JP3013449B2 - 印刷装置の記録紙送り装置 - Google Patents

印刷装置の記録紙送り装置

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JP3013449B2
JP3013449B2 JP3005071A JP507191A JP3013449B2 JP 3013449 B2 JP3013449 B2 JP 3013449B2 JP 3005071 A JP3005071 A JP 3005071A JP 507191 A JP507191 A JP 507191A JP 3013449 B2 JP3013449 B2 JP 3013449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷装置、詳しくは
単票紙および連票紙の一方または両方を搬送できる印刷
装置における記録紙送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置の紙送り機構の一例を図
5に示す。この機構は、プラテン6に対向する印字手段
をなす印字ヘッド7よりも紙送り方向上流に、印字用紙
11を挟持し、摩擦搬送を行う一対の第1の紙送りロー
ラ1と第1の紙押さえローラ2とがある。また、下流側
にも印字用紙11を挟持し摩擦搬送を行う一対の第2の
紙押さえローラ8と第2の紙送りローラ9がある。これ
らのローラ1、2、8、9と紙ガイド板5とでほぼ平坦
な紙搬送経路が形成されており、この紙経路上を、印字
用紙(連票紙又は単票紙)11が搬送されるようになっ
ている。
【0003】第1の紙送りローラ1は、図示しないフレ
ームに回転可能に支持されている。第1の紙送りローラ
2は、支持部材3に回動可能に支持されている。支持部
材3は、軸3aによって図示しないフレームに回転可能
に支持されている。支持部材3とフレームFとの間には
一個または複数のバネ部材10が設けられており、この
バネ部材10の張力によって、支持部材3は図上時計方
向に付勢されている。これより、第1の紙押さえローラ
2は、第1の紙送りローラ1に圧接してる。この状態を
ポジションaとして実線で示す。また、支持部材3には
図示しないカム手段が付設されており、このカム手段の
作用で支持部材3が破線で示すように反時計方向に回転
することにより、紙押さえローラ2の紙送りローラ1に
対する圧接が解除されるようになっている。この状態を
ポジションbとして示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
連票紙11を、第1の紙押さえローラ2がポジションb
の位置(破線の位置)にある状態で、トラクタ4から矢
印A方向に搬送する場合、トラクタ4と、第2の紙送り
ローラ8及び第2の紙送りローラ9との間の距離が長
く、かつ第1の紙押さえローラ2の第1の紙送りローラ
に対する圧接が解かれているため、この間で連票紙11
のたるみや紙浮きが生じるという問題があった。また、
連票紙11を、第1の紙押さえローラ2がポジションa
の位置(実線の位置)にある状態で、トラクタ4から矢
印A方向に搬送する場合、第1の紙送りローラ1及び紙
押さえローラ2と、第2の紙押さえローラ8及び紙送り
ローラ9との両者による大きい紙引き込み力が生じるた
め、トラクタ4のピンと係合する連票紙11のピン穴が
破損したり、連票紙11のピン穴がトラクタ4のピンを
乗り越えてしまうという問題があった。
【0005】また、第1の紙押さえローラ2がポジショ
ンaあるいはポジションbの位置にある状態で、単票紙
(図示なし)を矢印B方向に搬送しようとすると、ほぼ平
坦な紙経路にあるトラクタ4と単票紙とが干渉するた
め、単票紙の搬送方向は矢印A方向に限定されるという
問題があった。
【0006】本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたもので、連票紙のたるみ、連票紙のピン穴の破損、
および連票紙のトラクタのピン乗り越えを防止し、さら
に単票紙を紙経路上の前後両方向から搬送する事ができ
るようにする事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための印刷装置の用紙送り機構として、紙押えロー
ラの近傍に、他のバネ部材により紙押えローラを紙送り
ローラ側に圧接させると同時に紙経路変更部材を平坦な
紙搬送経路上に突出させる第1の位置と、紙押えローラ
から他のバネ部材の付勢力を解くと同時に紙経路変更部
材を平坦な紙搬送経路から退避させる第2の位置と、紙
経路変更部材を平坦な紙搬送経路から退避させた状態の
もとで紙押えローラを紙送りローラから離間させる第3
の位置に切替え可能な紙経路変更部材と一体の操作部材
を配設するようにしたものである。
【0008】
【作用】このように構成したことにより、単票紙を搬送
する場合には、2つのバネ部材により紙押えローラを紙
送りローラに強く圧接させると同時に紙経路変更部材に
よって単票紙の紙搬送経路を構成することにより、たる
みや浮きを生じさせることなく単票紙を搬送する。
【0009】また連票紙を搬送する場合には、1つのバ
ネにより紙押えローラを紙送りローラに緩く圧接させ、
かつ紙経路変更部材を連票紙の経路から退避させること
によって連票紙を円滑に搬送し、さらに、単票紙あるい
は連票紙を手で操作する場合には、紙押えローラを紙送
りローラから離間させることにより行う。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にしたがって説明
する。
【0011】図1は本発明の実施例の斜視図である。同
図において、先に図5に従来例として示した機構の構成
部材と同様な部材には同じ符号を付してその説明は省略
する。本実施例の特徴とする点は、第1の紙押さえロー
ラ2に対し、圧接部材20と、紙経路変更部材30とを
設けた点にある。
【0012】圧接部材20は、図2bにも示すように、
全体としてレバー状をなしており、基部21と、ホルダ
部22と、アーム部23とからなっている。基部21
は、角柱部12aと円柱部12bとからなる作動軸12
の円柱部12bに回動可能に取り付けられている。ホル
ダ部22は第1の紙押さえローラ2の軸16を回転可能
に支持している。アーム部23と印字装置のフレーム下
との間には第1のバネ部材24が設けられている。した
がって、このバネ部材24の張力により、圧接部材20
は通常時計方向に付勢されており、第1の紙押さえロー
ラ2を第1の紙送りローラに圧接している。なお、圧接
部材20には突片25が形成されている。紙経路変更部
材30は、図3aに示すように、側面視略L字形の側板
31、31と、これら側板31、31と一体の底板32
と、底板32に固定されたアーム部33とからなってい
る。
【0013】側板31には、基部31aと、第1の紙押
さえローラ2の軸16への当接部31bと、紙経路形成
部31cとが形成されており、基部31aが前記作動軸
の角柱部12aに嵌められ固定されている。アーム部3
3と印字装置のフレームFとの間には第2のバネ部材3
4が設けられており、このバネ部材34の張力によっ
て、紙経路変更部材30は作動軸とともに時計方向へ付
勢されている。作動軸12は、フレームFに回動可能に
支持されているが、その回動は図示しないカム機構等か
らなる制御機構によって規制されるようになっている。
この制御機構による規制がないとき、紙経路変更部材3
0はバネ部材34の張力を受けて、当接部31bが第1
の紙押さえローラ2の軸16に当接し、第1の紙押さえ
ローラ2を第1の紙送りローラ1に圧接するとともに、
紙経路形成部31cが第1の紙押さえローラ2とトラク
タ4との間に突出するようになっている(図2a参
照)。また、制御機構の作動で、作動軸12が反時計方
向に回動すると、これとともに回動して図3aに示すよ
うに退避状態となる。なお、側板31には、前述した圧
接部材20の突片25と係脱するピン35が設けられて
いる。
【0014】次に、以上のような構成よりなる紙送り機
構の作用について図2a、b,図3a、b、図4a、b
を用いて説明する。
【0015】図2a、bは前記圧接部材20と紙経路変
更部材30とを第1の紙押さえローラ2の軸部16に圧
接し、第1のバネ部材24と第2のバネ部材34との両
者の荷重を前記第1の紙送りローラ1に伝達している第
1のポジションの状態を示している。この状態では紙経
路変更部材30の紙経路形成部31cがトラクタ4とプ
ラテン6とを結ぶ平坦な紙経路上に突出して第1の紙経
路17を構成する。この場合に単票紙を搬送すると、第
1の紙送りローラ1と第1の紙押さえローラ2とに第1
のバネ部材24および第2のバネ部材34の両者の荷重
が加わり、強い紙引き込み力が得られるため、単票紙の
たるみと紙浮きの発生を防止し、正確な紙送り精度が得
られる。また単票紙を矢印B方向から搬送する場合、前
記第1の紙経路17がトラクタを回避しているため、単
票紙がトラクタ4に干渉することなく搬送、排出するこ
とができる。
【0016】図3a、bは制御機構により作動軸12を
反時計方向に回転して紙経路変更部材30を下方に回動
させ、圧接部材20のみで第1の紙押さえローラ2を第
1の紙送りローラ1に圧接している第2のポジションの
状態を示している。この状態では、紙経路変更部材30
がトラクタ4とプラテン6を結ぶ平坦な紙搬送経路の下
方へ退避しているので、第2の紙経路18が形成され
る。この場合には連票紙を矢印A方向に搬送すると、第
1の紙送りローラ1とダイア1の紙押さえローラ2に前
記第1のバネ部材24のみによる弱い力が加わり第1の
紙送りローラ1と第1の紙押さえローラ2とに弱い紙引
き込み力が与えられるため、連票紙のたるみと紙浮きの
発生が防止されるとともに、連票紙のピン穴の破損と連
票紙のトラクタ4のピンからのピン乗り越えの発生が防
止される。
【0017】図4a、bは、紙経路変更部材30を更に
反時計方向に回動させて、ピン35で圧接部材20を押
し下げることにより、第1の紙押えローラ2を第1の紙
送りローラ1から離して、圧接力を全く加えないように
した第3のポジションの状態を示している。作動軸12
の回動により、紙経路変更部材30が前記第2のポジシ
ョンよりさらに下方に回動すると、側板31に設けられ
ているピン35が圧接部材20の突片25を押し下げる
ので、圧接部材20が作動軸を中心として反時計方向に
回動し、第1の紙押えローラ2の軸16が下動して、第
1の紙送りローラ1と第1の紙押えローラ2の間がある
距離をもって離れた状態となる。この状態では第3の紙
経路19が形成される。この場合、第1の紙送りローラ
1と第1の紙押えローラ2との間が離れているため、単
票紙、連票紙を手動で自由に前後上下に移動でき、単票
紙、連票紙のレリーズのポジションとして前記第3のポ
ジションを使用できる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、他の
バネ部材により紙押えローラを紙送りローラ側に圧接さ
せると同時に紙経路変更部材を平坦な紙搬送経路上に突
出させる第1の位置と、紙押えローラから他のバネ部材
の付勢力を解くと同時に紙経路変更部材を平坦な紙搬送
経路から退避させる第2の位置と、紙経路変更部材を平
坦な紙搬送経路から退避させた状態のもとで紙押えロー
ラを紙送りローラから離間させる第3の位置に切替え可
能な紙経路変更部材と一体の操作部材を配設するように
したので、単票紙を搬送する場合には、単票紙の搬送経
路を構成するとともに2つのバネ部材により紙送りロー
ラと紙押えローラを強く圧接させて、単票紙にたるみや
紙浮きを発生させることなく確実に搬送し、また連票紙
を搬送する場合には、連票紙の搬送経路を構成するとと
もに一方のバネ部材のみによって紙送りローラと紙押え
ローラを緩く接触させて、これを円滑に搬送することを
可能にするばかりでなく、一体化した部材により紙押え
ローラの接離操作と紙経路の変更操作を可能となして、
この種の用紙送り機構をきわめて簡単に、かつ操作を確
実に行なわすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる用紙送り機構の要部斜視図。
【図2a】
【図2b】
【図3a】
【図3b】
【図4a】
【図4b】それぞれ作動を説明する部分側面図。
【図5】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 第1の紙送りローラ 2 第1の紙押えローラ 4 トラクタ 5 紙ガイド板 6 プラテン 7 印字ヘッド 8 第2の紙押えローラ 9 第2の紙送りローラ 20 圧接部材 30 紙経路変更部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/48 B41J 13/00 B41J 15/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙送りローラと、バネ部材に付勢されて
    前記紙送りローラに圧接する紙押えローラを、平坦な紙
    搬送経路の印字位置よりも紙送り方向上手側で、かつト
    ラクタと印字位置との間に配設してなる印刷装置の用紙
    送り機構において、 前記紙押えローラの近傍に、他のバネ部材により前記紙
    押えローラを前記紙送りローラ側に圧接させると同時に
    紙経路変更部材を前記平坦な紙搬送経路上に突出させる
    第1の位置と、前記紙押えローラから前記他のバネ部材
    の付勢力を解くと同時に前記紙経路変更部材を前記平坦
    な紙搬送経路から退避させる第2の位置と、前記紙経路
    変更部材を前記平坦な紙搬送経路から退避させた状態の
    もとで前記紙押えローラを前記紙送りローラから離間さ
    せる第3の位置に切替え可能な前記紙経路変更部材と一
    体の操作部材を配設したことを特徴とする印刷装置の用
    紙送り機構。
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