JPH10232481A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH10232481A
JPH10232481A JP3597597A JP3597597A JPH10232481A JP H10232481 A JPH10232481 A JP H10232481A JP 3597597 A JP3597597 A JP 3597597A JP 3597597 A JP3597597 A JP 3597597A JP H10232481 A JPH10232481 A JP H10232481A
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JP
Japan
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air
drying chamber
photosensitive material
drying
processing apparatus
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JP3597597A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Hiroyuki Hashimoto
浩幸 橋本
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥室の排気の熱を熱交換して外気を温度上
昇させて乾燥室に給気して、消費電力を小さくする。 【解決手段】 感光材料を処理液で処理した後に感光材
料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処理装置に
おいて、乾燥室の空気を外部に排気する排気手段と、外
部の外気より乾燥室を給気する給気手段と、前記乾燥室
の空気を排気して、排気時の熱を利用して給気の温度を
上昇させる熱交換器とを備えたことを特徴とする感光材
料処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感光材料処理装置に
係わり、さらに詳しくは感光材料を処理液で処理した後
に感光材料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(従来技術1)従来より、感光材料を処理液で処理した
後に感光材料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料
処理装置において、外部からの外気の乾燥室への給気は
外気温度のままで給気され、また、乾燥室の温度調節さ
れた空気の一部を外部に排出していた。
【0003】(従来技術2)従来より、感光材料を処理
液で処理した後に感光材料を乾燥するための乾燥室を有
する感光材料処理装置において、乾燥室の空気循環と排
気と給気の空気循環を一体化して行っている。また、乾
燥室外部からの外気は熱交換器なしで乾燥室に給気され
ていた。
【0004】(従来技術3)従来より、感光材料を処理
液で処理した後に感光材料を乾燥するための乾燥室を有
する感光材料処理装置において、外部からの外気の乾燥
室への給気は外気温度のままで給気され、また、乾燥室
の温度調節された空気の一部を外部に排出していた。ま
た、給気、排出の通風路の開閉がない。
【0005】(従来技術4)従来より、感光材料を処理
液で処理した後に感光材料を乾燥するための乾燥室を有
する感光材料処理装置において、各処理液加熱と乾燥室
加熱は独立して行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(従来
技術1)の課題として、乾燥室に外気を温度の低いまま
で給気するので消費電力が浪費する。さらに詳しくは、
外気から給気された空気はスタンバイ温度又は乾燥温度
に比べ通常は低温であり、スタンバイ温度又は乾燥温度
に維持するためには外気温度との差部の熱量を与える必
要が生じ消費電力が大きい。また、乾燥室は常にプレヒ
ートを行いスタンバイ状態を維持しているが、感光材料
が未処理の時は乾燥室から外気へ排気される空気はスタ
ンバイ温度に達しているにもかかわらず外気に排出され
てしまい、与えた熱量が捨てられてしまう。また、感光
材料が処理時においても乾燥室から外気へ排気される空
気は乾燥温度になっているにもかかわらず外気に排出さ
れて与えた熱量が捨てられてしまう。なお、スタンバイ
状態とは、感光材料処理装置が感光材料処理可能な待ち
状態のことで、乾燥室のスタンバイ温度とは、この待ち
状態の乾燥室内の(空気)温度のことで、感光材料処理
検出から実際に感光材料が乾燥室へ入って来るまでの時
間の内に乾燥室内の温度をヒータ等で上昇させ乾燥温度
にまで上昇することができる状態の温度であり通常はプ
レヒート状態にある。
【0007】(従来技術2)の課題として、乾燥室の空
気循環と排気と給気の空気循環との機構を一体化して簡
易化しているが、乾燥室外部の外気を乾燥室に取り入れ
る際に、乾燥室からの排気の熱を熱交換して前記外気を
温度上昇させて給気していないので、消費電力が増大し
ていた。
【0008】(従来技術3)の課題として、外部からの
外気の乾燥室への給気は外気温度のままで給気され、ま
た、乾燥室の温度調節された空気の一部を外部に排出し
ていた。また、給気、排出の通風路の開閉がないので、
消費電力が大きく、感光材料処理装置は大きい容量の電
源設備となっていた。
【0009】(従来技術4)の課題として、各処理液加
熱と乾燥室加熱は独立して行われているので、消費電力
が大きく、且つ大きい容量の電源設備となっていた。
【0010】本発明は上記の課題に鑑みなされたもの
で、本発明1の目的は、乾燥室の排気の熱を熱交換して
外気を温度上昇させて乾燥室に給気して、消費電力を小
さくする感光材料処理装置を提供する。本発明2の目的
は、乾燥室の所定温度以上になった空気を熱交換して外
気を効率良く温度上昇させて乾燥室に給気して、消費電
力を小さくする感光材料処理装置を提供する。本発明3
の目的は、乾燥室の空気循環と熱交換器を使用した排気
と給気の空気循環との機構を一体化し、簡易化し、消費
電力を小さくする感光材料処理装置を提供する。本発明
4の目的は消費電力の小さく、且つ少ない容量の電源設
備の感光材料処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、 (1)感光材料を処理液で処理した後に感光材料を乾燥
するための乾燥室を有する感光材料処理装置において、
乾燥室の空気を外部に排気する排気手段と、乾燥室外部
の外気より乾燥室に給気する給気手段と、前記乾燥室の
空気を排気して、排気時の熱を利用して給気の温度を上
昇させる熱交換器とを備えたことを特徴とする感光材料
処理装置。
【0012】(2)感光材料を処理液で処理した後に感
光材料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処理装
置において、前記乾燥室を加熱する乾燥加熱手段と、乾
燥室の空気を外部に排気する排気手段と、乾燥室外部の
外気より乾燥室に給気する給気手段と、前記乾燥室の空
気を排気して、排気時の熱を利用して給気の温度を上昇
させる熱交換器と、乾燥室が所定温度以上で前記熱交換
器による熱交換を行う制御をする制御手段と、を備えた
ことを特徴とする感光材料処理装置。
【0013】(3)感光材料を処理液で処理した後に感
光材料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処理装
置において、乾燥室を加熱する乾燥加熱手段と、乾燥室
の空気を外部に排気する排気手段と、乾燥室外部より給
気する給気手段と、前記乾燥室の空気を排気して、排気
時の熱を利用して給気の温度を上昇させる熱交換器と、
前記排気手段と給気手段の通風路を開閉する開閉手段
と、乾燥室を加熱するための乾燥風を攪拌する乾燥攪拌
手段と、を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
【0014】または、(4)感光材料を処理液で処理す
る処理槽と処理した後に感光材料を乾燥するための乾燥
室を有する感光材料処理装置において、各処理槽内の処
理液を少なくとも高出力と低出力に切り替えが可能なヒ
ータで加熱する処理液加熱手段と、乾燥室を加熱する乾
燥加熱手段と、乾燥室の空気を外部に排気する排気手段
と、乾燥室外部より乾燥室に給気する給気手段と、前記
乾燥室の空気を排気して、排気時の熱を利用して給気の
温度を上昇させる熱交換器と、各処理液加熱手段が高出
力時には、乾燥室加熱ヒータ出力を低下させるかまたは
通電せず、前記処理液加熱手段が低出力時には、乾燥室
加熱ヒータ出力を高出力にすることを特徴とする感光材
料処理装置。
【0015】本発明に用いられる感光材料は、カラーお
よび黒白感光材料のいずれかであってもよい。例えばカ
ラーペーパー、カラーネガフィルム、カラー反転フィル
ム、カラーポジフィルム、カラー反転印画紙、製版用写
真感光材料、X線写真感光材料、黒白ネガフィルム、黒
白印画紙、マイクロ用感光材料等が挙げられる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の感光材料処理
装置を図面に基づき説明する。実施形態の説明に先き立
ち、感光材料処理装置で使用されるカラーおよび黒白感
光材料等の処理液、処理剤等について説明する。
【0017】最初に、カラーペーパの処理液、処理剤に
付いて説明すると、カラー感材の現像処理に用いる発色
現像液は、好ましくは芳香族第一級アミノ系発色現像主
薬を主成分とするアルカリ性水溶液である。この発色現
像主薬としては、アミノフェノール系化合物も有用であ
るが、p−フェニレンジアミン系化合物が好ましく使用
され、その代表例として、3−メチル−4−アミノ−
N,N−ジエチルアニリン、3−メチル−4−アミノ−
N−エチル−N−ρ−ヒドロキシルエチルアニリンが挙
げられる。発色現像液は、アルカリ金属炭酸塩、ホウ酸
塩もしくはリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物塩、沃
化物塩、ベンズイミダゾール塩、ベンゾチアゾール塩、
もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤またはカ
ブリ防止剤などを含むのが一般的である。
【0018】カラー感材の反転処理や黒白感材の現像処
理に用いる黒白現像液には、ハイドロキノンなどのジヒ
ドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−ピラゾリドン
などの3−ピラゾリドン類またはN−メチル−p−アミ
ノフェノールなどのアミノフェノール類など公知の黒白
現像主薬を単独であるいは組み合わせて用いることがで
きる。
【0019】カラー感材の処理において、発色現像処理
後、漂白処理や漂白定着処理がなされる。これらの処理
における漂白液または漂白定着液に用いられる漂白剤と
しては、例えば鉄(III)などの多価金属の化合物、過
酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられる。
【0020】漂白定着液や定着液に使用される定着剤と
してはチオ硫酸塩を主成分としてチオシアン酸塩、チオ
エーテル系化合物、チオ尿素類を含有してもよく、チオ
硫酸塩は特にチオ硫酸アンモニウムが最も広範に使用で
きる。
【0021】定着液には硬膜剤として作用する水溶性ア
ルミニウム塩を含んでもよく、それらには、例えば塩化
アルミニウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなどがあ
る。また、定着液には、酒石酸、クエン酸、グルコン酸
あるいはそれらの誘導体を単独で、あるいは2種以上、
用いることができる。これらの上記処理液のほか、感光
材料の処理には水洗液、安定液等が用いられる。
【0022】次に、モノクロ感材の処理液、処理剤等に
つき説明すると、モノクロ感光材料の現像液に用いる現
像主薬には、良好な性能を得やすいという点で、ジヒド
ロキシベンゼン類と1−フェニル−3−ピラゾリドン類
の組合わせ、またはヒドロキシベンゼン類とp−アミノ
フェノール類の組合わせが好ましい。
【0023】本発明に用いるジヒドロキシベンゼン現像
主薬としては、ハイドロキノン、クロロハイドロキノ
ン、プロムハイドロキノンなどがある。本発明に用いる
p−アミノフェノール系現像主薬としては、N−メチル
−p−アミノフェノール、p−アミノフェノール、等が
ある。本発明に用いる3−ピラゾリドン系現像主薬とし
ては、1−フェニル−3−ピラゾリドン、1−フェニル
−4,4−ジメチル−3−ピラゾリドンなどがある。
【0024】定着液は、定着剤としてチオ硫酸塩を含む
水溶液であり、pH3.8以上を有する。黒白感材の処
理に用いる定着液は、pH3.8以上、好ましくは4.
2〜7.0を有する。定着剤としては、定着速度の点か
らチオ硫酸アンモニウムが特に好ましく用いられる。定
着剤としては、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムなどがある。定着剤には、硬膜剤として作用する水
溶性アルミニウム塩を含んでもよい。定着液には、酒石
酸、クエン酸、グルコン酸あるいはそれらの誘導体を単
独で、あるいは2種以上併用することができる。
【0025】水洗水は、狭義の水洗水のみではなく、い
わゆる安定化液も含む概念である。水洗水としては、水
道水、イオン交換水、蒸留水等を用いることができる
が、水洗槽やストックタンク内の水洗水には、防ばい手
段を施すこともできる。
【0026】現像時間とは、処理する感光材料の先端
が、現像液に浸漬してから次の定着液に浸漬するまでの
時間、定着時間とは、定着液に浸漬してから次の水洗水
(安定液)に浸漬するまでの時間、水洗時間とは水洗水
に浸漬している時間をいう。また、乾燥時間とは、感光
材料が乾燥部に入っている時間をいう。上記現像時間
は、5秒〜3分であるが、その現像温度は18℃〜50
℃が好ましい。定着温度と時間は、約18℃〜約50℃
で5秒〜3分が好ましい。水洗(安定)の温度と時間
は、0℃〜50℃で6秒〜3分が好ましい。現像、定着
および水洗された感光材料は、水洗水をしぼり切るため
のスクイズローラを経て乾燥される。乾燥は、好ましく
は約35℃〜100℃で行なわれ、乾燥時間は周囲の状
態によって適宜変えられるが通常は約5秒〜3分であ
る。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明が適用され
た感光材料処理装置の要部を示す断面図で、図2は図1
の乾燥室の構成図で、図3は乾燥室の熱交換器の構成斜
視図で、図4は乾燥室の他の熱交換器の構成斜視図であ
る。
【0028】図1で、感光材料処理装置10は焼き付け
られたカラーペーパを自動現像処理する装置である。感
光材料処理装置(プロセッサ)10は発色現像槽11、
漂白定着槽12、安定化槽13、14、15及び乾燥室
16より構成されている。なお、焼き付け装置(プリン
タ)17は現像済フィルムの焼き付け装置で、前記自動
現像処理装置と連結して取り付けられており、プリンタ
で焼き付けられた感光材料が順次連続してプロセッサ部
で現像処理されるようになっている。
【0029】図2で、乾燥室16は現像されたカラーペ
ーパーを乾燥するようになっている。乾燥加熱手段20
は乾燥室16をヒータで加熱し、乾燥室内の空気を加熱
すると共に、乾燥室内の部材を加熱する。乾燥加熱手段
としては、赤外線ボビンヒータ、赤外線ヒータ、遠赤外
線ヒータ等が好ましく使用できる。図2では赤外線ボビ
ンヒータを使用している。また、乾燥ラック165はロ
ーラ163、乾燥ダクト162、ガイド164等で構成
された着脱自在のユニットになっている。カラーペーパ
ーは乾燥室内でローラ163により搬送され、その間に
温風が乾燥ダクト162を通しガイド164から送風さ
れ乾燥される。
【0030】また、熱交換器60は乾燥室の空気を一部
排気して、排気時の熱を利用して給気の温度を上昇させ
るようになっている。排気手段40は乾燥室の空気を外
部に排気する手段である。給気手段50は外部の外気よ
り乾燥室を給気する手段である。乾燥攪拌手段30は感
光材料に加熱温風を吹き付けるための乾燥風を攪拌し且
つ、乾燥室の空気を外部に排気し、外部より乾燥室に給
気する。乾燥攪拌手段30は前記排気手段、給気手段を
かねている。また、乾燥攪拌手段30は乾燥工程内の圧
力が高く設定され、乾燥攪拌手段の吸引側と排気側が分
離で、一部の空気は循環する構造となっている。乾燥処
理中は乾燥室の空気好ましくは50から98%が乾燥室
を循環し、残りが排気され、排気された量が新たに給気
する。また、より好ましくは、80%から95%が乾燥
室を循環する。これは、乾燥処理中は乾燥室内の空気の
湿度が上昇するため、常に湿度の低い空気を流入させ乾
燥を促進させる必要があるが、空気交換率を大きくする
と熱が排出され、熱効率が悪くなるためである。そし
て、乾燥攪拌手段の吸引側には外気の給気口52が、排
気側には排気口53が設けられている。
【0031】熱交換器、排気手段、給気手段の空気と接
触部分使われる材料自身にカビ等を防止する抗菌剤が添
加するか又は塗布されている。抗菌剤の具体例として、
有機系の抗菌剤は化学物質の微生物の細胞壁へ吸着又は
接触して細胞を死滅させる。大和化学工業製の商品名ア
モルデンSK−950約0.5%を軟質塩ビやポリオレ
フィン等の樹脂に練り込むことにより、耐水性に優れた
抗菌性が得られる。さらに、無機系の抗菌剤も知られて
いる。シナネン製の商品名抗菌性ゼオミックは、銀イオ
ン、銅イオン等の抗菌イオンを骨格構造内にとり込んだ
粉末で、これを高分子体へ混入、成型して、成型品面に
分散させることにより抗菌効果を得ることができる。抗
菌剤は、抗菌性のゼオライト、抗菌性のシリカゲル、イ
ミダゾール系有機物、チアゾリン系有機物、抗菌性ガラ
ス等適用が可能であり、これを例えばポリエチレン(P
E)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PV
C)樹脂等の一般的な樹脂材に混入する。例えば、無機
系の抗菌剤の中で、アニオン活性酸素を用いる抗菌剤の
適用も好ましい。上記の一般的抗菌剤では、金属イオン
を放出したときに抗菌力を発揮して金属イオンの減少と
共に抗菌力も徐々に低下するのに対して、アニオン活性
酸素を用いる抗菌剤では、金属イオンを放出せずにアニ
オニ活性酸素を生成するときに抗菌力を発生するため、
長期に渡って安定した抗菌力を維持することができる。
また、テープやシール材に含ませて貼付したり充填して
用いてもよい。排気空気は比較的湿度が高く、熱交換器
の内部に水分が残留しやすくかび、菌等が発生し易いが
防止できる。
【0032】また、熱交換器、排気手段、給気手段の空
気と接触部分使われる材料自身に脱臭剤、除湿剤が添加
するか又は塗布されている。例えば隔板61、波板62
に公知の脱臭剤、除湿剤を塗布されている。(図3参
照) 図3で、熱交換器についてさらに説明すると、熱交換器
60には静止型(透過式)と回転型があり、静止型は両
流体の流れの方向が互いに交流する形式で、可動部分が
ない静止型で、構造が簡単で、軽量で、広く使われてい
る。静止型熱交換器は給気と排気は各層をながれ、各層
の隔板61は排気を給気に熱交換するようになってい
る。また、熱交換器60は隔板61が各層をなし、隣接
する隔板61の間には波板62が入っている。また、外
周は固定部材63で隔板61を固定している。隔板61
の厚さは例えば0.1mmで、好ましくは0.01mm
から1mmであり、ポリプロピレン材を使用している。
0.01mmより薄いと、熱交換率は高まるものの、隔
壁の強度が低下し、また、製作上も難しくなる。1mm
以上では構造上の強度は高くなるものの、熱交換率が低
下する。材料はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタ
レート、ナイロンの少なくとも1つを使用したもので熱
交換効果が高く製作性も高い。隣接する隔板61の間隔
は例えば1mmで、波板62は波のピッチは例えば4m
mで整流及び強度部材としての効果がある。
【0033】乾燥室16の排気は矢印66方向より通路
64を通り矢印67方向で外部に排気される。また、外
部の外気は矢印68方向より通路65を通り矢印69方
向で乾燥室16に給気される。この間で、乾燥室の温め
られた空気は、外気に熱を与えて温度上昇した外気を乾
燥室16に取り入れるようになっている。熱は隔壁を通
じて、熱交換され、このことにより、給気温度が乾燥室
温度に近づくので、消費電力を少なくすることが出来
る。抗菌剤75、除湿剤76、脱臭剤79が隔板61に
塗布されている。
【0034】次に図4で、他の熱交換器60について説
明する。なお、図3と機構的、機能的に同じ部材は同一
符号と同一名称を付け説明を省略する。図4(A)は他
の熱交換器で通路64には隔板61と隔板61との間に
スペーサ631がある構造となっており、波板62はな
い。また、図4(B)は他の熱交換器で通路64,通路
65共に、隔板61と隔板61との間にスペーサ631
があり、波板がない構造となっている。なお、熱交換器
60はこれに限定されるものではなく。例えば、交流方
向が斜交流形等でも良い。
【0035】ここで、排気と給気をする場合の熱交換器
の作用について説明すると、開閉手段70を開き、乾燥
室の空気を外部に熱交換器60を通し排気する。同時
に、外気を熱交換器60を通し給気する。この時、排気
温度により給気温度を上昇させ熱交換する。
【0036】以上により、消費電力が小さくでき、ま
た、夏期では温度を下げて排気すると室温上昇を防止出
来る。また、熱交換器の排気部や、ファン部で発生する
可能性のあるカビの防臭、ガスの防臭、排気の防湿とな
る。
【0037】(実施の形態2)図5は感光材料処理装置
の乾燥室の構成図である。図2と機構的、機能的に同じ
部材は同一符号と同一名称を付け説明を省略する。図5
で乾燥室16は現像された感光材料であるカラーペーパ
ーを乾燥するようになっている。熱交換器60は乾燥室
の空気を一部排気して、排気時の熱を利用して給気の温
度を上昇させるようになっている。また、開閉手段70
は熱交換器60の近くに設けられ、排気通風路と給気通
風路を排気、給気する時に開くようになっている。ま
た、乾燥攪拌手段30は乾燥工程内の圧力が高く設定さ
れ、乾燥攪拌手段の吸引側と排気側が分離で、一部の空
気は循環する構造となっている。乾燥処理中は乾燥室の
空気は好ましくは50から98%が乾燥室を循環し、残
りが排気され、排気された量が新たに給気する。また、
より好ましくは、80%から95%が乾燥室を循環す
る。これは、乾燥処理中は乾燥室内の空気の湿度が上昇
するため、常に湿度の低い空気を流入させ乾燥を促進さ
せる必要があるが、空気交換率を大きくすると熱が排出
され、熱効率化が低下するためである。
【0038】そして、乾燥攪拌手段の吸引側には外気の
給気口52が、排気側には排気口53が設けられてい
る。また、温度センサ77は乾燥工程内の温度を検出し
ている。なお、温度センサとしては熱電対、サーミスタ
ー、白金抵抗体等が好ましいが、赤外温度計等も使用可
能である。
【0039】熱交換器、排気手段、給気手段の空気と接
触部分使われる材料自身にカビ等を防止する抗菌剤が添
加するか又は塗布されている。排気空気は比較的湿度が
高く、熱交換器の内部に水分が残留しやすく、菌、かび
等が発生し易いがその発生が防止できる。
【0040】また、熱交換器、排気手段、給気手段の空
気と接触部分使われる材料自身に脱臭剤、除湿剤が添加
するか又は塗布されている。例えば隔板61、波板62
に公知の脱臭剤、除湿剤を塗布されている。(図3参
照) (実施の形態3)図6は感光材料処理装置の乾燥室の構
成図である。なお、図1、図2と機構的、機能的に同じ
部材は同一符号と同一名称を付け説明を省略する。乾燥
加熱手段20は乾燥室16をヒータで加熱する。また、
排気手段40は乾燥室16の空気を後述する乾燥攪拌手
段30により生ずる圧力により外部に排気する。給気手
段50は外部により後述する乾燥攪拌手段30により給
気する。熱交換器60は乾燥室の空気を排気して、排気
時の熱を利用して給気の温度を上昇させるようになって
いる。開閉手段70は排気手段と給気手段を通風路を開
閉する。乾燥攪拌手段30は乾燥室内を加熱するための
乾燥風を攪拌し且つ、乾燥室の空気を外部に排気し、外
部により乾燥室に給気する。フィルタ手段32は乾燥室
を加熱するための乾燥風と外部により給気をクリーニン
グするようになっている。フィルタは水洗い、または交
換するようにしても良い。
【0041】ここで、排気と給気する場合の作用につい
て説明すると、最初も開閉手段70を開き、乾燥室16
の空気を外部に熱交換器60を通し排気する。同時に、
外気を熱交換器60、フィルタ手段32を通し乾燥室1
6に給気する。この時、排気温度により給気温度を上昇
させ熱交換する。
【0042】(実施の形態4)感光材料としてカラーペ
ーパーの感光材料処理装置の例で、図7は感光材料処理
装置の構成図で、図8は消費電力と加熱時間の関係図で
ある。なお、図1、図2と機構的、機能的に同じ部材は
同一符号と同一名称を付け説明を省略する。
【0043】安定化槽13、14、15には補充液が入
り、安定化槽15の使用液が安定化槽14に、安定化槽
14の使用液が安定化槽13に入り込む多段向き流構造
で、温度調整と、使用液の循環は安定化槽15のみとな
っている。処理槽加熱手段25は各処理槽をヒータで加
熱する。乾燥加熱手段20は乾燥室をヒータで加熱す
る。図2で説明した原理で排気手段40は乾燥室16を
空気を外部に排気する。給気手段50は外部により乾燥
室16に給気するようになっている。熱交換器60は乾
燥室の空気を排気して、排気時の熱を利用して給気の温
度を上昇させるようになっている。制御手段81は各処
理槽を高加熱する間、乾燥の加熱を低加熱し、乾燥室を
高加熱する間、各処理槽を低加熱するように制御してい
る。
【0044】次に、図8で、消費電力と加熱時間の関係
を説明する。図で、点線は乾燥室の消費電力、一点鎖線
は全処理槽の消費電力、実線はその合計値を示す。な
お、縦軸は消費電力、横軸は加熱時間である。図でA区
間では、処理槽を高加熱、乾燥室の低加熱とし、また、
B区間では、処理槽を低加熱、乾燥室の高加熱とし電力
分配をはかり、少ない容量の電源設備で対応可能として
いる。
【0045】ここで、主な熱交換の作用を説明すると、
各処理槽の処理液の加熱が高出力の時、乾燥室の加熱は
低出力で行い、また逆に、各処理槽の処理液の加熱が低
出力の時は乾燥室の加熱は高出力で行うようにしてい
る。以上により小さい容量の電源設備にすることができ
る。
【0046】(実施の形態5)図9は感光材料処理装置
の乾燥室の構成図である。なお、図2と機構的、機能的
に同じ部材は同一符号と同一名称を付け説明を省略す
る。図9で、排気手段40は乾燥室16の空気を排気フ
ァン41で外部に排気する。また、給気手段50は外部
より外気を給気ファン51で乾燥室16に給気するよう
になっている。熱交換器60は乾燥室の空気を排気し
て、排気時の熱を利用して給気の温度を上昇させるよう
になっている。
【0047】ここで、排気と給気する場合について作用
を説明すると、先ず、開閉手段70を開き、排気ファン
41と給気ファン51を駆動させる。乾燥室16の空気
を外部に熱交換器60を通しファンの風力により排気す
る。同時に、外部より外気をファンの風力により熱交換
器60を通し給気する。この時、乾燥室の空気を排気し
て、排気時の熱を利用して給気の温度を上昇させる。な
お、図示に設けた開閉手段70の代わりにシャッタ付き
排気ファン、シャッタ付き給気ファンを設けてもよい。
【0048】以上により、両ファン共、熱交換器60を
通風路に空気が通過する際の空気抵抗に抗して空気を確
実に通すことが出来る。また、通風路内の排気、給気の
圧力バランスが崩れないで給気、排気を確実に行うこと
が出来る。
【0049】(実施の形態6)X線フィルムの感光材料
処理装置の例で、図10は感光材料処理装置の構成図で
ある。感光材料処理装置はX線フィルムの自動現像機
で、現像槽111、定着槽121、水洗槽151および
乾燥室161で構成されている。
【0050】X線フィルムはフィルム挿入台101にの
せ、入口ローラ102により搬送される。このとき、検
知センサ78によりフィルムが搬送されたことを検知す
る。X線フィルムは現像槽111でフィルムは搬送路に
沿ってローラ104により搬送、現像され、次に、定着
槽121で搬送路に沿ってローラにより搬送、定着さ
れ、水洗槽151で搬送路に沿ってローラにより搬送さ
れ水洗される。最後に、乾燥室161で図7の乾燥室1
6と同様に乾燥する。制御手段80は各処理槽を高加熱
する間、乾燥の加熱を低加熱し、乾燥室を高加熱する
間、各処理槽を低加熱するように制御している。
【0051】なお、上記の実施の形態では感光材料処理
装置としてカラーペーパの自動現像装置、X線フィルム
自動現像装置について説明したが、感光材料を処理装置
であれば良く、例えばカラーフィルムの自動現像装置で
も良い。
【0052】
【発明の効果】以上のように構成したので下記の効果を
奏する。
【0053】請求項1に記載の発明によれば、乾燥室の
感光材料を乾燥するための空気を外部に排気する排気手
段と、外部の外気より乾燥室を給気する給気手段と、排
気温度により給気温度を上昇させ熱交換する熱交換器と
を備えたので、外部からの外気を温度を上昇させて乾燥
室に給気して、消費電力を小さくすることが出来る。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、乾燥室が
所定温度以上で熱交換器による熱交換を行う制御を行う
ので、消費電力が減少し、熱交換効率が向上する。
【0055】請求項3に記載の発明によれば、乾燥攪拌
で乾燥室を加熱するための乾燥風を攪拌し且つ、乾燥室
の空気の外部排気と外部により乾燥室の給気に開閉部材
を設けたので、消費電力を小さくすることができ、機構
が簡単となり低価格化がはかれる。
【0056】請求項4に記載の発明によれば、感光材料
処理装置に処理する感光材料が投入されたことを検知し
て加熱ヒータを高出力にし、乾燥室の温度が処理温度に
達した後は低出力になるようにしたので、電力分配を効
率的に行うことが出来る。
【0057】請求項5に記載の発明によれば、各処理液
加熱手段が高出力時には、乾燥室加熱ヒータ出力を低下
させるかまたは通電せず、前記処理液加熱手段が低出力
時には、乾燥室加熱ヒータ出力を高出力にするので、電
力分配を効率よく行うことができ、消費電力が減少し、
また少ない容量の電源設備で対応が可能となる。
【0058】請求項6に記載の発明によれば、給気と排
気の流れの方向が互いに直交流または斜交流の形式で、
給気と排気は各層を流れ、各層の隔板で熱交換するの
で、熱変換効率がよく、安価である。
【0059】請求項7に記載の発明によれば、熱交換器
の隔板で、給気と排気の除湿、脱臭ができる。
【0060】請求項8に記載の発明によれば、熱交換に
使用される請求項8に記載のプラスチック材は熱変換効
率がよく、また耐腐食性に優れる。
【0061】請求項9に記載の発明によれば、排気手段
がファンによるので、熱交換の排気空気の流通が確実と
なる。
【0062】請求項10に記載の発明によれば、前記給
気手段がファンによるので、熱交換の給気空気の流通が
確実となる。
【0063】請求項11に記載の発明によれば、熱交換
手段に接触する部材の少なくとも一部に抗菌剤を含有ま
たは塗布したので、熱交換手段の防菌ができる。
【0064】請求項12に記載の発明によれば、排気手
段、前記給気手段の排気空気又は給気空気に接触する部
材の少なくとも一部に抗菌剤を含有または塗布したの
で、排気手段、給気手段の防菌ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された感光材料処理装置の要部を
示す断面図である。
【図2】図1の乾燥室の構成図である。
【図3】乾燥室の熱交換器の構成斜視図である。
【図4】乾燥室の他の熱交換器の構成斜視図である。
【図5】感光材料処理装置の乾燥室の構成図である。
【図6】感光材料処理装置の乾燥室の構成図である。
【図7】感光材料処理装置の構成図である。
【図8】消費電力と加熱時間の関係図である。
【図9】感光材料処理装置の乾燥室の構成図である。
【図10】感光材料処理装置の構成図である。
【符号の説明】
10 感光材料処理装置 11 発色現像槽 111 現像槽 12 漂白定着槽 121 定着槽 13、14、15 安定化槽 151 水洗槽 16 乾燥室 20 乾燥加熱手段(ヒータ) 25 処理槽加熱手段(ヒータ) 30 乾燥攪拌手段 32 フィルタ手段 40 排気手段 50 給気手段 52 給気口 53 排気口 60 熱交換器 61 隔板 70 開閉手段 75 抗菌剤 76 除湿剤 77 温度センサ 80、81 制御手段 90 感光材料

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を処理液で処理した後に感光材
    料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処理装置に
    おいて、乾燥室の空気を外部に排気する排気手段と、乾
    燥室外部の外気より乾燥室に給気する給気手段と、前記
    乾燥室の空気を排気して、排気時の熱を利用して給気の
    温度を上昇させる熱交換器とを備えたことを特徴とする
    感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 感光材料を処理液で処理した後に感光材
    料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処理装置に
    おいて、前記乾燥室を加熱する乾燥加熱手段と、乾燥室
    の空気を外部に排気する排気手段と、乾燥室外部の外気
    より乾燥室に給気する給気手段と、前記乾燥室の空気を
    排気して、排気時の熱を利用して給気の温度を上昇させ
    る熱交換器と、乾燥室が所定温度以上で前記熱交換器に
    よる熱交換を行う制御をする制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】 感光材料を処理液で処理した後に感光材
    料を乾燥するための乾燥室を有する感光材料処理装置に
    おいて、乾燥室を加熱する乾燥加熱手段と、乾燥室の空
    気を外部に排気する排気手段と、乾燥室外部より給気す
    る給気手段と、前記乾燥室の空気を排気して、排気時の
    熱を利用して給気の温度を上昇させる熱交換器と、前記
    排気手段と給気手段の通風路を開閉する開閉手段と、乾
    燥室を加熱するための乾燥風を攪拌する乾燥攪拌手段
    と、を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記乾燥加熱手段が、感光材料処理装置
    に処理する感光材料が投入されたことを検知して加熱ヒ
    ータを高出力にし、乾燥室の温度が処理温度に達した後
    は低出力になることを特徴とする請求項2または3に記
    載の感光材料処理装置。
  5. 【請求項5】 感光材料を処理液で処理する処理槽と処
    理した後に感光材料を乾燥するための乾燥室を有する感
    光材料処理装置において、各処理槽内の処理液を少なく
    とも高出力と低出力に切り替えが可能なヒータで加熱す
    る処理液加熱手段と、乾燥室を加熱する乾燥加熱手段
    と、乾燥室の空気を外部に排気する排気手段と、乾燥室
    外部より乾燥室に給気する給気手段と、前記乾燥室の空
    気を排気して、排気時の熱を利用して給気の温度を上昇
    させる熱交換器と、各処理液加熱手段が高出力時には、
    乾燥室加熱ヒータ出力を低下させるかまたは通電せず、
    前記処理液加熱手段が低出力時には、乾燥室加熱ヒータ
    出力を高出力にすることを特徴とする感光材料処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記熱交換器が、給気と排気の流れの方
    向が互いに直交流または斜交流の形式で、給気と排気は
    各層を流れ、各層の隔板で熱交換する熱交換器であるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の
    感光材料処理装置。
  7. 【請求項7】 前記熱交換器が、給気と排気の少なくと
    も除湿及び/又は、脱臭作用を兼ねることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか1項に記載の感光材料処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記熱交換器のプラスチック材がポリエ
    チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
    ニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンの少
    なくとも1つを使用したものであることを特徴とする請
    求項1から6のいずれか1項に記載の感光材料処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記排気手段が、乾燥室の空気を排気す
    るファンによることを特徴とする請求項1から8のいず
    れか1項に記載の感光材料処理装置。
  10. 【請求項10】 前記給気手段が、外部の外気を乾燥室
    に給気するファンによることを特徴とする請求項1から
    8のいずれか1項に記載の感光材料処理装置。
  11. 【請求項11】 前記熱交換手段の排気空気及び/又は
    給気空気に接触する部材の少なくとも一部に抗菌剤を含
    有または塗布したことを特徴とする請求項1から10の
    いずれか1項に記載の感光材料処理装置。
  12. 【請求項12】 前記排気手段、前記給気手段の排気空
    気又は給気空気に接触する部材の少なくとも一部に抗菌
    剤を含有または塗布したことを特徴とする請求項1から
    10のいずれか1項に記載の感光材料処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003051405A1 (fr) * 2001-12-14 2003-06-26 Amari Seikou Co. Ltd Desodorisant, dispositif de desodorisation et dispositif d'elimination des bacteries et de desodorisation
JP2010533076A (ja) * 2007-06-29 2010-10-21 ムーア ウォリス ノース アメリカ、 インコーポレーテッド 印刷直後の印刷媒体を乾燥するシステム及び方法
CN112066689A (zh) * 2020-09-22 2020-12-11 萧县禾盛种业有限公司 一种农业育种用种子干燥装置

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JP2010533076A (ja) * 2007-06-29 2010-10-21 ムーア ウォリス ノース アメリカ、 インコーポレーテッド 印刷直後の印刷媒体を乾燥するシステム及び方法
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