JPH02171302A - 移動可能な装置のキヤスタ用の拘束装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャスタのキャスタ二又片が、装置脚に配置
され圧力媒体シリンダを含む支持体に揺動可能に支持さ
れておりかつキャスタ二又片に、キャスタ車及び支持体
と相対回転しないように結合している、揺動運動を拘束
するための拘束板に作用可能な制動機構が、圧力媒体シ
リンダの中で案内されるピストンによって操作可能に配
置されており、各キャスタの圧力媒体シリンダが圧力媒
体導管を介して、圧力を生ぜしめピストンで操作される
集中切換え装置と接続されている、移動可能な装置、特
に病人用ベット、のキャスタ用の拘束装置に関する。

〔従来の技術〕

ドイツ連邦共和国特許出願公告第１５０５７８６号明細
書からキャスタ用の拘束装置は公知であり、この拘束装
置はキャスタの圧力媒体シリンダの中にピストンを持っ
ており、このピストンはピストン棒を介して、制動板溝
に付属する拘束レバーと結合されている。キャスタ二又
片の揺動運動を停止させるこの拘束レバーは、他方では
、キャスタ二又片の空所の中で揺動運動可能に配置され
た制動レバーと関節結合されている。ピストンは拘束方
面に制動はねにより作用を受けているので、圧力空間が
無圧の場合に制動レバー及び拘束レバーは拘束位置にあ
る。この拘束位置を釈放するために、キャスタの圧力媒
体シリンダの圧力空間へ圧力媒体が送り込まれ、この圧
力媒体によりピストンは制動ばねの力に抗して釈放位置
へ移行せしめられるので、制動レバー及び拘束レバーか
う成る制動機溝は、圧力媒体がピストンを介して制動ば
ねな作用しないようにしている限り、釈放位置に詔まる
０通常は、例えば病人用ベツドのような、装置のそれぞ
れに４つのキャスタがある。各キャスタに付属する圧力
媒体シリンダの圧力空間と集中切換え装置が圧力媒体導
管を介して接続されており、この切換え装置は公知の実
施例では空気ポンプから成る。しかしこの公知の解決策
では唯２つの切換え位置、すなわちピストンの釈放位置
又はピストンの制動位置しかない、なぜならば各キャス
タへの計量壱れた圧力媒体供給は、空気の形で使用され
る圧力媒体の圧縮性のために不可能であるからである。

従ってキャスタは、制動はねに抗してピストンが押し下
げられた際に車の回転運動及びキャスタ二又片の揺動運
動を可能にする釈放位置にあるか、又は無圧にすること
により個々のキャスタのピストンが制動位置へ移行せし
められるので、車の回転運動及びキャスタ二又片の揺動
運動は拘束されている。

転勤ローラの釈放された際のキャスタ二又片の方向拘束
は、公知の解決策では不可能である。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、複数のキャスタ用に、制動機構の２つ
の終端位置の間に少なくとも１つの位置決めされた中間
の切換え位置が得られる、集中切換え装置を持った、圧
力媒体で操作される拘束装置を提供することに存する。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は本発明によれば、切換え装置が、各キャスタ
に付属し集中切換えカムにより操作できるピストン−シ
リンダ装置を含んでおり、このピストン−シリンダ装置
により各キャスタの各圧力媒体シリンダへ、割り当てら
れた圧力媒体量が供給可能であることによって解決され
る。

各圧力媒体シリンダに対するピストン−シリンダ装置の
対応は、液圧媒体のような、圧縮できない圧力媒体の使
用の際に、切換え装置に付属するピストン−シリンダ装
置からそれと結合されたキャスタの圧力媒体シリンダへ
の所定の圧力媒体供給潰の正確な割り当てを可能にする
ので、ピストン行程の上死点及び下死点により形成され
た終端位置の他に、制ａ機構の更に他の位置のために少
なくとも１つの中間位置が可能である。こうして、車の
回転運動及びキャスタ二又片の揺動運動を釈放する操作
位置並びに車の回転運動及びキャスタ二又片の揺動運動
を拘束する操作位置の他に、キャスタ二又片の方向拘束
のみを行なう更に他の操作位置を可能にする。これらの
異なる操作位置は、ピストン−シリンダ装置のピストン
に作用する集中切換えカムの回転点に対して異なる半径
方向間隔を置いて配置された操作面により得られる。

こぢんまりした切換え装置を形成するために、本発明の
構成の特徴によれば、それぞれ２つのピストン−シリン
ダ装置がハウジング内に互いに向き合って配置されてお
りかつ集中切換えカムを収容する支持孔により互いに分
離されており、この支持孔の中へ、ハウジングの各シリ
ンダ孔の中で集中切換えカムの方向にばね荷重を受けた
各ピストンの操作端部が突き出ている。

この場合、ハウジングの下面から、突起を貫通する段付
き取付は孔を持つ突起が突き出ており、これらの突起は
、上下に配置され同じに形成されたハウジングをハウジ
ングブロックになるように心合わせ及び結合するために
使用される。

個別ハウジングから構成された切換え装置の中に集中切
換えカムを同心的に支持するために、集中切換えカムは
ハウジングの支持孔に接触するシリンダカラーを持って
おり、このシリンダカラーに、ハウジング外面に接触す
るカラー環が接続し、集中切換えカムの中心に、この集
中切換えカムの操作のために、支持孔にはまり込みかつ
カラー環に対向するハウジング外面上へ係合する切換え
レバーの係合突起を収容するための非円形凹所を持って
いる。

集中切換えカムの両方の半周面を対称的に形成する場合
は、一方の側に配置されかつ互いに向き合う２つのピス
トン−シリンダ装置の使用の際に４つのキャスタが、例
えばキャスタの方向拘束のために、回転及び揺動運動の
釈展のためにかつ回転及び揺動運動の拘束のために、均
一にかつ同じ切換え順序で切り換えられ得る。

しかし多くの場合において、装置、例えば病人用ベツド
の一方の短辺に配置されたキャスタにおいて前述の３つ
の切換え位置を調節することができ、そして装置の他方
の短辺に配置された両方のキャスタにおいて前述の３つ
の切換え位置のうちの２つの調節が可能であれば十分で
ある。後者の場合には、集中切換えカムが少なくとも半
分の周面に、この集中切換えカムの軸に対して異なる半
径方向間隔を置いて３つの操作点を持っており、これら
の操作点が、ハウジング内に配置されかつ切換えレバー
の係合凹所にはまり込む係合拘束片により固定可能であ
る。

この場合、集中切換えカムの他方の半周面は２つの操作
点を持つことができる。

一方では、キャスタの圧力媒体シリンダとこのキャスタ
の支持体との間の相対回転しない結合を行なうために、
他方では、車二又が揺動運動できるように圧力媒体シリ
ンダ及び支持体を使用することができるようにするため
に、本発明の別の構成によれば、キャスタの圧力媒体シ
リンダは上側で非円形部分により支持体の非円形凹所の
中に固定されており、圧力媒体シリンダの下端は、玉転
動軌道を備えたフランジを持っており、このフランジは
、支持体に配置され玉転動軌道を備えたフランジに対し
て間隔を置いており、これらのフランジの間へキャスタ
二又片の背面がはまり込み、この背面は環状配列玉を介
してフランジに支持されている。

特に車二又の揺動運動が拘束され得るようにするために
、本発明の別の構成によれば、キャスタの圧力媒体シリ
ンダを貫通するピストンが下側範囲において縦移動可能
であるが、しかし回転不可能に案内されておりかつ下側
の縁面に拘束歯切り部を持つフランジがキャスタ二又片
の空所へはまり込みかつキャスタ二又片に拘束された制
動機構と係合している。制動レバーとして構成された制
動機構は、キャスタ二又片の空所の中で二又背面に一方
の側で拘束された板ばねとして構成されており、この板
ばねが、ピストンのフランジにある拘束歯切り部にかみ
合う歯切り部を持っておりかつ一方の自由端がピストン
ワランジの平滑面の中間範囲に接触して支持されている
。

キャスタの方向拘束のために、キャスタ二又片の空所の
中へ突き出ているピストンのフランジは、キャスタの圧
力媒体シリンダのフランジに面した側に少なくとも１つ
の突出したひれを持ってお、す、このひれはキャスタの
方向拘束のために、二又背面ｌこ拘束された拘束板の凹
所へ導入可能であるｉ 〔実施例〕 本発明の実施例が図面に示されており、以下に詳細に説
明される。

例えば病人用ベツドのような装置の４つの管状脚にそれ
ぞれキャスタ１０の突起状支持体１１がはめ込まれてお
りかつ周知のやり方で、装置脚を貫通しかつ支持体１１
にねじ込まれたねじによって取り付けられている。中空
円筒状の支持体１１の中に圧力媒体シリンダ１２が配置
されており、この場合、シリンダ底は取付けねじ１３に
より貫通されかつ支持体１１とねじ止めされており、支
持体１１と圧力媒体シリンダ１２との間の相対回転しな
い結合は、圧力媒体シリンダ１２の底範囲にあって扁平
部により形成された非円形部分１４と、この非円形部分
１４を含む支持体１１の非円形凹所１５とにより達成さ
れる。

唯１つのねじ１３による圧力媒体シリンダ１２と支持体
１１との結合はキャスタの組付は及び保守を非常にＦｖ
Ｊ単化し、従って費用を有利にできる。圧力媒体シリン
ダ１２へ支持体１１の端面から２つの圧力媒体導管１６
が開口しており、これらの圧力媒体導管のうちの一力が
空気抜きねじ１７により閉じられており、他力の圧力媒
体導管１６にホース接続突起１８がねじ込まれている。

圧力媒体シリンダの下端に、玉転動軌道２０を持つフラ
ンジ１９が存在し、このフランジは、下端に玉転動軌道
２２付きのフランジ２１を持つ支持体１１から突き出て
いる。これらのフランジ１９及び２１の間へ、玉転励軌
道を持つキャスタ二又片２３の背面２４が環状配列圧２
５及び２６の介在のもとに係合し、それにより、固定し
である支持体１１及びこの支持体と相対回転しないよう
に結合されている圧力媒体シリンダ１２に対するキャス
タ二又片２３の容易な揺動が可能になる。圧力媒体シリ
ンダ１２の中に、フランジ１９の範囲で開いている段付
きシリンダ孔２７があり、このシリンダ孔は下側範囲に
おいて直径を一層大きく、非円形、例えば六角形、に形
成されている。シリンダ孔の中に、ピストン案内環２９
と油損失を回避するピストン密ガ環３０とを持つ棒状ピ
ストン２８が配置されており、このピストン密Ｍ環は、
図示された実施例では、下端において一体形成された八
角柱突起３１が、段付きシリンダ孔２７の上述の非円形
凹所へ縦移動可能に、しかし回転不可能に係合する。こ
の八角柱突起３１の下方でピストン棒２８にフランジ３
２が一体形成されており、このフランジは下面の縁範囲
に円錐状拘束歯切り部３３を備えている。ピストン２８
にあるフランジ３２の下面の中間範囲は平滑面として形
成されており、この面に、制動機構である制動レバー３
４の自由端が支持されている。フランジ３２の上面に、
半径方向に延びかつ上側へ突き出ている２つのひれ３５
があり、これらのひれは、二又背面２４に固定された拘
束板３６の凹所３７へ閉じるように係合することができ
る（第４図及び第６図）、拘束板３６の凹ＦＴｒ３７へ
のピストンフランジ３２のひれ３５の係合状態において
、キャスタ二又片２３の方向拘束が行なわれるので、こ
のキャスタニ又即の揺動は拘束状態において不可能であ
る。

制動レバｉ３４は板ばねとして構成されておりかつ二又
背面２４の片側に固定されている。

ピストンフランジ３２の拘束歯口り部３３の範囲におい
て制動レバー３４に歯のり部３８があり、この歯切り部
とピストンフランジ３２の拘束歯切り部３３は、制動レ
バー３４がキャスタ車４０の走行面に接触するまでピス
トンが押し下げられる場合に、かみ合うことができる。

そうでない場合にキャスタ二又片に固定された軸３９の
まわりを回転できるキャスタ車４０は、キャスタ二又片
２３の揺動運動と同様に固定されている。各キャスタ１
０の圧力媒体シリンダ１２は、例えばホース状の圧力媒
体導管４１を介して、切換え装置４２に付属するピスト
ン−シリンダ装置４３と接続されている。ハウジング４
４の中に２つのピストン−シリンダ装置４３が配置され
ており、この場合、互いに向き合う両方のピストン−シ
リンダ装！１４３は、ハウジングの中間範囲に配置され
た。支持孔４５により互いに分離されている。ハウジン
グ４４の各シリンダ孔４６に、ピストン案内環及びピス
トン密封環を備えたピストン４７が配置されており、こ
のピストンの操作端部４８は、例えば圧縮はね４９とし
て構成された蓄勢装置の荷重を受けてハウジング４４の
中心支持孔４５に係合する０図示された実施例では、特
に第３図から分かるように、それぞれ２つのピストン−
シリンダ装置４３を持つ２つのハウジング４４が上下に
配置されておりかつこれらのハウジングの支持孔４５が
集中切換えカム５０用の共通の収容空間を形成している
。複数のハウジング４４から成るハウジングブロックを
形成するために、各ハウジングは隅範囲に下側へ突き出
た、段付き取付は孔５２を持つ突起５１を持っており、
この取付は孔５２は、ハウジングの上側へ突き出ている
直径の大きい方の部分が他方のハウジングの突出した突
起５１を収容することができるように、段付けされてい
る。

ハウジング４４の支持孔４５の中に集中切換えカム５０
を支持するために、この集中切換えカムはシリンダカラ
ー５３を持っており、このシリンダカラーに、下側のハ
ウジング４４の下面に接触するカラー環５４が接続して
いる。集中切換えカムの中心に、図示された実施例では
、四角穴として形成された非円形凹所５５があり、この
凹所に切換えレバー５７の係合突起５６が係合する。上
側ハウジング４４の上面にボスが接触する切換えレバー
５７のカラー環５８はハウジング４４の支持孔４５に係
合しかつシリンダカラー５３と共に集中切換えカム５０
を、ｂ合わせする。

集中切換えカム５０及び切換えレバー５７の軸線方向保
持は、第３図から分かる結合ねじ５９により行なわれる
。

この実施例において使用されかつ特に第２図から分かる
集中切換えカム５０は、互いに異なる制御曲面経過を持
つ、２つの異なる半周面を持っている。第２図に示され
ている集中切換えカムの左側半周面は３つの操作点６０
．６１．６２を持っており、これらの操作点のうち操作
点６０は集中切換えカム５０の回転軸線から最小の半径
方向間隔を、操作点６１は中くらいの半径方向間隔をそ
して操作点６２は最大の半径方向間隔をそれぞれ持って
いる。第２図から分かる切換え位置において、ピストン
４７の操作端部４８は集中切換えカム５０の操作点６１
に接触している。この接触位置は、ピストン２８のフラ
ンジ３２が下側へ移動せしめられて、ひれ３５が拘束板
３６の凹所３７かう既に出ているが、しかし制動レバー
はキャスタ車４０の転勤面上に截るほどにはまだ押し下
げられておらず、そして歯切り部３８がまだピストンフ
ランジ３２の拘束歯切り部３３に入り込んでいない時の
ピストン２８の切換え位置に相当する。切換えレバーの
第２図から分かる位置において、キャスタ１０は釈放位
置にあり、この釈放位置において、キャスタ二又片２３
の揺動運動及びキャスタ車４０の回転７ｍは無制限に可
能である。

しかし切換えレバー５７が位置ｒＦＪから反時計回りで
位置ｒＲＪへ揺動せしめられる場合は、各ピストン４７
の操作端部４８は操作点６０と接触し、この操作点は操
作点６１よりも集中切換えカム５０の回転点の近くにあ
る。圧縮はね４９によりピストン４７はシリンダ孔４６
から、第２図に示されている以上に押し出される。生ず
る負圧により圧力媒体はキャスタ１０の圧力媒体シリン
ダ１２からピストン−シリンダ装置４３へ戻るので、制
動レバー３４の固有弾性によりキャスタ１０のピストン
２８は上側へ第４図から分かる位置に押し戻される。ピ
ストン２８又はこのピストンのフランジ３２のこの位置
において、このピストンのひれ３５はキャスタ二又片２
３の拘束板３６の凹所３７に戻ることができるので、キ
ャスタ車４０は自由に回転できるが、キャスタ二又片２
３の揺動はもはやできない、この切換え位置においてキ
ャスタの方向拘束は達成されている。キャスタ１０のこ
の切換え位置は第４図に示されている。

しかし切換えレバー５７が第２図から分かる位置から時
計回りで下側へ位置「Ｓ」に押し付けられる場合は、ピ
ストン４７の操作端部４８が集中切換えカム５０の操作
点６２と接触する。この操作点６２は集中切換えカム５
０の回転中心から最大間隔を置いているから、ピストン
４７は圧縮はね４９の力に抗して支持孔４５から完全に
押し出され、その結果、できるだけ大きい圧力媒体量が
ピストンフンジンダ装置４３から押し出されかつキャス
タ１０の圧力媒体シリンダ１２へ送り込まれる。それに
よりピストン２８はピストンフランジ３２ができるだけ
低い位置に達するまで下側へ移動せしめられ、それによ
ってひれ３５も拘束板３６の凹所３７から出るが、しか
し制動レバー３４の下面はキャスタ車４０の走行面に押
し付けられ、同時に制動レバー３４の歯切り部３８はピ
ストンフランジ３２の下面にある円錐状拘束歯切り部３
３にかみ合う、それにより揺動運動及び車運動が停止さ
れ、完全な停止位置が得られる。

上述したこれらの切換え位置は、集中切換えカム５０の
両方の半周面が上述の形状を持つ場合に、４つのキャス
タすべてにおいて得られる。

しかし第２図から分かる実施例では、右側の半周面が、
集中切換えカム５０の左側の半周面における操作点６１
及び６２に一致する唯２つの操作点６１’及び６２′だ
けを持っていることが示されている。切換え装置の右側
におけるピストン−シリンダ装ｆａ４３により制御され
るキャスタでは、キャスタ車４０の回転運動及びキャス
タ二又片２３の揺動運動が釈放され又はキャスタ車４０
及びキャスタ二又片２３の完全な停止位置が得られる制
・動機構３４の釈放位置だけが可能である。切換え装置
・の右側に配置されたピストン−シリンダ装置により制
御される両キャスタの方向同書は、図面から分かる実施
例では不可能である。しかし走行可能な装置又は病人用
ベツドの４つのキャスタのうち２つが「直進位置」に固
定され、他の両キャスタが目出に揺動できれば十分であ
る。

操作点６０ないし６２′のその都度の調節の際に切換え
レバー５７の切換え位置を保持することができるように
するために、切換えレバー５７はこの切換えレバーのボ
スの下側に、操作点６０．６１及び６２に対応する３つ
の係合凹所６３を持って４おり、これらの係合凹所へ、
ハウジング４４内に固定された係合拘束片６４が係合す
ることができる。この係合拘束片６４は、図示された実
施例では、ねじ込み突起から成り、このねじ込み突起は
ねじ込み端部の範囲に、このねじ込み端部から突き出た
玉を収容するための空所を持っている。

既に上に述べたように、切換え装置のピストン−シリン
ダ装［４３とキャスタのそれぞれの圧力媒体シリンダと
の接続のために圧力媒体導管４１が使用され、これらの
圧力媒体導管は各キャスタ１０の支持体１１にあるホー
ス接続突起１８上にはめられておりかつシリンダ孔４６
の縦中心範囲に配置されてこのシリンダ孔を横切る圧力
媒体導管６５の中に一方の側で固定されている。圧力媒
体導管６５の他方の側は空気抜きねじ６６により閉じら
れている。ブロックに統合されたハウジング４４は、病
人用ベツドの任意の位置で、取付は孔５２へ導入される
ねじによって固定できかつ操作装置をハウジングキャッ
プ６７により覆うことができる。

既に述べたように、図示及び記載された実施例は本発明
を単に例として示しているだけであり、本発明は決して
それだけに限られない、むしろ本発明の更に多くの他の
構成が考えられる。

例えば集中切換えカム５０は半周面における上下に配置
されたピストン−シリンダ装置４３のためにもいろいろ
に形成され得るので、キャスタピストン２８の制御のた
めに別の操作点配置が可能である。更に、揺動支持を環
状配列玉２５．２６の代わりに深溝玉軸受又は滑り軸受
と取り替えることもできることは自明のことである。

【図面の簡単な説明】

第１図はキャスタの拘束装置と切換え装置とから成る拘
束装置の概略図、第２図は拘束装置の切換え装置の一部
を水平断面図で示した平面図、第３図は第２図から分か
る切換え装置の、第２図のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う垂直
断面図、第４図はキャスタに付属する拘束装置の拘束装
置のキャスタの取付は突起の垂直断面図、第５図は取付
は突起の上側範囲の、第４図のＶ−Ｖ線に沿う断面図、
第６図は上に配置され二又背面に拘束可能な拘束板を持
つピストンの、キャスタ二又片の空所にはまり込むフラ
ンジの斜視図である。 １０・・・キャスタ、１２・・・圧力媒体シリンダ、４
２・・・切換え装置、４３・ΦΦピストンーシリンダ装
置、５０・・・・集中切換えカム ング・ラント・コンバニ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　キャスタのキヤスタ二又片が、装置脚に配置され圧
   力媒体シリンダを含む支持体に揺動可能に支持されてお
   りかつキヤスタ二又片に、キャスタ車及び支持体と相対
   回転しないように結合している、揺動運動を拘束するた
   めの拘束板に作用可能な制動機構が、圧力媒体シリンダ
   の中で案内されるピストンによつて操作可能に配置され
   ており、各キャスタの圧力媒体シリンダが圧力媒体導管
   を介して、圧力を生ぜしめピストンで操作される集中切
   換え装置と接続されている、移動可能な装置のキャスタ
   用の拘束装置において、切換え装置 （４２）が、各キャスタ（１０）に付属し集中切換えカ
   ム（５０）により操作できるピストン−シリンダ装置（
   ４３）を含んでおり、このピストン−シリンダ装置によ
   り各キャスタ（１０）の各圧力媒体（１２）へ、割り当
   てられた、圧力媒体量が供給可能であることを特徴とす
   る、移動可能な装置のキャスタ用の拘束装置。 ２　それぞれ２つのピストン−シリンダ装置（４３）が
   ハウジング（４４）内に互いに向き合つて配置されてお
   りかつ集中切換えカム（５０）を収容する支持孔（４５
   ）により互いに分離されており、この支持孔（４５）の
   中へ、ハウジング（４４）の各シリンダ孔（４６）の中
   で集中切換えカムの方向にばね荷重を受けた各ピストン （４７）の操作端部（４８）が突き出ていることを特徴
   とする、請求項１に記載の拘束装置。 ３　ハウジング（４４）の下面から、突起（５１）を貫
   通する段付き取付け孔（５２）を持つ突起（５１）が突
   き出ており、これらの突起（５１）が、上下に配置され
   同じに形成されたハウジング（４４）をハウジングブロ
   ックになるように心合わせ及び結合するために使用され
   ることを特徴とする、請求項２に記載の拘束装置。 ４　集中切換えカム（５０）がハウジング（４４）の支
   持孔（４５）に接触するシリンダカラー（５３）を持つ
   ており、このシリンダカラーに、ハウジング外面に接触
   するカラー環（５４）が接続し、集中切換えカム（５０
   ）の中心に、支持孔（４５）にはまり込みかつカラー環
   （５８）に対向するハウジング外面上へ係合する切換え
   レバー（５７）の係合突起（５６）を収容するための非
   円形凹所（５５）を持つていることを特徴とする、請求
   項１ないし３のうち１つに記載の拘束装置。 ５　集中切換えカム（５０）が少なくとも半分の周面に
   、この集中切換えカムの軸に対して異なる半径方向間隔
   を置いて３つの操作点（６０、６１、６２）を持つてお
   り、これらの操作点が、ハウジング（４４）内に配置さ
   れかつ切換えレバー（５７）の係合凹所（６３）にはま
   り込む係合拘束片（６４）により固定可能であることを
   特徴とする、請求項１ないし４のうち１つに記載の拘束
   装置。 ６　集中切換えカム（５０）の一方の半周面が３つの操
   作点（６０、６１、６２）を持つており、集中切換えカ
   ム（５０）の他方の半周面が２つの操作点（６１’、６
   ２’）を持つていることを特徴とする、請求項５に記載
   の拘束装置。 ７　キャスタ（１０）の圧力媒体シリンダ（１２）が上
   側で非円形部分（１４）により支持体（１１）の非円形
   凹所（１５）の中に固定されており、圧力媒体シリンダ
   （１２）の下端が、玉転動軌道（２０）を備えたフラン
   ジ（１９）を持つており、このフランジが、支持体（１
   １）に配置され玉転動軌道（２２）を備えたフランジ（
   ２１）に対して間隔を置いており、これらのフランジ（
   １９、２１）の間へキヤスタ二又片（２３）の背面（２
   ４）がはまり込み、この背面が環状配列玉（２５、２６
   ）を介してフランジ（１９、２０）に支持されているこ
   とを特徴とする、請求項１ないし６のうち１つに記載の
   拘束装置。 ８　キャスタの圧力媒体シリンダ（１２）を貫通するピ
   ストン（２８）が下側範囲において縦移動可能であるが
   、しかし回転不可能に案内されておりかつ下側の縁面に
   拘束歯切り部（３３）を持つフランジ（３２）がキヤス
   タ二又片（２３）の空所へはまり込みかつキヤスタ二又
   片（２３）に拘束された制動機構（３４）と係合してい
   ることを特徴とする、請求項１ないし７のうち１つに記
   載の拘束装置。 ９　制動レバー（３４）が、キヤスタ二又片（２３）の
   空所の中で二又背面に一方の側で拘束された板ばねとし
   て構成されており、この板ばねが、ピストン（２８）の
   フランジ（３２）にある拘束歯切り部（３３）にかみ合
   う歯切り部を持つておりかつ一方の自由端がピストンフ
   ランジの中間範囲に接触して支持されていることを特徴
   とする、請求項８に記載の拘束装置。 １０　キヤスタ二又片（２３）の空所の中へ突き出てい
   るピストン（２８）のフランジ（３２）が、キャスタの
   圧力媒体シリンダ（１２）のフランジ（１９）に面した
   側に少なくとも１つの突出したひれ （３５）を持つており、このひれがキャスタの方向拘束
   のために、二又背面（２４）に拘束された拘束板（３６
   ）の凹所（３７）へ導入可能であることを特徴とする、
   請求項１ないし９のうち１つに記載の拘束装置。