JPH02181142A - 黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法及び処理装置 - Google Patents

黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法及び処理装置

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JPH02181142A
JPH02181142A JP21741188A JP21741188A JPH02181142A JP H02181142 A JPH02181142 A JP H02181142A JP 21741188 A JP21741188 A JP 21741188A JP 21741188 A JP21741188 A JP 21741188A JP H02181142 A JPH02181142 A JP H02181142A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、黒白ハロケン化銀写真感光材料(以下、感光
材料という)の処理方法及び装置に関し、更に詳しくは
、感光材料の処理工程で排出される処理廃液を処理する
際に排出される排熱を感光材料の処理に利用する処理方
法及び装置に関する。
〔発明の背景〕
従来から知られている感光材料の処理方法においては、
処理廃液を回収業者に引き取ってもらうか、多額の費用
をかけて廃液処理施設を作り処理する方法しかなく、こ
れらのいずれにも廃液処理の作業及びコストに大きな負
担がかかる問題がある。
感光材料の処理廃液の処理方法に関して、処理廃液を加
熱処理して水と固形分(スラッジ)とに分離する方法か
いくつか提案されている。しかし、これらの方法を実施
した場合、発生ずる排熱が多量であり、特に空冷式コン
デンサーを用いる場合は作業室の温度が適温を超えて上
昇するという作業環境上の問題も発生し、」二記排熱を
有効利用することが望まれている。特に、廃液処理機を
自動現像機と同時に稼働する場合に作業環境上の問題は
特に深刻なものかある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、感光材料の処理廃液の処理の作業性が
改善される感光材料の処理方法及び処理装置を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、自動現像機と廃液処理装置とを同
時に作動させても作業環境か低下しない感光材料の処理
方法及び装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、感光材料の処理において、総
工不ルキーコストを大幅に低減できる感光材料の処理方
法及び装置を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、感光材料の処理廃液を、加熱工程を含
む処理によって固形分と水とに分離する方法を含む感光
材料の処理方法において、上記加熱工程を含む処理で生
成する水蒸気を冷却液化し、この液化工程で排出される
排熱を感光材料の処理工程に利用することを冷却液化す
る感光材料の処理方法、及び感光材料の処理廃液を、加
熱工程を含む処理によって固形分と水とに分離する手段
を有する感光材料の処理装置において、上記加熱工程を
含む処理で生成する水蒸気を冷却液化する工程でυ1゛
出される排熱を感光材料の処理工程に利用する手段を有
することを冷却液化する感光材料の処理装置によって達
成される。
上記「水」は、純水たけでなく、処理廃液中に含まれる
有機溶剤等を含む液体も包含する。
本発明の排熱と感光材料の処理工程に利用する処理工程
どしては、現像、定着液の保温や乾燥風の昇温等があけ
られる。これらは排熱風(空冷式の場合)又は排熱水(
水冷式の場合)によって直接又は間接的に利用できる。
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図は廃液処理装置及び該装置から排出される排熱を
感光材料の処理工程中の乾燥工程に用いる温風給気に利
用する装置を示し、第2図は該装置を組み込んだ感光材
料の処理装置を示す。
感光材料の処理装置から排出される廃液を容れた廃液タ
ンクIはエバポレータ10の筒状部11の注入口12に
ポンプP、を連結して配管されている。
廃液タンクlには液面計(図示せず)か設けられ、液量
か検知できるようにしである。
筒状部11と上方の錐状壁部13を有する液溜り部14
によって容器を構成するエバポレータ10は下方のスラ
ッジ排出口15から下部のスラッジタンク16に結合さ
れている。
エバポレータIOには通電により熱および超音波を発生
ずる焼成物半導体を充填した発熱部材17及び網状部材
18.19が設けられている。この網状部材はどちらか
一方であっても構わない。又液面計20が設けられてい
る。
廃液の蒸発気体は排出口21から空冷冷却器22で冷却
液化され、フィルタ23を経て回収容器24に入るよう
に配管されている。
上記網状部材18.19は目の開きが0.5〜1.3m
m程度のものが適当である。具体的には、例えば0.2
mmφ、ピッチ1.0Ium程度のステンレススチール
の金網等を用いることができる。
エバポレータ10の内部には液面計20を設け、液面計
20で検出した結果によって、エバポレータ10の内部
の廃液の液面高さを所定の高さに維持するように廃液を
供給するポンプP1の作動を制御する装置を設けること
により、廃液のエバポレータ]0への供給作業か簡易な
ものとなる。
エバポレータ10において廃液が収容される部分の容積
は発熱部材によっても異なるか、発熱部材への供給電力
lKw当たり1〜10D、が適当であり、好ましくは1
 、5〜5aである。また泡の流出、突沸を防くための
」二部の空隙部分の容積は、廃液収容部分の容積の0.
5〜4倍、より好ましくは0.7〜2.5倍が適当であ
る。
エバポレータ10で処理する廃液が高分子化合物の分散
物を含有している場合は、あらかじめフィルターでこれ
らを除いてからエバポレータへ入れることが好ましい。
空冷冷却器22により加熱された冷却用空気はダクト2
5で導いて乾燥用空気噴き出し025.26’から搬送
中の感光材料の表裏に吹き付ける。27は送風機である
本発明に用いる発熱部材17の好ましい態様として、内
径5〜30mm、肉厚1〜5mm程度の耐食性、耐熱性
かつ熱伝導性の材料(例えは、ステンレススチル)で作
られたパイプで内側かケイ素樹脂等で絶縁被覆されたも
のの廃液中に入る部分の少なくとも1部の内部に半導体
組成物粉末の焼結体が充填された部材で、半導体充填部
分の必要長か廃液中に浸漬できるような形状(例えば液
中部分をコイル状にする等)にしたものが挙げられる。
半導体部材15の両端部は廃液面から上部のエバボレタ
の錐状壁面I3に設けたコネクター27に接続し、外部
電源に接続させる。このような態様において、半導体部
材17の廃液中の半導体充填部の長さは廃液処理能力1
g/分当たり4mm〜20m程度か適当である。
前記通電により熱および超音波を発生する焼成物半導体
としては、CuO,Cu20XZnOSNiO1Ni2
03、Cd01B a O% 、W Ox 、WO3、
M OO2、Y b 203、Y RO3、F e 2
03 、F e 304 、F e OlC,Si、 
Ga5Ge、 Se、 TiO2、Ti01Ti 20
3、CooXCo203、Co30イA (l x O
3、Cr O% P s A S y Cr 203 
、Cr O3、M n O% Ill n O2、M 
n 203凾■ 金属酸化物または元素、およびSiC等の成分より選は
れる混合物の焼成物が挙げられる。導電性の付与あるい
は結着剤として上記金属酸化物の金属元素あるいは他の
元素(A 14 % A 11 、P t z等)ある
いは5i02、Na2O,に20、Cab、MgO等か
添加されていてもよい。
好ましい実施態様どしてとして次のような組成を有する
ものか挙けられる。
Fe20350−90%; MnO,Co01NiOX
FeOyCuO,CdO,ZnOから選ばれる少なくと
も1つの合計が2〜30%:Na201に20、SJO
□、Ca0XA0.203から選はれる少なくとも1つ
が合計5〜30%を含む組成か好ましい半導体組成物と
して挙げられる。
前記焼成物半導体の好ましい使用形態として、粒状の半
導体混合物を内側をケイ素樹脂等で絶縁被覆した耐食性
、耐熱性かつ熱伝導性の中空パイプの内部に充填し、通
電によりこの粒状物を焼結し作られた焼成物半導体ヒー
ターを半導体部材17とし、処理する廃液中に浸漬し通
電することにより熱および超音波を発生させる態様が挙
げられる。
このような態様において、上記粒状半導体混合物の粒子
径は0.01〜0.2mm程度とし、内径5〜30mm
肉厚1〜5mm程度の例えば内側を絶縁処理したステン
レススチール製中空パイプに粒状焼成物半導体を廃液処
理能力1g/分当たり4〜20mm程度の充填部長さに
なるように充填したものを用いることができる。
本発明の方法においては、廃液を処理して固形物と水と
に分離し、分離された水を濃縮現像液の希釈水、水洗水
等として利用することが好ましい。
このように、廃液中に含まれる有効成分(溶媒)を循環
して再利用することにより、水資源の節減が可能であり
、また廃棄分を極度に減少させることができる。更に自
動現像機の設置に伴う水道や排水の配管設備の省略も可
能である。
分離された水を利用する態様として、例えば自動現像機
内に設けた水洗補充液タンク13へ自動的に該回収容器
内の水を送る態様が挙げられる。
第2図において、2は廃液処理装置、3は現像タンク、
4は定着タンク、5は水洗タンク、6は乾燥部である。
本発明は、処理廃液の処理においてυ[出される電熱を
感光材料の処理に利用するものであるから、廃液処理の
方法および装置は、処理廃液を加熱し、生成する水蒸気
を冷却液化する工程を含むものであれはよく、上記の例
以外に、例えは特開昭62−118346号、同62−
11.8347号、同62−118348号等に記載さ
れているものが挙けられる。
本発明において、処理廃液の処理における加熱工程で生
成する水蒸気を冷却液化する手段として空冷冷却器を用
いる態様が好ましい。この態様は、廃液処理で発生ずる
排熱を処理工程に用いられる処理液等の加熱や保温に利
用するのに有利であり、感光材料の処理に要する総工Z
・ルキーコストの低減に有利である。
空冷冷却器としては、第1図に示すような円筒フィン形
式のほか、第3図及υ第4図(フィンは一部のほかは図
示を省略しである)に示すようにフィン付き管を螺旋状
や蛇行状に配置したものか用いられる。第4図は送風方
向に平行な方向から見た断面図である。後記の実施例の
条件に対応する態様として、例えばフィン付き管は、外
径12mm、内径10mmの管に外径40mm、板厚1
mmのフィンを付けたもの、第3図におけるaは200
mm、 bは100mm、第4図における空冷冷却器の
断面サイスは縦400mm、横300mm程度のものが
用いられる。
本発明において、廃液処理で発生する排熱を、感光祠料
の処理工程中の乾燥工程の乾燥用空気の加熱用に用いる
態様が好ましい。この態様によれは、感光材料の処理に
要する総エネルギーコストの低減に有利である上に、廃
液処理で排出される排熱により作業環境か損なわれる問
題がより高度に改善される。
このような態様を実施する装置は、乾燥用空気の加熱に
、廃液処理で発生した排熱と、これとは別の熱源、例え
は電熱によるヒータとの両者を使い分けられる手段を有
することか好ましい。このような装置によれは、廃液処
理の排熱の熱量と乾燥用空気に供給すべき熱負荷とのア
ンバランスの調節が容易である。
〔実施例〕
実施例1 第1図に示す態様の廃液処理装置を用い、エバポレータ
17の容量を廃液1,612、空隙部分の容積2Qとし
、発熱部材としては半導体成分(主成分はFe2O3、
Co01Cr203、WO2、C1Aa203、N11
Na20.5102、Ca0)の各粉末(平均粒径50
/1m)を内側をケイ素樹脂て焼付は塗装したステンレ
ススチール製のパイプ(10mmu)に充填部長さ20
0mmに充填し、AClooV。
]、OA、5分間通電し焼結したものを用い、その時の
通電電力AC100V、]、OAとした。
空冷冷却機14の凝縮器14aには円筒フィン形式の熱
交換器を用い、管内径10mm、管外径12mm、フィ
ン外径40mm、フィン板厚1mmとした。送風器27
には軸流式ファンを用いて送風した。タクト29内には
発熱体として400Wのニクロム線ヒーター30を設け
、図示してない温度調節装置により、乾燥用空気の温度
を制御して作動させた。
自動現像機には、第1図に示す廃液処理装置を有する第
2図に示す態様のものを用い、現像液供給部材34から
感光材料に現像液を供給し、現像タンク3には該現像液
と同組成の現像液を入れ、感光材料に供給された現像液
が現像タンク3に流入し、該槽内からオーバーフローし
た液は廃液として廃液タンク1に入るようにした。
現像液と定着液としては下記組成のものを用いlこ。
現像液処方(I)−1) 純水               約800mff亜
硫酸すトリウム           60gエチレン
ジアミン四酢酸二すトリウム塩g 水酸化カリウム            10.5g5
−メチルベンツトリアソール     300mg]・
リエチレングリコール        25g1−フェ
ニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン00mg 1−フェニル−5−メヂルカプ1〜テトラソール臭化カ
リウム 0mg 3.5g ハイドロキノン            20g炭酸カ
リウム             15g純水を加えて
1000 m Qに仕上ける。水酸化すl・リウムてp
H]、0.7に調整した。
定着液処方(F−1,) (組成A) ヂオ硫酸アンモニウム(72,5%Wハ水溶液)40m
ff チオ硫酸ナトリウム          10g亜硫酸
すl−リウム           ]、7 g酢酸す
トリウム・3水塩        6.5gホウ酸  
             6g酒石酸       
         2g酢酸(90% w/w水溶液)
        13.6m12(組成り) 純水                 17m(1硫
酸(50%w/w水溶液)          4.7
g硫酸ナトリウムアルミニウム・12水塩(A[203
換算含量か8.1%w/wの水溶液)30g定着液の使
用時に純水500m(2中に上記組成A1組成りの順に
溶かし、IQに仕上げて用いた。
この定着液のpHは約4.3であった。
まず同時混合法を用いて塩臭化銀乳剤(臭化銀30モル
%)を調製した。平均粒径は0.28μmでこの乳剤を
常法に従って水洗及び脱塩後、金−硫黄増感し、増感後
、安定剤としてハイドロキノンを1g1 レゾルシンア
ルドキシムを2g及び4−ヒドロキシ−6−メチル−1
,3,3a、7−チトラザインデンを1.5gそれぞれ
ハロゲン化銀1モル当たり加え、更にオルソ増感色素と
してl−(ヒドロキシエトキシエチル)−3−(ピリジ
ン−2−イル)−5−((3−スルホブチル−5−タロ
ローペンソオキザゾリニンデン)エチリデン−2−チオ
ヒータントイン〕化合物をハロゲン化銀1モル当たり0
.4g添加し、カブリ抑制剤として1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾールを銀1モル当たり0.]、g、
現像調節剤としてエチレンオキザイド鎖30のポリエチ
レングリコール(末端基の一方はドデシルベンゼン)を
銀1モル当たり、0.05g添加し、更に塗布助剤とし
てサポニン、物性改良剤としてポリエチルアクリレート
を銀1モル当たり3g、増粘剤としてスチレン−マレイ
ン酸の共重合体ポリマーを加えて乳剤を調製した。
次いで保護膜塗布液を次のようにして調製した。
即ち、セラグー71kg中に純水10ρを加え、膨潤後
40°Cに加温し、マット剤として不定型の平均粒径3
μmのシリカ30gをゼラチン中に分散し、204に仕
上げて保護膜用塗布液を調製した。
上記乳剤及び保護膜塗布液を用いて、次のようにしてハ
ロケン化銀感光材料を調製した。
下引加工済の厚さ100μmのポリエチレンテレフタレ
ート支持体上に上記により調製された乳剤塗布液及び保
護膜塗布液を組み合わせ、銀量が3.5g 7m 2、
乳剤層のセラチン付量が1.5g/m2、保護層のセラ
チン付量が0.8g/m2になるように同時重層塗布し
、感光材料試料を作成した。重層塗布時に保護膜用塗布
液中にホルムアルデヒド、グリオキザール及びエチレン
イミンの3種類の硬膜剤を添加して硬膜を行った。
前記作成した感光材料試料を30cmX 25cmに断
裁し、市販の製版カメラによる露光を与えた後(50%
黒化)、前記組成の現像液及び定着液を用い、自動現像
機にて処理した。現像処理条件は、現像が38°020
秒、定着か35°020秒で、水洗は常温で15秒であ
った。感光材料の処理は、1枚当たり現像液、定着液及
び水洗水をそれぞれ25m12の割合で補充しなから処
理を行うようにし、試料1000枚を連続処理した。こ
の処理時に生成した現像液、定着液および水洗水の廃液
を廃液タンク1に入れた。
廃液タンク1中の廃液を第1図に示す廃液処理装置2の
エバポレータ17に送り、廃液処理装置2で処理したと
ころ、該装置の稼働中、20°C1相対湿度40%の空
冷冷却器の冷却用空気において、50°C1風量3 m
3/minの乾燥用空気が得られた。回収された液は約
70ffの水で、無色透明て臭いもなく、蒸留水に類似
のものであった。回収されたスラッジはやや粘着性の固
型物で、その見損は容積(嵩)は約1.5Qであった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、処理廃液を加熱処理して固形分と水と
に分離する方法を含む感光材料の処理方法において下記
の効果を得ることができる。
(1)処理廃液の処理で発生ずる熱を処理に用いる液体
又は気体の加熱に用いるので、感光材料の処理で発生ず
る総エネルギーを低減できる。
(2)感光材料処理で発生ずる熱に加えて廃液処理で発
生する熱により、感光材料を処理する室内温度か過度に
上昇して作業環境が悪化するのを改善することができる
(3)廃液処理を含めた感光材料処理の作業性か総体的
に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る感光材料の処理装置の例の要部を
示す断面図、第2図は本発明の処理装置の例の断面図、
第3図及び第4図は空冷冷却器の断面図である。 ■ ・廃液タンク    2 ・廃液処理部3・・現像
部タンク   4・・定着タンク5・・水洗部タンク 
  6・・・乾燥部17・・エバポレータ   23・
・スラッジタンク24・・・発熱部材14・・・空冷冷
却器14a・・・凝縮器 16・・・回収容器 31・・・送風機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理廃液を、加
    熱工程を含む処理によって固形分と水とに分離する方法
    を含む黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法におい
    て、上記加熱工程で生成する水蒸気を冷却液化し、この
    冷却液化する工程で排出される排熱を黒白ハロゲン化銀
    写真感光材料の処理工程に利用することを特徴とする黒
    白ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  2. (2)空冷冷却器で水蒸気を冷却液化する請求項(1)
    記載の処理方法。
  3. (3)排熱を黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理工程
    中の乾燥工程の温風給気に用いる請求項(1)記載の処
    理方法。
  4. (4)黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理廃液を、加
    熱工程を含む処理によって固形分と水とに分離する手段
    を含む廃液処理装置を有する黒白ハロゲン化銀写真感光
    材料の処理装置において、上記加熱工程で発生する水蒸
    気を冷却液化する工程で排出される排熱を黒白ハロゲン
    化銀写真感光材料の処理工程に利用する手段を有するこ
    とを特徴とする黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理装
    置。
  5. (5)空冷冷却機により水蒸気を冷却液化する請求項(
    4)記載の処理装置。
  6. (6)排熱を黒白ハロゲン化銀写真感光材料の処理工程
    中の乾燥工程の乾燥用空気の加熱に用いる手段を有する
    請求項(4)記載の処理装置。
  7. (7)乾燥用空気の加熱に排熱と別の熱源によるヒータ
    との両者を使い分けられる手段を有する請求項(6)記
    載の処理装置。
  8. (8)廃液処理装置が黒白ハロゲン化銀写真感光材料の
    処理装置に組み込まれている請求項(4)記載の処理装
    置。
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