JP2551618B2 - 現像装置用乾燥装置 - Google Patents

現像装置用乾燥装置

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JP2551618B2
JP2551618B2 JP63041460A JP4146088A JP2551618B2 JP 2551618 B2 JP2551618 B2 JP 2551618B2 JP 63041460 A JP63041460 A JP 63041460A JP 4146088 A JP4146088 A JP 4146088A JP 2551618 B2 JP2551618 B2 JP 2551618B2
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敏郎 田原
正二 花岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現像処理後の感光材料を乾燥するための乾燥
装置に関する。
〔背景技術〕
画像が焼付けられた後の感光材料は現像装置で現像処
理が行われた後に乾燥されて製品となる。
この乾燥装置では、現像、定着、水洗された後の感光
材料を入口部から出口部まで搬送し、この間に温風を吹
付けて乾燥するのが一般的である。しかしこの乾燥部に
おける感光材料へ均一に温風を吹付けることは難しい。
すなわち乾燥部の入口部から出口部へ送られる感光材料
へ均一に温風を吹付けるためには、感光材料の搬送方向
に沿ってダクトを配置し、このダクトに設けた多数のス
リツトから感光材料へ向けて温風を吹付けることになる
が、これらのスリツトに至る供給路では乾燥風の通路抵
抗を生じ、搬送下流側の感光材料にまで効果的に温風を
吹付けるには乾燥風供給手段をより強力なものにし、そ
の配分も工夫を要した。
本発明は上記事実を考慮し、乾燥部で送られる感光材
料の全域に渡って略均一な温風を吹付けることができる
乾燥装置を得ることが目的である。
〔発明の概要及び作用〕
本発明は現像処理部において現像処理された現像処理
後の感光材料を乾燥するための乾燥装置であって、感光
材料を入口部から出口部まで挟持搬送する搬送路と、こ
の搬送路の側方へ軸線が感光材料搬送方向と平行に配置
され各翼が感光材料搬送方向と平行に長手方向とされ感
光材料搬送方向と略直角面の循環路を形成する多翼送風
フアンと、前記循環路へ外気を取り入れる外気導入部
と、前記循環路の一部に配置されるヒータと、前記循環
路及び現像処理部と隔壁を介して隔てられ、外部へ連通
されると共に前記外気導入部からの外気の一部が導入さ
れる外気通路と、を有することを特徴としている。
このため本発明では、ヒータで加熱された温風は搬送
方向と平行に長手方向とされたクロスフローフアン等の
多翼送風フアンによって感光材料へその搬送方向上流側
から下流側にかけて略均一に送風することができる。
多翼送風フアンと感光材料との間に形成される循環路
へ一部新鮮風として外気を取入れるための外気導入部は
多翼送風フアンの感光材料入口部側に設ければ、循環し
ている乾燥風への混入、および熱反射板の裏面への除熱
用としての導入に構造上も都合がよい。また外気導入部
からの外気は多翼送風フアン駆動用モータを介して多翼
送風フアンへ送ることによって導入した外気によってモ
ータを冷却することができ、モータ冷却後の温度上昇し
た空気を感光材料の乾燥用として用いることができる。
また本発明は循環路と現像処理部との間に隔壁を介して
隔てられる外気通路を設けるので、乾燥部で発生した熱
がこの外気通路で遮断され現像処理部へ至るのを防ぐこ
とができる。このように熱遮断部を設けると温度差のた
めに結露が生じることになるが、本発明では外気通路へ
外気が送られているので、結露が生じることはない。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用された現像装置10が示されて
いる。この現像装置10は上流側に焼付部12を有してお
り、この焼付部12ではマガジン14から引出された感光材
料Fが露光部16へ配置されるようになっている。この露
光部16ではミラー22によって反射された光源18からの光
がネガフイルム24の画像を光学手段26を介して感光材料
下へ焼付けられるようになっている。
画像が焼付けられた後の感光材料Fは現像槽28、定着
槽31、水洗槽33を経て乾燥部35へと送られ、乾燥後に取
出されるようになっている。
乾燥部35は現像槽28、定着槽31、水洗槽33の上部に配
置され、第2図〜第4図に示される如く、水平方向に配
置される横長形状のハウジング38へ入口部38A、出口部3
8Bが設けられ、これらの間で感光材料Fを乾燥した後に
ハウジング38上に設けられるトレイ38Cへと送り出すよ
うになっている。
出口部38Bと入口部38Aとの間には感光材料Fを水平に
案内する搬送路が設けられており、この搬送路の上側に
は一対のローラ42、44間へ掛渡される複数本の無端ベル
ト46が設けられている。また搬送路の下側には複数本の
案内ローラ48が配置されて感光材料Fを無端ベルト46と
の間に挟持して搬送するようになっている。これらの無
端ベルト46、案内ローラ48はその両端部が図示しない軸
受に軸支されると共に、モータ等の駆動力を受けて回転
して感光材料Fを挟持搬送するようになっている。
無端ベルト48の下側にはスリット52が多数形成される
案内板54が設けられており、送風機56から送られた乾燥
風がヒータ58で加熱された後に供給されるようになって
いる。ヒータ58は案内板54の下方に配置されており、こ
の案内板54とハウジング38の底板との間の空間は送風機
56が配置される空間との間が仕切板62で区画されてい
る。この仕切板62は開口62Aが送風機56部分とヒータ58
部分とを連通しており、送風機56からの乾燥風を感光材
料Fの搬送路へ矢印A方向に供給させると共に、感光材
料Fの上方から再び仕切板62の上方を通って送風機56へ
と循環風を戻すようになっている。
送風機56は第2図に示される如く回転軸64が感光材料
Fの搬送方向(第2図左右方向)に配置されており、こ
の回転軸64へ多数の翼66が固着された多翼送風フアン
(クロスフローフアン)である。これらの翼66は第2図
に示される如く感光材料Fの搬送路に沿って長手方向が
形成され、回転軸64との間を通って外気導入部である外
気取入口68からの外気を遠心力で矢印A方向へと供給す
るようになっている。これによって翼66は感光材料Fへ
その長手方向の広い範囲に渡って温風を供給することが
できる。第2図のIII−III線断面図である第3図からも
明らかなように、この外気取入口68は翼66の感光材料入
口部38A側へ設けられている。
回転軸64には翼66よりも外気取入口68に近い側にモー
タ70が連結されて駆動されるようになっている。このモ
ータ70は翼66の反対側にも回転軸72が突出しており、先
端部へモータ冷却フアン74が取付られている。このモー
タ冷却フアン74は外気取入口68を介して外気を取り入れ
モータ70へと送るようになっており、これによってモー
タ70を冷却した後の外気が翼66へと送られるようになっ
ている。
またこのモータ冷却フアン74から取込んだ外気は、第
4図に示される如く、ハウジング38の底壁とヒータ58が
設けられた循環路とを仕切る熱反射板兼用の隔壁39の下
方通路39Bへも供給されるようになっている(供給通路
は図示省略)。この熱反射板兼用の隔壁39の裏面には断
熱材39Aが貼着されているが、この下方通路39Bはヒータ
58の熱がこもって現像部28等へ至らないように通気で除
熱している。このため下方通路39Bは適宜位置で外部で
連通された外気通路となっている。
なお出口部38Bと無端ベルト46との間には挟持搬送ロ
ーラ76が設けられて無端ベルト46から受取った感光材料
Fを出口部38Bへと送り出すようになっている。この挟
持搬送ローラ76との片側には矢印AB方向の循環風の一部
を外部へ排出する開口78及びフアン78Aが設けられてい
る。この開口78へ下方通路39Bの端部を連通してもよ
い。
次に本実施例の作用を説明する。
第1図に示されるマガジン14から引出された感光材料
Fは露光部16へと送られ、ネガフイルム24の画像が焼付
られる。画像焼付後の感光材料Fは現像槽28、定着槽3
1、水洗槽33を続て現像処理された後に乾燥部35へと送
られる。
この乾燥部35では入口部38Aから入り込んだ感光材料
Fが無端ベルト46と案内ローラ48とに挟持されて出口部
38Bへと向けて送られる。この搬送途中に送風機56は翼6
6によって乾燥風を感光材料へと矢印A方向に送るの
で、無端ベルト46と案内ローラ48によって挟持されてい
る感光材料Fはその長手方向の全域に渡って乾燥風が供
給されて乾燥される。
特に乾燥風は第4図矢印A、B方向に循環されるので
効果的に搬送を行なうことができる。また外気取入口68
からモータ冷却フアン74によって取込まれた外気はモー
タ70を冷却した後に翼66へと送られるため、これによっ
ても外気が予熱されて乾燥効率が向上する。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので、効果的に感光材料を
乾燥でき、乾燥部の熱が現像処理部へ至るのを防いで現
像処理部の温度制御を容易にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された現像装置を示す縦断面図、
第2図は乾燥部を示す断面平面図、第3図は第2図のII
I−III線断面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図であ
る。 F……感光材料、 10……現像装置、 28……現像槽、 31……定着槽、 33……水洗槽、 35……乾燥部、 38……ハウジング、 46……無端ベルト、 48……案内ローラ、 56……送風機、 58……ヒータ、 64……回転軸、 66……翼、 68……外気取入口、 70……モータ、 72……回転軸、 74……モータ冷却フアン。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像処理部において現像処理された現像処
    理後の感光材料を乾燥するための乾燥装置であって、 感光材料を入口部から出口部まで挟持搬送する搬送路
    と、 この搬送路の側方へ軸線が感光材料搬送方向と平行に配
    置され各翼が感光材料搬送方向と平行に長手方向とされ
    感光材料搬送方向と略直角面の循環路を形成する多翼送
    風フアンと、 前記循環路へ外気を取り入れる外気導入部と、 前記循環路の一部に配置されるヒータと、 前記循環路及び現像処理部と隔壁を介して隔てられ、外
    部へ連通されると共に前記外気導入部からの外気の一部
    が導入される外気通路と、 を有することを特徴とする現像装置用乾燥装置。
  2. 【請求項2】前記循環路へ外気を取り入れる外気導入部
    が前記多翼送風フアンの前記感光材料入口部側に設けら
    れることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載
    の現像装置用乾燥装置。
  3. 【請求項3】前記外気導入部からの外気は多翼送風フア
    ン駆動用モータを介して多翼送風フアンへ送られること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の現像装
    置用乾燥装置。
  4. 【請求項4】現像処理後の感光材料を乾燥するための乾
    燥装置であって、感光材料を入口部から出口部まで挟持
    搬送する搬送路と、この搬送路の側方へ軸線が感光材料
    搬送方向と平行に配置され各翼が感光材料搬送方向と平
    行に長手方向とされ感光材料搬送方向と略直角面の循環
    路を形成する多翼送風フアンと、この循環路の一部に配
    置されるヒータと、前記多翼送風フアンを駆動するモー
    タと、このモータによって多翼送風フアンと共に駆動さ
    れ外気をこのモータを介して多翼送風フアンへ送るモー
    タ冷却フアンと、を有することを特徴とする現像装置用
    乾燥装置。
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