JPH0217419B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転する支持体上に配設されてい
て、接着剤が塗布されるラベルの収容面を有し固
有の軸線を中心として回転可能な少なくとも一個
の断面扇形をなすセグメント部材を有し、このセ
グメント部材は回転する接着剤ローラに沿つて収
容面への接着剤塗布後、ラベルだめをなすラベル
マガジンからその都度前方にあるラベルをとり出
してこれをラベル貼り部材をなす回転する捕捉シ
リンダーに供給し、該捕捉シリンダーはラベルの
接着剤がついている面をラベルに接近して移動す
るびんに貼付け、その際、ノズルである塗布機構
によつて接着剤ローラのローラジヤケツトに塗布
された接着剤の層の厚味を間隔変更可能なワイパ
ー式の接着剤掻取用桟によつて調節することがで
きる、びん或いは類似のもののためのラベル貼り
ステーシヨンに関する。

〔従来の技術〕

ラベル貼りステーシヨンに生じる頻繁な故障の
原因は次の点にある。即ちびんの供給が中断する
か或いは間があいたりすると、セグメント部材が
ラベルマガジンから更にラベルをとり出すが、し
かしびんがないのでラベルは貼ることができな
い。必要とされなかつたこれらのラベルはラベル
貼りステーシヨンの中のどこかにたまつていて、
びんの供給が完全に再開された場合次のラベルの
完全な貼りつけの妨げになる。この問題を克服す
るために、ぼんの供給に欠陥があつたり、中断し
たりした場合、ラベルマガジンからのラベルの供
給を停止することが知られている。そうすればな
る程ラベル貼りのときの主な故障の原因は除かれ
るが、しかし同時に次のような別の故障の原因が
生じる。即ちびん供給が中断又は遠のいたとき接
着剤ローラに接着剤が供給され、従つて又セグメ
ント部材にも接着剤が供給され続ける。ラベル供
給が停止したときはセグメント部材から接着剤が
とり出されないので、接着剤が過剰になつてセグ
メント部材から飛び散つて、ラベル貼りステーシ
ヨンを汚すことになる。

この問題を解決するために、接着剤掻取り具を
ぐつと近付けることにより、接着剤ローラに対す
る接着剤の供給は続けるが、除去しなければなら
ない程接着剤が厚くはならないようにすることが
知られている（ドイツ連邦共和国特許出願公開第
2632332号公報）。

この公知のラベル貼りステーシヨンの場合に
は、接着剤ローラと従つてまたセグメント部材を
も接着剤の継続的供給によつて湿潤させる必要が
あると思われてきた。接着剤スクレーパーによる
完全な乾燥削除には、ローラ表面が過熱する危険
を伴う。無負荷回転位置から運転位置へ及びその
逆の切換えを可能にする必要から経時中の初期の
最も正確な設定の際にも、運転及び無負荷回転に
対する接着剤の層の厚味の正確な設定の可能性を
失わせる遊びが生じる。調節がもうコントロール
できなくなると次のような危険が生じる。即ち運
転位置において接着剤の塗布が多過ぎたり少な過
ぎたりし、また無負荷回転位置では接着剤塗布が
多過ぎるか或いは接着剤スクレーパーが強過ぎる
押圧力で接着剤ローラ上に位置して、その結果接
着剤ローラの敏感なジヤケツトが過熱する。

〔発明が解決しようとする課題〕

この発明の課題は、ローラジヤケツトへの接着
剤塗布が完全に停止されて、ローラジヤケツト及
びセグメント部材から接着剤が除去されるよう
な、ラベル貼りステーシヨンの供給にある。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は次のようにして解決される。即ち接
着剤ローラの回転方向に対してワイパー式の接着
剤掻取用桟の前方でシリンダーケーシング、ピス
トン、斜めの溝、ピン、ばね、キー・溝結合、カ
バー、締付片から成る回動駆動装置によつて、接
着剤スクレーパーを接着剤ローラに接触させるこ
とができ且つ塗布機構が接着剤ローラのローラジ
ラケツトの方へ向けられた放射方向を接着剤ロー
ラのローラジヤケツトから離れるように回動可能
であり、接着剤ローラの下側に接着剤の受皿を設
けたことによつて解決される。

〔作用〕

この発明では、最初に設定された掻取具即ちワ
イパー式の接着剤掻取用桟の接着剤ローラに対す
る間隔が無負荷回転中にも維持される。これによ
つて、接着剤層厚味に影響する、接着剤塗布に関
係する他の移動可能の部分の切換の遊びが接着剤
層の厚味に確実に影響しなくなる。接着剤スクレ
ーパーには、無負荷運転時に接着剤をローラジヤ
ケツトから乾燥削除するという役目しかないの
で、接着剤スクレーパーはローラジヤケツトが過
熱しないような構成にすることができる。接着剤
スクレーパーは結局、接着剤削除過程が必要とす
る間だけ活用できれば良い。接着剤ローラに沿つ
て取出部材であるセグメント部材が転動し続ける
ので、該部材は直接に接着剤のない接着剤ローラ
を介して接着剤を除かれる。今迄公知になつてい
るラベル貼りステーシヨンでは接着剤の供給が完
全に停止されたか、或いは制限されたか、又は完
全に維持されたかの何れかであつたのに対して、
この発明では接着剤の供給が維持される。しかし
接着剤ローラへの塗布は行われない。接着剤射出
方向の偏向によつて接着剤ローラには接着剤がつ
かない。それに反して接着剤射出方向の復帰回動
によつて極めて早く次の接着剤塗布ができる。

塗布機構がスロツトノズルである場合には、接
着剤ローラに再び接着剤をつけるのが特に迅速に
行われる。スロツトノズルは縦スロツトとして一
本の管中に形成することができる。そのようなノ
ズルは接着剤ローラの全長に素早く接着剤を塗布
する。

好ましい態様の場合には、接着剤スクレーパー
はローラジヤケツトに特に接線方向から応力を生
じる状態で接触する。接着剤スクレーパーはゴム
性弾性を有する材料で作ることができる。

無負荷回転のためには塗布機構も接着剤スクレ
ーパーも働かさなければならないので、該機構や
スクレーパーに共通の回動駆動部材をつけるのが
好都合である。好ましい回動駆動部材はシリンダ
ーピストン構造から構成され、傾斜溝とピンを介
して位置固定されたシリンダーケーシングに結合
されたそのピストンに塗布機構が回転不能に結合
されている。

特に、回動駆動部材によつて応力が生じるよう
にロージヤケツトに接触する弾性板から成る可撓
性の接着剤スクレーパーと連結する接着剤ローラ
が、耐摩耗性材料でできているローラジヤケツト
とローラジヤケツトを支持し半径方向にたわむ支
持部材とからなる複合構造を有するのが好都合で
あることが実証されている。この場合ローラジヤ
ケツトは形状に崩さない、本質的には剛性材料、
たとえばスチール板で作ることができる。支持部
材はゴム性弾性のある材料で作ることができ且つ
中空軸上に回転可能に支承されたスリーブ上に座
着している。支持部材はリングであるのが好都合
で且つ軸方向に相互に間隔をおいて配設されてい
る。このような接着剤ローラでは過熱による局部
過熱さえ殆んど障害にはならない。何となればロ
ーラジヤケツトは耐熱材料で作ることができるか
らである。たとえばスチール製の形状を崩さない
ジヤケツトにも拘らず、このジヤケツトはセグメ
ント部材に接して転動する場合可撓性の支承によ
つてたわむ。

〔実施例〕

実施例を示した図をもとに更に詳しく説明す
る。

第１図に示すように、ラベルを貼るべきびん１
は一列に並んで直立してコンベヤベルトによつ
て、特にプレートコンベヤ２によつて矢印P₁の
方向に運搬される。運搬途中に触感部材３が配設
されており、これをびん１が押し返し、びん供給
が中断したり、間隔があいたりすると、びんの軌
道に進入し、種々の部材に対して制御信号を発す
る。びん１は更に先の軌道で配分用スクリユーコ
ンベヤ４の領域に入る。この配分用スクリユーコ
ンベヤはびんをひき離し、星形部材５に供給す
る。星形部材５からびんは皿部材６に達し、そこ
に、図示してない部材によつて保持され、その固
有の軸を中心に回転させられ且つ回動させられ、
びんに貼着されるラベルは図示しねないブラシの
近くを通過する際完全にびんに添着される。

皿部材６によつて搬送されるびん１の円弧状軌
道にはラベル貼りステーシヨン７が配設されてい
る。このステーシヨンは回転する接着剤ローラ
８、接着剤が塗布されるラベルの収容面をもつた
いくつかの断面扇形をなすセグメント部材１０を
有する回転支持体９、支持体９の周縁部方向に固
定してラベルだめとして形成されたラベルマガジ
ン１１、回転する捕捉シリンダー１２を有する接
着剤塗布装置から構成されている。接着剤ローラ
８は回転不能に保持された中空軸３３を有する。
該中空軸の中を駆動軸３４が通つており、この駆
動軸は中心の駆動装置に接続されている。中空軸
３３には、軸受３５，３６によつてスリーブ３７
が回転可能に支承されている。このスリーブは一
枚の板３８によつて駆動軸３４に回転不能に結合
されている。

円筒形スリーブ３７は外側面にゴム性弾性のあ
る材料でできたリングとして、形成されて、相互
に軸方向にずらして配設されたいくつかの支持部
材３９を支持している。この支持部材はスチール
板或いは硬質材料、何れにしても耐摩耗性材料で
できている形を崩さない円筒状のローラジヤケツ
ト４０を支持する。ローラジヤケツトを支持する
支持部材３９と結合されたローラジヤケツト４０
はローラに半径方向の可撓性を与えて、摩擦に対
する大きな耐摩耗性を保証する。故障によつてラ
ベルがセグメント部材１０の接着剤が塗布された
収容面の上にとどまつたり或いはローラ８からス
クレーパー１７の前迄詰まつても、ローラ８はセ
グメント部材１０の領域における極めて強い圧力
によつても、摩擦又は摩耗に基づく熱によつても
破壊されない。

第４図に示すように、接着剤の供給は管１５の
上端部に固定された接続小管をもつ湾曲管を通つ
て行なわれる。接続小管には弾性チユーブを接続
してあり、このチユーブは図示してない接着剤容
器中の図示してない接着剤ポンプに通じている。
管１５の下端部には栓があり、接着剤は必ずスロ
ツト状の塗布機構１６から出て行く。

以上に記載したラベル貼り機は次のように作動
する。

即ち接着剤ローラ８に接着剤がうすく塗布され
る。接着剤ローラ８に接して転動するセグメント
部材１０はローラジヤケツト４０から接着剤をと
り、ラベルマガジン１１の前側面に沿つて転動す
る。その場合該セグメン部材はラベルマガジン１
１からその都度最前にあるラベルをとり出し、そ
れを、複数個の捕捉部材１３をそなえた捕捉シリ
ンダー１２に渡す。捕捉シリンダーはラベル１４
を一枚づつ各びんに付着する。図示してない部材
がびんをまわし、図示してないブラシの近くを通
過し、そこでラベルは完全にびんに接着させられ
る。

びんの列の間隙に感応する触感部材３は時限素
子でその間隔の長さを測る。短い間隙を感知する
と、ラベルマガジン１１を図示してない手段で後
方へ制御するので、それ以上のラベルがラベルマ
ガジン１１からとり出されることはない。間隙が
長い場合には、接着剤ローラの塗布作業が、下記
のような仕方で中断される。しかし機械は動き続
ける。

前記の接着剤ローラ８を有する接着剤塗布装置
は接着剤塗布機構として、接着剤ローラ８に軸平
行に設けられた、縦スロツトからなる塗布機構１
６付きの管１５を有する。スロツト状の塗布機構
１６は半径方向にあるのではなく、少し傾いてい
るので、流出する接着剤に対しては好都合な離反
縁ができる。管１５にはばね板の形の接着剤スク
レーパー１７が取付けられている。スロツト状の
塗布機構１６と接着剤スクレーパー１７の放射方
向の角度的関係は、塗布機構１６の放射方向がロ
ーラジヤケツト４０の方に向けられた場合に接着
剤スクレーパー１７がジヤケツト表面から第５図
に示すように逆旋回しており、一方塗布機構１６
のスロツトの放射方向がジヤケツト表面を通過す
る方向に向けられた場合には、接着剤スクレーパ
ー１７がジヤケツト表面にほぼ接線的に接触する
ものである（第３図）。

管１５をスクレーパー１７と共に旋回させるた
めに、シリンダーピストン構造の形式のありふれ
た調節機構を設けてある（第４図）。このシリン
ダーピストン構造は位置固定されたシリンダーケ
ーシング１８と一側方に加圧されるピストン１９
とから構成されている。該ピストンはその円筒面
の一部に斜めの溝２０を有する。該溝２０には、
第４ｂ図に部分詳細図で示したようにピン２１が
係合する。ピストンの上側面から圧力が加わる
と、ピストン１９はばね２２の力に抗つてケーシ
ング１８の内側を軸方向に移動するだけではな
く、斜めの溝２０とこれに係合するピン２１とに
よつて旋回もする。この旋回運動は管１５を共に
旋回させる。管１５はキー・溝結合２３を介して
ピストン１９に対して軸方向の移動に関してピス
トン１９と回転不能に結合されている。軸方向の
移動性に対して管１５はケーシング１８のカバー
２５，２６に接触している締付片２７，２８によ
つて移動不能に保証されている。シリンダーケー
シング１８もフランジどめされている基台２９に
は半径方向からローラ８に接近可能な接着剤掻取
用桟３０が固定されている。この桟３０は所望の
厚さの接着剤層の厚さに合され、無負荷回転（び
ん供給休止）の場合にも通常運転の場合にもその
位置にとどまる。ローラ８の下端面には、この下
端面に接着剤をつけないようにする別のスクレー
パー３２が接触している。接着剤塗布装置の下側
には受皿３１があり、ここに不必要となつた接着
剤がたまる。この接着剤は塗布部材である管１
５、塗布機構１６に逆もどしされる。

びんの列が途絶えていないときには、管１５、
スロツト状の塗布機構１６は第５図に示した位置
にある。この位置では接着剤はスロツト放射とし
て過剰に直接接着剤ローラジヤケツトに塗布され
る。一定の厚さの接着剤層に合わされた接着剤掻
取用桟３０（たとえば0.05ミリメートル間隔）
は、ローラ表面に沿つて転動するセグメント部材
１０が充分に接着剤を収容でできるように接着剤
を配量する。触感部材３がびんの列の中に間隙を
みつけると、ピストン１９に押圧剤が当るので、
管１５は第３図に示した位置に回転させられる。
この位置では、更に出てくる接着剤がもはやロー
ラ表面には当らないで、直接受皿３１に流入す
る。スロツト状の塗布機構１６の管１５の壁内で
の傾斜配置のためにローラ側に有効な離反縁がで
きて、僅かな量の接着剤もローラジヤケツトに当
らないようにする。ローラジヤケツトから投げと
ばされた接着剤による汚染もない。何となればロ
ーラ８への接着剤供給が停止するだけでなく、ロ
ーラジヤケツトにある接着剤さえスクレーパー１
７によつて除去されるからである。従つてローラ
ジヤケツトに接着剤がこびりつくことがない。そ
の上乾式削除されたローラ８を介して、付加部材
の必要なしにセグメント部材１０の接着剤除去も
行なわれる。

従来のすべてのラベル貼り機では、セグメント
部材から離すとき、ときどき一枚のラベルが捕捉
シリンダーの捕捉部材によつて裂けて全部又は一
部がセグメント部材に付着したままになる。この
ラベルはセグメント部材のその後の接着剤吸収に
際して屡々接着剤ローラに移り、調節可能な接着
剤スクレーパー迄運ばれる。ラベルはそこに引掛
かつたまゝになり、接着剤スクレーパーとセグメ
ント部材の間の間隙が詰まり、接着剤ローラのジ
ヤケツト上でこすられる。このジヤケツトが従来
のようにゴムであると、引掛つているラベルによ
つて数日間の使用でもう使用不能になる。接着剤
ローラには移らないでセグメント部材上にとどま
つているラベルも邪魔になることがある。これら
のラベル接着剤の塗布のときセグメンント部材と
接着剤ローラとの間の圧力を強めて、接着剤ロー
ラの領域の面圧を高くすることになる。というの
はセグメント部材は一般に比較的剛性であるから
である。これによつてもゴム製のジヤケツトの損
傷が生じることがある。以上の欠点はジヤケツト
が硬い材料、たとえば金属製で駆動軸上に弾力的
に配置されている場合には回避される。そうでな
ければ接着剤スクレーパー１７を或る程度の圧力
でジヤケツトに押しつけることもできる。こうし
て接着剤ローラを傷つけずに完全に接着剤が除去
される。

〔発明の効果〕

この発明は以上のような構成と作用を有してお
り、接着剤ローラ８のローラジヤケツト４０に塗
布された接着剤の層の厚さを調節する接着剤掻取
用桟３０に関して、接着剤ローラ８の回転方向に
対して前方に、回動駆動装置によつて回動される
接着剤スクレーパー１７とノズルをなす塗布機構
１６とが設けられると共に、接着剤ローラ８の下
側には接着剤の受皿３１が設けられているので、
前記回動駆動装置による回動によつて、無負荷回
転時には塗布機構１６の接着剤放射方向をローラ
８のローラジヤケツト４０から離反させローラ８
への接着剤の塗布を中断し、接着剤スクレーパー
１７をローラ８のローラジヤケツト４０に接触さ
せ接着剤ローラ８、ひいてはセグメント部材１０
の表面の接着剤を共に除去し、また一方ラベル貼
りを行なう運転時にはスクレーパー１７をローラ
８から離反させ、塗布機構１６の接着剤放射方向
をローラジヤケツト４０に向け迅速にローラ８へ
の接着剤の塗布を行なうことができる。更に、そ
れらの際に接着剤掻取用桟３０は全く調整される
ことがないので、ローラ８に塗布される接着剤の
層の厚さを常に正確に保てると共に、除去され或
いは掻取られた接着剤をローラ８の下側にある受
皿３１に貯めて再利用することもでき、前述した
従来技術の欠点を有効に解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ラベル貼りステーシヨンを有するラ
ベル貼り機を示し、第２図は、第１図に示したラ
ベル貼り機のラベル貼りステーシヨンを示し、第
３図は、第２図にに示したラベル貼りステーシヨ
ンの部分、即ち接着剤塗布装置を示し、第４図
は、第５図の−線に沿う接着剤塗布装置の断
面図、第５図は、第３図に示した塗布機構とスク
レーパーを有する、第３図と異なる位置のローラ
ーを示し、第６図は複合構造のローラの軸方向断
面を示す。 図中符号、８……接着剤ローラ、１６……塗布
機構、１７……接着剤スクレーパー、３０……接
着剤掻取用桟。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 回転する支持体上に配設されていて、接着剤
   が塗布されるラベルの収容面を有し固有の軸線を
   中心として回転可能な少なくとも一個の断面扇形
   をなすセグメント部材を有し、このセグメント部
   材は回転する接着剤ローラに沿つて収容面への接
   着剤塗布後、ラベルだめをなすラベルマガジンか
   らその都度前方にあるラベルを取り出してこれを
   ラベル貼り部材をなす回転する捕捉シリンダーに
   供給し、該捕捉シリンダーはラベルの接着剤がつ
   いている面を接近して移動するびんに貼付け、そ
   の際、ノズルである塗布機構によつて接着剤ロー
   ラのローラジヤケツトに塗布された接着剤の層の
   厚さを間隔変更可能なワイパー式の接着剤掻取用
   桟によつて調節することができる、びん或いは類
   似のもののためのラベル貼りステーシヨンにおい
   て、接着剤ローラ８の回転方向に対してワイパー
   式の接着剤掻取用桟３０の前方でシリンダケーシ
   ング１８、ピストン１９、斜めの溝２０、ピン２
   １、ばね２２、キー・溝結合２３、カバー２５，
   ２６、締付片２７，２８から成る回動駆動装置に
   よつて接着剤スクレーパー１７を接着剤ローラ８
   に接触させることができ且つ塗布機構１６が接着
   剤ローラのローラジヤケツトの方へ向けられた放
   射方向を接着剤ローラ８のローラジヤケツトから
   離れるように回動可能であり、接着剤ローラの下
   側に接着剤の受皿３１を設けたことを特徴とする
   ラベル貼りステーシヨン。 ２ 塗布機構１６がスロツトノズルである特許請
   求の範囲１に記載のラベル貼りステーシヨン。 ３ スロツトノズルが長手方向スロツトとして一
   本の管１５の中に形成されている特許請求の範囲
   ２に記載のラベル貼りステーシヨン。 ４ スロツトノズルが鋭い離反縁の形成のために
   管壁内に傾斜して設けられている特許請求の範囲
   ３に記載のラベル貼りステーシヨン。 ５ 接着剤ローラ８のジヤケツトに接線方向に接
   触する接着剤スクレーパー１７が応力を有する状
   態にある特許請求の範囲１〜４の何れか一に記載
   のラベル貼りステーシヨン。 ６ 接着剤スクレーパーがばね弾性のある材料で
   できている特許請求の範囲５に記載のラベル貼り
   ステーシヨン。 ７ 塗布機構１６と接着剤スクレーパー１７とに
   対して共通の回動駆動装置を設けてある特許請求
   の範囲１〜６の何れか一に記載のラベル貼りステ
   ーシヨン。 ８ 塗布機構１６と接着剤スクレーパーとの回動
   駆動部材としてシリンダーピストン装置を設けて
   あり、この装置では傾斜溝とピン２０，２１を介
   して位置固定されたシリンダーケーシング１８に
   連結されたピストン１９に塗布機構１６が回転不
   能に結合されている特許請求の範囲１〜７の何れ
   か一に記載のラベル貼りステーシヨン。 ９ 接着剤ローラ８が、耐摩耗性のローラジヤケ
   ツト４０とこのジヤケツトを支持し半径方向にた
   わむ支持部材３９とからなる複合構造を有する特
   許請求の範囲１〜８の何れか一に記載のラベル貼
   りステーシヨン。 １０ ローラジヤケツト４０が形状不変である特
   許請求の範囲９に記載のラベル貼りステーシヨ
   ン。 １１ ローラジヤケツト４０が本質的に剛性の材
   料、たとえばスチール板でできている特許請求の
   範囲１０に記載のラベル貼りステーシヨン。 １２ 支持部材３９がゴム状弾性のある材料でで
   きており、中空軸３３に回転可能に支承されたス
   リーブ３７に座着している特許請求の範囲９〜１
   １の何れか一に記載のラベル貼りステーシヨン。 １３ 支持部材３９がリングであり、軸方向に間
   隔をおいて配設されている特許請求の範囲１２に
   記載のラベル貼りステーシヨン。