JPH02166864A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 録音、再生、消去が可能なＩＣとテープとを兼ね備えた
留守番電話装置に関し、 停電復旧後も電話機所持者の録音応答メツセージを送出
して留守番電話機として動作することを目的とし、 相手側の用件メツセージを記録するカセットテープと、
録音、再生、消去が可能な応答メツセージ記録用の録音
ＩＣと、音声データを上記カセットテープあるいは録音
ＩＣに供給し、録音ＩＣからの音声データを回線側に送
出する通話回路と、着信検出回路、ダイヤル送出回路等
の電話接続機能と上記録音機能とを制御する制御部とを
備えた留守番電話装置において、 上記カセットテープより上記録音ＩＣに接続する経路を
設け、上記録音ＩＣに記録された応答メツセージを上記
カセットテープに予め録音しておき、停電復旧後直ちに
カセットテープに録音された応答メツセージを録音ＩＣ
に複写するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、録音、再生、消去が可能なＩＣとテープとを
兼ね備えた留守番電話装置に関する。

半導体の小型化に伴い各種のサービス機能を兼ね備えた
電話機が開発されている。留守番電話機もその一つで従
来のように相手側の用件メツセージを録音するだけでな
く、留守番側の応答メツセージを対話形式に挿入する等
、種々のサービス形式のものが検討されている。

留守番電話機の応答メツセージの録音媒体として現在で
は、その操作性、耐久性からもテープに代わってＩＣが
主流となっている。しかしＩＣメモリにＲＡＭを使用し
た場合、カセットテープのようにテープの巻戻し、早送
りの手間はかからないが、停電時やバックアップ用の電
池切れになると録音した応答メツセージがすべて消えて
しまい、その都度録音し直さなければならなかった。−
方メモリにＲＯＭを使用した場合、電池がなくなっても
応答メツセージの内容は消えないが、録音内容が固定し
電話機所持者の独自のメツセージは流れず、常に同一の
メツセージが流れてしまう。

したがって応答メツセージに録音、再生、消去の可能な
ＩＣメモリ（ＲＡＭ）を使用して、用件メツセージの録
音にテープレコーダを使用する留守番電話装置では、停
電の復旧時における対策が必要である。

〔従来の技術〕

従来の留守番電話装置の回路構成図を第４図に示す０図
において、１は着信相手の音声の録音／再生用のカセッ
トテープ、２は応答メツセージを録音する音声ＩＣとＲ
ＡＭよりなる録音ＩＣｌ３は応答メツセージ、登録時の
音声データを録音ＩＣへ供給したり、着信相手の音声デ
ータをカセットテープへ供給し、又録音ＩＣからの音声
データを回線側に送出する通話回路、４は着信信号を検
出する着信検出回路、５はダイヤル信号を送出するダイ
ヤル送出回路、６は通話接続と録音機能を制御する制御
部を示す。

留守番電話、装置は着信検出回路４により回線側からの
着信を検出すると、制御部６の制御により録音ＩＣ２に
記録されている応答メツセージを通話回路３を経由して
回線側に送出する。応答メツセージは例えば、「ハイＯ
Ｏです。只今留守をしておりますので、ピーラと鳴りま
したらお名前とご用件をお知らせ願います、」と予め電
話所持者が録音ＩＣに録音しておくことができる。した
がって録音内容はメモリがＲＡＭのため適宜内容を変更
することもでき、音楽を流したり編集したりすることも
自由である０次に相手側からの用件メツセージは通話回
路３を経由してカセットテープ１に送られ、録音される
０９通話接続が切れればカセットテープｌはポーズを録
音してその場所で止まり、次の着信に備える０以上のよ
うに留守番電話装置に着信があれば録音ＩＣに記録され
ている応答メツセージが相手加入者に送出され、相手加
入者の用件メーセージはカセットテープに次々と録音さ
れる。を話所持者は後刻このカセットテープを再生する
ことにより、留守時の着信内容を知ることができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

電話機のＩＣ回路は商用電源１００ｖを使用しているた
め、停電になるとｔＣメモリの内容が消えてしまうので
、この対策としてＩＣメモリにＲＯＭを追加し、停電復
旧時に第２メツセージとしてＲＯＭに録音された内容を
応答メツセージとして送出する方法もあるが、応答内容
が限定される。又応答メツセージを新たに録音し直すこ
とになると復電してから応答メツセージを録音するまで
の間に着信があった場合、留守番電話機としての機能が
働かず、呼出音が鳴るだけになってしまう。したがって
応答メツセージが消えてしまった後の着信を無視するこ
とは出来ない、緊急の連絡をとりたい場合、またはリモ
コン操作により用件メツセージを間き取りたい場合など
、応答メツセージが無くては留守番電話機は応答しない
、そのためにも復電してから応答メツセージを録音する
までの間にも、留守番電話機としての機能、即ち応答メ
ツセージはなくてはならない。

本発明は停電復旧後に注目し、復電後も電話機所持者の
録音した応答メツセージが送出され、留守番電話機とし
て動作することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の原理構成図を第１図に示す０図において、１は
録音／再生用のカセットテープ、２は音声ＩＣとＲＡＭ
よりなる録音ＩＣｌ３は応答メツセージの録音時そのメ
ツセージを録音ＩＣへ供給したり、着信相手の録音され
た応答メツセージを送出し、相手からの音声データをカ
セットテープへ供給する通話回路、４は着信信号を検出
する着信検出回路、５はダイヤル信号を送出するダイヤ
ル送出回路、６は通話接続機能と録音機能を制御する制
御部を示す。

本発明においては、カセットテープ１と録音ＩＣ２とを
接続し、録音ＩＣ２にあらかじめ録音された応答メツセ
ージをカセットテープ１へも録音し、停電復旧時にカセ
ットテープ１に記録されたメツセージ内容を録音ＩＣ２
に複写できるようにすることが特徴である。

〔作用〕

録音ＩＣ２に使用されているメモリはＲＡＭメモリのた
め、停電等により録音［Ｃ２に記憶されている応答メツ
セージは消えるが、カセットテープｌに記憶されている
用件メツセージは消えないので、予めカセットテープの
巻頭に録音ＩＣ２の応答メツセージを複写しておく。又
は応答メツセージを登録するときに録音ＩＣ２とカセッ
トテープｌとに並行して録音するようにしても良い。

カセットテープの録音順序を第２図に示す０図において
、応答メツセージの録音に関しては、−足労のエリアを
応答メツセージ領域として初期設定しておくことにより
、用件メツセージ用のテープと兼用することが可能であ
る。即ち応答メツセージの次にポーズを置いて以後を用
件メツセージ領域とし、用件メツセージをポーズを置き
ながら次々に録音していくことができる。したがってカ
セットテープ１の応答メツセージを停電復旧時に録音Ｉ
Ｃ２の応答メツセージ領域に複写することにより、停電
復旧時に着信があった場合に直ちに録音ＩＣ２から応答
メツセージを送出して、留守番電話動作を行うこともで
きる。なお応答メツセージの録音できる時間はカセット
テープと録音ＩＣとで最大値を同じ（しておく必要があ
る。

〔実施例〕

本発明の実施例の留守番電話装置の制御フローチャート
を第３図に示す、第１図の原理構成図と第３図のフロー
チャートにより留守応答及び停電復旧後の動作を説明す
る。

回線側より着信があると着信検出回路４より着信接続信
号を制御部６に送出する（１１）、制御部６からの制御
信号により録音ＩＣ２が捕捉され、録音ＩＣに予め録音
されている応答メツセージが通話回路３を経由して回線
側に送出される（１２）、相手側加入者は応答メツセー
ジの内容を聞いて用件を話す、この用件メツセージは通
話回路３を経由してカセットテープ１に送出され、用件
が録音される（１３）、用件メツセージの録音が終了す
るとカセットテープに用件の数をカウントするポーズが
挿入される（１４）、ポーズが加算されることにより用
件の数が一つ進み、次の録音に備える（１５）、次の着
信があるまで待機し、着信があれば再び留守番電話機能
が発生する（１１）。

次に停電時は録音ＩＣ２に記録されている応答メツセー
ジは消えてしまうが、停電が復旧すると制御部６、録音
ＩＣ２、カセットテープ１は動作機能を復活する（１６
）。制御部６の制御によりカセットテープｌのテープの
巻戻しが開始され、カセットテープの位置は巻頭に戻る
（１７）、制御部６の制御によりカセットテープ１に録
音されている応答メツセージのデータが録音ＩＣ２に複
写される（１８）、カセットテープ１はポーズの回数を
カウントすることにより停電前に記録していた用件メツ
セージのところまでテープを早送りし、停電前のところ
で停止する（１９）、応答メツセージが再び録音ＩＣ２
に記録されたので着信に備えて応答メツセージを送出で
きるようになる（１２）。

ヤル送出回路、６は制御部を示す、尚（１１）〜（１９
）はフローチャートのステップ番号を示す。

〔発明の効果〕

以上のように、停電前（通常の通電時）にテープに応答
メツセージを録音しておくことにより、留守番機能の停
止時間を最小限（停電時のみ）に押さえることができ、
留守番電話の有効利用が図れる。またカセットテープか
ら録音ＩＣに自動的に応答メツセージが録音されるため
、電話所持者は何等操作する必要もなく、本人の都合に
合わせた応答メツセージが録音できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図はカセットテープ
の録音メツセージの順序、第３図は実施例の制御フロー
チャート、第４図は従来例の回路構成図を示す。 図において、１はカセットテープ、２は録音ＩＣｌ３は
通話回路、４は着信検出回路、５はダイ実施例の制御フ
ローチャート 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 相手側の用件メッセージを記録するカセットテープ（１
   ）と、録音、再生、消去が可能な応答メッセージ記録用
   の録音ＩＣ（２）と、音声データを上記カセットテープ
   あるいは録音ＩＣに供給し、録音ＩＣからの音声データ
   を回線側に送出する通話回路（３）と、着信検出回路、
   ダイヤル送出回路等の電話接続機能と上記録音機能とを
   制御する制御部（６）とを備えた留守番電話装置におい
   て、上記カセットテープ（１）より上記録音ＩＣ（２）
   に接続する経路を設け、上記録音ＩＣ（２）に記録され
   た応答メッセージを上記カセットテープ（１）に予め録
   音しておき、停電復旧後直ちにカセットテープ（１）に
   録音された応答メッセージを録音ＩＣ（２）に複写する
   ことを特徴とする留守番電話装置。