JPH02187791A

JPH02187791A - 表示装置

Info

Publication number: JPH02187791A
Application number: JP1006257A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Endo; 裕史遠藤
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1989-01-14
Filing date: 1989-01-14
Publication date: 1990-07-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、電子ファイルやワードプロセッサ等に使用
される表示装置に関する。

〔従来の技術〕

電子ファイルやワードプロセッサ等には、ファイルから
読み込んだり作成した文字や図形などの画像を表示する
ために、ＣＲＴデイスプレィやＬＣＤデイスプレィ等を
用いた表示装置が使用されている。

このような表示装置において、表示されるべき画像が表
示画面に入りきらない場合には、キーボードやマウス等
で指示することにより、ある固定の単位で表示する位置
を変えて（スクロールして）画像を見ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしなから、従来の表示装置におけるスクロール機能
は、スクロールキーを押している間だけ、そのキーによ
る指定方向に固定のスクロール幅で画像の表示位置が変
わるようになっているため、使用者は表示画面に画像の
見たい部分が現れるまでスクロールキーを押し続けるか
何度も押さなければならず、画像を確認するという作業
に加えて負担となっていた。

また、スクロール幅が大き過ぎると画像を確認しにくい
し、小さすぎると時間がかかり、必ずしもあらゆる使用
目的や使用者に適したものとはなっていなかった。

この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、使用
者のスクロール操作の負担を軽減し、任意の位置から任
意の方向及び移動幅を指示して、画像の表示を自動的に
スクロールできるようにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は上記の目的を達成するため、表示画面より大
きな画像をスクロールして表示する表示装置において、
第１図に機能ブロック図で示すように、スクロール方向
及びスクロール幅を設定するスクロール条件設定手段Ａ
と、表示画面りに表示すべき画像の表示位置を初期位置
あるいは任意に指定された位置からスクロール条件設定
手段Ａによって設定されたスクロール方向へ設定された
スクロール幅ずつ順次移動させて決定し、その表示位置
がスクロール方向の画像終端に達すると、スクロール方
向と直交する方向に表示画面の大きさだけずらしてスク
ロール方向の画像始端から次の表示位置を決定する表示
位置決定手段Ｂと、それによって決定された表示位置の
画像を順次表示画面りに表示する表示制御手段Ｃとを設
けたものである。

〔作　用〕

このように構成した表示装置によれば、スクロール条件
設定手段Ａによって、スクロール方向及びスクロール幅
を任意に設定することができ、それによって表示位置決
定手段Ｂが表示すべき画像の表示位置を初期位置あるい
は任意に指定された位置からその設定したスクロール方
向へ設定したスクロール幅ずつ順次移動させて決定し、
その決定された表示位置の画像を表示制御手段Ｃが順次
表示画面りに表示する。

そして、表示位置がスクロール方向の画像終端に達する
と、スクロール方向と直交する方向に表示画面の大きさ
だけずれた位置でスクロール方向の画像始端から上記と
同様な表示がなされる。

したがって、任意に指定した方向へ任意に指定したスク
ロール幅で自動的にスクロール表示がなされる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を第２図以降を参照して説明す
る。

第２図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。

この実施例において、入力部１はキーボード、表示部２
はＣＲＴデイスプレィであり、制御部３及びその他の各
部４〜１２は、ＣＰＵ、Ｒ’ＯＭ及びＲＡＭ等によって
構成されたマイクロコンピュータによって機能される部
分である。

そして、初期値保存レジスタ４はスクロール方向とスク
ロール幅の初期値を格納している。また、スクロール方
向保存レジスタ５とスクロール幅保存レジスタ６は、入
力部１からスクロール方向あるいはスクロール幅の設定
値が入力される迄は初期値保存レジスタ４の初期値を保
存し、設定値が入力されるとそれぞれの設定値を保存し
ておくレジスタであるスクロール方向変換回路７は、スクロール方向保存レジ
スタ５に保存されているスクロール方向の変化に応じて
、スクロール方向変換信号を制御部３に送る。スクロー
ル幅変換回路８は、スクロール幅保存レジスタ６に保存
されているスクロール幅の変化に応じて、スクロール幅
変換信号を制御部３へ送る。

表示開始位置レジスタ１０は、表示部２に対してページ
メモリ１２に展開されている画像のどの位置からどれだ
けの大きさを表示するか（表示位置）を指定するレジス
タであり、初期値を持つ。

表示位置照合回路９は、表示位置が画像の端まで来た時
に、次に表示開始する位置を指示するものである。

ページデータ記憶部１１は、入力部１からの入力によっ
て制御部３で作成される文書データや、図示しない外部
記憶装置から読み込んだ文書や図形等のデータをページ
単位で記憶するものであり、そのページデータに基づい
て、ページメモリ上にページ単位で表示用の画像データ
をビットマツプ状に展開する。

第３図は、この実施例による自動スクロールの説明図で
あり、１３はページメモリ１２に展開されている１ペー
ジの画像の全範囲を示し、１４は表示部２の表示画面に
同時に表示できる範囲（横ｄｘ、縦ｄｙの矩形）を示す
。

ここで、初期値保存レジスタ４によるスクロール方向の
初期値を右方向、スクロール＠２の初期値を５ドツトと
し、表示開始位置レジスタ１０に設定されているスクロ
ール開始位置の初期値を座標位置（ｘ、ｙ）＝　（０，
Ｏ）として説明する。

この表示装置が起動する時にはこれらの初期値がセット
され、制御部３は入力部１からの入力がない限りこの初
期値から表示を行う。

その場合、まず第３図に斜線を施して示す範囲、即ち表
示開始位置（ｘ、ｙ）＝　（０，Ｏ）からＸ方向にｄｘ
、Ｙ方向にｄｙの範囲を表示位置と決定し、ページメモ
リ１２に展開されている画像１３のうちその範囲の画像
を表示部２の表示画面に表示させる。

次に、表示開始位置レジスタ１０による表示開始位置を
右方向へスクロール幅２（初期値は５ドツト）だけずら
して（ｘ、ｙ）＝　（５，Ｏ）とし、表示範囲を第３図
に破線で示すように決定して、その範囲の画像を表示さ
せる。

これを所定の時間間隔で繰り返すことによって、自動ス
クロールを行う。

そして、表示範囲が全画像１３のスクロール方向の終端
（今は右端）に達すると、表示位置照合回路９がそれを
判別して、表示開始位置レジスタ１０に、現在の表示開
始位置からスクロール方向と直交するＹ方向に表示画面
の縦の大きさｄｙだけずらしたスクロール方向の画像始
端の位置である（ｘ　＋　ｙ　）　＝　（０＋　ｄｙ）
を表示開始位置としてセットさせる。

以後前述と同様にして、表示開始位置を５ドツトずつ右
方へずらしながら順次表示範囲を決定して表示部２に自
動スクロール表示行い、画像の右端に達する毎に表示開
始位置をｄｙずつ下げて、画像の左端から右方へ同様な
自動スクロール表示を行う。それによって、全画像を表
示することができる。

このように自動スクロールを行っている時に、入力部１
からスクロール幅２が指定された場合には、それをスク
ロール幅保存レジスタ６に保持し、スクロール開始位置
を順次変化させる大きさを変える。

また、入力部１からスクロール方向が指定された場合に
は、それをスクロール方向保存レジスタ５に保持し、ス
クロール開始位置を変化させる方向（ｘ、ｙ）を変える
。

このようにして、使用者は一度もスクロール条件の指定
を行なわなくても、自動スクロールにより全画像を見る
ことができ、途中でスクロール幅あるいはスクロール方
向を使用者の見やすいように変えて設定することもでき
る。

スクロール方向は、入力部１に設けられている例えば第
４図に示すようなカーソル移動用の上下左右キーを利用
して指定することができる。

また、スクロール幅は第５図に示すようなテンキーによ
ってドツト数で指定することができる。

そして、スクロール方向に応じて、表示開始位置のＸ座
標又はＸ座標を次のように変化させる。

上方向：　ｙ　４−　ｙ　−ｚ　　下方向：　ｙ　４−
　ｙ　−１−ｚ左方向：Ｘ４−Ｘ−Ｚ　　右方向：ｘ＋
−ｘ＋ｚまた、表示位置がページの端まできて、次に移
動する位置が画像範囲を越えてしまう場合は、次の表示
開始位置のＸ＋’Ｊ座標として次のような値をセットす
ることにより、ページ全体を表示することができる。

Ｘ方向が越えた場合：Ｘ←０．ｙ４−ｙ＋ｄｙＹ方向が
越えた場合：　ｘ←ｘ＋ｄ　ｘ、ｙ＋−０Ｘ、Ｙ方向が
越えた場合：Ｘ←０＋　ｙ←０第６図はこの実施例によ
る上述した自動スクロール表示処理フローチャートであ
る。

まず、初期値セットを行なう。例えば、表示開始位置と
して（ｘ、ｙ）＝　（０，Ｏ）を、スクロール方向とし
て右方向を、スクロール幅としてｚ＝５ドツトをそれぞ
れセットする。

その後、これらのパラメータをチエツクして、ＯＫ（適
）であれば最初の表示位置の画像を表示し、ＮＧ（不適
）であればパラメータを再セットして、決定された表示
位置の画像を表示する。

次にキー人力をチエツクして、キー人力がなければ前述
のように初期値のスクロール方向及びスクロール幅によ
って表示位置を変更し、パラメータのチエツクからの処
理を繰り返す。

キー人力があると、それが終了キー、前・次ページキー
、スクロール幅指定キー（テンキー）。

スクロール方向指定キー（カーソル移動キー）のいずれ
かであるか否かを順次チエツクする。

そして、終了キーであれば処理を終了し、前・次ページ
キーであれば自動スクロールを停止させて、前頁または
次頁のページデータを読込んで第２図のページメモリ１
２に表示用の画像データを展開した後初期値セットへ戻
る。

スクロール幅指定キーであればスクロール幅の変更処理
を行ない、スクロール方向指定キーであればスクロール
方向の変更処理を行なって、それぞれ表示位置の変更へ
進む。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、この発明による自動スクロー
ル機能をもつ表示装置によれば、何度もスクロールの指
示を行わなくても自動的にスクロルを繰り返すので、使
用者は何も指示せずに画像全体を見ることができる。

また、スクロール方向とスクロール幅を任意に設定する
ことにより、画像中の探している部分を素早く見つける
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による表示装置の基本的構成を示す機
能ブロック図、第２図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第３図はこの実施例による自動スクロール表示の説明図
、第４図はスクロール方向の指定に使用するキーの例を示
す平面図、第５図はスクロール幅の指定に使用するキーの例を示す
平面図、第６図はこの実施例による自動スクロール表示処理のフ
ロー図である。１・・入力部（キーボード）２・・・表示部（ＣＲＴデイスプレィ）３・・・制御部
（ＣＰＵ）　　４・・・初期値保存レジスタ５・・・ス
クロール方向保存レジスタ６・・・スクロール幅保存レジスタ７・・・スクロール方向変換回路８・・・スクロール幅変換回路９・・・表示位置照合回路１０・・・表示開始位置レジスタ１１・・・ページデータ記憶部　１２・・・ページメモ
リ第６図

Claims

【特許請求の範囲】１　表示画面より大きな画像をスクロールして表示する
表示装置において、スクロール方向及びスクロール幅を設定するスクロール
条件設定手段と、前記表示画面に表示すべき画像の表示位置を初期位置あ
るいは任意に指定された位置から前記スクロール条件設
定手段によつて設定されたスクロール方向へ設定された
スクロール幅ずつ順次移動させて決定し、その表示位置
がスクロール方向の画像終端に達すると、スクロール方
向と直交する方向に表示画面の大きさだけずらしてスク
ロール方向の画像始端から次の表示位置を決定する表示
位置決定手段と、該表示位置決定手段によつて決定された表示位置の画像
を順次前記表示画面に表示する表示制御手段とを設けた
ことを特徴とする表示装置。