JPH02161985A - 加工布の縁折曲装置 - Google Patents

加工布の縁折曲装置

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JPH02161985A
JPH02161985A JP31487088A JP31487088A JPH02161985A JP H02161985 A JPH02161985 A JP H02161985A JP 31487088 A JP31487088 A JP 31487088A JP 31487088 A JP31487088 A JP 31487088A JP H02161985 A JPH02161985 A JP H02161985A
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folding
edge
cloth
guide
work cloth
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Akira Takeuchi
章 竹内
Kazuya Kusumi
久住 和也
Yoshitake Ogawa
小川 芳丈
Yoshiyuki Otsuka
大塚 佳行
Katsuhiko Futaki
二木 勝彦
Masao Miyakoshi
宮越 正雄
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は加工布の縁部を折曲する縁折曲装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置として、例えば特公昭6.3−51
15号公報に開示されたものが知られている。この装置
は案内部材と作動部材との協働による加工布の縁折り込
みと、送り足による加工布の送りとを交互に繰り返して
、加工布の縁部を順次折り込みながらその折り目線に沿
って加工布を移送するようになっている。
[発明が解決しようとする課B] しかしながら、前記従来例の装置では、送り足が案内部
材等よりも布送り出し側に設けられ、案内部材及び作動
部材により折り込まれた加工布を作業面上にて送り足で
押圧しながら布送り方向へ移送するようになっている。
このため、加工布の巾が大きくて折り込み長さが大きい
場合、柔軟な加工布の場合或いは曲線形状の縁部を折り
込む場合等に、加工布の縁部が引っ張られてねじれを起
こす虞があり、折り込みの自動化を図る装置として所望
の折形状が得られないという問題があった。
この発明は前述した事情に鑑みてなされたものであって
、その目的は、折り込み長さが大きい場合、柔軟な加工
布の場合或いは曲線形状の縁部の折り込みの場合等に、
加工布の縁部にねじれを起こすことなく円滑な折り込み
が可能で、所望の折形状を得ることが可能な加工布の縁
折曲装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 上記の目的を達成するためにこの発明においては、加工
布を保持するための布保持手段と、その布保持手段にて
保持された加工布の縁部の所定領域を折曲するための折
曲手段と、加工布の縁部を所望の形状に折曲加工するた
めに折曲手段と布保持手段との間に縁部に沿って相対移
動を発生するための移送手段と、折曲手段による折曲作
業と、移送手段による相対移動とが交互に行われるよう
に折曲手段の作動に調時して移送手段を制御する制御手
段とを備えている。
[作用] 従って、布保持手段にて保持された加工布の縁部の所定
領域を折曲するために折曲手段が作動され、加工布の縁
部を所望の形状に折曲加工するために折曲手段と布保持
手段との間に縁部に沿って相対移動を発生するために移
送手段が作動される。
そして、このような折曲手段による折曲作業と、移送手
段による相対移動とが交互に行われるように、折曲手段
の作動に調時して移送手段の作動が制御手段により制御
される。
[実施例コ 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に基いて詳
細に説明する。
第1図はこの縁折曲装置の概略構成を示す図である。基
台1上には、X方向に沿って平行に延びる一対の案内レ
ール2上にて搬送盤3が往復動可能に支持されている。
又、基台1上には、両案内レール2と平行に延びる雄ね
じロッド4が回転可能に配設され、同ロッド4の一部が
搬送盤3の下側に設けた図示しない雌ねじ部に螺合され
ている。
又、雄ねじロッド4の一端は、基台1に取付けられたX
方向搬送用モータ5に駆動連結されている。
そして、X方向搬送用モータ5の駆動に基き雄ねじロッ
ド4が正逆回転されることにより、搬送盤3が案内レー
ル2上をX方向へ往復動される。
前記搬送盤3上には、案内レール2に直交して延びる、
即ちX方向に直交するX方向へ延びる一対の案内ロッド
6を貫通して搬送ブロック7が往復動可能に支持されて
いる。両案内ロッド6の間には同ロッド6と平行に延び
る雄ねじロッド8が回転可能に配設され、同ロッド8が
搬送ブロック7に螺合されている。又、雄ねじロッド8
の一端は搬送盤3に取付けられたX方向搬送用モータ9
に駆動連結されている。そして、X方向搬送用モータ9
の駆動に基き雄ねじロッド8が正逆回転されることによ
り、搬送ブロック7が案内ロンドロ上をX方向へ往復動
される。
前記搬送ブロック7上にはθ方向回転用モータ10が固
定されている。このθ方向回転用モータ10上には、加
工布Wの縁部Waの所定領域を折曲するために作動され
る縁折曲機構等を備えた機枠31よりなる縁折曲ヘッド
11が基盤12を介して固定されている。
θ方向回転用モータ10は減速機構を持たない周知の高
性能DDモータよりなり、前記基盤12がθ方向へ回転
可能な出力部に固定されている。
そして、θ方向回転用モータ10が駆動されることによ
り、基盤12と共に縁折曲ヘッド11がθ方向へ回動さ
れる。
上記のように搬送盤3、X方向搬送用モータ5、搬送ブ
ロック7、X方向搬送用モータ9、基盤12及びθ方向
回転用モータ10等により移送手段が構成され、搬送盤
3又は搬送ブロック7の移動、基盤12の回動に基き、
縁折曲ヘッド11がX方向又はX方向へ移動されると共
にθ方向へ回動される。
一方、前記基台1の近傍には、加工布Wを保持するため
の布保持手段としての布クランプ13が配設されている
。この布クランプ13は下板13aと上板13bとによ
り構成され、移動可能な支持フレーム14に取付けられ
ている。即ち、下板13aは支持フレーム14に対して
水平に支持固定されている。又、上板13bはその基端
軸支部13cにて下板13aに対して上方へ回動可能に
取着されていると共に図示しない付勢部材により下板1
3aに圧着されている。
そして、布クランプ13に加工布Wを保持するには、上
板13bを上方へ回動させ、両板13a。
13b間に加工布Wを挟持させる。又、保持された加工
布Wの縁部Waの所定領域を折曲加工するには、第2図
に示すように布クランプ13を縁折曲ヘッド11に対向
するように支持フレーム14を移動させて、加工布Wの
縁部Waを縁折曲ヘッド11内にセントする。このセッ
ト状態では、布クランプ13を同位置にて固定させて、
縁折曲ヘッド11のみを加工布Wの縁部Waに沿って移
動させるようにする。
次に、縁折曲ヘッド11に組付けられた縁折曲機構につ
いて説明する。
第3〜7図は縁折曲機構の構成及びその一連の動作を示
す図である。縁折曲機構は機枠31に組付けられ、布ク
ランプ13に保持された加工布Wの縁部Waを受承する
ために固定された板状のアンビル21を備え、その上面
が加工布Wを支持する基準支持面Sとなっている。又、
アンビル21の一側縁21aには切欠凹部21bが形成
されている。
アンビル21の上方には、薄板よりなる断面略し字状の
折ガイド22が上下動可能に配設されている。この折ガ
イド22は図示しない折ガイド用駆動カムに駆動連結さ
れ、同駆動カムの作動に基いて上下動される。又、この
折ガイド22の先端は、アンビル21との間で加工布W
を保持する作用部23となっており、その先端縁23a
が加工布Wの縁部Waの折り込み時に折り目を形成する
ガイドとして作用する。前記作用部23に形成された透
孔23bには、アンビル21の上方に配設された供給ノ
ズル24から導出される糸状接着剤Jが貫通され、その
先端部が作用部23の側方へ突出されている。
又、前記折ガイド22には作用部23の一部から上方へ
連続する切欠部22aが形成され、この切欠部22aに
対応して断面略り状の押え部材25が上下動可能に配設
されている。この押え部材25は図示しない押え部材用
駆動カムに駆動連結され、同駆動カムの作動に基いて上
下動される。
そして、この押え部材25の先端部が切欠部22aを介
して加工布Wの一部を補助的に押圧することにより、加
工布Wの移動が規制される。
更に、アンビル21の切欠凹部21bに対応して、へら
状の折板26が移動可能に配設されている。この折板2
6は図示しない折板用駆動カムに駆動連結され、同駆動
カムの作動に基いて予め定められた経路に従って移動さ
れる。即ち、折板26はその先端部が第3図、第7図の
実線で示すアンビル21の下方の退避位置から、アンビ
ル21の切欠凹部21bを介して上方へ移動して第4゜
5図、第7図の2点鎖線で示す折ガイド22の作用部2
3の上面に重なる作用位置へ移動され、その後上記と略
逆の経路をたどって第6図、第7図の実線で示すの退避
位置へ復帰配置される。
そして、アンビル21、折ガイド22及び折板26等に
より、布クランプ13にて保持された加工布Wの縁部W
aの所定領域を折曲するための折曲手段が構成され、ア
ンビル21と折ガイド22及び押え部材25との間で押
圧保持された加工布Wの縁部Waが、折板26の退避位
置から作用位置への一連の動きによって折り込まれる。
又、アンビル21の上方には、超音波接着装置を構成す
る超音波振動子本体28の出力ホーン29が上下動可能
に配設されている。即ち、超音波振動子本体28はその
出力ホーン29が第3.4゜6.7図に示すようにアン
ビル21から[1する退避位置と、第5図に示すように
折ガイド22及び折板26の側方において加工布Wを介
してアンビル21に近接する作用位置との間で上下動可
能に支持されている。
この実施例における超音波接着装置は、高周波発振器2
7 (第18図参照)と、その振動を超音波振動に変換
する共振型振動子29a (第18図参照)と、その超
音波振動を増幅しながら伝達する出力ホーン29とを備
えた超音波振動子本体28と、出力ホーン29に対向配
置されたアンビル21と、その本体28をアンビル21
に向けて移動させる加圧装置とにより構成されている。
高周波発振器27及び共振型振動子29aは本体28内
に内蔵され、その本体28から出力ホーン29が下方へ
突出されている。そして、この出力ホーン29が退避位
置から作用位置へ移動された際に加工布Wに当接され、
その当接状態において高周波発振器27が作動されるこ
とにより、当接部分の布及び布間にある糸状接着剤Jを
発熱させ、融点が低い前記糸状接着剤Jの溶融接着が行
われると共に、アイロン効果により加工布Wに折り目が
形成される。
更に、アンビル21の上方には、冷却のための空気吹出
用の吹出ノズル30の先端が下方へ向けて配設されてい
る。この吹出ノズル30は前記出力ホー729の加熱に
より溶融された糸状接着剤Jを早期に冷却するために設
けられ、図示しないニアコンプレッサから導出される空
気が空気吹出制御用電磁弁78 (第18図参照)を介
して吹き出される。
又、アンビル21の上方には、吹出ノズル30からの空
気吹出しに同期して、折曲された縁部Waを補助的に押
圧保持するだめの保持板16が上下動可能に配設されて
いる。
第8図に示すように、保持板16は、機枠31に取付け
られたブラケット17にて支軸18aを中心に回動可能
に支持された作動片18の先端に取着されている。この
作動片18の中間部には、ブラケット17に取着された
保持板用アクチュエータ19の出力軸19aが接続され
ている。そして、保持板用アクチュエータ19の作動に
基きその出力軸19aが上動されることにより、作動片
18が上方へ回動されて保持板16がアンビル21から
離間する退避位置に配置される。又、出力軸19aが下
動されることにより、作動片18が下方へ回動されて保
持板16がアンビル21に近接して加工布Wを押圧保持
する作用位置に配置される。この作用位置では、保持板
16とアンビル21の基準支持面Sとの間にある程度の
隙間が形成される。
次に、前記糸状接着剤Jを送り出すための接着剤供給機
構について説明する。
第9図は接着剤供給機構の構成を示す図である。
縁折曲ヘッド11の機枠31の一部には、支軸31aを
介して作動部材32の基端部が回動可能に支持されてい
る。この作動部材32には接着剤供給器33が取付けら
れ、同供給器33の下側には前記供給ノズル24が取着
されている。又、機枠31の上部には所定量の糸状接着
剤Jを巻回したボビン34が回転可能に支持されている
。そして、そのボビン34に巻回された糸状接着剤Jの
一端部が接着剤供給器33を貫通して供給ノズル24の
先端から導出されている。
又、作動部材32を回動させるために、機枠31には回
転可能な作動部材用駆動カム40が設けられ、同カム4
0に係合して作動されるカム従節41が支軸42を介し
て回動可能に取付けられている。このカム従節41のア
ーム部41aの先端は前記作動部材32に連結されてい
る。そして、作動部材用駆動カム40が回転されること
により、カム従節41が作動されてそのアーム部41a
により作動部材32が上下方向へ往復動され、接着剤供
給器33に取着された供給ノズル24がアンビル21の
一側縁21aに沿って往復動される。
この動作は糸状接着剤Jの引っ張り切断のために行われ
るものであり、供給ノズル24の移動により、供給ノズ
ル24から導出され、布に溶融接着された糸状接着剤J
の先端部に所定の張力が付与されてその切断が行われる
又、第10図に示すように、接着剤供給器33は内部に
中空部33aを備え、同中空部33aには筒状のピスト
ン35が摺動可能に組付けられている。このピストン3
5と中空部33aの小径部33bとの間には、圧縮ばね
36が介装されている。又、ピストン35の先端には、
糸状接着剤Jを把持するための周知のコレットチャック
37が取着され、同チャック37の先端部には、環状の
スリーブ38が嵌着されている。このスリーブ38は前
記小径部33bの下端面と、小径部33bの下方に形成
された段差部33cとの間で移動規制される。
そして、中空部33a内に導入された糸状接着剤Jはピ
ストン35及びコレットチャック37を貫通すると共に
供給ノズル24を介して外部へ導出されている。又、接
着剤供給器33の基端側には、ピストン35を押圧移動
するために圧縮空気を導入する空気穴33dが形成され
ている。そして、この空気穴33dには第9図に示すよ
うに空気コネクタ39が接続され、図示しないニアコン
プレッサから接着剤供給制御用電磁弁79 (第18図
参照)を介して圧縮空気が供給される。
従って、中空部33a内に圧縮空気が導入されることに
より、第1O図に2点鎖線で示すように圧縮ばね36の
ばね力に抗してピストン35が下方へ押圧され、これに
伴ってコレットチャック37が糸状接着剤Jを把持した
まま下方へ押圧される。このとき、スリーブ38は段差
部33cにて移動規制され、コレットチャック37の移
動のみが更に許容されてその先端部が開き、コレットチ
ャック37による糸状接着剤Jの把持が一時的に解除さ
れる。その後、圧縮空気の導入が止められて中空部33
a内の圧縮空気が排出されることにより、ピストン35
、コレットチャック37及びスリーブ38が第10図に
実線で示す位置に復帰し、糸状接着剤Jが再びコレット
チャック37により把持される。このサイクルを繰り返
すことにより、糸状接着剤Jが所定量ずつ供給される。
次に、超音波振動子本体28の上下動機構及びその作用
位置調節機構について説明する。
第11図はこの上下動機構及びその作用位置調節機構の
構成を示す図である。機枠31には前記超音波振動子本
体2日を上下動可能に支持する平面・口形状のガイド部
材46が取付けられている。
又、このガイド部材46の下方には対をなす2Hのガイ
ドローラ47が所定間隔をもって配設されている。そし
て、超音波振動子本体28の側面に取着された一対のガ
イド板48が前記ガイドローラ47に係合して、同本体
28の上下動が円滑に案内される。
又、超音波振動子本体28を上下動させるために、機枠
31には本体用駆動カム49が回転可能に取付けられ、
同カム49に係合して作動されるアーム状のカム従節5
0が設けられている。即ち、本体用駆動カム49の側面
にはカム溝49aが形成され、カム従節50の中央に突
設されたガイドピン50aがそのカム溝49aにて摺動
可能に組付けられている。又、カム従節50の先端には
二股状の係合凹部50bが形成され、その係合凹部50
bが超音波振動子本体28の側面に突設された保合ピン
28aに対してダイス51を介して回動可能に連結され
ている。
更に、第11.12図に示すように、カム従節50の基
端には側方へ突出すると共にカム従節50の回動中心を
なす中心ピン50cが設けられている。この中心ビン5
0cには、上下方向に貫通する雌ねじ穴52aを有する
調節用ダイス52が回動可能に取着されている。又、機
枠31にはブラケット53を介し、サーボモータよりな
る調節用アクチュエータ54が取付けられ、その雄ねじ
付き出力軸54aが前記調節用ダイス52の雌ねじ穴5
2aに螺合されている。そして、本体用駆動カム49が
回動されることより、カム従節5゜が中心ビン50cを
中心にして回動され、その先端側の係合凹部50bと超
音波振動子本体28の係合ピン28aとの保合に基き同
本体28が上下動される。これによって、超音波振動子
本体28の出力ホーン29が加工布Wに当接する作用位
置と同加工布Wから離間する退避位置との間で往復動さ
れる。
又、調節用アクチュエータ54を作動させることにより
、その雄ねじ付き出力軸54aと雌ねじ穴52aとの螺
合に基いて調節用ダイス52が出力軸54aに沿って上
下動され、調節用ダイス52の上下位置が変更される。
そして、この調節ダイス52の上下位置の変更に基き、
カム従節50の中心ピン50Cの位置、即ちカム従節5
0の回動中心の位置が変更され、カム従節50の回動に
より上下動されるときの出力ホーン29の作用位置が上
下に変更される。つまり、この実施例では、超音波振動
子本体28が上下動されるときの出力ホーン29の上下
移動量が常に一定となり、調節用アクチュエータ54の
作動に基き出力ホーン29の作用位置、即ち第11図に
示すようにアンビル21の基準支持面Sと出力ホーン2
9の下端面との間隔Gのみが調節される。この結果、加
工布Wの重厚に合わせて、加工布Wに対する出力ホーン
29の当接圧力を調節することができ、超音波振動によ
る布自体の発熱状態を適宜に変更設定することができる
次に、曲線形状の縁部Waを折曲する際に生じる折襞を
処理するための曲線折補助機構について説明する。
第13図は曲線折補助機構の構成を示す図である。アン
ビル21の近傍において、機枠31に設けられたブラケ
ット56には、支軸57を介して枠部材58が上下方向
へ回動可能に支持されている。この枠部材58には、位
置調節用アクチュエータ59が取付けられ、その出力軸
59aの先端には耳掻き状の先端部を有する襞ガイド6
0が取着されている。そして、位置調節用アクチュエー
タ59の出力軸59aの伸縮に基き、襞ガイド60の先
端部の張り出し位置が調節される。
又、枠部材58の上方には、上下動可能な位置調節リン
ク61の下端にて支軸62を介して作動部材63が上下
方向へ回動可能に支持されている。
この作動部材63の先端側下面には、下方へ延出して耳
掻き状の先端部を有する上押え64が取着されている。
前記作動部材63には下方へ延びる連結アーム65が支
軸66を介して回動可能に連結され、同アーム65の下
端は枠部材58の側面にて支軸67を介して回動可能に
連結されている。
更に、支軸66はカム従節69に連結されており、カム
従節69の上端は図示しない上押え用駆動カムに駆動連
結されている。
そして、上記のように各支軸57.62,66゜67に
て互いに連結された各部材58,63.65により一連
のリンク機構が構成され、各部材58.63.65が連
関して作動される。即ち、前記上押え用駆動カムの作動
に基いてカム従節69が上下動されることにより、作動
部材63が支軸62を中心に回動され、これに伴って上
押え64が第13図に実線で示すアンビル21から離間
する退避位置と、同図に2点鎖線で示すアンビル21に
近接する作用位置との間で切換配置される。
このとき、連結アーム65を介して枠部材58が回動さ
れ、これに伴って襞ガイド60が第13図に実線で示す
アンビル21から離間する退避位置と、同図に2点鎖線
で示すアンビル21に近接する作用位置との間で切換配
置される。つまり1、上押え64及び襞ガイド60は、
第14〜17図に示すように曲線状の加工布Wを折曲す
る際に生じる折襞wbを処理すべく、第14.16図に
示すように加工布Wの上方の退避位置と、第15.17
図に示すように加工布Wを押圧する作用位置との間で略
同期して切換配置される。
尚、この実施例では、曲線形状の縁部Waを折曲すると
きのみに上押え64を作用させ、直線形状の縁部Waを
折曲するときには上押え64を加工布Wに接触させない
ために、位置調節リンク61が上動可能に配設されてい
る。そして、それを上動させるために駆動される位置調
節用アクチュエータ68 (第18図参照)が設けられ
ている。
又、この上押え64の位置調節の際には、襞ガイド60
の位置調節用アクチュエータ59が作動されて、即ち出
力軸59aが収縮されて襞ガイド60を加工布Wに接触
させないようになっている。
次に、この実施例の縁折曲装置の電気的構成を第18図
のブロック図に従って説明する。
制御手段としてのマイクロコンピュータ71は中央処理
装置(以下rcPUJという)72と、各種形状の加工
布の縁折曲用制御プログラムを記憶した読み出し専用メ
モリ (ROM)73と、演算処理結果等を一時的に記
憶する読み出し及び書き替え可能メモリ (RAM)7
4とからなり、CPU72はROM73に記憶されたプ
ログラムデ−タに基いて作動する。
CPU72は入出力インターフェース75を介して、前
記各モータ5,9,10、調節用アクチュエータ54、
保持板用アクチュエータエ9、高周波発振r27及び各
位置調節用アクチュエータ59.68に制御信号を出力
する。
又、CPU72は前記各種駆動カムを駆動させるために
、縁折曲ヘッド11に設けられたカム駆動用モータ77
に入出力インターフェース75を介して制御信号を出力
する。この実施例において、前記各種駆動カム、即ち折
ガイド用駆動カム、押え部材用駆動カム、折板用駆動カ
ム、上押え用駆動カム、作動部材用駆動カム40及び本
体用駆動カム49は、前記カム駆動用モータ77により
作動される図示しないカム軸の回転に基いてそれぞれ駆
動される。
更に、CPU72は前記供給ノズル24からの空気吹出
しを制御するために、前記ニアコンプレッサからの圧縮
空気を制御する空気吹出制御用電磁弁78に入出力イン
ターフェース75を介して制御信号を出力する。同様に
、CPU72は前記接着剤供給器33からの糸状接着剤
Jの導出を制御するために、前記ニアコンプレッサから
の圧縮空気を制御する接着剤供給制御用電磁弁79に入
出力インターフェース75を介して制御信号を出力する
又、CPU72は前記カム軸の回転角度を検出するため
に、そのカム軸に設置された周知の基準パルスセンサ8
0から入出力インターフェース75を介して基準パルス
信号を入力する。そして、CPU72はその基準パルス
信号に基いて保持板用アクチュエータ19、高周波発振
器27、空気吹出制御用電磁弁78及び接着剤供給制御
用電磁弁79の作動タイミングを制御する。
更に、CPU72は操作キー76からの操作信号を入出
力インターフェース75を介して入力する。この操作キ
ー76は縁折曲装置を起動・停止させるために操作され
るものである。そして、CPU72は操作キー76から
の起動信号の入力に基き、ROM73に予め記憶された
縁折曲用制御プログラムを読み出し、そのプログラムデ
ータに基いて前記各種部材5.9,10,19,27゜
54.59.68.7?、78.79のそれぞれへ制御
信号を出力する。そして、CPU72は折ガイド22及
び折板26等による折曲作業と、縁折曲へラド11の移
動とが交互に行われるように、折ガイド22及び折板2
6等の作動に調時して、X方向搬送用モータ5、X方向
搬送用モータ9及びθ方向回転用モータ10等を制御す
る。
次に、上記のように構成された縁折曲装置の作用につい
て、第20図に示すようなポケット用加工布Wの縁折り
込みのための一連の折曲作業を例にあげて説明する。尚
、このポケット用加工布Wの縁折り込みのために、RO
M73には1パタ一ン分の制御プログラムが予め記憶さ
れている。
今、布クランプ13に保持された加工布Wが縁折曲ヘッ
ド11にセットされ、縁折曲装置を起動するために操作
キー76が操作されると、CPU72はカム駆動用モー
タ77を駆動させると共に、基準パルスセンサ80から
基準パルス信号を入力し、カム軸の1回転に同期して第
19図に示すようなタイミングで各部材11,16.2
2〜25゜29.60.64等を作動させるために、駆
動用の各部材5,9,10,19,27,54,59゜
6B、78.79等を制御する。
まず、第20図に示すように加工布Wの縁部Waの直線
部分Aの折り込みについて、第3〜6図及び第19図の
タイミングチャートに従って説明する。
第3図は加工布Wをセットした初期状態を示す図であり
、第19図のカム角度0″に対応している。この状態で
は、押え部材25、折ガイド22、出力ホーン29、保
持板16、上押え64及び襞ガイド60がそれぞれアン
ビル21から上方へ離間する退避位置に配置されている
。又、折板26はアンビル21の下方へ離間する退避位
置に配置され、供給ノズル24の先端は折ガイド22に
近接する位置に配置されている。更に、高周波発振器2
7による超音波振動、吹出ノズル30からの空気吹出し
、X方向搬送用モータ5、X方向搬送用モータ9及びθ
方向回転用モータ10等による緑折曲ヘッド11の送り
 (ヘッド送り)はそれぞれ停止状態となっている。
この状態から前記カム軸が回転してカム角度が約40°
になると、第4図に示すように押え部材25及び折ガイ
ド22が下動されて加工布Wを押圧保持する作用位置に
配置される。又、折板26はアンビル21の切欠凹部2
1bを介して上方及び横方向へ移動され、折ガイド22
の作用部23の上面に略重なる作用位置に配置される。
このとき、加工布Wの縁部Waが折板26により下方か
ら押上られ、作用部23の先端縁23aにガイドされな
がら折り込みが行われ、作用部23が糸状接着剤Jと共
に折り込まれた縁部Waの布間に挟まれる。又、出力ホ
ーン29は折り込まれた縁部Waに当接するために下動
し始める。
尚、このとき上押え64及び襞ガイド60はそれぞれ下
動じ始めるが、直線部分Aの折り込みであるため、各位
置調節用アクチュエータ59,68の作動によって前記
各部材64.60が加工布Wに接触しない位置に退避さ
せられて空動作状態となる。この状態は以下に続く直線
部分Aの折り込みの期間中′m続される。
続いて、前記カム角度が略60°〜80°において、C
PU72は高周波発振器27を作動させて超音波振動が
開始されると共に、第5図に示すように出力ホーン29
の下端が既に折り込まれた縁部Waに当接する作用位置
まで下動される。
そして、カム角度が60°〜1856において、前記超
音波振動が′m続され、出力ホーン29と既に折り込ま
れた縁部Waとの当接によりその当接部分の布及び糸状
接着剤Jが発熱して糸状接着剤jの溶融が行われて折り
込み部分の接着を行うことができる共に、アイロン効果
により折り込み部分に折り目を形成することができる。
又、カム角度が185’になると、直前に溶融されて折
り込み部分に広がった糸状接着剤Jを冷却するために、
CPU72は空気吹出制御用電磁弁78を開放制御して
吹出ノズル30からの空気吹出しを開始する。これによ
って、折り込み部分の接着を早く確実に行うことができ
る。更に、これと前後して供給ノズル24が折ガイド2
2等から離間する方向へ移動され始め、出力ホーン29
により加熱溶融された糸状接着剤Jの先端部分が引っ張
られて切断されはじめる。
そして、カム角度が185°〜260°において、各部
材16.22〜26.29等の移動が開始される。即ち
、折板26は作用部23に重なる作用位置から横方向へ
移動され、これと前後してCPU72は保持板用アクチ
ュエータ19を作動させて、保持板16を退避位置から
作用位置に配置させる。この結果、折り込まれた縁部W
aの保持が折板26に代わって保持板16により行われ
る。即ち、折り込まれた縁部Waの戻りが保持板16に
より規制される。又、保持板16により折り込み部分の
保持が略完了すると、押え部材25が上動されて加工布
Wの押圧が解除されると共に、更に折ガイド22が上動
されて加工布Wの保持が解除される。更に、出力ホーン
29が上動されて加工布Wから離れ始める。
この結果、縁折曲ヘッド11の送りが可能な状態となる
。即ち、今回折り込まれた縁部Waが保持板16のみに
より保持された状態となり、加工布Wとアンビル21と
の間に適度な隙間が形成され、加工布Wと各部材16.
21〜23.25等との間の相対移動が許容される状態
となる。
そして、カム角度が260°前後になると、第6図に示
すように、更に折板26がアンビル21の切欠凹部21
bを介して下方の退避位置へ移動され始め、各部材16
.22〜26.29等を縁lWaに沿って移動させるた
めに縁折曲ヘッド11の送りが開始される。
その後、カム角度が2600〜3606において、各部
材16.22〜26.29等の初期状態への復帰が完了
されると共に、縁折曲ヘッド11の送りが完了される。
即ち、折板26、出力ホーン29及び保持板16の作用
位置から退避位置への復帰が完了し、供給ノズル24が
折ガイド22等へ近接する初期状態への復帰が完了する
。又、CPU72は縁折曲ヘッド11を直線状の縁部W
aに沿って移動させるためにY方向搬送用モータ5、X
方向搬送用モータ9及びθ方向回転用モータ10を駆動
制御する。これによって、縁部曲ヘッド11が移動され
て各部材16.22〜26.29等が縁部Waに沿って
移動され、各部材16.22〜26.29等が次の折り
込み領域に対応する位置へ所定量移動される。更に、こ
の縁部曲ヘッド11の移動に同期して糸状接着剤Jの供
給を行うために、cpU72は接着剤供給制御用電磁弁
79を開放制御■して接着剤供給器33に圧縮空気を導
入させる。
これによって、次に使用される新たな糸状接着剤Jが折
ガイド22の側方へ導出することができる。
以上のように、直線部分Aの折り込みのための今回の一
連の折曲作業を完了して、次回の折曲作業へ移行する。
一方、前記ポケット用加工布Wの縁部Waの曲線部分B
の折り込みに際しては、前記各部材16゜22〜26.
29等の動作に加えて、折襞wbを処理するために襞ガ
イド60及び上押え64が作動される。そのために、C
PU72はこの曲線部分Bの折り込みに際して、各位置
調節用アクチュエータ59.68を作動させ、襞ガイド
及び上押え64を前記空動作状態から加工布Wに接触可
能な位置まで移動させる。
従って、第19図に示すようにカム角度が00に対応す
る初期状態からカム角度が略25″になると、上押え6
4及び襞ガイド60が下動され始める。
そして、カム角度が40°になると、第14゜16図に
示すように押え部材25及び折ガイド22が加工布Wの
折襞wbに近接する位置に配置される。又、折板26は
作用部23の上面に略重なる作用位置に配置され、これ
によって加工布Wの縁部Waの折り込みが行われ、折り
込まれた縁部Waの一部には折襞wbが生じることにな
る。
その後、カム角度が60″になると、上押え64及び襞
ガイド60が更に下動され、襞ガイド60により折襞w
bの手前基部が押圧され、これと前後して上押え64に
より折襞wbの頭部が押圧される。
そして、前記カム角度が80°になると、第15.17
図に示すように上押え64及び襞ガイド60により前記
縁部り込みで生じた折襞wbが押圧されて偏平状態とな
る。この結果、折襞wbを確実に処理して折り込み状態
の見栄えを良くすることができる。
この状態では高周波発振器27による超音波振動が既に
開始されており、出力ホーン29の下端が既に折り込ま
れた縁部Waに当接する作用位置まで下動されている。
そして、前記カム角度が60°〜185°において超音
波振動が′m続され、出力ホーン290当接部分が加熱
されて糸状接着剤Jの溶融が行われ、折り込み部分の接
着を行うことができると共に、アイロン効果により加工
布Wに折り目を形成することができる。このとき、前記
偏平状態となった折襞wbにも折り目を形成することが
できる。
その後、カム角度が185’になると、吹出ノズル30
からの空気吹出しが開始され、直前に溶融された糸状接
着剤Jの冷却が行われて折り込まれた縁部Waの早期接
着を行うことができる。又、これと前後して供給ノズル
24の移動により、糸状接着剤Jの切断が開始される。
そして、カム角度が200°になると、上押え64及び
襞ガイド60が作用位置から離間するために上動され始
め、更にカム角度が略240”ににると、前記両部材6
4.60が退避位置へ復帰配置される。
これと前後して、カム角度が185°〜320°におい
て、押え部材25、折ガイド22、折板26及び出力ホ
ーン29が作用位置から退避位置へ完全に復帰され、折
板26に代わって縁部Waの折り込み部分を押圧保持す
るために、保持板16が作用位置へ移動される。又、供
給ノズル24の往復動により糸状接着剤Jの切断が行わ
れる。
更に、次の折り込み領域に対応する位置まで各部材16
.22〜26,29,60.64等を所定量移動させる
ために、縁部曲ヘッド11の送りが行われ、これと同期
して次の接着に使用される新たな糸状接着剤Jの導出が
行われる。前記縁部曲ヘッド11はY方向搬送用モータ
5及びX方向搬送用モータ9の作動に基いて曲線形状の
縁部Waに沿ってXY力方向送られる。又、このXY力
方向の送りに伴い、θ方向回転用モータ10がθ方向へ
所定量回転され、アンビル21の一側縁21aが縁部W
aの曲線形状に対する接線と略平行をなすように縁部曲
ヘッド11が回動される。
そして、前記カム角度が360°になると、保持板16
が初期状態へ復帰され、吹出ノズル30からの空気吹出
し、縁部曲ヘッド11の送り、接着剤供給器33からの
糸状接着剤Jの導出が停止される。
以上のように、曲線部分Bの折り込みのための今回の一
連の折曲作業を完了して、次回の折曲作業へ移行する。
上記のようにこの実施例では、加工布Wの縁部Waを所
望の形状に折曲加工するために、縁部曲ヘッド11が布
クランプ13に対して相対移動可能に設けられ、これに
よって折曲用の各部材16゜22〜26.29,60.
64等が加工布Wの縁部Waに沿って相対移動可能に設
けられている。
しかも、前記折曲用の各部材16.22〜2629.6
0.64等による折曲作業と、それらの移動とが交互に
行われるように調時される。
この結果、加工布Wの巾が大きくて折り込み長さが大き
い場合や、加工布Wが柔軟な場合、或いは曲線部分Bの
縁部Waを折り込む場合等にも、加工布Wの縁部Waに
無理な引つ張りを生じさせることなく且つねじれを生じ
させることなく円滑な折り込みを行うことができる。こ
のため、折り込みの自動化を図る装置として所望の折形
状を容易に得ることができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜
に変更して次のように実施することもできる。
(1)前記実施例では、加工布Wを保持する布クランプ
13に対して縁部曲へ・ノド11を相対移動可能に設け
たが、カロエ布Wを保持する布クランプ13を縁部曲ヘ
ッド11に対して相対移動可能に設けてもよい。
(2)前記実施例では、保持板16や押え部材25、吹
出ノズル30を設けたが、これらを省略してもよい。
(3)前記実施例では、折ガイド用駆動カム、押え部材
用駆動カム、折板用駆動カム、上押え用駆動カム、作動
部材用駆動カム40及び本体用駆動カム49等の各種駆
動カムにより各部材22〜26.29,60.64等を
作動させるように構成したが、これらの部材22〜26
,29,60゜64等のそれぞれを専用のアクチュエー
タで作動させるように構成してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、加工布の縁部の
折り込み長さが大きい場合、柔軟な加工布の場合或いは
曲線形状の縁部の折り込みの場合等に、加工布の縁部に
ねじれを発生させることなく円滑な折り込みを行うこと
ができ、所望の折形状を得ることができるという優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す縁部曲装
置の概略構成を示す斜視図、第2図は加工布をセットし
た状態を示す部分破断平面図、第3図〜第6図は縁部曲
機構の構成及びその一連の動作を示す部分破断斜視図、
第7図は同じく縁部曲機構の構成を示す部分破断側面図
、第8図は保持板を上下動させるための構成を示す部分
破断斜視図、第9図は接着剤供給機構の構成を示す部分
破断斜視図、第10図は接着剤供給器の部分破断正面図
、第11図は超音波振動子本体の上下動機構及びその作
用位置調節機構を示す部分破断側面図、第12図は作用
位置調節機構の主要部を示す部分破断斜視図、第13図
は曲線折補助機構の構成を示す部分破断斜視図、第14
.15図は曲線折補助機構の作用を説明する部分破断斜
視図、第16.17図は同じく曲線折補助機構の作用を
説明する部分破断正面図、第18図は縁部曲装置の電気
的構成を示すブロック図、第19図は縁折曲装置の各部
材の一連の動作を示すタイミングチャート、第20図は
ポケット用加工布の緑折曲を説明する平面図である。。 3・・・搬送盤、5・・・Y方向搬送用上−タ、7・・
・搬送ブロック、9・・・文方向搬送用モータ、10・
・・θ方向回転用モータ、12・・・基盤(3,5,7
,9゜10.12等により移送手段が構成されている)
、13・・・布保持手段としての布クランプ、21・・
・アンビル、22・・・折ガイド、26・・・折板(2
1,22,26等により折曲手段が構成されている)、
71・・・制御手段としてのマイクロコンピュータ、W
・・・加工布、Wa・・・縁部。 特許出願人    工業技術院長 飯塚 幸三第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工布(W)を保持するための布保持手段(13)
    と、 前記布保持手段(13)にて保持された加工布(W)の
    縁部(Wa)の所定領域を折曲するための折曲手段(2
    1、22、26等)と、 前記加工布(W)の縁部(Wa)を所望の形状に折曲加
    工するために前記折曲手段(21、22、26等)と前
    記布保持手段(13)との間に縁部(Wa)に沿って相
    対移動を発生するための移送手段(3、5、7、9、1
    0、12等)と、前記折曲手段(21、22、26等)
    による折曲作業と、前記移送手段(3、5、7、9、1
    0、12等)による相対移動とが交互に行われるように
    前記折曲手段(21、22、26等)の作動に調時して
    前記移送手段(3、5、7、9、10、12等)を制御
    する制御手段(71)と を備えたことを特徴とする加工布の縁折曲装置。
JP31487088A 1988-12-15 1988-12-15 加工布の縁折曲装置 Granted JPH02161985A (ja)

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JPH0420639B2 JPH0420639B2 (ja) 1992-04-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016047899A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 ブラザー工業株式会社 布接着装置
CN112716087A (zh) * 2021-01-07 2021-04-30 曾水村 领结自动化生产工艺
CN112754094A (zh) * 2021-01-07 2021-05-07 曾水村 领结自动化生产设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635115A (ja) * 1986-06-20 1988-01-11 ドクトル・インゲニ−ウル・ハ−・ツエ−・エフ・ポルシエ・アクチエンゲゼルシヤフト 自動車用内燃機関

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