JP4464936B2 - エンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピストンの頂部を臨ませてシリンダブロックおよびシリンダヘッド間に形成される燃焼室に直接供給する燃料を先端から噴射する燃料噴射弁を備えるエンジンの燃料噴射装置に関する。
シリンダヘッドに設けられた取付け孔に挿入される燃料噴射弁の中間部に、一端部が前記シリンダヘッドにピンを介して揺動可能に支承されるブラケットの他端部を当接、係合し、ブラケットの中間部をボルトでシリンダヘッドに締めつけることにより、前記取付け孔に設けられる段部および前記ブラケット間に前記燃料噴射弁を挟持し、ヘッドカバーに固定されるオイルシール部材を貫通する高圧燃料管を前記燃料噴射弁に接続するようにしたエンジンの燃料噴射装置が、特許文献1で知られている。
特開2001−263204号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、燃料噴射弁の組付けならびに燃料管路の取りまわしが単純であるとは言えず、燃料噴射弁の組付け性を高めることが望まれる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料噴射弁および燃料管路の位置決めを容易とし、組付け性を高めたエンジンの燃料噴射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ピストンの頂部を臨ませてシリンダブロックおよびシリンダヘッド間に形成される燃焼室に直接供給する燃料を先端から噴射する燃料噴射弁を備えるエンジンの燃料噴射装置において、前記燃料噴射弁をその先端側から挿入する挿入孔を有する弁支持手段が前記シリンダヘッドを覆って該シリンダヘッドに取付けられ、前記燃料噴射弁を前記弁支持手段との間に挟持して位置決めするカバー部材が前記燃料噴射弁の後部を覆って前記弁支持手段に取付けられ、前記燃料噴射弁に燃料を供給する燃料管路が、前記弁支持手段および前記カバー部材間に挟持、位置決めされることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記カバー部材に、前記燃料噴射弁を軸方向に押圧して該燃料噴射弁を前記弁支持手段との間に挟持、位置決めする押圧部と、前記燃料管路を前記弁支持手段との間に挟持、位置決めするガイド部とが、前記燃料噴射弁の軸線に直交する平面上で相互に離隔するように設けられることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記弁支持手段に、前記挿入孔の内周および前記燃料噴射弁の外周間に形成されて燃料噴射弁内に通じる環状の燃料室に通じる燃料通路が前記挿入孔に隣接して設けられ、前記燃料通路にジョイントを介して前記燃料管路が接続され、前記押圧部が、前記燃料噴射弁の後部から外側方に突出するカプラを前記燃料噴射弁の周方向両側から挟むようにして前記カバー部材に設けられることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記弁支持手段は、前記シリンダヘッドに第1の弾性部材を介して結合されるヘッドカバーと、前記挿入孔を有するとともに前記ヘッドカバーとの間に第2の弾性部材を介在させて前記シリンダヘッドおよび前記ヘッドカバー間に支持されるホルダとから成り、前記燃料噴射弁および前記カバー部材間に第3の弾性部材が介装されることを特徴とする。
なお実施例のフュエルインジェクタ48が本発明の「燃料噴射弁」に対応し、実施例の第1弾性ガスケット71が本発明の「第1の弾性部材」に対応し、実施例の第2弾性ガスケット72が本発明の「第2の弾性部材」に対応し、実施例のインジェクタホルダ73が本発明の「ホルダ」に対応し、実施例のダンパゴム78が本発明の「第3の弾性部材」に対応し、実施例の燃料ホース93F,93Rが本発明の「燃料管路」に対応する。
請求項1記載の発明によれば、シリンダヘッドを覆って該シリンダヘッドに取付けられる弁支持手段の挿入孔に挿入された燃料噴射弁は、該燃料噴射弁の後部を覆って弁支持手段に取付けられるカバー部材および弁支持手段間に位置決め、挟持され、燃料噴射弁に燃料を供給する燃料管路も弁支持手段およびカバー部材間に挟持、位置決めされるので、燃料噴射弁および燃料管路の位置決めが容易であり、組付け性を高めることができる。
また請求項2記載の発明によれば、弁支持手段に取付けられるカバー部材に、弁支持手段との間に燃料噴射弁を挟持する押圧部と、燃料管路を前記弁支持手段との間に挟持、位置決めするガイド部とが、燃料噴射弁の軸線に直交する平面上で相互に離隔して配置されるので、燃料噴射弁の軸線に沿う方向で押圧部およびガイド部が重ならないようにし、燃料噴射弁の軸線に沿う方向でカバー部材の弁支持手段からの突出を抑え、エンジン全体の小型化に寄与することができる。
請求項3記載の発明によれば、燃料噴射弁の軸線まわりの角変位がカバー部材の押圧部で規制され、燃料噴射弁の軸線まわりの所定位置にカプラーが位置決めされ、また燃料管路は、弁支持手段およびカバー部材間で位置決めされることになる。
さらに請求項4記載の発明によれば、挿入孔を有するホルダとともに弁支持手段を構成するヘッドカバーおよびシリンダヘッド間に第1の弾性部材が介装され、ホルダおよびヘッドカバー間に第2の弾性部材が介装され、燃料噴射弁およびカバー部材間に第3の弾性部材が介装されるので、燃料噴射弁および燃料管路を保護しつつ、燃料噴射弁からヘッドカバーおよびカバー部材への振動伝達を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図3の5矢示部拡大図、図6は図5の6矢視図、図7は図5の7−7線断面図である。
先ず図1において、自動二輪車の車体フレームFが前端に備えるヘッドパイプ11には、前輪WFを軸支するフロントフォーク12が操向可能に支承され、操向ハンドル13がフロントフォーク12に連結される。また前記車体フレームFの前部には、直噴式の4サイクルエンジンEであるエンジンEと、該エンジンEが備えるクランクケース14内に収容される変速機Mとで構成されるパワーユニットPが搭載されており、エンジンEの上方を覆うようにして燃料タンク15が車体フレームFの前部に搭載される。
前記パワーユニットPよりも後方側で車体フレームFには前後に延びる左右一対のスイングアーム16…の前端が上下に揺動可能に支承され、両スイングアーム16…の後端間に後輪WRが軸支される。また車体フレームFおよび両スイングアーム16…の後部間にはリヤクッションユニット17…がそれぞれ介設される。しかも両スイングアーム16…のうち左側のスイングアーム16は筒状に形成されており、前記パワーユニットPからの動力を後輪WRに伝達するためのドライブシャフト18が左側のスイングアーム16に収容される。
また燃料タンク15よりも後方側で車体フレームFにはライダーを乗せるためのメインシート19が取付けられ、該メインシート19よりも後方側で車体フレームFには、同乗者用のピリオンシート20が取付けられる。
前輪WFを上方から覆うフロントフェンダー21はフロントフォーク12に取付られ、後輪WRを上方から覆うリヤフェンダー22は車体フレームFの後部に取付けられる。
図2を併せて参照して、前記エンジンEのエンジン本体23は、それぞれ単気筒として構成される前部バンクBFおよび後部バンクBRを有してV型の2気筒に構成されるものであり、該エンジン本体23は、車体フレームFの左右方向に延びる軸線を有するクランクシャフト24を回転自在に支承するクランクケース14と、上方に向けて開いたV形に配置されて前記クランクケース14に結合される前後一対のシリンダブロック25F,25Rと、各シリンダブロック25F,25Rにそれぞれ結合されるシリンダヘッド26F,26Rと、それらのシリンダヘッド26F,26Rの上端にそれぞれ結合されるヘッドカバー27F,27Rとを備え、シリンダブロック25F、シリンダヘッド26Fおよびヘッドカバー27Fで構成される前部バンクBFと、シリンダブロック25R、シリンダヘッド26Rおよびヘッドカバー27Rで構成される後部バンクBRとが、V型をなすようにしてクランクケース14に連設される。
図3および図4において、後部バンクBRにおいてシリンダブロック25Rおよびシリンダヘッド26R間には、シリンダブロック25Rに摺動自在に嵌合されたピストン28の頂部を臨ませる燃焼室29が形成されており、ピストン28はコネクティングロッド30を介してクランクシャフト24に連接される。
前記シリンダヘッド26Rには、吸気ポート31から燃焼室29への空気の流入を制御する吸気弁33と、前記燃焼室29から排気ポート32への排ガスの排出を制御する排気弁34とがシリンダヘッド26Rに開閉作動可能に配設され、吸気弁33および排気弁34は動弁装置35により開閉駆動される。
この動弁装置35は、シリンダブロック25Rで回転自在に支承されるカムシャフト36に設けられる吸気側カム37に吸気弁32に連動、連結される吸気側ロッカアーム39を従動させるとともに、前記カムシャフト36に設けられる排気側カム38に排気弁33に連動、連結される排気側ロッカアーム40を従動させるように構成されており、前記カムシャフト36には、前記クランクシャフト24からの回転動力が1/2の減速比で伝達される。
ところで前記燃焼室29には、ピストン28の作動軸線と平行な軸線を有して吸気弁33および排気弁34間でシリンダヘッド26Rに配設されるインジェクタ45により燃料が直接噴射され、燃焼室29内に噴射された燃料を着火するための点火プラグ46が、先端を燃焼室29に突入させるようにしてシリンダヘッド26Rに取付けられる。
前記インジェクタ45には、前部バンクBFにおけるシリンダブロック25Fの前部側壁に取付けられる空気圧コンプレッサ47(図2参照)からの圧縮空気が供給されるものであり、この空気圧コンプレッサ47は、前記クランクシャフト24から伝達される動力で駆動される。
図5において、インジェクタ45は、本発明の燃料噴射弁であるフュエルインジェクタ48と、圧縮空気とともに燃料を燃焼室29に直接噴射するエアーインジェクタ49とが同軸に連接されて成るものであり、エアーインジェクタ49は、燃焼室29に突入するノズル49aを一端部に有するとともに、大径部49bを軸方向中間部に有する。
シリンダヘッド26Rには、一端を燃焼室29に開口せしめる小径孔部50aと、小径孔部50aよりも大径に形成されるとともに小径孔部50aの他端との間に外方に臨む環状段部50cを形成して小径孔部50aの他端に一端が同軸に連なる大径孔部50bとから成る取付け孔50が、ピストン28の作動軸線と平行に設けられ、エアーインジェクタ49は、その一端側のノズル49aを小径孔部50aに気密に嵌合するようにして、外方側すなわちヘッドカバー27R側から取付け孔50に挿入され、エアーインジェクタ49がその軸方向中間部に備える大径部49bは取付け孔50の大径孔部50b内に配置される。
前記エアーインジェクタ49は、前記環状段部50cと、シリンダヘッド26Rに取付けられるダンパカバー51との間に挟持されるものであり、環状段部50cおよびエアーインジェクタ49間には制振性を有する第1のダンパ手段52が介装され、前記ダンパカバー51および前記エアーインジェクタ49間には制振性を有する第2のダンパ手段53が介装される。
第1のダンパ手段52は、制振鋼板または制振合金等から成るとともに複数枚たとえば4枚重ねた制振ワッシャ54…と、制振ワッシャ54…とは制振特性を異ならせたウエイブワッシャ55とが重合されて成り、環状段部50cと、エアーインジェクタ49の大径部49bの下端との間に介装される。
ダンパカバー51は、取付け孔50と同軸である中心孔56を中央部に有してリング状に形成される。一方、取付け孔50の周囲の周方向に間隔をあけた複数箇所たとえば4箇所でシリンダヘッド26Rには、ボス57…,58が突設されており、ボス58に位置決めピン59で位置決めされた前記ダンパカバー51は、ボス57…にボルト60…で締結される。
第2のダンパ手段53は、前記エアーインジェクタ49における大径部49bの上端に前記取付け孔50の外方側から当接するとともに前記取付け孔50の軸線に沿う方向の摺動を可能として前記ダンパカバー51に支承されるダンパホルダ61と、該ダンパホルダ61に保持されて該ダンパホルダ61および前記ダンパカバー51間に介装されるダンパ部材62とを備え、前記取付け孔50の軸線に沿う方向での前記ダンパホルダ61の前記ダンパカバー51に対する摺動をガイドするカラー63が前記ダンパカバー51に装着される。
ダンパホルダ61は、エアーインジェクタ49が備える大径部49bの上端に下端部を当接させるとともに上部をダンパカバー51の中心孔56に挿通させる円筒部61aと、該円筒部61aの下部から半径方向外方に張り出す鍔部61bとを一体に有して、たとえば制振鋼により形成される。また前記ダンパ部材62は、ダンパホルダ61の円筒部61aを囲繞するリング状のゴム64がリング状に形成されて該ゴム64を両側から挟む鉄製のワッシャ65,66に焼き付けられて成るものであり、第1のダンパ手段52が備えるウエイブワッシャ55の弾発力は前記ゴム64の弾発力よりも低く設定される。
前記カラー63は、たとえばフッ素樹脂から成るものであり、ダンパカバー51の中心孔56に挿入されてダンパホルダ61の円筒部61aおよびダンパカバー51間に介装される円筒部63aと、該円筒部63aの下端から半径方向外方に張り出してダンパカバー51の下面に当接する鍔部63bとを一体に有するものであり、前記ダンパ部材62は、ダンパホルダ61の鍔部61bと、前記カラー63のうちダンパカバー51に当接した鍔部63bとの間に挟まれる。
フュエルインジェクタ48は、該フュエルインジェクタ48をその先端側から挿入する挿入孔68を有する弁支持手段69と、該フュエルインジェクタ48の後部を覆って弁支持手段69に取付けられるカバー部材70との間に挟持、位置決めされる。前記弁支持手段69は、シリンダヘッド26Rを覆って該シリンダヘッド26Rに第1の弾性部材である第1弾性ガスケット71を介して結合されるヘッドカバー27Rと、挿入孔68を有するとともに前記ヘッドカバー27Rとの間に第2の弾性部材である第2弾性ガスケット72を介在させて前記シリンダヘッド26Rおよび前記ヘッドカバー27R間に支持されるインジェクタホルダ73とから成り、第1および第2弾性ガスケット71,72はゴム等の弾性材料によって形成される。
前記エアーインジェクタ49の他端部は、インジェクタホルダ73に気密にかつ摺動可能に嵌合される。このインジェクタホルダ73には、前記取付け孔50と同軸の挿入孔68が設けられており、該挿入孔68は、エアーインジェクタ49の他端部を気密にかつ摺動可能に嵌合せしめる小径孔部68aと、該小径孔部68aよりも大径である大径孔部68bとが、下方から順に同軸に連設されて成るものであり、小径孔部68aおよび大径孔部68b間にはテーパ状の段部68cが形成される。またインジェクタホルダ73の上端部には、前記挿入孔68の大径孔部68bとの間に上方に臨む段部74を形成して大径孔部68bの上端に連なる凹部75が設けられる。
インジェクタホルダ73の下部は、ダンパカバー51に上方から当接するものであり、このインジェクタホルダ73の上部外周縁に、第2弾性ガスケット72を介してシリンダヘッド26Rが当接する。すなわちインジェクタホルダ73は、シリンダヘッド26Rに取付けられたダンパカバー51とヘッドカバー27Rとの間に挟持されることになる。
フュエルインジェクタ48は、前記挿入孔68に挿入されるものであり、エアーインジェクタ49の他端内に挿入するようにして挿入孔68の小径孔部68aに気密に嵌合されるノズル部48aを先端に有するとともに、インジェクタホルダ73の段部74に当接する鍔部68bを後端寄りに有する。
図6および図7を併せて参照して、ヘッドカバー27Rには、前記インジェクタホルダ73の上端の凹部75に連なる凹部76が上方に開放するようにして形成されており、フュエルインジェクタ48の後部を上方から覆うカバー部材70が、前記凹部76の一部を除く大部分を覆うようにして複数のボルト77…によってヘッドカバー27Rに締結されており、このカバー部材70に一体に設けられる押圧部70a,70aが第3の弾性部材であるダンパゴム78を介して前記フュエルインジェクタ48の鍔部48bに上方から当接する。したがってフュエルインジェクタ48は、インジェクタホルダ73の段部74と、ヘッドカバー27Rに複数のボルト80…で締結されるカバー部材70とで挟持されることになる。
ところで、フュエルインジェクタ48の後部には外側方に突出するカプラ48cが設けられており、押圧部70a,70aは、前記カプラ48cをフュエルインジェクタ48の周方向両側から挟むようにしてカバー部材70に設けられる。
しかも前記カプラ48cは、カバー部材70およびヘッドカバー27R間に形成される開口部80に臨んで配置されるものであり、該開口部80は、カバー部材70の外周の一部を切欠いて成る切欠き部81と、ヘッドカバー27Rの上端の凹部76の一部外周を外方に凹ませるように切欠いて成る切欠き凹部76aとで形成される。
再び図5において、フュエルインジェクタ48の先端部およびエアーインジェクタ49の後端部との間で、インジェクタホルダ73内には、エアーインジェクタ49の他端すなわち後端を連通させる加圧空気室82が形成されており、この加圧空気室82の軸方向両側は、フュエルインジェクタ48のノズル部48aに装着された前記シール部材83と、エアーインジェクタ49の他端寄り外周に装着されるとともに挿入孔68における小径孔部68aの内周に弾発接触する環状のシール部材84とでシールされる。
前記インジェクタホルダ73には、加圧空気室82に通じる加圧空気通路85が設けられる。一方、シリンダヘッド26Rには、図3で示すように、前記空気圧コンプレッサ47から吐出された圧縮空気が導入されるレギュレータ86が取付けられており、このレギュレータ86で調圧された圧縮空気を導く空気供給管87の一端がレギュレータ86に気密に接続され、該空気供給管87の他端が前記加圧空気通路85に気密に通じるようにしてインジェクタホルダ73に接続される。
インジェクタホルダ73およびフュエルインジェクタ48間には、フュエルインジェクタ48内に通じる環状の燃料室88が形成されており、挿入孔68における小径孔部68aの内周に弾発接触するようにしてノズル部48aの外周に装着される前記シール部材83と、挿入孔68における中径孔部68bの内周に弾発接触するようにしてフュエルインジェクタ48の外周に装着される環状のシール部材89とで、前記燃料室88の軸方向両側がシールされる。
フュエルインジェクタ48の軸線に関して前記カプラ48cとは反対側でインジェクタホルダ73には、前記燃料室88に通じる燃料通路91が挿入孔68に隣接するようにして設けられており、該燃料通路91は、インジェクタホルダ73の凹部76内に上端を開口するようにして略L字状に形成される。
前記燃料通路91の上端開口部には、ジョイント92を介して燃料管路としての燃料ホース93Rが接続されるものであり、該燃料ホース93Rは、後部バンクBRのヘッドカバー27Rから前部バンクBF側に延出される。
前記ジョイント92は、インジェクタホルダ73との間にワッシャ94を介在させたバンジョーアダプタ95と、該バンジョーアダプタ95との間にワッシャ96を介在させた係止頭部97aを有してバンジョーアダプタ95を貫通するとともに前記燃料通路91にねじ込まれるバンジョーボルト97とから成り、バンジョーアダプタ95の側壁から突出する接続管部95aに、前記燃料ホース93Rがホースバンド98で取付けられる。
而して燃料通路91からの前記燃料ホース93Rの延出方向は、該燃料通路91および前記挿入孔68の軸線を通る平面に対して直交する方向であり、燃料ホース93Rは、弁支持手段69のヘッドカバー27Rおよびカバー部材70間に挟持、位置決めされる。
前記ヘッドカバー27Rの上面には、燃料ホース93Rの下部を嵌装する横断面円弧状に凹んだガイド部99が設けられており、カバー部材70には、燃料ホース93Rを前記ガイド部99との間に挟持、位置決めするガイド部70bが上方に膨らむようにして設けられ、両ガイド部99,70bの内面には、前記燃料ホース93Rの外周に当接する突部100…,101…が複数ずつ突設される。
しかも前記押圧部70a…およびガイド部70bは、フュエルインジェクタ48の軸線に直交する平面上で相互に離隔するようにして前記カバー部材70に設けられる。
再び図2において、前部バンクBFでの燃料噴射構造は、後部バンクBR側の燃料噴射構造と同様であり、詳細な説明は省略するが、前部バンクBFからは燃料ホース93Fが後部バンクBR側に向けて延出される。
燃料タンク15には、ストレーナ102を介して燃料タンク15内の燃料をくみ上げる燃料ポンプ103が内蔵されており、この燃料ポンプ103から吐出される燃料を導くようにして燃料タンク15内に配設される管路104は、前記燃料タンク15の下部に取付けられる分岐管105に接続され、後部バンクBRから延出される燃料ホース93Rならびに前部バンクBFから延出される燃料ホース93Fが前記分岐管105に接続される。すなわち燃料ポンプ103から吐出される燃料は分岐管105で両燃料ホース93R,93Fに分配される。
次にこの実施例の作用について説明すると、後部バンクBRのシリンダヘッド26Rには、外方側に臨む環状段部50cを中間部に有する取付け孔50が設けられており、取付け孔50に挿入されるエアーインジェクタ49が、環状段部50cと、シリンダヘッド26Rに取付けられるダンパカバー51との間に挟持されるのであるが、環状段部50cおよびエアーインジェクタ49間に制振性を有する第1のダンパ手段52が介装され、前記ダンパカバー51および前記エアーインジェクタ59間に制振性を有する第2のダンパ手段52が介装されている。
したがってエアーインジェクタ49は、シリンダヘッド26Rおよびダンパカバー51間で第1および第2のダンパ手段52,53によってフローティング支持されることなり、エアーインジェクタ49で生じる振動がシリンダヘッド26Rから外部に放射されてしまうのを第1および第2のダンパ手段52,53で抑制することができ、エアーインジェクタ49の振動に起因する作動音を効果的に低減することが可能となる。
また第1のダンパ手段52が、制振鋼板または制振合金等から成るとともに4枚重ねた制振ワッシャ54…と、制振ワッシャ54…とは制振特性を異ならせたウエイブワッシャ55とが重合されて成るので、第1のダンパ手段52による作動音低減効果を高めることができる。しかも重合した制振ワッシャ54…およびウエイブワッシャ55でシリンダヘッド26Rからエアーインジェクタ49側に伝達される熱を効果的に遮断し、エアーインジェクタ49の温度上昇を抑制することができる。
また第2のダンパ手段53が、取付け孔50の外方側から前記エアーインジェクタ49に当接するとともに前記取付け孔49の軸線に沿う方向の摺動を可能として前記ダンパカバー51に支承されるダンパホルダ61と、該ダンパホルダ61に保持されて該ダンパホルダ61および前記ダンパカバー51間に介装されるダンパ部材62とを備え、前記取付け孔50の軸線に沿う方向での前記ダンパホルダ61の前記ダンパカバー51に対する摺動をガイドするカラー63が前記ダンパカバー51に装着されるので、取付け孔50の軸線に沿う方向でのダンパホルダ61の摺動をカラー63によって円滑化し、ダンパ部材62による振動吸収性能を高めて、作動音をより一層効果的に低減することができる。
しかも第2のダンパ手段53が備えるダンパ部材62の少なくとも一部がゴム64から成るものであり、第1のダンパ手段52が備えるウエイブワッシャ55の弾発力は前記ゴム64の弾発力よりも低く設定されるので、前記ゴム64の厚みを調整することでウエイブワッシャ55のセット荷重を調整することができ、エアーインジェクタ49が取付け孔50の環状段部50c側に戻る際の戻り振動をウエイブワッシャ55の収縮によって吸収することによってシリンダヘッド26Rへの振動伝達をより効果的に吸収することができる。
またエアーインジェクタ49は、シリンダヘッド26Rおよびヘッドカバー27Rで支持されたインジェクタホルダ73内に形成される加圧空気室82に後端を連通させるようにして前記インジェクタホルダ73に摺動可能に嵌合されるものであり、エアーインジェクタ49の噴射作動に伴う加圧空気室82の圧力変動に対して、組付け性の向上を図りつつ、騒音を低減することができる。
またフュエルインジェクタ48をその先端側から挿入する挿入孔68を有する弁支持手段69がシリンダヘッド26Rを覆って該シリンダヘッド26Rに取付けられ、前記フュエルインジェクタ48を前記弁支持手段69との間に挟持して位置決めするカバー部材70がフュエルインジェクタ48の後部を覆って前記弁支持手段69に取付けられ、フュエルインジェクタ48に燃料を供給する燃料ホース93Rが、前記弁支持手段69および前記カバー部材70間に挟持、位置決めされる。
すなわちシリンダヘッド26Rを覆って該シリンダヘッド26Rに取付けられる弁支持手段69の挿入孔68に挿入されたフュエルインジェクタ48は、該フュエルインジェクタ48の後部を覆って弁支持手段69に取付けられるカバー部材70および弁支持手段69間に位置決め、挟持され、フュエルインジェクタ48に燃料を供給する燃料ホース93Rも弁支持手段69およびカバー部材70間に挟持、位置決めされるので、フュエルインジェクタ48および燃料ホース93Rの位置決めが容易であり、組付け性を高めることができる。
またカバー部材70には、フュエルインジェクタ48を軸方向に押圧して該フュエルインジェクタ48を前記弁支持手段69との間に挟持、位置決めする押圧部70a…と、前記燃料ホース93Rを前記弁支持手段69との間に挟持、位置決めするガイド部70bとが、フュエルインジェクタ48の軸線に直交する平面上で相互に離隔するように設けられるので、フュエルインジェクタ48の軸線に沿う方向で押圧部70a…およびガイド部70bが重ならないようにし、フュエルインジェクタ48の軸線に沿う方向でカバー部材70の弁支持手段69からの突出を抑え、エンジンE全体の小型化に寄与することができる。
また弁支持手段69に、挿入孔68の内周および前記フュエルインジェクタ48の外周間に形成されてフュエルインジェクタ48内に通じる環状の燃料室88に通じる燃料通路91が前記挿入孔68に隣接して設けられ、前記燃料通路91にジョイント92を介して前記燃料ホース93Rが接続され、前記押圧部70a…が、前記フュエルインジェクタ48の後部から外側方に突出するカプラ48cを前記フュエルインジェクタ48の周方向両側から挟むようにしてカバー部材70に設けられるので、フュエルインジェクタ48の軸線まわりの角変位がカバー部材70の押圧部70a…で規制され、フュエルインジェクタ48の軸線まわりの所定位置にカプラー48cが位置決めされ、また燃料ホース93Rは、弁支持手段69およびカバー部材70間で位置決めされることになる。
しかも弁支持手段69は、シリンダヘッド26Rに第1弾性ガスケット71を介して結合されるヘッドカバー27Rと、前記挿入孔68を有するとともに前記ヘッドカバー27Rとの間に第2弾性ガスケット72を介在させて前記シリンダヘッド26Rおよび前記ヘッドカバー27R間に支持されるインジェクタホルダ73とから成り、フュエルインジェクタ48および前記カバー部材70間にダンパゴム78が介装されるので、部材が介装されるので、フュエルインジェクタ48および燃料ホース93Rを保護しつつ、フュエルインジェクタ48からヘッドカバー26Rおよびカバー部材70への振動伝達を抑制することができる。
前部バンクBFも、上記後部バンクBRと同様の燃料噴射構造を有するものであり、したがって後部バンクBRで得られた上記効果を前部バンクBF側でも同様に奏することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
自動二輪車の側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2の3−3線拡大断面図である。 図3の4−4線断面図である。 図3の5矢示部拡大図である。 図5の6矢視図である。 図5の7−7線断面図である。
符号の説明
25F,25R・・・シリンダブロック
26F,26R・・・シリンダヘッド
27F,27R・・・ヘッドカバー
28・・・ピストン
29・・・燃焼室
48・・・燃料噴射弁であるフュエルインジェクタ
48c・・・カプラ
68・・・挿入孔
69・・・弁支持手段
70・・・カバー部材
70a・・・押圧部
70b・・・ガイド部
71・・・第1の弾性部材である第1弾性ガスケット
72・・・第2の弾性部材である第2弾性ガスケット
73・・・ホルダであるインジェクタホルダ
78・・・第3の弾性部材であるダンパゴム
88・・・燃料室
91・・・燃料通路
92・・・ジョイント
93F,93R・・・燃料管路である燃料ホース

Claims (4)

  1. ピストン(28)の頂部を臨ませてシリンダブロック(25F,25R)およびシリンダヘッド(26F,26R)間に形成される燃焼室(29)に直接供給する燃料を先端から噴射する燃料噴射弁(48)を備えるエンジンの燃料噴射装置において、前記燃料噴射弁(48)をその先端側から挿入する挿入孔(68)を有する弁支持手段(69)が前記シリンダヘッド(26F,26R)を覆って該シリンダヘッド(26F,26R)に取付けられ、前記燃料噴射弁(48)を前記弁支持手段(69)との間に挟持して位置決めするカバー部材(70)が前記燃料噴射弁(48)の後部を覆って前記弁支持手段(69)に取付けられ、前記燃料噴射弁(48)に燃料を供給する燃料管路(93F,93R)が、前記弁支持手段(69)および前記カバー部材(70)間に挟持、位置決めされることを特徴とするエンジンの燃料噴射装置。
  2. 前記カバー部材(70)に、前記燃料噴射弁(48)を軸方向に押圧して該燃料噴射弁(48)を前記弁支持手段(69)との間に挟持、位置決めする押圧部(70a)と、前記燃料管路(93)を前記弁支持手段(69)との間に挟持、位置決めするガイド部(70b)とが、前記燃料噴射弁(48)の軸線に直交する平面上で相互に離隔するように設けられることを特徴とする請求項1記載のエンジンの燃料噴射装置。
  3. 前記弁支持手段(69)に、前記挿入孔(68)の内周および前記燃料噴射弁(48)の外周間に形成されて燃料噴射弁(48)内に通じる環状の燃料室(88)に通じる燃料通路(91)が前記挿入孔(68)に隣接して設けられ、前記燃料通路(91)にジョイント(92)を介して前記燃料管路(93F,93R)が接続され、前記押圧部(70a)が、前記燃料噴射弁(48)の後部から外側方に突出するカプラ(48c)を前記燃料噴射弁(48)の周方向両側から挟むようにして前記カバー部材(70)に設けられることを特徴とする請求項2記載のエンジンの燃料噴射装置。
  4. 前記弁支持手段(69)は、前記シリンダヘッド(26F,26R)に第1の弾性部材(71)を介して結合されるヘッドカバー(27F,27R)と、前記挿入孔(68)を有するとともに前記ヘッドカバー(27F,27R)との間に第2の弾性部材(72)を介在させて前記シリンダヘッド(26F,26R)および前記ヘッドカバー(27F,27R)間に支持されるホルダ(73)とから成り、前記燃料噴射弁(48)および前記カバー部材(70)間に第3の弾性部材(78)が介装されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のエンジンの燃料噴射装置。
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