JP3512085B2 - クレーン装置 - Google Patents
クレーン装置Info
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Description
昇降自在に案内支持する支柱が、走行台車に取り付けら
れたクレーン装置に関する。
台車に溶接して取り付けている。そして、製造工場にお
いて支柱を走行台車に溶接すると、所望の据え付け場所
への搬入が困難となるような場合には、支柱と走行台車
とを別々にして据え付け場所へ搬入し、その据え付け場
所において、支柱の走行台車に対する取付け位置やその
傾き姿勢を位置決めした上で、溶接作業者が支柱を走行
台車に溶接している。
ば、支柱の走行台車への取付け作業が煩雑化する欠点が
ある。つまり、製造工場において溶接する場合も据え付
け場所において溶接する場合も、支柱と走行台車との溶
接箇所を精度良く位置決めした状態で溶接する必要があ
るので、支柱が大型化するほどその位置決めに手間を要
し、特に、据え付け場所において溶接する場合は、溶接
資材や位置決め用の治具,溶接作業者等を据え付け場所
に確保しなければならないからである。本発明は上記実
情に鑑みてなされたものであって、支柱の走行台車に対
する取付け構造を工夫することにより、支柱の走行台車
への取付け作業を簡略化できるようにすることを目的と
する。
装置は、走行台車に起立姿勢で設けた支柱支持枠に支柱
の下端側部分を係合して、その下端側部分の外周部を支
柱支持枠に受け止め支持させて、支柱と走行台車とを位
置決めすることができ、その支柱支持枠と支柱とを締め
付け具にて固定して、支柱を走行台車へ取付けることが
できる。従って、支柱と走行台車との位置決めの手間を
軽減することができるとともに、その支柱と支柱支持枠
とを締め付け具にて固定することができるので、支柱を
走行台車に溶接する必要がなく、特に、据え付け場所に
おいて支柱を走行台車に取付ける場合でも、溶接資材や
治具,溶接作業者等が不要で、支柱の走行台車への取付
け作業を簡略化できる。しかも、請求項1記載のクレー
ン装置は、周方向に分散形成した支柱長手方向に沿う複
数の奥拡がり状凹溝に対して、締め付け具を所望の高さ
位置で係止して、支柱支持枠と支柱とを締め付け固定す
ることができる。従って、締め付け具の支柱に対する締
め付け位置を容易に調整することができ、支柱を支柱支
持枠に確実に固定することができる。請求項2記載のク
レーン装置は、支柱支持枠に係合支持された支柱の下端
面を、走行台車に設けた支持面に受け止め支持させて、
支柱支持枠と支柱とを締め付け具にて固定することがで
きる。従って、支柱の下端面を支持面に受け止めさせた
状態で位置決めすることができ、その位置決めの手間を
一層軽減することができるとともに、支柱からの下向き
荷重を走行台車に直接作用させることができ、締め付け
具の締め付け強度を確保し易い。
ーン装置の一例としてのスタッカークレーンAを示し、
このスタッカークレーンAは、複数の収納棚を並設した
自動倉庫等において、それらの収納棚の間に形成した作
業通路を自動走行して、その収納棚との間で物品を移載
するように構成されている。
設置した単一の走行レール1に沿って走行する走行台車
2に、作業用の昇降台としての昇降キャレッジ3を昇降
自在に案内支持する一対の支柱4を走行方向の前後に取
り付けて構成され、各支柱4の上端側部分どうしは、作
業通路上方に設置した上部ガイドレール5に案内支持さ
れる上部フレーム6にて連結されている。
分がその外周部を受け止め支持されるように係合される
2基の下部支柱支持枠7が起立姿勢で走行方向の前後に
設けられ、上部フレーム6には各支柱4の上端側部分が
係合される2基の上部支柱支持枠8が下向きで走行方向
の前後に設けられている。
に係合支持された支柱4の下端面を受け止め支持する支
持面9と、走行レール1の上面に支持されて転動する走
行輪10a,10bと、それらの走行輪10a,10b
の近くで走行レール1を左右方向から挟み込んでその側
面に沿って転動する左右一対のガイドローラ11とが走
行方向の前後に設けられ、走行輪10a,10bのうち
の一方の駆動輪10aを駆動する走行用電動モータM1
と、図外の集電装置や走行用の制御装置等が設けられて
いる。そして、スタッカークレーンAは、上部フレーム
6にて倒れ止めされながら、走行用電動モータM1の駆
動で走行レール1に沿って自動走行するように構成され
ている。
連結した昇降用駆動チェーン12にて吊下げ支持され、
2基の物品移載用のフォーク装置14が走行方向の前後
に並設されている。前記駆動チェーン12は、上部フレ
ーム6に設けた案内スプロケット15と一方の支柱4に
設けた案内スプロケット15とに巻き掛けられて、走行
台車2の一端に装備した巻き取りドラム17に連結され
ており、巻き取りドラム17を昇降用電動モータM2に
て正逆に駆動回転させて、駆動チェーン12の繰り出し
や巻き取り操作で昇降キャレッジ3を駆動昇降させるよ
うに構成されている。
アルミニュウム材を押出し成形して、走行方向の前後に
位置する前後側壁18a,18bと、走行方向の左右に
位置する左右側壁19とを備えた中空角筒状に形成さ
れ、前後側壁18a,18bの各々には、突条部20が
支柱長手方向に沿って一連に形成されている。
の前後側壁18aに形成した突条部20に、昇降キャレ
ッジ3に設けたガイドローラ25を転動させて、その昇
降移動を案内するガイドレールに利用されている。
9とが交差する四つの角部には、前述の下部支柱支持枠
7や上部支柱支持枠8、及び、昇降キャレッジ3に設け
た光電スイッチ13にて検出される昇降制御用被検出板
21等の部品を取付ける為の部品取付けレール22が、
支柱長手方向に沿って一連に形成されている。
方向の前後に向けて開口する奥拡がり状凹溝23と、走
行方向の左右に向けて開口する奥拡がり状凹溝24とを
支柱長手方向に沿って一連に形成して、これらの奥拡が
り状凹溝23,14が、支柱4の外周部に周方向に分散
させて形成されている。
左右二つの分割部分7a,7bに分割されて、各分割部
分7a,7bが支柱4の下端側部分の左右方向一側部を
係合するように形成され、分割部分7a,7bの夫々の
下端部には、略水平方向に伸びる鋼板製のフランジ26
が設けられ、支柱4の下端側部分をそれらの分割部分7
a,7bに係合して、支柱下部の外周部を受け止め支持
するように構成されている。
材を屈曲させて構成したもので、支柱4の下端側部分の
うちの左右方向の一側面に対して接当する側部接当板2
7と、支柱4の下端側部分のうちの昇降キャレッジ3側
とは逆方向の走行方向前面に対して接当する前部接当板
28と、その前部接当板28の側縁部を補強する補強板
29とが一連に形成されている。
の下端部に溶接固定され、このフランジ26を締め付け
具としてのボルト・ナット30にて走行台車2に締め付
けて、各分割部分7a,7bが走行台車2に固定されて
いる。
柱4は、その下端面が走行台車2の支持面9に受け止め
支持された状態で、締めつけ具31としての複数の頭付
ボルト31aとナット31bにて、その下部支柱支持枠
7の上下複数箇所に締め付け固定されている。前記頭付
ボルト31aは、各奥拡がり状凹溝23,24の上下複
数箇所に対応して、各分割部分7a,7bに形成した複
数のボルト孔31cに挿通され、その頭部を支柱4の奥
拡がり状凹溝23,24の内側に係止して、抜け出しが
阻止されている。
に、下面視において二つの分割部分8a,8bに分割さ
れて、各分割部分8a,8bが支柱4の上端側部分の左
右方向一側部を係合するように形成され、分割部分8
a,8bの夫々には、上部フレーム6に対してボルト固
定される鋼板製のフランジ33が設けられ、支柱4の上
端側部分をそれらの係合部材32に係合して、締めつけ
具31にて締め付け固定してある。
短く、かつ、上部フレーム6に下向きに設けられている
点で下部支柱支持枠7と異なるが、下部支柱支持枠7と
同様に構成されているので、その詳細な説明は省略す
る。
内支持する複数の支柱が走行台車に取り付けられたクレ
ーン装置を示したが、単一の支柱が走行台車に取り付け
られたクレーン装置であっても良い。 2.上記実施形態では、複数の分割部分からなる支柱支
持枠を示したが、支柱の下端側部分がその外周部を受け
止め支持されるように係合される一連の筒状に形成した
支柱支持枠であっても良い。 3.上記実施形態では、支柱支持枠の下端部に設けたフ
ランジを締め付け具にて走行台車に固定したが、支柱支
持枠を走行台車に溶接にて固定しても良い。 4.上記実施形態では、支柱の下端面を走行台車に設け
た支持面で受け止め支持したが、支柱の下端面を走行台
車から浮上させた状態で、その支柱と支柱支持枠とを締
め付け具にて固定しても良い。 5.上記実施形態では、作業用の昇降台として、物品移
載用のフォーク装置を備えた昇降キャレッジを示した
が、人為的に物品を移載するための作業用床面を備えた
昇降台であっても良い。
Claims (2)
- 【請求項1】 作業用の昇降台を昇降自在に案内支持す
る支柱が、走行台車に取り付けられたクレーン装置であ
って、 前記支柱の下端側部分がその外周部を受け止め支持され
るように係合される支柱支持枠が、前記走行台車に起立
姿勢で設けられ、 その支柱支持枠とそれに係合支持された支柱とが、締め
付け具にて固定され、前記支柱の外周部に、奥拡がり状凹溝の複数が、支柱長
手方向に沿い且つ周方向に分散させて形成され、 前記締め付け具が、前記奥拡がり状凹溝に係止されて、
支柱支持枠と支柱とを締め付け固定するように構成され
ている クレーン装置。 - 【請求項2】 前記走行台車に、前記支柱支持枠に係合
支持された支柱の下端面を受け止め支持する支持面が設
けられ、 前記支柱の下端面が前記支持面に受け止められた状態
で、支柱支持枠と支柱とが締め付け具にて固定されてい
る請求項1記載の クレーン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36035397A JP3512085B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クレーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36035397A JP3512085B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クレーン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11189309A JPH11189309A (ja) | 1999-07-13 |
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Family
ID=18469042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36035397A Expired - Fee Related JP3512085B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | クレーン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3512085B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP5321872B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2013-10-23 | 株式会社ダイフク | スタッカークレーン |
JP5472167B2 (ja) * | 2011-03-15 | 2014-04-16 | 株式会社ダイフク | スタッカークレーン |
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-
1997
- 1997-12-26 JP JP36035397A patent/JP3512085B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11189309A (ja) | 1999-07-13 |
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