JPH02192534A - 磁気シールドクリーンルーム - Google Patents
磁気シールドクリーンルームInfo
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- JPH02192534A JPH02192534A JP18604988A JP18604988A JPH02192534A JP H02192534 A JPH02192534 A JP H02192534A JP 18604988 A JP18604988 A JP 18604988A JP 18604988 A JP18604988 A JP 18604988A JP H02192534 A JPH02192534 A JP H02192534A
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Landscapes
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば集積回路素子等の製造工場に於ける荷
電粒子線装置等の磁気遮蔽に適した磁気シールドクリー
ンルームに関するものである。
電粒子線装置等の磁気遮蔽に適した磁気シールドクリー
ンルームに関するものである。
集積回路素子の製造工場に於ては、各種の集積回路素子
の製造装置が多数稼働しているが、その中に例えば、集
積回路を描(電子ビーム露光装置や製造された集積回路
を検査する電子顕微鏡等の電子線装置がある。これら電
子線装置は、外乱磁界の影響でその性能が低下するため
、設置磁界環境基準があるが、最近、集積回路の密度が
向上するに連れて、電子線装置の設置磁界環境基準値も
小さ(なって来ている。このため、これら装置を磁気遮
蔽特性を有する材料で形成された箱状のシールドルーム
で覆い、外乱磁界の影響を緩和して性能の低下を防ぐこ
とが提案されている。
の製造装置が多数稼働しているが、その中に例えば、集
積回路を描(電子ビーム露光装置や製造された集積回路
を検査する電子顕微鏡等の電子線装置がある。これら電
子線装置は、外乱磁界の影響でその性能が低下するため
、設置磁界環境基準があるが、最近、集積回路の密度が
向上するに連れて、電子線装置の設置磁界環境基準値も
小さ(なって来ている。このため、これら装置を磁気遮
蔽特性を有する材料で形成された箱状のシールドルーム
で覆い、外乱磁界の影響を緩和して性能の低下を防ぐこ
とが提案されている。
処で、集積回路素子の製造工場等に於ては、空気中の塵
や埃が集積回路素子に悪影響を及ぼすことから、クリー
ンルームが使用されている。
や埃が集積回路素子に悪影響を及ぼすことから、クリー
ンルームが使用されている。
然し、外部と磁気遮蔽材によって完全に遮断された磁気
シールドルームに電子線装置を格納した場合、室内の換
気が出来ないため、磁気シールドルーム内がクリーンル
ームに成らないといった問題がある。
シールドルームに電子線装置を格納した場合、室内の換
気が出来ないため、磁気シールドルーム内がクリーンル
ームに成らないといった問題がある。
又、生体の微弱な磁気を測定する医療分野に於ても、磁
気遮蔽することによって、測定精度を高めることが要望
されているが、上述した如き磁気シールドルームでは満
足することが出来得ない。
気遮蔽することによって、測定精度を高めることが要望
されているが、上述した如き磁気シールドルームでは満
足することが出来得ない。
尚、特開昭54−34172号公報に、磁気シールドル
ーム内にニアコンディショナーを配設することが開示さ
れている。
ーム内にニアコンディショナーを配設することが開示さ
れている。
然し、この公知例に於けるニアコンディショナーを仕切
る遮蔽体が、金網によって形成されているので、電磁波
を遮蔽することが出来るだけで、磁界を遮蔽することは
出来ないという不具合がある。
る遮蔽体が、金網によって形成されているので、電磁波
を遮蔽することが出来るだけで、磁界を遮蔽することは
出来ないという不具合がある。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、磁気遮蔽性能を低下することなく
、磁気シールドルームをクリーンルームとして使用出来
るようにした磁気シールドクリーンルームを提供するこ
とにある。
もので、その目的は、磁気遮蔽性能を低下することなく
、磁気シールドルームをクリーンルームとして使用出来
るようにした磁気シールドクリーンルームを提供するこ
とにある。
本発明の請求項1に係る磁気シールドクリーンルームは
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成したも
のである。
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成したも
のである。
本発明の請求項2に係る磁気シールドクリーンルームは
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き仮を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記作業空間に於ける上流側と下流側とに通気性を有する
磁気及び電磁波遮蔽材を配設したものである。
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き仮を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記作業空間に於ける上流側と下流側とに通気性を有する
磁気及び電磁波遮蔽材を配設したものである。
本発明の請求項3に係る磁気シールドクリーンルームは
、磁気遮蔽特性を存する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被うと共に、上記作業空間に於ける上流側と
下流側とに通気性を有する磁気及び電磁波遮蔽材を配設
したものである。
、磁気遮蔽特性を存する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被うと共に、上記作業空間に於ける上流側と
下流側とに通気性を有する磁気及び電磁波遮蔽材を配設
したものである。
本発明の請求項4に係る磁気シールドクリーンルームは
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被ったものである。
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被ったものである。
本発明の請求項5に係る磁気シールドクリーンルームは
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被うと共に、上記エアフィルタ上に通気性を
有する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したものである。
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被うと共に、上記エアフィルタ上に通気性を
有する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したものである。
本発明の請求項6に係る磁気シールドクリーンルームは
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被うと共に、上記孔開き板の下に通気性を有
する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したものである。
、磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し、天
井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床側に
孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間と床
下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空間に
給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた磁気
シールドルームと、この磁気シールドルームに於ける給
気孔と還気孔とを介して連通ずる空調機とで構成し、上
記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び電磁
波遮蔽材で被うと共に、上記孔開き板の下に通気性を有
する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したものである。
本発明の請求項1に係る磁気シールドクリーンルームに
於ては、空調機から所定の清浄度及び温湿度を有する空
気が供給されると共に、磁気シールドルーム内を加圧状
態に保つことが出来、且つ磁気遮蔽特性を有する材料に
よって磁気が遮蔽され、作業空間内には磁気が及ばず、
作業空間内に設置される電子線装置等による検査や測定
が支障なく出来る。
於ては、空調機から所定の清浄度及び温湿度を有する空
気が供給されると共に、磁気シールドルーム内を加圧状
態に保つことが出来、且つ磁気遮蔽特性を有する材料に
よって磁気が遮蔽され、作業空間内には磁気が及ばず、
作業空間内に設置される電子線装置等による検査や測定
が支障なく出来る。
又、本発明の請求項2乃至6に係る磁気シールドクリー
ンルームに於ては、空調機から所定の清浄度及び温湿度
を有する空気が供給されると共に、磁気シールドルーム
内を加圧状態に保つことが出来、且つ磁気遮蔽特性を有
する材料によって磁気が遮蔽され、更に、空調機側から
漏洩する虞のある磁気が通気性を有する磁気及び電磁波
遮蔽材によって遮蔽され、作業空間内には磁気が及ばず
、作業空間内に設置される電子線装置等による検査や測
定が支障なく出来る。
ンルームに於ては、空調機から所定の清浄度及び温湿度
を有する空気が供給されると共に、磁気シールドルーム
内を加圧状態に保つことが出来、且つ磁気遮蔽特性を有
する材料によって磁気が遮蔽され、更に、空調機側から
漏洩する虞のある磁気が通気性を有する磁気及び電磁波
遮蔽材によって遮蔽され、作業空間内には磁気が及ばず
、作業空間内に設置される電子線装置等による検査や測
定が支障なく出来る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る磁気シールドクリーンルームの第
一実施例を示すもので、1は、磁気シールドルームであ
る。
一実施例を示すもので、1は、磁気シールドルームであ
る。
この磁気シールドルーム1は、アルミニウム等の非磁性
材により構成された骨組み2によって箱型形状とし、そ
の内層3と外層4にパーマロイにより形成された磁気遮
蔽壁が取り付けである。即ち、この磁気シールドルーム
lは、パーマロイにより形成された磁気遮蔽壁が二重に
形成されている。
材により構成された骨組み2によって箱型形状とし、そ
の内層3と外層4にパーマロイにより形成された磁気遮
蔽壁が取り付けである。即ち、この磁気シールドルーム
lは、パーマロイにより形成された磁気遮蔽壁が二重に
形成されている。
又、この磁気シールドルーム1の天井側の一側壁には、
給気孔5が穿設されている。この給気孔5には、給気ダ
クト6が取り付けられている。更に、給気孔5には、第
2図に示す如く、開孔率10〜60%の多数の小孔を穿
設したパーマロイ磁気フィルタ7及び8が所望の間隔を
隔てて2枚取り付けられている。そして、パーマロイ磁
気フィルタ7及び8は、−吉例がアルミニウムハニカム
9によって保持され、他方側が内N3と外層4として取
り付けられているパーマロイと接触し、更に、内N3と
外層4に於けるパーマロイ磁気フィルタ7及び8の反対
側に別のアルミニウムハニカム10が取り付けられてい
る。
給気孔5が穿設されている。この給気孔5には、給気ダ
クト6が取り付けられている。更に、給気孔5には、第
2図に示す如く、開孔率10〜60%の多数の小孔を穿
設したパーマロイ磁気フィルタ7及び8が所望の間隔を
隔てて2枚取り付けられている。そして、パーマロイ磁
気フィルタ7及び8は、−吉例がアルミニウムハニカム
9によって保持され、他方側が内N3と外層4として取
り付けられているパーマロイと接触し、更に、内N3と
外層4に於けるパーマロイ磁気フィルタ7及び8の反対
側に別のアルミニウムハニカム10が取り付けられてい
る。
更に、磁気シールドルームlの天井側の一側壁に穿設し
た給気孔5の室内側には、この給気孔5よりも床寄りに
非磁性材により形成された天井軸組み11が取り付けら
れ、その上部に非磁性材により形成されたエアフィルタ
12が取り付けられている。このエアフィルタ12の取
付によって、天井空間13が形成される。
た給気孔5の室内側には、この給気孔5よりも床寄りに
非磁性材により形成された天井軸組み11が取り付けら
れ、その上部に非磁性材により形成されたエアフィルタ
12が取り付けられている。このエアフィルタ12の取
付によって、天井空間13が形成される。
この天井空間13の下方には、作業空間14が形成され
、その壁には出入扉15が取り付けられている。
、その壁には出入扉15が取り付けられている。
作業空間14の床側には、非磁性材により形成された床
軸組み16が取り付けられ、その床軸組み16上に非磁
性材により形成されたグレーチング板17が敷かれてい
る。このグレーチング板17の取付によって床下空間1
8が形成される。
軸組み16が取り付けられ、その床軸組み16上に非磁
性材により形成されたグレーチング板17が敷かれてい
る。このグレーチング板17の取付によって床下空間1
8が形成される。
この床下空間18が形成されている磁気シールドルーム
1の一側壁には、還気孔19が穿設されている。この還
気孔19は給気孔5と同一方向に設けられている。この
還気孔19には、運気ダクト21が取り付けられている
。更に、還気孔19には、給気孔5と同様に、パーマロ
イ磁気フィルタ7及び8が取り付けられている。
1の一側壁には、還気孔19が穿設されている。この還
気孔19は給気孔5と同一方向に設けられている。この
還気孔19には、運気ダクト21が取り付けられている
。更に、還気孔19には、給気孔5と同様に、パーマロ
イ磁気フィルタ7及び8が取り付けられている。
この磁気シールドルーム1に於ける給気孔5と還気孔1
9とが設けられている壁面側には、空調機30が配設さ
れている。この空調機30には、冷水コイル31.温水
コイル32.ファン33及び電気ヒータ34が内装され
ている。そして、上方の電気ヒータ34側の部位には、
給気ダクト6を取り付ける給気孔35が設けられ、下方
の部位には、還気ダクト37を取り付ける還気孔36が
設けられている。更に、空調機30の下部には、外気取
入口38が設けられている。尚、42は加湿器である。
9とが設けられている壁面側には、空調機30が配設さ
れている。この空調機30には、冷水コイル31.温水
コイル32.ファン33及び電気ヒータ34が内装され
ている。そして、上方の電気ヒータ34側の部位には、
給気ダクト6を取り付ける給気孔35が設けられ、下方
の部位には、還気ダクト37を取り付ける還気孔36が
設けられている。更に、空調機30の下部には、外気取
入口38が設けられている。尚、42は加湿器である。
次に、斯して構成された本実施例の作用を説明する。
磁気シールドルーム1と空調機30とは、給気ダクト6
と還気ダクト20によって連通しているから、空調機3
0を作動すると、この空調機30で生成された所定の清
浄度及び温湿度を有する空気が、磁気シールドルーム1
と空調機30との間を循環する。即ち、空調機30から
循環空気が給気ダクト6及び給気孔5を経て矢印の如く
天井空間13内に供給されると、この循環空気はエアフ
ィルタ12→作業空間14→グレーチング板17→床下
空間18→還気孔19→還気ダクト20→空調機30と
いう回路を循環することになる。
と還気ダクト20によって連通しているから、空調機3
0を作動すると、この空調機30で生成された所定の清
浄度及び温湿度を有する空気が、磁気シールドルーム1
と空調機30との間を循環する。即ち、空調機30から
循環空気が給気ダクト6及び給気孔5を経て矢印の如く
天井空間13内に供給されると、この循環空気はエアフ
ィルタ12→作業空間14→グレーチング板17→床下
空間18→還気孔19→還気ダクト20→空調機30と
いう回路を循環することになる。
又、磁気シールドルーム1は、クリーンルームとして機
能するために、調整器によって室内が加圧状態に保持さ
れている。
能するために、調整器によって室内が加圧状態に保持さ
れている。
そして、空調機30の給気孔35の近傍に設けられてい
る電気ヒータ34から漏洩する磁気は、給気孔5に設け
られているパーマロイ磁気フィルタ7及び8によって遮
蔽され、磁気シールドルーム1内に侵入しいないように
なっている。
る電気ヒータ34から漏洩する磁気は、給気孔5に設け
られているパーマロイ磁気フィルタ7及び8によって遮
蔽され、磁気シールドルーム1内に侵入しいないように
なっている。
又、磁気シールドルームlでは、骨組み2を介して内外
N3,4がパーマロイによって形成されているので、外
界からの磁気の侵入が阻止されている。
N3,4がパーマロイによって形成されているので、外
界からの磁気の侵入が阻止されている。
この状態で、作業空間14内に電子線装置を配設して操
作すると、この作業空間14内には磁気が全く及ばない
ため、電子線装置による検査や測定が支障なく出来る。
作すると、この作業空間14内には磁気が全く及ばない
ため、電子線装置による検査や測定が支障なく出来る。
以上の如く、本実施例によれば、磁気シールドルーム1
に給気孔5と還気孔19を設け、この給気孔5と還気孔
19とを空調機30と連通させることによって、磁気シ
ールドルーム1をクリーンルームとして機能させること
が可能となった。而も、この磁気シールドルーム1は、
給気孔5と還気孔19とに、磁気シールドルーム1の内
層3及び外層4を形成するパーマロイと導通するように
各別に2つのパーマロイ磁気フィルタ7及び8を取り付
けることによって、従来の磁気シールドルームでは磁気
遮蔽が困難とされる大きな開口である給気孔5と還気孔
19が形成されても、磁気遮蔽することが可能となった
。
に給気孔5と還気孔19を設け、この給気孔5と還気孔
19とを空調機30と連通させることによって、磁気シ
ールドルーム1をクリーンルームとして機能させること
が可能となった。而も、この磁気シールドルーム1は、
給気孔5と還気孔19とに、磁気シールドルーム1の内
層3及び外層4を形成するパーマロイと導通するように
各別に2つのパーマロイ磁気フィルタ7及び8を取り付
けることによって、従来の磁気シールドルームでは磁気
遮蔽が困難とされる大きな開口である給気孔5と還気孔
19が形成されても、磁気遮蔽することが可能となった
。
従って、本実施例では、磁気遮蔽とクリーンルームの2
つの要求機能を満足することが可能となった。
つの要求機能を満足することが可能となった。
本実施例によれば、磁気シールドルーム1の寸法を23
70X2370X4415h 、重量を4t、室内平面
を2100 X 2100、天井高さを2400とし、
且つ、空調機30の寸法を2200 X 500 X
4000hとした場合の磁気シールドの性能とクリーン
ルームの性能を実測した処、次の如き結果を得た。
70X2370X4415h 、重量を4t、室内平面
を2100 X 2100、天井高さを2400とし、
且つ、空調機30の寸法を2200 X 500 X
4000hとした場合の磁気シールドの性能とクリーン
ルームの性能を実測した処、次の如き結果を得た。
磁気シールドとしての性能は、残留静磁界で1mG (
ミリガウス)以下(他磁界の約500分の1)であるこ
とが、磁気シールドルーム1内の全測定点で実測された
。又、外部の直流の変動磁界に対する磁気シールドルー
ム1内部の磁界は、横方向で60分の1以下、高さ方向
で40分の1以下であることが実測確認された。更に、
同様の方法によって交流変動磁界の遮蔽性能が80dB
以上であることが確認された。更に又、100dB以上
の電界シールド性能も確認された。
ミリガウス)以下(他磁界の約500分の1)であるこ
とが、磁気シールドルーム1内の全測定点で実測された
。又、外部の直流の変動磁界に対する磁気シールドルー
ム1内部の磁界は、横方向で60分の1以下、高さ方向
で40分の1以下であることが実測確認された。更に、
同様の方法によって交流変動磁界の遮蔽性能が80dB
以上であることが確認された。更に又、100dB以上
の電界シールド性能も確認された。
又、クリーンルームとしての性能は、空調機30により
、清浄度が0.1μm ・クラス1、温度・湿度をそれ
ぞれ±0.1°C・±3%以内に制御することが出来た
。
、清浄度が0.1μm ・クラス1、温度・湿度をそれ
ぞれ±0.1°C・±3%以内に制御することが出来た
。
尚、上記実施例では、磁気遮蔽性能を確実に高めるため
に、給気孔5−及び還気孔19に2つのパーマロイフィ
ルタ7及び8を取り付けた場合について説明したが、例
えば、給気孔5にパーマロイフィルタ7及び8を取り付
け、還気孔19に設けたパーマロイフィルタ7及び8を
グレーチング板17に設け、還気孔19にはパーマロイ
フィルタ7及び8を取り付けないとか、又は、給気孔5
にはパーマロイフィルタ7及び8を取り付けず、エアフ
ィルタ12と還気孔19とに各別にパーマロイフィルタ
7及び8を取り付けるとか、或いは、給気孔5と還気孔
19にはパーマロイフィルタ7及び8を取り付けず、エ
アフィルタ12とグレーチング板17にパーマロイフィ
ルタ7及び8を取り付ける等の対策を講じることも可能
である。
に、給気孔5−及び還気孔19に2つのパーマロイフィ
ルタ7及び8を取り付けた場合について説明したが、例
えば、給気孔5にパーマロイフィルタ7及び8を取り付
け、還気孔19に設けたパーマロイフィルタ7及び8を
グレーチング板17に設け、還気孔19にはパーマロイ
フィルタ7及び8を取り付けないとか、又は、給気孔5
にはパーマロイフィルタ7及び8を取り付けず、エアフ
ィルタ12と還気孔19とに各別にパーマロイフィルタ
7及び8を取り付けるとか、或いは、給気孔5と還気孔
19にはパーマロイフィルタ7及び8を取り付けず、エ
アフィルタ12とグレーチング板17にパーマロイフィ
ルタ7及び8を取り付ける等の対策を講じることも可能
である。
第3図は上記第一実施例に於ける電気ヒータ34から漏
洩する磁気を遮蔽するために、電気ヒータ34をパーマ
ロイ磁気フィルタ39で囲んだものである。
洩する磁気を遮蔽するために、電気ヒータ34をパーマ
ロイ磁気フィルタ39で囲んだものである。
この実施例によれば、電気ヒータ34から漏洩する磁気
が確実に遮蔽され、更に高い磁気遮蔽かうのうとなる。
が確実に遮蔽され、更に高い磁気遮蔽かうのうとなる。
又、本発明に於ては、主に磁気を漏洩する機器としては
、電気ヒータ34であるため、例えば第4図に示す如く
、この電気ヒータ34をパーマロイ磁気フィルタ39で
囲んでしまうと、給気孔5と還気孔19とに各別にパー
マロイ磁気フィルタ7及び8を設けなくても機能する。
、電気ヒータ34であるため、例えば第4図に示す如く
、この電気ヒータ34をパーマロイ磁気フィルタ39で
囲んでしまうと、給気孔5と還気孔19とに各別にパー
マロイ磁気フィルタ7及び8を設けなくても機能する。
更に、磁気遮蔽機能を高めるためには、例えば第5図に
示す如く、エアフィルタ12の上部にパーマロイ磁気フ
ィルタ40を配設するとか、第6図に示す如(、グレー
チング板17下にパーマロイ磁気フィルタ41を配設す
ることも可能である。
示す如く、エアフィルタ12の上部にパーマロイ磁気フ
ィルタ40を配設するとか、第6図に示す如(、グレー
チング板17下にパーマロイ磁気フィルタ41を配設す
ることも可能である。
以上の各実施例では、空調8!30に電気ヒータ34を
組み込んだ場合について説明したが、電気ヒータ30に
代えて磁気が漏洩しない型の加温器を使用する場合には
、第1図に示す実施例に於ける給気孔5と還気孔19と
にそれぞれ設けた2つのパーマロイ磁気フィルタ7及び
8を省略することも可能である。
組み込んだ場合について説明したが、電気ヒータ30に
代えて磁気が漏洩しない型の加温器を使用する場合には
、第1図に示す実施例に於ける給気孔5と還気孔19と
にそれぞれ設けた2つのパーマロイ磁気フィルタ7及び
8を省略することも可能である。
又、上記実施例では、作業空間14内に設置する機器と
して電子線装置について説明したが、磁気遮蔽下でクリ
ーンルーム内での使用が要望される機器であれば如何な
るものであっても良い。
して電子線装置について説明したが、磁気遮蔽下でクリ
ーンルーム内での使用が要望される機器であれば如何な
るものであっても良い。
更に、微弱な生体磁気の測定を行なうために使用する場
合には、クリーンルームである必要はないが、空調機3
0の運転状況及び調整器を適宜調整することによって、
当然に使用が可能である。
合には、クリーンルームである必要はないが、空調機3
0の運転状況及び調整器を適宜調整することによって、
当然に使用が可能である。
以上の如く、本発明の請求項1に係る磁気シールドクリ
ーンルームによれば、空調機から所定の清浄度及び温湿
度を有する空気が供給されると共に、磁気シールドルー
ム内を加圧状態に保つことが出来、且つ磁気遮蔽特性を
有する材料によって磁気が遮蔽され、作業空間内には磁
気が及ばないから、磁気シールドルームと空調機とを分
離しても、磁気遮蔽性能を低下することなく、磁気シー
ルドルーム内を清浄度及び温湿度の良い空間とすること
が可能となり、内部に設置した荷電粒子線装置等の機器
が外乱磁界の影響を受けることなく、使用することが出
来る。
ーンルームによれば、空調機から所定の清浄度及び温湿
度を有する空気が供給されると共に、磁気シールドルー
ム内を加圧状態に保つことが出来、且つ磁気遮蔽特性を
有する材料によって磁気が遮蔽され、作業空間内には磁
気が及ばないから、磁気シールドルームと空調機とを分
離しても、磁気遮蔽性能を低下することなく、磁気シー
ルドルーム内を清浄度及び温湿度の良い空間とすること
が可能となり、内部に設置した荷電粒子線装置等の機器
が外乱磁界の影響を受けることなく、使用することが出
来る。
又、本発明の請求項2乃至6に係る磁気シールドクリー
ンルームによれば、上記請求項1に係る磁気シールドク
リーンルームによる効果に加えて、空調機内に設けた電
気ヒータから漏洩される虞のある磁気が通気性を有する
磁気及び電磁波遮蔽材によって遮蔽することが出来る。
ンルームによれば、上記請求項1に係る磁気シールドク
リーンルームによる効果に加えて、空調機内に設けた電
気ヒータから漏洩される虞のある磁気が通気性を有する
磁気及び電磁波遮蔽材によって遮蔽することが出来る。
第1図は本発明の第一実施例に係る磁気シールドクリー
ンルームを縦断面にして示す説明図である。 第2図は第1図に於ける給気孔と還気孔とに於ける磁気
遮蔽構造を示す拡大断面図である。 第3図は本発明の第一実施例に係る磁気シールドクリー
ンルームに於ける電気ヒータを磁気遮蔽した変形例を縦
断面にして示す説明図である。 第4図乃至第6図は本発明の別の実施例に係る磁気シー
ルドクリーンルームを縦断面にして示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明] 1 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ 7、8 ・ l 2 ・ ・ 13 ・ ・ 14 ・ ・ 17 ・ ・ 18 ・ ・ 19 ・ ・ 30 ・ ・ 34 ・ ・ 39、4 磁気シールドルーム 給気孔 ・・パーマロイ磁気フィルタ ・エアフィルタ ・天井空間 ・作業空間 ・グレーチング板 ・床下空間 ・還気孔 ・空調機 ・電気ヒータ 0.41・・・パーマロイ磁気フィル タ。 特許出願人 株式会社竹中工務店 第 図 第 図 第 図 第 図
ンルームを縦断面にして示す説明図である。 第2図は第1図に於ける給気孔と還気孔とに於ける磁気
遮蔽構造を示す拡大断面図である。 第3図は本発明の第一実施例に係る磁気シールドクリー
ンルームに於ける電気ヒータを磁気遮蔽した変形例を縦
断面にして示す説明図である。 第4図乃至第6図は本発明の別の実施例に係る磁気シー
ルドクリーンルームを縦断面にして示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明] 1 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ 7、8 ・ l 2 ・ ・ 13 ・ ・ 14 ・ ・ 17 ・ ・ 18 ・ ・ 19 ・ ・ 30 ・ ・ 34 ・ ・ 39、4 磁気シールドルーム 給気孔 ・・パーマロイ磁気フィルタ ・エアフィルタ ・天井空間 ・作業空間 ・グレーチング板 ・床下空間 ・還気孔 ・空調機 ・電気ヒータ 0.41・・・パーマロイ磁気フィル タ。 特許出願人 株式会社竹中工務店 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (6)
- (1)磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し
、天井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床
側に孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間
と床下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空
間に給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた
磁気シールドルームと、この磁気シールドルームに於け
る給気孔と還気孔とを介して連通する空調機とで構成し
たことを特徴とする磁気シールドクリーンルーム。 - (2)磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し
、天井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床
側に孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間
と床下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空
間に給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた
磁気シールドルームと、この磁気シールドルームに於け
る給気孔と還気孔とを介して連通する空調機とで構成し
、上記作業空間に於ける上流側と下流側とに通気性を有
する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したことを特徴とする
磁気シールドクリーンルーム。 - (3)磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し
、天井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床
側に孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間
と床下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空
間に給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた
磁気シールドルームと、この磁気シールドルームに於け
る給気孔と還気孔とを介して連通する空調機とで構成し
、上記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び
電磁波遮蔽材で被うと共に、上記作業空間に於ける上流
側と下流側とに通気性を有する磁気及び電磁波遮蔽材を
配設したことを特徴とする磁気シールドクリーンルーム
。 - (4)磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し
、天井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床
側に孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間
と床下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空
間に給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた
磁気シールドルームと、この磁気シールドルームに於け
る給気孔と還気孔とを介して連通する空調機とで構成し
、上記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び
電磁波遮蔽材で被ったことを特徴とする磁気シールドク
リーンルーム。 - (5)磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し
、天井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床
側に孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間
と床下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空
間に給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた
磁気シールドルームと、この磁気シールドルームに於け
る給気孔と還気孔とを介して連通する空調機とで構成し
、上記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び
電磁波遮蔽材で被うと共に、上記エアフィルタ上に通気
性を有する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したことを特徴
とする磁気シールドクリーンルーム。 - (6)磁気遮蔽特性を有する材料によって箱型に形成し
、天井側にエアフィルタを介して天井空間を形成し、床
側に孔開き板を介して床下空間を形成し、上記天井空間
と床下空間との間に作業空間を形成し、且つ上記天井空
間に給気孔を設けると共に、床下空間に還気孔を設けた
磁気シールドルームと、この磁気シールドルームに於け
る給気孔と還気孔とを介して連通する空調機とで構成し
、上記空調機内の電気ヒータを通気性を有する磁気及び
電磁波遮蔽材で被うと共に、上記孔開き板の下に通気性
を有する磁気及び電磁波遮蔽材を配設したことを特徴と
する磁気シールドクリーンルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63186049A JP2603694B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 磁気シールドクリーンルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63186049A JP2603694B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 磁気シールドクリーンルーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192534A true JPH02192534A (ja) | 1990-07-30 |
JP2603694B2 JP2603694B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=16181504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63186049A Expired - Lifetime JP2603694B2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 磁気シールドクリーンルーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603694B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0650584A (ja) * | 1991-04-19 | 1994-02-22 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | 電磁波シールド室 |
JPH0640226U (ja) * | 1992-10-26 | 1994-05-27 | 三機工業株式会社 | 間仕切り装置 |
US5641354A (en) * | 1995-07-10 | 1997-06-24 | Seh America, Inc. | Puller cell |
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US6859366B2 (en) | 2003-03-19 | 2005-02-22 | American Power Conversion | Data center cooling system |
US7173820B2 (en) | 2003-03-19 | 2007-02-06 | American Power Conversion Corporation | Data center cooling |
US7259963B2 (en) | 2004-12-29 | 2007-08-21 | American Power Conversion Corp. | Rack height cooling |
US7841199B2 (en) | 2005-05-17 | 2010-11-30 | American Power Conversion Corporation | Cold aisle isolation |
CN104420675A (zh) * | 2013-09-04 | 2015-03-18 | 中集集团集装箱控股有限公司 | 适合焊接作业的厂房 |
Citations (4)
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JPS6144479U (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-24 | 日立建機株式会社 | 把持装置 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP63186049A patent/JP2603694B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8432690B2 (en) | 2003-03-19 | 2013-04-30 | American Power Conversion Corporation | Data center cooling |
US6859366B2 (en) | 2003-03-19 | 2005-02-22 | American Power Conversion | Data center cooling system |
US7173820B2 (en) | 2003-03-19 | 2007-02-06 | American Power Conversion Corporation | Data center cooling |
US8780555B2 (en) | 2003-03-19 | 2014-07-15 | American Power Conversion Corporation | Data center cooling |
US7881057B2 (en) | 2003-03-19 | 2011-02-01 | American Power Conversion Corporation | Data center cooling |
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US8156753B2 (en) | 2005-05-17 | 2012-04-17 | American Power Conversion Corporation | Cold aisle isolation |
US7992402B2 (en) | 2005-05-17 | 2011-08-09 | American Power Conversion Corporation | Cold aisle isolation |
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CN104420675A (zh) * | 2013-09-04 | 2015-03-18 | 中集集团集装箱控股有限公司 | 适合焊接作业的厂房 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603694B2 (ja) | 1997-04-23 |
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