JPH021785A - 感圧接着剤組成物 - Google Patents

感圧接着剤組成物

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JPH021785A
JPH021785A JP28721388A JP28721388A JPH021785A JP H021785 A JPH021785 A JP H021785A JP 28721388 A JP28721388 A JP 28721388A JP 28721388 A JP28721388 A JP 28721388A JP H021785 A JPH021785 A JP H021785A
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萩尾 滋
Hajime Akiyama
秋山 一
Kazuyuki Hirai
和之 平井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はアクリル系感圧接着剤組成物に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、感圧接着剤組成物として、炭素数4ないし8のア
ルコールの(メタ)アクリル酸エステルとアクリル酸と
の共重合体等が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし前記技術では、ポリオレフィン樹脂に対する接着
性が十分でない。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、ポリオレフィン樹脂に対して接着性の良
好なアクリル系感圧接着剤組成物を見いだすべく鋭意検
討の結果、本発明に至った。
すなわち本発明は、炭素数Iないし14のアルコールの
(メ・り)アクリル酸エステル(a)と、ビニル基含有
ジメチルシロキサン(b)と、(a)および(b)と共
重合可能な他のビニルモノマー(c)との共重合体から
なることを特徴とするアクリル系感圧接着剤組成物:炭
素数1ないし14のアルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステル(a)と、一般式 %式%() [式中、aは炭素数2〜10の直鎖または分岐アルキレ
ン基(ヒドロキシル基で置換されていてもよい)工 である。pはOまたは1である。Rは、HまたはCHり
である。Yはアルキル基、アリール基またはアラルキル
基、Rrは炭素数1〜20(好ましくは1〜IG)の直
鎖または分岐のポリフルオロアルキル基である。]で示
されるポリフルオロアルキルエステル基含有ビニルモノ
マー(dl)と、(a)および(dl)と共重合可能な
他のビニルモノマー(C)との共重合体からなることを
特徴とするアクリル系感圧接着剤組成物;炭素数1ない
し14のアルコールの(メタ)アクリル酸エステル(a
)と、一般式 %式%(2) するポリオレフィン樹脂用アクリル系感圧接着剤組成物
である。
本発明におけるビニル基含有ジメチルシロキサン(b)
としては、一般式 る。pは0またはlである。Yはアルキル基、アリール
基またはアラルキル基、Rtは炭素数t〜20(好まし
くはl−10)の直鎖または分岐のポリフルオロアルキ
ル基である。コで示されるポリフルオロアルキルエステ
ル基含有ビニルモノマー(d2)と、(a)および(d
2)と共重合可能な他のビニルモノマ−(C)との共重
合体からなることを特徴とするアクリル系感圧接着剤組
成物;および炭素数1ないし14のアルコールの(メタ
)アクリル酸エステル(a)と、ポリフルオロアルキル
エステル基含有ビニルモノマー(d)と、(a)および
(d)と共重合可能な他のビニルモノマー(c)との共
重合体からなることを特徴と[式中、Xは、−0−1−
CO2−または直結を示す。
Aは、アルキレン基、アリーレン基または直結を示す。
Rtは、HまたはCH3基を示す。R2、R3はCH3
基または−O3i  (CH3)3を示す。nは、0ま
たは1以上の数である。コ で示される化合物が挙げられる。
一般式(3)において、Aのアルキレン基としては、炭
素数1〜IQの直鎖または分岐アルキレン基(ヒドロキ
シル基で置換されていてもよい)が、アリーレン基とし
ては、フェニレン基が挙げられる。Aのうち、好ましい
ものは、炭素数1〜3の直鎖アルキレン基、フェニレン
基または直結である。nは、好ましくは0ないし130
である。
一般式(3)で示される化合物としては、例えば、C)
12二C(CL )COO(CH2hsl[0sI(C
Ha h]3       ■CI+2 :C(CHI
 )COOCa Hs [:Sl (CH2)20]。
St CCH3)3  ■CH2=C(CHz )CO
O(CHI )a[5I(CHI )20コ、1St(
C1h)s  ■C)+2:(I31[0[5I(CI
hhO]。5t(CIh)iコ3        ■n
=0〜130 など及びこれらの二種以上の混合物が挙げられる。
一般式(1)において、αの炭素数2〜lOの直鎖また
は分岐アルキレン基(ヒドロキシル基で置換されていて
もよい)としては、(CI2)2、(C112LI、(
C1120H(OH)CH2)が挙げられる。Yのアル
キル基としては、メチル、エチル、プロピル基が、アリ
ール基としては、フェニル基が、アラルキル基としては
、ベンジル基が挙げられる。Rrの炭素数1〜20(好
ましくは1−113)の直鎖または分岐のポリフルオロ
アルキル基としては、C5Ft、CJF91CaF+3
、(7F+5、Ce F+ を等が挙げられる。
一般式(1)で示されるポリフルオロアルキルエステル
基含有ビニルモノマーとしては具体的には例えば Ce F+ 7 C”CH2)20COCH:CH2C
F3 (CF2 )2 (CH2)20COCUe):
C)I2゜CF3 (CF2 L (Ct12)20C
OC(Me):CH2゜CF3(Ch )e (CL 
)20COC(Me):CH2゜CF3 \ CF(CF2)6(CH2)20COCH:Cl2I/ Fz CF3 \ CF(CF2)e(CI2)20COC(Me):CH
2゜/ CF3 Os F+ ?ClI2 CIICHaOCOC(Me
)=CH2゜OH Co F+ 7 (CI2)++OCOC(Me):C
H2゜CtF+5CON(Et)(引+2)20COC
(Me)=CH2゜CaF+ 3sO2N(Me)(C
HI)tOCOCH”CHa+CmF+tsO2N(P
r)((Ha)20COCH:CH2゜CaF+ 7s
O2N(Me)(CH2)20COC(Me):(I2
゜CsF+vSO2N(Me)(CH2)+aOCOC
412C■=Q12゜CF20F2         
N−Me貫 CHI2:CHCOOCHtCH2゜ Co F+ tSO2N(CH2CH20COC■:=
cl(2)2−■CF2(CF2 )?(CH2)20
COC(Me)=CHa。
などのパーフルオロアルキル基含有(メタ)アク、1ル
酸エステル; Cm F+ 7 (CH2)+ + OCOCH=CH
COOMe。
Os !’+ v (CL L + 0COCI(=C
IGOOCR207F+s+などの上記(メタ)アクリ
ル酸エステルの場合と同様のパーフルオロアルキル基を
持つマレイン酸モノまたはジエステルがあげられる。 
[上記および以下においてMeはメチル基、Etはエチ
ル基、Prはプロピル基を示す。コ 一般式(2)において、Yのアルキル基、アリール基ま
たはアラルキル基としては、一般式(1)のYと同様の
基が挙げられる。
一般式(2)で示されるポリフルオロアルキルエステル
基含有ビニルモノマーとしては具体的には例えば CF3CH20COC(Me )”CH2。
C2Fs HCl20COC(Me ):CH2゜CJ
 Fs HCl20COC(Me )”CH2。
C7F+sCHsOCOC(Me):CH2゜CvF+
5CH20COC(llle):CH。
が挙げられる。
また、ポリオレフィン樹脂用アクリル系感圧接着剤組成
物に使用されるポリフルオロアルキルエステル基含有単
■体(d)としては、炭素数4〜20(好ましくは4〜
l[i)のポリフルオロアルキル基を有する不飽和カル
ボン酸エステルが使用できる。具体的には、一般式(6
)で示されるものが挙げられる。
CH2”C(R’)COO−Q−AZ←Rf  (4)
[式中、αは炭素数1−10の直鎖または分岐アルキレ
ン基(ヒドロキシル基で置換されていてもよい)工 「 である。pは0またはlである。Rは、HまたはCH3
である。Yはアルキル基、アリール基またはアラルキル
基、Rrは炭素数1〜20(好ましくは1〜18)の直
鎖または分岐のポリフルオロアルキル基である。 ] 一般式(4)において、BおよびYは、一般式(1)の
場合と同様の基が挙げられる。
具体的には、一般式(+)(2)で示される化合物およ
び例えば ChCHeOCOCH=CH2゜ Cp F4 HCH30COCH:CH2。
Ca Fa HCO20COCH:CH2。
Ct Fl s CIh  0COCH=CHt。
CtF160)120GOCI:CH2゜などのパーフ
ルオロアルキル基含有アクリル酸エステル; CsFlyCH20COC11:CHCOOMe。
Cm Fl v Ch 0COCI:CHCOOCH2
Ct F +s−などの上記アクリル酸エステルの場合
と同様のノ櫂−フルオロアルキル基を持つマレイン酸モ
ノまたはジエステルがあげられる。 [上記および以下
においてMeはメチル基、Etはエチル基、Prはプロ
ピル基を示・す。] が挙げられる。
本発明における炭素数!ないし14のアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステル(a)としては、炭素数1ない
し14の脂肪族アルコールの(メタ)アクリレートたと
えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、2−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ
)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)
アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデ
シル(メタ)アクリレート、 ミリスチル(メタ)アク
リレート、オキソ法もしくはチグラー法アルコールの(
メタ)アクリレートなどの直鎖もしくは分岐の天然もし
くは合成アルコールの(メタ)アクリレート;脂環式ア
ルコールの(メタ)アクリレートたとえばシクロヘキシ
ル(メタ)アクリレートなど、芳香族アルコールの(メ
タ)アクリレートたとえばベンジル(メタ)アクリレー
トなど及びこれらの二種以上の混合物が挙げられる。
これらのうち、好ましいものは、炭素数2ないしlOの
脂肪族アルコールの(メタ)アクリレートであり、特に
好ましいものは、炭素数4の脂肪族アルコールのアクリ
レート、炭素数8の脂肪族アルコールのアクリレート及
びこれらの混合物である。
(a)および、(b)、(dl)、(d2)または(d
)と共重合可能な他のビニルモノマー(C)としては、
反応性の官能基を有するモノマー 例えばカルボキシル
基を仔するビニルモノマー〔(メタ)アクリル酸、クロ
トン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸など〕; 
ヒドロキシル基を有するビニルモノマー〔ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレートなど〕;アミド基を有するビニルモノマ
ー〔(メタ)アクリルアミドなど〕;エポキシ基を有す
るビニルモノマー〔グリシジル(メタ)アクリレートな
ど〕;メチロール基を有するビニルモノマー(N−メチ
ロールアクリルアミドなど〕などのモノエチレン性不飽
和単量体及びこれらの二種以上の混合物をあげることが
できる。
また、非反応性の官能基を有するモノマー 例エバ、芳
香族モノマー〔スチレン、ビニルトルエンなど〕; ア
リル基を存するモノマー〔酢酸アリルなど〕; ニトリ
ル基を有するモノマー〔(メタ)アクリロニトリルなど
〕;ハロゲン含有のビニルまたはビニリデン系モノマー
〔塩化ビニル、塩化ビニリデンなど〕:  ビニルエス
テル系モノマー〔酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪
酸ビニル、パーサティク酸ビニルなど〕; ビニルエー
テル系モノマー〔ビニルエチルエーテル、ビニルプロピ
ルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなど〕など、及
びこれらの二種以上の混合物を使用することができる。
上記の他のモノマーのうち好ましいものは、反応性の官
能基を有するモノマーでは、カルボキシル基を有するビ
ニルモノマー ヒドロキシル基を有するビニルモノマー
及びアミド基を有するビニルモノマーであり、特に好ま
しいものはアクリル酸、ヒドロキシエチルアクリレート
及びアクリルアミドである。また非反応性の官能基を有
するモノマーでは、ビニルエステル系モノマーでアリ、
とくに好ましいものは酢酸ビニルおよびプロピオン酸ビ
ニルである。
以下の(bd)は、(b)、(d、)、(d2)および
(d)からなる群より選ばれる化合物を表す。
共重合体において、全単量体の重量に基づいて、(a)
は通常40〜99.9%、好ましくは、50〜99%で
ある。(a)が、40%未満では、接着力が低下し、9
9゜9%を越えると、凝集力が低下してしまう。
(bd)は通常0.1〜60%、好ましくは、0.2〜
50%である。(bd)が、0.1%未満では、ポリオ
レフィン樹脂に対する濡れが悪く接着力が不十分であり
、60%を越えると、シリコンおよび/またはフッ素の
離型効果がでてくるため、感圧接着剤としての機能を果
たさなくなる。なお、(b)、(dl)、(d2)およ
び(d)は必要に応じて、任意の割合で、併用すること
ができる。
(C)は通常O〜60%、好ましくは、0〜50%であ
る。
(C)が、G−0%を越えると、接着力が低下する。
共重合体の例としては、ブチルアク1ル−ト(80%)
−式■で示されるジメチルシロキサンメタクリレート(
15%)−アクリル酸(5%)共重合体およびブチルア
クリレート(80%)−へブタデカフルオロデシルメタ
クリレート(15%)−アクリル酸(5%)共重合体を
挙げることができる。(a ) 、 (bd )および
(C)の共重合体の製造は、公知の重合方法(塊重合、
溶液重合、乳化重合、懸濁重合)で行なうこと力(でき
る。また、これらの共重合体は、溶剤型、エマルジョン
型、ホットメルト型の感圧接着斉11組成物として、使
用することができる。
本発明の感圧接着剤組成物は、(a)、(bd)および
(c)の共重合体からなるものであるが、必要シこ応し
て、他の成分、例えば粘着性付与樹脂などを使用するこ
とができる。使用しうる粘着性付与樹脂としては、たと
えばロジン、ロジン誘導体、ある℃)はこれらの水添樹
脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシ
レン樹脂、スチレン系樹脂、クマロン番インデン樹脂、
CG系石油樹脂、C9系石油樹脂、脂環族系水添石油樹
脂などを挙げることができる。他の成分は感圧接着剤組
成物の重量に基づいて、通常1〜50%、好ましくは、
5〜40%使用することができる。
本発明の感圧接着剤組成物に対して、メラミン樹脂、ポ
リイソシアネート樹脂、ブロックトイソシアネート、エ
ポキシ樹脂、金属塩などの架橋剤を使用することができ
る。架橋剤は、本発明の感圧接着剤組成物の重量に基づ
いて、通常θ〜50%、好ましくは、0〜10%使用す
ることができる。
本発明の感圧接着剤組成物は、通常の塗工方法すなわち
、溶液塗工、エマルジョン塗工、ホットメルト塗工など
の方法で基材に直接、または転写法で塗工することがで
きる。使用しうる基材としては、紙、プラスチックフィ
ルム・樹脂板・フオーム、金属板及び箔、木材などを挙
げることができる。
本発明の感圧接着剤組成物を塗布した上記材料は、粘着
ラベル、シール、テープなどに使用することができる。
[実施例] 以下実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこ
れに限定されるものではない。実施例中の部は重量部を
、%は重量%を示す。
実施例1 n−ブチルアクリレート 75部 Sl−メタクリレートA   20部 アクリル酸        5部 [S(−メタクリレートA1式■で表されるジメチルシ
ロキサンメタクリレートコ からの共重合体に、 コロネー)1      2.5部 [コロネートL;トリメチロールプロノぐン11TDl
付加体、日本ポリウレタン工業製] を混合し、本発明の感圧接着剤組成物とした。このもの
を、ポリエステルフィルム(25μ)に塗工(塗布厚−
25μ dry) L/、110″Cで2分間乾燥した
実施例2 n−ブチルアクリレート 70部 オクタフルオロペンチルメタクリレート10部 酢酸ビニル       15部 アクリル酸        5部 からの共重合体に、 テルペンフェノール樹na  2部部 コロネートし      2.5部 を混合し、本発明の感圧接着剤組成物とした。
施例1と同様に塗工、乾保した。
実施例3 n−ブチルアクリレート Sl−メタクリレートB オクタフルオロペンチルメタ 70部 5部 クリレート 5部 15部 5部 式■で表されるジメチル トコ 酢酸ビニル アクリル酸 [Sr−メタクリレートB; シロキサンメタクルレー からの共重合体に、 実 テルペンフェノール樹脂20部 コロネートし      2.5部 を混合しく 本発明の感圧接着剤組成物とした。実施例
1と同様に塗工、乾爆した。
比較例1 n−ブチルアクリレート75部 酢酸ビニル       20部 アクリル酸        5部 からの共重合体に、 コロネー1− L       2.5部を混合したも
の。
試験例1 実施例Iから3および比較例1を塗工、乾鰻した試料に
ついて、50”Cで3日間エージ、ングを行った後、粘
着力及び保持力の測定を行った。すなわち粘着力につい
ては、20°C165%R,H,の雰囲気下で、25m
m幅の試料片をポリエチレン板に2Kgローラーで往復
圧着し、30分後に180度剥離試験(引張速度50m
m/min、)を行った。保持力については、ステンレ
ス板に25mmX 25mmの試料片を貼り付け、5K
gローラーにて1往復圧着し、40°C雰囲気中に20
分間放置した後、IKgの荷重をかけ、24時間後のず
れ距離を測定した。
測定結果を表−1に示す。
表−1 従来のアクリル系感圧接着剤組成物は、ポリオレフィン
樹脂に対する接着性が悪く、ポリオレフィン樹脂を被着
体とする用途には使用することができなかった。
本発明のアクリル系感圧接着剤組成物は、上記の効果を
奏するところから、PEやPP袋の包装用粘着テープと
して、を用である。更に、透明粘着テープ・ステッカ−
両面粘着テープ、タック紙、装飾用粘着シートとしてを
用である。
[発明の効果] 本発明のアクリル系感圧接着剤組成物は、下記の効果を
奏する。
(1)ポリオレフィン樹脂に対して優れた接着性を有し
ている。
(2)透明性、耐候性に優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炭素数1ないし14のアルコールの(メタ)アクリ
    ル酸エステル(a)と、ビニル基含有ジメチルシロキサ
    ン(b)と、(a)および(b)と共重合可能な他のビ
    ニルモノマー(c)との共重合体からなることを特徴と
    するアクリル系感圧接着剤組成物。 2、炭素数1ないし14のアルコールの(メタ)アクリ
    ル酸エステル(a)と、一般式 CH_2=C(R)COO−Q■Z■_pRf(1)[
    式中、Qは炭素数2〜10の直鎖または分岐アルキレン
    基(ヒドロキシル基で置換されていてもよい)である。 Zは▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、
    化学式、表等があります▼ である。pは0または1である。Rは、HまたはCH_
    3である。Yはアルキル基、アリール基またはアラルキ
    ル基、R_fは炭素数1〜20(好ましくは1〜16)
    の直鎖または分岐のポリフルオロアルキル基である。]
    で示されるポリフルオロアルキルエステル基含有ビニル
    モノマー(d_1)と、(a)および(d_1)と共重
    合可能な他のビニルモノマー(c)との共重合体からな
    ることを特徴とするアクリル系感圧接着剤組成物。 3、炭素数1ないし14のアルコールの(メタ)アクリ
    ル酸エステル(a)と、一般式 CH_2=C(CH_3)COO−CH_2■Z■_p
    Rf(2)[式中、Zは▲数式、化学式、表等がありま
    す▼または▲数式、化学式、表等があります▼であ る。pは0または1である。Yはアルキル基、アリール
    基またはアラルキル基、R_rは炭素数1〜20(好ま
    しくは1〜16)の直鎖または分岐のポリフルオロアル
    キル基である。]で示されるポリフルオロアルキルエス
    テル基含有ビニルモノマー(d_2)と、(a)および
    (d_2)と共重合可能な他のビニルモノマー(c)と
    の共重合体からなることを特徴とするアクリル系感圧接
    着剤組成物。 4、炭素数1ないし14のアルコールの(メタ)アクリ
    ル酸エステル(a)と、ポリフルオロアルキルエステル
    基含有ビニルモノマー(d)と、(a)および(d)と
    共重合可能な他のビニルモノマー(c)との共重合体か
    らなることを特徴とするポリオレフィン樹脂用アクリル
    系感圧接着剤組成物。
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