JPH0217458B2 - - Google Patents

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JPH0217458B2
JPH0217458B2 JP57158930A JP15893082A JPH0217458B2 JP H0217458 B2 JPH0217458 B2 JP H0217458B2 JP 57158930 A JP57158930 A JP 57158930A JP 15893082 A JP15893082 A JP 15893082A JP H0217458 B2 JPH0217458 B2 JP H0217458B2
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JP
Japan
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roll paper
paper
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drive roller
roller shaft
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JP57158930A
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JPS5948349A (ja
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Yoshiaki Takagi
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0217458B2 publication Critical patent/JPH0217458B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H35/00Delivering articles from cutting or line-perforating machines; Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices, e.g. adhesive tape dispensers
    • B65H35/0006Article or web delivery apparatus incorporating cutting or line-perforating devices
    • B65H35/002Hand-held or table apparatus

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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、記録紙として複数個のロール紙を備
える電子複写機などにおいて、使用者の所望する
ロール紙を選択および給紙する複数ロール紙の選
択自動給紙装置に関するものであり、特に、ロー
ル紙の切換時に、先行ロール紙の先端を自動的に
一定量後退させる複数ロール紙の選択自動給紙装
置に関するものである。
第1図は一般的な複数ロール紙の選択自動給紙
装置の基本的な構成を示す概略一部断面側面図で
ある。
図において、2種類のロール紙1,101のそ
れぞれのコア12,112が給紙装置の本体フレ
ーム(図示せず)に保持されている。前記各ロー
ル紙1,101はそれぞれ、ドライブローラ2,
102と前記各ドライブローラ2,102のそれ
ぞれに当接するピンチローラ3,103とによ
り、バツフル8に沿つて給紙される。
前記各ドライブローラ2,102のそれぞれの
シヤフト2a,102aには、モータからの駆動
力を前記各シヤフト2a,102aに伝え、各ド
ライブローラ2,102の回転を制御するための
クラツチおよびブレーキ(共に図示せず)が取付
けられている。
前記各ロール紙1,101の近傍にはそれぞ
れ、ブレーキ10,110が設けられており、前
記各ブレーキ10,110は、引張りスプリング
11,111で支点10a,110aを軸として
時計方向の回転偏倚力を与えられる。これによつ
て、前記各ブレーキ10,110に設けられたパ
ツド9,109が各ロール紙1,101に圧接さ
れる。
それ故に、前記各ロール紙1,101の給紙時
の慣性回転力がおさえられ、各ロール紙1,10
1のたるみが防止される。
回転刃4は、適宜のトリガ信号により、シヤフ
ト4aの周りに、時計方向に回転され、固定刃5
と協働して前記各ロール紙1,101を切断す
る。
前記回転4のシヤフト4aには、モータからの
駆動をオン,オフするためのスプリングクラツチ
(図示せず)が取付けられている。
一般に、前記第1図に示すような複数のロール
紙1,101を備えた給紙装置においては、回転
刃4が高価であるため、1個のロータリカツタを
共用して、各ロール紙1,101を切断してい
る。
この場合、一方のロール紙(例えばロール紙1
01)が給紙され、切断される際、停止している
もう一方の先行ロール紙(例えばロール紙1)の
先端がなんらかの原因により、回転刃4にふれて
切断されると、幅数mmの細長い切り屑紙が生じ
る。これが2重切りである。
その切り屑紙が、用紙と一緒に複写機内を搬送
されると、ペーパジヤム検知の誤動作やフユーザ
部の紙燃えなどのトラブルの原因となる。
従つて、2重切りを防止するためには、新たに
選択れたロール紙がカツテイングポイントの位置
まで搬送され、切断される前に、それまで選択さ
れていた先行ロール紙の先端を一定量だけカツテ
イングポイントから後退させる必要がある。
第2図は従来の、ロール紙の先端を後退させる
機構を備えたロール紙給紙装置の概略一部断面側
面図である。なお、図を簡略化するために第2図
には1つのロール紙給紙装置のみを示している。
図において、第1図と同一の符号は、同一およ
び同等部分をあらしている。
ロール紙1が回転刃4と固定刃5とで切断され
た後、フインガ7を支点7aの周りに反時計方向
へ所定の角度回転させ、前記ロール紙1に当接さ
せてこれを押し下げ、前記ロール紙1をたとえ
ば、図示点線のように湾曲状態にする。その結
果、前記ロール紙1の先端は所定の位置まで後退
する。
しかしながら、前述したようなロール紙給紙装
置には、ロール紙1を押し下げて湾曲状態にして
いるため、この状態が長時間におよぶと、前記ロ
ール紙1に押しぐせがつき、ペーパジヤムやコピ
ー像の抜けといつた問題を引き起こすという欠点
があつた。
また、ドライブローラ2およびピンチローラ3
とカツテイングポイント間に、フインガ7とそれ
を反時計方向に回転させる機構とを設けるための
スペースが必要となるため、その分だけ装置全体
が大型となるという欠点があつた。
第3図は他の従来例の、ロール紙の先端を後退
させる機構を備えたロール紙給紙装置の概略側面
図である。なお、第3図においても、図を簡略化
するために1つのロール紙給紙装置のみを示して
いる。
図において、第1,2図と同一の符号は、同一
または同等部分をあらわしている。
第1レバー14は、支点14aの周りに回動自
在に設けられており、前記第1レバー14の可動
端には、ピンチローラ13が取り付けられてい
る。前記ピンチローラ13は、これに当接するド
ライブローラ2の回転により、前記ドライブロー
ラ2と協働してロール紙1を給紙する。
第2レバー24は、支点24aを軸として、ス
プリング21により矢印方向へ―すなわち反時計
方向へ偏倚される。前記第2レバー24の可動端
には、後退ローラ23が取り付けられ、ロール紙
1に当接されている。
一方、ロール紙1には、第1図において前述し
たように、ブレーキが設けられ(第3図では省
略)前記ブレーキのパツドがロール紙1に当接さ
れることにより、慣性回転力がおさえられてい
る。
従つて、前記スプリング21の力を、ブレーキ
のパツドとロール紙1との摩擦力や、ドライブロ
ーラ2とピンチローラ13との挾持力より小さく
設定しておけば、通常の給紙時においては、後退
ローラ23により、ロール紙1が矢印方向へ引張
られることはない。
ロール紙1が、回転刃4と固定刃5とで切断さ
れると、第1レバー14が図示しない駆動手段に
より、時計方向へ回転されることにより、ピンチ
ローラ13はドライブローラ2から離される。そ
の結果、ドライブローラ2とピンチローラ13と
の挾持部分のロール紙1が解放される。
ドライブローラ2とピンチローラ13との挾持
部分においてロール紙1が解放されると、前述し
たスプリング21の力により、前記ロール紙1が
矢印方向へ引張られる。これにより、ロール紙1
の先端が所定の量だけ後に後退する。
しかしながら、前述したようなロール紙給紙装
置には、ロール紙1の先端を後退させる時は、そ
の都度ドライブローラ2からこれに圧接されたピ
ンチローラ13を解除しなければならないので、
その都度、ロール紙1は解放状態となるため、ロ
ール紙1の蛇行を引き起こす原因となるという欠
点があつた。
また、後退ローラ23とそれを保持するための
機構とを設けなければならないので、その分だけ
装置が大型になるという欠点があつた。
第4図は、さらに他の従来例の、ロール紙の先
端を後退させる機構を備えたロール紙給紙装置の
概略一部断面側面図である。図において、第1,
2,3図と同一の符号は、同一または同等部分を
あらわしている。
第1ロール紙41は、第1ロール紙給送用クラ
ツチ42が設けられた第1ロール紙給送ローラ4
3およびこれに当接された対向ローラ44で、給
紙ガイド45内へ繰り出され、回転刃4と固定刃
5とによつて切断される。
第2ロール紙47は、第2ロール紙給紙用クラ
ツチ48が設けられた第2ロール紙給送ローラ4
9、およびこれに当接された対向ローラ50で、
給紙ガイド45内へ繰り出される。さらに、一対
のテンシヨンローラ46a,46bで給送され、
回転刃4と固定刃5とによつて切断される。
モータ51には第1チエーン52を介して、ス
プロケツトホイール53が連結されている。ま
た、前記スプロケツトホイール53には、第2チ
エーン54を介して、正転スプロケツトホイール
56が連結されている。前記正転スプロケツトホ
イール56には、正転クラツチ55が設けられて
いる。
さらに、前記正転スプロケツトホイール56に
は、逆転スプロケツトホイール57が噛合うよう
に配設されている。また、前記逆転スプロケツト
ホイール7には逆転クラツチ58が設けられる。
したがつて、モータ51を付勢すると、スプロ
ケツトホイール53、正転スプロケツトホイール
56および逆転スプロケツトホイール57が連動
して回転する。
前記正転クラツチ55と逆転クラツチ58と
は、第3チエーン59によつて連結されている。
また、前記正転クラツチ55と、第1ロール紙給
送用クラツチ42および第2ロール紙給送用クラ
ツチ48とは、第4チエーン60で連結されてい
る。
まず、第1ロール紙41を給紙する場合は、第
1ロール紙給送用クラツチ42および正転クラツ
チ55をいれる。なお、この場は、第2ロール紙
給送用クラツチ48はきつておく。
この状態で、モータ51を付勢し、前記モータ
51、スプロケツトホイール53および正転スプ
ロケツトホイール56を時計方向へ回転させる。
この時、正転クラツチ55および第1ロール紙
給送用クラツチ42がいれられているので、これ
らのクラツチ55,42ならびに前記第1ロール
紙給送用クラツチ42に係合されている第1ロー
ル紙給送ローラ43も、同時に時計方向へ回転す
る。
一方、第2ロール紙給送用クラツチ48はきつ
てあるので、第2ロール紙給送ローラ49が回転
することはなく、紙送りに影響はない。
前記第1ロール紙給送ローラ43の時計方向へ
の回転に伴なつて、これに当接する対向ローラ4
4は反時計方向へ回転する。これにより、第1ロ
ール紙41が給紙される。
第1ロール紙41の給紙が終了した後、正転ク
ラツチ55をきり、逆転クラツチ58をいれる
と、逆転クラツチ58が反時計方向へ回転する。
これに伴なつて、正転クラツチ55および第1ロ
ール紙給送用クラツチ42も反時計方向へ回転
し、これに当接する対向ローラ44は時計方向へ
回転する。この結果、第1ロール紙41の先端を
後退させることができる。
なお、第1ロール紙41の先端の後退量は、逆
転クラツチ58が入れられた後の、モータ51の
回転数あるいは回転時間に基づいて調整すること
ができる。
第2ロール紙47の給紙および後退の動作は図
からも明らかなように、第2ロール紙給送用クラ
ツチ48を入れ、第1ロール紙給送用クラツチ4
2を切つた状態で前述した第1ロール紙41の給
紙および後退の動作の逆動作を行なうことによ
り、可能になる。
すなわち、第1ロール紙41の給紙動作が第2
ロール紙47の後退動作に対応し、また、第1ロ
ール紙41の後退動作が第2ロール紙47の給紙
動作に対応する。
しかしながら、前記のようなロール紙の給紙装
置には、以下のような欠点があつた。
1 クラツチを切り換えて、チエーンを正転ある
いは逆転させるため、チエーンに大きな負荷が
かかり、その結果、チエーンに破損が生じるお
それがある。
2 高価なクラツチが余分に必要となり、その分
だけ装置が高価になる。
3 ロール紙先端を後退させた場合と、させない
場合との、ロール紙搬送時間―すなわち、ロー
ラの回転角の補正が行なわれないので、カツト
後のロール紙の長さは、後退させない場合の方
が、後退量分だけ長くなる。その結果、ロール
紙のカツト長がばらつく。
4 電気的制御によつてクラツチを切り換え、一
定時間逆転させるため、機械的および電気的外
乱を生じた場合に、後退量がばらつき、その結
果、ロール紙のカツト長がばらつく。
本発明の目的は、前記のような従来技術の欠点
を除去して、装置が小型になり、紙ぐせや用紙の
蛇行を防止し、コストが安くて信頼性の高い2重
切り防止の可能な複数ロール紙の選択自動給紙装
置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、例え
ば、第1ロール紙から第2ロール紙へ、用紙の選
択が切り換えられた場合、第2ロール紙の一枚目
の給紙が終了して、これをカツトする前に、第2
ロール紙給送用の第2ドライブローラシヤフトと
第2ブレーキとを係合させ、前記第2ブレーキに
連結させた第2リンクをある予定量移動させるこ
とにより、それまで第1ローラシヤフトに係合さ
れていた第1リンクのラツチとの係合を解放し、
前記第1ローラシヤフトをばね力によつて逆転さ
せることにより、第1ロール紙の先端をカツテイ
ングポイントから予定量だけ後退させるようにし
た点に特徴がある。
第5図は本発明の一実施例の概略側面図、第6
図は第5図の実施例のタイミング図である。図に
おいて、第1ブレーキ61は、第1ロール紙(図
示省略)用の第1ドライブローラシヤフト62に
係合された時、その回転と一体に所定の角度だけ
回転される。第5図には、前記第1ブレーキ61
が、前記所定の角度だけ時計方向に回転された状
態が示されている。
前記第1ブレーキ61には、2つの凸部61
a,61bが形成されており、その一方の凸部6
1aには、第1引張りスプリング63の一端が係
合されている。前記第1引張りスプリング63の
反対端は固定されている。
従つて、前記第1ブレーキ61には、第1引張
りスプリング63によつて、反時計方向の偏倚が
与えられる。
前記第1ブレーキ61に形成された他方の凸部
61bには、第1ジヨイント64で連結された第
1リンク65の後端が取り付けられている。前記
第1リンク65の前端の上部には、傾斜面65a
が形成されている。
また、前記第1リンク65の上部の一部には、
切欠部65bが形成され、さらに、第1リンク6
5の腹部には、その長手方向に沿つて、第1ブレ
ーキ61の前述した所定の角度を規定する長孔6
5cが形成されている。
前記長孔65cには、スタツド66が遊嵌され
ており、前記第1リンク65は前記スタツド66
に摺動して移動する。
鉤形ラツチ67は、前記第1リンク65の前記
前端の近傍にこれと対向して配設されている。前
記ラツチ67の一端67aには、第2引張りスプ
リング68の一端が係合されている。前記第2引
張りスプリング68の反対側端は固定されてお
り、前記ラツチ67は、前記引張りスプリング6
8により、支点67bを軸にして反時計方向に偏
倚される。
第5図には、第2引張りスプリング68により
偏倚されたラツチ67の他端67cが、丁度第1
リンク65の切欠部65bに係合された状態が示
されている。
前記第1ブレーキ61とほぼ同形状の第2ブレ
ーキ71は、第2ロール紙(図示省略)用の第2
ドライブローラシヤフト72に係合された時、前
述した第1ドライブローラシヤフト62と同様
に、前記第2ドライブローラシヤフト72の回転
と一体に所定角度だけ、時計方向に回転する。
また、第2ブレーキ71の一方の凸部71aに
は、これも第1ブレーキ61と同様様に第3引張
りスプリング73が係合されている。
さらに、前記第2ブレーキ71の他方の凸部7
1bには、第2ジヨイント74で連結された第2
リンク75の後端が取り付けられている。前記第
2リンク75の前端の上部には、傾斜面75aが
形成されている。
また、前記第2リンク75の上部の一部には、
切欠部75bが形成され、さらに、第2リンク7
5の腹部には、第2ブレーキ71の前述した所定
の角度を規定する長孔75cが形成されている。
なお、前記長孔75cは、前述した第1リンク
65の長孔65cとほぼ同形に形成されている。
また、前述したスタツド66は第1リンク75の
長孔75cにも共用されている。すなわち、前記
スタツド66は長孔65cおよび長孔75cの両
方を貫通して設けられている。
前記のような構成の給紙装置の動作を、第6図
のタイミングチヤートに基づいて説明する。第5
図は、第1ロール紙が選択されてコピーが行なわ
れている場合の状態を示す図である。
時刻T1において、第1ロール紙の給紙を終了
する直前になると、駆動軸(図示せず)と第1ド
ライブローラシヤフト62間のクラツチ(図示せ
ず)が、1Bに示すように切られ、前記第1ドラ
イブローラシヤフト62への駆動力供給が断たれ
る。
同時に、1Aに示すように、第1ドライブロー
ラシヤフト62のブレーキ(図示せず)がかか
る。第1ドライブローラシヤフト62のクラツチ
が切らられる時、前記第1ドライブローラシヤフ
ト62の第1ブレーキ61が、1Dに示すよう
に、前記第1ドライブローラシヤフト62に係合
する。
その結果、第1ブレーキ61は、第1ドライブ
ローラシヤフト62と一体に、時計方向へ回転し
ようとする。しかし、このときは、第5図に示す
ように、ラツチ67の先端部67cが、第1リン
ク65の切欠部65bに係合しているので、第1
ブレーキ61は回転することができない。したが
つて、1Cに示すように、第1ドライブローラシ
ヤフト62も回転せず、第5図の自動はなんら変
化しない。
時刻T2において、前述した第1ロール紙が、
第6図のXに示すように、カツトされる。しか
し、この時すでに、後述するところから明らかな
ように、第2ロール紙の先端は後退されているの
で、2重切りが行なわれることはない。
時刻T3において、第2ロール紙が選択され、
その給紙が行なわれる時、第2ドライブローラシ
ヤフト72のクラツチ(図示せず)がいれられ、
2Cに示すように、第2ロール紙の給紙が開始さ
れる。
時刻T4において、第1ロール紙の給紙が終了
すると、2Bに示すように、駆動軸(図示せず)
と第2ドライブローラシヤフト72間のクラツチ
(図示せず)が切られる。同時に、2Aに示めす
ように、第2ドライブローラシヤフト72のブレ
ーキがかかる。
しかし、前記第2ドライブローラシヤフト72
には、質量の大きい第2ドライブローラ(図示せ
ず)が固着されているので、前記第2ドライブロ
ーラシヤフト72は、2Cに示すように慣性によ
つて、例えば、時刻T7まで回転し続ける。
第2ドライブローラ72と駆動軸との間のクラ
ツチが切られる時、同時に、前記第2ドライブロ
ーラシヤフト72の第2ブレーキ71が、2Dに
示すように、前記第2ドライブローラ72に係合
する。
その結果、第2ブレーキ71は、第1ドライブ
ローラシヤフト72と一体に、時計方向へ回転す
る。
第2リンク75の長孔75ccにスタツド65が
摺動することにより、第2リンク75は前記長孔
75cの長手方向幅の範囲内で移動する。前記第
2リンク75が移動する際、その傾斜面75a
が、ラツチ67の前述した先端部67cを押し上
げる。
これにより、時刻T5において、ラツチ67の
先端部67cと、第1リンク65の切欠部65b
との係合が、1Eに示すように、解放され、第1
引張りスプリング63のばね力によつて、第1リ
ンク65が引き戻され、第1ブレーキ61および
前記第1リンク65は復旧される。
この動作によつて、第1ブレーキ61が反時計
方向にある予定角度回転するので、これに伴なつ
て、第1ドライブローラシヤフト62もある予定
角度回転し、その結果第1ロール紙の先端が、カ
ツテイングポイントから後退させられる。
第2リンク75が、さらに右方向へ移動され、
時刻T6において、スタツド66が前記第2リン
ク75の長孔75cの端部に位置したとき、ラツ
チ67の先端部67cが、前記第2リンク75の
切欠部75bに、第2引張りスプリング68のば
ね力により係合する。
時刻T8において、前述した第2ロール紙が、
Xに示すように、カツトされる。しかし、この時
すでに、前述したように、第1ロール紙の先端は
後退されているので、2重切りが行なわれること
はない。
時刻T9において、引き続き第2ロール紙が給
紙される時は、2Aに示すように、第2ドライブ
ローラシヤフト72のブレーキ(図示せず)がは
ずされる。また、同時に、2Dに示すように、第
2ドライブローラシヤフト72と第2ブレーキ7
1との係合がはずれる。
さらに、第2ドライブローラシヤフト72と駆
動軸間のクラツチがいれられ、2Cに示すよう
に、第2ロール紙の給紙が開始される。
時刻T10において、第2ロール紙の給紙を終
了する直前になると、駆動軸(図示せず)と第2
ドライブローラシヤフト72間のクラツチ(図示
せず)が、2Bに示すように、前記第2ドライブ
ローラシヤフト72への駆動力供給が断たれる。
同時に、2Aに示すように、第2ドライブロー
ラシヤフト72のブレーキ(図示せず)がかか
る。また、第2ドライブローラシヤフト72のク
ラツチが切られる時、第1ブレーキ71が前記第
2ドライブローラシヤフト72に係合する。
その結果、第2ブレーキ71は、第2ドライブ
ローラシヤフト72と一体に、時計方向へ回転し
ようとする。しかし、このときは、ラツチ67の
先端部67cが、第2リンク75の切欠部75b
に係合しているので、第2ブレーキ71は回転す
ることができない。したがつて、2Cに示すよう
に、第1ドライブローラシヤフト72も回転しな
い。
時刻T11において、前述した第2ロール紙
が、Xに示すように、カツトされる。しかし、こ
の時すでに、前述したように、第1ロール紙の先
端は後退されているで2重切りが行なわれること
はない。
時刻T12において、再び第1ロール紙が選択
される場合も、前述した第2ロール紙の給紙動作
と同様の動作が行なわれ、今度は、第2ロール紙
の先端が予定量だけ後退される。
以上の説明から了解されるように、ある特定の
ロール紙が、初めて選択給紙された時と、同じロ
ール紙が継続して給紙された場合とでは決定的な
相違点がある。
それは、ある特定のロール紙が初めて選択給紙
される場合は、そのロール紙の先端が後退してい
るのに対して、同じロール紙が継続して給紙され
る場合は、ロール紙の先端が後退していないとい
う点である。
ドライブローラの回転角(送り量)は、一定で
あるので、カツト後の長さは、そのロール紙が初
めて選択給紙された場合のほうが、継続して給紙
された場合よりも、後退していた分だけ短くなり
そうに思える。
しかし、実は、ある特定の第2ロール紙が初め
て選択給紙された場合の給紙終了時、つまり、ド
ライブローラシヤフトのクラツチが切れてブレー
キが入つた後にも、その慣性力によつて、ちよう
ど後退量分だけドライブローラが余分に回転し、
実際の給紙長さが増大されるので、カツトされた
用紙の長さ間にはなんらの差異も生じないことに
なる。
なお、以上の場合において、各リンクの移動範
囲―すなわち、前記各ブレーキの回転角度、また
はロール紙先端の後退量を規制する手段として、
前記各リンクに設けられた長孔、および前記長孔
の長手方向幅の端から端までを摺動されるスタツ
ドを用いたが、これに限定されるものではないこ
とは当然である。
また、ロール紙は2種類以上でもよいことは明
らかである。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、例えば、第1ロール紙から第2ロール紙への
選択が切り換えられた場合、第2ロール紙の1枚
目の給紙終了時のカツト前に、第1ロール紙の先
端が後退されるので、次のような効果がある。
1 ドライブローラシヤフトをスプリングで逆回
転させる構造であるため、後退機構をロール紙
とローラ側、もしくはローラとカツタ間に設け
る必要がなく、装置全体の小型化がはかれる。
2 ロール紙を押し付けることもないので、紙ぐ
せが生じることがない。
3 ドライブローラおよびピンチローラ間の圧力
を解放することがないので、用紙の蛇行を防止
することができる。
4 ドライブローラの駆動源であるチエーンの回
転方向を一定にしておくことができるので、安
定した駆動力が得られ、また、チエーンへの負
荷も一方向のみとなるので耐久性に富むように
なる。
5 新たに高価なクラツチを追加する必要がな
く、コスト面で有利である。
6 ロール紙が後退ている場合とそうでない場合
に、送り量を制御する必要がなく、制御回路が
いらないので、コスト面で有利である。
7 リンク機構のみでラツチの係合・解除を行え
るので、該ラツチを解除させるためにソレノイ
ド等の付加手段を設ける必要がなく、自動的に
機械的制御が行われるので、電気的外乱なども
なく信頼性、コストの面で有利である。
8 ブレーキとドライブローラシヤフトとは選択
的に係合・離脱できるので、これらのブレーキ
とドライブローラシヤフトとの連結部分が常
時、互いに接触して滑動するようなことがな
い。したがつて、該ブレーキとドライブローラ
シヤフトとの経時劣化が問題になるようなこと
がなく信頼性の高い給紙装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般的な複数ロール紙の選択自動給
紙装置の基本的な構成を示す概略一部断面側面
図、第2図は従来の、ロール紙の先端を後退させ
る機構を備えたロール紙給紙装置の概略一部断面
側面図、第3図は他の従来例の概略側面図、第4
図は、さらに他の従来例の概略一部断面側面図、
第5図は本発明の一実施例の概略側面図、第6図
は第5図の実施例のタイミング図である。 61,71……ブレーキ、62,72……ドラ
イブローラシヤフト、63,68,73……引張
りスプリング、65,75……リンク、66……
スタツド、67……ラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のロール紙のうち1個が選択され、それ
    ぞれの給紙ローラによつて給紙され、さらに、共
    通のカツタで切断される複数ロール紙の選択自動
    給紙装置であつて、 それぞれのロール紙を給送するためのドライブ
    ローラシヤフトと、 前記各ドライブローラシヤフトに選択的に係
    合、離脱されるブレーキと、 前記各ブレーキを前記ドライブローラシヤフト
    の回転方向と反対の方向に偏倚するばね手段と、 その後端が前記各ブレーキにジヨイント係合さ
    れ、その前端に傾斜面が形成され、該傾斜面から
    後端寄りの位置に切欠部が形成されたリンクと、 前記各リンクの切欠部に係合するように偏倚力
    を加えられ、該各リンクに共通するラツチと、 前記各リンクの移動範囲、すなわち前記各ブレ
    ーキの回転角度を規制する手段とよりなり、 新たに選択されたロール紙の給送後、対応する
    ドライブローラシヤフトへの駆動力が断たれると
    同時に、対応するブレーキが前記ドライブローラ
    シヤフトに係合されることにより、前記ブレーキ
    が前記ばね手段の偏倚力にうち勝つて前記ドライ
    ブローラシヤフトと同方向に予定の角度だけ回転
    し、これによつて対応するリンクの前記傾斜部が
    前記ラツチに係合して前記ラツチを後退させ、こ
    れによつて先に該ラツチと係合していた他方のリ
    ンクとの係合を解放すると共に、新たに選択され
    たロール紙のドライブローラシヤフトに対応する
    リンクの切欠部に前記ラツチが係合され、その結
    果、先に係合していたリンクに対応するドライブ
    ローラシヤフトが、ロール紙を後退させる方向
    に、ばね力によつて予定量だけ回転されるように
    構成されたことを特徴とする複数ロール紙の選択
    自動給紙装置。
JP57158930A 1982-09-14 1982-09-14 複数ロ−ル紙の選択自動給紙装置 Granted JPS5948349A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153505A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499073U (ja) * 1972-04-22 1974-01-25

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JPS5757074Y2 (ja) * 1977-11-26 1982-12-08

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JPS499073U (ja) * 1972-04-22 1974-01-25

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