JPH02169403A - パレット使用の倉庫設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば工場内に設置され、種々な荷を格納
し保管するのに使用されるパレット使用の倉庫設備に関
するものである。

従来の技術 従来、この種の倉庫設備としては、たとえば特開昭５８
−４２５０５号公報に開示された構成が提供されている
。この従来構成は、上下方向ならびに水平方向に複数の
区画収納空間を有する棚を、通路を置いて一対並設し、
両端の端部外方に荷捌き場を設けるととらに、前記通路
内に、荷捌き場と区画収納空間との間でパレット（荷）
の受け渡しを行う走行装置を設けている。そして走行装
置の走行動と、この走行装置に設けた昇降台の昇降動、
ならびに荷受渡し具の横方向出退勤との組合せ動作によ
って、目的とする区画収納空間と荷捌き場との間でパレ
ットの受け渡しを行っている。

発明が解決しようとする課趙 上記の従来形式によると、両州の各区画収納空間は、そ
の幅寸法、高さ寸法、奥行き寸法が同じであり、したが
って一定形状のパレットを使用して荷が取扱われる。こ
の場合に大形荷や小形荷の取扱いを行うときには、全て
のパレットならびに区画収納空間を大形荷に合せて形成
しなければならない。そのため、小形荷の取扱いが増え
たとき、倉庫設備の設置面積に対して効率の悪い格納と
なる。また、たとえば特開昭５９−４８３０７号公報に
見られるように、区画収納空間の奥行き寸法を変えた棚
も提供されているが、この場合に高さの無駄は解消され
ないものであり、さらに入・出庫の制御が複雑になる。

本発明の目的とするところは、形状の異なる荷の格納を
効率よく簡単な制御で行えるパレット使用の倉庫設備を
提供する点にある。

課払を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のパレット使用の倉庫
設備は、上下方向ならびに水平方向に複数の区画収納空
間を有する柵を、通路を置いて一対並設し、両州の区画
収納空間は幅寸法を同じとし、そして棚のうち一方は、
区画収納空間の高さ寸法および奥行き寸法を他方よりも
長くした大形パレット用柵に形成するとともに、他方は
小形パレット専用器に形成し、前記大形パレット用棚の
端部外方に大形用荷捌き装置を設けるととらに、前記小
形パレット専用器の端部外方に小形用荷捌き装置を設け
、前記通路内に、荷捌き装置と区画収納空間との間で大
形パレットならびに小形パレットの受け渡しを行う共通
の出し入れ装置を設けている。

作用 かかる本発明の構成によると、大形パレットは、出し入
れ装置の作動によって大形パレット用棚の区画収納空間
と大形用荷捌き装置との間で入庫または出庫移動し得る
。また小形パレットは、出し入れ装置の作動によって小
形パレット専用器の区画収納空間と小形用荷捌き装置と
の間で入庫または出庫移動し得る。この場合に通常、大
形パレットよりも小形パレットのほうが多い取扱い量に
なるが、これは小形パレット専用器の区画収納空間を、
高さ寸法が短いことによって数多く（段数を多く）形成
できることで吸収し得、さらに両柵の区画収納空間の幅
寸法が同じであることから、大形パレット用棚の区画収
納空間の一部に小形パレットを入庫することで吸収し得
る。

実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

通路１を置いて並設された一対の棚は大形パレット用柵
１０と小形パレット専用器２０とからなり、それぞれ上
下方向ならびに水平方向に複数の区画収納空間１１．２
１を有する。すなわち両様１０．２０は、所定間隔置き
に立設した１ｙ枠１２．２２と、縦枠１２２２間の連結
を行う横枠１３．２３と、縦枠１２．２２に取付けた腕
木１４．２４などから構成され、縦枠１２．２２と腕木
１４．２４とにより形成される前記区画収納空間１１．
２１は、その幅寸法Ｗを両１１１１０．２０ともに同じ
にしである。そして大形パレット相様１０における区画
収納空間１１の高さ寸法Ｈおよび奥行き寸法しは、小形
パレット専用１Ｉ１２０における区画収納空間２１の高
さ寸法りおよび奥行き寸法Ωよりも長く形成しである。

したがってパレットは、両区画収納空間１１．２１に対
応して大形パレット１５と小形パレット２５との二種が
準備される。なお小形パレット２５は、幅寸法Ｗが同じ
であることがら大形パレット用柵１０の区画収納空間１
１にも格納し得る。Ａは大形荷、ａは小形荷を示す。前
記大形パレット用柵１０の端部外方には大形用荷捌き装
置１６が設けられるとともに、小形パレット専用器２０
の端部外方には小形用荷捌き装置２６が設けられる。こ
れら荷捌き装置１６．２６は、レール１７．２７に支持
案内されて１１！１１０．２０の端部に対して接近離間
自在な受け台車１８．２８を有し、さらに離間限の位置
にはターンテーブル１９．２９が設けられる。前記通路
１内には、荷捌き装置１６．２６と区画収納空間１１．
２１との間で大形パレット１５ならびに小形パレット２
５の受け渡しを行う共通の出し入れ装置３０が設けられ
る。

すなわち出し入れ装置３０は、床レール２に車輪３１を
介して支持案内される下部フレーム３２と、この下部フ
レーム３２の前後端から立設したボスト３３と、これら
ボスト３３の上端間に取付けられかつ天井レール３にロ
ーラなどを介して支持案内される上部フレーム３４と、
両ポスト３３間で案内される昇降台３５と、この昇降台
３５上に横方向に出退自在に設けられたフォーク形式の
出し入れ具３６と、走行駆動装置３７、昇降駆動装置３
８、出退駆動装置３９、制御装置、４０などから構成さ
れる。前記昇降台３５上には、投光器４１と受光器４２
とからなるパレット検出装置４３と、同様の投光器４４
と受光器４５とからなる大形パレット検出装置４６とが
設けられる。ここでパレット検出装ｆｉ４３は、光軸４
３ａが昇降台３５の中央部を通るように配設され、また
大形パレット検出装′ｌ１４６は、光軸４６ａが昇降台
３５の大形パレット用棚１０に寄った位置を通るように
配設されている。

上記実施例において、まず大形荷Ａを支持した大形パレ
ット１５の入庫作業を説明する。フォークリフト車など
で搬送されてきた大形パレット１５は、大形用荷捌き装
置１６のターンテーブル１９上に位置している受け台車
１８上に渡される。そしてターンテーブル１９の回転と
受け台車１８の走行とにより、大形パレット１５を大形
パレット用棚１０の端部近くのホームポジションに位置
させる。次いで出し入れ装置３０の走行動と、昇降台３
５の昇降動と、出し入れ具３６の横方向出退勤との組合
せ動作によって、受け台車１８上の大形パレット１５を
第４図仮想線で示すように昇降台３５上に位置させる。

このとき大形パレット１５は、光軸４３ａを遮ることで
パレット検出装置４３によりパレット有りが検出され、
また光軸４６ａを遮ることで大形パレット検出装置４６
により大形パレット１５であることが検出される。この
大形パレット１５の判別検出により、出し入れ具３６が
小形パレット専用棚２０側に作用しないように制御装置
４０が自動設定される０次いで前述した走行動と昇降動
と横方向出退勤との組合せ動作により、大形パレット用
棚１０の目的とする区画収納空間１１に大形パレット１
５を入庫させる。この場合に前述した判別検出により大
形パレット１５が小形パレット専用棚２０に入庫される
ことはない、なお上述とは逆操作により、大形パレッ、
ト用ｌ１１０の大形パレット１５を大形用荷捌き装置１
６の受け台車１８上に出庫し得る。この場合に前述した
判別検出により、大形パレット１５が小形用荷捌き装置
２６の受け台車２８上に出庫されることはない。

次に小形荷ａを載置した小形パレット２５の入庫作業を
説明する。小形用荷捌き装置２６と出し入れ装置３０と
の作動は上述と同様であり、これによって小形パレット
２５を第４図実線で示すように昇降台３５上に位置させ
る。このとき小形パレット２５は光軸４３ａを遮ること
でパレット検出装置４３によりパレット有りが検出され
るが、光軸４６ａは遮らないことから大形パレット１５
ではなく小形パレット２５であることが判別される。そ
の後、前述と同様の作動によって小形パレット２５を小
形パレット専用棚２０の区画収納空間２１に入庫される
。また小形パレット２５は、小形パレット専用１ｉｔＩ
２０に収納空間がないなど必要に応じて、大形パレット
用１１１０の区画収納空間１１に何んら支障なく入庫し
得る。小形パレット２５の出庫も逆作動により行えるの
であるが、この場合に前述したように小形パレット２５
であることが判別されることから、たとえ大形パレット
用ｌ１１０から取出したとしても、小形用荷捌き装置２
６の受け台車２８上に間違いなく出庫される。

発明の効果 上記構成の本発明によると、大形パレットは、出し入れ
装置の作動によって大形パシット相様の区画収納空間と
大形用荷捌き装置との間で入庫または出庫移動させるこ
とができ、また小形パレットは、小形パレット専用棚の
区画収納空間と小形用荷捌き装置との間で入庫または出
庫移動させることができる。このようにパレット、すな
わち荷の大きさ（形状）に応じて両州を使い分けること
によって、形状の異る荷の格納を、倉庫設備の設置面積
に対して効率よく行うことができ、さらには制御も簡単
にできる。また通常、大形パレットよりも小形パレット
の取扱い量が多くなるが、これは小形パレット専用棚の
区画収納空間を、高さ寸法が短かいことによって数多く
（段数を多く）形成できることで吸収することができ、
さらに両棚の区画収納空間の幅寸法が同じであることが
ら、大形パレット用棚の区画収納空間の一部に小形パレ
ットを入庫することで吸収することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は一部切欠き側
面図、第２図は平面図、第３図は正面図、第４図は出し
入れ装置の要部の平面図である。 １・・・通路、１０・・・大形パレット相様、２０・・
・小形パレット専用棚、１１．２１・・・区画収納空間
、１５・・・大形パレット、１Ｇ・・・大形用荷捌き装
置、１８．２８・・・受け台車、２５・・・小形パレッ
ト、２６・・・小形用荷捌き装置、３０・・・出し入れ
装置、３５・・・昇降台、３６・・・出し入れ具、４３
・・・パレット検出装置、４６・・・大形パレット検出
装置、Ａ・・・大形荷、ａ・・・小形荷、Ｗ・・・幅寸
法、Ｈ。 ｈ・・・高さ寸法、し、ρ・・・奥行き寸法。 代理人　　　森　　本　　義　　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、上下方向ならびに水平方向に複数の区画収納空間を
   有する棚を、通路を置いて一対並設し、両棚の区画収納
   空間は幅寸法を同じとし、そして棚のうち一方は、区画
   収納空間の高さ寸法および奥行き寸法を他方よりも長く
   した大形パレット用棚に形成するとともに、他方は小形
   パレット専用棚に形成し、前記大形パレット用棚の端部
   外方に大形用荷捌き装置を設けるととらに、前記小形パ
   レット専用棚の端部外方に小形用荷捌き装置を設け、前
   記通路内に、荷捌き装置と区画収納空間との間で大形パ
   レットならびに小形パレットの受け渡しを行う共通の出
   し入れ装置を設けたことを特徴とするパレット使用の倉
   庫設備。