JPH01118840A - 自動現像機 - Google Patents

自動現像機

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Publication number
JPH01118840A
JPH01118840A JP27560787A JP27560787A JPH01118840A JP H01118840 A JPH01118840 A JP H01118840A JP 27560787 A JP27560787 A JP 27560787A JP 27560787 A JP27560787 A JP 27560787A JP H01118840 A JPH01118840 A JP H01118840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
drying
infrared
infrared ray
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP27560787A
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English (en)
Inventor
Shinichi Otani
大谷 新一
Akio Kashino
樫野 昭雄
Masakazu Ando
政和 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入口から送り込まれたフィルムが現像槽、定
着槽、水洗槽、乾燥前除液部、乾燥部を通って出口から
排出される自動現像機に関する。
′〔発明の背景〕 上述のような自動現像機は、−船釣なフィルムの現像に
も用いられているが、特に撮影結果を早(知る必要があ
るX線フィルムの現像用が病院等に広く普及している。
従来のX線フィルム用自動現像機は、フィルムとの関係
もあって、フィルム先端が入口から送り込まれて、出口
から出るまでの処理時間90秒程度のものが多く用いら
れていた。
しかし、より迅速に撮影結果を知り度いと言う要望が強
(、そのために前述の処理時間を45秒程度とするフィ
ルムおよび自動現像機が用いられるようになって来てい
る。
自動現像機の処理時間を45秒程度あるいはそれ以下に
短縮する上で最も問題となるのは、フィルムの乾燥が不
十分となり易いことである。すなわち、例えば、処理時
間90秒程度の自動現像機の現像液や定着液を短時間で
現像、定着を行うものに変え、フィルムの送り速度を早
くした場合、現像や定着は十分に行われても、排出され
て来るフィルムは乾燥が不十分なものとなる。そこで、
乾燥を十分に行うために、乾燥温度を上げたり、フィル
ムへの加熱空気の吹き付は量を多くしたりすると、フィ
ルム表面にギラつきが生じたり、フィルム乳剤層中に残
留する水分の量が反って多くなってムラになったりして
、画質が低下するようになる。
本発明者らは、この問題の解消について研究を進めた結
果、従来の自動現像機は乾燥部が入口側から出口側まで
同じ乾燥温度、同じ空気吹き付は量で乾燥するようなも
のであったから、乾燥温度を高くしたり、空気吹き付は
量を多くしたりすると、フィルム表面の乾燥速度が早く
なって、乳剤層中の水分のマイグレーションが間に合わ
なくなり、そのためにフィルム表面の水分が無くなった
段階から乳剤層表面にゼラチンの硬化被膜が生ずるよう
になることに問題の原因があり、乾燥部の入口側と出口
側とで乾燥する条件を変えて、フィルム表面の水分が無
くなるまでは乾燥速度の早い条件で乾燥し、それ以後は
緩い乾燥速度の条件で乾燥するようにすれば問題を解消
し得ることを見出した。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の知見に基いてなされたものであり、短
時間で処理しても乾燥による画質低下を生ぜしめること
なく十分に乾燥した現像フィルムを得ることができる自
動現像機の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、入口から送り込まれたフィルムが現像槽、定
着槽、水洗槽、乾燥前除液部、乾燥部を通って出口から
排出される自動現像機において、乾燥部がフィルム通路
に沿ってフィルムを怒光させない赤外線をフィルムに入
射する複数の赤外線源を配設し、入口側の赤外線源のフ
ィルムに入射する赤外線量を出口側の赤外線源よりも多
くしていることを特徴とする自動現像機にあり、この構
成によって前記目的を達成する。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図は本発明自動現像機の1例を示す概要構成側面図
、第2図は給排気経路を主に示した平面図、第3図は本
発明自動現像機の乾燥部における乾燥曲線を示したグラ
フ、第4図は従来の自動現像機の乾燥部における乾燥曲
線を示したグラフである。
第1図、第2図において、撮影済みのフィルムFは、フ
ィルム挿入口1から機内に挿入され、送り込みローラ2
によって現像槽3に送り込まれ、現像槽3のローラ群に
よって現像液中を通り渡り部4に送られ、渡り部4のロ
ーラ群によって現像液を絞り落とされて定着槽5に送ら
れ、定着槽5のローラ群によって定着液中を通り渡り部
6に送られ、渡り部6のローラ群によって定着液を絞り
落とされて水洗槽7に送られ、水洗槽7のローラ群によ
って洗浄水中を通り出口ローラで一応洗浄水を絞り落と
されて乾燥前除液部8に送られ、乾燥前除液部8のロー
ラ群によってさらに洗浄水を絞り落とされたり吸い取ら
れたりして乾燥部9に送られ、乾燥部9では送りローラ
10群によって送られる間にその通路に沿ってフィルム
Fの両面側にそれぞれ複数配設された赤外線ヒータ11
から暗赤外線を入射されて加熱されると共に、同じく複
数配設されたファン12によって風を吹き付けられるこ
とで水分を蒸発させられ、それによって乾燥した段階で
送り出しローラ群13によりフィルム排出口14から機
外に排出される。
赤外線ヒータ11は、フィルム通路の上流側のものが下
流側のものよりも多くの暗赤外線をフィルムに入射して
、それにより第3図に示したような乾燥曲線が得られる
ように、上流側に配設されたものの出力が下流側に配設
されたものの出力よりも大であるように出力を制御され
る。この制御は、フィルム通路に適当なフィルムの表面
温度検出手段や水分検出手段を設けて、それらの情報に
より自動的に行うようにもできるし、また、経験的に出
力調節を行って出力を設定する方法によってもよい。ま
た、入口側から出口側までの赤外線ヒータ11の出力を
順次逓減させるようにしても、あるいは例えば、入口側
から出口側までの赤外線ヒータ11を上流側と下流側の
2ブロツクに分けて、ブロック内では出力を同じにし、
ブロック間で出力差を与えるようにしても第3図に示し
たような乾燥曲線を得ることができる。
乾燥部9内のファン12は、第1図、第2図に矢印Aで
示したように機外からの空気を乾燥部9内に取り入れる
と共に、矢印Bで示したように乾燥部9内の空気をフィ
ルム通路に向かって吹き付ける。そして、フィルムFか
ら蒸発した水分を含む乾燥部9内の空気は、ファン12
によって機外から取り入れた量と蒸発した水分量に相当
する分が乾燥部9の側壁に設けた排気孔9aを通して第
2垣に矢印Cで示したように排気ダクト15内に入り、
排気ファン16によって現像槽3から水洗槽7までの上
部空間からの第1図に矢印りで示した空気と共に機外に
排出される。
本発明自動現像機は、以上のような乾燥部9を備えてい
ることによって、フィルムFの搬送速度を早くして乾燥
時間を短縮しても、十分に乾燥した画質低下のない現像
フィルムを得ることができる。この理由を第3図の乾燥
曲線と、フィルム通路に沿って複数の吹き付はノズルを
配設して、−定温度の加熱空気を一定の風速でフィルム
に吹き付けるようにした自動現像機における乾燥部の第
4図に示した乾燥曲線とにより説明する。
第3図および第4図において、実線はフィルム含水量の
変化曲線、点線はフィルム表面温度の変化曲線である。
乾燥部でフィルムを十分に乾燥させようとした場合は、
フィルム表面の水分がフィルムに供給される熱量の殆ど
を気化潜熱として奪って蒸発するために、表面温度が殆
ど変化しない恒率乾燥段階と、それを過ぎると水分の蒸
発が乳剤層水分の表面に移行する速度に制限される゛た
めに、表面温度が上昇するようになる減率乾燥段階とが
、第3図および第4図に示したように、乾燥曲線に現れ
る。そこで、恒率乾燥段階の乾燥を行う赤外線ヒータ1
1の出力を高くして、フィルムFに多くの暗赤外線を入
射させ、それによって恒率乾燥段階の時間を短縮し、そ
して、減率乾燥段階の乾燥を行う赤外線ヒータ11の出
力を、フィルムFが最下流の赤外線ヒータ11からの暗
赤外線入射位置を外れるときには殆ど水分の蒸発が無く
なるように、恒率乾燥段階の赤外線ヒータ11の出力よ
りも低く押さえることによって第3図の乾燥曲線が得ら
れ、これにより乾燥時間を短縮しても十分に乾燥した画
質低下のない現像フィルムを得ることができる。これに
対し、乾燥を最初から最後までフィルムに同じ加熱空気
を同じように吹き付けて行った場合は、恒率乾燥段階か
ら減率乾燥段階に入ると、乳剤層水分の表面への移行が
間に合わなくなるから、乳剤層表面が乾いて、第4図に
見るように表面温度が急激に上昇し、また乳剤、Nの水
分が多くてフィルムが乾燥部の送り出し位置に達するま
でには距離があるのに拘らずフィルム表面温度が加熱空
気の温度に達するようになり、そのために乳剤層表面に
ゼラチンの硬化膜が生じ、それが乳剤層水分の蒸発を妨
げて乾燥ムラを生ぜしめたり、表面にギラつきを与えて
画質を低下させる。また、加熱空気の温度や吹き付は風
速等を低くすれば、画質の低下が無い代わりに乾燥が不
十分となる。
第1図の例では、赤外線ヒータ11を送りローラ10の
後方に配置している。これは、赤外線ヒータ11から強
い直接の暗赤外線がフィルムFに入射すると、局部的な
温度上昇や水分の盛んな蒸発が起こり、そのためにフィ
ルムの変形や乾燥ムラさらには画質低下環の問題が生ず
るようになることを防止するためである。すなわち、図
示例においては、赤外線ヒータ11からの強い直接の暗
赤外線は送りローラ10の背面側に設けたローラ防護カ
バー17に入射し、フィルムFには反射板18によって
反射された暗赤外線や斜め上下方向に出射する比較的弱
い直接の暗赤外線が入射するようになる。これによって
フィルムFは局部的に強く加熱されることが無くなり、
赤外線ヒータ11の出力を前述のように、上流側のもの
を大とし、下流側のものを小とすることによって、安定
して十分に乾燥された画質のよい現像フィルムを得るこ
とができる。
しかし、本発明は第1図の例に限定されるものではなく
1.赤外線ヒータ11を送すローラ10間に配設するよ
うにしても、フィルム通路から赤外線ヒータ11までの
距離を変えることやその間に適当なダンパーを設けるこ
とで赤外線の入射量を変えるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明自動現像機によれば、乾燥部の通過時間を短縮し
ても、乾燥による画質低下を生ぜしめることなく、十分
に乾燥した現像フィルムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明自動現像機のINを示す概要構成側面図
、第2図は給排気経路を主に示した平面図、第3図は本
発明自動現像機の乾燥部における乾燥曲線を示したグラ
フ、第4図は従来の自動現像機の乾燥部における乾燥曲
線を示したグラフである。 F・・・フィルム、     1・・・フィルム挿入口
、2・・・送り込みローラ、 3・・・現像槽、4.6
・・・渡り部、    5・・・定着槽、7・・・水洗
槽、      8・・・乾燥前除液部、9・・・乾燥
部、     9a・・・排気孔、10・・・送りロー
ラ、    11・・・赤外線ヒータ、12・・・ファ
ン、      13・・・送り出しローラ群、14・
・・フィルム排出口、 15・・・排気ダクト、16・
・・排気ファン、    17・・・保護カバー、18
・・・反射板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入口から送り込まれたフィルムが現像槽、定着槽
    、水洗槽、乾燥前除液部、乾燥部を通って出口から排出
    される自動現像機において、乾燥部がフィルム通路に沿
    ってフィルムを感光させない赤外線をフィルムに入射す
    る複数の赤外線源を配設し、入口側の赤外線源のフィル
    ムに入射する赤外線量を出口側の赤外線源よりも多くし
    ていることを特徴とする自動現像機。
  2. (2)乾燥部のフィルム通路が送りローラの千鳥配列に
    よって形成され、各赤外線源がそれぞれ送りローラのフ
    ィルムに接触する側とは反対の背面側に設けられていて
    、その送りローラを外れる赤外線が赤外線源からフィル
    ムに入射し、入口側の赤外線源の出力が出口側の赤外線
    源よりも大である特許請求の範囲第1項記載の自動現像
    機。
JP27560787A 1987-11-02 1987-11-02 自動現像機 Pending JPH01118840A (ja)

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JP27560787A JPH01118840A (ja) 1987-11-02 1987-11-02 自動現像機

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JP27560787A JPH01118840A (ja) 1987-11-02 1987-11-02 自動現像機

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JPH01118840A true JPH01118840A (ja) 1989-05-11

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ID=17557801

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JP27560787A Pending JPH01118840A (ja) 1987-11-02 1987-11-02 自動現像機

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JP (1) JPH01118840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03174156A (ja) * 1989-09-14 1991-07-29 Fuji Photo Film Co Ltd 自動現像処理装置における写真感光材料の乾燥方法
JP2007033913A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03174156A (ja) * 1989-09-14 1991-07-29 Fuji Photo Film Co Ltd 自動現像処理装置における写真感光材料の乾燥方法
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