JPH07257514A - 物品の折り箱への収納機構 - Google Patents

物品の折り箱への収納機構

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JPH07257514A
JPH07257514A JP7786594A JP7786594A JPH07257514A JP H07257514 A JPH07257514 A JP H07257514A JP 7786594 A JP7786594 A JP 7786594A JP 7786594 A JP7786594 A JP 7786594A JP H07257514 A JPH07257514 A JP H07257514A
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JP
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box
articles
cardboard box
group
cardboard
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JP7786594A
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Inventor
Yukio Maki
幸夫 牧
Morio Tominaga
守雄 富永
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り箱に物品群を収納する際に物品群の荷崩
れを防止する。 【構成】 箱詰め装置1において、充填機構11は載置
台41上の物品群7、7、・・・を移動させて段ボール
箱23内に収納する。物品群7の移動中にこれを保持す
るためにシリンダ57及び押え片62を含む保持機構5
8を設け、物品群7を載置台41と押え片62との間で
保持する。そして、物品群7を段ボール箱23に収納し
た後、保持機構58による物品群7の保持を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品の折り箱への収納機
構に関し、折り箱に物品群を収納する際に物品群の荷崩
れを防止することができる新規な収納機構を提供しよう
とするものである。
【0002】
【従来の技術】折り畳まれた状態の段ボールを箱状に整
形して、その中に物品を詰めこむ作業を自動化した箱詰
め装置が知られており、例えば、図27に示すような工
程を経て作業が行われる。
【0003】即ち、コンベアaによって物品b、b、・
・・が搬送されて来ると、エレベータcの下降に伴って
物品b、b、・・・が積み上げられていき、その数が所
定値に達すると押し出し機構dによって水平方向に移動
されてスタックeに物品が集積されていく。尚、積層さ
れた物品群と物品群との間には仕切板f、f、・・・が
適時に挿入されるようになっている。
【0004】そして、スタックeが一杯になると、物品
群が充填機構gによって水平方向に移動されて、段ボー
ル箱hに詰め込まれる。尚、押し出し機構dや充填機構
gにはシリンダ等を使った摺動機構が用いられる。
【0005】段ボール箱hは最初折り畳まれた状態で積
み重なっており、専用の供給機構によってその取り出し
と整形が行われる。
【0006】整形された段ボール箱h内に物品群を充填
するにあたっては、段ボール箱hのフラップi、i、・
・・が邪魔にならないように、フラップが各別に押し開
かれる。
【0007】そして、充填機構gによって物品群が段ボ
ール箱h内に詰め込まれると、段ボール箱hが別の場所
に移送されて封緘作業が行われる。例えば、クラフトテ
ープjを移動させてフラップを閉じるテープ貼付機構
や、図示は省略するがフラップに接着剤を塗布して加熱
圧着を行うホットメルト機構等が用いられる。
【0008】一端部が封緘された段ボール箱hはさらに
移送され、搬送方向に沿う軸回りに90°の角度をもっ
て回転されることによって起こされた後、ラベル貼付工
程、検査工程へと送られる。
【0009】以上のように、箱詰め作業は、物品の積み
込み、スタックへの移送、段ボールの取り出し及び整
形、物品群の段ボール箱への詰め込み、段ボール箱の封
緘、段ボール箱の姿勢変更という一連の作業が場所毎に
配置された機構によって行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の装置
にあっては、物品群を段ボール箱に収納する際にスタッ
クに一時的に貯まった物品群を充填機構gによって単に
水平方向に押し出しているため、物品群を段ボール箱に
収納する際に荷崩れが起き易いといった問題や、このよ
うな荷崩れが起きないように物品群をゆっくりと移動さ
せなければならないために収納に要する時間が長くかか
ってしまうという問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明物品の折
り箱への収納機構は、上記した問題を解決するために、
載置台上の物品群を移動させてそのまま折り箱内に収納
する物品の折り箱への収納機構において、物品の移動中
に物品群を保持するための保持手段を設け、物品群を折
り箱に収納した後保持手段による物品群の保持を解除す
るようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、保持手段によって物品の移動
中に物品群を保持し、物品群を折り箱に収納した後保持
手段による物品群の保持を解除することによって、移動
中の物品に荷崩れが起きないようにするとともに、物品
群の折り箱への収納を高速に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明物品の折り箱への収納機構の
詳細を図示した実施例に従って説明する。
【0014】図1乃至図4は箱詰め装置の概要を示して
おり、図示した実施例は本発明をコンパクトディスク
(以下、「CD」という。)の箱詰め装置におけるCD
群の段ボール箱への充填機構に適用した例を示すもので
ある。
【0015】1は箱詰め装置であり、CD2、2、・・
・は、図1に矢印Aで示すように、コンベア3上を搬送
され、段積みユニット4によって積み上げられる。
【0016】段積みユニット4は、図3に示すように、
エレベータ5を有し、該エレベータ5はコンベア3によ
ってCD2が運ばれて来る度に下降していき、これによ
ってCD2が順次に積み重ねられていく。
【0017】6は押し出し機構であり、ある高さまで積
み上げられたCD群7を水平方向に押し出してスタック
8に移送するために設けられている。
【0018】9は仕切板挿入ユニットであり、押し出し
機構6によってCD群7をスタック8に移送する際に当
該CD群7と先に移送されたCD群7との間に仕切板1
0を挿入するものである。
【0019】11は充填機構であり(図1、図2参
照。)、スタック8が一杯になったときにCD群7、
7、・・・を水平方向に移動して段ボール箱内に収納す
るために設けられている。
【0020】12は水平多関節型ロボットであり、箱詰
め作業のうちの主要な作業を担当する。水平多関節型ロ
ボット12は、図2に示すように、箱詰め装置1の基台
13に固定された基軸部14と、該基軸部14に対して
回動可能な状態で設けられた第1アーム15と、該第1
アーム15に対して回動可能な状態で設けられた第2ア
ーム16とからなっており、第2アーム16の先端部に
設けられたハンド17が第1アーム15及び第2アーム
16の回動に伴って水平面内に移動される(図1に1点
鎖線で示す範囲18が水平多関節型ロボット12の作業
エリアを示している。)。尚、ハンド17は鉛直軸の回
りに回動されるとともに、第2アーム16に設けられた
図示しない駆動手段によって上下方向に摺動されるよう
に構成されており、後述するようにハンド17にはロー
ラを付加した真空吸着ハンドが用いられている。
【0021】19は段ボール供給ユニットであり(図
1、図4参照。)、コンベア20とリフト21とから構
成されている。折り畳まれた状態で鉛直方向に積み重ね
られた段ボール群22は、図1に矢印Bで示すように、
コンベア20によってその一部が水平多関節型ロボット
12の作業エリア18に入る位置まで搬送され、それか
らリフト21により所定の供給位置まで持ち上げられ
る。
【0022】水平多関節型ロボット12は最も高い位置
にある段ボールをハンド17によって取り出した後、図
1に2点鎖線の四角形Rで示す位置に移動してから段ボ
ールを箱状に整形する。
【0023】図5は整形後の段ボール箱23を示すもの
であり、開口24、24の縁にそれぞれ設けられた上フ
ラップ23a、23a、下フラップ23b、23b、左
右の側フラップ23c、23c、・・・はいづれも未だ
折り曲げられていない状態となっている。
【0024】25はフラップ開けユニットであり(図1
参照。)、充填機構11によってCD群7、7、・・・
を段ボール箱23内に挿入する際に段ボール箱23のフ
ラップが邪魔にならないようにフラップを開いて段ボー
ル箱23の一方の開口24を確保するために設けられて
いる。
【0025】26はフラップ折りユニットであり、26
a、26aが段ボール箱23の側フラップ23c、23
cをそれぞれ折り曲げ、26bが段ボール箱23の下フ
ラップ23bを折り曲げるために設けられている。
【0026】27は回転テーブル(図2参照。)であ
り、その上に段ボール箱23が載置される。回転テーブ
ル27はその鉛直軸の回りに回転自在な状態とされてお
り、図示しない駆動手段によって上下方向に移動される
ようになっている。
【0027】28は封緘ユニット(図1参照。)であ
り、CD群が収納された段ボール箱のフラップをテープ
や接着剤等を使って閉じるために設けられている。尚、
封緘ユニット28は、回転テーブル27と水平多関節型
ロボット12の基軸部14との間に位置して水平方向に
延びるガイド部材28aに沿って摺動されるようになっ
ている。
【0028】29は水平多関節型ロボット12により段
ボール箱を起こすのを補助するための補助ローラであ
り、フラップ折りユニット26bの近辺に設けられてい
る。
【0029】段ボール箱はその封緘された面が上下方向
を向くように水平多関節型ロボット12のハンド17及
び補助ローラ29によって起こされた後、コンベア30
に載せられて、図1に矢印Cに示すように搬送される。
【0030】31はラベル貼付装置であり、コンベア3
0によって運ばれて来る段ボール箱の側面にラベルを貼
り付けるために設けられている。
【0031】段ボール箱はラベル貼付後に排出用コンベ
ア32に移送され、図1に矢印Dで示すように、コンベ
ア30の搬送方向とは直交する方向に搬送されて排出さ
れ、検査工程へと送られる。
【0032】尚、コンベア20、30や排出用コンベア
32の高さ、回転テーブル27の高さは略同じにされて
いる。
【0033】33は操作盤、34は制御盤であり、操作
盤33は、図1及び図3に示すように、充填機構11の
近辺に設けられ、また、制御盤34は、図2に示すよう
に、装置側面の下端寄りのところに設けられている。
【0034】35は水平多関節型ロボット12を制御す
るロボットコントローラであり、図3に示すように、装
置の底部に配置されている。
【0035】図6乃至図8は充填機構11を示すもので
ある。
【0036】36は基台であり、該基台36上には充填
機構11の取付台37が固定されている。
【0037】38はスライドテーブルであり、その下面
に固定された被ガイド部38a、38a、・・・が取付
台37上において水平方向に沿って互いに平行に配置さ
れた2本のガイド軸39、39(図6ではその一方だけ
を示す。)に摺動自在な状態で支持されている。尚、ス
ライドテーブル38は図示しないエアシリンダ等の摺動
手段によってガイド軸39、39に沿って移動されるよ
うになっている。
【0038】40、40、・・・はガイド軸39、39
の支持部材であり(図6ではその一つだけを示す。)、
ガイド軸39、39の端部をそれぞれ支持するために取
付台37上に固定されている。
【0039】41はCD群7、7、・・・を載置するた
めの載置台であり、スライドテーブル38の前端部(C
D群7、7、・・・を段ボール箱23に収納する方向を
前方とする。)に固定されている。尚、載置台41の前
端寄りの下面はその高さが前方に行くにしたがって高く
されることによってテーパー面41aとされている。
【0040】42は支持台であり、支柱43、43、・
・・を介してスライドテーブル38上に固定されてい
る。
【0041】44は前後方向に摺動されるスライダーで
あり、その下面に取り付けられた被ガイド部44a、4
4a、・・・が、支持台42の上面に設けられたガイド
レール45、45(図6ではその一方をだけを示す。)
に摺動自在な状態で支持されている。
【0042】46は立壁であり、スライダー44の前端
部に立設されており、該立壁46にはCD群7、7、・
・・を前方に押し出すための押し出しプレート47が固
定されている。
【0043】48は支持壁であり、スライダー44の中
程より後方に寄った位置に立設されている。
【0044】49は水平方向に配置されたシリンダであ
り、その後端部が支持台42の後端部に取り付けられた
取付板50に固定されている。そして、シリンダ49の
前端寄りの部分が上記支持壁48に形成された孔48a
を挿通され、シリンダ49の摺動軸49aがフローティ
ングジョイント51を介してスライダー44の取付部材
52に結合されている。つまり、シリンダ49はスライ
ダー44の上面に固定された取付部材52と上記取付板
50とによって支持されている。
【0045】53はシリンダであり、支持壁48の上端
寄りのところに固定されている。該シリンダ53は前後
方向に摺動される摺動軸53aによってスライドブロッ
ク54を移動させるために設けられている。即ち、摺動
軸53aの前端部に取り付けられたフローティングジョ
イント55が取付部材55aを介してスライドブロック
54の下面に取り付けられている。
【0046】56、56は前後方向に延びるガイド軸で
あり、立壁46と支持壁48との間に架設されている。
スライドブロック54には、図7に示すように、その左
右の端部に挿通孔54a、54aが形成されており、こ
れら挿通孔54a、54aにガイド軸56、56がそれ
ぞれ挿通されることによってスライドプレート54がガ
イド軸56、56に沿って前後方向に案内されるように
なっている。
【0047】57、57、・・・はシリンダであり、そ
の摺動軸が上下方向に延びるように配置されている。
尚、本実施例ではシリンダ57、57、・・・を使った
CD群の保持機構58、58、・・・がスタック8内の
CD群7、7、・・・に応じた数だけ設けられており、
これらはいづれも同じ構成を有するので以下ではその一
について説明する。
【0048】59はシリンダ57の支持部材であり、ス
ライドブロック54の上面にボルト止めにより取り付け
られている。支持部材59にはその基部59aの上端部
に取付板60が固定されており、該取付板60の下面に
シリンダ57のシリンダ部が固定されている。
【0049】61はシリンダによって上下方向に摺動さ
れる摺動部材であり、2枚の板状部材61a、61bを
側面形状でT字状をなすように結合することによって構
成されている。
【0050】上板61aにはその前端寄りの部分に押え
片62がビス止めによって固定されており、該押え片6
2は板バネによって形成されている。押え片62はCD
群を上方から押さえることによってCD群の荷崩れを防
止するために設けられており、押し出しプレート47の
上端部に形成された切欠凹部47aを通して前方に突出
されている。また、上板61aの後端寄りの部分にはシ
リンダ57の摺動ロッド57aが固定されている。
【0051】板状部材61bは摺動板であり、その後面
に取り付けられた被ガイド部63が支持部材59の基部
59aの前面に設けられたガイド部64に沿って上下方
向に案内される。
【0052】しかして、充填機構11にあっては、図9
に概略的に示すように、シリンダ57、57、・・・の
摺動ロッド57a、57a、・・・が下方に移動して摺
動部材61、61、・・・が下方に移動され、押え片6
2、62、・・・が載置台41上に載せられたCD群
7、7、・・・の上面にそれぞれ当接されて各CD群が
載置台41と押え片62、62、・・・との間で挟持さ
れた状態となる。
【0053】そして、図10に示すように、スライドテ
ーブル38がガイド軸39、39に沿って移動してCD
群7、7、・・・が段ボール箱23の手前に来た後、図
11に示すように、シリンダ49によって押し出しプレ
ート47が前方に移動され、載置台41上のCD群7、
7、・・・が段ボール箱23内に収納される。尚、スラ
イドテーブル38の移動時には、載置台41の前端下面
に形成されたテーパー面41aが段ボール箱23の下フ
ラップ23bを下方に押し開ける。
【0054】それから、図12に示すように、シリンダ
57、57、・・・の摺動ロッド57a、57a、・・
・が上方に移動して、押え片62、62、・・・による
CD群7、7、・・・の挟持が解除され、その後、シリ
ンダ53の摺動軸53aが後方に移動してスライドブロ
ック54が後方に移動する。
【0055】そして、スライダー44及びスライドテー
ブル38が後方に移動して元の状態に戻されることによ
って一連の充填作業が終了する。
【0056】図13及び図14のフローチャート及び図
15乃至図26の概略図は、箱詰め作業について説明す
るものである。
【0057】図13に示すように箱詰め作業では、CD
群7のスタック8への集積作業と段ボール箱23の準備
作業とが並行して行われる。
【0058】ステップS1乃至S5は、段ボール箱の準
備作業の手順を示しており、ステップS1において、水
平多関節型ロボット12は段ボール供給ユニット19に
よって用意される段ボールの一を取り出して搬送する。
即ち、図15に示すように、水平多関節型ロボット12
はそのハンド17によって折り畳まれた状態の段ボール
を吸着してこれを引き上げてからアームを回動させて所
定位置(図1に示す四角形R)まで移動する。
【0059】そして、次ステップS2において、図16
に示すように、段ボールを箱状に整形する。図17はそ
の様子を概略的に示すものであり、ハンド17は吸着部
17a、17a(図ではその一方だけを示す。)と、ロ
ーラ17bとを有している。折り畳まれた状態の段ボー
ルは図に実線で示すように吸着部17a、17aによっ
て吸着されるが、ローラ17bの支持部材が図示しない
駆動手段によって回動支点17cに関して回動し得るよ
うになっており、図に2点鎖線で示すように、ローラ1
7bによって段ボールの側面を押し下げると、側方から
見てそれまで平行四辺形状に折り畳まれていた段ボール
が長方形状に整形される。
【0060】ステップS3では、段ボール箱が図1の四
角形Rに示す位置に来るように位置決めがなされ、次ス
テップS4では、図18に示すように、フラップ開けユ
ニット25、25、・・・によって段ボール箱23の一
方の開口24のフラップ23a、23b、23c、23
cを開いてこの状態を保持する。
【0061】ステップS5においては、図19に示すよ
うに、フラップを開けた方とは反対側の側フラップ23
c、23cがフラップ折りユニット26a、26aによ
って折り曲げられ、これでCD群を段ボール箱23に充
填する前準備が完了する。
【0062】他方、CD2、2、・・・の集積作業につ
いてはステップS6乃至ステップS10に示すように、
CD群7の水平送りと仕切板10の挿入とが複数回行わ
れてスタック8にCD群7が一時的に集められる(図2
0参照。)。
【0063】即ち、ステップS6ではコンベア3に載っ
て運ばれて来るCD2がエレベータ5の下降に伴って段
積みユニット4により積み上げられる。
【0064】次ステップS7においてスタック8から空
かどうかが問われ、空でない場合にはステップS8に進
み、空の場合にはステップS9に飛ぶ。
【0065】ステップS8において、CD群7をスタッ
ク8に移送するにあたって当該CD群7と先に移送され
たCD群7との間に仕切板10が仕切板挿入ユニット9
によって挿入される。
【0066】次ステップS9では、段積みユニット4に
よって積み上げられたCDが所定の枚数に達した場合
に、図20に示すように、CD群7が押し出し機構6に
よって水平方向に送られてスタック8に移される。
【0067】ステップS10においてスタック8が一杯
になったか否かが問われ、一杯であるならばステップ1
1に進み、そうでなければステップ8に戻ってステップ
S8、S9を繰り返す。
【0068】ステップ11では、図21に示すように、
スタック8に溜まったCD群7、7、・・・が充填機構
11によって段ボール箱23内に収納される。即ち、C
D群7、7、・・・は保持機構58、58、・・・によ
って載置台41と押え片62、62、・・・との間に挟
持され、その後、スライドテーブル38の摺動によりC
D群7、7、・・・が段ボール箱23の開口24に向か
って移動される。そして、シリンダ49により押し出し
プレート47がCD群7、7、・・・を水平方向に押し
出して段ボール箱23内に収納する。尚、その際、フラ
ップ開けユニット25はCD群7、7、・・・を段ボー
ル箱23内に案内するガイドの役目を果たしている。C
D群7、7、・・・の段ボール箱23への収納後には保
持機構58によるCD群の保持が解除され、シリンダ5
3により保持機構58が後退し、スライダー44やスラ
イドテーブル38が初期状態に戻される。
【0069】次ステップS12では、図22に示すよう
に、ステップS4でフラップを開けた方とは反対側の上
フラップ23aがハンド17のローラ17bによって折
り曲げられ、また、下フラップ23bがフラップ折りユ
ニット26bによって折り曲げられる。
【0070】続くステップS13において、封緘ユニッ
ト28により段ボール箱23の一側面が閉じられる。例
えば、図23に示すように、ガイド部材28aに沿う封
緘ユニット28の水平移動によりクラフトテープ65が
段ボール箱23に貼り付けられる。
【0071】次ステップS14では、CD群が収納され
た段ボール箱23が鉛直軸の回りに180°回転され
る。即ち、図24に示すように、水平多関節型ロボット
12のハンド17が下りて、その吸着部17a、17a
により段ボール箱23の上面を吸着し、回転テーブル2
7上で鉛直軸の回りに段ボール箱23を180°回転さ
せる。尚、その際、フラップ開けユニット25によるフ
ラップの開き動作が解除されていることは勿論である。
【0072】ステップS15において、段ボール箱23
が図1の四角形Rに示す位置に来るように位置決めがな
された後は、段ボール箱23の他方のフラップを閉じて
封緘する作業が行われる。
【0073】即ち、ステップS16において、段ボール
箱23の側フラップ23c、23cを折り曲げた後、次
ステップS17で上下のフラップ23a、23bを折り
曲げ、それからステップ18でクラフトテープ65によ
り段ボール箱23の残りの側面を封緘する(図25参
照。)。そして、ステップ19で段ボール箱23を鉛直
軸の回りに180°回転させる。
【0074】ステップ20では、段ボール箱23をその
封緘面が上下方向を向くように起き上がらせる。つま
り、図26に示すように、補助ローラ29を上昇させる
とともに、ハンド17のローラ17bによって段ボール
箱23を矢印Eに示すように回転させ、段ボール箱23
の封緘面の一方を補助ローラ29で受けて該補助ローラ
29を下降させる。
【0075】その後、ステップS21でコンベア30に
より段ボール箱23を搬送し、次ステップS22でラベ
ル貼付装置31により段ボール箱23の一側面にラベル
を貼り付けてコンベア32によって段ボール箱23を排
出することで一連の箱詰め作業が終了する。
【0076】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明物品の折り箱への収納機構によれば、保持手
段(上記実施例では保持機構に相当する。)によって物
品群をその移動中に保持し、物品群を折り箱に収納した
後保持手段による物品群の保持を解除することによっ
て、移動中の物品に荷崩れが起きないようにするととも
に、物品群の折り箱への収納を高速に行うことで作業能
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱詰め装置を概略的に示す平面図である。
【図2】箱詰め装置を概略的に示す側面図である。
【図3】箱詰め装置を概略的に示す側面図である。
【図4】箱詰め装置の段ボール供給ユニットを主に示す
側面図である。
【図5】段ボール箱を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る充填機構の一部を切り欠いて示す
側面図である。
【図7】本発明に係る充填機構の一部を切り欠いて示す
要部の斜視図である。
【図8】保持機構を示す拡大側面図である。
【図9】図10乃至図12とともに充填機構の動作を概
略的に示す図であり、本図は押え片によるCD群の保持
を示すものである。
【図10】充填機構におけるスライドテーブルの移動を
示す図である。
【図11】押し出しプレートによるCD群の押し出し動
作を示す図である。
【図12】CD群の保持の解除動作を示す図である。
【図13】図14とともに箱詰め作業の流れを示すフロ
ーチャート図であり、本図は作業の前半部を示す。
【図14】箱詰め作業の流れを示すフローチャート図で
あり、作業の後半部を示す。
【図15】ロボットによる段ボールの取り出し工程を示
す斜視図である。
【図16】ロボットによる段ボールの整形工程を示す斜
視図である。
【図17】段ボール箱の整形について説明するための概
略図である。
【図18】段ボール箱のフラップ開け工程を示す斜視図
である。
【図19】段ボール箱のフラップ折り工程を示す斜視図
である。
【図20】CDの集積工程を示す斜視図である。
【図21】CD群の段ボール箱への収納工程を示す斜視
図である。
【図22】段ボール箱のフラップ閉じ工程を示す斜視図
である。
【図23】段ボール箱の封緘工程を示す斜視図である。
【図24】段ボール箱の回転を示す斜視図である。
【図25】段ボール箱の封緘工程を示す斜視図である。
【図26】段ボール箱の箱起こし工程を示す斜視図であ
る。
【図27】従来の箱詰め装置について説明するための斜
視図である。
【符号の説明】
2 CD(物品) 7 CD群(物品群) 11 充填機構(物品の折り箱への収納機構) 23 段ボール箱(折り箱) 41 載置台 58 保持機構(保持手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台上の物品群を移動させてそのまま
    折り箱内に収納する物品の折り箱への収納機構におい
    て、物品の移動中に物品群を保持するための保持手段を
    設け、物品群を折り箱に収納した後保持手段による物品
    群の保持を解除するようにしたことを特徴とする物品の
    折り箱への収納機構。
JP7786594A 1994-03-25 1994-03-25 物品の折り箱への収納機構 Pending JPH07257514A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019142539A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 株式会社フジキカイ 箱詰め装置
JP2023159491A (ja) * 2022-04-20 2023-11-01 大和エンジニアリング株式会社 箱詰め装置

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JP2019142539A (ja) * 2018-02-20 2019-08-29 株式会社フジキカイ 箱詰め装置
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