JPH0216587Y2 - - Google Patents

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JPH0216587Y2
JPH0216587Y2 JP1984125769U JP12576984U JPH0216587Y2 JP H0216587 Y2 JPH0216587 Y2 JP H0216587Y2 JP 1984125769 U JP1984125769 U JP 1984125769U JP 12576984 U JP12576984 U JP 12576984U JP H0216587 Y2 JPH0216587 Y2 JP H0216587Y2
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JP
Japan
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power source
frame
shaft
engine
brush cutter
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JP1984125769U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は背負可能なフレームに動力源が備え
られる動力刈払機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の刈払機においては第4図に示す
ように、防振ゴム1の上下にそれぞれ焼き付けら
れている三角形状の上板2と下板3とのうち、上
板2をエンジン4の下端に、下板3を背負枠5上
に各々固定するとともに、前記上板2の一部に取
り付けたステー6が背負枠5に当接されるストツ
パの役をするように構成されているものである。
また、第5図に示すように背負フレーム10の水
平部に取り付けられた防振ゴム4にエンジンベー
ス18が固定され、エンジン5の下部に固定され
た軸体を前記エンジンベース18に固着されたベ
アリング19に嵌着することにより、エンジン5
が水平面内で回転可能とされていた(例えば実開
昭59−31821号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような構造では、第4図の場合、エンジン
4の取り付けが防振ゴム1上であり、全体にエン
ジン4が不安定となり、ストツパ用ステー6にも
エンジン4の振動が直接伝えられ、ステーの損耗
が著しく、また一般的に樹脂製である背負枠5の
ストツパ当接部を損傷するおそれもあり、エンジ
ン4と背負枠5との間に燃料パイプをかみ込んだ
りする可能性もあつた。また、ステー6及び当接
ボルト7を介してエンジン4の振動が直接背負枠
に伝えられて、作業者に不快感を与え疲労感を増
幅していた。
さらに、第5図の場合、絶えず受ける振動、衝
撃により、エンジン下部の軸体とベアリング19
との間で摩損が進み、ガタツキが大となり、軸体
が脱け落ちる懸念があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は以上に述べた事情に鑑みなされたも
ので、背負可能なフレームに動力源が装着され、
把手を備えるほぼ棒状の切断部本体の先端に軸支
される刃が前記動力源に連結手段によつて回転可
能とされるとともに、この動力源は前記フレーム
の水平部に動力源下部に一体的とされた軸体を介
して一定範囲回動可能とされて成る動力刈払機に
おいて、前記フレーム20の水平部防振体31を
介して水平保持される回転板33の、中央の上方
に凸状に形成される膨隆部33aに形成される回
転板軸受孔33bに、一端を前記動力源22下縁
に固着される前記軸体27の他端部を貫挿、枢支
され、前記軸体27に嵌装されたカラー34とに
貫設される抜け止め用のピン36の先端部が、回
転板33の下方に立設されるステー38に当接さ
れて、この軸体27の回転範囲が拘束されること
を特徴とする動力刈払機を提案するものである。
〔作用〕
上記構成によつて、ピンのみにより動力源に固
着される軸体の軸受部からの抜け止めと、この軸
体が一定位置以上に回転することによつて動力源
がフレームに当接されることを防止するととも
に、エンジンの振動がステーを介してフレームに
直接伝わることがないようにし、より部品点数を
少なくし、かつ故障を少なくするものである。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいてこの考案を説明する。
第1図はこの考案による刈払機を示す側面図、
第2図はこの刈払機の一部平面図及び第3図は概
略−断面図を示しており、図中、20はバン
ド21によつて背負可能なパイプ材等で形成され
るフレームで、このフレーム20には動力源であ
るエンジン22が装着され、このエンジン22に
は、把手23を備えるほぼ棒状の切断部本体24
の先端部に軸支される刃25がたわみ軸26を介
して連結される。
そして第3図に示すように、前記エンジン22
の下方には、軸体である回転軸27が、その一端
部に形成される板状の取付部27aにおいてねじ
28によつて固着される。前記回転軸27の他端
部は、前記フレーム20に固着される取付板29
の両端部に、断面L字形の取付具30に固着され
るゴム等の弾性材料で形成される防振体31を介
してねじ32によつて装着され、かつほぼ中央が
膨隆部33aとされ、この膨隆部33aに軸受孔
33bが穿設されて成るところの軸受部である回
転板33の同軸受孔33bに貫通軸支される。前
記回転軸27の貫通端部には、円筒状のカラー3
4が遊貫されるとともに、この回転軸27及びカ
ラー34を貫通して小孔35が穿設される。この
小孔35にはピン36が貫設され、このピン36
には抜け止め用のRピン37が貫通される。また
ピン36の先端部は、前記回転板33に突設され
る断面L字形のステー38に当接され、回転軸2
7の回転が一定位置で阻止される。このようにし
て、この考案によるエンジン22の回転板33か
らの抜け落ちが、回転軸27を介してピン36に
よつて阻止されるとともに、このピン36は軸受
部の下方に立設されたステー38に当接すること
により、エンジン22の回転軸27回りの回転を
も一定位置までで阻止し、したがつてエンジン2
2がフレーム20に当接することをも防止する。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、この考案による刈払機に
よれば、ピンによつて、エンジンのフレームから
の抜け落ちや、作業中軸体を中心に回転するエン
ジンの側縁のフレームへの当接を防止できるとと
もに、刈払作業中エンジンのいかなる揺動範囲に
おいてもエンジンの回動に対する抵抗が変化する
ことがなく、その操作が円滑に行なえ、かつエン
ジンと一体的に回動するピンが、フレームと防振
体を介して装着される軸受部の側縁に固定された
ステーと当接するため、エンジンの振動が直接フ
レームに伝わることを遮断でき、また従来のよう
に燃料ホースの動きにも支障をきたすことがな
く、したがつて、より部品点数が少なく製作が容
易でかつ故障が少ない等の効果を有すると共に、
更に、前記膨隆部が上方に凸状であるので、剛性
が大となり、その分回転板を薄くすることができ
軽量化が図れ、また回転板の軸受孔下縁と、カラ
ー上縁とが長期の使用で摩耗しても、カラーの交
換によつてエンジン下縁の取付部と回転板とのク
リアランスの保持が容易でガタツキの解消が簡単
であるという効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案による刈払機の
側面図、一部平面図及び第1図の−断面図
で、第4図及び第5図は従来の刈払機を示す要部
断面図である。 なお図において、20……フレーム、22……
動力源(エンジン)、23……把手、24……切
断部本体、25……刃、26……連結手段(たわ
み軸)、27……軸体(回転軸)、29……取付
板、30……取付具、31……防振体、33……
軸受部(回転板)、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背負可能なフレームに動力源が装着され、把手
    を備えるほぼ棒状の切断部本体の先端に軸支され
    る刃が前記動力源に連結手段によつて回転可能と
    されるとともに、この動力源は前記フレームの水
    平部に動力源下部に一体的とされた軸体を介して
    一定範囲回動可能とされて成る動力刈払機におい
    て、前記フレーム20の水平部防振体31を介し
    て水平保持される回転板33の、中央の上方に凸
    状に形成される膨隆部33aに形成される回転板
    軸受孔33bに、一端を前記動力源22下縁に固
    着される前記軸体27の他端部を貫挿、枢支さ
    れ、前記軸体27に嵌装されたカラー34とに貫
    設される抜け止め用のピン36の先端部が、回転
    板33の下方に立設されるステー38に当接され
    て、この軸体27の回転範囲が拘束されることを
    特徴とする動力刈払機。
JP12576984U 1984-08-18 1984-08-18 動力刈払機 Granted JPS6140835U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12576984U JPS6140835U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 動力刈払機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12576984U JPS6140835U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 動力刈払機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140835U JPS6140835U (ja) 1986-03-15
JPH0216587Y2 true JPH0216587Y2 (ja) 1990-05-08

Family

ID=30684463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12576984U Granted JPS6140835U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 動力刈払機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6140835U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19824795B4 (de) * 1997-06-04 2004-06-03 Kioritz Corp., Ohme Motorarbeitsgerät vom Rucksacktyp

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129607A (en) * 1981-01-31 1982-08-11 Fuji Robin Kk Fixing and releasing device for engine of knapsack type bush cutter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129607A (en) * 1981-01-31 1982-08-11 Fuji Robin Kk Fixing and releasing device for engine of knapsack type bush cutter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19824795B4 (de) * 1997-06-04 2004-06-03 Kioritz Corp., Ohme Motorarbeitsgerät vom Rucksacktyp

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6140835U (ja) 1986-03-15

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