JP2003150562A - グラフ処理装置、およびプログラム - Google Patents
グラフ処理装置、およびプログラムInfo
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- JP2003150562A JP2003150562A JP2001350313A JP2001350313A JP2003150562A JP 2003150562 A JP2003150562 A JP 2003150562A JP 2001350313 A JP2001350313 A JP 2001350313A JP 2001350313 A JP2001350313 A JP 2001350313A JP 2003150562 A JP2003150562 A JP 2003150562A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指定された関数式をグラフ表示するにあたっ
て、目的に合った好適な座標設定をよりスムーズに設定
できるグラフ処理装置を提供する。 【解決手段】 関数電卓1200は、座標設定画面(座
標設定表示部1206b)とグラフ表示画面(グラフ表
示部1206d)とを同時に制御してグラフ表示のモニ
タをしながら座標設定できる環境を実現する。その一
方、自動的にグラフの特徴を捕らえるのに適した座標設
定できる機能と、好みの座標を手動で設定できる機能と
を備える。従って、ユーザは、自動設定で座標を設定し
てグラフの全体の特性を理解し、手動設定でグラフ表示
をモニタしながら望みの場所を望みの条件で表示できる
座標をスムーズに設定することができる。
て、目的に合った好適な座標設定をよりスムーズに設定
できるグラフ処理装置を提供する。 【解決手段】 関数電卓1200は、座標設定画面(座
標設定表示部1206b)とグラフ表示画面(グラフ表
示部1206d)とを同時に制御してグラフ表示のモニ
タをしながら座標設定できる環境を実現する。その一
方、自動的にグラフの特徴を捕らえるのに適した座標設
定できる機能と、好みの座標を手動で設定できる機能と
を備える。従って、ユーザは、自動設定で座標を設定し
てグラフの全体の特性を理解し、手動設定でグラフ表示
をモニタしながら望みの場所を望みの条件で表示できる
座標をスムーズに設定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、関数式をグラフ表
示する際に、好適な表示位置が得られる座標をスムーズ
に設定できるグラフ処理装置、およびプログラムに関す
る。
示する際に、好適な表示位置が得られる座標をスムーズ
に設定できるグラフ処理装置、およびプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、指定された関数式に基づいてグラ
フを描画し表示させる機能(以下、グラフ表示機能と言
う)を備えたグラフ処理装置が有る。数式の状態では分
からない関数の特性を視覚的に表現できることから、例
えば、グラフ関数電卓などとしてエンジニアの技術計算
や教育現場等で広く利用されている。
フを描画し表示させる機能(以下、グラフ表示機能と言
う)を備えたグラフ処理装置が有る。数式の状態では分
からない関数の特性を視覚的に表現できることから、例
えば、グラフ関数電卓などとしてエンジニアの技術計算
や教育現場等で広く利用されている。
【0003】具体的には、例えばグラフ関数電卓の場
合、図11に示すように、先ずグラフ化させたい関数式
を入力又は選択によって指定し(図11の(a))、次
いで座標の設定画面で、例えば表示される各座標の最大
・最小値、スケールなどを設定すると(図11の
(b))、グラフ関数電卓はX軸座標CxやY軸座標C
yと、数式を現す点や線であるグラフGとを表示する
(図11の(c))。
合、図11に示すように、先ずグラフ化させたい関数式
を入力又は選択によって指定し(図11の(a))、次
いで座標の設定画面で、例えば表示される各座標の最大
・最小値、スケールなどを設定すると(図11の
(b))、グラフ関数電卓はX軸座標CxやY軸座標C
yと、数式を現す点や線であるグラフGとを表示する
(図11の(c))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11に示したよう
に、グラフ関数電卓などの場合、商品性の観点から比較
的小型の表示画面(例えば、128×64ドット、画面
サイズ2×1.5インチ角程度)しか備えられない場合
が多い。その為、関数式によっては、デフォルト(初期
設定)の座標設定では、グラフの数値を読み取り易いス
ケールであるが、グラフが部分的にしか表示されずグラ
フの特性が把握できないとか、反対にグラフ全体が表示
されて全体の特性を把握し易いが、スケールが大きすぎ
てグラフから値を読み取り難い、といったスケールと表
示範囲のバランスが不適切な表示になる場合がある。
に、グラフ関数電卓などの場合、商品性の観点から比較
的小型の表示画面(例えば、128×64ドット、画面
サイズ2×1.5インチ角程度)しか備えられない場合
が多い。その為、関数式によっては、デフォルト(初期
設定)の座標設定では、グラフの数値を読み取り易いス
ケールであるが、グラフが部分的にしか表示されずグラ
フの特性が把握できないとか、反対にグラフ全体が表示
されて全体の特性を把握し易いが、スケールが大きすぎ
てグラフから値を読み取り難い、といったスケールと表
示範囲のバランスが不適切な表示になる場合がある。
【0005】こうした場合、従来は一旦手計算によって
グラフの特性をとらえた上で設定画面にもどって座標設
定を修正するか、或いは設定画面で少し設定を変えては
グラフの変化を確認して再修正するといった操作を所望
する表示が得られるまで繰り返さなければならなかっ
た。
グラフの特性をとらえた上で設定画面にもどって座標設
定を修正するか、或いは設定画面で少し設定を変えては
グラフの変化を確認して再修正するといった操作を所望
する表示が得られるまで繰り返さなければならなかっ
た。
【0006】この問題の解決策の一つとしては、例えば
特開2000−250498号公報のように、自動的に
グラフ表示の座標設定を最適化する方法が提案されてい
る。同公報によれば、グラフの特性を把握するのに重要
な、例えば、最大値、最小値、変曲点、座標軸との交
点、などの数学的特徴部分が画面内に表示されるように
座標が自動的に設定される。その為、手計算や試行錯誤
をして座標を再設定することなく、スムーズにグラフの
特性を理解し易い好適な表示をすることができる。
特開2000−250498号公報のように、自動的に
グラフ表示の座標設定を最適化する方法が提案されてい
る。同公報によれば、グラフの特性を把握するのに重要
な、例えば、最大値、最小値、変曲点、座標軸との交
点、などの数学的特徴部分が画面内に表示されるように
座標が自動的に設定される。その為、手計算や試行錯誤
をして座標を再設定することなく、スムーズにグラフの
特性を理解し易い好適な表示をすることができる。
【0007】しかし、グラフ表示の目的は、前記数学的
特徴部分を見て関数式の特性を知るだけでなく、例え
ば、前記数学的特徴部分から離れた好みの場所を表示さ
せてグラフから座標値を読み取る場合も多い。ところ
が、従来のグラフ関数電卓でこうした要求に応えるに
は、前記公報の発明を適用した場合であっても、やはり
座標設定画面に一旦戻って適当な座標設定を探さなけれ
ばならず不便であった。
特徴部分を見て関数式の特性を知るだけでなく、例え
ば、前記数学的特徴部分から離れた好みの場所を表示さ
せてグラフから座標値を読み取る場合も多い。ところ
が、従来のグラフ関数電卓でこうした要求に応えるに
は、前記公報の発明を適用した場合であっても、やはり
座標設定画面に一旦戻って適当な座標設定を探さなけれ
ばならず不便であった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、指定された関数式をグラフ表示す
るにあたって、目的に合った好適な座標設定をよりスム
ーズに設定できるグラフ処理装置を提供することであ
る。
であり、その目的は、指定された関数式をグラフ表示す
るにあたって、目的に合った好適な座標設定をよりスム
ーズに設定できるグラフ処理装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、グラフ表示における座標
設定を行うための座標設定画面(例えば、図1の座標設
定表示画面1206b)と、座標設定値に従ったグラフ
を表示するためのグラフ表示画面(例えば、図1のグラ
フ表示部1206d)とを同時に表示制御するグラフ処
理装置であって、関数式に対応するグラフを前記グラフ
表示画面に表示させるグラフ表示制御手段(例えば、図
2のCPU110、関数式情報122、グラフ表示プロ
グラム134)と、このグラフ表示制御手段の制御によ
り表示されたグラフのうち、予め定められている主要部
分が前記グラフ表示画面の中央部に描画されるように座
標設定値を自動設定する自動設定手段(例えば、図2の
CPU110、グラフ特徴情報126、座標最適化プロ
グラム138)と、前記座標設定画面への入力により座
標設定する手動設定手段(例えば、図1の操作入力キー
1202、方向キー1204;図2のCPU110、入
力部140、座標設定情報124、表示自動変更プログ
ラム136)と、前記自動設定手段又は前記手動設定手
段により設定された座標設定値に基づいて、前記グラフ
の主要部分を前記グラフ表示画面の中央部に描画する描
画手段(例えば、図1の表示画面1206;図2のCP
U110、表示部150、座標設定情報124、グラフ
表示プログラム134)と、を備えることを特徴とす
る。
めに、請求項1記載の発明は、グラフ表示における座標
設定を行うための座標設定画面(例えば、図1の座標設
定表示画面1206b)と、座標設定値に従ったグラフ
を表示するためのグラフ表示画面(例えば、図1のグラ
フ表示部1206d)とを同時に表示制御するグラフ処
理装置であって、関数式に対応するグラフを前記グラフ
表示画面に表示させるグラフ表示制御手段(例えば、図
2のCPU110、関数式情報122、グラフ表示プロ
グラム134)と、このグラフ表示制御手段の制御によ
り表示されたグラフのうち、予め定められている主要部
分が前記グラフ表示画面の中央部に描画されるように座
標設定値を自動設定する自動設定手段(例えば、図2の
CPU110、グラフ特徴情報126、座標最適化プロ
グラム138)と、前記座標設定画面への入力により座
標設定する手動設定手段(例えば、図1の操作入力キー
1202、方向キー1204;図2のCPU110、入
力部140、座標設定情報124、表示自動変更プログ
ラム136)と、前記自動設定手段又は前記手動設定手
段により設定された座標設定値に基づいて、前記グラフ
の主要部分を前記グラフ表示画面の中央部に描画する描
画手段(例えば、図1の表示画面1206;図2のCP
U110、表示部150、座標設定情報124、グラフ
表示プログラム134)と、を備えることを特徴とす
る。
【0010】また、請求項6記載の発明は、グラフ処理
装置に種々の機能を実現させるためのプログラムであっ
て、グラフ処理装置に、グラフ表示における座標設定を
行うための座標設定画面と、座標設定値に従ったグラフ
を表示するためのグラフ表示画面とを同時に表示制御す
る表示制御機能と、関数式に対応するグラフを前記グラ
フ表示画面に表示させるグラフ表示制御機能(例えば、
図2のCPU110、関数式情報122、グラフ表示プ
ログラム134;図3のステップS106〜S108)
と、このグラフ表示制御手段の制御により表示されたグ
ラフのうち、予め定められている主要部分が前記グラフ
表示画面の中央部に描画されるように座標設定値を自動
設定する自動設定機能(例えば、図2のCPU110、
グラフ特徴情報126、座標最適化プログラム138;
図3のステップS112)と、前記座標設定画面への入
力により座標設定値を設定する手動設定機能(例えば、
図1の操作入力キー1202、方向キー1204;図2
のCPU110、入力部140、座標設定情報124、
表示自動変更プログラム136;図3のステップS11
4、S120)と、前記自動設定機能又は前記手動設定
機能により設定された座標設定値に基づいて、前記グラ
フの主要部分を前記グラフ表示画面の中央部に描画する
描画機能(例えば、図1の表示画面1206;図2のC
PU110、表示部150、座標設定情報124、グラ
フ表示プログラム134;図3のステップS118、S
122)と、を実現させることを特徴とする。
装置に種々の機能を実現させるためのプログラムであっ
て、グラフ処理装置に、グラフ表示における座標設定を
行うための座標設定画面と、座標設定値に従ったグラフ
を表示するためのグラフ表示画面とを同時に表示制御す
る表示制御機能と、関数式に対応するグラフを前記グラ
フ表示画面に表示させるグラフ表示制御機能(例えば、
図2のCPU110、関数式情報122、グラフ表示プ
ログラム134;図3のステップS106〜S108)
と、このグラフ表示制御手段の制御により表示されたグ
ラフのうち、予め定められている主要部分が前記グラフ
表示画面の中央部に描画されるように座標設定値を自動
設定する自動設定機能(例えば、図2のCPU110、
グラフ特徴情報126、座標最適化プログラム138;
図3のステップS112)と、前記座標設定画面への入
力により座標設定値を設定する手動設定機能(例えば、
図1の操作入力キー1202、方向キー1204;図2
のCPU110、入力部140、座標設定情報124、
表示自動変更プログラム136;図3のステップS11
4、S120)と、前記自動設定機能又は前記手動設定
機能により設定された座標設定値に基づいて、前記グラ
フの主要部分を前記グラフ表示画面の中央部に描画する
描画機能(例えば、図1の表示画面1206;図2のC
PU110、表示部150、座標設定情報124、グラ
フ表示プログラム134;図3のステップS118、S
122)と、を実現させることを特徴とする。
【0011】グラフ表示の座標設定とは、所定の表示領
域内に描画される座標の設定であって、例えば、グラフ
の種類(例えば、2D/3D)、座標軸の種類(例え
ば、直行座標、極座標)、座標軸の数(例えば、次元
数)、スケール(例えば、標準、指数、対数、1目盛当
りの値)、各座標の表示される最大・最小値(例えば、
−10<x<10)、表示画面の座標系と原点の位置関
係などである。
域内に描画される座標の設定であって、例えば、グラフ
の種類(例えば、2D/3D)、座標軸の種類(例え
ば、直行座標、極座標)、座標軸の数(例えば、次元
数)、スケール(例えば、標準、指数、対数、1目盛当
りの値)、各座標の表示される最大・最小値(例えば、
−10<x<10)、表示画面の座標系と原点の位置関
係などである。
【0012】そして、グラフの主要部分とは、グラフの
特性を捉えるのに好適な部分であって、数式を表現する
プロット点や線などの視覚的な特徴部分のことである。
より具体的には、例えば、最大値、最小値、極大値、極
小値、変曲点、収束、座標軸との交点、などの関数式の
数学的特徴に該当する。
特性を捉えるのに好適な部分であって、数式を表現する
プロット点や線などの視覚的な特徴部分のことである。
より具体的には、例えば、最大値、最小値、極大値、極
小値、変曲点、収束、座標軸との交点、などの関数式の
数学的特徴に該当する。
【0013】請求項1又は6記載の発明によれば、自動
設定手段が、グラフの主要部分を表示画面の中央部に描
画させるように、即ち、前記グラフの主要部分が表示領
域内に表示されてユーザが一瞥できるように座標を自動
的に設定する。従って、ユーザは、従来のように手計算
や座標設定の変更を繰り返すといった煩雑な作業をする
ことなく、簡単にグラフの特性を捉えるのに適した表示
をさせることができる。
設定手段が、グラフの主要部分を表示画面の中央部に描
画させるように、即ち、前記グラフの主要部分が表示領
域内に表示されてユーザが一瞥できるように座標を自動
的に設定する。従って、ユーザは、従来のように手計算
や座標設定の変更を繰り返すといった煩雑な作業をする
ことなく、簡単にグラフの特性を捉えるのに適した表示
をさせることができる。
【0014】また、請求項1又は6記載の発明は、座標
設定画面とグラフ表示画面とを同時に表示制御する手段
を備え、ユーザが座標設定を変更すれば、それと同時に
変更されたグラフを表示させる。従って、前記グラフの
主要部分以外で好みの場所を表示させたい場合には、ユ
ーザは、設定変更の都度一々設定画面にもどって設定値
を修正する必要はなく、前記手動設定手段でグラフ表示
をモニタしながら好適な座標を設定することができる。
設定画面とグラフ表示画面とを同時に表示制御する手段
を備え、ユーザが座標設定を変更すれば、それと同時に
変更されたグラフを表示させる。従って、前記グラフの
主要部分以外で好みの場所を表示させたい場合には、ユ
ーザは、設定変更の都度一々設定画面にもどって設定値
を修正する必要はなく、前記手動設定手段でグラフ表示
をモニタしながら好適な座標を設定することができる。
【0015】このように、座標設定画面とグラフ表示画
面とを同時に表示制御してグラフ表示のモニタをしなが
ら座標設定できる環境を実現する一方、自動的にグラフ
の特徴を捉えるのに適した座標設定できる機能と、好み
の座標を手動で設定できる機能とを備えることで、目的
に応じた好適な座標設定をスムーズに得ることができ
る。例えば、ユーザは、自動設定で座標を設定してグラ
フの全体の特性を理解し、手動設定でグラフ表示をモニ
タしながら望みの場所を望みの条件で表示できる座標を
スムーズに設定することができる。
面とを同時に表示制御してグラフ表示のモニタをしなが
ら座標設定できる環境を実現する一方、自動的にグラフ
の特徴を捉えるのに適した座標設定できる機能と、好み
の座標を手動で設定できる機能とを備えることで、目的
に応じた好適な座標設定をスムーズに得ることができ
る。例えば、ユーザは、自動設定で座標を設定してグラ
フの全体の特性を理解し、手動設定でグラフ表示をモニ
タしながら望みの場所を望みの条件で表示できる座標を
スムーズに設定することができる。
【0016】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載のグラフ処理装置において、前記自動設定手段
は、前記グラフと座標軸との全ての交点に基づいて座標
設定値を設定し、前記描画手段は、前記設定された座標
設定値に基づいて前記グラフと前記座標軸との全ての交
点を、前記グラフ表示画面の中央部に描画するグラフ描
画手段と、を備えているとしても良い。
項1記載のグラフ処理装置において、前記自動設定手段
は、前記グラフと座標軸との全ての交点に基づいて座標
設定値を設定し、前記描画手段は、前記設定された座標
設定値に基づいて前記グラフと前記座標軸との全ての交
点を、前記グラフ表示画面の中央部に描画するグラフ描
画手段と、を備えているとしても良い。
【0017】座標軸との交点は、他方の軸成分の何れか
の値が「0」になる特殊な意味を有し、グラフが表示さ
れたときに、交点が表示されているとグラフと座標軸と
の位置関係がより分かり易くなる。
の値が「0」になる特殊な意味を有し、グラフが表示さ
れたときに、交点が表示されているとグラフと座標軸と
の位置関係がより分かり易くなる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、請求項1と
同様の効果を奏するとともに、グラフ処理装置は、座標
軸との全ての交点が表示されるように座標を設定する。
具体的な設定方法としては、例えば、指定された軸との
交点を表示画面の中心になるように設定する方法、座標
軸との交点が複数有る場合には全交点の座標の平均が表
示画像の中心になるように設定するとともに、複数有る
交点の各軸座標値の最大値と最小値に所定のマージンを
付加して表示される各座標の範囲を設定する方法、など
の種々の方法があり適宜設定して良い。座標軸との交点
を重要視することは、比較的原点付近で座標軸と交点を
有する関数が多く用いられる中学・高等教育の現場で
は、特に有効である。
同様の効果を奏するとともに、グラフ処理装置は、座標
軸との全ての交点が表示されるように座標を設定する。
具体的な設定方法としては、例えば、指定された軸との
交点を表示画面の中心になるように設定する方法、座標
軸との交点が複数有る場合には全交点の座標の平均が表
示画像の中心になるように設定するとともに、複数有る
交点の各軸座標値の最大値と最小値に所定のマージンを
付加して表示される各座標の範囲を設定する方法、など
の種々の方法があり適宜設定して良い。座標軸との交点
を重要視することは、比較的原点付近で座標軸と交点を
有する関数が多く用いられる中学・高等教育の現場で
は、特に有効である。
【0019】また、更に請求項3記載の発明のように、
請求項1に記載のグラフ処理装置において、前記関数式
は円又は楕円の関数式であり、前記自動設定手段は、当
該円又は楕円の中心に基づいて座標設定値を設定し、前
記描画手段は、前記設定された座標設定値に基づいて前
記グラフと前記座標軸との全ての交点を、前記グラフ表
示画面の中央部に描画するグラフ描画手段と、を備えて
いるとしても良い。
請求項1に記載のグラフ処理装置において、前記関数式
は円又は楕円の関数式であり、前記自動設定手段は、当
該円又は楕円の中心に基づいて座標設定値を設定し、前
記描画手段は、前記設定された座標設定値に基づいて前
記グラフと前記座標軸との全ての交点を、前記グラフ表
示画面の中央部に描画するグラフ描画手段と、を備えて
いるとしても良い。
【0020】楕円関数(円はその特殊な例)の場合、そ
の中心を画像の中心に表示させるとグラフの特性を理解
し易くなる。従って、請求項3記載の発明によれば、請
求項1と同様の効果を奏するとともに、よりグラフの特
徴を理解し易いグラフ表示をすることができる。
の中心を画像の中心に表示させるとグラフの特性を理解
し易くなる。従って、請求項3記載の発明によれば、請
求項1と同様の効果を奏するとともに、よりグラフの特
徴を理解し易いグラフ表示をすることができる。
【0021】請求項4記載の発明は、座標設定値に従っ
たグラフを表示するためのグラフ表示画面(例えば、図
1の表示画面1206、グラフ表示部1206d;図1
0の(a)〜(d))を表示制御するグラフ処理装置で
あって、未知定数を含む関数式を入力する入力手段(例
えば、図1の操作入力キー1202、方向キー120
4;図2のCPU110、入力部140、関数式情報1
22、表示自動変更プログラム136;図9の(a))
と、前記未知定数に代入する複数の候補値あるいは候補
値の範囲を設定する設定手段(例えば、図1の操作入力
キー1202、方向キー1204;図2のCPU11
0、入力部140、関数式情報122、表示自動変更プ
ログラム136;図7のステップT103;図9の
(b))と、前記設定手段により設定された複数の候補
値あるいは候補値の範囲に基づいて、何れの候補値が代
入される場合にも、当該関数式のグラフが前記グラフ表
示画面に描画されるように前記座標設定値を自動設定す
る自動設定手段(例えば、図2のCPU110、グラフ
特徴情報126、座標最適化プログラム138;図7の
ステップS112)と、を備えたことを特徴とする。
たグラフを表示するためのグラフ表示画面(例えば、図
1の表示画面1206、グラフ表示部1206d;図1
0の(a)〜(d))を表示制御するグラフ処理装置で
あって、未知定数を含む関数式を入力する入力手段(例
えば、図1の操作入力キー1202、方向キー120
4;図2のCPU110、入力部140、関数式情報1
22、表示自動変更プログラム136;図9の(a))
と、前記未知定数に代入する複数の候補値あるいは候補
値の範囲を設定する設定手段(例えば、図1の操作入力
キー1202、方向キー1204;図2のCPU11
0、入力部140、関数式情報122、表示自動変更プ
ログラム136;図7のステップT103;図9の
(b))と、前記設定手段により設定された複数の候補
値あるいは候補値の範囲に基づいて、何れの候補値が代
入される場合にも、当該関数式のグラフが前記グラフ表
示画面に描画されるように前記座標設定値を自動設定す
る自動設定手段(例えば、図2のCPU110、グラフ
特徴情報126、座標最適化プログラム138;図7の
ステップS112)と、を備えたことを特徴とする。
【0022】また、請求項7記載の発明は、グラフ処理
装置に種々の機能を実現させるためのプログラムであっ
て、グラフ処理装置に、座標設定値に従ったグラフを表
示するためのグラフ表示画面を表示制御する表示制御機
能(例えば、図2のCPU110、表示部150、グラ
フ表示プログラム134;図7のステップS106〜S
108、S116〜S118)と、未知定数を含む関数
式を入力する入力機能(例えば、図1の操作入力キー1
202、方向キー1204;図2のCPU110、入力
部140、関数式情報122、表示自動変更プログラム
136;図9の(a);図7のステップS102)と、
前記未知定数に代入する複数の候補値あるいは候補値の
範囲を設定する設定機能(例えば、図1の操作入力キー
1202、方向キー1204;図2のCPU110、入
力部140、関数式情報122、表示自動変更プログラ
ム136;図9の(b);図7のステップT103)
と、前記設定機能により設定された複数の候補値あるい
は候補値の範囲に基づいて、何れの候補値が代入される
場合にも、当該関数式のグラフが前記グラフ表示画面に
描画されるように前記座標設定値を自動設定する自動設
定機能(例えば、図2のCPU110、グラフ特徴情報
126、座標最適化プログラム138;図7のステップ
S112)と、を実現させる。
装置に種々の機能を実現させるためのプログラムであっ
て、グラフ処理装置に、座標設定値に従ったグラフを表
示するためのグラフ表示画面を表示制御する表示制御機
能(例えば、図2のCPU110、表示部150、グラ
フ表示プログラム134;図7のステップS106〜S
108、S116〜S118)と、未知定数を含む関数
式を入力する入力機能(例えば、図1の操作入力キー1
202、方向キー1204;図2のCPU110、入力
部140、関数式情報122、表示自動変更プログラム
136;図9の(a);図7のステップS102)と、
前記未知定数に代入する複数の候補値あるいは候補値の
範囲を設定する設定機能(例えば、図1の操作入力キー
1202、方向キー1204;図2のCPU110、入
力部140、関数式情報122、表示自動変更プログラ
ム136;図9の(b);図7のステップT103)
と、前記設定機能により設定された複数の候補値あるい
は候補値の範囲に基づいて、何れの候補値が代入される
場合にも、当該関数式のグラフが前記グラフ表示画面に
描画されるように前記座標設定値を自動設定する自動設
定機能(例えば、図2のCPU110、グラフ特徴情報
126、座標最適化プログラム138;図7のステップ
S112)と、を実現させる。
【0023】未知定数とは、複数の候補値又はとり得る
値の範囲を有する係数や定数であって、例えばXの二次
関数Y=X2+aX+b(a={2、4、6、8、1
0};−10<b<10)の場合、aとbとが未知定数
に該当する。
値の範囲を有する係数や定数であって、例えばXの二次
関数Y=X2+aX+b(a={2、4、6、8、1
0};−10<b<10)の場合、aとbとが未知定数
に該当する。
【0024】請求項4又は7記載の発明によれば、前記
自動設定手段が、未知定数がどの候補値をとった場合で
あっても、前記グラフの主要部分が表示されるような座
標を設定する。
自動設定手段が、未知定数がどの候補値をとった場合で
あっても、前記グラフの主要部分が表示されるような座
標を設定する。
【0025】尚、請求項5記載の発明のように、請求項
4記載のグラフ処理装置であって、前記自動設定手段
は、前記設定手段により設定された複数の候補値あるい
は候補値の範囲に基づいて、前記関数式が取り得る極大
値と極小値の値域を求め、求めた極大値と極小値の値域
に基づいて前記座標設定値を設定する、としても良い。
4記載のグラフ処理装置であって、前記自動設定手段
は、前記設定手段により設定された複数の候補値あるい
は候補値の範囲に基づいて、前記関数式が取り得る極大
値と極小値の値域を求め、求めた極大値と極小値の値域
に基づいて前記座標設定値を設定する、としても良い。
【0026】より具体的には、例えば、候補値毎に極大
値と極小値を求め、全ての候補値について該極値求めら
れたならば、その中からそれぞれ各軸の最大と最初の値
を抽出し、これに表示端部のマージンをもたせて表示範
囲を設定する。
値と極小値を求め、全ての候補値について該極値求めら
れたならば、その中からそれぞれ各軸の最大と最初の値
を抽出し、これに表示端部のマージンをもたせて表示範
囲を設定する。
【0027】そして、座標が設定されたならば、候補値
毎のグラフが描画される。例えば、候補値毎に表示形態
(例えば、表示色、線種、線の太さ、プロットする点の
形・色・大きさなど)を変えた複数のグラフとして描画
される、または候補値毎のグラフ表示を連続して表示さ
せた所謂パラパラアニメ(簡易動画)形式で描画され
る、またはグラフの描画される領域として表示される。
毎のグラフが描画される。例えば、候補値毎に表示形態
(例えば、表示色、線種、線の太さ、プロットする点の
形・色・大きさなど)を変えた複数のグラフとして描画
される、または候補値毎のグラフ表示を連続して表示さ
せた所謂パラパラアニメ(簡易動画)形式で描画され
る、またはグラフの描画される領域として表示される。
【0028】従って、候補値毎に一々座標を変更した
り、どの候補値でも好適な表示ができる座標設定を試行
錯誤しながら探す必要は無く、簡単に座標を設定するこ
とができる。
り、どの候補値でも好適な表示ができる座標設定を試行
錯誤しながら探す必要は無く、簡単に座標を設定するこ
とができる。
【0029】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕以下、図1
〜図6を参照して、第1の実施の形態について詳細に説
明する。ここでは本発明をグラフ関数電卓に適用した場
合を例とするが、本発明の適用範囲はこれに限定される
ものではなく、例えば、グラフ表示機能を有するPDA
や携帯電話機、小型データ収集器など、演算処理機能を
備えた種々の装置に適用できる。
〜図6を参照して、第1の実施の形態について詳細に説
明する。ここでは本発明をグラフ関数電卓に適用した場
合を例とするが、本発明の適用範囲はこれに限定される
ものではなく、例えば、グラフ表示機能を有するPDA
や携帯電話機、小型データ収集器など、演算処理機能を
備えた種々の装置に適用できる。
【0030】図1は、本実施の形態におけるグラフ関数
電卓の外観の一例を示した図である。同図に示すよう
に、関数電卓1200は、演算処理を行う演算部(図示
略)と、数値や所定の関数及び演算操作の入力を行う操
作入力キー1202と、画面のスクロールの方向や選択
操作を行う方向キー1204と、プログラムによって種
々の操作入力を定義できるファンクションキー1205
と、入力された数値や関数式及びグラフを表示する表示
画面1206と、内蔵電池や太陽電池等の電源(図示
略)を備え、金属や樹脂によって、例えばカード形状に
ケーシングされている。また、関数電卓1200は、記
憶媒体1210用のスロット1212と、通信回線や周
辺機器とのデータの送受信が可能な信号ケーブル121
4と接続する接続端子1216とを備える。
電卓の外観の一例を示した図である。同図に示すよう
に、関数電卓1200は、演算処理を行う演算部(図示
略)と、数値や所定の関数及び演算操作の入力を行う操
作入力キー1202と、画面のスクロールの方向や選択
操作を行う方向キー1204と、プログラムによって種
々の操作入力を定義できるファンクションキー1205
と、入力された数値や関数式及びグラフを表示する表示
画面1206と、内蔵電池や太陽電池等の電源(図示
略)を備え、金属や樹脂によって、例えばカード形状に
ケーシングされている。また、関数電卓1200は、記
憶媒体1210用のスロット1212と、通信回線や周
辺機器とのデータの送受信が可能な信号ケーブル121
4と接続する接続端子1216とを備える。
【0031】操作入力キー1202と、方向キー120
4と、ファンクションキー1205とは、従来と同様の
操作入力手段であって、例えばキースイッチなどによっ
て実現される。
4と、ファンクションキー1205とは、従来と同様の
操作入力手段であって、例えばキースイッチなどによっ
て実現される。
【0032】表示画面1206は、ドットによって文字
や図形の描画や画像を表示可能な、例えばLCDやEL
Dなどの素子であって、単数又は複数の素子の組み合わ
せによって構成される。本実施の形態では、表示画面1
206は、例えば、128×64ドット、画面サイズ2
×1.5インチ角程度と小さい。そこで、視認性の観点
から座標の設定とグラフの表示とでは画面が切り換えら
れ、それぞれ表示画面1206全体を使って描画される
ものとする。
や図形の描画や画像を表示可能な、例えばLCDやEL
Dなどの素子であって、単数又は複数の素子の組み合わ
せによって構成される。本実施の形態では、表示画面1
206は、例えば、128×64ドット、画面サイズ2
×1.5インチ角程度と小さい。そこで、視認性の観点
から座標の設定とグラフの表示とでは画面が切り換えら
れ、それぞれ表示画面1206全体を使って描画される
ものとする。
【0033】図1は座標設定時の画面表示の一例を示し
ており、表示画面1206には、機能表示部1206a
と、座標設定表示部1206bと、ファンクション表示
部1206cと、グラフ表示部1206dと、が含まれ
る。
ており、表示画面1206には、機能表示部1206a
と、座標設定表示部1206bと、ファンクション表示
部1206cと、グラフ表示部1206dと、が含まれ
る。
【0034】機能表示部1206aには、現在機能して
いる処理の概要を、テキスト又はアイコンなどのグラフ
ィックで表示してユーザに知らせ、例えば、操作入力を
促す働きをする。図1の例では、座標設定の処理を実行
していることを示す「View Window(該画面
の呼称)」がテキスト表示されている。
いる処理の概要を、テキスト又はアイコンなどのグラフ
ィックで表示してユーザに知らせ、例えば、操作入力を
促す働きをする。図1の例では、座標設定の処理を実行
していることを示す「View Window(該画面
の呼称)」がテキスト表示されている。
【0035】座標設定表示部1206bには、例えば、
座標ごとに表示画面1206に表示される最大値(ma
x)、最小値(min)、1目盛の値(scale)、及び1ド
ット当りの値(dot)などの設定が表示される。ユーザ
は、方向キー1204で項目を選択し、操作入力キー1
202で設定値を入力する。
座標ごとに表示画面1206に表示される最大値(ma
x)、最小値(min)、1目盛の値(scale)、及び1ド
ット当りの値(dot)などの設定が表示される。ユーザ
は、方向キー1204で項目を選択し、操作入力キー1
202で設定値を入力する。
【0036】ファンクション表示部1206cには、フ
ァインクションキー1205のそれぞれに定義されてい
る機能を示す。
ァインクションキー1205のそれぞれに定義されてい
る機能を示す。
【0037】グラフ表示部1206dは、座標設定表示
1206bで設定された座標設定値に従って所謂プレビ
ュー画像を表示し、ユーザは、表示画面1206全面を
使ったグラフ表示(以下、全画面表示と言う)のレイア
ウトを確認することができる。
1206bで設定された座標設定値に従って所謂プレビ
ュー画像を表示し、ユーザは、表示画面1206全面を
使ったグラフ表示(以下、全画面表示と言う)のレイア
ウトを確認することができる。
【0038】尚、前記各表示部のレイアウトは、例え
ば、それぞれを個別のウィンドウ画面を表示させる構成
とするなど適宜設定して構わない。
ば、それぞれを個別のウィンドウ画面を表示させる構成
とするなど適宜設定して構わない。
【0039】記憶媒体1210は、プログラムやデータ
を記憶する情報記憶媒体であって、例えば、ICメモリ
カード、MO、DVD−RAM、ハードディスクなどで
ある。
を記憶する情報記憶媒体であって、例えば、ICメモリ
カード、MO、DVD−RAM、ハードディスクなどで
ある。
【0040】スロット1212は、記憶媒体1210に
対して着脱自在にデータの読み書きができる装置であっ
て、記憶媒体1210の種類に応じて適宜選択される。
記憶媒体1210が、MOドライブ装置や外付けハード
ディスク装置の場合は、スロット1212はUSB(Un
iversal Serial Bus)やIEEE1394(Institute
of Electronic and Electronic Engineers 1394)など
の接続ケーブルの端子であってもよい。
対して着脱自在にデータの読み書きができる装置であっ
て、記憶媒体1210の種類に応じて適宜選択される。
記憶媒体1210が、MOドライブ装置や外付けハード
ディスク装置の場合は、スロット1212はUSB(Un
iversal Serial Bus)やIEEE1394(Institute
of Electronic and Electronic Engineers 1394)など
の接続ケーブルの端子であってもよい。
【0041】接続端子1216は、通信回線や周辺機器
(例えば、計測器、データ収集器、プリンタ、モデム、
携帯電話、パソコンなど)とを繋ぐ信号ケーブル121
4に接続可能な端子である。例えば、BNC(Bionet
Connecter)、USB、IEEE1394などの種々の
形式が適宜選択される。図1の例では有線接続の例を示
しているがこれに限らず、例えば、赤外線等の無線を利
用してデータの送受を実現しても良い。この場合には、
接続端子1216は無線の送受信モジュール及び無線送
受信端子に該当する。
(例えば、計測器、データ収集器、プリンタ、モデム、
携帯電話、パソコンなど)とを繋ぐ信号ケーブル121
4に接続可能な端子である。例えば、BNC(Bionet
Connecter)、USB、IEEE1394などの種々の
形式が適宜選択される。図1の例では有線接続の例を示
しているがこれに限らず、例えば、赤外線等の無線を利
用してデータの送受を実現しても良い。この場合には、
接続端子1216は無線の送受信モジュール及び無線送
受信端子に該当する。
【0042】次に、機能の構成を説明する。図2は、本
実施の形態の機能構成を示すブロック図である。同図に
おいて、関数電卓1200は、CPU(Central Proce
ssing Unit)110と、RAM(Random Access Mem
ory)120と、ROM(Read OnlyMemory)130
と、入力部140と、表示部150と、通信制御部16
0と、記憶媒体読取部170と、各構成要素間をデータ
送受信できるように接続するバス180と、を備える。
実施の形態の機能構成を示すブロック図である。同図に
おいて、関数電卓1200は、CPU(Central Proce
ssing Unit)110と、RAM(Random Access Mem
ory)120と、ROM(Read OnlyMemory)130
と、入力部140と、表示部150と、通信制御部16
0と、記憶媒体読取部170と、各構成要素間をデータ
送受信できるように接続するバス180と、を備える。
【0043】CPU110は、各構成要素の制御及び電
卓としての演算処理を実行し、関数電卓1200の制御
を統一的に司る。従来の関数電卓と同様に、ROM13
0内に記憶される各種のプログラムを実行することによ
って、演算機能や周辺機器とのデータの送受信を実現す
る。また、本実施の形態では、特に、表示自動変更プロ
グラム136を実行することで、座標設定表示部120
6bとグラフ表示部1206dとを同時に表示制御し、
手動による座標設定を受け付ける。また、座標最適化プ
ログラム138を実行することで、自動的に座標設定を
行う。
卓としての演算処理を実行し、関数電卓1200の制御
を統一的に司る。従来の関数電卓と同様に、ROM13
0内に記憶される各種のプログラムを実行することによ
って、演算機能や周辺機器とのデータの送受信を実現す
る。また、本実施の形態では、特に、表示自動変更プロ
グラム136を実行することで、座標設定表示部120
6bとグラフ表示部1206dとを同時に表示制御し、
手動による座標設定を受け付ける。また、座標最適化プ
ログラム138を実行することで、自動的に座標設定を
行う。
【0044】RAM120は、CPU110の作業領域
としてプログラムや数値を一時的に記憶する手段であ
る。RAM120には、プログラム展開や作業データの
記憶がされるワーク領域が含まれるほか、特に、指定さ
れた関数式を記憶する関数式情報122と、座標設定値
を格納する座標設定情報124と、該関数式のグラフの
所定の部分(数学的特徴部分)の数や座標などを格納す
るグラフ特徴情報126と、が記憶される。
としてプログラムや数値を一時的に記憶する手段であ
る。RAM120には、プログラム展開や作業データの
記憶がされるワーク領域が含まれるほか、特に、指定さ
れた関数式を記憶する関数式情報122と、座標設定値
を格納する座標設定情報124と、該関数式のグラフの
所定の部分(数学的特徴部分)の数や座標などを格納す
るグラフ特徴情報126と、が記憶される。
【0045】ROM130は、関数電卓の制御や演算処
理及び周辺機器とのデータの送受に必要なプログラムや
データを記憶する手段であって、システムプログラム1
32と、グラフ表示プログラム134と、表示自動変更
プログラム136と、座標最適化プログラム138と、
を記憶している。
理及び周辺機器とのデータの送受に必要なプログラムや
データを記憶する手段であって、システムプログラム1
32と、グラフ表示プログラム134と、表示自動変更
プログラム136と、座標最適化プログラム138と、
を記憶している。
【0046】システムプログラム132は、CPU11
0に関数電卓1200の基本的な機能を実現させるため
のプログラムであって、このプログラムによってCPU
110は、例えば、入力部140より入力された信号を
数値や関数式として識別しRAM120に記憶させる処
理、RAM120内に記憶されたデータを別の格納場所
に記憶する処理、数値演算処理、関数式や数値を種々の
表示形態で画面表示させる処理、通信回線を介して他の
装置とデータを送受する処理などを行う。
0に関数電卓1200の基本的な機能を実現させるため
のプログラムであって、このプログラムによってCPU
110は、例えば、入力部140より入力された信号を
数値や関数式として識別しRAM120に記憶させる処
理、RAM120内に記憶されたデータを別の格納場所
に記憶する処理、数値演算処理、関数式や数値を種々の
表示形態で画面表示させる処理、通信回線を介して他の
装置とデータを送受する処理などを行う。
【0047】グラフ表示プログラム134は、表示画面
1206内の所定の表示領域に、座標設定に基づいてグ
ラフを描画する機能を実現するプログラム及びデータで
あり、公知の技術によって実現できる。表示自動変更プ
ログラム136は、座標設定部1206bとグラフ表示
部1206dとを同時に制御して、グラフ表示をモニタ
しながら座標設定できる環境を実現するとともに、好み
の座標を手動で設定できる機能を実現する。座標最適化
プログラム138は、前記グラフの主要部分、即ち数学
的特徴部分を表示領域の中央部に描画させるように座標
を自動的に設定する。
1206内の所定の表示領域に、座標設定に基づいてグ
ラフを描画する機能を実現するプログラム及びデータで
あり、公知の技術によって実現できる。表示自動変更プ
ログラム136は、座標設定部1206bとグラフ表示
部1206dとを同時に制御して、グラフ表示をモニタ
しながら座標設定できる環境を実現するとともに、好み
の座標を手動で設定できる機能を実現する。座標最適化
プログラム138は、前記グラフの主要部分、即ち数学
的特徴部分を表示領域の中央部に描画させるように座標
を自動的に設定する。
【0048】入力部140は、ユーザが数値や演算記号
や関数の種類などの入力や選択、演算処理の実行などを
入力する手段であって、図1の例では操作入力キー12
02や方向キー1204に相当する。そして、ユーザに
押下されたキーに対応する信号がCPU110に出力さ
れる。入力部140としては、そのほかマウスやタブレ
ットなどのポインティングデバイスや、タッチパネルな
どであっても良い。
や関数の種類などの入力や選択、演算処理の実行などを
入力する手段であって、図1の例では操作入力キー12
02や方向キー1204に相当する。そして、ユーザに
押下されたキーに対応する信号がCPU110に出力さ
れる。入力部140としては、そのほかマウスやタブレ
ットなどのポインティングデバイスや、タッチパネルな
どであっても良い。
【0049】表示部150は、数値や関数式やグラフ、
及び各種の操作画面等を表示する手段であって、図1の
例では表示画面1206に相当する。表示部150は、
例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やELD
(Electronic Luminescent Monitor)などによって実現
される。
及び各種の操作画面等を表示する手段であって、図1の
例では表示画面1206に相当する。表示部150は、
例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やELD
(Electronic Luminescent Monitor)などによって実現
される。
【0050】通信制御部160は、通信回線162を介
して他の装置とのデータの送受信を制御する手段であ
り、例えば、所定のプログラムやLSI及び接続端子な
どによって実現される。詳細な機能に関しては、接続す
る通信回線162の規格による。図1の接続端子121
6はここに含まれる。
して他の装置とのデータの送受信を制御する手段であ
り、例えば、所定のプログラムやLSI及び接続端子な
どによって実現される。詳細な機能に関しては、接続す
る通信回線162の規格による。図1の接続端子121
6はここに含まれる。
【0051】通信回線162は、有線/無線によるデー
タの送受信が可能な通信媒体であって、例えば、LAN
(Local Area Network)、インターネット、携帯電話
網、及び周辺機器との直接的なケーブル接続などがこれ
に該当する。
タの送受信が可能な通信媒体であって、例えば、LAN
(Local Area Network)、インターネット、携帯電話
網、及び周辺機器との直接的なケーブル接続などがこれ
に該当する。
【0052】記憶媒体読取部170は、図1のスロット
1212に相当し、例えば、ICメモリカード、MO、
DVD−RAM、FD(登録商標)、ハードディスクな
どの記憶媒体1210にデータを読み書きする手段であ
る。
1212に相当し、例えば、ICメモリカード、MO、
DVD−RAM、FD(登録商標)、ハードディスクな
どの記憶媒体1210にデータを読み書きする手段であ
る。
【0053】尚、RAM120及びROM130に記憶
されたプログラムやデータ等は、その一部若しくは全部
を、サーバやクライアント等の外部機器から、通信回線
162を介して通信制御部160で受信してRAM12
0や記憶媒体1210に記憶する構成としても良い。ま
た、上記プログラムを、通信回線162を介してサーバ
やクライアントから受信してインストールする、或いは
記憶媒体1210からインストールする構成としても良
い。
されたプログラムやデータ等は、その一部若しくは全部
を、サーバやクライアント等の外部機器から、通信回線
162を介して通信制御部160で受信してRAM12
0や記憶媒体1210に記憶する構成としても良い。ま
た、上記プログラムを、通信回線162を介してサーバ
やクライアントから受信してインストールする、或いは
記憶媒体1210からインストールする構成としても良
い。
【0054】次に、図3〜図6を参照して、関数電卓1
200の動作について説明する。尚、所謂グラフ関数電
卓としての諸機能、例えば、機能の選択処理、数式や数
値の表示、四則演算等の処理、グラフ描画時の表示領域
と座標の対応付け処理、座標軸の目盛打ち処理、及び座
標の最適化処理、などは公知であるので、ここでの詳細
な説明は省略する。ここでは、本発明に係る関数式をグ
ラフ表示する際の表示自動変更処理についてのみ説明す
る。
200の動作について説明する。尚、所謂グラフ関数電
卓としての諸機能、例えば、機能の選択処理、数式や数
値の表示、四則演算等の処理、グラフ描画時の表示領域
と座標の対応付け処理、座標軸の目盛打ち処理、及び座
標の最適化処理、などは公知であるので、ここでの詳細
な説明は省略する。ここでは、本発明に係る関数式をグ
ラフ表示する際の表示自動変更処理についてのみ説明す
る。
【0055】図3は、表示自動変更処理の流れを説明す
るためのフローチャートである。CPU110が表示自
動変更プログラム136を実行することで機能する。表
示自動変更プログラム136の実行は、例えば、所定の
ファンクションキー1205(図1の「F1」〜「F
6」キー)を押下することで実行される。
るためのフローチャートである。CPU110が表示自
動変更プログラム136を実行することで機能する。表
示自動変更プログラム136の実行は、例えば、所定の
ファンクションキー1205(図1の「F1」〜「F
6」キー)を押下することで実行される。
【0056】図3において、CPU110は、先ずユー
ザに関数式を指定させ、指定された関数式の情報を関数
式情報122に格納する(ステップS102)。具体的
には、例えば、関数式の入力画面を表示させてユーザに
入力を促す、或いは予め記憶された関数式の一覧を表示
してユーザに選択させる、などして指定させる。
ザに関数式を指定させ、指定された関数式の情報を関数
式情報122に格納する(ステップS102)。具体的
には、例えば、関数式の入力画面を表示させてユーザに
入力を促す、或いは予め記憶された関数式の一覧を表示
してユーザに選択させる、などして指定させる。
【0057】関数式が指定されたならば、CPU110
は、予め設定されているデフォルト(初期設定値)を座
標設定値とする(ステップS104)。該デフォルトの
設定値は、座標設定部表示画面1206bに表示され
る。
は、予め設定されているデフォルト(初期設定値)を座
標設定値とする(ステップS104)。該デフォルトの
設定値は、座標設定部表示画面1206bに表示され
る。
【0058】次いで、CPU110は、グラフ表示プロ
グラム134を実行してグラフ表示に必要な演算をし
(ステップS106)、グラフ表示部1206dにプレ
ビュー画像を表示させる(ステップS108)。ユーザ
は、プレビュー画像を見て適当な表示範囲が表示されて
いるかを判断し、座標の最適化処理をするか否かを決め
る。
グラム134を実行してグラフ表示に必要な演算をし
(ステップS106)、グラフ表示部1206dにプレ
ビュー画像を表示させる(ステップS108)。ユーザ
は、プレビュー画像を見て適当な表示範囲が表示されて
いるかを判断し、座標の最適化処理をするか否かを決め
る。
【0059】ここで、例えば所定のファンクションキー
1205が押下され、座標の最適化が選択されたならば
(ステップS110のYES)、CPU110は座標最
適化プログラム138を実行して座標の最適化処理をす
る(ステップS112)。
1205が押下され、座標の最適化が選択されたならば
(ステップS110のYES)、CPU110は座標最
適化プログラム138を実行して座標の最適化処理をす
る(ステップS112)。
【0060】図4は、座標の最適化処理の流れを説明す
るためのフローチャートである。同図に示すように、C
PU110は、先ず関数式のグラフの主要部分(数学的
特徴部分)の有無を調べる(ステップS202)。軸座
標との交点がある場合には(ステップS204のYE
S)、該交点座標を算出し(ステップS206)、全て
の交点座標を描画できるように座標設定値を求め(ステ
ップS208)、図3のフローに戻る。
るためのフローチャートである。同図に示すように、C
PU110は、先ず関数式のグラフの主要部分(数学的
特徴部分)の有無を調べる(ステップS202)。軸座
標との交点がある場合には(ステップS204のYE
S)、該交点座標を算出し(ステップS206)、全て
の交点座標を描画できるように座標設定値を求め(ステ
ップS208)、図3のフローに戻る。
【0061】具体的には、例えば、交点座標のX軸成分
・Y軸成分のそれぞれ最大値(Xmax・Ymaxと最
小値Xmin・Yminとを抽出する。そして、所定の
マージンαを加えて、座標設定を(Xmin−α)≦X
≦(Xmax+α)、(Ymin−α)≦Y≦(Xma
x+α)と設定する。尚、詳細は前記公報によるものと
同様である。
・Y軸成分のそれぞれ最大値(Xmax・Ymaxと最
小値Xmin・Yminとを抽出する。そして、所定の
マージンαを加えて、座標設定を(Xmin−α)≦X
≦(Xmax+α)、(Ymin−α)≦Y≦(Xma
x+α)と設定する。尚、詳細は前記公報によるものと
同様である。
【0062】一方、軸座標との交点が無い場合には(ス
テップS204のNO)、CPU110は、関数式が円
又は楕円関数であるかを判定する(ステップS21
0)。
テップS204のNO)、CPU110は、関数式が円
又は楕円関数であるかを判定する(ステップS21
0)。
【0063】円又は楕円関数である場合には(ステップ
S210のYES)、円又は楕円の中心座標を抽出し
(ステップS212)、該中心座標が表示領域であるグ
ラフ表示部1206dの中心になるように座標設定値を
算出して(ステップS214)、図3のフローに戻り、
算出した座標設定値に従ってCPU110は、座標設定
情報124を変更する(ステップS114)。また、円
又は楕円関数で無い場合には(ステップS210のN
O)、そのまま図3のフローに戻る。
S210のYES)、円又は楕円の中心座標を抽出し
(ステップS212)、該中心座標が表示領域であるグ
ラフ表示部1206dの中心になるように座標設定値を
算出して(ステップS214)、図3のフローに戻り、
算出した座標設定値に従ってCPU110は、座標設定
情報124を変更する(ステップS114)。また、円
又は楕円関数で無い場合には(ステップS210のN
O)、そのまま図3のフローに戻る。
【0064】次いで、CPU110は、グラフ表示プロ
グラム134を実行して、該座標設定に基づいてグラフ
描画に必要な演算をし(ステップS116)、グラフ表
示部1206dにプレビュー画面を表示する(ステップ
S118)。
グラム134を実行して、該座標設定に基づいてグラフ
描画に必要な演算をし(ステップS116)、グラフ表
示部1206dにプレビュー画面を表示する(ステップ
S118)。
【0065】ここで、ユーザはグラフ表示部1206d
のプレビュー画面を見て表示範囲が適当かどうか判断す
る。表示範囲を変更したい場合は(ステップS120の
NO)、ユーザは手動で座標設定表示部1206bの変
更したい項目を方向キー1204で選択して座標設定を
変更する。CPU110は、座標設定情報124を変更
し、変更された設定に基づいてプレビュー画像を更新す
る(ステップS114〜S118)。表示範囲が問題な
ければ(ステップS120のYES)、ユーザは、例え
ば所定のファンクションキー1205や、EXEキーを
押下して座標設定を決定する。CPU110は、画面を
切り換えて表示画面1206にグラフを全面表示する
(ステップS122)。
のプレビュー画面を見て表示範囲が適当かどうか判断す
る。表示範囲を変更したい場合は(ステップS120の
NO)、ユーザは手動で座標設定表示部1206bの変
更したい項目を方向キー1204で選択して座標設定を
変更する。CPU110は、座標設定情報124を変更
し、変更された設定に基づいてプレビュー画像を更新す
る(ステップS114〜S118)。表示範囲が問題な
ければ(ステップS120のYES)、ユーザは、例え
ば所定のファンクションキー1205や、EXEキーを
押下して座標設定を決定する。CPU110は、画面を
切り換えて表示画面1206にグラフを全面表示する
(ステップS122)。
【0066】一方、デフォルトの座標設定によるプレビ
ュー画像を見て、ユーザがそのままで十分と判断した場
合は(ステップS110のNO)、そのまま座標設定を
決定すると(ステップS120のYES)、CPU11
0は、グラフを全面表示させる(ステップS122)ま
た、ユーザが、デフォルトの座標設定を若干の変更する
ことで適当な表示が得られると判断した場合は、最適化
処理を行わずに(ステップS110のNO)、手動で座
標を変更する(ステップS120のNO→S114)。
ュー画像を見て、ユーザがそのままで十分と判断した場
合は(ステップS110のNO)、そのまま座標設定を
決定すると(ステップS120のYES)、CPU11
0は、グラフを全面表示させる(ステップS122)ま
た、ユーザが、デフォルトの座標設定を若干の変更する
ことで適当な表示が得られると判断した場合は、最適化
処理を行わずに(ステップS110のNO)、手動で座
標を変更する(ステップS120のNO→S114)。
【0067】図5と図6は、表示自動変更処理における
実行画面の一例を示す図であって、図5は関数式が一次
関数の場合の例を示し、図6は関数式が円関数の場合の
例を示している。
実行画面の一例を示す図であって、図5は関数式が一次
関数の場合の例を示し、図6は関数式が円関数の場合の
例を示している。
【0068】図5において、(a)は、図3のステップ
S102における関数式の指定の状態に相当し、表示画
面1206には、指定された関数式が表示されている。
S102における関数式の指定の状態に相当し、表示画
面1206には、指定された関数式が表示されている。
【0069】(b)は、図3のステップS104におけ
る座標がデフォルトに設定された状態に相当する。ここ
で、ユーザが座標の最適化が必要と判断した場合は、例
えば、ファンクション表示部1206cの「C_FI
T」(coordinate fittingの略)に該当する「F5」キ
ーを押下すると(図3のステップS110のYESに相
当)、座標の最適化処理が実行される。また、デフォル
トの設定に若干の修正を行う場合は、例えば、ファンク
ション表示部1206cの「SEL」(selectの略)に
該当する「F1」キーを押下して変更したい項目を選択
し修正値を入力すると(図3のステップS120のNO
→S114)座標が変更される。また、デフォルトの座
標設定で十分表示されていると判断した場合は、例え
ば、ファンクション表示部1206cの「DRAW」に
該当する「F6」キーを押下すると(図3のステップS
120のYESに相当)、グラフが全体表示される。
る座標がデフォルトに設定された状態に相当する。ここ
で、ユーザが座標の最適化が必要と判断した場合は、例
えば、ファンクション表示部1206cの「C_FI
T」(coordinate fittingの略)に該当する「F5」キ
ーを押下すると(図3のステップS110のYESに相
当)、座標の最適化処理が実行される。また、デフォル
トの設定に若干の修正を行う場合は、例えば、ファンク
ション表示部1206cの「SEL」(selectの略)に
該当する「F1」キーを押下して変更したい項目を選択
し修正値を入力すると(図3のステップS120のNO
→S114)座標が変更される。また、デフォルトの座
標設定で十分表示されていると判断した場合は、例え
ば、ファンクション表示部1206cの「DRAW」に
該当する「F6」キーを押下すると(図3のステップS
120のYESに相当)、グラフが全体表示される。
【0070】(c)は、図3のステップS112〜S1
18によって座標が最適化された状態に相当し、グラフ
表示部1206dに最適化された座標に基づいたプレビ
ュー画面が表示されている。該プレビューを見て座標設
定に変更が無ければ、例えばファンクション表示部12
06cの「DRAW」に該当する「F6」キーを押下す
ると、グラフの全画面表示が実行される。変更する場合
は、更に前述の如く手動で座標設定を細かく変更する。
(d)は、図3のステップS122におけるグラフの全
画面表示の状態に相当し、(c)でプレビュー表示され
たグラフが、表示画面1206の全面を使ってより見や
すく表示されている。
18によって座標が最適化された状態に相当し、グラフ
表示部1206dに最適化された座標に基づいたプレビ
ュー画面が表示されている。該プレビューを見て座標設
定に変更が無ければ、例えばファンクション表示部12
06cの「DRAW」に該当する「F6」キーを押下す
ると、グラフの全画面表示が実行される。変更する場合
は、更に前述の如く手動で座標設定を細かく変更する。
(d)は、図3のステップS122におけるグラフの全
画面表示の状態に相当し、(c)でプレビュー表示され
たグラフが、表示画面1206の全面を使ってより見や
すく表示されている。
【0071】図6でも同様に、(a)は図3のステップ
S102、(b)は図3のステップS104、(c)は
図3のステップS112〜S118、(d)は図3のス
テップS122に、それぞれ相当した実行画面の例であ
る。
S102、(b)は図3のステップS104、(c)は
図3のステップS112〜S118、(d)は図3のス
テップS122に、それぞれ相当した実行画面の例であ
る。
【0072】〔第2の実施の形態〕次に、図7〜図10
を参照して、本発明の第2の実施の形態について詳細に
説明する。尚、本実施の形態は、基本的に第1の実施の
形態と同様の構成によって実現可能であり、同様の構成
には同じ符号を付け説明は省略する。
を参照して、本発明の第2の実施の形態について詳細に
説明する。尚、本実施の形態は、基本的に第1の実施の
形態と同様の構成によって実現可能であり、同様の構成
には同じ符号を付け説明は省略する。
【0073】本実施の形態では、未知定数を含む関数式
をグラフ表示する場合について説明する。未知定数と
は、複数の候補値又はとり得る値の範囲を有する係数や
定数であって、例えばXの二次関数Y=X2+aX+b
(a={2、4、6、8、10};−10<b<10)
の場合、aとbとが未知定数に該当する。
をグラフ表示する場合について説明する。未知定数と
は、複数の候補値又はとり得る値の範囲を有する係数や
定数であって、例えばXの二次関数Y=X2+aX+b
(a={2、4、6、8、10};−10<b<10)
の場合、aとbとが未知定数に該当する。
【0074】図7は、本実施の形態における表示自動変
更処理の流れを説明するためのフローチャートである。
基本的な流れは第1の実施の形態と同様であるが、第1
の特徴としては、ステップS102とステップS104
の間に、未知定数の候補値を指定するステップT103
を設けている点が挙げられる。
更処理の流れを説明するためのフローチャートである。
基本的な流れは第1の実施の形態と同様であるが、第1
の特徴としては、ステップS102とステップS104
の間に、未知定数の候補値を指定するステップT103
を設けている点が挙げられる。
【0075】同ステップにおいては、CPU110は候
補値の設定画面を表示させて、ユーザに候補値又は候補
値のとり得る値の範囲などを入力又は選択させる。未知
定数として指定された候補値や候補値の範囲などの情報
は、関数式情報122に記憶される。
補値の設定画面を表示させて、ユーザに候補値又は候補
値のとり得る値の範囲などを入力又は選択させる。未知
定数として指定された候補値や候補値の範囲などの情報
は、関数式情報122に記憶される。
【0076】第2の特徴としては、ステップS112の
最適化処理の内容が異なる。図8は、本実施の形態にお
ける座標の最適化処理の流れについて説明するフローチ
ャートである。同図に示すように、CPU110は、先
ず関数式が一次関数か否かを判定する。
最適化処理の内容が異なる。図8は、本実施の形態にお
ける座標の最適化処理の流れについて説明するフローチ
ャートである。同図に示すように、CPU110は、先
ず関数式が一次関数か否かを判定する。
【0077】関数式が一次関数、即ちY=aX+b
(a、bは実数又は未知定数)の場合(ステップS30
2のYES)、CPU110は未知定数として指定され
た候補値の中から最大値と最小値を抽出し(ステップS
304)、関数式に該最大値と最小値を代入し、それぞ
れについて座標軸との交点の座標を算出する(ステップ
S306)。そして、交点の座標が求められたならば、
CPU110は交点が表示領域内に表示されるように座
標設定値を算出する(ステップS308)。
(a、bは実数又は未知定数)の場合(ステップS30
2のYES)、CPU110は未知定数として指定され
た候補値の中から最大値と最小値を抽出し(ステップS
304)、関数式に該最大値と最小値を代入し、それぞ
れについて座標軸との交点の座標を算出する(ステップ
S306)。そして、交点の座標が求められたならば、
CPU110は交点が表示領域内に表示されるように座
標設定値を算出する(ステップS308)。
【0078】一方、関数式がY=aX+bではない場合
(ステップS302のNO)、CPU110は未知定数
として指定された候補値の中から最大値と最小値を抽出
し(ステップS310)、関数式に該最大値と最小値を
代入し、それぞれについて極値における座標を算出する
(ステップS312)。そして、CPU110は、極値
の座標から各座標の極大と極小の値を抽出し(ステップ
S314)、該極大と極小値とが表示領域内に表示され
るように座標設定を算出する(ステップS316)。
(ステップS302のNO)、CPU110は未知定数
として指定された候補値の中から最大値と最小値を抽出
し(ステップS310)、関数式に該最大値と最小値を
代入し、それぞれについて極値における座標を算出する
(ステップS312)。そして、CPU110は、極値
の座標から各座標の極大と極小の値を抽出し(ステップ
S314)、該極大と極小値とが表示領域内に表示され
るように座標設定を算出する(ステップS316)。
【0079】このように、未知定数が何れの候補値をと
った場合であっても、グラフの所定の部分、即ち数学的
特徴部分が表示領域内に表示されるように座標を設定す
ることで、候補値毎に一々座標を修正することなく比較
表示することができる。
った場合であっても、グラフの所定の部分、即ち数学的
特徴部分が表示領域内に表示されるように座標を設定す
ることで、候補値毎に一々座標を修正することなく比較
表示することができる。
【0080】図9は、第2の実施の形態における表示自
動変更処理の実行画面の一例を示す図である。図9
(a)は、図7のステップS102における関数式の指
定の状態に相当し、表示画面1206には、指定された
関数式Y1:X2+Aが表示されている。Aが未知定数
である。関数式の指定を決定する場合は、例えば、ファ
ンクション表示部1206cの「FIX」に該当する
「F6」キーを押下する。
動変更処理の実行画面の一例を示す図である。図9
(a)は、図7のステップS102における関数式の指
定の状態に相当し、表示画面1206には、指定された
関数式Y1:X2+Aが表示されている。Aが未知定数
である。関数式の指定を決定する場合は、例えば、ファ
ンクション表示部1206cの「FIX」に該当する
「F6」キーを押下する。
【0081】図9(b)は、図7のステップT103に
おける未知定数の候補値設定画面に相当する。(b)の
例では、未知定数「A」がとり得る候補値の範囲(−1
0から10までピッチ5)として指定されている。未知
定数Aの候補値は、従ってA={−10、−5、0、
5、10}となる。指定方法としては、例えば、ファン
クション表示部1206cの「SEL」に該当する「F
6」キーで項目を選択し希望の数値を入力する。
おける未知定数の候補値設定画面に相当する。(b)の
例では、未知定数「A」がとり得る候補値の範囲(−1
0から10までピッチ5)として指定されている。未知
定数Aの候補値は、従ってA={−10、−5、0、
5、10}となる。指定方法としては、例えば、ファン
クション表示部1206cの「SEL」に該当する「F
6」キーで項目を選択し希望の数値を入力する。
【0082】図9(c)は、図7のステップS112〜
S118によって座標が最適化された状態に相当し、グ
ラフ表示部1206dには最適化された座標に基づいた
プレビュー画面が表示されている。該プレビューを見て
座標設定に変更が無ければ、例えばファンクション表示
部1206cの「DRAW」に該当する「F6」キーを
押下すると、グラフの全画面表示が実行される。
S118によって座標が最適化された状態に相当し、グ
ラフ表示部1206dには最適化された座標に基づいた
プレビュー画面が表示されている。該プレビューを見て
座標設定に変更が無ければ、例えばファンクション表示
部1206cの「DRAW」に該当する「F6」キーを
押下すると、グラフの全画面表示が実行される。
【0083】図10は、第2の実施の形態におけるグラ
フの全面表示の画面の例を示す図である。図10(a)
は、各候補値によるグラフをそれぞれ異なる表示形態で
表示した場合である。(b)は、候補値によってグラフ
が描画され得る領域で表示した場合である。(c)と
(d)は各候補値によるグラフを次々に描画しなおした
場合の例であって、所謂パラパラアニメとして表示され
る。(c)と(d)はそれぞれ該簡易動画のキーフレー
ムに相当する。
フの全面表示の画面の例を示す図である。図10(a)
は、各候補値によるグラフをそれぞれ異なる表示形態で
表示した場合である。(b)は、候補値によってグラフ
が描画され得る領域で表示した場合である。(c)と
(d)は各候補値によるグラフを次々に描画しなおした
場合の例であって、所謂パラパラアニメとして表示され
る。(c)と(d)はそれぞれ該簡易動画のキーフレー
ムに相当する。
【0084】以上、本発明を適用した実施の形態を説明
したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、細
部構成、動作、及び操作入力方法等を、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜に変更可能であるのは勿論であ
る。
したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、細
部構成、動作、及び操作入力方法等を、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜に変更可能であるのは勿論であ
る。
【0085】
【発明の効果】請求項1又は6記載の発明によれば、座
標設定画面とグラフ表示画面とを同時に制御してグラフ
表示のモニタをしながら座標設定できる環境を実現する
一方、自動的にグラフの特徴を捕らえるのに適した座標
を設定できる機能と、好みの座標を手動で設定できる機
能とを備えることで、目的に応じた好適な座標設定をス
ムーズに得ることができる。例えば、ユーザは、自動設
定で座標を設定してグラフの全体の特性を理解し、手動
設定でグラフ表示をモニタしながら望みの場所を望みの
条件で表示する座標をスムーズに設定することができ
る。
標設定画面とグラフ表示画面とを同時に制御してグラフ
表示のモニタをしながら座標設定できる環境を実現する
一方、自動的にグラフの特徴を捕らえるのに適した座標
を設定できる機能と、好みの座標を手動で設定できる機
能とを備えることで、目的に応じた好適な座標設定をス
ムーズに得ることができる。例えば、ユーザは、自動設
定で座標を設定してグラフの全体の特性を理解し、手動
設定でグラフ表示をモニタしながら望みの場所を望みの
条件で表示する座標をスムーズに設定することができ
る。
【0086】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1と同様の効果を奏するとともに、グラフ処理装置
は、座標軸との交点が出きるだけ多く表示領域内に表示
されるように座標を設定し、よりグラフの特性を把握し
やすくすることができる。
項1と同様の効果を奏するとともに、グラフ処理装置
は、座標軸との交点が出きるだけ多く表示領域内に表示
されるように座標を設定し、よりグラフの特性を把握し
やすくすることができる。
【0087】また、請求項3記載の発明のように、楕円
関数(円はその特殊な例)の場合、その中心を画像の中
心に表示されるように座標を設定することで、請求項1
記載の発明と同様の効果を奏するとともに、よりグラフ
の特徴を理解し易いグラフ表示をすることができる。
関数(円はその特殊な例)の場合、その中心を画像の中
心に表示されるように座標を設定することで、請求項1
記載の発明と同様の効果を奏するとともに、よりグラフ
の特徴を理解し易いグラフ表示をすることができる。
【0088】請求項4、5、7記載の発明によれば、前
記自動設定手段が、未知定数がどの候補値をとった場合
であっても、前記グラフの主要部分が表示されるような
座標を設定することができ、一々座標設定を変更するこ
となくグラフを比較することができる。
記自動設定手段が、未知定数がどの候補値をとった場合
であっても、前記グラフの主要部分が表示されるような
座標を設定することができ、一々座標設定を変更するこ
となくグラフを比較することができる。
【図1】本発明を適用した関数電卓の外観一例を示す図
である。
である。
【図2】機能構成を示すブロック図である。
【図3】表示自動変更処理の流れを説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】座標の最適化処理の流れを説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】表示自動変更処理における実行画面の一例を示
す図であって、関数式が一次関数の場合の例を示す。
す図であって、関数式が一次関数の場合の例を示す。
【図6】表示自動変更処理における実行画面の一例を示
す図であって、関数式が円関数の場合の例を示す。
す図であって、関数式が円関数の場合の例を示す。
【図7】第2の実施の形態における、表示自動変更処理
の流れを説明するためのフローチャートである。
の流れを説明するためのフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態における、座標の最適化処理
の流れを説明するためのフローチャートである。
の流れを説明するためのフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態における、実行画面の一例を
示す図である。
示す図である。
【図10】第2の実施の形態における、グラフの全画面
表示の実行画面の一例を示す図である。
表示の実行画面の一例を示す図である。
【図11】従来のグラフ関数電卓によるグラフ表示の実
行画面の一例を示す図である。
行画面の一例を示す図である。
110 CPU
120 RAM
122 関数式情報
124 座標設定情報
126 特徴部分情報
130 ROM
134 グラフ表示プログラム
136 表示自動変更プログラム
138 座標最適化プログラム
1200 関数電卓
1206 表示画面
1206a 機能表示部
1206b 座標設定表示部
1206c ファンクション表示部
1206d グラフ表示部
Cx X軸座標
Cy Y軸座標
G グラフ
Claims (7)
- 【請求項1】グラフ表示における座標設定を行うための
座標設定画面と、座標設定値に従ったグラフを表示する
ためのグラフ表示画面とを同時に表示制御するグラフ処
理装置において、 関数式に対応するグラフを前記グラフ表示画面に表示さ
せるグラフ表示制御手段と、 このグラフ表示制御手段の制御により表示されたグラフ
のうち、予め定められている主要部分が前記グラフ表示
画面の中央部に描画されるように座標設定値を自動設定
する自動設定手段と、 前記座標設定画面への入力により座標設定する手動設定
手段と、 前記自動設定手段又は前記手動設定手段により設定され
た座標設定値に基づいて、前記グラフの主要部分を前記
グラフ表示画面の中央部に描画する描画手段と、 を備えることを特徴とするグラフ処理装置。 - 【請求項2】請求項1記載のグラフ処理装置において、 前記自動設定手段は、前記グラフと座標軸との全ての交
点に基づいて座標設定値を設定し、 前記描画手段は、前記設定された座標設定に基づいて前
記グラフと前記座標軸との全ての交点を、前記グラフ表
示画面の中央部に描画するグラフ描画手段と、を備えて
いることを特徴とするグラフ処理装置。 - 【請求項3】請求項1記載のグラフ処理装置において、 前記関数式は円又は楕円の関数式であり、前記自動設定
手段は、当該円又は楕円の中心に基づいて座標設定値を
設定し、 前記描画手段は、前記設定された座標設定に基づいて前
記グラフと前記座標軸との全ての交点を、前記グラフ表
示画面の中央部に描画するグラフ描画手段と、を備えて
いることを特徴とするグラフ処理装置。 - 【請求項4】座標設定値に従ったグラフを表示するため
のグラフ表示画面を表示制御するグラフ処理装置であっ
て、 未知定数を含む関数式を入力する入力手段と、 前記未知定数に代入する複数の候補値あるいは候補値の
範囲を設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された複数の候補値あるいは候
補値の範囲に基づいて、何れの候補値が代入される場合
にも、当該関数式のグラフが前記グラフ表示画面に描画
されるように前記座標設定値を自動設定する自動設定手
段と、 を備えることを特徴とするグラフ処理装置。 - 【請求項5】請求項4記載のグラフ処理装置であって、 前記自動設定手段は、前記設定手段により設定された複
数の候補値あるいは候補値の範囲に基づいて、前記関数
式が取り得る極大値と極小値の値域を求め、求めた極大
値と極小値の値域に基づいて前記座標設定値を設定す
る、 ことを特徴とするグラフ処理装置。 - 【請求項6】グラフ処理装置に、 グラフ表示における座標設定を行うための座標設定画面
と、座標設定値に従ったグラフを表示するためのグラフ
表示画面とを同時に表示制御する表示制御機能と、 関数式に対応するグラフを前記グラフ表示画面に表示さ
せるグラフ表示制御機能と、 このグラフ表示制御機能の制御により表示されたグラフ
のうち、予め定められている主要部分が前記グラフ表示
画面の中央部に描画されるように座標設定値を自動設定
する自動設定機能と、 前記座標設定画面への入力により座標設定値を設定する
手動設定機能と、 前記自動設定機能又は前記手動設定機能により設定され
た座標設定値に基づいて、前記グラフの主要部分を前記
グラフ表示画面の中央部に描画する描画機能と、 を実現させるためのプログラム。 - 【請求項7】グラフ処理装置に、 座標設定値に従ったグラフを表示するためのグラフ表示
画面を表示制御する表示制御機能と、 未知定数を含む関数式を入力する入力機能と、 前記未知定数に代入する複数の候補値あるいは候補値の
範囲を設定する設定機能と、 前記設定機能により設定された複数の候補値あるいは候
補値の範囲に基づいて、何れの候補値が代入される場合
にも、当該関数式のグラフが前記グラフ表示画面に描画
されるように前記座標設定値を自動設定する自動設定機
能と、 を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001350313A JP2003150562A (ja) | 2001-11-15 | 2001-11-15 | グラフ処理装置、およびプログラム |
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---|---|---|---|
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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- 2001-11-15 JP JP2001350313A patent/JP2003150562A/ja active Pending
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