JPH021795A - 撥水撥油剤 - Google Patents

撥水撥油剤

Info

Publication number
JPH021795A
JPH021795A JP5296489A JP5296489A JPH021795A JP H021795 A JPH021795 A JP H021795A JP 5296489 A JP5296489 A JP 5296489A JP 5296489 A JP5296489 A JP 5296489A JP H021795 A JPH021795 A JP H021795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
polymer
polyfluoroalkyl group
water
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5296489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0753862B2 (ja
Inventor
Hitoshi Matsuo
仁 松尾
Takashige Maekawa
隆茂 前川
Katsuji Ito
勝治 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP1052964A priority Critical patent/JPH0753862B2/ja
Publication of JPH021795A publication Critical patent/JPH021795A/ja
Publication of JPH0753862B2 publication Critical patent/JPH0753862B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は風合柔軟性と撥水撥油性の実用的な耐久性を同
時に満足する撥水撥油剤に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来か
らパーフルオロアルキル基を含有する重合性単量体を重
合してなる共重合体或いは、パーフルオロアルキル基含
有化合物を有機溶媒溶液もしくは、水系分散液として繊
維製品等を処理し、それらの素材表面に撥水撥油性を付
与する技術は知られている。本来、この撥水撥油性は、
パーフルオロアルキル基の表面配向により、素材上に低
表面エネルギー表面が形成されることに起因するが、こ
の種の撥水撥油剤は本来の機能以外に、付随性能として
柔軟性と耐久性[耐洗たく(以下耐HLという)、耐ド
ライクリーニング(以下耐DCという)、耐摩擦]、柔
軟性と防汚性、防汚性とSR性(汚れ除去性)等が要求
されている。特に、柔軟性を中心とした付随効果を主機
能たる撥水撥油性と両立させることが、繊維用撥水撥油
剤に強く求められている。実用的な見地から柔軟性と耐
久性のごとき相反する効果を満たす技術として従来から
■加工剤の分子構造を改良する方法、■処理時に併用剤
を用いる方法が採用されてきた。加工剤の分子構造とし
ては、柔軟性付与成分として、オルガノポリシロキサン
を導入する方法、即ち含フッ素(メタ)アクリレートと
シロキサン含有(メタ)アクリレートの共重合体を用い
る方法(特開昭60−190408号)、含フツ素ウレ
タン化合物と反応性オルガノポリシロキサンの反応生成
物を用いる方法(特開昭60−81278号)、ポリ(
メタ)アクリレートの側鎖にパーフルオロポリエーテル
を用いる方法(特公昭61−6187号)が公知である
が、柔軟性の高い加工剤は、耐久性及び撥水撥油性が低
く、耐久性の高い加工剤は風合の粗硬になる傾向があっ
た。
耐久性を高めるひとつの試みとしては、繊維処理時に併
用剤を用いる技術が公知である。
一般に繊維用併用剤としてメラミン系樹脂、グリオキザ
ール系樹脂、尿素系樹脂等が用いられるが、これ等の樹
脂を用いると、風合が粗硬になるという欠点があった。
柔軟性を改良する目的で、オルガノシリコーンを含フツ
素加工剤と併用、若しくは、2段処理により付与する方
法が開示されている(特開昭’+9−1573110号
)が耐久性は満足する水準にあっても柔軟性面で加工剤
として硬成分である含フツ素ポリマーを用いている限り
根本的な解決にはならない。
また、特に水系繊維処理として、含フツ素ポリマー乳化
液とウレタン化合物乳化液をラテックス段階でブレンド
する技術も公知であり(特開昭62−16454号公報
)、柔軟性と耐久性両立のための一方向を示しているが
、単純ラテックスブレンドの場合、その乾燥皮膜が巨視
的に不均一となり、耐久性(特に耐HL、耐摩擦)低下
の原因となる。
又、異種ラテックスの混合は安定性の面からも乳化剤の
選択が重要な問題となり、はん雑である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前述の問題点を解決すべくなされたものであ
り、1つの粒子内に少なくとも2種の重合体を含み、か
つ少なくとも2種の重合体の少なくとも1種はポリフル
オロアルキル基を有する重合体である重合体粒子を有効
成分とする撥水撥油剤及びその重合体粒子の製造方法に
関するものである。
本発明の撥水撥油剤は、従来の加工剤又は処理方法では
達成困難であった柔軟性と実用的な耐久性すなわち、耐
HL、耐DC1耐摩擦性等を両立し得るものである。
本発明の撥水撥油剤は、重合体粒子が分散した水及び/
又は溶媒分散系での使用が好ましい。本発明における2
種以上の重合体を1つの粒子内に含む重合体粒子は、例
えばシード乳化重合法により得られ、乳化重合法により
粒子状に形成された第1の重合体と、前記第1の重合体
の粒子の表面ないし内部で重合により形成された第2の
重合体から形成された粒子であり、M状に相分離したコ
アーシェル型が性能上好ましいが、相分離形態が海−島
構造や、重合体の1種が局在化しているもの、あるいは
異種の重合体分子鎖がからみ合ったものでもよい。
本発明における重合体粒子を形成する2種以上の重合体
のうち、少なくとも1種がポリフルオロアルキル基(以
下Rf基と略す。)を含有する重合体である。
本発明における2種以上の重合体は、2種以上の重合体
粒子同志を単にブレンドして得られるものとは異なり、
2種以上の重合体が、例えばシード乳化重合法等により
、ミクロ混合形成され、いわゆる凝集して存在している
2次粒子でない、個々の粒子が他の粒子と凝集しないで
単独に存在している粒子すなわち1次粒子状の重合体粒
子を形成しているものである。
本発明におけるRf基を含有する重合体としては、何ら
限定されるものではないが、以下のRf基を含有するビ
ニル系単量体の1種からなる単独重合体あるいは2種以
上からなる共重合体が好ましい。Rf基の炭素数は3〜
21のものが好ましく、特に6〜18のものが好ましい
。Rf基のうち、水素原子や塩素原子等のフッ素原子以
外の原子を含まないパーフルオロアルキル基が好ましく
、特にビニル系単量体の末端に位置するものが好ましい
。好適な具体例は以下の通りである。
CFs (CFa) 、CHzOCOC(CHs)=C
H(2CFs (cFz)s (C)12)、0COC
(C1(、)=CH。
CF−(CFz) 、CH2CH20COCH:CHz
/ cFs(CF、)tso□N(C31(?)(CHz)
aOco(J(=CH2CFs(CFi)y(CHs)
40COCH=CHiCF−(CF2)?SO□N(C
)+1)(CH,)、0COC(C)1.)=CH2C
F3(CF2)?SO□N(CtHs)(Ct(z)a
OcOc)I=CHzCF3 ((:F2) ?C0N
H(CH2) 20GOCI(=CH2CF。
\ CF(CF、)、(CH□)、0COCH=C)I2/ CF3 / CF。
/ CF。
CF3(CF2)6(CH2) 20COCR=CH2
CF、(CF2)、(C1(2120COC(CH,)
=C)I。
CFz(CFa)acONH(CHz)zOcOc(C
H3);CH□F2C1 \ (CF217CONH(CH2)20(:0CIl=C
Ha/ CF3 H(CF2)、。CH,0COCH=CI(2CF、C
1(CF2)、。C1,0COC(CH3)=CH2F
3 CFs(CF、)、CH,CH□0CH2CH1OCH
=CH2CFICI \ CF(CF2) 7C1(2CH,0CH2CH,0C
H=CH。
/ CF。
CFs(CFz)CHzCHCHJ(:HaCHiOC
H=CHzCH 本発明におけるRf基を含有する重合体以外の重合体と
しては、以下のRf基を含有しない各種ビニル系単量体
の1種からなる単独重合体あるいは、2種以上からなる
共重合体を採用でき、又、これらの単量体は、前述のR
f基を含有するビニル系単量体と共重合体を形成せしめ
て、Rf基を含有する重合体の基材への接着性又は架橋
性や造膜性、あるいは柔軟性、防汚性、SR性等を改良
することができる。Rf基を含有しない単量体の好適な
具体例は以下の通りである。
例えばエチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、弗化ビニル
、ハロゲン化ビニリデン、スチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、アクリル酸とそのアルキルエ
ステル、メタクリル酸とそのアルキルエステル、ポリ(
オキシアルキレン)(メタ)アクリレート、(メタ)ア
クリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミド、メ
チロール化ジアセトン(メタ)アクリルアミド、N−メ
チロール(メタ)アクリルアミド、ビニルアルキルエー
テル、ハロゲン化アルキルビニルエーテル、ビニルアル
キルケトン、ブタジェン、イソプレン、クロロブレン、
グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、アジリジニルエチル(メタ)
アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、インシ
アナトエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(
メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アク
リレート、無水マレイン酸、アジリジニル(メタ)アク
リレート、ポリシロキサンを有する(メタ)アクリレー
ト、N−ビニルカルバゾール等である。
Rf基を含有する重合体は、耐久性を発現させる目的、
或いは、柔軟性を付与する目的のために、分子量調制剤
として、メルカプタン化合物の存在下に重合させても良
い。例えば、R’−3HR’ :アルキル基、アリール
基H3−(R”)−5HR” :アルキレン基本発明に
おける2種以上の重合体を1つの粒子内に含む粒子を得
るためには、有機過酸化物、アゾ化合物、過硫酸塩の如
き各種の重合開始剤、又はγ−線の如き電離性放射線の
存在下いわゆるシード乳化重合法を採用することが好ま
しい。
2種以上の重合体を1つの粒子内に含む粒子のうち、例
えば、層状に相分離したコアーシェル型の粒子を得るた
めには、まずコア部を形成する重合体の1種を第1段目
の乳化重合により形成せしめた後、前記重合体存在下に
シェル部を形成する他の重合体の単量体を2段階以上の
多段階に分割して乳化重合する方法を採用することがで
きる。本発明の撥水撥油剤を得るために水沫を採用した
場合、第N段目の乳化重合は次の様な注意を払う必要が
ある。即ち、前段(第N−1段)の乳化重合で得られた
エマルジョン中には新たな乳化剤の量をエマルジョン粒
子の安定化に必要最小限のあるいは、シェル部の重合体
を形成するモノマーのミセルが生成し難い量に調節する
必要がある。具体的には、第N−1段目の重合が終了し
た時点で、エマルジョンの表面張力を測定することによ
り、乳化剤がその臨界ミセル濃度以上の過剰量存在して
いるか否か確認することが好ましい。過剰に存在する場
合は、エマルジョンを希釈することにより、乳化剤を臨
界ミセル濃度以下に調節するができる。この操作により
、第N段目の乳化重合の重合場は、第N−1段目に得ら
れた粒子の粒子上または、粒子内に限定され、本発明の
目的とする粒子を得ることができる。
乳化剤が臨界ミセル濃度以上の過剰量存在している条件
では、重合時に第N段目の組成のみからなる新たな粒子
が生成し、2種以上の重合体が層状に相分離した粒子を
得ることはできない。所望の粒子の生成及び、新しい粒
子の生成は、例えば、染色法を用いた電顕観察、粒子の
ゼータ電位測定、或は、粒径分布を測定することにより
確認することができる。又、造膜後の小角エックス線散
乱、小角光散乱、小角中性子散乱を測定することにより
確認することができる。2種以上の重合体からなる粒子
を得るためには、上述の多段重合の他、著しく共重合反
応性の異なる単量体同士の組合せや、重合媒体への溶解
度の異なる単量体の組合せを用いることにより、1段重
合で実現することも可能である。
コア部としては、Rf基を含有する重合体が好ましく、
シェル部としては、この重合体と異なるRf基を含有す
る重合体あるいはRf基を含有しない重合体が好ましい
コア部となるRf基を含有する重合体中のRf′M含有
単量体に由来する重合単位(Rf含有重合単位)の割合
は、Rf含有重合単位とRf基不含単量体に由来する重
合単位(Rf不含重合単位)との合計に対してRf含有
重合単位が30〜loOwt%、好ましくは50〜lo
owt%であり、この割合が少なすぎると撥水撥油性能
が低下する。
シェル部となる重合体中のRf含有重合単位の割合は、
同様に0〜95wt%、好ましくは0〜80wt%、特
に0〜70wt%であり、この割合が多すぎると接着性
、造膜性、架橋性等の改良が不充分であり、撥水撥油性
能の耐久性が低下する。
又、柔軟性の改良も不充分である。又、コア部のRf含
有重合単位の割合は、シェル部のRf含有重合単位の割
合に比べて、そのwt%で表わした数値で少なくとも1
0、好ましくは20以上高い方が性能上好ましい。
コア部、シェル部の重合体としては、前述のごとく、R
f含有重合単位の割合が異なるものの中から選定する他
、Rf含有重合単位の種類が異なるもの、あるいは、R
f不含重合単位の種類が異なるものの中から選定しても
よい。
コア部/シェル部の割合は、各部を構成する単1体重量
比でl/100〜100/1の間で選ばれるが、加工時
の風合を損わずに、実用的耐久性を付与する等の目的の
ためには、10015〜100150であることが好ま
しい。又、同様の目的のために、コア部の重合体の重量
平均分子量は、シェル部の重合体のそれよりも小さいも
のが好ましい。コア部の重合体の重量平均分子量として
は約lO万以下、好ましくは5万以下が適当である。
乳化重合に用いる乳化剤としては、非イオン系、陽イオ
ン系、陰イオン系等の各種乳化剤から選ばれる1種又は
2種以上を用いることができ、その添加量は、前述の前
段乳化重合時には、コア部を構成する重合体100重量
部に対して、1〜20重量部、好ましくは3〜10重量
部であり、後段乳化重合時には、コア部上以外に重合体
を形成させないために、シェル部を構成する重合体10
0重量部に対して、0−1o重量部、好ましくは0.0
5〜3重量部である。後段乳化重合時には、前段乳化重
合時の乳化剤を引続き使用してもよいため、後段乳化重
合時の乳化剤の添加量が0重量部の場合もあり得る。前
段及び後段で使用する乳化剤は同種でも異種であっても
よい。
本発明の撥水撥油剤中には、2種以上の重合体からなる
粒子が凝集せずに又はこの粒子同志が部分的に凝集した
形態で存在するものであるが、1種類の重合体からなる
粒子やそれが凝集したもの、あるいは1種類の重合体か
らなる粒子の多種類が本発明の撥水撥油剤中に少量であ
れば、混入していてもよい。本発明における2種以上の
重合体から形成された粒子の粒子径としては、0.O1
〜1μ、好ましくは0.1〜1μの範囲から選定すると
よい。
本発明の撥水撥油剤は、撥水撥油処理した素材の風合を
損わずに、撥水撥油性の実用的耐久性(耐HL性、耐D
C性、耐摩擦性、着用耐久性)に優れるものであるが、
さらに風合を向上させる目的で、前述の乳化重合時又は
重合終了後、高級脂肪酸、高級脂肪酸のエチレンオキサ
イド付加物、高級脂肪酸のアルキルエステル、長鎖アル
コール、ソルビタン系やペンタエリスリトール系長鎖ア
ルキルエステル、ポリアミドポリアミン系表面改質剤、
合成ワックス、流動パラフィン、パラフィンワックス、
シリコーンオイル等を添加することが有効である。
又、本発明の撥水撥油剤には、他の撥水剤や撥油剤ある
いは他の重合体ブレンダー、防虫剤、難燃剤、帯電防止
剤、染料安定剤、防シワ剤、メラミン系樹脂、グリオキ
ザール系樹脂、尿素系樹脂等からなる耐久性向上剤等を
併用添加してもよい。
本発明の撥水撥油剤は水性乳濁液のものが好ましく、浸
漬塗布等の如き被覆加工の既知の方法により、被処理物
の表面に付着させ乾燥する方法により、処理可能である
。又、必要ならば適当なる架橋剤と共に適用し、キユア
リングを行なっても良い。尚、エアゾール型の撥水撥油
剤では、これを単に被処理物に噴射吹き付けするだけで
良く、直ちに乾燥して充分な性能を発揮させ得る。
本発明の撥水撥油剤で処理され得る物品は、特に限定な
く種々の例をあげることが出来る。
例えば、繊維、繊維織物、ガラス、紙、木、皮革、毛皮
、石綿、レンガ、セメント、セラミックス、金属及び酸
化物、窯業製品、プラスチック、塗面およびプラスター
などがある。而して、繊維や繊維織物の材質としては、
綿、麻、羊毛、絹などの動植物性天然繊維、ポリアミド
、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリアクリロ
ニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンの如き種々
の合成繊維、レーヨン、アセテートの如き半合成繊維、
ガラス繊維、アスベスト繊維の如き無機繊維、或いはこ
れらの混合繊維の織物があげられる。
[作用] 本発明の撥水撥油剤が高い耐久性と柔軟性を両立する機
構は必ずしも明らかではないが、粒子が例えばコアーシ
ェル型の場合、シェル部を形成する高分子量又は架橋性
単量体を含有する重合体の、コア部含フッ素ポリマーへ
のミクロなブレンド効果により、撥水撥油剤被膜の機械
的な強度を向上させ、更に、ポリフルオロアルキル基の
表面配向を強固なものにしていると考えられる。又、物
品上での造膜性が著しく改善されていることが観察され
、これによっても、耐久性の向上につながっているもの
と考えられる。また、粒子中でのミクロブレンドである
ため、併用樹脂の後添加(単純ブレンド)の如き、風合
の粗硬化を招かないものと考えられる。
[実施例] 製造例1 コア部重合体粒子の製造方法 で示される連鎖移動剤5.64 g (5,95mmo
l)、水溶性シリコーン(東しシリコーン社製5F84
27)2.94g(3部)、ジメチルアルキルアミン酢
酸塩(ライオン社製ファーミンDMC酢酸塩) 0.4
9g(0,5部)、アセトン49.1 g (50部)
、蒸留水147.2 g (150部)の混合物を高圧
乳化機(マントンボウリン社製ホモジナイザー)を用い
て、450kg/cm2で乳化した後、得られた乳化液
70g及びα−α°−アゾビスイソブチロニトリル0、
34 gを100m1−重合アンプルに仕込み窒素置換
した後75℃で5時間重合させた。得られた分散液中の
コア部重合体粒子は収率99%以上、電顕観察及び光散
乱法による粒径分布測定の結果により平均粒子径0.0
82μmの球状粒子からなっていた。
製造例2〜4 以下に示す処方で製造例−1と同様に重合し、コア部重
合体粒子を得た。
StA  ;ステアリルアクリレート FDMC、ライオン社製ファーミンDMC酢酸塩系乳化
剤(カチオン性)E911.正正社製ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテル乳化剤(非イオン性) アーカードT;ライオン社製4級アンモニウム塩系乳化
剤(カチオン性) 実施例1 100mβ−ガラス製重合アンプルに、製造例−1で製
造したコア部重合体粒子の分散液20g(固形分34%
、6.8 g 、 100部)、メチルメタクリレート
(MMA) 0.68g (10部)、水溶性シリコー
ン(SF8427) 0.0068 g (0,1部)
、2−2−アゾビス(2−アミジノプロパン)−2塩酸
塩(和光紬薬製V−50) 0.017 g (2,5
部)、更に水4.3gを加えて、固形分濃度が30%に
なる様に調製した後、窒素置換し、60℃で10時間重
合させた。得られた分散液中のコアシェル型の重合体粒
子は、収率99%、電顕観察及び光散乱法による粒径分
布測定の結果により、平均粒子径0.095μmの球状
粒子からなっていた。これを純水にて、固形分1.6 
wt%に希釈し、PET(トスキン)布を浸漬後マング
ルでピックアップ100%に絞り、100℃×3分で乾
燥後、175℃×1分で熱処理した。布帛は柔軟な風合
を有し、撥水性(JIS−L−1005)100、撥油
性(^ATCC−TM−118−1966)6−であっ
た。洗た( (JIS−L−0217−103) 5回
後[以下1(L5]、  ドライクリーニング(JIS
−L−1092−32215回後[以下DC5]もそれ
ぞれ、5/80“、5/100であった。
実施例2〜7 製造例2〜4で製造した重合体粒子をコア部とし、く表
−1〉に示す重合体をシェル部とする粒子を実施例−1
と同様に製造し、PET布帛に処理した。く表〉にその
性能を示す。
比較例1〜4 製造例1〜4で製造したコア部重合体粒子の分散液(固
形分濃度1.6 wt%)をそのまま希釈し、実施例1
と同様にPET布帛に処理した。
比較例5 製造例2に示す組成のコア部重合体粒子の分散液及びポ
リメチルメタクリレート粒子の分散液(固形分濃度17
wt%)をブレンド比100/10でブレンドした加工
浴(全固形分濃度1.6wt%)を調製し、実施例1と
同様にPE布帛を処理した。
製造例5  コア部重合体粒子の製造方法FA    
  92.52g  (178,6n+mol)n−C
+allstSH3,35g  (11,9mmol)
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(正正社製エマル
ゲン430)2.94g (FA、メルカプタン合計1
00部に対して3部)、ファーミンDMC酢酸塩0.2
9 g (0,3部)、アセトン47.9 g、蒸留水
143.8 gの混合物を50℃に保温したまま高圧乳
化機(マントンボウリン社製ホモジナイザー)を用いて
450kg/cm”で乳化後、得られた乳化液の70g
及びα−α°−アゾビスイソブチロニトリル0.34 
gを100m℃−重合アンプルに仕込み、窒素置換の後
、70℃で5時間重合した。
得られたコア部重合体粒子は、単量体変換率99%以上
であった。
実施例8 100mj2ガラス製重合アンプルに、製造例5で製造
したコア部重合体粒子の分散??u20g(固形分34
%; 6.8 g 、 100部)に対して、以下に示
す単量体(合計で2.04g 、 30部)を仕込んだ
これに2,2°−アゾビス(2−アミジノプロパン)−
2−塩酸塩0.051 g (2,5部)、更に水13
.3gを加えて固形分濃度が25%になる様に調製した
後、窒素置換し、60℃で12時間重合させた。得られ
た分散液中のコアシェル型の重合体粒子は収率99%以
上であった。電顕観察及び光散乱法による粒径分布測定
の結果、粒径0.21μの球状粒子であった。又、粒子
のゼータ電位は48、2mVの単一ピークを示した。
得られたコアシェル型重合体粒子の分散液を用いて次に
示す加工浴を調製した。
(計3oog) 加工浴にナイロン製織物を浸漬後、マングルでピックア
ップ70%に絞り、110℃X 90sec、170℃
×1分熱処理した。処理した布は柔軟な風合を有し、撥
水性100、撥油性6であった。
洗な(20回後、ドライクリーニング20回後それぞれ
3/80.4/80−であった。
比較例6 一括仕込による共重合体の製造 100m12重合アンプルに、以下の単量体を仕込んだ
。この仕込み組成は、実施例8で得られるコアシェル型
重合体粒子と実質的に同じポリマー組成となる。
上表の混合物を60℃×12時間重合したところ、99
%以上の収率で共重合体が得られた。
これを実施例8と同様にナイロン織物に処理した結果を
表2に示す。
比較例7 100++1重合アンプルに、以下の単量体を仕込み、
60℃×12時間重合したところ、99%以上の収率で
共重合体が得られた。
得られた共重合体の分散液及び、製造例5で製造したコ
ア部重合体粒子の分散液を以下のブレンド比でブレンド
した加工浴(全固形分濃度1.6wt%)を調製し、ナ
イロン織物を処理した。結果を表2に示す。このブレン
ド比は、実施例5と実質的に同じポリマー組成物を与え
る。
厘]J91或 (固形分濃度34wt%) 共重合体の分散液     3.2g (固形分濃度34.5wt%) スミテックスレジンM−30,45g (住化製) ACX (住化製)       0.45 g水 全  300 g この加工浴でナイロン布を処理した結果を表2に示す。
実施例9〜lO 重合性単量体のtert−ブチルメタクリレートに変え
て、ステアリルメタクリレート(stMA)、n−ブチ
ルメタクリレート(n−BuMA)を用いる以外は実施
例8と同様に処理した。結果を表2に示した。
実施例11 実施例8の仕込み組成に 流動パラフィン  0.3g を追加した他は実施例8と同様に重合を行なった。得ら
れたコアシェル型重合体粒子の分散液は収率99%以上
で、液表面に流動パラフィンの浮遊は認められなかった
以下実施例8と同様にナイロン製織物を処理した。処理
した布は実施例8の布に比べしっとりしたぬめり風合を
有し、撥水性100 、 撥油性6であった。洗た<2
0回後、ドライクリーニング20回後それぞれ3/80
.4/80−であった。
製造例6  コア部重合体粒子の製造方法製造例5の仕
込み組成に Cl7H38COOC4H93g を追加した他は製造例5と同様に重合を行ない収率99
%以上でコア部重合体粒子を得た。
実施例12 実施例8で用いた製造例5のコア部重合体粒子を製造例
6のコア部重合体粒子に変えた他は実施例8と同様に重
合を行なった。得られたコアシェル型の重合体粒子は収
率99%以上であった。この重合体粒子の分散液を用い
て実施例8と同様にナイロン製織物を処理した。
処理した布は実施例8の布に比べしっとりしたぬめり風
合を有し、撥水性100、撥油性6であった。洗なく2
0回後、ドライクリーニング20回後それぞれ3/80
.4/80−であった。
実施例13〜16 製造例5で製造した重合体をコア部重合体粒子とし実施
例8に示した重合性単量体組成をシェル部としてシェル
部合成時に〈表3〉に示す化合物を添加しコアシェル型
重合体粒子を実施例8と同様に製造し、ナイロン織物布
に処理した(表3にその性能と風合を示す)。
実施例17〜20 製造例5のコア部重合体粒子合成時にく表3〉に示す化
合物を同時に乳化分数させた後、実施例8と同様にコア
シェル型重合体粒子を製造し、ナイロン織物布に処理し
た(表3にその性能と風合を示す)。
比較例8〜10 流動パラフィン、ステアリン酸ブチル、ラノリンアルコ
ールのそれぞれの水分散液(流動パラフィンの例を表4
に示す。ステアリン酸ブチル、ラノリンアルコールも同
様組成)を実施例8のコアシェル型重合体粒子の分散液
に混合しナイロン織物布を処理した(表5にその性能と
風合を示す)。
表  4 表5 比較例11 製造例5に於いて仕込組成を次の様に変更した他は製造
例5と同様の手順でコア部重合体粒子を製造した。
得られた分散液の一部をメタノール中に注ぎ、ポリマー
を精製し、GPCにより分子量を測定したところ、約2
0万であった。
このエマルジョンをコア部重合体粒子分散液とし、実施
例8と同様の組成で2段階目の重合を行なった。なお、
シェル部の分子量は約lO万であった。
得られた分散液を実施例8と同様の組成の処理浴中でナ
イロン織物を処理した。結果を次表に示す。
実施例21 実施例9で製造した粒子の分散液50g(固形分25%
; 12.5g : 100部)に対して以下に示す単
量体(合計2.5g ; 20部)及び粒子安定化のた
めの乳化剤、重合開始剤を仕込み、60℃X12時間第
3段目の重合を行った。
FA        O,5g (20wt%)ステ1
す1クリレート   1.75g  (70wt%)ク
リシジルメタクリレート    0.25g  (10
wt%)工フルグン 430 (10%水溶液)   0.25g ■ −50 (10%水溶液)   0.5g 得られた分散液は、電顕観察及び粒径分布測定の結果、
粒径0.25μの球状粒子よりなっていた。これを実施
例8と同様の処方で処理したところ、得られた布は柔軟
な風合いを有し、撥水性100、撥油性6であった。洗
濯20回後、ドライクリーニング20回後それぞれ4/
80.3/80−であった。
[発明の効果] 本発明の撥水撥油剤は、粒子中に撥水撥油性成分として
の重合体及び耐久性成分としての重合体が例えばコアシ
ェル型で共存しているため、物品に撥水撥油処理した場
合、処理布等の風合を損なうことなく、高い撥水撥油性
と実用的な耐久性(耐HL性、耐DC性、耐摩擦性、着
用耐久性等)を得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1つの粒子内に少なくとも2種の重合体を含み、か
    つ少なくとも2種の重合体の少なくとも1種はポリフル
    オロアルキル基を有する重合体である重合体粒子を有効
    成分とする撥水撥油剤。 2、少なくとも2種の重合体が、ポリフルオロアルキル
    基を高い割合で含む重合体の少なくとも1種と、ポリフ
    ルオロアルキル基を含まないかあるいはそれを相対的に
    少ない割合で含む重合体の少なくとも1種とからなる請
    求項1記載の撥水撥油剤。 3、乳化重合法により粒子状に形成された第1の重合体
    と、前記第1の重合体の粒子の表面ないし内部で重合に
    より形成された第2の重合体とを含み、かつ第1の重合
    体と第2の重合体の少なくとも一方はポリフルオロアル
    キル基を含む重合体である重合体粒子を有効成分とする
    撥水撥油剤。 4、第1の重合体と第2の重合体の一方がポリフルオロ
    アルキル基を高い割合で含む重合体であり、他方がポリ
    フルオロアルキル基を含まないかあるいはそれを相対的
    に少ない割合で含む重合体である請求項3記載の撥水撥
    油剤。 5、第1の重合体がポリフルオロアルキル基含有ビニル
    モノマーを30〜100重量%含む第1のモノマーを重
    合して得られた重合体である請求項3の撥水撥油剤。 6、第2の重合体が、第1の重合体を形成する第1のモ
    ノマーにおけるポリフルオロアルキル基含有ビニルモノ
    マーの重量割合よりも少ない割合のポリフルオロアルキ
    ル基含有ビニルモノマーを含むか又はポリフルオロアル
    キル基含有ビニルモノマーを含まない第2のモノマーで
    あってそのポリフルオロアルキル基含有ビニルモノマー
    の割合が0〜80重量%の第2のビニルモノマーを重合
    して得られた重合体である請求項3の撥水撥油剤。 7、第1の重合体が、第1のモノマー中のポリフルオロ
    アルキル基含有ビニルモノマーの割合が30〜100重
    量%である第1のモノマーの重合体であり、第2の重合
    体が第2のモノマー中のポリフルオロアルキル基含有ビ
    ニルモノマーの割合が0〜80重量%である第2のモノ
    マーの重合体であり、しかも重量%で表した第1のモノ
    マーにおけるポリフルオロアルキル基含有ビニルモノマ
    ーの割合の数値が第2のモノマーにおけるその数値より
    も20以上大きい、請求項3記載の撥水撥油剤。 8、第1の重合体が、ポリフルオロアルキル基を有する
    アクリレートあるいはメタクリレートの重合体又はそれ
    とポリフルオロアルキル基不含モノマーとの共重合体で
    ある請求項3記載の撥水撥油剤。 9、第2の重合体が、ポリフルオロアルキル基を有しな
    いアクリレートあるいはメタクリレートの重合体又は前
    記アクリレートあるいはメタクリレートとポリフルオロ
    アルキル基を有するアクリレートあるいはメタクリレー
    トとの共重合体である請求項3記載の撥水撥油剤。 10、ポリフルオロアルキル基を有しないアクリレート
    あるいはメタクリレートの一部がエポキシ基を有する化
    合物である請求項9記載の撥水撥油剤。 11、少なくとも1種のビニルモノマーからなる第1の
    モノマーを乳化重合して得られる第1の重合体の粒子、
    重合媒体、及び下記第2のモノマーのミセルが生成し難
    い量の乳化剤の存在するあるいは乳化剤の存在しない重
    合系内で、少なくとも1種のビニルモノマーからなる第
    2のモノマーを重合して第2のモノ マーの重合体である第2の重合体を上記第1の重合体の
    粒子の表面ないし内部に形成、させること、及び第1の
    モノマーと第2のモノ マーの少なくとも一方がポリフルオロアルキル基含有ビ
    ニルモノマーを含むことを特徴とするポリフルオロアル
    キル基を有する重合体粒子の製造方法。 12、第1のモノマーと第2のモノマーの一方が高い割
    合のポリフルオロアルキル基含有ビニルモノマーを含み
    、他方がポリフルオロアルキル基含有ビニルモノマーを
    含まないかあるいはそれを相対的に少ない割合で含む請
    求項11記載の方法。 13、第1のモノマーにおけるポリフルオロアルキル基
    含有ビニルモノマーの含有割合が30〜100重量%で
    ある請求項11記載の方法。 14、第2のモノマーにおけるポリフルオロアルキル基
    含有ビニルモノマーの含有割合が0〜80重量%であり
    、しかも第1のモノマーにおけるポリフルオロアルキル
    基含有ビニルモノマーの含有割合よりも少ない割合であ
    る請求項11記載の方法。 15、第1のモノマーにおけるポリフルオロアルキル基
    含有ビニルモノマーの含有割合が30〜100重量%、
    第2のモノマーにおけるポリフルオロアルキル基含有ビ
    ニルモノマーの割合が0〜80重量%であり、しかも重
    量%で表した第1のモノマーにおけるポリフルオロアル
    キル基含有ビニルモノマーの割合が第2のモノマーにお
    ける数値よりも20以上大きい請求項11記載の方法。 16、第1のモノマーがポリフルオロアルキル基を有す
    るアクリレートあるいはメタクリレートであるか、又は
    それとポリフルオロアルキル基不含ビニルモノマーとの
    混合物である請求項11記載の方法。 17、第2のモノマーがポリフルオロアルキル基を有し
    ないアクリレートあるいはメタクリレートであるか、又
    はそれとポリフルオロアルキル基を有するアクリレート
    あるいはメタクリレートとの混合物である請求項11記
    載の方法。 18、ポリフルオロアルキル基を有しないアクリレート
    あるいはメタクリレートの一部がエポキシ基を有する化
    合物である請求項17記載の方法。 19、第1のモノマーを乳化剤、重合開始剤、及び重合
    媒体の存在下に乳化重合して第1の重合体の粒子を含む
    乳化重合組成物を製造し、次いで、この乳化重合組成物
    に新たに乳化剤を実質的に添加することなく、かつ必要
    により重合媒体を追加した上記乳化重合組成物中で第2
    のモノマーの重合を行なう請求項11記載の方法。 20、重合媒体が水と水溶性有機溶媒の混合物からなる
    請求項19記載の方法。 21、第1のモノマーを乳化剤、重合媒体、重合開始剤
    、及び連鎖移動剤の存在下に乳化重合する請求項19記
    載の方法。 22、第2のモノマーを、第1のモノマーの重合に用い
    た乳化剤が存在し、しかも乳化剤濃度が第2のモノマー
    のミセルが生成し易い濃度である場合には、重合媒体を
    追加して乳化剤濃度が第2のモノマーのミセルが生成し
    難い量まで希釈した乳化重合組成物中で新たな重合開始
    剤の存在下に重合する請求項19記載の方法。 23、請求項11記載の方法によって得られた重合粒子
    を有効成分とする撥水撥油剤。
JP1052964A 1988-03-08 1989-03-07 撥水撥油剤 Expired - Lifetime JPH0753862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1052964A JPH0753862B2 (ja) 1988-03-08 1989-03-07 撥水撥油剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-52600 1988-03-08
JP5260088 1988-03-08
JP1052964A JPH0753862B2 (ja) 1988-03-08 1989-03-07 撥水撥油剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH021795A true JPH021795A (ja) 1990-01-08
JPH0753862B2 JPH0753862B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=26393225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1052964A Expired - Lifetime JPH0753862B2 (ja) 1988-03-08 1989-03-07 撥水撥油剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753862B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10237389A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Moon Star Co 革靴用艶出し剤
US5869145A (en) * 1996-10-15 1999-02-09 Taiko Refractories Co., Ltd. Wet-gunning method for dense castable refractory composition
US5883175A (en) * 1994-09-05 1999-03-16 Daikin Industries Ltd. Stainproofing composition having water-and-oil-repellency
JP2007119728A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Chisso Corp フッ素を含有した光硬化性重合体組成物
WO2007114302A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Asahi Glass Company, Limited 撥液剤組成物、撥液加工方法、撥液膜を有する物品
JP2007291373A (ja) * 2006-03-30 2007-11-08 Asahi Glass Co Ltd 撥液剤組成物、撥液加工方法、撥液膜を有する物品
WO2009041650A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Asahi Glass Company, Limited 撥水撥油剤組成物および物品
WO2009041648A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Asahi Glass Company, Limited 撥水撥油剤組成物および物品
WO2013046851A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 ダイキン工業株式会社 撥水撥油剤組成物
KR20150016610A (ko) 2012-07-06 2015-02-12 다이킨 고교 가부시키가이샤 불소 함유 중합체의 제조 방법
US9096695B2 (en) 2008-06-12 2015-08-04 Unimatec Co., Ltd. Method for producing an aqueous emulsion
KR20190069363A (ko) 2011-12-28 2019-06-19 다이킨 고교 가부시키가이샤 불소 함유 조성물 및 불소 함유 중합체
WO2019208672A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 キヤノン株式会社 粒子、粒子の製造方法、アフィニティー粒子、及び、これを含む試薬及びキット、並びに標的物質の検出方法
WO2022009689A1 (ja) * 2020-07-09 2022-01-13 ダイキン工業株式会社 有機微粒子

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5883175A (en) * 1994-09-05 1999-03-16 Daikin Industries Ltd. Stainproofing composition having water-and-oil-repellency
US5869145A (en) * 1996-10-15 1999-02-09 Taiko Refractories Co., Ltd. Wet-gunning method for dense castable refractory composition
JPH10237389A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Moon Star Co 革靴用艶出し剤
JP2007119728A (ja) * 2005-09-29 2007-05-17 Chisso Corp フッ素を含有した光硬化性重合体組成物
US9834633B2 (en) 2006-03-30 2017-12-05 Asahi Glass Company, Limited Liquid repellent composition, liquid repellent processing method, and article having liquid repellent film
WO2007114302A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Asahi Glass Company, Limited 撥液剤組成物、撥液加工方法、撥液膜を有する物品
JP2007291373A (ja) * 2006-03-30 2007-11-08 Asahi Glass Co Ltd 撥液剤組成物、撥液加工方法、撥液膜を有する物品
KR101347989B1 (ko) * 2006-03-30 2014-01-07 아사히 가라스 가부시키가이샤 발액제 조성물, 발액 가공 방법, 발액막을 갖는 물품
WO2009041650A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Asahi Glass Company, Limited 撥水撥油剤組成物および物品
WO2009041648A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Asahi Glass Company, Limited 撥水撥油剤組成物および物品
JP5353701B2 (ja) * 2007-09-28 2013-11-27 旭硝子株式会社 撥水撥油剤組成物および物品
US9096695B2 (en) 2008-06-12 2015-08-04 Unimatec Co., Ltd. Method for producing an aqueous emulsion
JP2013082886A (ja) * 2011-09-30 2013-05-09 Daikin Industries Ltd 撥水撥油剤組成物
WO2013046851A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 ダイキン工業株式会社 撥水撥油剤組成物
KR20190069363A (ko) 2011-12-28 2019-06-19 다이킨 고교 가부시키가이샤 불소 함유 조성물 및 불소 함유 중합체
KR20150016610A (ko) 2012-07-06 2015-02-12 다이킨 고교 가부시키가이샤 불소 함유 중합체의 제조 방법
US9416486B2 (en) 2012-07-06 2016-08-16 Daikin Industries, Ltd. Method for manufacturing fluorine-containing polymer
WO2019208672A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 キヤノン株式会社 粒子、粒子の製造方法、アフィニティー粒子、及び、これを含む試薬及びキット、並びに標的物質の検出方法
JPWO2019208672A1 (ja) * 2018-04-27 2021-05-27 キヤノン株式会社 粒子、粒子の製造方法、アフィニティー粒子、及び、これを含む試薬及びキット、並びに標的物質の検出方法
WO2022009689A1 (ja) * 2020-07-09 2022-01-13 ダイキン工業株式会社 有機微粒子
JP2022015731A (ja) * 2020-07-09 2022-01-21 ダイキン工業株式会社 有機微粒子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0753862B2 (ja) 1995-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0332141B1 (en) Water and oil repellant
JP5626337B2 (ja) α−クロロアクリレートを使用した撥水撥油剤
KR101635306B1 (ko) 불소 함유 중합체의 제조 방법
JP5862745B2 (ja) 含フッ素重合体および処理剤
WO2013046851A1 (ja) 撥水撥油剤組成物
US3459696A (en) Water-repellent compositions
JPH021795A (ja) 撥水撥油剤
CN112105706B (zh) 拨水拨油剂和纤维制品
CN112823170A (zh) 含氟聚合物和表面处理剂
JP3744035B2 (ja) 安定性に優れる水分散型撥水撥油剤組成物
JPH10316719A (ja) 新規重合体およびそれを含む防汚加工剤組成物
JP2854071B2 (ja) 柔軟性撥水撥油剤
KR100689941B1 (ko) 발수 발유제 수성 분산액 조성물
JPS6150082B2 (ja)
JPS5859277A (ja) 撥水撥油剤
JP5922774B2 (ja) 透湿防水布帛
JP3064388B2 (ja) 撥水撥油剤
JPH05222149A (ja) 撥水撥油剤組成物
JPH10251693A (ja) ドライクリーニング用撥水撥油組成物及びそれを用いた処理方法
JP2968364B2 (ja) 耐久性の優れた撥水撥油剤および撥水撥油剤組成物
JP6191736B2 (ja) 含フッ素組成物および含フッ素重合体
JP2968365B2 (ja) 耐久性撥水撥油剤および撥水撥油剤組成物
JP2021187952A (ja) 表面処理剤

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080607

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090607

Year of fee payment: 14