JPH02216810A - 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 - Google Patents
電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法Info
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- JPH02216810A JPH02216810A JP3752489A JP3752489A JPH02216810A JP H02216810 A JPH02216810 A JP H02216810A JP 3752489 A JP3752489 A JP 3752489A JP 3752489 A JP3752489 A JP 3752489A JP H02216810 A JPH02216810 A JP H02216810A
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Landscapes
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法
に関し、さらに詳しく言えば、アルミニウム箔を化成す
るに先立って行われる水和処理に関するものである。
に関し、さらに詳しく言えば、アルミニウム箔を化成す
るに先立って行われる水和処理に関するものである。
（従来の技術〕
電解コンデンサの陽極として使用される電極箔、例えば
平滑なアルミニウム箔やエツチングにより表面積が拡大
されたアルミニウム箔は、これに陽極酸化皮膜を形成す
る化成処理に先立って水和処理が施される。
平滑なアルミニウム箔やエツチングにより表面積が拡大
されたアルミニウム箔は、これに陽極酸化皮膜を形成す
る化成処理に先立って水和処理が施される。
水和処理は、アルミニウム箔の表面に水酸化皮膜を形成
させることを目的とするものであるが。
させることを目的とするものであるが。
通常はアルミニウム箔を高温の純水中に浸漬することに
よって行われる。
よって行われる。
これによれば、化成時の使用電気量が節約され、また、
静電容量も増大される。しかしながら、耐電圧が低い場
合には良好な結果が得られず、約１５０■以上の場合に
のみ有用であるという制約があった。
静電容量も増大される。しかしながら、耐電圧が低い場
合には良好な結果が得られず、約１５０■以上の場合に
のみ有用であるという制約があった。
そこで、純水中に微黛の硅酸アルカリ土類金属て水和処
理することが提案された（例えば、特公昭５７−６２５
０号公報参照）、この方法によると、使用電圧の低いも
のに対してまでも水和処理が有用とされるが、ｔａｎδ
（損失角の正接）、漏れ電流については特に改善されな
い。
理することが提案された（例えば、特公昭５７−６２５
０号公報参照）、この方法によると、使用電圧の低いも
のに対してまでも水和処理が有用とされるが、ｔａｎδ
（損失角の正接）、漏れ電流については特に改善されな
い。
上記の課題を解決するため、この発明においては、アル
ミニウム箔に酸化皮膜を形成する化成処理を行うに先立
って、同アルミニウム箔をアミンを添加した水溶液中に
おいてホイル処理することを特徴としている。
ミニウム箔に酸化皮膜を形成する化成処理を行うに先立
って、同アルミニウム箔をアミンを添加した水溶液中に
おいてホイル処理することを特徴としている。
これによれば、使用電圧の低いものまでに対しても、化
成時の使用電気斌の節約、静電容量の増大はもとより、
ｔａｎδおよび漏れ電流が低下される。
成時の使用電気斌の節約、静電容量の増大はもとより、
ｔａｎδおよび漏れ電流が低下される。
なお、アミン濃度は０．００５〜０．１■Ｏ１／１であ
ることが好ましい。また、使用し得るアミンとしては。
ることが好ましい。また、使用し得るアミンとしては。
エチルアミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン
、プロピルアミン、ジプロピルアミン、ブチルアミンな
どが挙げられる。
、プロピルアミン、ジプロピルアミン、ブチルアミンな
どが挙げられる。
（実施例１）
（Ａ）前処理；アルミニウム箔を０．０１ｓ＋ｏｌ／ｌ
のエチルアミン水溶液（液温９８℃以上）に９分間浸漬
してホイル処理した。
のエチルアミン水溶液（液温９８℃以上）に９分間浸漬
してホイル処理した。
（Ｂ）化成処理；硼酸１７％、硫安０．０５％を含む化
成液（液温８５℃）中において、電流密度１０■Ａ／ａ
ｄ、 ３８０Ｖの化成電圧を４０分印加した。
成液（液温８５℃）中において、電流密度１０■Ａ／ａ
ｄ、 ３８０Ｖの化成電圧を４０分印加した。
（Ｃ）減極処理；Ｐ）１９のアンモニア水（液温７０℃
）中に３分間浸漬した。
）中に３分間浸漬した。
（Ｌ））熱処理；５００℃の加熱雰囲気中に２分間放置
した。
した。
（Ｅ）再化成：上記（Ｂ）と同じ、ただし、印加時間は
１３分。
１３分。
（ド）減極処理：上記（Ｃ）と同じ。
（Ｇ）熱処理；上記（Ｉ））と同じ。
（Ｈ）再化成：上記（Ｅ）と同じ。
（Ｉ）後処理； ｐ８６．５のリン酸、アンモニア混合
水溶液（液温３０℃）中に４分間浸漬した。
水溶液（液温３０℃）中に４分間浸漬した。
（実施例２）
（Ａ）前処理；アルミニウム箔を０．０１■ｏｆ／ｌの
ジエチルアミン水溶液（液温９８℃以上）に９分間浸漬
してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜（Ｉ）までの工程
は上記実施例１と同じ。
ジエチルアミン水溶液（液温９８℃以上）に９分間浸漬
してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜（Ｉ）までの工程
は上記実施例１と同じ。
（実施例３）
（Ａ）前処理；アルミニウム箔を０．０１腸。ｌ／ｌの
トリエタノールアミン水溶液（液温９８℃以上）に９分
間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜（１）まで
の工程は上記実施例１と同じ。
トリエタノールアミン水溶液（液温９８℃以上）に９分
間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜（１）まで
の工程は上記実施例１と同じ。
（実施例４）
（Ａ）前処理；アルミニウム箔を０．０１ｍｏｌ／ｌの
ジー１ｓｏ−プロピルアミン水溶液（液温９８℃以上）
に９分間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜（Ｉ
）までの工程は上記実施例１と同じ。
ジー１ｓｏ−プロピルアミン水溶液（液温９８℃以上）
に９分間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜（Ｉ
）までの工程は上記実施例１と同じ。
〈比較例１〉
（Ａ）前処理；アルミニウム箔を純水（液温９８℃以上
）中に９分間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜
（Ｉ）までの工程は上記実施例１と同じ。
）中に９分間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｂ）〜
（Ｉ）までの工程は上記実施例１と同じ。
〈比較例２〉
（Ａ）前処理；アルミニウム箔を硅酸アルカリを硅＃濃
度にして０．１％含む熱水（液？！！９８℃以上）中に
９分間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｈ）〜（１）
までの工程は上記実施例１と同じ。
度にして０．１％含む熱水（液？！！９８℃以上）中に
９分間浸漬してホイル処理した。以後の（Ｈ）〜（１）
までの工程は上記実施例１と同じ。
上記実施例１〜４および比較例１，２にて得られたアル
ミニウム化成Ｍ （１５Ｘ ２７０■）を陽極として、
定格２５０Ｖ、３０μＦの電解コンデンサを試作し、そ
の静電容量、ｔａｎδおよび漏れ電流−を測定した結果
を次表に示す。
ミニウム化成Ｍ （１５Ｘ ２７０■）を陽極として、
定格２５０Ｖ、３０μＦの電解コンデンサを試作し、そ
の静電容量、ｔａｎδおよび漏れ電流−を測定した結果
を次表に示す。
（表）
この表から明らかなように、この発明によれば、静電容
量、ｔａｎδおよび漏れ電流いずれにおいても従来法に
したがった比較例に比べて良好な値を示している。
量、ｔａｎδおよび漏れ電流いずれにおいても従来法に
したがった比較例に比べて良好な値を示している。
手 続 補 ＪＥ 書（自 発）
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、アルミニウム
箔をアミンを添加した水溶液中においてホイル処理する
ことにより、その後に行われる化成処理時における使用
電気量の節約、静電容量の増大、ｔａｎδ（電気損失角
）および漏れ電流の低下が達成される。
箔をアミンを添加した水溶液中においてホイル処理する
ことにより、その後に行われる化成処理時における使用
電気量の節約、静電容量の増大、ｔａｎδ（電気損失角
）および漏れ電流の低下が達成される。
特許出願人 工ルナー株式会社
代理人 弁理士 大 原 拓 也特許庁長官 吉
１）文 毅 殿 １、事件の表示 平成元年特許願第３７５２４号 ２、発明の名称 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法３、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 工ルナー株式会社 年 月 日（発送臼：同年 月 日） ７、補正の内容 （１）特許請求の範囲を別紙のように補正する。
１）文 毅 殿 １、事件の表示 平成元年特許願第３７５２４号 ２、発明の名称 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法３、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 工ルナー株式会社 年 月 日（発送臼：同年 月 日） ７、補正の内容 （１）特許請求の範囲を別紙のように補正する。
（２）明＃ｌ害、第３頁第１０行「ホイル処理ノの記載
を１熱水処理、Ｄと訂正する。
を１熱水処理、Ｄと訂正する。
（３）同書、同頁第１１行［特徴としている。」の記載
の後にｒこの場合、熱水の温度としては９０℃以」二が
好ましい、」を加入する。
の後にｒこの場合、熱水の温度としては９０℃以」二が
好ましい、」を加入する。
（４）同書、第４頁第５行「ホイル処理」の記載を「熱
水処理」と訂正する。
水処理」と訂正する。
（５） １ｉｊｌ得、第５頁第３行、第８行、第１３行
および第１７行「ホイル処理」の記載をそれぞれＶ熱水
処理Ｊと訂正する。
および第１７行「ホイル処理」の記載をそれぞれＶ熱水
処理Ｊと訂正する。
（６）同書、第６頁第３行「ホイル処理」の記載を「熱
水処理」と訂正する。
水処理」と訂正する。
（７）同書、第７頁第５行「ホイル処理」の記載をｒ熱
水処理」と訂正する。
水処理」と訂正する。
別紙（特願平１−３７５２４号）
！ｉ’２、特許請求の範囲
（１）アルミニウム箔に酸化皮膜を形成する化成処理を
行うに先立って、同アルミニウム箔をアミンを添加した
水溶液中において良木処理することを特徴とする電解コ
ンデンサ用アルミニウム箔の製造方法。
行うに先立って、同アルミニウム箔をアミンを添加した
水溶液中において良木処理することを特徴とする電解コ
ンデンサ用アルミニウム箔の製造方法。
（２）」−配水溶液中におけるアミンの濃度は、０．０
０５〜Ｏ，１ｍｏｌ／ｌである請求項１記載の電解コン
デンサ用アルミニウム箔の製造方法。
０５〜Ｏ，１ｍｏｌ／ｌである請求項１記載の電解コン
デンサ用アルミニウム箔の製造方法。
（３）上記水溶液中に添加されるアミンは、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、プロピル
アミン、ジプロピルアミン、ブチルアミンから選ばれる
請求項１または２記載の電解コンデンサ用アルミニウム
済の製造方法。」以 −辷
ン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、プロピル
アミン、ジプロピルアミン、ブチルアミンから選ばれる
請求項１または２記載の電解コンデンサ用アルミニウム
済の製造方法。」以 −辷
Claims (3)
- （１）アルミニウム箔に酸化皮膜を形成する化成処理を
行うに先立って、同アルミニウム箔をアミンを添加した
水溶液中においてホイル処理することを特徴とする電解
コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法。 - （２）上記水溶液中におけるアミンの濃度は、０．００
５〜０．１ｍｏｌ／ｌである請求項１記載の電解コンデ
ンサ用アルミニウム箔の製造方法。 - （３）上記水溶液中に添加されるアミンは、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、プロピル
アミン，ジプロピルアミン、ブチルアミンから選ばれる
請求項１または２記載の電解コンデンサ用アルミニウム
箔の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752489A JPH02216810A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3752489A JPH02216810A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02216810A true JPH02216810A (ja) | 1990-08-29 |
| JPH0566004B2 JPH0566004B2 (ja) | 1993-09-20 |
Family
ID=12499931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3752489A Granted JPH02216810A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 電解コンデンサ用アルミニウム箔の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02216810A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001155713A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-06-08 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 電極リード部材及び電池 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102057222B (zh) | 2007-02-27 | 2013-08-21 | 普拉斯科能源Ip控股公司毕尔巴鄂-沙夫豪森分公司 | 具有加工过的原料/焦炭转化和气体重组的气化系统 |
| US9321640B2 (en) | 2010-10-29 | 2016-04-26 | Plasco Energy Group Inc. | Gasification system with processed feedstock/char conversion and gas reformulation |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP3752489A patent/JPH02216810A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001155713A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-06-08 | Fujimori Kogyo Co Ltd | 電極リード部材及び電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0566004B2 (ja) | 1993-09-20 |
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