み出して
きたデータを例えば遮光装置であるサーマルプリンター
のヘッドの制御信号に変換し、パルス巾を制御すること
によりサーマルヘッドの温度コントロールを行う。
検出における決定に際しては、簡単なコンピューター処
理による画素の4連結または8連結等により調査・検証
してもよい。この連結法により製版用フィルムまたは印
画紙等の必要な光透過部分または反射部分である画素の
検出ができる。勿論、その他の方式による決定でもよい
本発明に係わる検出手段としては1本来の画像である部
分を検出する場合と不要部分を検出する場合とがあるが
1画像部分を検出する場合のほうが、不要な部分を検出
する場合に比べ、記憶容量が小さくて済むという利点が
ある。製版用フィルム等の画像部分がしめる割合は一般
に非画像部分に比べ小さいことが多く、さらに検出対象
がピンホール等に比較して大きいので検出手段である受
光素子(センサー)密度の細かいものを必要とせず、従
って1本発明に係わる検出手段では記憶容量が115な
いし1/20程度で行うことができる。
検出された画像部分は位置情報として、記憶装置に保持
され、この位置以外の部分、つまり非画像部分の位置に
遮光が施される。なお、遮光を行う際。
画像部分と非画像部分とを正確に区分けし、この区分け
に従って遮光できるが、製版用フィルム等の画像は鮮鋭
性が必要なことが多いため、必要な部分である画像部分
を太らせ、ひいては非画像部分である遮光部分を若干細
らせて遮光することが好ましい。
この操作のためには1例えば、4画素の明るさの勾配を
検証するか、9画素のラプラシアンの値を検証して1例
えば4画素の絶対値が正、ラプラシアンの値が負であれ
ば、検証の中心位置に必要画素の縁があることになり、
この必要画素の周囲に予め定められた画素数だけ必要画
素とすることにより、太らせることができる。
検出手段による必要な光透過部分または反射部分の検出
後、この部分以外に対し遮光層を直ちに製版用フィルム
等へ設けることができる。一般に検出手段と遮光手段と
は、離れている。従って1位置ずれを起こすことなく、
遮光する必要がある。予め位置決めを行うことなく、つ
まり、検出までを予め検出して処理し、この検出した位
置を何れかの手段に蓄え1位置合わせ、または見当合わ
せを行うことを必ずしも必要とせずに、遮光できること
が望ましく。
連続化した処理には必要な方法である。
本発明では、対象物の検知手段および検出手段により、
遮光すべき部分の、対象物の検知からの距離または位置
を、搬送距離およびもしくは搬送速度から、自動的に決
めることができる。さらに、遮光手段の前に設けられた
検知手段により、すでに求められている距離または位置
から、遮光を開始すべき距離または位置が自動的に決め
られ、何ら位置合わせ等の特別の処理を必要とせずに遮
光ができる。
製版用フィルム等における必要な光透過部分または反射
部分を検出し、この部分以外に遮光材料を設けるには、
または不要部分を検出し、この部分に遮光材料を設ける
には、検出から位1の決定までを検出対象である製版用
フィルム等が通過して遮光層付与手段へ到達する前に終
了しなければならないが遮光対象部分が到達する前であ
れば、使用されるコンピューター等のプロセスの種別や
使用れる処理言語(例、アセンブラ等)の処理速度ζは
限定されるものではない。
遮光層は、製版用フィルム等の不要な部分に転写または
付与された後、製版用フィルム等が受ける作業環境の中
で必要な耐性を有することが好ましく。
それぞれ作業環境に合う遮光層を選択することができる
次に遮光材料の1例を説明する。感熱転写材としては、
顔料または染料と熱溶融性皮膜形成材料とを含有し、5
0〜130℃程度で熱転写可能な転写材を支持体に設け
たものである。顔料または染料は。
製版用フィルムまたは印画紙等を使用する後工程である
露光作業において、遮光条件を満足するものである。熱
溶融性皮膜形成材料としては、ワックスまたはその他の
材料である。
感熱転写装置としては9通常の感熱転写プリンターが使
用でき1位置情報により、直ちにまたは可変できる予め
定められた時間をおいて、遮光層を形成する。なお、感
熱転写プリンターを使用した場合。
プリンター内の温度、サーマルヘッドの温度制御が必要
であり、さらには遮光層の転写には均一な加圧機構が必
要であるが、すでに知られている技術による対応で一定
の遮光層を設ける。
遮光層としては、熱溶融型感熱転写シートからの転写に
より遮光層が形成されるが、感熱転写材として、一般に
利用されている支持体にワックスおよび顔料もしくは染
料を含む感熱転写層を形成したもの。
支持体に熱溶融性層およびインキ層を積層したもの。
支持体に熱溶融性層、インキ層および熱溶融性層を形成
した感熱転写材等を使用する。
次に本発明を1実施態様により説明するが1本発明はこ
の実施態様に限定されるものでないことは。
前記説明より明らかである。
第1図は2本発明の装置および方法を概略的に説明する
ための断面図である。
製版用フィルムである検査対象物1は、自動オペーク装
置10の入口11に挿入される。挿入されると検知手段
12により、対象物の検知および搬送が開始される。な
お、搬送するための駆動を電源投入から常時作動してお
くこともできるが、望ましくは対象物の挿入から搬送を
開始する。21は搬送手段の1つであるローラを示す。
13は位置を決める基準となる検知手段(センサー)で
ある。第1図に示す自動オペーク装置10では検知手段
として12および13を設けているが、検知手段を1つ
として兼用することも可能である。検知手段13による
検知は位置決めのための機能を有する。つまり、検知開
始の情報が1次の露光、受光および検出による位置情報
の基準ともなり得る。なお、予め対象物に設けられた基
準位置を示す標識によってもよい。
搬送されている対象物に対し、露光を行う。露光手段と
しては9図面に示した例では、照明光源14およびスリ
ット15からなる。
受光手段としては、露光手段からの光(第1図では透過
光を示しているが1反射光による場合でもよいことは勿
論である)を受光素子に入射させるミラー16および受
光素子であるカメラ17である。
記憶手段および受光手段としては、検出コントローラ3
1.演算装置(CPU)32.記憶手段33および補助
記憶手段35を有する。
受光手段を通過した対象物1は遮光手段の前に設けられ
た検知手段18により検知される。この検知が遮光位置
を決める基準ともなる。
検知手段13による検知からの情報が基準となり。
この基準を基に、搬送距離または搬送速度から、検出さ
れた画像情報の位置が自動的に設定できる。つまり、検
知手段13によるスタート点からの間隔を求めることが
でき、この位置情報を記憶させておき。
検出手段からの対象物の座標情報と合わせて、遮光手段
にインプットされることにより予め位置決めを行うこと
なく、遮光が行える。遮光手段の前に設けられた検知手
段18による検知により、この基準情報と検出された位
置情報から自動的に処理ができることになる。なお、検
知手段13と露光される場所との距離、および検知手段
18と遮光手段40との距離とは必ずしも同じである必
要はない。
遮光手段としては9位置情報に基づき、遮光を行うため
の1例えば感熱転写プリンター40である。
感熱転写プリンター40はサーマルヘッド41および感
熱転写材42を主たる構成とするものであり。
前記位置情報により、感熱転写プリンターのサーマルヘ
ッド41への指示を行い、遮光層形成をJる。
つまり1位置情報によりサーマルヘッド41が遮光材料
である感熱転写材42から遮光層を検査対象物1へ設け
る。なお、43は感熱転写材42を供給するための巻き
取りローラ、44は使用済の感熱転写材42を巻き取る
ローラ、を示す。また、ローラ23は搬送手段であると
共に感熱転写手段のプラテンをも兼ねる。
感熱転写材を使用した転写が行われた後、静電気除去手
段の一例である導電性ローラ50を搬送速度に一致して
、製版用フィルムへ接触させることにより、対象プラス
チックフィルム1の静電気が除去される。第1図では静
電気除去手段として、導電性ローラを使用した例を示し
ているが、静電気を中和または逃がす手段であれば、刷
毛状のものやイオン発生方式等の手段であってもよい。
なお、製版用フィルム等の大きさは使用される画像の大
きさ2例えば街頭広告用またはカタログ用等によって様
々な形状と大きさとなる。
これらの検査対象物の大きさに対応するため。
サーマルヘッドや遮光層形成手段である感熱転写材の大
きさを合わせるが、感熱転写材としてはテープ状にして
おくことにより、小さい面積のテープでも対応が可能と
することもできる。
遮光は9位置情報によって、サーマルヘッド41が加熱
され、転写材(遮光材料)が熱溶融し、検出された画像
部分以外または不要な部分への遮光層形成がなされる。
本発明に係わる感熱転写材にて遮光した製版用フィルム
等は、遮光層の接着性、耐摩擦性は良好であり、かつ完
全に遮光される。従って、後工程においても、従来の手
工的作業の遮光と同様な取り扱いでも剥離等は生じない
製版用フィルム等の検査対象物1はベルトやローラ等を
含む搬送手段によって露光、検出手段へ進む。
露光、検出手段には、蛍光灯やLEDアレイ (透過用
)1反射用、つまり印画紙用を照明光a(露光手段)と
し、CCD受光素子等(検出手段)が搬送方向と直角に
配置されており、入力手段33がCPU32に接続され
、入力されたサイズ、さらには検出ピンチに基づきCP
U32を介して検出コントローラ31からの指示により
、露光手段が稼働する。検出手段からの情報である検査
対象物の画像情報を順次にCPU (演算装置)32管
理下のメモリー34に記憶される。なお2本発明におけ
る装置において。
CPU32は必ずしも必須ではなく、場合によっては、
cpuを設けない装置とすることも可能である。
なお、搬送手段は検査対象物の保持を目的に動作し1本
例では動作確認のためにロータリーエンコーダー(図示
せず)を使用している。メモリー34に記憶された情報
量が搬送直角方向で3ライン相当に達したら第3図に示
す4連結画素の情報を比較器50で比較し、必要な部分
である文字または絵柄を。
予め定めた値によって決定される。この比較−決定によ
り必要な部分とされた場合、相当する座標情報をサブメ
モリー35に記憶させる。
本発明の装置では、予め検出ピンチを画素毎または画素
の1つおき等に設定することもできる。
決定のために参照する画素の数は同一でよく9例えば、
検出対象の文字等が大きくなった場合、小さい文字の検
出のときよりも、粗い画素数、つまり文。
字等の1つあたりの画素数は同一でよく、これがために
必要部分と不要な部分との大きさが通常のものと異なっ
ていても、検出、遮光に要する処理時間等は通常の場合
と同一である。つまり、小さい画像単位(画線2文字等
)でも、大きな画像単位のであっても、処理時間等は変
らない。すなわち、参照する画素の数が同一であるため
である。
また1本発明では画素の大きさを予め設定することもで
きるが、目視で通常に処理する製版フィルム等の文字等
との比較1画像を形成している文字等の大きさ1例えば
級数やポイントの比較等を利用し。
自動化することもできるが、必ずしもこれらに限定され
ることはなく、キーボードを用いて1画素の大きさや検
出ピッチの入力を行うこともできる。なお。
通常の文字であれば1画素の大きさは約400μmとす
ればよい。また9画像の検出では、露光強度。
露光強度の周期的な変化も設定でき、この露光の変化条
件は、必要な部分の検出と同定をより迅速にする上で有
効である。画素の大きさや検出ピッチは。
キーボード等より入力される。入力されたサイズはCP
Uを経て検出手段に設定される。本発明での画素大きさ
の設定がキーボードから入力されたサイズに基づき、c
puで計算される。さらにはCPUで。
参照するピッチを変えたり、サイズの記憶ができる。
通常は、オペーク装置の検出ピッチ(巾)を変更するこ
とにより、検出が実施される。
なお、検出ピッチを変更する例としては、入力手段33
により、検出ピッチを設定することは勿論。
CPU32で演算できるようにすることもできる。
また、検出手段への露光条件の変更は2時間(被検査物
の搬送)方向での露光強度の変化を主としていて、光源
の明るさの変化によるピンホール等の検出素子にとって
の検出程度の差を生じせしめる効果がある。すなわち、
検出素子における検出の闇値は検出素子への入光する光
の強度と時間で決定されるが、露光強度を予め設定した
条件に従って変更(調光)は、この強度と時間を利用し
て、ピンホールと文字等の本来の画像の決定をより容易
にしているこ4゜ とになる。
遮光部40は、感熱ヘッド41および感熱転写材42を
主たる構成とするものである。感熱ヘッド41は搬送方
向に対し直角に配置してあり、サブメモリー35と検査
対象の双方の位置情報の論理積結果によって、感熱ヘッ
ドが加熱され、転写材が熱溶融し、検出された不要な部
分への遮光層形成がなされる。
本発明のすベーク装置による場合では、オペークの終わ
った製版用フィルム等に静電気の発生が殆ど見られなか
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の装置の1実施態様を示す概略断面図
である。 図中の符号は、1−検査対象物、l〇−自動オベーク装
置、11−人口、12,13.18−検知手段、14.
15−露光手段、16.17−受光手段、19−出口、
21,22,23.24−搬送手段、31−検出コント
ローラ、32−演算装置、33−人力手段、34−記憶
装置、35−補助記憶装置、4〇−遮光手段、5〇−静
電気除去手段、をそれぞれ表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像形成された製版用フィルム等の対象プラスチッ
    クフィルムの画像部分を検出またはピンホール等の不要
    な部分を検出し、画像部分以外または不要な部分に遮光
    材料を設ける装置を含むオペーク装置において、遮光材
    料を設ける装置が感熱転写装置であり、感熱転写を行っ
    た対象プラスチックフィルムに対し静電気除去を行う手
    段を設けてなることを特徴とするオペーク装置。 2、静電気除去を行う手段が、導電性ローラであること
    を特徴とする請求項1記載のオペーク装置。 3、静電気除去を行う手段が、導電性ブラシであること
    を特徴とする請求項1記載のオペーク装置。
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