JPH02168074A - エンジンの排気管接続用ガスケット - Google Patents

エンジンの排気管接続用ガスケット

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JPH02168074A
JPH02168074A JP30328988A JP30328988A JPH02168074A JP H02168074 A JPH02168074 A JP H02168074A JP 30328988 A JP30328988 A JP 30328988A JP 30328988 A JP30328988 A JP 30328988A JP H02168074 A JPH02168074 A JP H02168074A
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gasket
gasket body
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engine
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Masao Furusawa
政生 古沢
Kazuki Takahashi
一樹 高橋
Tsuneo Hayashi
林 恒夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばエンジンの排気管などのように高温流体
が流れる管の接続に用いられるガスケットに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、エンジンなどのように振動可能に支持された装置
本体と、排気管などのように高温流体が流れる管とを接
続する場合、金属製の剛性が高いガスケットを使用する
のが一般的である。例えば、自動二輪車においては、エ
ンジン本体の排気口に接続される排気管の接続端にフラ
ンジを設け、このフランジの両側に略さらばねを向かい
合わせにした形状に形成されたガスケットを配設し、こ
れらガスケットおよびフランジをエンジン本体に取付け
られるナツトリングでエンジン本体方向に押圧すること
によって、前記ガスケットでエンジン本体と排気管との
間をシールするように構成されている。
C発明が解決しようとする課題〕 しかし、このような構造では、ガスケットによるシール
を得るために、圧接力を大きくする必要があり、エンジ
ン本体と排気管との接続剛性が高いものとなっている。
このため、エンジン本体の振動と排気管の振動とが互い
に影響を及ぼし合ってしまい、エンジン本体や排気管の
振動を小さくするのが困難であった。そこで、これを解
決するために、ガスケットの剛性を低くすることが考え
られるが、さらばねのような従来のガスケットでは、排
気が漏れる問題が起きる。本発明はこのような事情に鑑
みなされたもので、排気などの高温流体が漏れることな
く、排気管などの管を剛性が低い状態でエンジン本体な
どの装置本体に接続することができるガスゲットを提供
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るガスケットは、環形に錯綜された耐熱性金
属細線を圧縮変形させたガスケット本体と、このガスゲ
ット本体の外表面のうち、外表面の延在する方向が軸線
方向から径方向に少なくとも一度は変わる範囲に設けら
れた耐熱性およびシール性を有する高分子材とから構成
したものである。
〔作用〕
本発明においては、ガスケット本体は容易に弾性変形し
、高分子材でシール性が確保されるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。第
1図は本発明に係るガスケットを示す第2図の1−1線
断面図、第2図はガスケットを示す正面図、第3図はガ
スケットの使用状態を説明するための断面図、第4図は
ガスケットが備えられた自動二輪車全体を示す側面図で
、第4図において符号1は車体枠を示す。2は車体枠1
の前端に回動自在に支持され前輪3を懸架するフロント
フォーク、4は車体枠1の後部を構成するピラー5に揺
動自在に枢支されたリヤアーム、6はその後端に支持さ
れた後輪である。7はエンジン本体であり、自動二輪車
の略中央部に配設され、車体枠1に弾性部材を介して支
持されている。このエンジン本体7は水冷式の2サイク
ルエンジンであり、歯車変速機を内蔵したクランクケー
ス8と、このクランクケース8の上側に頭部が前方へ傾
斜するように設けられたシリンダ9などから構成されて
いる。
11はシリンダ9の前側に下方へ向けて開口された排気
口である。12はこの排気口11に接続された排気管で
あり、クランクケース8の前方を下方へ延び、クランク
ケース8の下方を通って車体後方へ延びている。13は
排気管11の略中央部を弾性部材を介して支持するステ
ー 14は後端に形成された消音器である。
15は本発明の要部となるガスケットであり、このガス
ケット15は、ガスケット本体16と、このガスケット
本体16の外表面に僅かに含浸するようにコーティング
された耐熱性およびシール性を有する高分子材17とか
ら構成されている。
ガスケット本体16は、例えばステンレス鋼などからな
る耐熱性金属細線を環形に錯綜した錯綜体を、断面積が
小さくなり断面矩形になるように圧縮変形させることに
よって形成される。また、高分子材17はガスケット本
体16の外表面のうち、外表面の延在する方向が軸線方
向から径方向に少なくとも一度は変わる範囲に連続して
設けられている。本実施例においては、外周面、内側端
面、外側端面に連続して設けられている。すなわち、高
分子材17は第1図において点を施して示すように断面
コ字状に形成され、外側部分17aは斜線を施したガス
ケット本体16の外表面を覆い、内側部分17bはガス
ケット本体16の外表面に含浸されている。高分子材1
7としては例えばシリコーンゴムやふっ素ゴムなどを用
いることができる。
ここで、耐熱性金属細線の直径、圧縮変形させる割合、
耐熱性金属細線の密度は、使用するエンジン本体や排気
管の形状、振動特性などに応じて適宜変更することがで
きる。
21は排気管12の接続端に設けられたフランジであり
、この両側に上述したガスケット15゜15が配設され
ている。22は排気管12にガスゲット15.15およ
びフランジ21を外側から覆うように嵌装されたナツト
リングである。このナンドリング22はガスケット15
の外周面および外側端面に接触し、スタンドボルト23
およびナツト24でエンジン本体7に取付けられること
によって、前記ガスケット15.15およびフランジ2
1をエンジン本体方向へ押圧し、排気管工2をガスケッ
ト15.15を介してエンジン本体7に接続する。なお
、図示しないが、排気管12の前部には漣結部が設けら
れており、前記ガスケソト15およびナツトリング22
はこの連結部を切離すことによって組込まれる。
また、フランジ21を排気管12に溶接するタイプでは
、外側のガスケット15を排気管12に嵌装した後、フ
ランジ21を溶接することになるので、外側のガスケッ
ト15を金属細線の錯綜体のままとすれば、溶接の際高
分子材17が溶けることもなく作業性がよくなる。
このように構成されたガスケットにおいては、ガスケッ
ト本体16を耐熱性金属細線から形成しており、耐熱性
金属細線は容易に弾性変形することができるので、ガス
ケット本体16の剛性を低くすることができると共に、
高分子材I7でシール性を確保することできる。
したがって、ガスケット15を使用すれば、排気が漏れ
ることなく、排気管12を剛性が低い状態でエンジン本
体7に接続することができる。すなわち、エンジン本体
7と排気管12とを相対的に移動させ、これらの部材が
振動するのを緩衝することができる。その結果、エンジ
ン本体7の振動と排気管12の振動とが互いに影響を及
ぼし合うのを抑え、これら部材が振動するのを抑えるこ
とができる。実験によれば、エンジン本体7や排気管1
2の振動の低減に伴って、操向ハンドル、燃料タンクの
側面、フットレスト、シートに生じる体感振動も低減す
ることがわかった。
また、高分子材17をガスケット本体16に含浸させる
ことによって、ガスケット本体16と高分子材17とが
相対的に移動することがないので、接合部分が摩耗する
のを抑え耐久性を向上させることができる。
第5図は本発明に係るガスケットの他の実施例の第1図
に相当する断面図である。この実施例においては、ガス
ケット31はガスケット本体16と高分子材からなるシ
ール部材32とからなり、シール部材32をガスケット
本体16にその外表面に密接するように被冠させること
によって、ガスケット本体16の外表面に高分子材が設
けられている。
すなわち、ガスケット本体16は第1図に示すものと同
様に耐熱性金属細線を環形に錯綜した錯綜体を、断面積
が小さくなり断面矩形になるように圧縮変形させること
によって形成されている。
シール部材32は、第6図に示すように高分子材を環形
にかつガスケット本体16が嵌入する環状+1132a
を有する断面コ字状に成形することによって形成されて
いる。ここで、環状溝32aの内側寸法は溝周壁がガス
ケット本体16の外表面に密接するようにガスケット本
体16の外側寸法と等しいか僅かに小さくなるように設
定されている。
そして、シール部材32は第6回中鎖線で示すように一
端面部分を外側へ折曲げてガスケット本体16を環状溝
32a内に嵌入させることによって組付けられ、ガスケ
ント本体16の軸線方向に延在する外周面、径方向に延
在する内側端面および外側端面に連続して密接する。
この実施例においても、ガスケット本体16は容易に弾
性変形し、シール部材32でシール性を石育保すること
できる。
なお、上記実施例においては、エンジン本体側および外
側いずれのガスケット本体16も外周面、内側端面、外
側端面の3つの面を高分子材17あるいはシール部材3
2で覆った例について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ガスケット本体16の外周面をナ
ツトリング22の内周面に圧接させた状態に装着すれば
第7図および第8図に示すように外側のガスケット本体
16において、コーティングあるいはシール部材32の
外側端面部分を省略することができる。また、第9図お
よび第10図に示すようにガスケット本体16の内周面
および内・外側端面に高分子材17をコーティングした
りシール部材32を被冠するようにしてもよく、内周面
を排気管12の外周面に圧接させるようにすれば、エン
ジン本体側のガスケット本体16において、コーティン
グあるいはシール部材32の外側端面部分を省略するこ
とができる。さらに、ガスケット本体16の断面形状も
適宜変更することができ、自動二輪車のほか、自動車の
排気管の接続、あるいはボイラや圧縮機など各種産業機
械に使用することもできる。
また、排気管12を接続する手段としては、ボルトによ
って連結するものに限定されるものではなく、例えば第
11図に示すようにエンジン本体9と排気管12との間
に引張ばね33を介装し、この引張ばね33の弾撥力に
よって排気管12をエンジン本体9方向に引付けて接続
することもできる。
さらに、ガスケット15は、一体的な環形に形成するほ
か、第12図に示すように半円形のに形成した一対の半
体15a、15aを合わせて環形に形成してもよい。こ
のようにすれば、排気管12をフランジ21の後方で切
り離すことなく、容易にガスケットを着脱することがで
きる。これはガスケント31についても同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、環形に錯綜された
耐熱性金属細線を圧縮変形させたガスケット本体と、こ
のガスケット本体の外表面のうち、外表面の延在する方
向が軸線方向から径方向に少なくとも一度は変わる範囲
に設けられた耐熱性およびシール性を有する高分子材と
から構成したから、ガスケット本体を容易に弾性変形さ
せることができると共に、ガスケット本体のシール性を
高分子材で確保することができる。
したがって、高温流体が漏れることなく、管を剛性が低
い状態で装置本体に接続することができる。その結果、
装置本体の振動と管の振動とを緩衝してこれらの振動が
互いに影響を及ぼし合うのを抑え、これら部材の振動を
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガスケットを示す第2図の1−1
線断面図、第2図はガスケントを示す正面図、第3図は
ガスケットの使用状態を説明するための断面図、第4図
はガスケットが備えられた自動二輪車全体を示す側面図
、第5図は他の実施例の第1図に相当する断面図、第6
図はシール部材の組付けについて説明するためのガスケ
ットの断面図、第7図〜第10図はガスケットの他の実
施例を示す断面図、第11図はガスケットの他の使用状
態を説明するための断面図、第12図はガスケットの他
の組付けを説明するための斜視図である。 7・・・・エンジン本体、11・・・・排気口、12・
・9.排気管、I5・・・・ガスケット、16・・・・
ガスケット本体、17・・・・高分子材、32・・・・
シール部材。 第1図 第2図 第3図 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 環形に錯綜された耐熱性金属細線を断面積が小さくなる
    ように圧縮変形させたガスケット本体と、このガスケッ
    ト本体の外表面のうち、外表面の延在する方向が軸線方
    向から径方向に少なくとも一度は変わる範囲に設けられ
    た耐熱性およびシール性を有する高分子材とからなるガ
    スケット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0547336U (ja) * 1991-10-02 1993-06-22 オイレス工業株式会社 球面排気管継手

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55120858U (ja) * 1979-02-20 1980-08-27
JPS631861A (ja) * 1986-06-02 1988-01-06 ジャック・デュボワ 高温用複合ガスケットとその製造方法

Patent Citations (2)

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