JPH0219220A - 梱包装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、断面が多角形で特に四角形であり、両側が
開口し、直立に設定され、折り畳みフラップによって品
物が収納されて閉じられる所望のブランクと厚紙シェル
を形成するように構成された折り畳みフラップとによっ
て形成された厚紙箱用の梱包装置に係わり、また、厚紙
箱内の品物の梱包方法に関する。

（発明の概要） このような梱包装置、厚紙梱包機は、大型パッケージ（
厚紙箱）を製造し箱詰するために使用される。典型的に
は、充分大きい表面領域を有し、はぼ積層厚紙により形
成されたブランクは、組み立て式であり、既に梱包装置
の外側で閉じられ、厚紙シェルを形成する。厚紙シェル
及び折り畳みフラットは、梱包装置に供給される。

まず初めに、この厚紙シェルは、この装置の領域に立て
られる。次ぎに、横方向に（厚紙箱の上下に）開口を有
するシェルは、梱包装置を介して搬送され、横方向に突
出した折り畳みフラップを覆って折り畳むことにより、
搭載され閉じられる。

この発明は、厚紙箱製造用の梱包装置の改良に関する。

この発明の基になる目的は、梱包装置の作動順の完成さ
れた工程を提供することにある。

この梱包装置は、緩く分離している厚紙ブランク、いわ
ゆる内容物を厚紙箱、つまり詰め込み済みで開いている
厚紙シェル内へ挿入するための装置である。。

この目的を達成するために、この発明に関わる梱包装置
は、開いている厚紙シェルの少なくとも片側に厚紙ブラ
ンク（挿入体）を挿入できることを特徴とするもめであ
る。前期挿入体は、挿入機によってマガジンから外すこ
とができ、直立状態の厚紙シェル内に挿入することがで
きる。

梱包装置を通って搬送される間に、厚紙箱、すなわち厚
紙シェルは、短時間停止状態にある。挿入体挿入用のこ
の発明に関わる装置は、この領域に配置される。

好ましくは、マガジンを有する挿入機は、厚紙シェル用
の搬送トラックの両側に、各々配置される。この挿入体
は、挿入機によってマガジンから下方に連続して取り出
される。また、この挿入体は、直立位置に旋回され、こ
れらのシェルの搬送方向を横切って移動させることによ
って、厚紙シェル内に挿入される。その後、厚紙箱は、
折り曲げフラップを折り曲げることにより通常閉じられ
る。

この発明によれば、この挿入機は、挿入体を取り外し可
能に固着するための吸引ボアを有する板状ホルダを備え
ている。挿入ホルダは、機械的ロッドによって駆動され
る保持アームに取り付けられている。作動の順序は、次
ぎのようである。厚紙シェル用の搬送トラック上方に立
上り角度、すなわち鋭角に配置されたマガジンから、１
つの挿入体が取り出され、上方に動いて直立状態にされ
、その後、横方向に移動されて、開いている厚紙シェル
内に挿入される。

この発明によれば、作動ロッドは、回転の共有点（中央
軸）の回りに軸着され、挿入機にヒンジ結合された２つ
のレバー、特に２脚レバーによって構成されている。２
脚レバーの重要な対運動の結果として、上述の挿入機の
作動順序は、短時間となる。

この発明に係わる梱包装置の特徴は、更に挿入機及び操
作ロッドの構造と配置にある。

この発明に係わる工程によれば、挿入体は、挿入機によ
り厚紙箱の開口側内に挿入され、次ぎに、折り畳みフラ
ップは、開口側の面上に折り畳まれる。

この発明に係わる工程の特徴は、更に、挿入体が厚紙箱
内に挿入された後に、そこで保持され、その後まづ、一
対の内側（短い）折り曲げフラップ、続いて外側折り曲
げフラップが開口側の面上で折り畳まれ、一方それに続
いて挿入機が挿入体から外れ離れることにある。これは
特に有利である。つまり、厚紙箱内の挿入体の位置は、
不意に移動することはな（、例えば、移送中に、また折
り畳みフラップを折り畳む工程中に移動することはない
。

（実施例） 概略的に示すように、梱包装置５３は、平行に配置され
た２つの支承棒５４，５５からなる搬送トラックを有し
ている。第１図には支承棒５４゜５５の断面が描かれて
いる。厚紙シェルは、突出面に垂直に、支承棒上を搬送
される。

大型厚紙箱を製造し詰め込む通常の手段では、フラップ
と共に折り畳まれて、横部が閉じられた厚紙シェル１０
は、梱包装置５３の内部で詰め込まれ閉じられる。厚紙
シェル１０は、通常完成された厚紙箱の上下としての開
口側１１．１２が厚紙シェルの移送方向に対して側道を
通りながら梱包装置５３を通って搬送される。更に、厚
紙シェル１０の両側の折り畳みフラップ１３．１４も側
道を通る。厚紙シェルが満たされると直ぐに開口側１１
．１２の平面上で折り畳みフラップ１３゜１４が折られ
る。

分離され、遊びを有し、特に厚紙で形成された板状ブラ
ンクは、厚紙シェル１０の開口、即ち部分開口内に挿入
される。その様な挿入物１５は、完成厚紙箱の内部に配
置される。すなわち、互いに重ねられた個別の（糊付け
された）箱５６からなる厚紙箱内容物４８に当接される
。或いは、内部折り曲げフラップ４１．４２を折り曲げ
た後に、外部折り曲げフラップ１３．１４を折る前に挿
入物１５を付着するのは可能である。

この実施例では、挿入体１５は、折り曲げフラップ１３
．１４が折り曲げられる前に、厚紙箱の両側、すなわち
、上下、厚紙シェル１０の両側に挿入される。そうする
ために、挿入ユニット１６．１７は、厚紙シェル用の搬
送トラック（支承枠５．４．．５５）の両側に、梱包装
置５３の全体にわたって配置されている。

各挿入ユニット１６．１７は、互いに積み重ねられた挿
入体を収納する大容量マガジン１８から構成されている
。この場合、マガジン１８は、厚紙シェル１０用の可動
又は搬送トラック上に取り付けられている。すなわち、
はぼ直立して、僅かに傾斜した状態（鋭角）に配置され
ている。

挿入体１５は、マガジンから外され、下方に移動され、
直てられ、横方向の運動により厚紙シェル１０の横方向
の開口に挿入される。挿入機１９は、この目的に使用さ
れる。この挿入機は、挿入体１５が載置される上側に対
する板状挿入ホルダ２０を備えている。挿入ホルダ２０
には、吸引源に接続された吸引ボア３７が設けられてい
る。従って、挿入体１５は、各々吸引によって挿入ホル
ダ２０に固着される。

挿入ホルダ２０は、保持アーム２１に偏って取り付けら
れている。このアームは、挿入ホルダ２０を吸引源に接
続するための中空チャンネル状供給通路３８（第４図、
第５図）を備えている。挿入ホルダ２０の内側には、供
給通路３８を吸引ボア３７に接続する吸引チャンネル４
７が設けられている。

挿入ホルダ２０は、長方形の形状を有している。

従って、吸引チャンネル４７は、挿入ホルダ２０の主延
出方向に沿って設けられ、Ｕ聖断面を有（７ている。吸
引ボア３７は、吸引チャンネル４７の端部４９．５０に
各々配置されている。第４図及び第５図に示すように、
８個、２個づつ８組の吸引ボア３７は、各端部４９又は
５０から延出している。よって、４個からなるグループ
の吸引ボア３７は、挿入体１５の吸い込み方向に放射方
向に分割されている。

なお、図示しない実施例として、挿入ホルダ２０を保持
アーム２１と同心に設けても良い。

保持アーム２１は、操作ロッド２２により図示するよう
に駆動される。操作ロッド２２は、２つのレバー、つま
り２脚レバー２３．３４（２脚アームレバー）を備えて
いる。これらのレバーは、共通の中央軸への取り付けに
より、共通旋回軸の回りに、互いに独立して旋回可能で
ある。この軸により、２脚レバー２３．２４は、この装
置フレームの保持側壁２６に取り付けられている。

この２脚レバー２３．２４は、湾曲レバーに構成されて
いる。この２脚レバー２３は、互いに鈍角に形成された
２つの脚２７．２８からなり、−方、２脚レバー２４の
脚２９．３０は、互いに鋭角に形成されている。両方の
２脚レバー２３．２４は、挿入機１９、つまり保持アー
ム２１に端部がヒンジ連結されている。２脚レバー２４
、つまり脚３０は、継手３１を介して保持アーム２１の
下部に直接接続されている。２脚レバー２３は、連結ガ
イドロッド３２を介して保持アーム２１に間接的に接続
されている。連結ガイドロッド３２と保持アーム２１と
の連結は、継手３３によって達成される。一方の連結ガ
イドロッド３２及び他方の２脚レバー２４の脚３０は、
保持アーム２１に対して平行四変形に連結されている。

この平行四辺形の動作を保証するために、連結ガイドロ
ッド３２は、継手３４により脚２７の自由端に連結され
ている。

この様に構成された操作ロッド２２は、梱包装置５３と
同調して駆動される。そのために、各２脚レバー２３．
２４には操作手段、つまり概略的に描かれた連結ロッド
３５．３６が用いられている。これらのロッドは、クラ
ンク機構、即ちカム板によって駆動され、梱包装置の作
動順序に従って、連結ロッド３５．３６の動作を正確に
調整できる。

２脚レバー２３．２４は、各々連結ロッド３５．３６に
よって駆動され、中心軸２５の回りに旋回する。第２図
に示す２脚レバー２３．２４の相対位置において、挿入
機１９は、マガジン１８内の下部挿入体１５に到達する
。この挿入体は、マガジン１８から下方移動で離れる（
第３図）。２脚レバー２３．２４が更に相対移動するこ
とによって、厚紙シェル１０方向の横移動を伴って旋回
する。その結果、挿入体１５を有する挿入ホルダ２０は
、直立位置に移動し、厚紙シェル１０の開口側に挿入さ
れる。

上述の厚紙シェル１０の両側における挿入機１９の動作
は、挿入体１５が厚紙シェル１０に連続して供給される
様に調整されている。

第５図に示すように、保持アーム２１の内部には、吸引
チャネル４７が設けられ、この吸引チャネル４７は、挿
入ホルダ２０の吸引ボア３７に接続されている。

挿入体１５の挿入、及び厚紙箱の連続間じは、次のよう
に実行される。

挿入体１５は、挿入機１９により直立状態で厚紙シェル
１０の開口内に配置され、厚紙箱の内容物４３に当接さ
れる。次ぎに、内側折り曲げフラップ４１．４２は、開
口側１１の平面上の保持手段３９．４０によって折り曲
げられる。折り曲げフラップ４１．４２は、短く形成さ
れているので、フラップがそれらの間に位置する挿入ホ
ルダ２０に対して衝突することはない。

外部折り曲げフラップ１３．１４は、この時点まで内側
に折り曲げられていない。従って、続いて、保持アーム
２１を有する挿入ホルダ２０は、矢印４４の方向に、開
口側１１の領域の外に移動する。保持アーム２１の移動
は、ここでは非常に速いので、折り畳みフラップ１３．
１４の旋回は、挿入ホルダ２０によって妨げられない。

予め、保持手段３９．４０は、矢印４５．４６の方向と
平行に、厚紙シェル１０の開口側１１の領域の外に既に
移動されている。折り曲げフラップ１３．１４は、挿入
体１５及び内側折り曲げフラップ４１．４２をほぼ完全
に覆う。

ここに図示しない他の実施例では、外部折り曲げフラッ
プ１３．１４は、短く形成され、これらの旋回動作は、
挿入ホルダ２０によって妨げられない。従って、挿入ホ
ルダ２０は、折り曲げフラップ４１．４２、及び１３．
１４の２組が折り畳まれるまでは、挿入体１５から離れ
ることはない。

これは、まだ詰め込まれていない厚紙シェル１０の場合
に特に有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、厚紙箱用の挿入機付き梱包装置の横断面略図
、 第２図は、第１図に示す一方の挿入機の拡大図、第３図
は、第２図に示す挿入機の位置を変えた図、 第４図は、第２図及び第３図に示す挿入機の更に位置を
変えた図、 第５図は、挿入機及び詰め込まれた厚紙箱を示す第４図
のｖ−ｖ線に沿った断面図である。 Ｆｉｇ、　１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］多角形、特に四角形の断面を有する厚紙シェルを
   形成するように構成された所望のブランクと互いに折り
   畳まれるフラットとから形成され、２つの側面が開口し
   、直立に設定され、詰め込まれ、折り畳みフラップを折
   り畳むことにより閉じられる厚紙箱用の梱包装置におい
   て、厚紙ブランク又は挿入体（１５）を少なくとも一側
   が開いている厚紙シェル（１０）内に挿入可能であり、
   挿入機（１９）により、この挿入体（１５）をマガジン
   （１８）から取り出し、直立状態で厚紙シェル（１０）
   内に挿入可能であることを特徴とする梱包装置。 ［２］前記挿入体（１５）を、挿入機（１９）によって
   、厚紙シェル（１０）の搬送方向を横切って、横が開口
   する厚紙シェル（１０）内に挿入可能なことを特徴とす
   る請求項［１］に記載の梱包装置。 ［３］挿入機（１９）を有する挿入ユニット（１６、１
   ７）が厚紙シェル（１０）用の搬送トラックの両側に各
   々配置され、２つの挿入体（１５）を両側が開口した厚
   紙シェル（１０）内に同時に挿入できることを特徴とす
   る請求項［１］又は［２］に記載の梱包装置。 ［４］前記挿入体（１５）は、マガジン（１８）から取
   り出され、直立状態に移動されて、厚紙シェル（１０）
   に供給されることを特徴とする請求項［１］に記載の梱
   包装置。 ［５］前記マガジン（１８）は、厚紙シェル（１０）用
   の搬送トラック上に、特に傾斜した相対位置に配置され
   、このマガジンに対して水平に、すなわち傾斜して保持
   された挿入体（１５）は、下側から取り外され、直立位
   置に旋回され、横方向の移動により厚紙シェル（１０）
   内に挿入されることを特徴とする請求項［４］に記載の
   梱包装置。 ［６］前記挿入機（１９）は、操作ロッド（２２）によ
   る挿入機（１９）の保持アーム（２１）の下降、旋回、
   横運動に従って駆動されることを特徴とする請求項［１
   ］に記載の梱包装置。 ［７］前記操作アーム（２２）は、２つの２脚レバー（
   ２３、２４）からなり、これらの２脚レバーは、各々共
   通中央軸に軸着され、保持されていることを特徴とする
   請求項［６］に記載の梱包装置。 ［８］前記２脚レバー（２３、２４）は、挿入機（１９
   ）の保持アーム（２１）に平行四辺形状の結合により連
   結され、一方の２脚レバー（２４）は、脚（３０）の一
   方と共に保持アーム（２１）に直接連結され、他方の２
   脚レバー（２３）は、更に連結ガイドロッド（３２）に
   よって保持アーム（２１）に連結されていることを特徴
   とする請求項［７］に記載の梱包装置。 ［９］前記２脚レバー（２３、２４）は、湾曲レバーに
   形成され、一方の２脚レバー（２３）は、鈍角で延出す
   る２つの脚（２７、２８）を有し、他方の２脚レバー（
   ２４）は、鋭角で延出する２つの脚（２９、３０）を有
   していることを特徴とする請求項［７］又は［８］に記
   載の梱包装置。 ［１０］前記２脚レバー（２３、２４）は、独立した駆
   動手段、特に各２脚レバー（２３、２４）に取り付けら
   れた連結ロッド（３５、３６）によって駆動されること
   を特徴とする請求項［７］に記載の梱包装置。 ［１１］前記挿入ホルダ（２０）は、保持アーム（２１
   ）の一端に偏って取り付けられ、保持アーム（２１）に
   設けられた供給通路（３８）に連通する吸引ボア（３７
   ）を有し、真空吸引エアーにより前記挿入体（１５）を
   取り外し可能に固着することを特徴とする請求項［６］
   に記載の梱包装置。 ［１２］前記吸引ボア（３７）は、挿入ホルダ（２０）
   に設けられた吸引チャンネル（４７）を介して供給通路
   （３８）に接続され、この吸引チャネル（４７）は、供
   給通路（３８）に対してほぼ直角に上方に延出している
   ことを特徴とする請求項［１１］に記載の梱包装置。 ［１３］前記吸引ボア（３７）は、吸引チャンネル（４
   ７）の端部（４９、５０）に各々配置され、挿入体（１
   ５）は、挿入ホルダ（２０）上で互いに離れて配置され
   た各吸引ボア（３７）によって固着されることを特徴と
   する請求項［１２］に記載の梱包装置。 ［１４］梱包装置の使用により、折り畳みフラップによ
   り少なくとも一側部で閉じられる厚紙箱内に品物を梱包
   する梱包方法において、挿入体（１５）は、挿入機（１
   ９）により厚紙箱（１０）の開口側に挿入され、前記折
   り畳みフラップ（１３、１４、４１、４２）は、前記開
   口側（１１）の平面上で折り畳まれることを特徴とする
   梱包方法。 ［１５］挿入工程の後に、挿入体（１５）は、厚紙箱（
   １０）内に保持され、その後、まづ一対の短い内側折り
   畳みフラップ（４１、４２）が、次ぎに外側折り畳みフ
   ラップ（１３、１４）が開口側（１１）の平面上で折り
   畳まれ、続いて前記挿入機（１９）が挿入体（１５）か
   ら外されることを特徴とする請求項［１４］に記載の梱
   包方法。