JPH02174213A - 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 - Google Patents
電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法Info
- Publication number
- JPH02174213A JPH02174213A JP33043588A JP33043588A JPH02174213A JP H02174213 A JPH02174213 A JP H02174213A JP 33043588 A JP33043588 A JP 33043588A JP 33043588 A JP33043588 A JP 33043588A JP H02174213 A JPH02174213 A JP H02174213A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- depolarization
- voltage
- formation
- treatment
- chemical conversion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title claims abstract description 24
- 239000011888 foil Substances 0.000 title claims abstract description 24
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 20
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 19
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims description 9
- 230000028161 membrane depolarization Effects 0.000 claims abstract description 58
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 72
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 56
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 32
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N Phosphoric acid Chemical compound OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 26
- KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N citric acid Chemical compound OC(=O)CC(O)(C(O)=O)CC(O)=O KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 18
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 abstract description 13
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 21
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 10
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 9
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- WNLRTRBMVRJNCN-UHFFFAOYSA-N adipic acid Chemical compound OC(=O)CCCCC(O)=O WNLRTRBMVRJNCN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 241000531897 Loma Species 0.000 description 3
- 230000002999 depolarising effect Effects 0.000 description 3
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000001361 adipic acid Substances 0.000 description 2
- 235000011037 adipic acid Nutrition 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 238000007743 anodising Methods 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法
に関し、さらに詳しく言えば、同アルミニウム箔に異な
る化成電圧を印加して化成を行なうようにした多段化成
方法に関するものである。
に関し、さらに詳しく言えば、同アルミニウム箔に異な
る化成電圧を印加して化成を行なうようにした多段化成
方法に関するものである。
一般に、アルミニウム電解コンデンサの陽極は、電極用
アルミニウム箔をエツチングした後に、陽極酸化するこ
とにより製造される。高圧用の陽極箔を製造するにあた
って、従来ではまず第1段化成槽内で例えば200 V
の化成電圧を印加し、次に第2段化成槽内に移して30
0■電圧トで化成し、さらに第3段化成槽で370■化
成を行なった後、順に減極処理、熱処理、再化成などの
工程を経るようにしている。
アルミニウム箔をエツチングした後に、陽極酸化するこ
とにより製造される。高圧用の陽極箔を製造するにあた
って、従来ではまず第1段化成槽内で例えば200 V
の化成電圧を印加し、次に第2段化成槽内に移して30
0■電圧トで化成し、さらに第3段化成槽で370■化
成を行なった後、順に減極処理、熱処理、再化成などの
工程を経るようにしている。
l−記のように多段階に化成を行なっているが、従来法
による限り、化成箔の漏れ電流を満足する値にまで低ド
させることは困難であった。
による限り、化成箔の漏れ電流を満足する値にまで低ド
させることは困難であった。
本発明者は、この点を解決すべく鋭意研究を行なった結
果、この発明をなすに至った。
果、この発明をなすに至った。
上記課題を解決するため、この発明においては。
電解コンデンサ用アルミニウム姑に異なる化成電圧を多
段階に印加して同アルミニウム箔を化成するにあたって
、少なくとも各化成段階の間に、所定時間の減極処理を
行ない、さらには最終化成の後に熱処理し、減極処理し
、再化成を行なうようにしている。
段階に印加して同アルミニウム箔を化成するにあたって
、少なくとも各化成段階の間に、所定時間の減極処理を
行ない、さらには最終化成の後に熱処理し、減極処理し
、再化成を行なうようにしている。
第1図には化成を3段階に行なう場合の例が示されてい
るが、これについて説明すると、アルミニウム箔1は1
図示しない前処理]−程において所要の純水煮沸処理を
施されたのち、まず工程Aの第一次化成槽2内で例えば
電圧200 Vを印加されて第一次化成される。次に、
工程Bの減極槽3内において減極処理がなされ、続いて
に′8cの第二次化成槽4に移され、第二次化成(印加
電圧300V)が行なわれる。その後、工8!l〕の減
極槽5内で減極処理が行なわれ、E程Eの第三次化成槽
6(印加電圧370 V )に移行する。次工程1・’
の加熱室7による熱処理が行なわれ、引き続き減極槽8
内で減極処理Gが行なわれ、さらに再化成槽9における
再化成工程H1後処理槽IO内での後処理工程lが行な
われる。
るが、これについて説明すると、アルミニウム箔1は1
図示しない前処理]−程において所要の純水煮沸処理を
施されたのち、まず工程Aの第一次化成槽2内で例えば
電圧200 Vを印加されて第一次化成される。次に、
工程Bの減極槽3内において減極処理がなされ、続いて
に′8cの第二次化成槽4に移され、第二次化成(印加
電圧300V)が行なわれる。その後、工8!l〕の減
極槽5内で減極処理が行なわれ、E程Eの第三次化成槽
6(印加電圧370 V )に移行する。次工程1・’
の加熱室7による熱処理が行なわれ、引き続き減極槽8
内で減極処理Gが行なわれ、さらに再化成槽9における
再化成工程H1後処理槽IO内での後処理工程lが行な
われる。
なお、上記の各化成槽2,4,6および9に対応して第
一次、第二次および第一次化成用電源11゜12、13
がそれぞれ用意され、アルミニウム箔lはそれら電源の
(+)側に接続され、各化成槽内にはそれに対応する各
電源の(−)側に接続されるマイナス電極が配置されて
いる。図示の例において、再化成槽9は第三次化成槽6
と同じく第三沃化成用′市源13に接続されている。
一次、第二次および第一次化成用電源11゜12、13
がそれぞれ用意され、アルミニウム箔lはそれら電源の
(+)側に接続され、各化成槽内にはそれに対応する各
電源の(−)側に接続されるマイナス電極が配置されて
いる。図示の例において、再化成槽9は第三次化成槽6
と同じく第三沃化成用′市源13に接続されている。
この発明において、第一次化成液、第二次化成液、第、
二次化成液および再化成液は同一の化成液であっても、
またその他の異なる化成液であってもよい。
二次化成液および再化成液は同一の化成液であっても、
またその他の異なる化成液であってもよい。
化成゛1:程間の減極処理液および熱処理後の減極処理
液は同一の処理液であっても、またその他の異なる処理
液であってもよいが、化成液、再化成液および減極処理
液は電極箔を製造する一ヒで同一のものが好ましい。減
極処理の時間としては1〜30分間が好ましい。
液は同一の処理液であっても、またその他の異なる処理
液であってもよいが、化成液、再化成液および減極処理
液は電極箔を製造する一ヒで同一のものが好ましい。減
極処理の時間としては1〜30分間が好ましい。
熱処理は400〜550℃の大気中、N2ガスもしくは
Arガスなどの不活性ガス中で行なうのが好ましく、4
00℃未満であるとアルミニウム箔中の水分が十分に脱
水できず、また550℃を越えるとアルミニウム箔が溶
解し好ましくない、熱処理時間は数分から数七分が好ま
しく、1〜15分間がより好ましい。
Arガスなどの不活性ガス中で行なうのが好ましく、4
00℃未満であるとアルミニウム箔中の水分が十分に脱
水できず、また550℃を越えるとアルミニウム箔が溶
解し好ましくない、熱処理時間は数分から数七分が好ま
しく、1〜15分間がより好ましい。
」−記のように、多段化成を行なうにあたって、化成電
圧をステップアップさせるごとに、減極処理を行ない、
最終化成後に熱処理を行ない、さらに減極処理し、再化
成を行なうことにより、化成phの漏れ電流を小さくす
ることができる。
圧をステップアップさせるごとに、減極処理を行ない、
最終化成後に熱処理を行ない、さらに減極処理し、再化
成を行なうことにより、化成phの漏れ電流を小さくす
ることができる。
以ド、この発明の実施例を比較例とともに説明する。な
お、各実施例、比較例ともに化或は第三次まで行なって
いる。
お、各実施例、比較例ともに化或は第三次まで行なって
いる。
(実施例1)各化成槽2,4.6および9内に化成液と
して、クエン酸濃度0.03%水溶液を入れた。
して、クエン酸濃度0.03%水溶液を入れた。
また、各減極槽3,5,8内には、この化成液と同じク
エン酸濃度0.03%水溶液を減極処理液として入れた
。
エン酸濃度0.03%水溶液を減極処理液として入れた
。
工程A;第−次化成槽2において、lOmA/cjの定
電流にて200■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
電流にて200■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
工程B;;極槽3の減極処理液内に8分間浸漬した。
工程C;第二次化成槽4において、lomA/a!の定
電流にて300 Vまで電圧を上げ、この化成電圧を定
電圧状態にて10分間印加した。
電流にて300 Vまで電圧を上げ、この化成電圧を定
電圧状態にて10分間印加した。
]−程L):減極槽5の減極処理液内に上記工程Bと同
じく8分間浸漬した。
じく8分間浸漬した。
工程E;第第三化化成槽において、 10履A/−の定
電流にて370vまで電圧をとげ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
電流にて370vまで電圧をとげ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
工N l=’ ;加熱室7内で500℃、2分間の熱処
理を行なった。
理を行なった。
[程G;減極槽8の減極処理液内に上記]工程Bおよび
Dと同じく8分間浸漬した。
Dと同じく8分間浸漬した。
1−程Yl;再化成槽9内において、上記第三次化成と
同じ(lomA/cdの定電流にて370■まで電圧を
ヒげ、この化成電圧を定電圧状態にて13分間印加した
。
同じ(lomA/cdの定電流にて370■まで電圧を
ヒげ、この化成電圧を定電圧状態にて13分間印加した
。
T、程1;後処理槽IO内において、リン酸濃度2.5
%水溶液中に4分間浸漬した。
%水溶液中に4分間浸漬した。
〔評価〕」−記の各処理を終えたアルミニウム箭をyl
に極とし、他方のアルミニウム箔の陰極とをセパレータ
を介して巻回し、このコンデンサ素子にエチレングリコ
ールを主溶媒とした電解液を含浸させて、定格200V
、 30pFの電解コンデンサを製造したところ、その
漏れ一七流は4.5μA(1分値)であった。
に極とし、他方のアルミニウム箔の陰極とをセパレータ
を介して巻回し、このコンデンサ素子にエチレングリコ
ールを主溶媒とした電解液を含浸させて、定格200V
、 30pFの電解コンデンサを製造したところ、その
漏れ一七流は4.5μA(1分値)であった。
(実施例2)各化成槽2,4.6および9内の化成液は
、上記実施例1と同じクエン酸濃度0.03%水溶液と
した。これに対して、各減極槽3,5゜8内の減極処理
液には、リン酸濃度1%水溶液を使用した。
、上記実施例1と同じクエン酸濃度0.03%水溶液と
した。これに対して、各減極槽3,5゜8内の減極処理
液には、リン酸濃度1%水溶液を使用した。
]−程A;ヒ記実施例1と同じ。
工程B;減極槽3の減極処理液、すなわちリン酸濃度1
%水溶液内に8分間浸漬した。
%水溶液内に8分間浸漬した。
]−程C;上記実施例1と同じ。
■−程Dり減極槽5の減極処理液内にに記工程Bと同じ
く8分間浸漬した。
く8分間浸漬した。
工a b ;−上記実施例1と同じ。
工程ド;上記実施例1と同じ。
工程G;減極槽8の減極処理液内に上記工程Bおよびυ
と同じく8分間浸漬した。
と同じく8分間浸漬した。
■−程11:]−記実施例1と同じ。
【−程■;七記実施例1と同じ。
〔評価〕−ヒ記実施例1と同様の製品を製造したところ
、その漏れ電流は4.2μA(1分値)であった。
、その漏れ電流は4.2μA(1分値)であった。
〈比較例1〉各化成槽2,4,6および9内の化成液は
、上記実施例1と同じクエン酸濃度0.03%水溶液を
使用した。
、上記実施例1と同じクエン酸濃度0.03%水溶液を
使用した。
にPAA:上記実施例1と同じ。
工程B;減極処理せず。
rl程C;上記実施例1と同じ。
工程l〕;減極処理せず。
1:程1Σ°1−記実施例1と同じ。
工程1・” 、−に記実施例1の工程Gの減極処理せず
。
。
工程G;上記実施例1の工程ドと同じ。
工程H上記実施例1と同じ。
一]二Hi;−+−記実施例1と同じ。
〔評価〕上記実施例1と同様の製品を製造したところ、
その漏れ電流は9.2μAC1分値)であった。
その漏れ電流は9.2μAC1分値)であった。
(実施例3)各化成槽2,4.6および9内の化成液は
、はう酸濃度17%水溶液とした。また、各減極槽3,
5.8内の減極処理液は、上記実施例3と同じリン酸濃
度1%水溶液を使用した。
、はう酸濃度17%水溶液とした。また、各減極槽3,
5.8内の減極処理液は、上記実施例3と同じリン酸濃
度1%水溶液を使用した。
工程A;第−次化成槽2において、lOmA/+Jの定
電流にて200■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
電流にて200■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
工程B;減極槽3の減極処理液、すなわちリン酸−度1
%水溶液内に8分間浸漬した。
%水溶液内に8分間浸漬した。
且程C;第二次化成槽4において、lOa+A/c+J
の定電流にて300■まで電圧を上げ、この化成電圧を
定電圧状態にて10分間印加した。
の定電流にて300■まで電圧を上げ、この化成電圧を
定電圧状態にて10分間印加した。
工程D;減極槽5の減極処理液内に」〕記工程Bと同じ
く8分間浸漬した。
く8分間浸漬した。
工程E;第三次化成槽6において、10mA/−の定電
流にて370■まで電圧を」;げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
流にて370■まで電圧を」;げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
工程ド;加熱室7内で500℃、2分間の熱処理を行な
った。
った。
工程G;減極槽8の減極処理液内に上記工程BおよびD
と同じく8分間浸漬した。
と同じく8分間浸漬した。
に程F1;μm化成槽9内において、上記第三次化成と
同じ< 10mA/cdの定電流にて370Vまで電圧
をLげ、この化成電圧を定電圧状1a1にて13分間印
加した。
同じ< 10mA/cdの定電流にて370Vまで電圧
をLげ、この化成電圧を定電圧状1a1にて13分間印
加した。
1ユ程■フ後処理槽10内において、リン#濃度2.5
%水溶液中に4分間浸漬した。
%水溶液中に4分間浸漬した。
〔評価〕上記実施例1と同様の製品を製造したところ、
その漏れ電流は4.0pA(1分値)であった。
その漏れ電流は4.0pA(1分値)であった。
〈比較例2〉各化成槽2,4.6および9内の化成液は
、−に記実施例3と同じほう#i1度17%水溶液を使
用した。
、−に記実施例3と同じほう#i1度17%水溶液を使
用した。
工程A;上記実施例3と同じ。
工程B;減極処理せず。
工程C;」−記実施例3と同じ。
工程D;減極処理せず。
工8に’上記実施例3と同じ。
工程l・゛;上記実施例3の工8Gの減極処理せず。
コニ程G“上記実施例3の]二程ドと同じ。
工程11:」−記実施例3と同じ。
工程1;上記実施例3と同じ。
〔評価〕上記実施例3と同様の製品を製造したところ、
その漏れ1!流は9.0μA(1分値)であった。
その漏れ1!流は9.0μA(1分値)であった。
(実施例4)各化成槽2,4,6および9内の化成液と
して、リン酸濃度0.005%水溶液を使用し、また、
工程B、l)およびGの減極処理液は、上記実施例2お
よび3と同じリン酸濃度1%水溶液を使用した。
して、リン酸濃度0.005%水溶液を使用し、また、
工程B、l)およびGの減極処理液は、上記実施例2お
よび3と同じリン酸濃度1%水溶液を使用した。
工程A;第−次化成槽2において、10mA/a#の定
電流にて200■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
電流にて200■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
工程13;減極槽3の減極処理液、すなわちリン酸a度
1%水溶液内に8分間浸漬した。
1%水溶液内に8分間浸漬した。
工程C;第二次化成槽4において、lOmA/−の定電
流にて300 Vまで電圧を1−げ、この化成電圧を定
電圧状態にて10分間印加した。
流にて300 Vまで電圧を1−げ、この化成電圧を定
電圧状態にて10分間印加した。
工程D;減極槽5の減極処理液内に上記工程Bと同じく
8分間浸漬した。
8分間浸漬した。
工程E;第第三化化成槽において、lO■A/cdの定
電流にて370vまで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
電流にて370vまで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
■−程l・゛;;熱室7内で500℃、2分間の熱処理
を行なった。
を行なった。
口程G;減極槽8の減極処理液内に上記工程BおよびD
と同じく8分間浸漬した。
と同じく8分間浸漬した。
r′、程II ; +1j化成槽9内において、上記第
三次化成と同じ< lOmA/−の定電流にて370■
まで電圧を1−げ、この化成電圧を定電圧状態にて13
分間印加した。
三次化成と同じ< lOmA/−の定電流にて370■
まで電圧を1−げ、この化成電圧を定電圧状態にて13
分間印加した。
Iユ程I;後処理槽IO内において、リン酸濃度2.5
%水溶液中に4分間浸漬した。
%水溶液中に4分間浸漬した。
〔評価〕1−.記実施例1と同様の製品を製造したとこ
ろ、その漏れ電流は6.5μA(1分値)であった。
ろ、その漏れ電流は6.5μA(1分値)であった。
く比較例3〉各化成槽2,4.6および9内の化成液は
、」1記実施例4と同じリン酸濃度o、oos%水溶液
を使用した。
、」1記実施例4と同じリン酸濃度o、oos%水溶液
を使用した。
コ―程A;上記実施例4と同じ。
工程B;;極処理せず。
]―程C;」−記実施例4と同じ。
に程り;減極処理せず。
工程E;上記実施例4と同じ。
工程l・゛;七記実施例4の工程Gの減極処理せず。
工程G;;記実施例4の工程Fと同じ。
」二程lI;上記実施例4と同じ6
]−程1;上記実施例4と同じ。
〔評価〕上記実施例4と同様の製品を製造したところ、
その漏れ電流は10.9jA(1分値)であった。
その漏れ電流は10.9jA(1分値)であった。
(実施例5)各化成槽2,4.6および9内の化成液と
して、アジピン酸濃度0.01%水溶液を使用し、また
、工程B、l)およびGの減極処理液は、F、記実施例
2,3および4と同じリン酸濃度1%水溶液を使用した
。
して、アジピン酸濃度0.01%水溶液を使用し、また
、工程B、l)およびGの減極処理液は、F、記実施例
2,3および4と同じリン酸濃度1%水溶液を使用した
。
1−程A;第一次化成槽2において、 l Oa+A/
cxiの定電流にて200■まで電圧を上げ、この化
成電圧を定電圧状態にて10分間印加した。
cxiの定電流にて200■まで電圧を上げ、この化
成電圧を定電圧状態にて10分間印加した。
T、程B;減極槽3の減極処理液、すなわちリン#温度
1%水溶液内に8分間浸漬した。
1%水溶液内に8分間浸漬した。
工程C;第二次化成槽4において、10o+A/dの定
電流にて300 Vまで電圧を一ヒげ、この化成電圧を
定電圧状態にて10分間印加した。
電流にて300 Vまで電圧を一ヒげ、この化成電圧を
定電圧状態にて10分間印加した。
rail);減極槽5の減極処理液内に上記工程Bと同
じく8分間浸漬した。
じく8分間浸漬した。
工程E;第三次化成槽6において、 10mA/−の定
電流にて370■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
電流にて370■まで電圧を上げ、この化成電圧を定電
圧状態にて10分間印加した。
[程l・゛;;熱室7内で500℃、2分間の熱処理を
行なった。
行なった。
且程G;減極槽8の減極処理液内に上記工程BおよびD
と同じく8分間浸漬した。
と同じく8分間浸漬した。
工程!−1;再化成槽9内において、−上記第三次化成
と同じ< 10mA/aJの定電流にて370■まで電
圧を1−げ、この化成電圧を定電圧状態にて13分間印
加した。
と同じ< 10mA/aJの定電流にて370■まで電
圧を1−げ、この化成電圧を定電圧状態にて13分間印
加した。
(81;後処理槽IO内において、リン酸濃度2.5%
水溶液中に4分間浸漬した。
水溶液中に4分間浸漬した。
〔評価〕E上記施例1と同様の製品を製造したところ、
その漏れ電流は5.5#A(1分値)であった。
その漏れ電流は5.5#A(1分値)であった。
〈比較例4〉各化成槽2,4.6および9内の化成液は
、上記実施例5と同じアジピン酸濃度0.01%水溶液
を使用した。
、上記実施例5と同じアジピン酸濃度0.01%水溶液
を使用した。
工程A;に記実施例5と同じ。
工程B;減極処理せず。
工程C;上記実施例5と同じ。
工程り、減極処理せず。
工程E;上記実施例5と同じ。
工程1・′°上記実施例5の工程Gの減極処理せず。
工程G;上記実施例5の工程ドと同じ。
且程1−1;J−記実施例5と同じ。
工程1;上記実施例5と同じ。
〔評価〕」−記実施例5と同様の製品を製造したところ
、その漏れ電流は1O60μA(1分値)であった。
、その漏れ電流は1O60μA(1分値)であった。
上記各実施例から、この発明によれば、比較例に比べて
漏れ電流をかなり低く抑えこめることが確認された。
漏れ電流をかなり低く抑えこめることが確認された。
第1図はこの発明による化成方法の一実施例に係る工程
図である。 1はアルミニウム箔、2,4,6.9は化成槽。 3.5.8は減極槽、7は加熱室である。 特許出願人 エルナー株式会社 代理人 弁理士 大 原 拓 也 手 続 補 正 書(自 発) 平成元年6月27日 特許庁長官 8111 文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第33o4a5−1唄2゜ 発明の名称 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 工ルナー株式会社 5゜ 補正命令の[」付(自 年月 発) H(発送臼;同年 月 ■) 6、補正の対象 明細書中の 「発明の詳細な説明」 の欄 7、補正の内容 (1)明細書、第4頁第20行の する。 r数分」 をr数十秒Jに訂正 以 上
図である。 1はアルミニウム箔、2,4,6.9は化成槽。 3.5.8は減極槽、7は加熱室である。 特許出願人 エルナー株式会社 代理人 弁理士 大 原 拓 也 手 続 補 正 書(自 発) 平成元年6月27日 特許庁長官 8111 文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第33o4a5−1唄2゜ 発明の名称 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 工ルナー株式会社 5゜ 補正命令の[」付(自 年月 発) H(発送臼;同年 月 ■) 6、補正の対象 明細書中の 「発明の詳細な説明」 の欄 7、補正の内容 (1)明細書、第4頁第20行の する。 r数分」 をr数十秒Jに訂正 以 上
Claims (1)
- (1)電解コンデンサ用アルミニウム箔に異なる化成電
圧を多段階に印加して同アルミニウム箔を化成する化成
方法において、 少なくとも各化成段階の間に、所定時間の減極処理を行
ない、最終化成後に熱処理を行ない、さらに減極処理後
に再化成を行なうようにした電解コンデンサ用アルミニ
ウム箔の化成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33043588A JPH02174213A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33043588A JPH02174213A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02174213A true JPH02174213A (ja) | 1990-07-05 |
Family
ID=18232579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33043588A Pending JPH02174213A (ja) | 1988-12-27 | 1988-12-27 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02174213A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002008949A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
JP2007142141A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Nichicon Corp | 電解コンデンサ用アルミニウム電極箔の製造方法 |
JP2007281246A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Nichicon Corp | 電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
JP2009097066A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 表面処理アルミニウム材料の製造方法 |
CN103741187A (zh) * | 2014-01-06 | 2014-04-23 | 广西贺州市桂东电子科技有限责任公司 | 一种中高压电子铝箔化成生产供电溶液及其使用方法 |
-
1988
- 1988-12-27 JP JP33043588A patent/JPH02174213A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002008949A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
JP2007142141A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Nichicon Corp | 電解コンデンサ用アルミニウム電極箔の製造方法 |
JP2007281246A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Nichicon Corp | 電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |
JP2009097066A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 表面処理アルミニウム材料の製造方法 |
CN103741187A (zh) * | 2014-01-06 | 2014-04-23 | 广西贺州市桂东电子科技有限责任公司 | 一种中高压电子铝箔化成生产供电溶液及其使用方法 |
CN103741187B (zh) * | 2014-01-06 | 2016-08-24 | 广西贺州市桂东电子科技有限责任公司 | 一种中高压电子铝箔化成生产供电溶液及其使用方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6231993B1 (en) | Anodized tantalum pellet for an electrolytic capacitor | |
US7780835B2 (en) | Method of making a capacitor by anodizing aluminum foil in a glycerine-phosphate electrolyte without a pre-anodizing hydration step | |
CN111696786B (zh) | 高压片式固体电解质钽电容器的制备方法 | |
JPH02174213A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 | |
JP2000073198A (ja) | バルブ金属を陽極処理するための方法及び電解質 | |
US6620306B2 (en) | Method of manufacturing electrode foil for aluminum electrolytic capacitor and AC power supply unit | |
JP2000348984A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JP2727823B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JP2663541B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JPH02128415A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 | |
JP3853432B2 (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JPH09246111A (ja) | アルミ電解コンデンサ用電極箔の化成方法 | |
JP3478039B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ用電極箔の化成方法 | |
JPH01266712A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JPH0330309A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の化成方法 | |
JPH10112423A (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の化成方法 | |
JPH04279017A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JPH09246110A (ja) | アルミ電解コンデンサ用陽極箔の化成方法 | |
JP4421765B2 (ja) | アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JPH02216810A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 | |
JPH02216811A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 | |
JP2007281246A (ja) | 電解コンデンサ用電極箔の製造方法 | |
JP2007067172A (ja) | 電解コンデンサ用アルミニウム電極箔の製造方法 | |
JPS6035513A (ja) | 電解コンデンサ用アルミ箔の製造方法 | |
JPH01287916A (ja) | アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法 |