JPH02195497A - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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JPH02195497A
JPH02195497A JP1413589A JP1413589A JPH02195497A JP H02195497 A JPH02195497 A JP H02195497A JP 1413589 A JP1413589 A JP 1413589A JP 1413589 A JP1413589 A JP 1413589A JP H02195497 A JPH02195497 A JP H02195497A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、煙、熱、ガス等の火災現象の物理量に関する
検出情報及び/または部屋の大きさや人数、周囲温度等
の環境情報に基づいて火災確度や危険度等の少なくとも
1つの火災情報を得るための火災警報装置に関するもの
である。
[従来の技術及び問題点コ 火災を検出するための種々の検出法がある。例えば一番
単純の方法としてセンサ・レベルすなわち火災感知器の
検出情報により火災判定を行う場合を考えると、センサ
・レベルが成る所定のレベルを超えた場合に火災信号を
出力するようにしている。この場合に火災感知器から出
力される火災信号は、所定のレベルを超えているか否か
により一義的に決定されるものであり、種々の環境条件
を充分に考慮したものとは言い難い。また、火災感知器
からの検出情報に加うるに、環境情報をも収集し、それ
ら検出情報並びに環境情報から総合的に火災判定するよ
うにすることも考えられてはいるが、あいまいな環境情
報をも考慮して充分に信頼性のおける火災信号を得るに
は至っておらず、人間の怒覚からすると、火災信号がオ
ンであっても必ずしも火災であると凹定できない場合が
多々ある。
このような欠点を解消するために、本件出願とと同日出
願される「火災警報装置」という名称の特許出願によれ
ば、 火災現象に基づく物理量の検出情報、並びに部屋の大き
さや周囲温度等の、該検出情報に影響を与える種々の環
境情報を収集し、がっ、必要に応じて、これら収集情報
から収集情報の時間的な変化量や積分値等の、いわゆる
加工情報をも得、また、各収集情報及び各加工情報ごと
に、収集加工情報対火災情報の関数を定義関数として式
もしくはテーブル等の方法で予め定義しておくと共に、
これら定義関数に基づいて行われるべき複数の処理のル
ールをも定義しておき、 定義された各定義関数並びに各処理のルールに基づいて
各収集・加工情報の処理を行って、各処理のルールごと
の関数値を得、得られた関数値の平均を求めることによ
り精度の高い火災情報を得る、 ようにしたものが示されている。
定義関数としては、収集情報として例えば火災感知器で
検出された成る値の検出情報、または加工情報として該
検出情報の積分値や微分値、に対する火災確度のような
火災情報が0〜1の範囲で表わされている。
また、処理のルールとしては、収集・加工情報のうちの
1つの情報に基づくルールが定義されている場合と、2
つ以上の情報に基づくルールが定義されている場合とが
あり、1つの情報に基づくルールが定義されている場合
としては、成る収集・加工情報に対してはどの定義関数
を用いて火災情報としての火災確度を得るべきがが定義
されている。また、2つ以上の情報に基づくルールが定
義されている場合としては、各情報ごとの定義関数値の
うちの最小のものを火災確度として採用する笠のルール
が決められている。
このような処理のルールは火災感知器に対して複数が定
義されており、定義されている複数の処理のルールごと
に、対応の定義関数を用いて、各火災感知器に関連の収
集・加工情報が処理されて定義関数値すなわち火災情報
としての火災確度が求められる。処理のルールごとに求
められた火災確度は次に平均される。
このように、複数の収集・加工情報を考慮し各情報ごと
に火災確度のような火災情報を得、かつ得られたそれら
火災情報は正当に絞り込まれるようにしているので、信
頼性の高い火災確度が得られる。
このように上記特許出願に示されたものは信頼性の高い
火災情報を得ることができるが、本願発明はそれを一歩
進め、環境状慧に応じて、より有効なルールに対しては
大きい重みを与えるようにして各処理のルールに対して
重付けを行うことにより、−層信頼性の高い火災警報装
置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 従って、本発明によれば、火災現象に係わる種々の情報
に基づいて火災情報を得るための火災警報装置において
、 火災現象に係わる種々の収集情報、並びに該収集情報か
らの加工情報を得るための情報取得手段(FS、Sl、
  SI2、CL、ROM16、並びにステップ106
.112.116.118.120.122.124.
126)と、該情報取得手段により得られた各情報ごと
に前記火災情報に対する関数を定義しておくと共に、該
定義されている関数を用いて行われるべき複数の処理の
ルールを定義しておく定義手段(ROM13、ROM1
4)と、 前記情報取得手段により得られた情報により決定される
環境状態に応じて、前記定義手段に定義されている前記
各処理のルールに対して重付けする制御手段(ROM1
2、ROM15、並びにステップ1.28)と、 該制御手段により重付けされた前記各処理のルールに従
って、前記定義手段に定義されている対応の関数を用い
て、前記情報取得手段により得られた情報の処理を行っ
て、前記各処理のルールごとの重付けされた関数値を得
(ステップ130〜〕44)、得られた関数値の重心を
求める(ステップ146)ことにより前記火災情報を得
る処理手段と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置が提供される。
[作用] 情報取得手段により得られる火災現象に係わる情報とし
ては、火災現象に基づく物理量の検出情報はもちろん、
部屋の大きさや周囲温度等の、検出情報に影響を与える
種々の環境情報も含まれ、また、これら情報の時間的な
変化量や積分値等の、いわゆる加工情報も含まれる。
例えば記憶手段であって良い定義手段には、情報取得手
段により得られた各情報ごとに収得情報対火災情報の関
数が式もしくはテーブル等の方法で定義されていると共
に、情報の処理を行う際に、いずれの取得情報対火災情
報の関数を用いるべきか等に関する複数の処理のルール
も定義されている。
制御手段は、まず、情報収得手段により得られた情報か
ら、火災情報を得るべき場所の環境状態を決定し、該決
定された環境状態に応じて、定義手段に定義されている
各処理のルールに対して重付けを行う。
I&後に、処理手段は、制御手段により重付けされた各
処理のルールに従って、定義手段に定義されている対応
の関数を用いて、情報取得手段により得られた情報の処
理を行い、各処理のルールごとの重付けされた関数値を
得、得られた関数値の平均値を求める笠の重心を求める
操作を行うことにより、火災確度や危険度等の火災情報
を得る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について誂明する。
第1図は、各火災感知器で検出された火災現象に基づく
アナログ物ff1ffiのセンサ・レベルを火災受信機
REや中継器等の受信手段に送出し、該受信手段では収
集されたセンサ・レベルに基づいて火災判断を行ういわ
ゆるアナログ式の火災警報装置に本発明を適用した場合
のブロック回路図である。もちろん、本発明は各火災感
知器側で火災判断を行い、その結果だけを受信手段に送
出するオン・オフ式の火災警報装置にも適用可能なもの
である。
第1図において、REは火災受信機、DE、〜DENは
、例えば一対の電源兼信号線のような伝送ラインL、を
介して火災受信機REに接続されるN個のアナログ式の
火災感知器であり、その1つ1番火災感知器DE、につ
いてのみ内部回路を詳細に示している。
火災受信機REには、また、伝送ラインL2を介して換
気回数センサ、並びに伝送ラインL3を介して人数セン
サが接続されて示されている。これら換気回数センサや
人数センサは、例えば部屋ごと等に配置されており、各
火災感知器対応に設けられていたり、いくつかの火災感
知器につき]つというように配置されたりしており、各
火災感知器が換気回数センサ及び人数センサのいずれに
関連しているかが対応表等で分かるようになっている。
第1図には1番火災感知器DE、に関連する換気回数セ
ンサS11及び人数センサSI2のみが示されている。
火災受信1fiREにおいて、 MPU1は、マイクロプロセッサ、 RoMllは、後述する本発明の動作に関係したプログ
ラムを格納したプログラム記憶領域、ROM12は、重
みルール選択用制御ルールの記憶領域、 ROM13は、個別ルール用の記憶領域、ROM14は
、個別ルールの定義関数、すなわちセンサ・レベルSL
Vに対する定義関数、積分値に対する定義関数、時刻に
対する定義関数等、その他種々の定義関数を格納した定
義関数用の記憶領域、 ROM15は、重みルール・テーブル用の記憶領域、 ROM16は、各火災感知器ごとの危険度合用の記憶領
域、 RAMIIは、各火災感知器ごとに収集したセンサ・レ
ベルを格納するための各火災感知器ごとの領域を含む、
センサ・レベル用の記憶領域であり、後述する傾きを求
めるために、各火災感知器から複数回に渡って収集され
る複数のセンサ・レベルが各火災感知器ごとに記憶され
る。
RAM12は、センサ・レベルの傾き用の記憶領域、 RAM13は、積分値用の記憶領域、 RAM14は、危険度合用の記憶領域、RAM15は、
重付は値ωrsの合計値用の記憶領域、 RAM16は、定義関数と重付は値ωrSとの積の合計
値用の記憶領域、 RAM17は、作業用領域、 DPは、CRT等の表示器、 opは、操作部、 CLは、時計、 TRXIIは、火災受信fiREに火災感知器DE1〜
DENを接続する、直・並列変換器や並・直列変換器等
で構成される信号送受信部、TRX12は、前述の換気
回数センサを接続するための信号送受信部、 TRX13は、前述の人数センサを接続するための信号
送受信部、 IF11〜IF16は、インターフェース、である。
また、火災感知器DE、において、 MPtJ2は、マイクロプロセッサ、 ROM21は、プログラムの記憶領域、ROM22は、
自己アドレスの記憶領域、RAM21は、作業用領域、 FSは、火災現象に基づく熱、煙、あるいはガス等のい
ずれかの物理量を検出する火災現象センサ部であり、図
示しないが、増幅器、サンプルホールド回路、アナログ
・ディジタル変換器等を有している。
TRX21は、TRXIIと同様の信号送受信部、 lF21及びI F22は、インターフェース、である
本発明は前述のように各火災感知器並びに関連の環境セ
ンサからの取得情報に基づいて、火災判断の推論を行う
際に、状況に応じて推論を行うべき各ルールに対して重
付けを行うようにしたものである。
火災受信機RE内の定義関数の記憶領域ROM14(第
6図参照)には、ルールa〜gのような種々のルールで
実際に用いられる実際の関数値すなわち定義関数が式も
しくはテーブルの態様で格納されている。記憶領域RO
M14に格納されているルールa〜gのような定義関数
の例がそれぞれ第2図(a)〜(g)に示されており、
この第2図の例では、種々の取得情報すなわち入力情報
(横軸)に対する火災情報(縦軸)としての火災確度が
示されている。
第2図(a)には、入力情報としての火災現象検出用セ
ンサ部FSからのセンサ・レベルSLVに対する定義関
数F、(SLV)すなわち火災確度が0〜1の値で示さ
れており、 第2[](b)には、センサ・レベルが所定のレベルL
V、を超えてからの時間tに対する火災確度の定義関数
p2(t)が示されており、第2図(e)には、センサ
・レベルの傾きΔSLVに対する火災確度の定義関数F
、(△5LV)が示されており、 第2図(d)には、センサ・レベルの積分値ΣSLVに
対する火災確度の定義関数F4(ΣSLV>が示されて
おり、 第2図(e)には、換気回数/時が火災判断値に影響を
与える場合に、環境情報としての換気回数n/時に対す
る火災確度の定義関数Fs(n)が示されており、 第2図(「)には、環境情報として例えば室内の人数p
に対する火災確度の定義関数Fa(p)が示されており
、 そして第2[Z(g)には、環境情報として室内の危険
度合11に対する火災確度の定義関数F7(’h)が示
されている。
定義関数の記憶領域ROM14には、その他種々の定義
関数が格納されることができ、必要に応じて取り出して
用いられ得る。
火災受信1r(E内の個別ルール用の記憶領域ROM1
3には、ルールa〜gのような種々のルールの内容並び
に該ルールに用いられる定義関数の記憶領域ROM1.
4内のアドレスが記憶されているく第6図参!!1)。
その例を示せば以下の通りである。
ルールa;センサ・レベル5LV=Xならば、火災情報
としての火災確度は定義関数F 1(SLV)を用いて
PI(X)と決定されるべきであり、該定義関数F、<
5LV)ハ記憶領域ROM14内のアドレスA D +
から始まる領域に格納されている。
ルールC:センサ・レベルSLYが所定のレベルLV、
を超えてからの時間t=Tならば、火災情報としての火
災確度は定義関数F2(t)を用いてF2(T)と決定
されるべきであり、該定義関数F 2(t)は記憶領域
ROM14内のアドレスAD2から始まる領域に格納さ
れている。
ルールC:センサ・レベルSLVの差分値もしくは一定
時間の傾きΔ5LV=Yならば、火災情報としての火災
確度は定義関数F3(ΔS L V )を用いてF3(
Y)と決定されるべきであり、該定義関数F 3 (△
SLV ) ハ記憶領域ROM14内のアドレスAD、
から始まる領域に格納されている。
ルールC:センサ・レベルSLVの所定のレベルLV、
を超えてからの積分値がΣSLV=Mならば、火災情報
としての火災確度は定義関数F4(Σ5LV)を用いて
F4(M>と決定されるべきであり、該定義関数F、(
Σ5LV)は記憶領域ROM14内のアドレスAD、か
ら始まる領域に格納されている。
ルールe;火災悉知器の設置されている室の換気回数n
 (/時)=Nならば、火災情報としての火災確度は定
義関数Fs(n)を用いてF 、(N )と決定される
べきであり、該定義関数Fs(n)は記憶領域ROM1
4内のアドレスADSから始まる領域に格納されている
ルールr;火災感知器の設=されている室の人数p=p
ならば、火災情報としての火災確度は定義関数Fs(p
)を用いてF、(P)と決定されるべきであり、該定義
関数Fs(p)は記憶領域ROM14内のアドレスAD
@がら始まる領域に格納されている。
ルールg:火災感知器の設置されている室の危険度合h
=Hならば、火災情報としての火災確度は定義関数F7
(h)を用いてF、(H)と決定されるべきであり、該
定義関数F、(h)は記憶領域ROM14内のアドレス
A D tがら始まる領域に格納されている。
等である。
火災受信lll1RE内の重みルール選択用制御ルール
の記憶領域ROM12(第5図参照)には、環境状況に
応じて選択使用されるべき重みルール制御用ルールが記
憶されている。その例を示せば以下の通りである。
重み制御用ルール1:時刻がT1〜T2の間で、室が換
気されている時は、重みルール・テーブルAを選択。
重み制御用ルール2:時刻がT、〜T2の間で、室が換
気されていない時は、重みルール・テーブルBを選択。
重み制御用ルール3:時刻がT1〜T2以外の時で室が
換気されている時は、重みルール・テーブルCを選択。
重み制御用ルール4:時刻がT1〜T2以外の時で、室
が換気されていない時は、重みルール・テーブルDを選
択。
等である。ここでは実施例として4つの重み制御用ルー
ルのみが示されたが、実際には、記憶領域ROM12に
はさらに多数の重み制御用ルールが格納され得る。
火災受信fiRE内の重みルール・テーブルの記憶領域
ROM15には、上の例において4つで示した重みルー
ル・テーブルA−,−Dのような複数の重みルール・テ
ーブルが格納されており、各重みルール・テーブルには
、記憶領域ROM13に格納されているルールの順番で
、各ルールに対して重付けすべき値ωijが格納されて
いる。第5図には重みルール・テーブルAについてのみ
重付は値の記憶態様が示されており、第5図においてω
ijのi=1〜7はルールa〜8に対応し、j=1〜4
が重みルール・テーブルA〜Dに対応する。
なお、以上の記憶領域ROM12、ROM13、ROM
14、ROM15は、環境条件の変化等、必要時に、書
換えることができるか、もしくは取り替えることができ
るようにするのが好ましい。
以下、第3図及び第4図のフローチャートをも用いて第
1図の動作を説明する。
火災受信機REは1〜N番の火災感知器DE〜DENか
ら順番にデータを収集して信号処理を行っていく。以下
、1番火災感知器D E +に関する信号処理について
説明する。1番火災怒知器DE、にデータ収集命令を送
出した後、該1番火災感知器DE、からセンサ・レベル
SLVが返送されてくると、該返送されたセンサ・レベ
ルSLVは5LVnとして読込まれくステップ106)
、所定のレベルLV、と比較される(ステップ]08)
比較の結果、センサ・レベル5LVnが所定のレベルL
V、より小さいならば(ステップ108のN)、該1番
火災感知器D E +のためのさらなる信号処理動作は
行われず、センサ レベルが所定のレベルLV、以上で
ある時間を計数するだめの変数Tτ1がクリアされた後
(ステップ110)、次の火災感知器D E 2のため
の信号処理動作に行く。
センサ・レベル5LVnが所定のレベルLV、以上であ
るならば(ステップ108のY)、該センサ・レベル5
LVnがセンサ・レベル用の記憶領域RAM11に格納
されると共に(ステップ114)、センサ・レベルSL
Vが所定のレベルLV、以上である時間を計数するため
の変数Tnが1つ増分された後(ステップ112)、1
番火災惑知器DEのための信−リ処理動作が続けられて
いく。
まず、1番火災怒知器DE、について、重みルール遍択
用制御ルールの記憶jfA域ROM12内の何番の重み
制御用ルールが適用されるべきかが決定されなければな
らない。そのためインターフェースIF13を介して時
計CLから時刻Timeが読込まれると共にくステップ
122)、インターフェースIF14を介して該1番火
災感知器DE+に関連の換気回数センサS1.から換気
回数Nが読込まれる(ステップ124>。
また、適用すべき重み制御用ルールが決定された後に該
重み制御用ルールに従って信号処理動作を行うために用
いられる情報を得るための情報取得動作も行われる0本
実施例の場合、情報取得動作として前述の変数Tnの演
算(ステップ112)に加うるに、センサ・レベルの差
分値すなわち傾きΔSLY (ステップ116)、並び
にセンサ・レベルSLVが所定のレベルしvl を超え
てからの積分値ΣSLV (ステップ118)が演算さ
れ、さらに、1番火災感知器D E+ に対する室の危
険度合が記憶領域ROM16から読込まれて記憶領域R
A M14に格納され(ステップ120)、そして信号
送受信部TRχ13及びインターフェースIF15を介
して人数センサS■2から1番火災怒知器D E + 
に関連する室の人数Pが収集される(ステ・ンブ126
)。
ここに、差分値ΔSLVは、センサ・レベル用の記憶領
域RAM11に複数が記憶されたセンサ・レベルの内、
例えば、今回収集されたセンサ・レベルと先に収集され
たセンサ・レベルとの差を、先と今回の時間差で除する
ことにより演算され、記憶領域RAM12に格納される
また、積分値ΣSいの演算は、問題となっている1番火
災感知器DElから所定レベルLV、以上のセンサ・レ
ベルSLVが収集されるごとに、前回までに積分値用の
記憶領域RAM13に格納されている積分値ΣSLVに
、センサ・レベルSLVの該所定レベルLV、以上の値
(SLV −LV 、 )を加算していくことにより行
われ、この加算結果でもって、積分値用の記憶領域RA
M13に格納されている前回までの積分値は更新される
。すなわち、前回までの積分値用の記憶領域RAM13
の内容(RAM13)=Σ乳Vは、(RAM13)+乳
V−LM。
でもって更新される。
以上の各種情報が取得されてしまうと、まず、ステップ
122及び124により得られた時刻Time並びに換
気回数Nの情報を、第5区に一層詳細に示した記憶領域
ROM12内の時刻並びに換気回数情報と比較すること
により、重みルール選択用制御ルールの記憶領域ROM
12に記憶されている何番の重み制御用ルールを用いる
べきかの決定が為される(ステップ128)。例えば、
時刻情報Timeから時刻がT1〜T2の間にあり、か
つ換気回数情報Nから該火災感知器の設置されている室
が換気されていると判断されたならば、第5図に示すよ
うに、重み制御用ルール1が採用される。
重み制御用ルール1が採用された場合について説明を進
めると、記憶領域r(0M12内の重み制御用ルール1
用領域には、比較用の時刻T1〜T2や換気回数情報に
加うるに、用いるべき重みルール・テーブルAの記憶領
域ROM15内の領域の先頭アドレスTAD、も格納さ
れており、該先頭アドレスTAD、から、第5図に線!
、で概念的に指し示すように、重みルール・テーブルA
の場所並びにその内容を知ることができる。
また、同時に、個別もしくは知識ルール用の記憶領域R
OM13の先頭アドレスKADも読込まれる(ステップ
130)、知識ルールもしくは個別ルール用の記憶領域
ROM13内の記憶R様が第6図に示されており、ルー
ルa〜gの順番に、それらルールに用いられるべき定義
関数の記憶領域ROM14内のアドレスAD、〜A D
 7等が記憶されている。
以下、ルールa〜gについて順番に信号処理動作を行っ
ていくために、ルールa〜gの順番の変数rがr=oに
設定される(ステップ132)。
最初にルールaについての処理について説明すると、記
憶領域ROM13の先頭アドレスKADに変数r=o 
 を加算することにより、すなわちKAD+r =KA
Dから、記憶領域ROM13内の個別ルールaの情報の
入っているアドレスを知ることができ、該アドレスKA
Dに入っている内容から、ルールaで用いられる第2図
(a)の定義関数の入っている、記憶領域ROM14内
の領域の先頭アドレスAD、を読込む(ステップ134
)。
次に、ルールaに用いる入力情報の値、すなわちステッ
プ114で記憶領域RAM11に格納された最新のセン
サ・レベル5LVnを先頭アドレスAD、に加算し、第
2図(a)の定義関数の入っている領域のA D + 
+ 5LVn番地の内容を読込む(ステップ136)、
この領域のAD、+5LVn番地の内容がセンサ・レベ
ル5LVnに対する定義関数値すなわち火災確度F 、
 (SLVn)に対応する。
次に、ステップ128で読込まれている重みルール・テ
ーブルAの先頭アドレスTAD、に同しく変数r=oを
加算し、アドレス TADl+ r=TAD、が指し示
す記憶領域ROM15内の領域から、ルールaの重付は
値ω、を作業用領域RA M 17に読込むと共に、該
重付は値ωの値を、重付は値の合計値を求めるための記
憶領域RAM15に格納する(ステップ138)。次に
、先に求められた定義関数値F + (SLVn>と重
付は値ω11 との乗算値ωl l ・F + <5L
Vn)を求め、それを合計値用の記憶領域RAM16に
格納する(ステップ140)。
その後、変数rが1つ増分されて(ステップ142)、
r−1すなわちルールbについての同様の処理に行く。
ルールbの場合もルールaの場合と同様に記憶領域RO
M13の先頭アドレスKADに変数r=1 を加算し、
KAD+ r −KAD+1  から、記憶領域ROM
13内の個別ルールbの情報の入っているアドレスを知
ることができ、該アドレスKAD+1に入っている内容
から、ルールbで用いられる第2図(b)の定義関数の
入っている、記憶領域ROM14内の領域の先頭アドレ
スA D 2が読込まれる(ステップ134)。
次に、ルールbに用いる入力情報の値、すなわちセンサ
・レベルが所定のレベルLV、を超えてからの時間T(
ステップ112で求められている)を先頭アドレスAD
2に加算し、第2図(b)の定義関数の入っている領域
のAD2+T番地の内容すなわち火災確度F2(T)が
読込まれる(ステップ136)。
次に、ステップ128で読込まれている重みルール・テ
ーブルAの先頭アドレスT A D +に同じく変数r
−1を加算し、アドレスT A D r 十r=TAD
、+l  が指し示す記憶領域ROM15内の領域から
、ルールbの重付は値ω21 を作業用領域RAM17
に読込むと共に、該重付は値ω21の値は、先に記憶領
域RAM15に格納されている重付は値ω、に加算され
、記憶領域RAM15の内容は該加算値ω、十 ω2.
でもって更新される(ステップ138)、このようにし
て各ルールa−Hの処理ごとにステップ138において
記憶領域RAM15には重付は値ω11〜ω7Iが順次
加算されていく。
次に、先に求められた定義関数値F2(T)と重付は値
ω2□との乗算値ω21・F2(T)が求められ、該乗
算値は、先に記憶領域RAM16に格納されている乗算
値ω11・F 、(SLVn)に加算され、合計値用の
記憶領域RAM16の内容は該加算値ω11 ・F 、
(SLVn) + (1321・F 2(T)でもって
更新される(ステップ140)、このようにして、各ル
ールa〜gの処理ごとに、ステップ140において、記
+!i頭域RAM16には、乗算値(IJII ・F 
+<5LVn) 〜(1)?+ ・F 7(P )が順
次加算されていく。
以下、ルールQ ”−gについても同様に処理が行われ
、ステップ116.118.124.126.120で
それぞれ決定されている差分値△SLV、積分値ΣSL
V、換気回数n、大数p、危険度合11に基づいて、火
災確度F3(△5LV)、F、(ΣSLい、Fs(n)
、Fi(p)、F、(h)が求められ、それら火災確度
すなわち定義関数値に、記憶領域ROM15内の重みル
ール・テーブルA内に格納されている重付は値ω、1〜
ω7.がそれぞれ乗算され、最終的に、記憶領域RAM
16には (RAM16)−Σ ωi、・FI ・ ・(式1)が
格納される。また、記憶領域RAM 15には(RAM
15)−Σ ω11    ・ ・ ・(式2)が格納
される。
このようにしてルールa〜gのすべてについての処理が
完了するとくステップ144のY)、記憶領域RAM1
6に格納された上式1の、火災確度と重付は値との積の
加算値もしくは合計値(RAM16)は、記憶領域RA
M15に格納された上式2の重付は値の合計値(RAM
15)でもって除算され(ステップ146)、除算され
た値Totalは表示器DPに表示される(ステップ1
52)と共に、火災確度の基準値にと比較され、該基準
値以上ならば(ステップ148のY)火災表示を行う等
の適当な火災動作が行われる(ステップ150)。
これにて、1番火災感知器DE、に対する信号処理動作
は終了し、次の2番火災恐知器DE2以降の各火災感知
器に対しても収集情報から重みルール泗択用制御ルール
の記憶領域内の適切な重み制御用ルールを遇択すること
により、同様の処理動作が行われていく。
なお、以上の実施例においては、重み制御用ルールの内
容としては重み制御用ルール1〜4を、また、処理のル
ールとしてはルールa〜gを、そして定義関数としては
第2図(a)〜(g)のものを示したが、これはあくま
で説明のためであり、これら重み制御用ルール、処理の
ルール、並びに定義関数は、用いられる環境に応じて適
宜増減もしくは内容変更され得るのは容易に理解されよ
う。
[発明の効果コ 以上、本発明によれば、情報取得手段により得られた各
情報ごとに火災情報に対する関数を定義しておくと共に
、該関数を用いて行われるべき複数の処理のルールをも
定義しておき、それら処理のルール及び該処理のルール
に対応の関数に基づいて、情報取得手段により得られた
各情報の処理を行うようにしたものにおいて、環境状態
に応じて、各処理のルールに対して重付けを行うように
したので、環境状態に適した有効なルールに対しては大
きい重みを与えることができ、−層信頼性の高い火災情
報を得ることができるという効果がある。また、同種の
定義関数を用いたルールに対しては1つのルールに重み
を付与することにより対処できるので、ルールの数を減
らすことができるという効果も合わせ持つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を適用した火災警報装置を
示すブロック回路図、第2図は、本発明の実施例で用い
られ得る定義関数の例を示す図、第3図及び第47は、
第1図の火災警報装置の火災受信機側の動作を説明する
ためのフローチャート、第5図は、重みルール選択用制
御ルールの記憶領域ROM12と、重みルール・テーブ
ルの記憶領域ROM15との関連を示す概念図、第6図
は、個別ルールの記憶領域ROM13と、定義関数の記
憶領域ROM14との関連を示す概念図、である。 図において、REは火災受信機、MPU1はマイクロプ
ロセッサ、ROMIIはプログラムの記憶領域、ROM
12は重みルール選択用制御ルールの記憶領域、ROM
13は個別ルール用の記憶領域、ROM14は定義関数
用の記憶領域、ROM15は重みルール・テーブル用の
記憶領域、ROM16は危険度合用の記憶領域、RAM
IIはセンサ・レベル用の記憶領域、RAM12はセン
サ・レベルの傾き用の記憶領域、RAM13は積分値用
の記憶領域、RAM14は危険度合用の記憶領域、RA
M15は重付は値の合計用の記憶領域、RAM16は定
義関数値と重付は値との績の合計用の記憶領域、RAM
17は作業用領域、Sl、は換気回数センサ、SI2は
人数センサ、CLは時計、DE、〜DENは火災感知器
、FSは火災現象センサ部、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 火災現象に係わる種々の情報に基づいて火災情報を得る
    ための火災警報装置において、 火災現象に係わる種々の収集情報、並びに該収集情報か
    らの加工情報を得るための情報取得手段と、 該情報取得手段により得られた各情報ごとに前記火災情
    報に対する関数を定義しておくと共に、該定義されてい
    る関数を用いて行われるべき複数の処理のルールを定義
    しておく定義手段と、前記情報取得手段により得られた
    情報により決定される環境状態に応じて、前記定義手段
    に定義されている前記各処理のルールに対して重付けす
    る制御手段と、 該制御手段により重付けされた前記各処理のルールに従
    って、前記定義手段に定義されている対応の関数を用い
    て、前記情報取得手段により得られた情報の処理を行っ
    て、前記各処理のルールごとの重付けされた関数値を得
    、得られた関数値の重心を求めることにより前記火災情
    報を得る処理手段と、 を備えたことを特徴とする火災警報装置。
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