JPH07500302A - ラベル貼り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラベル貼り装置 本発明は、糊が塗布され、その後、糊付はパレットによりラベル用マガジンから 、糊付けされたラベルを把持し対象物へ押圧するグリッパへと移されるラベルに 対し糊付けを行うためにロータリ一式糊付はローラーと協働する少なくとも一つ の可動式糊付はパレットを有する瓶等のラベル貼り装置に関する。

醸造所、清涼飲料水瓶詰工場など高速ラベル貼り装置を必要とする場所で、瓶に ラベルを貼るために、特に前記の装置が使用される。これらの装置の多くはゴム 製糊付はローラー、アルミ製糊付はパレット及び糊付はローラー上の糊の厚みを 確定するために有効にして調整可能な糊層スクレーバーを有する。

糊付はパレットが糊付はローラーの外周面と直接接触した場合、ローラー上の糊 層がパレットの端部へと押し出されるため、糊付はパレットはローラー自体の表 面との接触を伴うことなく糊付はローラー上に形成された糊層の一部分のみと接 触する必要がある等の理由から、これらの従来装置は精密に製造されること及び 、運転中における装置の全ての調整が非常に正確に行われることを要する。糊層 がパレットの端部へと押し出されることにより、糊がパレットの周囲へ飛び散っ たり、糊がラベルの表側へ付着し、ラベルが瓶から剥がれる原因となる。糊付は ローラーに解放されたラベルが固着した場合、ラベルの除去は困難であり、特に ホイル・ラベル（ｆｏｉｌ　１ａｂｅｌ）を用いた際はラベルが糊層スクレーパ ーとローラーとの間に固着し、ローラーの磨耗を引き起こし得るため、ローラー に損傷を与える可能性がある。またオペレーターが糊付はローラーに固着したラ ベルを鋭利な道具により削り取ろうとした場合も、ある程度の磨耗が起こり得る 。

従来装置の更に別の欠点としては、糊層スクレーパーとローラーとの間に固着し たラベルがローラーへの新たな糊層の供給を阻害し、これに続くラベルへの十分 な糊付けが行われなくなるため高速で移動する瓶に対し、糊付は量の不足したラ ベルが貼り付かなくなる点が挙げられる。この結果、ラベルの無い大量の瓶を生 産ラインから取り除く作業が必要となる。

更に別の要因としては糊付はパレットと糊付はローラーとの間隙が許容量を越え た場合、パレットと糊の接触が阻害され、ラベルが適切に糊付けされなくなるた め、この間隙が許容範囲を越えてはならない点が挙げられる。

この結果、従来の装置は糊付はローラーの丸みの欠落及びローラーの磨耗に対し 敏感であり、ローラーの正確かつ遊びの無い軸構成を必要とする。

糊付はパレット及び糊付はローラーの両方に互いに交差し合う溝が形成されてお り、糊付はパレットと糊付はローラーの接触が許容される糊付は機械または装置 がドイツ公開特許第３　１３１　１６４号に開示されている。しかし、溝と溝の 間に形成される突条部が互いに接触し合った際、突条部が糊の小さな粒で被われ ると共に、糊がパレットの端部へと押し出されパレットの周囲へ飛び散ったりラ ベルの表側へ付着するなど、この構成には幾つかの欠点がある。

本発明の主要な目的は、特に前記の従来技術に付随する欠点を取り除いたラベル 貼り装置を提供することにある。

周囲への糊の飛散を伴うこと無く、パレットがローラーの外周面と接触すること を許容する糊付はローラー及び糊付はパレットが制作された際、前記の目的が達 成されるという考えに本発明は基づく。これにより、糊層の一部分とのみ接触が 許容される従来装置の非常に厳しい公差の要件が回避され得る。

従って本明細書の第１節において定義される装置は、糊で満たされるための溝が 、円筒形を成す糊付はローラーの外周面に備わっていること、及び個々の糊付は パレットの少なくとも外周部の層が弾性を有し、糊付はローラー上の溝と溝の間 に位置する突条部に対しパレットが押圧された際、弾性を有するパレットの外周 が溝の中の糊と接触するために、溝に対し軽く押圧されることにより大きく特徴 付けられる。

本発明に基づき、溝を備えた糊付はローラーを弾性を有する外層を備えた糊付け パレットとともに用いることにより、パレットとローラーの表面との接触にも関 わらず、糊の有効な移動が保たれる一方、糊がパレットの端部まで押し出される ことがない。

装置はローラーに対し糊を送るための少なくとも一つのノズルを有することが望 ましく、溝と溝の間に延びる突条部への糊の付着を防止するために突条部に対し 横たわりローラーと協働するスクレーバーにより、ローラーの外周上に位置する 溝が糊で満たされる。糊付はローラーは縦方向に配置されており、糊層ノズルは ローラーの上端に配置されている。糊付はローラーの外周上に形成される溝は互 いに隣接する螺旋溝であることが好ましい。糊層スクレーバーの動きによりロー ラーに固着する可能性のある全てのラベルがローラーの一端部に向かってねじ寄 せられ、これにより自浄式ローラーが提供される。

一つの好適な実施例に基づき、ローラー上の溝と溝の間に位置する突条部及びパ レットとの個々の直前の接触に続き、突条部が個々のパレット上の少なくと一部 が異なる面と協働するために糊付はローラーの回転速度及び糊付はパレットの作 業周期が選択される。パレット表面及び溝との相前後する接触と接触の間におい てパレット上の、突条部との接触面がパレット上において少し下方に向かって転 位するよう糊付はローラーの回転速度及び溝のピッチが選択されることが好まし い。

本発明の他の特徴は特許請求の範囲において述べる。

添付図面に示される実施例に基づき、本発明を更に詳述する。

図１は本発明のラベル貼り装置の側面図である。

図２は図１に示される装置を上から見た平面図である。

図中の符号１は、その円筒形を成す外周面が堅い材料により形成され、頭部が望 ましくは平坦な突条部３により分離される螺旋溝２を備える垂直方向に配設され たロータリ一式糊付はローラーである。上方に位置するノズル４から供給され、 溝へと分配される糊で溝が満たされており、突条部に付着した糊は、ローラー１ の外周面上の溝２を分離する突条部３に対し弾性を伴い接する垂直方向に配設さ れた糊層スクレーバー５により突条部から掻き取られる。これにより突条部３へ の糊の付着が防止される。

実施例中では符号６は、付随する回動軸８を中心として、それぞれが限定的に回 動する三つの糊付はパレット７を備えた回転ラックを示す。回転ラック６は中心 軸９を中心として回転する。糊付はパレットは固形弾性材料、または図１に示さ れる弾性を有する外層１０を備えた金属により形成され、平坦なラベル接触面を 備える。

符号１１はラベル１７のマガジンであり、符号１２はラベル把持装置を有するフ オームラバー製バッド１３を備えたロータリ一式グリッパである。符号１４はマ ガジン１１から供給されたラベルを貼り付ける瓶１５の回転ラックである。様々 な回転運動のための出力軸を有するギヤボックスを備えた台１６上へ装置全体を 保持することが可能である。

前記の構成を有する装置の運転中は、パレット７がローラー１を通過する際に個 々のパレットへ糊の層を塗布するために、回転ラック６が回転すると、個々の糊 付はパレット７は糊付はローラー１と関連し回動する。パレットがラベル用マガ ジン１１を通過する際、マガジン１１内で裏面を前方に向けてセットされたラベ ル１７のうち最先端のラベルがパレット７に対し一時的に接着されるようパレッ トはこれに対応した動きを示す。従来の方法に従い、回転ラック６が回転し、ラ ベルが把持用シリンダー１２へ到達した際、把持装置がフオームラバー製パッド １３と協働し、ラベルをパレット７から剥がし、シリンダー１２の回転と共に服 用ラック１４上の対応する瓶１５に対しラベルの糊付けされた面を押圧する。

パレット７から把持用シリンダー１２へのラベルの移動及び瓶１５へのラベルの 押圧も従来の方法に従い行われ得る。

本発明に基づき、前記装置は主として糊付はローラーが溝２を備えること、及び 糊付はパレット７が弾性を有する外周層１０を備えることにより特徴づけられる 。前述したように、糊付はパレット上の弾性を有する外周層が部分的に、ローラ ー上の糊で満たされた溝と接触することにより、糊の効果的移動が確保される一 方で、これにより糊がパレットの端部へ押し出されること無く、糊付はパレット ７が糊付はローラーと接触し、ローラーの動きと関連してローリング運動を行う ことが許容される。

これにより、製造上及び調整上の公差の要件を緩和する一方、製造価格及び操業 費を削減し、操業中の信頼性の更に高い装置が提供され、良好な結果の達成が保 証される。

スクレーバー５の動作により、スクレーバーが突条部に沿って動く際に、糊付は ローラーに固着する可能性のあるラベル、またはその他の物を自動的にローラー に沿って下方に向けてねじ寄せるために糊付はローラー１上の溝２は望ましくは 螺旋溝の形態を有する。この結果、ローラーは非常に有利な自己浄化型となる。

使い古した糊及び余剰の糊をローラーの下端部で回収することが可能である。

ローラー１上に形成された溝２の間に位置する突条部３が糊により被われること を回避するために、各ローリング時に糊付はパレット７が、糊付はローラー上の 同一面と協働することが好ましい。しかし、糊付はパレット表面の不均一な磨耗 を回避するためにローリング面は、連続する糊付はパレット及びローラーとの接 触と接触の間に少しづつ転位することが好ましい。各パレットのローリング運動 の間、ローラーが完全に一回転、または数回にわたり回転することがないように 糊付はローラーの回転速度が糊付はパレットの作業周期に対し適合される。しか し、ローラー及びパレットの先端部の速度は互いにほぼ合致することを要する。

突条部上におけるパレットとの接触面が、直前の接触位置と比較して少し下方へ 転位した位置でパレットと接触するために、糊付はローラーの回転速度及び糊層 溝のピッチは選択される。各接触と接触の間における接触面の転位の間隔は、お およそ数１００ｍｍに設定することができる。

溝は比較的浅く、適切な糊層の厚み及び使用される糊の品質に基づき、おおよそ 数１０ｍｍに設定することができる。糊付けされるラベル表面積に基づき、溝の 幅を数ｍｍに設定することができる。糊付はローラーに沿って溝のピッチを変化 させることにより、ラベル上のそれぞれ異なる部分、またはそれぞれ異なる高さ に位置するラベルに対応して糊の量を変化させることが可能である。螺旋溝に加 え、水平溝及び外周溝等を使用することも可能であり、これらの溝の間における ピッチも要求に応じて変化させることが可能である。

使用されるパレットの数、使用されるラベル用マガジンの種類、グリッパ上に備 えられた把持装置の構成等とは無関係に、本発明の新規な特徴を異なる種類のラ ベル貼り装置に対し適用することが可能である。更にパレット用回転ラックを一 方向のみへ回転させたり、２点間を逆方向または正方向へ回動させるような構成 とすることも可能である。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．糊が塗布され、その後、糊付けパレット（７）によりラベル用マガジン（１ １）から、糊付けされたラベル（１７）を把持するとともに、対象物（１５）に 対して前記ラベルを押圧するグリッパ（１２）へ移送されるラベル（１７）に対 し糊付けを行うために、ロータリー式糊付けローラー（１）と協働する少なくと も一つの前記可動式糊付けパレット（７）を有する瓶等のラベル貼り装置におい て、 前記糊付けローラー（１）の円筒形を成す外周面が、糊で満たされるための溝（ ２）を備えることと、前記糊付けローラー（１）上の溝（２）の間に延びる突条 部（３）に対し糊付けパレット（７）が押圧された際、前記溝（２）に含まれる 糊と接触することを目的として外周層（１０）の一部が溝（２）の中に向けて部 分的に押圧されるために、各糊付けパレット（７）の少なくとも外周層（１０） が多少の弾性を有することとを特徴とするラベル貼り装置。 ２．前記ローラー（１）に対し糊を供給するための少なくとも一つの糊用ノズル （４）と、前記溝（２）の間に延びる突条部（３）に横たわり、突条部への糊の 付着を防止するためにローラーと協働するスクレーバー（４）により、ローラー の円筒形を成す外周面上の前記溝（２）が糊で満たされることとを特徴とする請 求項１に記載の装置。 ３．前記糊付けローラー（１）が垂直方向に配設されることと、前記糊用ノズル （４）がローラーの上端部へ取り付けられることとを特徴とする請求項２に記載 の装置。 ４．前記糊付けローラー（１）上に形成された溝２が互いに隣接する螺旋溝であ ることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の装置。 ５．前記ローラー（１）上の前記溝（２）の間に位置する突条部（３）が、糊付 けパレット（７）とのその後の連続する各接触時において、各パレット（７）の 少なくとも部分的に異なる部分と協働するために糊付けローラー（１）の回転速 度及び糊付けパレット（７）の作業周期が選択されることを特徴とする請求項４ に記載の装置。 ６，各糊付けパレット（７）と接触する突条部（３）の表面が、糊付けパレット と突条部との連続して行われる接触時の間において、パレット上において下方に 向かって転位するために糊付けローラー（１）の回転速度及び溝（２）のピッチ が選択されることを特徴とする請求項５に記載の装置。 ７．前記ローラー（１）上の異なる部分の間において溝（２）のピッチが変化す ることを特徴とする請求項４乃至６のいずれか１項に記載の装置。 ８．前記糊付けローラーが垂直方向に配設され、ローラーの外周上において水平 方向に延びる互いに平行な複数の溝を備えることを特徴とする請求項３に記載の 装置。