JPH06144512A - 出し入れ装置 - Google Patents

出し入れ装置

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JPH06144512A
JPH06144512A JP4294683A JP29468392A JPH06144512A JP H06144512 A JPH06144512 A JP H06144512A JP 4294683 A JP4294683 A JP 4294683A JP 29468392 A JP29468392 A JP 29468392A JP H06144512 A JPH06144512 A JP H06144512A
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stress
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Takeo Nagaoka
武男 永岡
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポスト11,12の下端に下部フランジ25を設
け、下部フランジ25と走行機体10とをボルト26を介して
連結することにより走行機体10にポスト11,12を立設
し、ポスト11,12の下端部と下部フランジ25との間に門
形状の補強材27を設け、補強材27のコーナ部30を円弧状
に形成した。 【効果】 補強材27を門形状に形成しているため補強材
27の横リブ29が応力を受けるとともに円弧状のコーナ部
30が応力を分散するため、ポスト11,12と補強材27との
連結部に応力が集中することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場内に設置
され、レールに支持案内されて棚前方の一定経路上を走
行自在な自動倉庫用の出し入れ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出し入れ装置としては、
例えば特開昭63−160911号公報に示されるもの
がある。すなわち、出し入れ装置は、床レールに支持案
内されて棚前方の一定経路上を走行自在な走行機体と、
この走行機体から立設した前後一対のポスト(支柱)
と、これらポスト間に配置されかつ出退自在な出し入れ
具を有する昇降体とから形成されている。
【0003】図7,図8に示すように、ポスト40は、ポ
スト40の下端に取付けられたフランジ41を介して、ボル
ト42により走行機体43の上面に支持固定されている。そ
して、ポスト40の下端部かつ走行方向47側には補強材44
が設けられている。これら補強材44は、ポスト40の外周
面とフランジ41の上面とに連結する一対の縦リブ45a,
45bにより構成される。
【0004】これにより、走行機体43の加速時および減
速時などにおいて走行方向47の荷重がポスト40に作用し
ても、ポスト40と走行機体43との連結部は補強材44によ
り十分な強度を保持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例では、走行方向47の荷重がポスト40に作用した場
合、各縦リブ45a,45bの上端とポスト40の外周面との
連結部に応力が集中して、ここからポスト40に亀裂46が
生じるといった問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、補強
材とポストとの連結部に発生する応力を分散して受ける
ことができる出し入れ装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明における出し入れ装置は、床レールに支持案内
されて棚前方の一定経路上を走行自在な出し入れ装置で
あって、走行機体と、この走行機体から立設したポスト
と、このポスト側に案内されかつ出退自在な出し入れ具
を有する昇降体とからなり、上記ポストの下端にフラン
ジを設け、このフランジと走行機体とを連結具を介して
着脱自在に連結し、ポストの下端部とフランジとの間に
門形状の補強材を設け、この補強材のコーナ部を円弧状
に形成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によると、ポストと走行機体との連結
部は補強材により十分な強度を保持している。この際、
補強材を門形状に形成しているため補強材の横リブ部が
応力を受けるとともに円弧状のコーナ部が応力を分散す
るため、ポストと補強材との連結部に応力が集中するこ
とを防止できる。また、出し入れ装置を設置する場合
は、設置現場において、走行機体とフランジとを連結具
で連結することにより、出し入れ装置の組み立てが容易
に行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。図5に示すように、1は自動倉庫であ
り、棚2と、棚2前方の一定経路3上を走行自在な出し
入れ装置4とで構成されている。そして、棚2の前方に
は出し入れ装置4が走行するための通路7が形成されて
いる。図2に示すように、上記棚2は枠組み状構造を有
し、上下方向ならびに左右方向に複数の収納部5が形成
されている。各収納部5は腕木を介して荷6を(直接に
またはパレツトを介して)支持すべく構成されている。
【0010】上記出し入れ装置4は、床レール9に支持
案内されて前後走行する走行機体10と、走行機体10から
立設した前後一対の円筒状ポスト11,12と、これらポス
ト11,12側に案内されかつ出退自在な出し入れ具13(フ
ォークなど)を有する昇降体14と、これらポスト11,12
の上端間を連結する上部フレーム15とにより構成されて
いる。上記走行機体10は床レール9上で転動自在な駆動
車輪16と従動車輪17とを前後に振り分けて有し、また上
部フレーム15は天井レール18に案内されるガイドローラ
19を有する。上記出し入れ具13は、昇降体14上に設けら
れ、出退動装置21の作動により収納部5などに対して出
退自在に形成されている。上記走行機体10上で、他方の
ポスト12の外方には、上記昇降体14に連動した昇降駆動
装置22と、駆動車輪16に連動した走行駆動装置23とが搭
載してある。
【0011】図1〜図4に示すように、ポスト11,12の
下端には四角板状の下部フランジ25が設けられ、これら
下部フランジ25と走行機体10のフレーム10a上面とはボ
ルト26(連結具の一例)により着脱自在に連結されてい
る。各ポスト11,12と下部フランジ25との間には前後一
対(すなわち、走行機体10の走行方向24)の補強材27が
設けられている。
【0012】これら補強材27は、各ポスト11,12の外周
面と各下部フランジ25の上面とに溶接された左右一対の
縦リブ28a,28bと、両縦リブ28a,28bの上端間に連
設されてポスト11,12の外周面に溶接された横リブ29と
により門形状に形成され、各縦リブ28a,28bと横リブ
29とのコーナ部30をそれぞれ所定半径Rの円弧状に形成
したものである。
【0013】また、上記と同様に、ポスト11,12の上端
には上部フランジ32が設けられ、これら上部フランジ32
と上部フレーム15下面とはボルト26により着脱自在に連
結されている。各ポスト11,12と上部フランジ32との間
には前後一対の補強材27(上記下部フランジ25側の補強
材27と同一形状)が設けられている。すなわち、これら
補強材27は、各ポスト11,12の外周面と各上部フランジ
32の下面とに溶接された左右一対の縦リブ28a,28b
と、両縦リブ28a,28bの下端間に連設されてポスト1
1,12の外周面に溶接された横リブ29とにより逆門形状
に形成され、各縦リブ28a,28bと横リブ29とのコーナ
部30をそれぞれ所定半径Rの円弧状に形成したものであ
る。
【0014】以下、上記構成における作用を説明する。
走行機体10を一定経路3に沿って前後方向に走行させる
とともに昇降体14を昇降させて、昇降体14を目的の収納
部5まで移動させる。その後、出し入れ具13を出退させ
ることにより、荷6を目的の収納部5に対して搬入出し
得る。
【0015】この際、走行機体10の加速時および減速時
などにおいて前後方向(すなわち走行方向24)の荷重が
各ポスト11,12に作用しても、各ポスト11,12と走行機
体10との連結部および各ポスト11,12と上部フレーム15
との連結部は各補強材27により十分な強度を保持してい
る。また、図1に示すように、各補強材27の横リブ29が
応力を受けるとともに円弧状のコーナ部30が応力を分散
するため、各ポスト11,12と補強材27との連結部に応力
が集中することを防止できる。
【0016】また、出し入れ装置4を設置する場合は、
設置現場において、走行機体10と下部フランジ25とをボ
ルト26で連結するとともに上部フレーム15と上部フラン
ジ32とをボルト26で連結することにより、出し入れ装置
4の組み立てが容易に行える。
【0017】上記実施例では、前後一対のポスト11,12
側に案内される昇降体14を設けているが、これは、一本
のポストに案内される昇降体14であってもよい。また、
上記実施例では、円筒状ポスト11,12に補強材27を設け
ているが、これは、図6に示すように、角筒状ポスト1
1,12に補強材27を設けたものであってもよい。
【0018】上記実施例では、前後一対(すなわち、走
行機体10の走行方向24)に補強材27を設けているが、さ
らに左右にも増設してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ポストの
下端部とフランジとの間に門形状の補強材を設け、この
補強材のコーナ部を円弧状に形成したことにより、補強
材の横リブ部が応力を受けるとともに円弧状のコーナ部
が応力を分散するため、ポストと補強材との連結部に応
力が集中することを防止できる。したがって、従来のよ
うに応力集中によりポストに亀裂が生じるといった不具
合は防止され、さらに美観も向上する。
【0020】また、出し入れ装置を設置する場合は、設
置現場において、走行機体とフランジとを連結具で連結
することにより、出し入れ装置の組立てが容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における補強材の正面図であ
る。
【図2】出し入れ装置の側面図である。
【図3】補強材の側面図である。
【図4】補強材の平面図である。
【図5】自動倉庫の平面図である。
【図6】角筒状ポストに設けた補強材の平面図である。
【図7】従来例における補強材の正面図である。
【図8】従来例における補強材の側面図である。
【符号の説明】
2 棚 3 一定経路 4 出し入れ装置 9 床レール 10 走行機体 11,12 ポスト 13 出し入れ具 14 昇降体 25 下部フランジ 26 ボルト(連結具) 27 補強材 30 コーナ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床レールに支持案内されて棚前方の一定
    経路上を走行自在な出し入れ装置であって、走行機体
    と、この走行機体から立設したポストと、このポスト側
    に案内されかつ出退自在な出し入れ具を有する昇降体と
    からなり、上記ポストの下端にフランジを設け、このフ
    ランジと走行機体とを連結具を介して着脱自在に連結
    し、ポストの下端部とフランジとの間に門形状の補強材
    を設け、この補強材のコーナ部を円弧状に形成したこと
    を特徴とする出し入れ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009091093A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Tsubaki Emerson Co 昇降装置
JP4700038B2 (ja) * 2007-10-05 2011-06-15 株式会社ツバキエマソン 昇降装置

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